みんなでソーテックをまともなメーカーに育てよう16
>>834 (817) 駄文で長文だが、ある程度まとまった。
まず三宝との業務提携の時期だが、これは97年と判明。目的は
デスクトップPCの製造技術獲得。おりしもWindows97
販売が報道されており、PC需要に拡大が見込めた時期。
ソテクは該当製品を97年9月からダイレクトショップで販売。
しかしwindows97は98年6月以降に販売延期になり、ソテクの
売り上げは低迷。三宝に委託生産した製品を買取り販売して
いたソテクは多量の在庫を抱え、財務状況は一気に悪化する。
経常収支は97年の3.5億黒字から98年2.8億赤字に落ち込む。
この危機を救ったのが三宝。三宝は98年夏(6-7月あたり?)、
ソテク株式のかなりの部分(99年で過半数だった)を取得し、
実質上子会社化した。つまり「ソテックは98年、三宝コン
ピューターが設立した日本の現地販売法人」という記載は
正しいし、同時期に三宝もソテクを「グローバル三宝の一員」と
みなしている。また7月にキョウデンも資本参加。
>>834 (817)
資金調達の不安がなくなったソテクはWindows98対応の低価格
デスクトップPCの販売に大々的に乗り出すこととなり、モニタと
セットで10万円を切るという新製品(Micro PC Station)を
発表、9月30日のWorld PC EXPO98 にその姿を現す。
さて問題の「ソテク製品は三宝製品にSOTECのロゴを付けた
だけのもの」という噂だが、ぼくは事実だと判断する。
・7月以前の製品はミドルタワーと省スペースPC BOOK。
ハイスペック追求型(440BX. Pentium2, K6-2)
・micro PC Station の筐体は三宝製品と同一。
・開発期間が短すぎる。8月の段階で同種の製品は存在しない。
・ソテクの経営悪化の一因として巨額の開発費負担が問題に
なっていた。キョウデンと三宝がソテクに同じ轍を踏ませる
わけがない。
・98年後半からデスクトップ製品のサポートは三宝が行った。
サポート部門は99年ソーテックEサービス社になり、現在は
三宝の日本法人 Dreamsys となっている。
・製造だけ請け負う三宝がサポートまでカバーするとは
ひじょうに考えにくい。
山仲君?
・・・きみ、克実君じゃないか!!!
>>823 彼が内部告発文書と称した怪しい文書をHPで大々的に取り上げていたのは有名。
当然のことながら、裏づけ等は一切行っていなかった。
あの頃から、山仲のサイト「ソーテックユーザーの会」は、
ただの私怨目的のネタサイトと認定され始めていた。
>>841 知っているとは思うけど、漏れは某管理人ではないよ。
ブラウザのブックマークは40を越えたし、三宝が98年のどの時期にソーテックへ
支援したか?ってのを調べるだけで、1時間くらいかかったんだから。このヘボ
丸出しの文章書くにも2時間もかかったし(情けない)。事実と推論は区別して
書いたつもりだけど。
とりあえずぼくの文章は突っ込みどころ満載だと思うから、疑問点を指摘して
くれれば答えられると思うよ。
>>841 掲示板に少しでもソーテック誉める書き込みすると
全部消してたよな。
あの糞管理人。
845 :
名無しさん:2007/05/07(月) 09:31:13 0
>>844 うん、オレ一日に40もソーテック褒める書き込みしたのに全部消されたよ。
>>843 ◆BSEqSOTECY氏
> トライジェムが救ったってシナリオ
ソテクと三宝は97年3月に業務提携し、自社開発のデスクトップをOEM
製造・販売。その規模は小さく、ソテクの主力はやはりノートだった。ところが
ソテクは98年決算で2.8億の赤字を出し、同時に42億円もの債務超過に陥る。
(98年の22億債務超過はじつは前年より20億も改善した数字なの)。
債務超過の原因は「低価格デスクトップPCの「開発」を決定。ノートパソコンの
開発をすべて中止し、同時に量産体制にあった製品の生産も停止したため。
