★★タンノイで聞こうよ!★★

このエントリーをはてなブックマークに追加
722Ka
Kさん、応答どうも。近くですので、そのうちご連絡させていただきます。

なるほど、真空管が注目点になってしまいましたか。 (^^)

1999年サンタフェ室内楽フェスティバルから選んであるBravoでは、マイクは
B&K4006(無指向性)がメイン。4011(単一指向性)、AKG D190E、ショップスSM81の他
celloの収録に音響計測用のマイティーマイクIIも使われています。

マイク・プリも3種。
ミレニアHV-3は、バリバリのディスクリート半導体アンプで、これがメイン。
リボン・マイクを使うときに入力コンデンサをパスできるオプションがあります。
ミレニアM2は真空管アンプですが、入力トランス無し。これはB&K4006と組んで
ソプラノの収録だけに使用。
もうひとつはブライストンBMP-2で半導体アンプですが、入力はトランス結合で
violaとcelloの一部に使用。などです。

ご感想をお聞きしたかったのは、機材のことではなく、録音の質のことです。

私は、この比較的素直でエンハンスの少ない録音の室内楽は極上だと思います。
 #もちろん、ソプラノがやや左やや上とやや右やや下の2ヵ所に定位し、しかも
 #左上側の音質が濁っているなどの些細な欠点はありますが。
各々の弦楽器が見事に分離しながら融合して高度にハモルと、溶けてしまいそうです。
メジャーの汚れきった音とは(オオゲサですが)天国と地獄ほども差がある。

わたしとしては、SACDに走らなくても、こういう録音が主流になりさえすればCDでも
十分だと思うのですが、残念ながら現状では、ごく一部のマイナー・レーベルと
SACDソフトの一部にしか可能性が見出せません。
(SACDでも、DelosのVivaldiなど酷いものも多い)

タンノイで楽しもうという方向はわたしも理解できますが、タンノイで楽しまれて
しまうと、メジャーは反省してくれないかもしれません。 (-.-; … 困ったなァ。

皆さん、どうお考えになりますか。