インピーダンスマッチングがわからない人の数→

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1名無し
インピーダンスマッチングってなんですか?

以前どっかのスレで聞いたのですが、
誰一人答えられませんでした。

つーか前から思ってたんですけど
ココの人、なんかすごい凝ってるように見えて
実は技術的なことはわかってない人が多い気がする。

だれかスパっと答えてください。
2名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/03(火) 16:02 ID:hVkenXtM
交流電流に対する抵抗のこと
3名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/03(火) 16:31
スパッと答えが出ましたね。

==============終了===============
4名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/03(火) 16:41
マッチングには言及されていないと思われ
5名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/03(火) 16:42
>>1
まず、静電容量とリアクタンスの勉強してください。
6名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/03(火) 17:21
>スパッと答えが出ましたね。

2のどこが答えやねん(ワラ
そりゃタダのインピーダンスだろ(ワラワラ
7名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/03(火) 17:41
>>6
では、スパッと解答よろしく
8名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/03(火) 17:43
名スレの予感・・・
9名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/03(火) 20:00
ミスマッチングだと信号の反射が起きる。
けどそんなことを知る必要もないだろ。
そんなことを問題にするほど凄い伝送経路を構築してるんか。
かえってそんなこと知らない方がオーディオを思い切り楽しめる。
そんなことにこだわってるなんてたいしたこたあない。耳年増。
10名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/03(火) 20:09
よく、ハイ受けロー送りだとか言うのはなぜですか?
また、RCAピンに50Ωとかのケーブルを使わないのはなぜですか。
マッチングが悪いと音域バランスか変わるとか、
ライン端子にヘッドフォンをつなぐとだめなのは、どういう理由ですか。
11名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/03(火) 21:25
>よく、ハイ受けロー送りだとか言うのはなぜですか?

 信号の損失がゼロに近くかつノイズにも強い構成になるから、
インピーダンスマッチングを撮る必要が無い低周波信号の場合は
それがベストと言われている。

>また、RCAピンに50Ωとかのケーブルを使わないのはなぜですか。

 使いますけど。

>マッチングが悪いと音域バランスか変わるとか、

 知りません。別にマッチングよくたって音は変わるので、たわごとの
ひとつでしょう。

>ライン端子にヘッドフォンをつなぐとだめなのは、どういう理由ですか

 ライン出力はハイインピーダンスで受けることを前提にしているため、
出力電流が取れるように作られていない。よって、ヘッドホンやスピーカー
のように電流を必要とするものをつなぐと、音が小さい、歪む、壊れる
といった不具合が発生する。
 逆にいえば、インピーダンス10kΩのヘッドホンならつないでOKよ。
12名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/03(火) 21:41
例えば、
水中では、空気中の音は聞こえにくい。
空気中でも水中の音は聞こえにくい。

インピーダンスが違うと壁のようになって伝送が妨げられます。
マッチングとは、これを伝わるように合わせることです。
13名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/03(火) 21:55
インピーダンス不整合を起こすと、
伝送信号上に反射が発生し、
それがf特に悪影響を及ぼす。
その影響が大きい場合には、
歪みとなってそれが現れ、
ノイズ等の原因にもなる。

というわけだけど、
あくまでも理論的には、ってこと。
じゃあ実際にどの程度の不整合でどの程度聴感上の影響が出るか?
って言うと、計算なんて出来ないわけ。
14名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/03(火) 22:11
>>12
わかりやすい比喩と思われ。
15名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/03(火) 23:17
音響にも特性インピーダンスの概念があり、音響特性インピーダンスと言います。
12のは比喩じゃなくて、水面で音波が反射するのは、まさにインピーダンスミス
マッチによるものです。

