265 :
名無しさん:
というかCPUとVDPだけ強化したところで、最大のボトルネックは
CPU-VDP間にたった8bit幅のバスが1本しかないということと、
I/Oバスでしかつながっていないというところにあった訳で…。
これがもしバス幅の拡大と共有メモリバンクでも設定されれば、
搭載が噂されていたV9990とR800の性能・処理能力を考えると
ゲームマシンとしてはかなり面白い展開ができそうだった。
あの当時V9990自体の仕様書を見る機会があったけど、
表示能力、特にスプライト機能は某SFCや某68000と
比較してもかなりいい線をいっていたですよ。
ただMSXのバス性能やメモリの限界、スロット制限など
もろもろの条件を考慮すると、性能を活かし切ることは
難しかったのではないかと思えなくもない…。
結局、ホームコンピュータに継ぎはぎをしてゲームマシンを
作ったとしても既に市場は縮小し切ってしまっているので
事業的に成立しないという判断は妥当だったと思う。