オーディオのロマンを語ろう

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799カンチレバー細すぎ!
>>794
Deeさん始めまして! カンチレバー細すぎ!です。
私もまだ四十前で、このスレの中では若輩者なんでいろいろ教わりながら参加してます。
このスレのみなさんはいい方ばかりなんでコワクはないですよ。ねっ、KTさん!
それからタコ焼き屋さんも、また若い人が来てくれたんでお喜びだろうな〜。

では早速ですが、Deeさんの質問にお答えします。
(と言っても、全くの私見でまだ調査も検証もしてないんですけどね。)
日本で音楽が大量に消費されるようになったのは、貸しレコード屋の出現にCDの発売、
さらにカラオケボックスの大流行が重なったことが大きな原因じゃないかと思います。
@まずは20数年前の貸しレコード屋の出現で、レコードが買うものから借りるものとなり、
500円程度かかったものが50円で聴けるようになった。(シングル盤の場合)
AそこへCDが発売されCDラジカセが発明されたことにより、レコードを再生できる
環境の数が圧倒的に増えた。(LP時代はラジカセでは普通レコード再生は不可能で、
最低でもモジュラーやミニコンポを買う必要があった。当然けっこう費用もかかり場所もとるので、
若者、特に女性でこれを揃える人の数は少なかった。)
当然CDレンタルはLP時代よりさらに大盛況となり、ますますCDは買うものではなくなってきた。
Bそれに加えてカラオケボックスの大流行。歌をだれよりも早く、どんどん憶えなくてはいけないから、
いちいち新曲のCDを買ってたらおこづかいがいくらあっても足りない。それでますます
レンタルオンリーになって、音楽一曲一曲への愛着が薄れてきた。
Cもひとつオマケが、ランキング番組の流行かな? これを毎週見ることで、自分の好きな曲じゃなく、
ただ流行ってる曲のみを追っかけるようになった。しかもそれをレンタルするから、流行が終わると
同時に忘れてしまうのがフツーになった。

だいたいこんな感じでしょうかね〜。書き忘れましたが、どの段階にも借りてきたソフトを家庭で
ダビングする行為が含まれます。時代によってカセットからMDに変わってはいますが、
手軽な録音機の発達も音楽が大量に消費されるようになった大きな要因の一つでしょう。
今後はネット上での配信が常識化するだろうから、ますます音楽の使い捨て状況はヒドく
なるでしょうね。ただ出版の世界で、とうの昔に絶版になった本が電子出版により配信される
サービスが始まったりもしてるんで、心あるサイトが増えれば、今のようにすぐCDが廃盤に
なって手に入らなくなる状態から、データ配信というかたちだけれども、有料ライブラリー的に
いつでも古い音楽作品を手に入れることができるようになるかもしれませんね。

これは1962年生まれの私のとらえ方で、世代によって違ってくると思います。
どうか他のみなさんも、世代によるご意見をお聞かせ下さい。