オーディオのロマンを語ろう

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880カンチレバー細すぎ!
ロマン・グラッチェさん
>>868では、おほめいただきありがとうございます。まだまだ未熟者ではありますが、
見るもの、知るもの、出会うものに対して、できるだけ自然に率直に向かい合い、
相手の特徴や持ち味をなるべくピュアに感じとることを第一とし、
それから、それを損なわないようなかたちで、
自分の持ち味を加えていくことが大事だと、常日頃考えております。

オーディオは音をあつかうものです。経験を重ねるうち(と言っても、まだ25年ですが…)、
音の伝達手段が基本的に変わっていない以上は、
オーディオ機器のある程度のレベル以上に達した機械には、新旧の本質的な差は
無いのではないかと思うようになりました。「新方式」は例年のように発表されますが
それは新しいだけで、本当に改良とは言い切れないようにも思います。
(まあ「機械式から電気式」「アナログからデジタル」という変化は改良だと思いたいですが、
それでも新が旧を完全に凌駕したというところまでは行っていないのは御存知のとおりです。)
つい最近も蓄音機の専門店を訪ね、EMGやHMVの名機をいくつか聴かせてもらいました。
以前にクレデンザは聴いたことがあるので分かっていたつもりでしたが、
改めてその美音に強く心惹かれました。(まあ蓄音機は電気以前の物ですから、
電気以降のオーディオとは直接には比較できませんが、振動を拾い上げ、伝達・増幅し、
スピーカーをならすという大筋は同じですよね。)
特にEMGの豊麗な音は魅力的で、このスレのEMGさんが
コテハンに使ってらっしゃるのも宜なるかなと思いました。ただ蓄音機の面白いところは
手軽なお値段の機種の中にもいい音の物があることで、16万円という値段だった
HMVのMODEL104は、豊麗さはEMGの足下にも及びませんでしたが、
振動伝達経路の短さが幸いしているのか、ボーカルのリアリティはなかなかでした。
たまたま一緒に行った、ボーカル系のアナログの音を熟知している、クラブでDJを務める知人が
「真剣に購入を考えたい」と言いだしたのももっともな話だと思いました。

ロマンさん、火曜日にレスいただいてたのに、返答が今日になって申し訳ありません。
ここ2日はほとんどネットの時間とれなくて、TKさんにお礼と簡単な冗談を書くのが
精一杯だったんです。教えていただいたイエペス先生のCDは、
土曜日にアキバに出る予定があるんでぜひゲットしようと思います。