1 :
上杉研究所EU :
2001/06/20(水) 08:16 タンノイが好きなのですがあまり話題になりませんね。 既に御持ちの方、購入を考えてる方、ユニットを別の箱に入れて楽しんでる 等タンノイの情報をお寄せ下さい。
2 :
死神 :2001/06/20(水) 08:43
>タンノイが好きなのですがあまり話題になりませんね。 その理由がわからないあなたはかなり痛い人と思われ。 **************終了です**************
3 :
タンノイっていいよねー :2001/06/20(水) 12:55
スターリング持ってます。聞いててほっとします。 ついこの間プレステージスレ立ってましたよ。あんまり 評判(笑)呼ばなかったけど。 タンノイファンクラブでマターリと語りましょうよ。 www.geocities.co.jp/Hollywood/4518/
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/20(水) 14:03
タンノイって、分解能が悪くって、音がブカブカ、 モカモカでした。今もそうですか。素直なスカット した音が好きですが、今のタンノイならでるでし ょうか。
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/20(水) 14:22
>>2 >>4 俺も10,20代の時は偉そうにそんな事言ってたけど最近良さが解かる様
になってきたな-(女遊びが飽きてきたからか?)
おじん向きといえばそうなんだが(若い奴が惚れてたら不健康?)解かる
様な時がいずれか来るよ。
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/20(水) 15:05
>>5 自分が好きになったのだから他の人もそうなるはず、というのは
あなたの幻想です。タンノイに限らずそう思います。
そもそも「解かる」という言葉は不適当で、「タンノイの音色を
楽しむ」くらいに書いて欲しいのです。
あのマターリとしたサウンドが良いと感じる人はいると思いますが、
音楽を選ぶんですよね。私は35歳で、ハイスピードな現代オーディオが
苦手な人間ですが、タンノイは好きになれませんでした。
7 :
ブロス :2001/06/20(水) 15:23
タンノイのどこが良いのか、理解に苦しむ、あの同軸SPの考え自体 が間違っとる!。 理論的に、高域と中高域の位相が整合できない欠陥SP。 あんなSPをありがたがって使っている上杉研も落ちたものだ。 40年前の五味のオートグラフから進歩していない、化石SPだ。
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/20(水) 16:36
>>7 >理論的に、高域と中高域の位相が整合できない欠陥SP。
どんな理論なんだよ? 説明してみなこのヴァカ!
タンノイろくに聴いたこともないくせに、受け売りの理論だけで否定し、
しかもそれを間違って書き込んでいる厨房は、まじ逝ってよし!
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/20(水) 16:45
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/20(水) 18:15
ていうか、コーンスピーカーが化石。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/20(水) 18:37
皆さん頭が固すぎます。 オ−ディオなんて仕事終わって聞いてていいなぁ-でいいのだから。。。。
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/20(水) 19:20
>>11 そのとうりなんだが。。。。
マスコミが取り上げないので良さが解からんのが多数。
801やなんかだと踊りやすい。。。。。
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/20(水) 19:29
>>6 他にもスピ−カ−置いたら?
あれだけやったら欲求不満になるやろ。
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/20(水) 19:58
最近のタンノイ聴いた事無い奴らばかりだろ? ブカブカ?聴いてから偉そうな事ぬかせや!クズ!
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/20(水) 20:06
>>10 >ていうか、コーンスピーカーが化石。
あなたの言う「化石でないスピーカー」が非常に気になります。
いったいどんなものなのか、御高説をお聞かせ下さい。
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/20(水) 20:21
オールホーンはもっと化石だから、 オールドーム? いや、オールイオンとか? おしえて → 10
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/20(水) 21:09
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/21(木) 01:19
会社ってどこの?
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/21(木) 07:21
ココまで賛成派と否定派が分かれるのもあのスピ−カ−だから解かるね。 その辺にゴロゴロ転がっているのとかなり違うのは証明出来たみたい。
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/21(木) 07:21
さすがに書くとばれるから秘密。 広くないけどレコーディングから一通り出来るスタジオだけど。 AC3エンコードの設備もあるし。
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/21(木) 07:59
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/21(木) 08:25
23 :
3です :2001/06/21(木) 08:40
どうしても拡散するよねー 純粋なオーディオ趣味の人はタンノイのプレスティジのことは ほっといてよ。好きなんだからしょうがないじゃん(w
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/21(木) 09:03
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/21(木) 09:10
タンノイを貶して奴ってどんなスピーカを使ってるんだ? まさか国産じゃないよな(w
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/21(木) 09:32
っていうか〜、、、 タンノイって〜、、香港製なのに、、、 値段が高いよ〜、、、。
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/21(木) 09:40
mercury mXR 希望小売価格22,000円/ペア(税別) が高いのか?
