オーディオのロマンを語ろう パート2

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141TK(コピペ)
141 名前: 音の謎 投稿日: 2001/06/23(土) 01:30

カンチレバー細長さん
下記のメッセージ頂ありがとうございました。
>現状のオーディオの理論や実験というものの中には、
>まだまだ「音」というものの実体を捉えきっていないのに仮説を立て、
>その仮説通りの結果がたまたま成立したにすぎない実験を取り上げて証明とし、
>その「証明」された仮説を「理論」と呼んでいるものが多いような気がしてなりません。
>まあ、メーカーやオーディオ評論家やオーディオショップは、商売で生活かかってるで、
>その時点での仮説を「理論」と呼ぶのはある程度しかたないことですよね。
………………………………
私もカンチレバー細長さんのご意見に全く同感です。
結局、最後は自分自身で仮説を立てたり、実験を通して、音を解明しまければなりません。
私の場合、音の世界は仮説や理論よりも、実験の体験が多いほど学ぶことが多かったです。
私が今までに学んだことは次のようなことです。まだ、勉強の過程ですが…。
それを述べてみます。人それぞれで私の意見も間違っていたり、反対のご意見の方もお
られると思います。ご勘弁のほど。また、「名無し@お腹いっぱい」さんから、いつも、
有り難いご反論頂いておりまして、そんな見方もあるんだなと感心したりしております。
(私が思うところ:以下)
オーディオにおいて、音の断片現象は理論にはなりません。それを普遍的現象と
思わせるのが音です。それに、錯覚して理論を主張しても、些細な要因でいとも
簡単に崩れてしまいます。ほとんどの要因変更がこんな些細なことで音は変わ
るのかと思わせるものです。ところが、一方、変わってもいい筈の要因でも
変わらない要因も稀にあります。また、やってはならない致命的な要因もあり
ます。ある個所でよかった要因も個所が変わると、効果がないことがあります。
結局は「その個所、その要因で、そうなった。」というオーディオの断片現象
の体験を多く重ねれば、重ねるほど、電気再生した音の本性が解ってきます。
日々、身近にある実音との違いを認識することです。だんだん、騙されない
知恵がついてきます。そのうち、意味のない実験水準はやらなこても済むよう
になります。絞り込んだ効果的な実験が出来るようになります。音も人間の
体と同じように壷があって、とても効果的に効く個所(点)と、効果のない
個所(点)があります。その壷を知って、そこを集中的に攻めるのも、一つ
の攻め方ではないかと思います。これらに関して、同好者の方々とご一緒に
具体的な体験のお話をし合えば、音の謎を解き明かす秘密の扉がだんだん開
かれると思うのです。これは、現象の認識であって、ここに理論を求めるこ
とではありません。あまり理論を求めれば、きっと挫折すると思います。
音の現象を理論で説明することはとても難しいからです。また、理論が正し
くても、音が良くなる保証はありません。
大口たたきましたが、私はこのように思うのです。