【テクノロジー】NTTと東工大、複数種の2量子ビット演算が可能な多機能量子演算素子を開発(2009/07/28)
1 :
仔ライオンψ ★:
2 :
仔ライオンψ ★:2009/07/28(火) 21:30:11 ID:???
"制御反転演算"は、第2量子ビットの値が「1」であるときにのみ、第1量子ビットの情報を反転する演算。
ゲート電圧をある値に設定すると第2量子ビットの値を「1」に準備することができる。NTTらは、この状況で、
第1量子ビットに高速電圧パルス信号を印加することで、第1量子ビットの情報が「0」と「1」の間を周期的に変化する
「条件付きコヒーレント振動」の観測に成功した。振動の半周期分の電圧パルスを印加することで「制御反転演算」を
実現することができ、1周期分の電圧パルスを印加すると(制御反転演算を2回行うと)元の状態にもどる。
"交換演算"は、2つの量子ビットの情報を交換する演算で、2量子ビットの情報が「01」と「10」の情報を入れ替える
ことにより実現できる。制御反転演算の時と異なるゲート電圧条件において第1量子ビットに高速電圧パルス信号を
印加すると、第1量子ビットの情報が「0」から「1」に変化するのと同期して第2量子ビットの情報が「1」から「0」に変化し、
逆に第1量子ビットの情報が「1」から「0」に変化するのと同期して第2量子ビットの情報が「0」から「1」に変化する現象の観測に成功した。
2つの量子ビットの値が相関をともなって振動することから、「相関コヒーレント振動」と呼ぶことができ、
このように2つの量子ビットの情報が逆位相で周期的に変化する場合、振動の半周期分の電圧パルスを
与えることによって"交換演算"を実現でき、1周期分の電圧パルスで元の状態にもどることが可能であり、
周期的な変化を示すことは、量子コンピュータの演算素子として利用可能であることを示している。
さらに、別のゲート電圧条件にすると、2つの量子ビットの情報が同位相で周期的に変化する
「相関コヒーレント振動」も実現可能であり、従来考えられていなかった新しいタイプの2量子ビット演算も実現できることが示されたという。
続きます
3 :
仔ライオンψ ★:2009/07/28(火) 21:31:37 ID:???
これにより、「条件付きコヒーレント振動」と「相関コヒーレント振動」の観測により、複数の2量子ビット演算を
それぞれ1ステップで実行できる多機能量子演算素子が実現されることとなった。なお、NTTらは、このような
複数の機能を有する量子情報デバイスは、量子コンピュータの重要な要素技術となると考えており、
量子もつれ状態などの量子力学の世界を半導体チップのなかで実現できるようになると期待しているとしており、
半導体ナノデバイスの制御性・集積性を利用して、今回の成果を発展するとともに量子コンピュータの実現を目指すとしている。
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/07/27/037/images/012.jpg コヒーレント振動測定例
(第1量子ビットを流れる電流を観測すると、電圧パルスの時間に依存した
コヒーレント振動が観測される。条件付きコヒーレント振動であるAは、
第2量子ビットの電子が右側にあるときに第1量子ビットの電子が振動するもので、
半周期(または1.5周期)分のパルスによって「制御反転演算」を実現できる。
相関コヒーレント振動時のBは、両方の量子ビットの電子が相関をもって振動するもので、
半周期分のパルスで「交換演算」を実することが可能だ)
関連リンク
NTTと東京工業大学、複数種の二量子ビット演算が可能な「多機能量子演算素子」を開発 (日経プレスリリース)
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=226540
エンコが一瞬で終わるーキタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─!!
よくわからないから誰か麻雀に例えてくれ
運営はそろそろ30桁レベルのトリップ方式でも考えたらどうかと
>>6 マージャンはわからないけど、自分の番が回ってきたときには既に勝負がついているような感じ
>>6 俺もマージャンはわからないけど、必ず嶺上開花であがるようなものだな。
室温で動くの?
室温といわれても、なんどかわからん。
300K前後