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301名無しさん@お腹いっぱい。
>>300 スレタイ [人工知能]革新的なAI囲碁プログラム『Crazy Stone』@モンテカルロ法
Brendan Borrell 2007年05月11日

その昔、人工知能(AI)マニアが関心を向けるゲームと言えば、何と言ってもチェスだった。
しかし、チェスでは物足りなくなったマニアたちは、
次なる狙い目として「碁」を選んだ。
だが、なぜ碁なのだろう?

碁の起源はチェスより1000年以上古く、
碁における石の手数は宇宙に存在する原子の数よりも多いと言われる。
だが、さらに重要なのは、囲碁の場合、コンピュータープログラムが
人間の囲碁の名手に勝ったことが一度もないという点だ。

世界中で、熱心なコード開発者たちがコンピューター囲碁の
メーリングリスト上でプログラム開発の秘訣をやりとりし、
『KGSコンピューター囲碁トーナメント』
[日本語版注:KGSは『棋聖堂碁サーバー』の略。
神奈川県茅ヶ崎市にある棋聖堂が運営している]で、
毎月腕を競い合っている。

2005年には、フランスのリール大学に所属するコンピューター科学者、
Remi Coulom氏が提起した新戦略が、既存の手法に革命的な変化をもたらした。
Coulom氏のプログラム『Crazy Stone』は、
2006年5月から6月にかけてイタリアのトリノで開催された
第11回『コンピューター・オリンピアード』で、金メダルを獲得している。
Coulom氏は先ごろWired Newsの取材に応じ、
囲碁ソフト作成の難しさやCrazy Stoneの成功の秘密について語ってくれた。

[日本語版:ガリレオ-藤原聡美/長谷 睦]

WIRED NEWS 原文(English)
http://wiredvision.jp/news/200705/2007051121.html