【コラム】「Windows 7」のタッチ機能--普及の鍵は何か〔07/06〕

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1(^o^)ノ<進めーψ ★
 Microsoftが「Windows 7」について最初に公表することにしたのがタッチ入力機能のサポートだったの
には、理由がある。

 2本の指を使って、回転やスクロール、ズームができるこのビルトイン機能は、Windows 7がその前の
バージョンとは違うことの明確な証拠を示すからだ。Macには見られない機能であることは言うまでもない。

 Windows 7は2本の指を同時に使うことをサポートした初めてのOSであるが、タッチ機能は実際、
Windowsにとってまったく新しい概念というわけではない。 Microsoftは、「Windows Vista」の開発初期
段階では(まだ「Longhorn」という開発コード名だった頃)、タブレットPC市場が拡大し、タッチ機能搭載
デバイスを含むようになると考えていた。

 NextWindowの最高経営責任者(CEO)であるAl Monro氏は、「Microsoftの言ったことが実現されたのか
どうか分からない。本当のところ、それを支持していた(ソフトウェアメーカー)はなかった」と語る。

 これはまだ、達成するべき課題だが、Monro氏は、特にAppleによるiPhoneの発売によって、市場は
大きく変化したと述べている。

 現在の問題は、iPhone向けソフトウェアの設計者がしたような方法で、PC向けのソフトウェアメーカーが
タッチインターフェースを採用するかどうかということだ。

 新しいテクノロジにはよくあることだが、これは一種の「ニワトリが先か卵が先か」の問題だと、Monro氏は
認める。十分な数のタッチスクリーン PCが販売されていなければ、ソフトウェアメーカーは時間を費やして
タッチインターフェースを採用することはない。一方、十分なソフトウェアがなければ、タッチスクリーンPCの
販売もはかどらない。

 Monro氏は、このサイクルがいつ絶たれるのか、まだ見当がつかないと言う。「人々は、(できることの)幅が
広くならない限り、タッチスクリーンを購入しようとしない」

(抜粋:全文は以下で)
http://japan.cnet.com/special/story/0,2000056049,20396057,00.htm