【水冷】NEC VALUESTAR TX専用 Part17【Gシリーズ】
■HDDの温度でわかるトラブル危険度
・35度近辺…「安全領域」
40度未満なら、まずは安心といえる。長時間使用していても、HDの寿命に大きな影響は無い。
ただし計測したのが「電源を入れてすぐ」なら、しばらくしてからまた上がってくるかもしれないのでチェックを忘れずに。
また、夏場は特に温度が上がるため、温度チェックは定期的に。
・45度近辺…「注意領域」
45度前後はやや危険な領域。特に家族での共用など、一日中電源がつきっぱなしの環境下ではHDの寿命に大きく影響を与える。
ただし。負荷によって一時的に上がっている程度ならあまり問題は無い。
できれば継続的にチェックを行い、安定温度に関しての見極めを行って欲しい。
・55度近辺…「危険領域」
たとえ一時的にでも55度以上に達するというのは、HDにとって非常に危険な状況。
耐用年数が大幅に短くなるだけでなく、使用中の読み書きエラーが生じやすくなる(SMART計測ソフトでの確認が必要)。
またHDがこの温度に達するという事は、パソコン本体の排熱も上手くいってないコトが考えられるので、
CPUなどその他のパーツも高温状態になっている可能性が高い。
特にTX・ZタイプではHDベイ直上に光学ドライブがあるため、精密機器が三つまとめて寿命を縮めると考えたほうがいい。
※以上は、アスキードットPC誌2005.7月号「壊れた? パソコンを自力で直す」特集より多数引用させて頂いております。
詳細に関してはバックナンバーなどにてお買い求めくださいませ。