を配信したことで混乱が生じている。この電子メールには、「6月1日以降Windows 7ベータ版が2時間
ごとにリブートするようになる」との警告が記されている。
今年1月にリリースされたWindows 7のベータ版は、8月1日に有効期限切れを迎えるため、その
1カ月前となる7月1日から、次の段階であるRC(リリース候補)版への移行か、Vistaや XPに戻す
ことを促すようになっている。このことを周知するためにMicrosoftは、2時間ごとにシステムの自動
シャットダウンと再起動を繰り返す機能をベータ版に組み込んだ。
ところが、Windows 7ベータ版の自動シャットダウン機能が動き始めるのは7月1日以降であるにも
かかわらず、ベータ版をダウンロードした数百万人のユーザーに対して同社が送った電子メールには、
6月1日以降と記載されていた。
Microsoftは、すぐ間違いに気づき、5月27日にあらめて電子メールを送った。Computerworld米国版
宛てに送られたこのメールには、「Windows 7ベータ版のテスターとして登録したユーザーに、ベータ版
の有効期限とRC版について告知するメールを送信した。しかし、このメールには間違いがあった。
2009年6月1日以降、ベータ版は2時間ごとにシャットダウンを繰り返すとしていたが、正しい日付は
2009年7月1日である。日付の誤り、およびそれが原因で混乱が生じたことをお詫びする」と書かれ
ている。
http://www.computerworld.jp/news/sw/148389.html