http://www.mmjp.or.jp/INCE-JAPAN/doc/term-a.htm#acoustic-impedance
16名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/03(火) 23:29
超音波検査でおなかにゼリーを塗り塗りするのもインピーダンスマッチングだな。
17名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/03(火) 23:31
低音が出ないのも音響インピーダンスのマッチング問題だ。
1812:2001/07/03(火) 23:41
耳の内部の「槌(つち)骨」「砧(きぬた)骨」「鐙(あぶみ)骨」→総じて「耳小骨」も、
鼓膜とリンパ液の満たされた前庭窓とをつなぐインピーダンスマッチング
の役目を果たしています。
19名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/03(火) 23:51
彼女といまいち合わないのもやはりインピーダンスミスマッチング
なのかな。うーん残念だ。
20名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 01:40
>>19
君のモノが細くて彼女のモノが太いと、そこで摩擦力低下などの理由から
性的快感のミスマッチングを起こす。
以前の彼とマッチングが取れていた場合に、彼女の記憶がマッチングして
いた時の快感を呼び起こし、君との整合状態と比較するという現象を起こす。
彼女との関係をより良い状態として維持していくためには、ミスマッチングを
カバーするような第2、第3のマッチングに代わる手段が必要と思われる。
21名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 01:42
駄スレの予感...。
22名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 02:23
オーディオ周波数では反射が無視できるなんていう人がいるけど、反射波は存在するよ。
インピーダンスマッチングが取れていないときの反射は電圧と電流で様子が変わる。

線路の終端が開放されてインピーダンス無限大なら電圧は反射されず電流は100%
反射されるが反射波の位相は180度回転する。
そのため、進行波と反射波が打ち消しあって電流はゼロになり電圧のロスもゼロになる。

別の見方をすれば終端開放で電流は流れないとも言えるのだが、例えば10m程度の
線路で送り出し側からステップ波を送り出しその電流を観測すると線路を往復して
逆相の電流波が帰ってくるまで電流は流れる。こうして反射波の存在を確認できる。

終端短絡してあれば、電圧は100%反射し電流は反射しないから、電圧は打ち消し
あってゼロになる。電圧の反射波を同様にして観測できる。

インピーダンスマッチングを取ると反射は生じないが、普通のケーブルの
特性インピーダンスは低周波帯域では周波数が下がると増加し、ある程度で頭打ちに
なる。50オームのケーブルで300オーム程度だろう。
だから、アンプの入力を50オームにしてもインピーダンスマッチングは取れない。
電力を問題にするなら解決策は無いことになる。

しかし、オーディオでは信号を伝えるのが目的だから電圧か電流のどちらかだけ
正しく伝達できれば良い。
例えば電圧に信号を乗せるなら、終端のインピーダンスが高いほど電圧の反射は
少なくなる。このとき送り出しのインピーダンスが低ければ反射してきた電流波は
送り出し側ではほとんど反射しない。
逆に電流に信号を乗せるなら入力インピーダンスは低いほど良く、送り出しは
高いほど良い。

こういう考え方はどうだろう。
23いいかげん名無しを変えろ:2001/07/04(水) 02:38
熟練者と知識の無い厨房との伝達経路では激しいミスマッチングが生じて情報が
正確に伝達できない。
熟練者同士、厨房同士ではマッチングがうまくとれるため情報の伝達がうまくいきます。(藁
24>>22:2001/07/04(水) 02:47
25名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 02:54
>しかし、オーディオでは信号を伝えるのが目的だから電圧か電流のどちらかだけ
>正しく伝達できれば良い。

電圧と電流が両方伝わって、電力というエネルギーが発生する。
26名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 03:09
ここで伝送するのは、電力という「エネルギー」ではないのよ。
オーディオ信号という「情報」だけで良いの。
ここを混同すると、話は発展しないから注意してね。
27名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 03:10
もちろんアンプ同士の間の伝送の話で、スピーカとの間の伝送は
また別ですよ。
28名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 03:17
>>26
信号の伝達は電圧だけで行なっていると思ってるバカ発見!
29名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 03:52
>>28
電圧や電流は電界や磁界の簡略的表現だと言うことを知らないバカ発見。
26は電流が反射しても電圧が反射しなければ良いと書いているだけだ。
信号の伝達は電圧だけで行うなどとは全く書いてないぞ。

