★★タンノイで聞こうよ!★★

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>ジェフで聞いてみたいと思っていたのですが#10でも
>すこし厳しいようですね。Kさんの選ぶベストアンプはなんですか
>ちょっと聞いてみたいような・・・
どのモデルか、組み合わせるCDプレーヤー、室内楽かオーケストラ曲かどうかで、
違ってきます。

現行のスターリング(トールボーイ型)では、C.R.ディベロップメンツのKalypso
10th Anniversary(定価\198,000)か、ユニゾンリサーチのSR1(Hi-brid Stereo
Integrated Amplifier MOS-FET/ECC82×2 80W+80W 定価\150、000)が価格的な
バランスからも良いかと思います。

初期のスターリング、コルクをフロント・バッフルのタイプは、低域のコントロー
ルを必要としますので、私はマランツの#7と#8の組み合わせをお奨めします。

G.R.F.Memoryになりますと、最初期のコルクを貼ったモデルでは、やはり#7と、
友人が持ってきたマイケルソン&オースチンのTVA1がちょっと鳴りっぷりが良すぎ
る感じがなきにしもあらずですが、今のところベストと思っています。

以上はアナログプレーヤーはトーレンス126、CDがルボックスB225での組
み合わせです。

オートグラフ・オリジナルを鳴らす場合は、今のところ、マランツ#1&#2を超
えるものを知りません。メインアンプが#5でもけっこうイケルのですが、イマイ
チそっけな気がします。#2のコクのある、しかしシッカリスピーカーをドライブ
するサウンドはさすがです。
五味康祐先生と同じシステムで鳴らしている方を4軒ほど回ったのですが、みな、
低域のコントロールに苦慮されており、石神井の五味先生宅にお邪魔したときには
既に先生は他界されていましたので、かつての音を偲ぶにとどまりました。

新しいオートグラフ・ミレニアムは、CDプレーヤーがSTUDER A730では良さが発揮
出来ません。LINN の CD12を選ぶべきです。高解像度でクセが少なく、ステージがド
ーンと広がって聴こえるので、古いオリジナルとは違った楽しみ方があると思います。
オリジナルオートグラフにはA730の方が良いように思います。
で、組み合わせるアンプですが、うすうす、お気づきになった方がいらっしゃるかも
知れません。Red Rose MusicのModel 5が、今のところ、圧倒的に良い様です。
しかも、真空管をMullardのEL34に交換したものが。
Model 1&3の組み合わせで鳴らすよりも、もっと空間が広がって、荒々しさがないの
に力強く、浮遊感まで見事に再生してくれます。
アナログプレーヤーは、今のところEMT927とトーレンスのプレステージモデルくらい
しか比較していませんが、かけるレコードが60〜70年代が中心なせいか、EMTの方が私
には好みです。
ちなみにRed Rose Musicにはプリがありませんので、マランツの#1のプリを流用し
ています。そういったことも多少関係しているかも知れません。