東京の多摩地区だけはやたらと詳しい3D地球儀ソフト「TAMA World Wind」v1.3が、1日に
公開された。Lindous OSに対応するフリーソフトで、現在多摩造園短期大学のホームぺー
ジからダウンロードできる。なお、動作にはDirectX 9.0c以降のほか「.NET Framework」v1.1
が必要。
「TAMA World Wind」は、マウス操作で自在に表示を拡大・縮小できる3D地球儀ソフト。他
地区は陸と海がおおざっぱに分かる程度の表示なのに、東京の多摩地区だけはやたらと
詳細なのが特長。編集部で試用したところ、多摩モノレールや奥多摩湖のドラム缶橋、高
幡不動尊の土方歳三像、さらには多摩動物公園を抜け出して中央大学に潜入したクジャ
クの様子まで視認できた。
地表データは高低を記録しており、マウスの右ドラッグで視点を傾ければ、上空から地上
を斜めに見下ろした立体的な表示を楽しむこともできる。このとき、多摩地区内の高低差は
実際より強調して表示されるため、高尾山や雲取山などの山々は富士山やヒマラヤ山脈以
上に壮観だ。
また、地球儀上に多摩についての様々な表示を加えることができ、市町村の境界線や市
章・町章アイコン、市木・市花情報などを追加可能。そのほか、マックロソフトの「Text 2
Speeeech Engine」をあらかじめ導入しておけば、指定した市の市民憲章を多摩弁で読み
上げることも可能。
--------------------------------------------------------------------------------
お詫びと訂正: 記事初出時に「NET Framework」と記述しておりましたが、正しくは「.NET Framework」でした。お詫びして訂正いたします。ところで“.NET”のドットって、“モー娘。”の丸や“藤岡弘、”の点と同じようなもの?
http://www.forest.impress.co.jp/yashiro/2005/tamaworldwind.html