■米Microsoftが過去最高益を達成--サーバ/ツール製品、Xboxが牽引(07/22/2005)
米Microsoftは7月21日(現地時間)、同社会計年度で2005年第4四半期(4-6月期)の
決算報告を行った。それによれば、四半期ベースの売上だけで101億6,000万ドルと前年同期比で
9%の成長を実現、通年では前年比8%の伸びで397億9,000万ドルと、同社として過去最高レベルの
売上となっている。特に伸びが大きいのが37億ドルという純利益で、優遇税制措置の助けもあり、
前年同期比で約40%の伸びとなった。通年では122億5,000万ドルとなり同業者の中では初の100億ドル
規模の大台に乗った。
(中略)
同社では、2005年の好調な決算の原動力となった要因を2つ挙げている。1つはサーバやツール製品の
売上の伸びで、特にMicrosoft SQL Serverの売上が前年同期比で16%アップと、2桁の伸びをみせたことが
躍進につながったとしている。そしてもう1つが22%の伸びを実現したXbox関連のビジネスで、Xbox本体の
出荷数が記録を達成し、Xbox Liveの契約者数が倍増するなど、今年末の次世代ゲーム機「Xbox 360」発売に
向けた下地が出来つつある。
(中略)
同社では2005〜2006年にかけて、データベースの「SQL Server 2005」、開発ツールの「Visual Studio 2005」
というビジネス上のコアとなる2つの製品の発売を予定しており、さらに2006年末には「Longhorn」というコード名で
呼ばれるWindowsの次世代バージョンのリリースを控えている。懸案だったホーム/エンターテイメント部門では、
Xbox 360発売を控えてXboxの業績が好転しつつある。またもう1つの懸念であるビジネスアプリケーション分野の
Microsoft Business Solutions部門では、7月上旬に新製品「Microsoft CRM 3.0」の発表が行われるなど、今後の
厳しいライバルとの戦いに向けた準備を整えつつある。
(後略)
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2005/07/22/103.html (引用元配信記事)
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http://pc8.2ch.net/test/read.cgi/pcnews/1091558547/792