電力伝送路のロスの話と混同しないでね。
30名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 03:54
>>28
送り出す側が電力に信号を乗せるにはどんな風にすればよいのかね。
説明してくれたまい。
31名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 03:55
>>28
ついでに、電圧に信号を乗せるにはどうすれば良い?
電流なら?
32名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 04:19
>>29
>電圧や電流は電界や磁界の簡略的表現だと言うことを知らないバカ発見。

電圧電流、電界磁界とはまったく別物。
あと、定在波というものを良く勉強してから言ってね。
33名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 04:26
>>30
直接変調方式のひとつである低電力変調を用いて、元の信号波形を
振幅の変化として伝える事が出来る。
俗に言う、オーソドックスな振幅変調ね。
34名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 07:43
32さんへ
「マックウェルの電磁方程式」を理解してから発言してね。
信号伝達をする際には
電圧・電界・電流・磁束はおのおの相互作用があって、
単独では仕事をしないのよん♪
勿論、信号伝達をしてない静的な状態ならば、
電圧と電界だけで存在したり、
電流と磁束だけで存在しますが、それでは信号は伝わらないからね。
35名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 11:41
>>19
彼女とインピーダンスマッチングしていたら
永遠に射精できないと思われ・・・。
36baka???:2001/07/04(水) 12:44
>>34
>勿論、信号伝達をしてない静的な状態ならば、
>電圧と電界だけで存在したり、電流と磁束だけで存在しますが、

電圧だけで電界が発生するのか・・・。
初めて聞いた(w
お前は天才だよ(w
無線工学の本にもそんなこと載ってなかったな。
371ではないが:2001/07/04(水) 12:53
だからさー、せっかっく >>22 とかが面白い方向に話を振ってくれてるんだから
詳しい皆さんもオーディオ帯域におけるインピーダンスマッチングについて
持論を展開してよ。てっちゃんの悪い影響だけ受けてるのかなぁ。ここ。
38名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 12:56
適当な事を言ってる奴を見ると突っ込んでみたくなるのだ。
3926ではないが:2001/07/04(水) 12:58
>>26 も、電流だけや電圧だけで信号を伝達すると言ってるのではなく
電流と電圧のどちらをより重視するかと言う視点を述べてるだけだろ。

信号をより正確に伝えるにはどうするかは簡単な話ではないだろうし
簡単に公開できる話でもないけどね。

CASTなんかのことを言ってるんじゃないか。
40名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 13:00
>>38
それがてつの悪いとこのひとつだろが。
41名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 13:03
無線屋から見るとあまりにもお粗末なスレ。
42名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 13:39
インピーダンスの問題は、スピーカーケーブルを変えると
音が変わるって事に通ずると、なんとなく思うのだが、
ホントのところは、わかっていない。何故?
わかっている人、レスきぼん。
43名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 14:05
スピーカーの場合は銅の精錬方法と分子同士の結合状態の方が
インピーダンスより関係が深いんじゃないか。
44名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 14:18
おまえら物理勉強したことあるのか?
45名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 14:22
>>44
大学で勉強してたよ。
46名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 14:23
>44
ですから、物理等で勉強したことが、どの様に音に関係しているか、
また、解析できるか知りたいのです。
お教え下さい。
47名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 14:31
>>44
お前、中卒だろ〜!
48名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 14:56
>>41
すでに出ているが、ケーブルの特性インピーダンスはオーディオ帯域では
低域に向かってある程度まで上昇していて、ほぼ一定とみなせる程度では
ないのだから、無線帯域とはまた別の問題があるんじゃ無いか。
http://www.mogami-wire.co.jp/paper/tline/tline-01.html
の図ー4を見てみて。
これでインピーダンスマッチングをどう取るか。
あるいは別の解決策を考えるべきか。

お粗末でない回答を希望。
49名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 15:34
>>22
>線路の終端が開放されてインピーダンス無限大なら電圧は反射されず電流は100%
>反射されるが反射波の位相は180度回転する。