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/21(木) 09:43
>>26 はどこのスピーカ使っているんだ?
まさかペアで22,000円より高いのじゃないよな(w
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/21(木) 09:49
>>25 私は昔AXIOM80タイプの氏家氏に特注したフルレンジを使ったあと、古き
良き時代のセレッションとアルテック等に加えタンノイが欲しいのです。
多分無駄金を余り使わない(流行を気にしない)タイプ向きじゃないか?
何とも言えんが。。。。
30 :
26です :2001/06/21(木) 10:14
>>27 >>28 ごめん、ごめん、、、
まぎらわしくて、、、。
何十万えん以上もするモデルの事です、、、。
私はタンノイは使っていません、、、。
オーディオ・ノート、TADなどのユニットで組んでいます、、、。
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/21(木) 10:19
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/21(木) 10:28
つうか、 オーディオノートちゅう点で、 怪しさ爆発! あそこの商品に金つぎ込んどいて、 なんでタンノイに文句つけるかな〜。 やっぱり2億5千万リラでっか?(藁
33 :
ブロス :2001/06/21(木) 10:33
8、14> 多分この方は同じ人で、タンノイをお使いの方か、タンノイ信者 と、お見受けした。 タンノイの同軸SPは、ツィーターフォーンの延長上にウーファ のコーンが有るため、丁度紙製のフォーンを付けたフォーンツィ ーターのように鳴きが凄いのです。シャーシャーパカパカ(あな たの様に・・・) 当然クロスオーバー付近での位相は滅茶苦茶で、整合なんてとて も合わせられません。フォーンの一部であるウーファコーンが振 動しているため、なおさら難しい。 ですから、30年くらい前には、パイオニアもPAX−38と言 った同軸SPを作りましたが、今は止めています。 ジェンセンもセンターポールくりぬきの同軸は、ウーファの磁界 が取れない理由で止めております。 このように理論以前に、タンノイの同軸はすこぶる悪いのであり ます。 PS:14>私はタンノイの音はいつも聴いております。(TD ー700のオーナです。)
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/21(木) 10:44
ツィータのホーン形状を見れば、ウーファーがホーンの延長として 働いているかどうかなんて、一発で判ると思うのだが… PAX-38はJENSENのH222のぱくり以下の三流ユニットだね。 Jensenがウーファーの磁界の問題で開発を止めたのだったら、 TANNOY/GOODMANSは、それに成功したわけだよね。 TD-700みたいな、安物じゃあなぁ… 同軸云々なしに、 箱が安物。
35 :
26ですぅ〜 :2001/06/21(木) 10:49
>>32 あぁ、、、誤解を生んでしまいましたねぇ、、、。
私はSPのみの話をしてたんですぅ〜、、、。
2億5千万リラって何の価格ですかぁ〜?
A・ノートの製品はSPしか持ってませんよぉ〜、、、。
別に文句つけてるわけではございませんん〜、、、。
でも、タンノイのアジア向け製品が香港で生産されているのは
ご存知ですよねぇぇ〜、、、?
んで、よかった頃のタンノイは、工場が火事で焼けちゃったのも
ご存知ですよねぇぇ〜、、、?(すごい大昔だけど、、、。)
おばかさんの、愚痴でした、、、。
では、さよおなら〜、、。
ぷぅ〜、、、。
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/21(木) 10:56
教養の為、否定派の皆さんの御勧めスピ−カ−を御教え下さい。
37 :
8だが14ではない :2001/06/21(木) 11:13
>>33 あなたが聴きもしないで言ってるのではないことは分かった。でも、
>理論的に、高域と中高域の位相が整合できない欠陥SP。
の説明にはなってないし、何を問題にしたのかは分かってないようだ。
タンノイの同軸は高域用ツイーターと中低域用ウーハーのコンビネーション
だから位相ウンヌンがもし起こるとしても、高域と中低域との間でしょうが!
