読者が最も注目した発表は何!? Macの開発者会議“WWDC”を振り返る

まずはMacの最新事情を復習
まだまだ残暑は厳しいものの、朝晩は涼しさも感じるようになった8月最後の【今週の特集】は、
米国・サンフランシスコで8月7日から11日まで開催された、
Macの世界開発社会議“WWDC(Worldwide Developers Conference)”についてまとめていきます。


http://ascii24.com/news/specials/article/2006/08/26/664206-000.html

サーバー向けCPUを備えたデスクトップ『Mac Pro』
まず、最新事情を追ってこなかった人のために過去の記事を振り返っていこう。

WWDCでは主に2つの大きな発表があった。1つはプロ向けデスクトップ『Mac Pro』の登場だ。
現在のMacのラインアップは、以下の6機種ある。

一般向け一体型デスクトップ『iMac』
一般向けデスクトップ『Mac mini』
プロ向けデスクトップ『Mac Pro』
一般向けノートブック『MacBook』
プロ向けノートブック『MacBook Pro』

アップルは2006年の1月から、Macに採用するCPUをPowerPCから米インテル社製プロセッサーに切り替え始めていたが、
Macのラインアップで最後までPowerPCを採用機として残っていたのがプロ向けデスクトップ『Power Mac G5』だった。

今回、Mac Proがインテルの“デュアルコア インテル Xeon 5100番台”を採用することで、インテル製プロセッサーへの移行が完了したことになる。

アップルによれば、現行ラインアップで最高クロックのMac Pro-3.0GHzは、
前モデルの最高クロックであるPower Mac G5 Quad-2.5GHzよりおよそ2倍ほど高速という。

編集部で実際にパフォーマンスを計測したところ、
インテル製CPUにバイナリが最適化された“Universalアプリケーション”のソフトでは、Mac Proのほうが高速なことが確認できた。

Mac Proで注目すべきは性能面だけでなく、その筐体レイアウトにもある。
内部にアクセスしやすく、かつメモリー/グラフィックカード/HDD/光学式ドライブが簡単に交換できる構造は、
Windowsユーザーからも注目を集めている。

Vistaには真似できない!? 次期Mac OS“Leopard”

“Leopard”
WWDCでもうひとつ大きなニュースは、2007年春に出荷予定の次期Mac OS X“Leopard(レパード)”が初めてお披露目されたということ。
今回は発売の半年以上前で、かつ2007年に予定されている『Windows Vista』と発売時期が近いこともあって、
基調講演ではすべての機能は明かさずに10のポイントに絞って解説していた。

『Time Machine』
新機能で注目なのは、自動バックアップツールの『Time Machine(タイムマシーン)』、
表示アイテムをアニメーションさせるためのAPI“Core Animation(コアアニメーション)”、
仮想デスクトップのように最大9個の作業環境を作って切り替えながら使える“Spaces(スページズ)”など。

基調講演では、現在のMac OS Xである10.4“Tiger”に似たような機能が、Windows Vistaに搭載されていることを指摘し、
米マイクロソフト社を“モノマネ猫”と痛烈に皮肉った。

糞キャップ氏ね

HPの更新確認？

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9つの仮想デスクトップをアニメ効果で切り替える「Spaces」
http://www.forest.impress.co.jp/article/2001/12/12/powertoysxp.html