オーディオのロマンを語ろう

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600ジョン
TKさん バッフルに使う材料で良いものという事ですが
スピーカーを楽器として考えるのか,トランスデューサーとしてとらえるかで全く
異なる答えが出るのだろうと思います。ただ,TKさんは響きを大事にされている
ので,その方向で考えれば良いのだろうと思います。となると・・・
ただ,大きなサイズが,あまり高価でなく手に入らないといけないので結局は南洋
材あたりに落ち着く事になるのかもしれません。
価格を考えずに国産の材料となると栃か欅でしょうか。大径材がえられると言う
意味ではこの二つでしょう。二枚とか三枚とかとにかく矧ぎ合わせるのであれば,
胡桃とか栗とかも可能性があると思います。
桑とか,楓,銀杏あたりも綺麗だし緻密です。
ここあたりになると,もう完全にロマンですね。
樹種だけではなく山の南側ですくすくと育ったものか,北側でゆっくりと大きく
なったものかで違うし,山の斜面に生えた木の場合,上側で取った板と,下側で
取った板ではまた違います。杢を言い始めるともうまた狂気の世界です。乾燥の
程度でも全く違います。天然乾燥と人工乾燥でも雰囲気が違いますし。これは,
木を使う側の感覚で書いています。
結局は,製材所でいろんな板を見せてもらって,音叉を当ててみて,響きを確認
して良さそうな,TKさんが好きな木を見つけるしかないでしょうね。