7のカキコだけだとケアレスミスかもしれんと思って聞いてみたわけ。
でもどうも、あなたは根本的に理解していないようだから、
もう一度お勉強し直すことをお勧めする。
34さんも言っているように、
安物を聴いただけの経験と聞きかじりの知識だけで、
やたらにケンカを売るのはやめた方がいい。
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/21(木) 18:09
TANNOYはハコを鳴らすスピーカーです。
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/21(木) 21:29
>>38 全くそのとおり。
金がかかった贅沢なエンクロージャーをふんだんに鳴らして
初めてバランス取れるような音を、あの同軸ユニットは出してる。
ただ企業としてはそれだけではやってけないから、安物も出してるんで、
TDシリーズとかじゃ、本当のタンノイは語れない。
また、最近のマーキュリーとかはコストかけられないのを逆手にとって、
同軸でない安いユニット使って、まったく違う音を出してるから、
あれはあれでおもしろいけどね。
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/21(木) 23:02
てぃ、てぃ、TD700(プププ
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/22(金) 03:12
>>33 の理屈だとフルレンジも位相メチャクチャって事になるのでは?
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/22(金) 06:29
タンノイらしさが味わえるのは最低でもGRFメモリー以上の機種、 それ以下は名前だけの単なる製品そろえで問題外。
タンノイって名前からしてダメな気が、、、
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/22(金) 08:42
タンノイはタンナイ・スピーカー、特性をフラットにせよ。 癖をなくせ。ネットワークもドロドロ音の元凶。 眼を覚まさなければ、人生棒にふる。
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/22(金) 09:09
>>44 ちゃんと調整されたタンノイ上位機種でクラシック聴いてみな!
フラットでない特性も、癖も、さらにはボンボンの箱鳴りも、
極めて音楽表現にプラスになってること分かるって!
でもそれは、クラシック聴く人で、しかも音のいいホールでの
コンサートに行ったことのある人しか理解できないだろうから、
今時、特性フラットとか逝ってるキミには分からないかもね。
あと、たかがオーディオ、たかがスピーカーで
「人生棒にふる」なんて思いこむのはナンセンス。
あなたが何を信奉してるかシランが、主体は人間にあるということと、
そう言い切れる確固たる人格を形成することを先に考えた方がいい。
オーディオはあくまでも趣味。それで人生の勝ち負けは決まらない。
その二つを結びつけて考えてるかのような、
「他人の趣味認めない君」が、この板には多すぎる。
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/22(金) 10:24
クラシックっていっても、それはタンノイに合うクラシック ってことになるよね。あまりに守備範囲が狭い。
47 :
45 :2001/06/22(金) 10:35
>>46 好きで、タンノイ使ってるんで
別に守備範囲狭いといわれてもかまわないのだが……
一応、後学のために、あなたの言う、
「タンノイに合うクラシック」と
「タンノイに合わないクラシック」の違いを述べてくれ!
どういう思考回路をたどれば、45を読んで46のような反応が
返ってくるのか、理解しがたい部分もあるのでのう。
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/22(金) 10:40
いや、それ以前に「ボンボンの箱鳴りが音楽表現にプラスに なる」てのが、私にはとても付いていけない世界なのです。 タンノイにあうクラシックてのはおそらくあなたが聴いている クラシックだろうね。それを聞いたほうが早いよ。
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/22(金) 10:55
>48 そりゃ、あんたのアンプがしょぼいから。(ぷ
50 :
45 :2001/06/22(金) 11:15
>>48 そんなこと言って逃げんで、質問に答えてくれ。
48は言葉は悪いが正しいことを言ってるよ。
タンノイのプレスティージシリーズは
的確なセッティングの元で、制動力のあるアンプで鳴らしたとき、
極めてクラシック向けの音楽表現ある音を出してくれる。
どうも45の意味が理解できていないようだからもう一度言うけど、
クラシックのいいホールで聴く音というのは、
オケの出す音とホール鳴りとが混然と混じり合って、
マスとしてのいい音楽が鳴り響くのだよ。
タンノイの箱鳴りはその感じを極めて良く出してくれる。
それに、聞こえてくるコントラバスやチェロの音というのは、
かなりの部分が弦の出す音を胴体で共鳴させてる音、
つまり箱鳴りであることを忘れてはいけない。
箱鳴りを再現するには箱鳴りをうまく利用するのが一番自然だ。
そこのノウハウがタンノイはすばらしいのだ。
日本人にはなかなかマネできないところだね。
まあ、「時代遅れ」と言われれば、それまでだが……。
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/22(金) 11:43
なんか、ここの住人って食べ物も美味しさで食べないで 産地や、食品分析のデーターや、メーカーで選ぶのかな〜?
