オーディオのロマンを語ろう パート2

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98TK
>>65,>>67-68
半田の音の簡単な試験をしてみました。

スピーカーケーブルに50cmの半田線(KESTER "44"ROSIN CORE Sn63 Pb37)を
継いだ音はFレンジが少し狭くなり、少し鈍く輝く響きが付きました。
それでもスピーカーケーブルの端末処理後の音のようにざらついた響きが
加わることは少なかったです。やはり半田直後はスズと鉛の原子配列が
ばらばらになっていて、信号の流れを阻害しているのでしょうね。
LP裏表2回掛けましたところ、音量がごくわずか増加し癖の有る響きが少し
強くなりました。この癖の有る響き(鈍く下品に輝く響き)が半田の音なのでしょう。
信号の流れがほんの少し良くなって、半田の響きが強調されたようです。

信号経路の接点の経時変化による酸化を防ぐには半田あげが必要ですが、
その量は少ないに越したことはないようです。
そのためにはカシメをしっかりして半田あげをすることが重要という、
ありふれた結論になりました。