ここのところ一部間違ってるよ。
反射係数は r = (Z - Z0)/(Z + Z0) だから、終端開放だと電圧も100%反射される
けど位相は回転しない。合成されてインピーダンスマッチングが取れているときの
倍の電圧になるんじゃないのかな。

終端が開放されてたり短絡されてたりすると電磁波は100%反射してしまうようだね。
50名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 15:40
まあ、オーディオ周波数で伝送などしないことだ。

以上、終了。
51名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 15:57
SWRが上がって、ファイナルが飛ぶ。
52名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/04(水) 16:53
>>51 ははは
53名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/09(月) 00:28
54名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/14(土) 20:19
55名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/15(日) 05:55
でも、さんざん語ってをいても
結局はケースバイケースとか言うんだろうな(ワ
56名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/26(木) 07:52
打スレ
57名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/26(木) 14:18
インピーダンスマッチングとは、信号源のインピーダンスと負荷側ノインピーダンス
を同じにし、同インピーダンスのケーブルでつなぐことです。
それを、直流から1MHzぐらいまでの周波数で実現出来ると良いと思います。
その気になれば、プリとメインアンプ間は出来ますね。
マッチングをとって過渡応答を調べてみると、余分な振動が軽減するのがみえます。
ですが、これがホントに音が良くなるかというと、?です。
現実には、プリの出力をエミッタフォロア、ソースフォロアなどの
ローインピーダンスで出して、ローインピーダンスのケーブル(ハイインピの
ケーブルが無い)で、ハイインピーダンスのメインの入力(最近のDCアンプは
リーク電流によるDCオフセットの関係からFET入力)につなぐのが、一般的です。
これはあまり問題がない。周波数特性HIGH上がりといっても、無視できます。
ハイインピのプリアウトをローインピのメインにつなぐのは、あまり例がないのでパス。
ハイインピをハイインピにつなぐのは、HIGH落ちになる場合が多々あります。
メイン入力部のCが、周波数が高くなると効いてきて、プリからの信号を、
減衰させるので、周波数特性がフラットではなくなります。

さて、アンプとスピーカー間、これが難しいのですが、
結論から言うと、直結する事です。スピーカーケーブルを使わない。
これが一番だと思うのですが、なかなか制約があって、難しいですね。
58名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/26(木) 19:24
>それを、直流から1MHzぐらいまでの周波数で実現出来ると良いと思います。
>その気になれば、プリとメインアンプ間は出来ますね。

 そ、そうか?
 高周波領域だけならともかく、直流から低周波域のインピーダンスを一定に
たもったケーブルって聞いたこと無いんだが。できるのか??
59名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/26(木) 19:31
57は、特性インピーダンスの意味が全然わかってないヤツだなー
60中途参加:2001/07/26(木) 19:58
よくわからなくなってきたが・
要するに特性impはLとCできまりこれはケーブルの構造、材質などで決まる。
てことは特性impとアンプの出力impと受けのアンプの入力impの関係
を説明してほしい。
61名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/26(木) 21:36
線形、非線形...今更交流理論なんて見たくもないよ。
62名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/27(金) 00:00
電子回路、交流理論、電気機器、電気計算機、電気材料、電気磁気学で
習った言葉がいっぱいだーーー!!・・・頭イター!
63名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/27(金) 15:00
ありゃりゃ、sageで書いたのに、あっと言う間にレスが、、

