オーディオのロマンを語ろう

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401キルロイ・2
>簡単 に高みに登れるだろうにと思うのですが。
私にとってオーディオは「遊び」です。遊びゆえ真剣になります。「高み」というのは私には合
わない言葉です。ただし、遠い目標、近い目標ははっきりしてますし、手段も予想しています。
私は昔から「エンクロージャーは後面開放が自分にとって最高の音で、マルチウェイだったら
ウーハは極力軽量のもの、となるとキツいクロスをかけねばならずネットワークの悪影響が無視
できませんから、マルチドライブ」と考えていて、少し前にソニーの10cmパワード業務用小型
モニターのユニットが、買う時の予想とその後の思考から後面開放に適し、また起こる問題の対処
法(パイプ共鳴の問題、完全に自分の独自です)ができたのでそうしました。最初は少し吸音材を
使う対処でしたが、すぐに「吸音材でも板でもない共鳴の低減、分散化」方に適したものを使い、
成功しました。レンジは狭いですが、ダイナミックレンジはハンパじゃありません。ボーカルが、
高い大きい声を出すからマイクを離せば、音像は注意して聞かなくても奥に引っ込み、バイオリ
ンソロ2人がかけあいのように弾く時、SP間は55センチほどなので、最初が左より、二人目
はその右5センチほど左のちょっと奥で上」とまでわかります。また、エンクロージャ内には、
広い周波数の共鳴がありますが、そのレベルは一般のバスレフ等とは比較にならないぐらい低く、
当然背圧はおそろしく小さいです。私はこれに匹敵する高いDレンジを持ったSPは、知りません。
多くのSPのウーハの質量は(口径と、その大きさによる空振りが減る事も含む)重すぎます。
運動エネルギーは質量に比例し、速度の二乗に比例します。重く、バスレフ共鳴に頼ったSPは、
運動のスルーレートが遅すぎます。生のコンバスの波形はDレンジが広いですが、その早い動き
にほとんどついていってないような音のSPが主流です。周波数軸で考えれば、コンバスは多数の
倍音を含みます。2倍音ならば、同じ速度でコーンを動かすのに単純計算で4倍のエネルギーが、
3倍音(確か、奇数倍音成分のほうが多いはずだが)ならば9倍です。ここまで、4ウェイでも
ない限り、全てウーハが鳴らさなければいけないのです。
最近のセッティング向上でローエンドが下がり、開放弦かそれに近い低さでなければ、倍音は
SPからかなり聞こえるようになりました(ローエンド・基音はヤマハのSWが担当)

>一点に集中したら/玩物喪志に陥っていませんか? 物を玩びて志を喪うという状態のような気
>がしますが,
私は冗談が好きなので、冗談のネタになる対策をやって、それを書き込む事もあります。
遠い目標は、すでに一点ですが、それに至るためにやらなければならない事は数多くあります。
電源を固めるとか。
自分にとってオーディオが遊びであるなら、玩具でもあります。遊びこそ私は真剣になります。
もちろんDIY的なものが多いので試行錯誤が多いです。ある新薬開発者が「この薬物の考えら
れうる誘導体をまる一年テストして、これはどうしても使えないという結果になりましたが、
『この薬品の誘導体をこの症状に使うことはできない』という結果は得る事ができました」
こういったものの積み重ねから新薬はできるのです」
私はそこまでストイックにはなれません。ただ、私がやっている対策は、結果が不安なもので
あれ、物理的に考えた上でのものです。奇異に見えますが、むしろ奇異な対策は一般のオーデ
ィオ店や雑誌のほうが多く思えるものが多数あるように私は思えます。
遊びの労力はおしくないですが、市販の高価なアクセサリーは私には、DIY的な手段で作れ
ない時点で考える手段です。
オーディオ評論家は物理的、電気的な思考がほとんど無いか、妙な方向にいってます。
2chの情報のほうがよほどセッティングには役に立ちました。