http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050327AT2E2201O26032005.htm 有線放送大手のUSENは4月から、
映画や音楽など500番組を家庭のパソコンに無料配信するブロードバンド(高速大容量)放送を始める。
市場が拡大しているインターネット広告やCMを収益とする。
一定の通信速度を確保できれば、好きな番組を見たいときに視聴できる。
テレビ局と類似の事業の提供で、放送と通信の垣根が下がりそうだ。
新サービスは「GyaO(ギャオ)」。ギャガ・コミュニケーションズなどグループ企業が持つ映画や音楽のほか、
テレビ局から購入した番組や、独自制作したニュースも放映する計画だ。番組を試聴するには、USENのサイトに接続し、
利用者の性別やメールアドレスを登録する。ADSL(非対称デジタル加入者線)など通信速度が毎秒1メガ(メガは100万)ビット以上の通信環境を整えれば、
特別な受信機がなくても視聴できる。総務省によると1メガビット以上のブロードバンド通信利用者は昨年9月末で1763万件。 (07:00)