マイクロソフト(株)は13日、東京都内にて報道関係者向けの説明会を開催し、
同社の家庭用ゲーム機『Xbox 360』およびWindows XP向けのゲーム開発を
行なえるゲーム開発ツール群“XNA(エックスエヌエー) Game Studio Express”
の最終版(1.0)の提供開始と、同ツールをXbox 360上で利用するための
有償サービス“XNAクリエイターズクラブ”の開始を発表した。
無償提供されるツールとWindows XPパソコンを利用して、
誰でもWindowsとXbox 360向けのゲーム開発を行なえる。
XNA Game Studio Expressは、統合開発環境/開発言語として“Visual C# Express Edition”を
使用し、“.NET Framework”をベースにゲーム開発向けに特化した
クラスライブラリ群“XNA Framework”を使ったゲーム開発を
行なうためのツールである。XNA FrameworkはWindowsとXbox 360の
共通のゲームをわずかな変更で開発できるようにデザインされている。
そのためXNA Game Studio ExpressではWindowsとXbox 360の
それぞれに向けたゲーム開発を行なえるほか、比較的少量の変更で別の
プラットフォーム上で動作するゲームを開発できる。
開発に必要なツールや技術資料は無償で提供されるが、XNA Game Studio Expressで
開発したゲームをXbox 360上で動作させるには、開発者向け有償サービスである
XNAクリエイターズクラブへの加入が必要である。XNAクリエイターズクラブへの
加入は、Xbox向けオンラインサービス“Xbox Live”の“Xbox Liveマーケット
プレイス”上から行なえる。価格は年間9800円、または4ヵ月の試用版で4800円。
決済はクレジットカードで行なう。
(後略)
>>ASCII24 2006/12/13[**:**] <<
http://ascii24.com/news/i/soft/article/2006/12/13/666540-000.html