>それを、直流から1MHzぐらいまでの・・・
っていうのは、行き過ぎです。あやまります。
正しくは、直流以外(つまり交流)であれば、伝送線はその特性impです。
0.1Hzでも1GHzでも(理屈上は)かわりません。
で、そのケーブルは微少のLとCの連続で成り立っており、このLとCを
無視できるのは、その特性impと同じ抵抗で終端したときに限られます。
それ以外は、エネルギーが反射してケーブルの中を戻ってきて、定在波を生じます。
が、低周波の波長は、そんなケーブルよりはるかに長いので、整合など取りません。
まあ、なん10kmもケーブル引けば、影響が出るとは思うのですが、非現実なので
おいといて、実際に使用するとき問題になるのは、ケーブルが持っているC等です。
整合を無視したとき、一般のケーブルはだいたい100pF/mぐらいの容量を持っています。
これをキャンセル出来るのは、特性impで終端したときですが、これは得策ではない。
メインの入力を低impにするとS/Nが悪くなり、ダイナミックレンジが劣化します。
整合をとって、入力抵抗に電流を流すような、電力伝送的な考えでなく、乱暴に言えば、
電圧だけ渡すと考えればよいと思います。
さて、信号源と負荷の関係ですが、マッチングというのであれば、信号源=負荷
ですし、その時が色々な意味で(電力伝送)最大効率です。
そして、信号源impが高くなると電流源、低くなると電圧源の様相を呈してきます。
そしてオーディオで実際必要なのは、信号と負荷のimpマッチングではなく、
低impの信号源と高impの受け側で、普通はそのような構成になっています。
64名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/27(金) 21:09
>直流以外(つまり交流)であれば、伝送線はその特性impです。
>0.1Hzでも1GHzでも(理屈上は)かわりません。

 これって、実際はどのくらいなんでしょう?オーディオ周波数帯域カバー
できてるんでしょうか?

 さて、それはそれとして。

 電気信号というものの本質は電磁波であるからして、電気信号を伝えるという
ことは、空間(あるいは導体や誘電体)という媒体に対して電磁波という波を
伝えること。ということは、バネを揺らして波を伝えるのと類似している。

 で、インピーダンスが違うってことはこのバネの堅さが違うってことだから、
そこで反射が起きるのは当然?

 ケーブルのインピーダンスってのは、そのケーブルを無限長延ばしたとき、
入力端から見たインピーダンスだと考えてよいんですかね?
 そうだとすれば、たとえばその無限遠まで伸ばしたケーブルを、入力端から
1m先で切ってみると、そこから先のインピーダンスも無限長ケーブルのイン
ピーダンスだから当然同じ値。つうことは、その1m地点から無限の先までの
ケーブルの変わりに、インピーダンスと同じ抵抗をつけても、入力端からみた
振る舞いは全く同じってことになる。ということは、終端インピーダンスの
整合が取れてるケーブルに信号を入力するのは、入力端から見れば無限長の
ケーブルに信号を流し込んでいるのと見かけ上等しい。つまり、無限の流さの
バネを揺らしても反射があるわけないってことで。

 こう考えれば、インピーダンスの整合が取れているときに反射が無いという
ことの意味も分かりやすくなる気がするけど、どうなんだろ?
65名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/27(金) 21:26
特性インピーダンスには、周波数特性がある。
オーディオ周波数では、低域に向かってインピーダンスは高くなり、
600オーム程度に達する。だから難しいと前にも書いた。
http://www.mogami-wire.co.jp/paper/tline/tline-01.d.gif
もとはここ
http://www.mogami-wire.co.jp/paper/tline/tline-01.html
こちらも参考にしてくれ。
http://www.mogami-wire.co.jp/paper/tline/tline-02.html
66名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/27(金) 21:45
2. 2次定数
以上で、一様な線路の定常状態は特性インピーダンスと伝搬定数で簡潔に記述できることがわかりますが、これらを線路の「2次定数 」(secondary constatnt) と呼び、高周波に於ける伝送線路の特性表現に使われます。

以下、2次定数の周波数特性を把握するために、2次定数と1次定数の関係を実数表現に直すと次のようになります。


α = sqrt(0.5*(sqrt((R^2+(ω*L)^2)*(G^2+(ω*C)^2)) - (ω^2*L*C - RG)))
β = sqrt(0.5*(sqrt((R^2+(ω*L)^2)*(G^2+(ω*C)^2)) + (ω^2*L*C - RG)))
abs(Z0) = ((R^2+(ω*L)^2)/(G^2+(ω*C)^2))^(1/4)
arg(Z0) = 0.5*(atan(ω*L/R) - atan(ω*C/G))

