エイムラックは2010年2月16日、同社がオープンソース・ソフトウエアとして公開しているグループウエア「アイポ5」の新版
5.0.2.0をリリースした。新版ではAndroidとWindows Mobileに対応した。
アイポ5は、スケジュール管理やワークフロー、Webメール、ブログ、SNSなどの機能を持つグループウエア。Javaで開発
されており、LinuxおよびWindowsサーバー上で動作する。配布ライセンスはGPL。エイムラックによれば、これまで20万件
以上ダウンロードされ、実稼動数は2万件以上になるという。
パソコンのWebブラウザのほか、iモード、Yahoo!ケータイ、EZweb、iPhoneに対応していたが、5.0.2.0ではAndroidと
Windows Mobileにも対応した。またパソコンのWebブラウザとして従来のInternet ExplorerとFirefoxに加え、Google Chrome、
Safariをサポートした。共有フォルダ機能を強化、具体的にはフォルダへのアクセス権限機能を追加した。
エイムラックでは、アイポ5をASPとして「アイポプラス」という名称で提供している。アイポプラスも2010年2月中にバージョン
アップし、AndroidとWindows Mobileにも対応する予定という。
アイポ5はアイポの公式サイトからダウンロードできる。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100217/344718/