オーディオのロマンを語ろう パート2

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827キルロイ
おひさしぶり。手法の中心は、言う気が無いようだが、今度は確信ドキュソ的攻撃でなく
『推測を含めた上で(そうせざるを得ない)』状況を考えよう。

結論から言えば、音柱とは『耳にSPの音源位置を感じさせる音の部分』だろう。
そして、その対策の『実際』は、これはかなり推測となるがこのようなものであろう。
『音柱の定位を無くす、のではなく、広げる事により感じさせなくする』だと思う。

生の音楽は、多くの場合音像がボヤけ広い。

『音柱対策』より(情報量的に)多いだろう。だからシステムの多くは音源位置がボヤつ
くより、音柱が無くなる影響のほうを強く感じてしまうだろう。

推測の根拠となったのは、ケーブルを「単線にすると」音柱が出るというヤツだ。
自分ではSPケーブルは単線は72研0.4ミリ単線のみで、数を多く試したわけではな
い。しかし、より線のほうが音像が広がった。

私のSP間と耳位置がほぼ1mのシステムで、1ポイント録音のヴィヴァルディを聞くと、
ソロのバイオリン2名が、4cm弱程斜めに離れ、上側が奥行きがほんの僅か引っ込んで
いるのが判る。
生演奏を実際の位置で聞くのならば、決してこんなピンポイント的な定位はまず感じない。

位置として細かい分離ができても、生はより間接音が大きいが、そこまで耳の良い人は直
接音と間接音の違いを直感的に分離できる。ソナーマンは経験による直感と、計算によっ
て両方が可能である。

ならば『SP位置を感じさせる音』と一緒に、全体の音像をボヤかしても『人によって』
はより良い音場と思っても当然だろう。

私も考えていなかったが、この状況下でも『まともで有力なツッコミ』を入れる名なしさ
んが出てきている、彼らは私より(藁)も強力であろう。『新たなる希望』という所か。
(そもそも私が何もしなくても彼らがやってくれただろう、今思うに)
エピソード2はロマン帝国の逆襲、と自分も思ったが。

私はまた暫く来れないだろうが、これならば安心できる。ではまた。