オーディオのロマンを語ろう パート3

このエントリーをはてなブックマークに追加
122音の謎
21世紀のオーディオ
(以下は私の思いであって、ご反論の方もあると思います。ごめんなさい。)
1. 21世紀は日本の人口は若者の人口が少ない上に、高齢者の増加、死亡でだん
だんと低減していく。20世紀を生き抜いてきた音と音楽を愛する老人達は、それ
なりに、いい音、いい音楽を体験してきた。
2.若者達の多くは、20世紀後半から始まった情報革命の渦中にさらされた。
パソコン、携帯電話、ビデオ、…、それを追い求めるので精一杯だ。音楽やオーディ
オをやる若者は昔より少ない。そして、狭い自室のシステムもコンパクトなシステム
で充分だと思っている。
3. それに、オーディオをやった老人達の亡き後、遺産として残された機器は家族に
とって粗大ゴミとなってくる。それを、見越して早めに手放す人もいる。オーディオ
マニアといわれる人々は、自分が愛用して、学んだ機器は今更そう簡単に手放すこと
はしないだろう。
4.それに、音楽を聴く人は、だれもがオーディオ・システムを持ってしまっている。
5. これからは、過去に作られた中古のオーディオ機器が市場に余って出てくる時代だ。
それに中古品は格安価格でしか売れない(骨董価格は除く)。中古品というのは、製作
販売された時点でビジネスとしての役割は終えたものだ。中古品の取り引きはオーデ
ィオ市場の活性にはなり得ない。
6. オーディオ市場が冷え込んでいるなか、新製品(従来方式)のもそうは売れない
だろう。20世紀はいろいろなメーカーが日本、外国を問わず、たくさんのオーディオ
の商品を競い合った時代であった。今は、その勢いはないように思う。
7. しかし、いい音楽をいい音で聴きたいという人間の欲望は絶えることはない。
しかし、いろいろな遊びの趣味が多い中、オーディオに夢中になる人、こだわる人は
そう多くはないであろう。
8. 21世紀は「画像・映像」の進歩、普及はあるだろうが、「音響」については、
さしたる夢はないように思う(間違っていたらごめんなさい)。
9. そうならば、21世紀は各メーカーやアマチュアが、「実音」を可能にする変換機
(音脳)を、いろいろと製造して、世の中に出せば、皆んながもっているシステムが生
き返り、オーディオ市場がよみがえるだろうと思う。