このままでは周波数領域のふるまいがわかりにくいのですが、いくつかの周波数範囲に分けて近似式を求めると明解になります。


2.1. 直流から商用周波数程度
ω についてべき級数展開して、R >>ω*L, G >> ω*C の条件を使うと、

α = sqrt(R*G)*(1 + (ω*L/R - ω*C/G)^2/8)
β = ω*((L/2)*sqrt(G/R) + (C/2)*sqrt(R/G))
abs(Z0) = sqrt(R/G)*(1 + (ω^2*L^2/R^2 - ω^2*C^2/G^2))
arg(Z0) = (ω/2)*(L/R - C/G))

2.2. 音声周波数程度
L*G << R*C, ω*L << R, G << ω*C の条件を使うと、

α = sqrt(ω*C*R/2)*(1 - (1/2)*(ω*L/R - G/ω*C))
β = sqrt(ω*C*R/2)*(1 + (1/2)*(ω*L/R - G/ω/C))
abs(Z0) = sqrt(R/ω/C)*(1 + (ω^2*L^2/R^2 + G^2/ω^2/C^2)/4))
arg(Z0) = -(π/4 - (ω*L/R + G/ω/C))

2.3. 高周波
ω*L >> R, ω*C >> G の条件を使うと、

α = (R/2)*sqrt(C/L) + (G/2)*sqrt(L/C))*(1 - (R/ω/L - G/ω/C)^2/8)
β = ω*sqrt(L*C)*(1 + (R/ω/L - G/ω/C)/8)
abs(Z0) = sqrt(L/C)*(1 + ((R/ω/2)^2 - (G/ω/C)^2))
arg(Z0) = (1/2)*(G/ω/C - R/ω/L)*(1 - (1/3)*((R/ω/L)^2
+ (R/ω/L)*(G/ω/C) + (G/ω/C)^2))

以上から、2次定数は概略次のような周波数特性を持つことがわかります。
67名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/27(金) 21:50
おっと、特性インピーダンスと書いては間違いだったな。
>>65の特性インピーダンスは、線路の2次定数と読み替えてくれ。
68名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/27(金) 22:37
↑特性インピーダンスの絶対値 だから、訂正の必要はないよ。
6963:2001/07/30(月) 09:00
>>65,66
いま帰ってきて、書き込みを読みました。
やれやれ、全然わかっていませんでした。
もう少し読んで考えてみます。感謝。
70名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/30(月) 18:32
 結局、直流的な抵抗値が効いて来るのね・・・。
 ここまで特性インピーダンスを出せるケーブルって作れないのかなぁ。
ケーブルメーカーの努力に期待・・・って、無理か、やぱし
71名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/30(月) 19:22
>>70
インピーダンスミスマッチによる反射が問題になるのは波長に比べて線路長
が無視できない長さになる高周波です。ビデオ信号はDCから数MHzの周波数
帯域をもつため、高周波成分を歪みなく伝送するためにインピーダンス整合
が必要ですが、低周波でのインピーダンスミスマッチは普通の長さの伝送では
問題になりません。
高周波でインピーダンス整合させておいた方が機器の動作が安定する可能性
はありますが、可聴域ではインピーダンス整合を考える必要はないと思います。
72名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/30(月) 19:55
>>71が今いいこと言った。

ちなみに古い業務用音響機器は600オームでマッチングを取るのが流儀だった。電話業界からの伝承らしい。
今は、ほとんどがロー出しハイ受け。変わった理由は、600オームを+24dB近辺までドライブするのにオペアンプでは辛いのと、出力を複数の機器に分配するのが面倒だったため。
73名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/30(月) 20:38
なんで
>>1>>2だけIDが出てるの?
74名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/30(月) 20:50
>低周波でのインピーダンスミスマッチは普通の長さの伝送では
>問題になりません。