52 :
48 :2001/06/22(金) 12:49
つまるところは言葉の問題だと思うのですが、箱鳴りによる 疑似コンサートホール効果を、たとえそれがどんなに素敵なもので あっても、音楽表現と呼ぶのには抵抗があるな、自分には、ということ です。 こういう議論は2chでないところでしたいものですが、逆にここで ないとできないともいえますね。
53 :
45 :2001/06/22(金) 14:20
>>52 そういうことならば納得。
それはあなたの趣味嗜好の世界。
お互いがお互いの趣味嗜好を尊重すればいいだけのことですな。
44のような言い分は違うと思うので答弁してましたが、
44は48さんとは違うようですから、ここで終了しましょう。
48にはAVアンプの音響機能をお勧めします
55 :
48 :2001/06/22(金) 15:11
>>49 ,54
確かに俺のアンプはショボイことは認めざるをえないのだけど、
別に箱鳴りに頼らなくても、ちょっとまともな録音だったら
必要にして十分なアンビエント音響情報はソースに既に入って
いるから、それを素直に再生することで満足できてるんだな。
56 :
49 :2001/06/22(金) 17:24
アンプがしょぼいと言う事の悲惨さが分かっていらしゃらないようですな それではオーディオが趣味とは言えませんよ。
57 :
48 :2001/06/22(金) 18:26
そっか、悲惨なのか。(w ま、確かに、趣味とはいえないな。 じぶんでもそう思うよ。
58 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/23(土) 18:40
タンノイで聞くJ-POPやR&B、ジャズもいいのだ!! 偏見を持たず聞いて欲しい。。。
59 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/26(火) 18:26
スタ−リングが欲しい32歳の貧乏人。。。。
60 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/26(火) 19:08
>59 昔の幅広スターリングがお奨めです。 コルクバッフルのヤツね。
61 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/26(火) 22:37
>>48 激しく同意。
君のアンプはしょぼくないと思うよ。
俺のGOLDMUNDでも同じ感想だ。
ソースにプラスαの付けたしを行うSPを使うということは、ソースの情報を
充分に引き出せていないからだよ。
CDでもLPでも、良いソースには充分な情報が入っている。弦楽器の箱鳴り
もソースに入っている。百歩譲ってSPが楽器と同じ機能を持つ必要があった
としても、何で箱鳴りだけSPで付け足して、弦の擦れる音を付け足さないの
か? 弦楽器の音のほとんどが箱鳴りだから、箱鳴りの音が最もソースに多く
含まれているのではないか? なぜ箱鳴り「だけ」を付け足す?
生演奏を良く聴き、かつ生演奏の再現をオーディオに求める人は、絶対にタン
ノイを使わない。
タンノイは、所謂「オーディオの音」が好きな人向けのSP。タンノイのSP
を何度か聴いたことがあるけど、リラックスできる音だと思った。でも生演奏
とは全く違う音。「クラシック音楽」に向いているとは思うが、「クラシック
コンサートの再現」には全く向いていないということ。
そこを勘違いすると、
>>45 のような典型的なタンノイバカになってしまうんだ。
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/26(火) 23:07
こらバカI。学習能力が無いのもいいかげんにしろ! 「クラシックコンサートの再現」なんかをどうして 全員が目指さなきゃならんのだよ。 また誰かに論破されたのか? また買えなくてくやしい思いをしたオーディオ機器があったのか? うっぷんがたまったらここに書き込んでいるようだが、いいかげんにしろ! あと頼むから日本語を理解してくれ! 毎回毎回おきまりのトンチンカンなレスばかりでは 読まされる方がウンザリだ。頭悪すぎだぜ。
63 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/26(火) 23:08
ええ〜?ゴールドムンドだと何でも鳴るのか?バカじゃねえの? ゴールドムンドでもしょぼい奴か?
