【電子書籍】消えたKindle書籍めぐり、Amazonが訴えられる(09/08/03)

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1 ◆amidaMovTg @あみだくじψ ★
「Kindleが宿題を食べてしまった」

 この文句は、米国のある高校生にとって正当な言い訳になる。
彼が宿題のためにKindleで取っていたメモが、Amazonが同デバイスからジョージ・オーウェルの「1984」を削除したときに
一緒に消えてしまったからだ。

 ミシガン州に住むジャスティン・ゴーロンスキーさんは、6月に99セントで購入したデジタル版の「1984」が、彼の書いた
「大量のメモ」とともに消えてしまったと主張している。

 「ゴーロンスキーさんはKindle 2のスイッチを入れ、1984が消えるのを目の当たりにした」と7月30日にワシントン州西地区
連邦地裁に提出された訴状には書かれている。

 ゴーロンスキーさんともう1人の原告は、Amazonには顧客のKindleから電子コンテンツを削除する権利はないと訴えている。

 Amazonはコンテンツを削除することで、顧客との契約に違反したと原告は主張している。

 「Amazonには、消費者のKindleやiPhoneから電子書籍を削除する権利はない。顧客に販売した紙の書籍を、顧客の自宅から
取り戻す権利がないのと同じだ」(訴状より)

 訴状は、Amazonの「不公正で詐欺的な商行為と慣行」を挙げ、この訴訟を集団訴訟とすることを求めている。

 Amazonは先月、顧客が購入した特定の電子書籍をKindleから削除したことを認めた。影響を受けた顧客の数は不明だ。

 同社によると、削除された電子書籍は、第三者が同社の販売プラットフォームを使ってカタログに加えたものだった。この
第三者にこれら書籍に関する権利がないことが分かったため、Kindleから削除したという。

(続きます)
2 ◆amidaMovTg :2009/08/03(月) 22:22:12 ID:???
(>>2の続き)
 消費者がAmazonに対して訴訟を起こすのは、この2週間で2件目だ。

 1件目の訴訟は、Kindleの保護カバーが同デバイスの画面に傷を付けるとして起こされたもの。この訴訟も集団訴訟と
することを求めている。

 メモが消失した件について、もう1人の原告であるカリフォルニア州在住のアントニー・ブルギエさんは、Amazonは
1984を削除した理由を説明せず、代替版を要求したのに提供しなかったと主張している。

 原告は、損害賠償と、必要であれば差し止めによる救済を求めている。

 AmazonのKindleは市場に出回っている電子書籍リーダーの1つで、消費者はタブレット型のデバイスで書籍、雑誌、
新聞をダウンロードして読むことができる。
3 ◆amidaMovTg @あみだくじψ ★:2009/08/03(月) 22:22:53 ID:???
4名無しさん@お腹いっぱい。
消費者不在