 一般的にはね。でもそれって、波形歪みはほぼ無視できるので・・・
ってことでしょ? 音聞いてみなきゃわかんねぇじゃん?
75名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/30(月) 20:56
↑ばーか、人間の耳程度で認識できるもんじゃねーの
76名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/30(月) 21:49
 ケーブルのインピーダンスをフラットにしなくても、終端インピーダンスの
ほうをケーブルの特性インピーダンスにあわせればいいじゃない、ねぇ。
77名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/30(月) 22:25
 片端終端と両端終端と、どのくらい差があるの?片端終端じゃ駄目なの?
78名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/31(火) 07:26
>>76
 ケーブルの真ん中に、低周波から高周波までケーブルのインピーダンスにぴったり
あわせたインピーダンス整合器をつければ、ケーブルの両端にどんなインピーダンスの
機器がつながっても片端終端にはなるんじゃないか。それじゃ駄目?
 もっとも整合器のロスがどうなるか頭痛いけどな・・・
79名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/03(金) 02:22
>>76
L1個とR2個で、できるかも。でも、音悪くなりそうだね。
アナログ伝送を止めるほうが簡単そうだ。
80名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/03(金) 07:17
 試してみるだけ試してみたいな。でも、低域から高域まで
特性インピーダンスが公開されてるケーブルって見たこと無い
からなぁ・・・ネットワークアナライザとか持ってないと無理か?
81名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/18(土) 13:11
82名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/18(土) 13:55
プリの出力インピーダンスとパワーの入力インピーダンス知りたい
けどどうすればいいの?
83名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/18(土) 13:58
その位の規格は、カタログに載っているだろ。
84名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/18(土) 13:58
>>82
カタログに書いてありませんか?そうでまくても
マニュアルには必ず書いてあると思いますけど。
85名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/02 12:19 ID:pQ5L9mwk
>49,66
の書き込み内容はかなり基本的なことだと思うが・・・。
まあ66は導出省きすぎだけど。まあ、所詮コピペ。
分かった気になっとるだけのナルシスト。
高校レベルの複素表示知らん物理しかやっとらんくせにな。

つーか、伝送信号の反射、透過の理論程度も分からないで
あーだこーだよく言えるな。
インピーダンスすらも分からんのに、どうして整合が分かる?
どちらにしても基礎的知識すぎるやろ。
「整合をとる」っちゅうのは議論の余地なくちゃんと定義されてるぞ。
はんまに厨房やね。

オーディオマニアってさ、こういった議論することがかっこいいみたいに
思ってるのがイヤ。俺の方がよっぽど分かっとるわ。
機械のバランスとかにこだわるのはいいけど、
音楽たのしめりゃそれでいいやろ。
こうすれば音がいいとか悪いとか、そればっか気になってるバカやね。
ほとんど被害妄想。

そりゃ整合とれてる方がいいやろうけど、その前に始端、終端の接続具合
とかの方がよっぽど大事やと思う。
86名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/21 00:37
87xa:01/09/21 00:59
難しすぎ・・・。
88名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/06 11:49
超伝導ケーブルだったら
どうなるんでしょ?
89馬鹿ですまん:01/10/06 12:10
テレビの75Ωのケーブルをテスターで計ってみたけど75Ω無かったよ。
これって1km当りの抵抗値の事?
90FMMAN:01/10/07 20:52
>>72今でも600オームまかり通っていますよ。ミニFM局を立ち上げた時
こっちは調整室側のシステムを組んでいたんだけど、元受の東芝の技術
者が電波管理局の検査の前に自分のとこの測定器持ち込んで杓子定規
に測定器側無負荷で0dB(だったかな?)にならない。だってうちの機器は
アウトは30オームぐらいだもん。相手は元NHKでその辺の管理をやって
たって言う頑固ジジー。いまさら600オームの抵抗かませたりトランスを入
れるのも癪だからだまってアウトのアッテネータしぼって帳尻合わせちゃった。
どうしてばれなかったかって?。だってデジタル機器だったんでアナログと
ちがってツマミが無いから液晶で確認する方法もわからないジーさんだます
のなんて簡単。その後の電監の検査はどうしたかって。業界の人じゃなくても
想像できるだろうけどあんなの形式だけ。検査後の接待が一番のポイントなの。
91名無し:01/10/19 08:22
ピュア板の中ではまともなスレだな
92名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/23 02:20
sutereophile11月号に、 [ REFLECTIONS,ECHOS,& MUSIC ]と言う題で
オーディオにおけるインピーダンス・マッチングの記事が載っている。