(ソテク)」その結果、棚卸資産処分損+棚卸資産評価損として43億を計上。
しかも計上したのは98年9月の決算月。前期3.5億の黒字企業から経営の柱を
引っこ抜いて、いきなり42億の借金を負わせたようなものだ。
この計画的ともいえる債務超過は、膨大な資金調達と強力な外部介入が
ないと不可能。キョウデングループ8社は98年7月に第三者割当で約1万株
(@7000円)を取得。ソテクは7000万円の資金を得、持ち株比率は82%から
約30%に低下した。三宝が98年夏に何をやったかはわからない。しかし
ソテクが三宝と交わしたOEM供給契約同意書によると「PC Station と名の
つく商品は100%三宝が製造し、部品調達も三宝がおこなう(ソテク)」契約と
なっている。前述のようにノート生産を止めた以上、ソテクが製造するのは
PC Station しかない。
>>843 ◆BSEqSOTECY氏
> トライジェムが救ったってシナリオ
つまり三宝は自動的にソテク製品の100%を製造することになり、朝鮮
日報の「ソテクは98年に三宝が設立した現地販売法人」と完全に合致する。
ソテク内に三宝主導でサポート部門ができたことを考慮すると、98年夏に
三宝はソテクを完全子会社化。そして自らがコントロールできないソテクの
ノート事業を中止に追い込んだと見るのが妥当だ。
三宝がどれほどの資金を投入したかは不明だが、三宝の取得株式数を
調べると概容がつかめる。三宝99年末の保有株式数は、42,520株。ところが
99年3月の第三者割当増資で得た株式数は25,116株。差し引き17,400株ほど
足りない。調べると、98年7月31日と99年1月の増資のうち、キョウデンを除く
キョウデングループの株式がクラフトという会社を経由し三宝に移動している
(99年2月26日、名目は提携業務の強化)。その数はぴたり17,439株。金額に
して約1億5千万。
三宝はソテクにこの程度の金額をつぎ込んでいると思われる。
>>843 ◆BSEqSOTECY氏
> トライジェムが救ったってシナリオ
余談だが、ソテクはキョウデンに子会社化されるまで韓国企業との資本
提携を明らかにしていない。98年11月、ソテクは Korea Data System
(KDS:三宝と同年eMachinesを設立したパートナー企業)との業務提携
(笑)を発表。もちろんKDSはディスプレイと例のe-oneを「OEM供給契約で
100%製造」している。
99年の第三者割当増資で三宝がソテクの過半数を取得し、完全子会社化が
決定的になったのも、同時にKDSが大株主になったのも未公表。信じられない
ことにソテク企業沿革とIPO目論見書にも未記載。IPO目論見書には、親会社
である三宝のCEOを「当社の取締役の李洪淳が三宝のCEOを兼任しています。」と
まるで三宝が子会社のように思わせる記述すらある。
>>847 の訂正
> 三宝はソテクにこの程度の金額をつぎ込んでいると思われる。
> 三宝はソテクに最低でもこの程度の金額をつぎ込んでいると思われる。
その他
・ノート事業中止の影響か、98年には社員数が107人から74人に減少した。
・業績が上向いたら第三者割当増資でソテクの経営権を三宝に渡す
密約があった可能性は大きい。
・三宝への第三者割当増資は8500円と割安で、ストックオプションと同額。
2000年に資本参入した米投資ファンドは1株120万で買っている。
>>849 そのそのその他
・株式譲渡の受け皿会社、クラフトの社長=キョウデンの社長。
・クラフトは同様に関連会社が取得した株式をキョウデンにも譲渡している。
・業務提携は英語で「タイアップ」と言ったほうが、分かりやすい。要は企業と
企業が協力関係を結ぶこと。資本提携は必ずしも必要ではない。
・資本提携で相手企業の株式を取得する場合、相手の経営権にまで
触らない程度で収めるのがふつう。最大でも株式総数の10%程度らしい。
つキョウデンの資本提携は実質上の買収&丸投げ。
・株式移動を詳しく検討したら気持ち悪くなった。