『Linux.com』の Eメールアドレスが、誰でも取得可能になった。これまで SourceForge および OSDN の関係者以外は
持てなかったものだが、今後は Linux Foundation の会員になれば持てるようになる。
Linux Foundation は、末尾に「@Linux.com」がつくメールアドレスを利用できる会費99ドルの新たな個人会員クラスの
創設を、3日にも正式発表する予定だ。Linux Foundation は3月にLinux.com ドメインを買収し、同サイトを5月にリニュ
ーアルしている。
この個人会員資格は、(Linux Foundation 創設前の) Open Source Development Labs (OSDL) 時代のそれとは全く
異なるものだ。当時の会員権は高額で、100万ドル以上することも少なくなかった。
Linux Foundation は、Linux 生みの親 Linus Torvalds 氏を雇用していることから、新たな会員クラスの導入には会費
を Linux 開発の足しにしようとの狙いがある。また、Linux Foundation という組織に個人の声が届く機会も増える。
Linux Foundation のエグゼクティブ ディレクタ Jim Zemlin 氏は、声明の中で次のように述べている。
「何千という個人の貢献が積み重なって、Linux の道は切り開かれてきた。新たな会員資格の創設によって、より多く
の人々が Linux に影響を与えることが可能になり、会員は業界イベントの参加料割引などの特典が得られる。
また、『
[email protected]』というメールアドレスに飽きている人は、『
[email protected]』に変更するチャンスだ」
これは興味深い取り組みだが、会費だけ支払っても Linux コミュニティに参加しているとは言えないことを忘れてはい
けない。コードの記述やドキュメントの寄与、あるいはコードやアプリケーションのテストなどは誰もができることではな
いが、これができなければ Linux への貢献にはならないのだ。
ソース:
http://japan.internet.com/busnews/20090603/11.html ◆PCニュース スレッド作成依頼スレ★5◆
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/pcnews/1236785394/