オーディオのロマンを語ろう パート3

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206EMG
皆さんこんにちは、EMGです。

楠さんの号外にて謎探検の前半がうまくリポートされていますので
重複しないよう楠さんのコメントをお借りして私の印象と異なる部分のみ
報告いたします。しかし楠さんより厳しい意見を謎さんご本人を前にして
言ったとは?今から考えると冷や汗ものでした。


>「音の謎」氏宅で鳴っている音は、氏のオーディオに関する経験と、音楽を聴く姿勢にもとづく、あくまで氏が考える「アコースティックの様な音」を再現しているに過ぎない。
しかもそれが「中間機器」だけで完成しているとは考えにくく、アンプの影響なども無視出来ないことを考えると、氏の語る「実音」(アコースティック音)は、氏の語る「虚音」(電気音)の一亜型にしか過ぎないと私は考える。もし、「音の謎」氏があくまで自分の音を「実音」として主張するなら、唯一無二の「実音」は 存在しないし、別の表現をするなら、聴く人の数だけ、あるいは信じる音の数だけ「実音」が存 在すると言っても過言ではない。

この時点で私が感じたのはどのソースでも確かにこのクラスの組み合わせでは聴くことの
できないはっきりした音像を感じていました。カラーフィルターをとおしたような一定の
音、まとわりつくはずの装置の音は少なく音像はにじんではいません。反面音が硬く
ダイナミックレンジは狭まり、特定のソースのみうまくはまる、それもなんとか鳴ってる
といえるくらいでここまで来たのを少し後悔し始めておりました。


>ある意味では、これは「音の謎」さんの人生経験が反映されたものであり、「音の謎」さん以外 の方がみんな、この手法で「実音」を享受出来るかと言うと、私にはそうは思えません。そして「中間機器」をつないだからと言って、みんながみな、「実音」を享受出来るとも思えません。 それには、「音の謎」さんもおっしゃっている様に、もともと自己主張の少ない、バランスの取 れたシステムを用意する必要があると思われます。

これは楠さんの初めからもたれておられる意見です。しかしこの程度の音の向上なら
そう思われるのも確かでわたしもこれは謎さんのお好きなカラーに調整されている
システムだと考え始めておりました。