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/26(火) 23:14
俺はタンノイは高域が素晴らしいと思うんだが。
65 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/26(火) 23:19
タンノイの良さを上手く引き出してやることのできるSPケーブル を教えてください。 今のHEタイプではなくTWのころのモデルです。
66 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/26(火) 23:26
>>62 タンノイバカ発見!
>>63 激しく同意
確かにムンドでもしょぼいのあるよね。
67 :
63 :2001/06/26(火) 23:28
くそ石井はくるな!
68 :
62 :2001/06/26(火) 23:42
>>66 けなされてるのに激しく同意してどうするんだよ〜〜。
た、の、む、か、ら、日本語理解してくれ。
あまり酔っぱらって書き込まない方が身のためだよ。
69 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/27(水) 01:26
タンノイやJBL否定のカキコをなんでもかんでもIさんにしてしまう人 多いようやけど、61はIさんじゃないと思うぞ。66はそうかも。 ところで、たっくんはここにカキコしてる?
70 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/27(水) 02:09
でも、石井は可愛そうな人なんだよ、友達もいない、女もいない、 仕事もうだつが上がらなくて上司にはいびられ、楽しみは少なく、 可愛そうなんだよ、可愛そうなんだよ、分かってあげてよ、 分かってあげてよ、酒食らってトンチンカンなレスするしか楽しみは無いんだよ、 可愛そうなんだよ、可愛そうなんだよ、分かってあげてよ、わかってあげてよ。
71 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/27(水) 07:11
>>69 キミのそういう根拠は何かね?
フツーに読んでれば61と66は同一人物の書き込みだと思うんだが?
61の特徴、
「前のレスの発言内容をことごとく理解できていない」
「おかしな強迫観念にとりつかれている」
「自分の価値観を人に押しつけようとする」はまちがいなくIのものだし、
また66の
「他人を〜バカとかなんとか、すぐ定義する」
「自分がけなされているのに気づいていない」もまたIの特徴。
よって61=66=Iと判断するのがフツーだろう。
まあどっちも騙りかもしれんが、2ちゃん的にはそこはどうでもイイ!
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/27(水) 09:44
>>71 根拠は、
- 文体がなんか違う。
- 彼は現在ゴールドムンドのアンプは使っていない。
- タンノイのSPを何度か聴いたことがある、と書いてるが、彼は実際に
所有していた。
73 :
71 :2001/06/27(水) 10:11
>>72 それじゃ、根拠薄すぎだよ。
結局、ムンドのアンプに関してしか矛盾点ないじゃん。
そんなのいくらでもウソつけるって!
それともIというのは全くウソをつけないほどの聖人君子かね。
どうもそうは思えないんだが(藁。
バカをかばってもしょうがないよ〜〜!
74 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/27(水) 13:28
I氏には、どこに逝けば会えますか? ロビンですか? 会って話したら、以外に良い人と言う事はありませんか?
75 :
63 :2001/06/27(水) 14:40
人に面と向かって言えないからネットでエバリ散らすんじゃないかな? 会ってもあの調子なら根性も有るだろうが、あの馬鹿げたホーム見ると まずそれは無いな。
76 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/27(水) 21:34
何の為のスレか御確認下さい。
77 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/27(水) 22:13
そう、ニフティーでおなじみのKさんやたっくんがタンノイの魅力と 使いこなしについて熱く語るスレッドです。
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/27(水) 23:54
>>73 流れに反する質問で申し訳無いですが、ゴールドムンドとタンノイは相性いいでしょうか?
読んでてちょっと気になってしまいまして。。。
79 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/28(木) 00:22
ついでにすみませんが、スターリングの正規輸入は いつ頃からなんでしょうか?
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/28(木) 10:04
81 :
通りすがりのメモリーユーザー :2001/06/28(木) 10:09
>>65 昔、バン・デン・フルのケーブルを中の配線に使っているって
あったから、相性は良いんじゃないの?
あと、今、売っているかわかんないけど、トーレンスも良かっ
たぞ。
82 :
通りすがりのメモリーユーザー :2001/06/28(木) 12:14
>>79 タンノイがハーマングループから外れて、再起したのが1981年。
その2年後くらいに発売されたのだから、1983年くらいかな?
