オーディオのロマンを語ろう

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361ジョン
出張で不在にしておりました。 ついでにオーディオ屋に行くつもりでした
が仕事が全く終らず夜半まで缶詰でした。

さて,AとBのシステムを比較するとします。
いま,甲が,同じ音楽を1回づつ繰り返し演奏します。「Aを演奏しま
す」と言ってAを演奏します。次に「 B」と言ってBを演奏します。次に,判定者
乙が Aを聞きたいと言えばAを,Bと言えばBを甲は演奏します。判定者乙が,納得
するまで,あるいは, Aが良いかBが良いか判断がつくまで繰り返します。ここま
では準備段階です。
乙は,Aが良いと判断をしたとします。さて,この判定の信頼性はどれだけあるの
でしょうか?という問題を私は言っています。

これからがTESTです。
AかBかのシステムで2回甲は演奏をしますが,判定者乙には判らないようにします。
乙は,実際に目隠しをするわけではありませんが,今 Aなのか Bなのかは判らな
いようにします。これを目隠し試験と呼ぶわけです。そして,判定者乙は 2回の
演奏された音楽のどちらが良いかだけを答えます。始めのほうが良ければ 1, 2
番目が良ければ 2,差が無ければ 3で良いでしょう。(どちらも良い,どちらも
悪いを加えて 4段階の判定にしても良いでしょうが,単純化の為に 3段階で考え
るとします)乙の判定後,少し間をおき,また甲は2回演奏をし,乙は判定します。
これを繰り返します。
例えば
AA,AB,AA,BA,AB,BB,AB,・・・・
と甲が演奏を行い,乙の判定が,
3,1,3,2,1,3,1,・・・・となったならこの判定者乙は,AとBが区別できて
判断は一定しています。だから,Aの「音が良い」と言う判断は信頼できる訳です。
ところが
1,1,1,2,3,1,3と判定したとしたらこの判定者乙のがAが良いという意見は
信頼できるでしょうか?