トレンドマイクロは1日、ウイルスバスターシリーズ初のMac OS X対応セキュリティソフト「ウイルスバスター for Mac(仮称)」を今秋から提供すると発表。これに伴い、公開ベータテストの参加登録を「TREND BETA PORTAL CONSUMER」にて本日から開始し、6日?21日に提供を行う。同社は、Windowsユーザのみ ならず、Mac OS Xユーザにも安全なインターネット環境を提供すべく、「ウイルスバスター for Mac」の 開発を進めていくとしている。
トレンドマイクロが3月、インターネットセキュリティ対策に関しMac OS Xユーザーを対象に実施した 調査によれば、「非常に心配している」「やや心配している」という回答が多かった項目は、「ハード ディスクの故障などによるデータの消失(セキュリティに起因)」(80.1%)、「ウイルスやスパイウェアに 感染すること」(75.4%)、「インターネットショッピングやオンラインバンキングなどで詐欺にあい、 金銭的被害をこうむること」(63.9%)だったという。一方、Mac OS Xへのセキュリティソフト導入率は 49.2%(Mac OS Xのみを所有するユーザのセキュリティソフト導入率は33.3%)と低く、導入が進んで いないことが明らかになったとしている。