***愛の初心者の為の相談室***

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16名無しさん@お腹いっぱい。
>>14
知ったかぶりすんなよ、ゴルァ。
ハイエンドオーディオと言う言葉は1970年代初頭のアメリカ合州国で生まれた。
これを表す言葉がステレオサウンドの別冊に載ったクレルのダン・ダゴスティーノの言葉にある。
「たとえば、カルテットのなかで、ヴァイリニストがどの位置にいるのか、そして全体のハーモニー、デプスの表現が、どこまで深く広いかが問われます。」
「日本のオーディオファイル(この本は発刊から既に15年近くの時が流れているので)の方の多くが、楽器の音色の再現の忠実度に感心をもたれているようですが、音場の広がりというのは、二次的な価値に貶められている様な気がします。」
「音場の広がりというのは基本的にはスピーカのサイズと無関係ですから。むしろ、発生源が小さければ小さいほど、音場の再現にとっては絶対的に有利になる」
「テレビの画面が大きくなったからといって映像の幻想性(ここは多分、原本の訳がおかしい)が増すわけでは無いでしょう。むしろ、走査線の数にかかわる事で、一時期ハイエンドメーカがハイ・ディフィニションという表現を使ったのは、おそらくそうした比喩的な意図が込められていたはずです。」
これらの事から分かる事は決して高価=ハイエンド機器という事では無く、ハイエンドというものが目指すあるベクトルがある。単純に高価で良いならPA機材もハイエンド機器になる訳だが、そうではない。三次元の音場を感じさせ、また演奏の細かいひだまで感じさせるハイディフィニションを持った機材の事を「ハイエンドオーディオ」の機材と呼び、またそういう使いこなしも含め、「ハイエンド・オーディオ」と呼ぶ。