マクロメディアは11日、
より効果的なリッチコンテンツやリッチアプリケーションを提供するプラットフォーム構想「Flash Platform」を発表した。
この構想は米Macromediaが6月6日に発表したもので、
同日マクロメディア本社でプレゼンテーションが行なわれた。
Flash Platformでは、ブラウザやOS、ハードウェア機器の種類を問わずに、
リッチコンテンツやリッチアプリケーションを表現できるプラットフォームを目指す。
Flash Playerを核として、リッチアプリケーションの開発ツール「Flex Builder」、
専用サーバー技術「Flex Server」「Flash Communication Server」、
オンラインコミュニケーションを実現する「Breeze」などの関連製品との結びつきを強めたソリューションを提供する考えだ。
「Flash Platformの核となる」というFlash Playerの次世代バージョン(コードネーム:Maelstrom)の
デモンストレーションも実施された。Maelstromでは、グラフィックの表現力やパフォーマンスが強化され、
複雑な描画の表示スピードが向上した。これにより、金融マーケットの相場をリアルタイムで表示したり、
動画の上に合成したビデオを表示することなどが可能となった。
また、影やぼかし、輝き、色の変化などの効果を適用できるようになり、
「Photoshopなどで静止画に用いるようなエフェクトを、Flash Player側から動画に行なえるようになった」としている。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/07/11/8360.html