100mのケーブルを使ってミスマッチで反射が起きる様子を観測しているが、
しっかり反射波が記録されたオシロの画面がたくさん紹介されている。

メータ2ドルのケーブルにインピーダンス・マッチングの組み合わせで
1000ドルのケーブルに勝てると主張するのは時期尚早だが、1000ドルのケーブルに
インピーダンス・マッチングを行えば良くなるのは確実だそうだ。

待たないでやってみろと書いてある。
9392:01/10/23 02:29
低い周波数でケーブルの特性インピーダンスが上昇する点は、あまり
気にしてないようだ。

送り出し75オーム、ケーブル75オーム、受け75オームなどの実験だ。
94名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/23 12:28
インピーダンスマッチングよりアンプの位相補正の方がよっぽど効くって。
9592:01/10/23 23:28
>>93
じゃ、両方やればよかろ。
96 :01/10/23 23:34
>89 違います。
97名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/23 23:36
>>89
 直流域でのマッチングインピーダンスは、たぶん無限長に
伸ばしたときのホットとコールドの間の抵抗値になると思う。
ホットーホット間とか、コールドーコールド間の抵抗値とかとは
全く別物。

 高周波でも同じ事だけど、こっちは、終端抵抗をいろいろと
つけかえてパルスを入れてみて、信号が反射しなかったときが
あればそのインピーダンスだといえるんじゃないかな。

 メーカーはどうやって特性インピーダンス測ってるんだろうね。
なんか特殊な機械とかあるんだろうか?
 それとも、適当な終端抵抗つけてVSWRメーターとかで測れば
ある程度分かるのかな?
 高周波は素人だからよく分からん・・・ハムな人は分かるのかな。
98名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/24 01:54
>>97
最近の流行りは、TDR(Time Domain Reflectometry)とかいって、特性インピーダンス
不連続点でのステップ波の反射をストレージオシロで観測する方法。
高速信号を扱うプリントパターンのチェック等に広く使われている。

周波数領域での最も安易な測定法は、終端オープンおよびショート時の
始端から見込んだインピーダンス Zopen および Zshort を測り、
特性インピーダンス Z0 = sqrt(Zopen*Zshort) を求める方法。
原理的にはオープンとショートに限らず、2種類の終端条件を与えれば
始端から見込んだインピーダンスから特性インピーダンスが求められる。
電気信号伝達のことのところあれだけど、
インシュレーターの使い方とかでもインピーダンスの問題って
あるんじゃないかな。
音波のインピーダンスってことだけど。
100名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/24 18:01
物理学科だけど、インピーダンスいまいちよく分かってないよ
とりあえずしっかりターミネイトしてないと信号がちゃんと伝搬しないって事は分かった
101 :01/10/24 20:35
電気ならともかく物理学科って大学に入って「いんぴーだんすぅ」
の話なんて聴く事あるか? 理学部物理学科じゃないの?
102物理学科卒業生:01/10/25 01:58
なにも大学でなくても高校物理でインピーダンスくらいやるだろう?
課程かわったのかな。
物理学科でも交流ぐらいはふつうに習うよ。常識として。
103名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/01 12:54
インピーダンス理解のために良い本があるぞ
「インピーダンスのはなし」
伊藤 健一著 日刊工業新聞社 ISBN4-526-04463-6 \1800

 オーディオ用途ではないが できるだけ式使わないでマンガ入りで説明している。
 これ最後まで読めない真正厨房は逝って良しだな
104名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/01 13:11
高校物理じゃ不クソ数表示は御法度なのよ。
絶対値だけじゃかえって本質を上手く理解できないのにね。
105名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/01 16:52
今月のstereophileにこれについての記事があります。
DQNの私にも分かるように書いてあるし面白いですよ。
106名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/04 21:37
>>105
それって英語の雑誌?
107名無しさん@お腹いっぱい。
>>105
>>92 に既出。概要が書いてある。