★★タンノイで聞こうよ!★★

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>こだわり続けたタンノイが、屑箱だったと分かった時は
>すでに遅し、人生はたそがれを迎えている。
素晴らしいじゃないですか!
人生、さんざんタンノイと格闘して、死ぬ間際になって「もっと性能の良いスピーカーが
あったのになぁ」なんてつぶやきながら、「でも、良い音楽を聴かせてもらった。有り難
う」と言って死ねるなら、これこそ本望と言うもの。
私もタンノイのスピーカーを何台も使ってきましたが、まだそこまでの境地には至ってお
りません。まだまだ修行が足りないなぁ〜。

>パラノイヤのタンノイ狂さん方々、タンノイだけは欲しくな
>いっていう人もたくさんいる事実を客観視してみなさい。
わははは……。
そのくらいは、タンノイをこよなく愛する人なら、良〜くご存じです。

裏板はボコボコに鳴るし、音像は膨らんで切れ味がないし、ガタイが大きくて場所は取る
し……。

でも、タンノイだけは欲しくないと言っている人がいるのと同様、タンノイでなくては、
とおっしゃる方が居ることも客観視してみて、音楽の楽しみ方、オーディオの奥深さを改
めて認識するのも、また良い意味での人生経験となりましょう。

八頭身で非の打ち所のない様なプロポーションと、万人受けする美女の典型のような顔立
ちの女性より、多少鼻はペチャンコでガタイが大きく豊満な感じで、どこが良いのか自分
でもわからないけれども、付き合ってみると本当に知的で楽しいという女性も居たりしま
す。で、その女性が実はもの凄い床上手だったりするのがわかって、でもそんなこと他人
には言えないし、ましてやそれを自分の目の前で他人相手に実演してもらう、なんてわけ
にはいかない。
てなわけで、今夜の逢瀬のことを思って、一人ほくそ笑んでいたりすることだって、ある
んです。

とことん付き合った人間にしかわからない、あるいは、とことん付き合った人にしか見せ
ない表情というのがタンノイのスピーカーにあるように私には思えてなりません。
これもひとえに、オートグラフをはじめとする数々のスピーカーシステムを手がけた、ガ
イ・R・ファウンテン氏の、少々オタッキーなまでに極めたそのこだわりに、隠された秘
密があるのではないかと、私は思っております。

p.s.
 パラピービッチーニの設計したE.A.R V20で鳴らすオートグラフを聴いて、こいつら(パ
 ラピービッチーニとガイ・R・ファウンテン)は、絶対、スケベに違いない、と、私は
 妙に納得してしまったのですが、実際はどうなんでしょうね(^^;
 仏ハルモニア盤のクープランのモテット集、本当に見事でした。