米Dellは8月28日(現地時間)、2009年度第2四半期(5月3日〜8月3日)の決算を発表した。
これによれば、売上高は前年同期比11%増の164億3,400万ドル、営業利益は同9%減の8億1,900万ドル、
純利益は同17%減の6億1,600万ドル、1株あたりの利益は31セントとなった。
第2四半期は、ノートブック、コンシューマー、エンタープライズ、SMB
および新興市場の5つの重点分野において順調に成果を上げたことが売上増に繋がった。
一方営業利益は、グローバルコンシューマー事業や欧州/中東/アフリカ地域などの
戦略的分野での成長を推進するための投資などによりマイナス影響を受けた。
グローバルコンシューマー事業において出荷台数が53%増加し、シェアは1.6%拡大し9.1%となった。
特にコンシューマーノートPCが好調で、出荷台数は前年同期の2倍を超え、売上高を28%の28億ドルに押し上げた。
ブラジル/ロシア/インド/中国などの新興市場においては、
すべての製品カテゴリにわたり売上高41%増、出荷台数は業界平均の3倍以上に相当する46%増という業績で、
2.4%のシェア拡大を達成。売上高に占める割合も9%を超えたという。
このほか、エンタープライズ向けのノートPCや中小企業向けのストレージ、
日本/アジア太平洋地域法人および米国法人向け法人事業も好調で、売上高を牽引した。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0901/dell.htm