間違っていたらごめんなさい。
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/28(木) 13:19
スタ−リングはト−ルボ−イ型とそうでないのがありますがどちらが いいでしょうか?
84 :
通りすがりのメモリーユーザー :2001/06/28(木) 18:42
>>83 3年前までスターリング使ってたけど、新型になって、スピード感が出てきて、
ジャズも少しは鳴らせるようになってきた様に思う。
でも、タンノイらしい、懐の深い低域とは、少し違ってきている様で、そこが
納得できるか、が、分かれ目じゃないかな?
85 :
うーん :2001/06/28(木) 19:16
>>50 50の文章読んでなんとなく納得させられる気がしないでもないのですが、でも
やっぱり納得できない。
楽器やオーケストラが胴なりやホールの響きを加味して音楽が形成されるのは
もっともことなんだけど、それとスピーカーの箱なりは別では?
箱なりで固有の音色が加わったりしちゃうから、雰囲気は似ていてもまったく
生とはかけ離れた音色(音楽)になってしまうんじゃないでしょうか?
もちろん、50は生に忠実な再生を求めていらっしゃらないとは思いますけど。
だけど、
>箱鳴りを再現するには箱鳴りをうまく利用するのが一番自然だ。
という理論は???です。
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/28(木) 19:24
どんなスピ−カ−でも???です。
87 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/28(木) 20:17
そりゃそうなんだけど、???が沢山くっつくスピーカーから より???が少ないのまで差は歴然とあるわけだからね。
88 :
50 :2001/06/28(木) 21:36
>>85 タンノイのオートグラフが開発された時代を考えてみて下さい。
1950年半ばです。その時代のタンノイが持っていたオーディオ技術で
無理なくオーケストラを再生するために作られたのがオートグラフです。
前にどこかに書きましたが、タンノイのユニット自体はキツイ音で鳴ります。
DSPはもちろん、まともなトーンコントロール回路さえ無いに等しかった
50年代半ばに、キツイ音のするユニットでオーケストラの響きを出すには、
楽器的響きがするエンクロージャーに入れ、全体を鳴らして調和させるのが
最も自然、かつ効果的方法だったわけです。
「割れ蓋に閉じ鍋」の最たるものですが、タンノイ社のノウハウが
結果として素晴らしい響きのスピーカーシステムを作り上げたわけです。
現在でもタンノイのスピーカーの存在理由はそこにあると思います。
特性とか理論を重視する人には、タンノイを使う理由はありません。
もっとそう言う人向けのスピーカーが
ティールとかエグルトン・ワークスから出ているそうです(藁)。
ちゃんと調整されたタンノイプレスティージシリーズの奏でる、
耳をくすぐるようなバイオリンの響きや、
浪々と鳴るチェロやコントラバスを聴いてみて下さい。
そうすれば「正確ではないが、自然で美しい音」が
どんなものか分かってもらえると思います。
もちろん、「それが好みでない」と感じるのはあなたの自由です。
タンノイは「好き」・「嫌い」で語るべきスピーカーだと思います。
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/28(木) 21:44
TANNOYをメインに使っています。(プレステージの大きいモデルです)
反対意見も多いようですが、私は
>>50 さんの意見には基本的に賛成です。
TANNOYは「TANNOY」ならではの音色があります。生を再現するスピーカーでは
ありません。
心に響く音を「作り出して」くれるスピーカーの1つだと思っています。
どう転んでも、所詮家庭でできるオーディオで『生』を再現することなど
『不可能』です。ダイナミックレンジ1つをとっても生を再現など出来ません。
限りなく「生」を追求するのもオーディオの楽しみだと思いますが、
「ツボ」を押さえたデフォルメで、音楽を「聴かせる」テクニックを持ち
「雰囲気」作った音にも、良い「聞きごたえ」が存在します。
タンノイの箱鳴りには独特の「重み」があり重厚感を与えてくれます。
倍音の綺麗な響きも独特のエンクロージャーのなせる技だと思います。
今はモニター系でクールなスピーカーが主流ですが、TANNOYの暖かい
「目の前で奏でている」ような音楽を感じられる音というのもいいですよ。
90 :
私もミレニアムユーザー :2001/06/28(木) 21:47
>>78 >流れに反する質問で申し訳無いですが、ゴールドムンドとタンノイは相性いいでしょうか?
