DDR2遅いやん・・・OTL
DRDRAMの再来かもしれない・・・
http://www.ne.jp/asahi/mb/e-pc/mb/915/9151.html 同じくメモリ帯域を計測するテストですが、今度は875Pが完全にリードという、
Sandraのとき以上に衝撃的な結果が出てしまいました。
グラフィック内臓の915Gとはいえ今回は外付けVGAを使っていますので、メモリ帯域が圧迫されることは無いはずです。
となると純粋にDDR2がいまいちか、あるいは915Gのメモリアクセスがいまいちかどちらかという風に考えられます。
期待の帯域が広がらないのはちょっとつらいものがありますね。
続いてメモリアクセスのレイテンシの長さのテストですが、Athlon64が速いのはアーキテクチャ上当然なので驚きませんが、
915G+DDR2がかなり遅いスコアしか出せていません。DDR2はレイテンシが4-4-4と非常に大きいため、
クロックが上がっていますがレイテンシが長くなっており PC4300(533MHz)のCASレイテンシ4は7.5nsとなり、
PC3200(400MHz)のCASレイテンシ2.5は6.25nsと約1.2 倍のレイテンシがかかることになります。
CL以外の部分はPC4300のレイテンシ4=PC3200のレイテンシ3ですからほぼ同等となり
実際には6%程度の差がつく可能性があることになります。
しかし差は1.2倍程度あり上記を考慮に入れてもなお遅い感じがします。メモリチューニングがうまくいっていのか。
あるいは、FSBとメモリのクロックが同期されていないためその分の待ちがはいること、あたりが原因かなと推測されます。
というわけで、まずはメモリ関連のテストを中心にテストしてきましたが、まさかのDDR2の敗北という結果に終わってしまいました。
原因を考えるのは難しいのですが、初物だけにまだまだチューニングが進んでいないという点はあると思われます。
http://www.ne.jp/asahi/mb/e-pc/mb/915/9152.html HTオンだとP4とAhtlon64がほぼ同等のスコアというのはP4 3.2Eのテストのときにも言及したとおりです。
しかし同じP4同士では915Gの方が875Pよりも若干スコアが落ちており、
いままで何度か見てきたメモリ性能がDDR2なのに遅くなっているという結果を裏付けています。
DDR2になって速くなりそうな感じだったんですが、レイテンシの高さがどうしても響いてきている感じですね。