米Motorolaは2月11日、2011年第1四半期に企業を分割すると発表した。携帯電話を扱う企業と、ネットワーク機器など
法人向け製品などを扱う企業の2社に分割する計画だ。
携帯端末を扱う方の企業は、Motorolaのモバイルデバイス事業とホーム事業を合わせ、元共同CEOのサンジェイ・ジャ氏
がCEOに就任する。携帯電話やセットトップボックスなどを扱う。
もう一方の企業は、エンタープライズモビリティソリューション事業とネットワークス事業を合わせ、もう1人の共同CEO
グレッグ・ブラウン氏が率いる。公衆安全システム、RFID、ワイヤレスネットワークインフラなどを扱う。
分割後の会社はいずれも上場企業となり、Motorolaブランドを使用する。携帯電話を扱う方の企業がMotorolaブランドを
所有し、もう一方の企業にライセンス供与する形を取る。
Motorolaは2008年に2社へ分社する計画を明らかにしたが、実施を延期していた。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1002/12/news032.html