米調査会社ガートナーは、2009年の世界パソコン出荷台数が前年比6%減の2億7400万台になるとの
予測を発表した。小型・低価格機の普及でノート型は4.1%伸びるが、デスクトップ型が
15.7%減と足を引っ張る。出荷が前年割れとなればIT(情報技術)バブル崩壊後の
01年以来となる。
マイクロソフトが今年10月に発売する新型基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7」による
需要拡大の効果についてはガートナーは「きわめて穏やか」と慎重にみている。
小型・低価格ノートの出荷は09年に2100万台とノート型全体の14%に達する見通し。
パソコン全体でも1割近くを占めることになり、メーカー各社の収益を一段と
圧迫する要因になりそうだ。ガートナーは09年10〜12月期には出荷台数がプラスに転じ、
10年は前年比10.3%の成長が見込めるとしている。
*+*+ IT+PLUS 2009/06/28[06:46] +*+*
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=AS2M2701Z%2027062009&landing=Next