新「MacBook」に不具合が続出--ビデオ、メモリチップ、スリープモードに問題
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20385064,00.htm Appleの新MacBookに関して、あちこちで問題が報告されている。
新MacBookには、これまでにもすでにトラックパッドの不具合が見つかっていたが、
ほかにも、ビデオパフォーマンス、サードパーティーのメモリチップ、スリープモードに関する問題も報告されている。
新 MacBookに関しては、不満の数が増加しているように思われる。
メモリについては、クラッシュの問題も報告されており、サードパーティーのメモリチップを新MacBookや
MacBook Proに追加すると発生するようだ。Appleにメモリのアップグレードを依頼すると、
CrucialやOther World Computing(OWC)といったサードパーティー企業の製品よりもはるかに高くつくので、
メモリを増やしたい人は、これらの企業の製品を選ぶことが多い。
MacBook Proでは、正しくスリープモードに入れない不具合があり、本体を閉じると1分前後で
勝手に起動してしまったり、ユーザーが起動させるとフリーズしてしまったりするという。
これはメモリの問題ほど深刻ではないように思われるが、この問題に遭遇したユーザーには、
MacBookのPRAMをリセットすることが有効だったという報告が参考になりそうだ。
ビデオについては、Appleは依然として、NVIDIAのグラフィックスチップの問題を抱えている可能性がある。
Inquirerが新しいMacBook Proを分解して調べたところ、そのマシンに使われていたグラフィックス専用チップは、
NVIDIAが2008年に入って交換を約束したグラフィックスチップとよく似た素材を使っていることがわかった。
Apple Discussionsには、複数のユーザーが、「9600M GT」(Inquirerが調査したチップ)搭載マシンで
ゲームを行うとクラッシュすると報告してきた。NVIDIAはInquirerに対し、9600Mには高温下で不具合が発生する
傾向のあったチップと同じ素材は使っていない、と説明しているが、ある研究所は、マザーボードと同チップの
接合剤の成分を分析し、NVIDIAの説明とは異なる結論を出した。
いつものことながら、先日リリースされた「Mac OS X 10.5.6」のアップデートにも不具合 Apple
Appleは、一部のユーザーが「Mac OS X 10.5 Leopard」の最新アップデートを
インストールする際に発生していた問題を認めた。最新アップデートは米国時間12月15日に
リリースされている。
Appleは同社サイトに掲載したサポートドキュメントで、「Mac OS X 10.5.6」を
インストールする際に、「Configuring installation(インストールの設定中)」が
ウィンドウで表示されている段階でMacが停止する問題を記述している。これは恐らく、
Software Updateプロセスに不完全なアップデートが入り込んだためで、Mac OS Xが、
ダウンロードされた差分のアップデートをインストールしようとした場合に
この問題が発生するという。
Appleは、この問題が発生するか、すでに発生してしまった場合、Software Updateを中止して、
問題のアップデートを削除し、アップデートを再ダウンロードすることを推奨している。
同社のサイトから、統合アップデートではなく、スタンドアロンのアップデートを
選択した場合も同じ問題が発生するかもしれない。心配な場合は、統合アップデートを
選択したほうがよい。
ZDNet Japan 2008/12/19[**:**] +*+*
http://japan.zdnet.com/news/os/story/0,2000056192,20385611,00.htm