>読んでてちょっと気になってしまいまして。。。
ゴールドムンドを買った後、G.R.F.Memoryを売り払ってソナスファーベルにした方を
知っています(^^;
ムンドのムチッとしたビロードの様な感触が嫌いな人には、合わないでしょう。
たとえタンノイでも、そっち(ムンド)の方向へ音を持っていこうとしますから、タ
ンノイ独特の味が無くなってしまう様に感じます。
で、確かにソナスファーベルならちょっと方向性が似ているように思います。
意外にも、オートグラフ・ミレニアムには、Red Rose Music Model 5が、EL34を
Mullardに交換してやったら、バッチリでした。
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/28(木) 21:54
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/28(木) 21:57
箱なりと言ってもアンちゃん達が使っている、しょぼいアンプと しょぼいスピーカーとの組み合わせの箱なりとは違うぞよ。
93 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/28(木) 22:16
タンノイのSPはロンドンウエスタンの血が流れているのでは ないかと、妄想しているのですが、タンノイの出発点は なんなんでしょ。
スピーカーに血が流れていると考えるあたりで大妄想家なのは了解
95 :
うーむ :2001/06/28(木) 22:26
>>88 ,89
なるほど。私スターリングとかエジンバラあたりしか聴いたことが
ないので、プレステージとかについては何とも言えませんが、おっしゃ
ることは概ねわかりました。
ちなみに私もオーディオで決して“生”が再生できるとは当然思って
いませんし、いわゆるモニター的な音を支持するものでもありません。
でも、88さんがおっしゃる“自然な”というのはどんなものか体感
したいとは思います。スターリングやエジンバラでは私には“自然”
というよりもむしろ“不自然”(造られた低音)と感じましたので。
でも勉強になりました。謝辞。
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/28(木) 22:55
スターリングもエジンバラもプレステージシリーズだってばさ。
97 :
通行人K :2001/06/28(木) 22:55
>>93 >タンノイのSPはロンドンウエスタンの血が流れているのでは
>ないかと、妄想しているのですが、タンノイの出発点は
>なんなんでしょ。
1944年にオーディオショー(どこのかは失念)に出品されたALTEC 604です。
ちなみにタンノイはこれにヒントを得て1947年に同軸2ウェイを開発して、
1953年にニューヨークのオーディオショーに発表しています。
98 :
通行人K :2001/06/28(木) 23:13
>>95 >でも、88さんがおっしゃる“自然な”というのはどんなものか体感
>したいとは思います。スターリングやエジンバラでは私には“自然”
>というよりもむしろ“不自然”(造られた低音)と感じましたので。
この感じ方は正しいと思います。
タンノイは、ウェストミンスター・ロイヤルも、オートグラフ・ミレニアムも、みんな
「創られた独特の低音」を持っています。
個人的な感想を述べさせてもらうと、G.R.F.Memoryが一番コントロールしやすく、低域は
締まりが良くしようと思ったら、けっこう良く締まった音を聴かせます。それでいてロー
エンドまでけっこう伸びています。
ホーンロードのかかったウェストミンスターやオートグラフは、やはり独特の箱鳴りがあ
って、それがともすると耳に付きます。
しかし十分にアンプやケーブルを吟味し、細かくセッティングを追い込んでコントロール
してやると、岩手県一関市のROYCEというジャズ喫茶の様に、タンノイでジャズを奏
でることも可能です。
ちなみに私の知る限り、オリジナル・オートグラフを素晴らしく鳴らしているのは、長野
県原村のペンション「ムジカ」です。
http://musica.maxnt.co.jp/ で置いている雰囲気は確かめることが出来ます。(^^;
99 :
通行人K :2001/06/28(木) 23:32
>>65 ,81
スピーカーケーブルなら、バン・デン・フルも良いけど、JPSも良いですよ!
低域にも一本芯が通って、ガッツのある音がします。
インターコネクトケーブルは、ドイツのブーメスターの銀線がお薦めです。
これに古いところでは、CDプレーヤーがSTUDER A730、アンプがマ
ランツの#7&#8とくれば、ウェストミンスター・ロイヤルでも、あまり箱鳴り
が気にならずに鳴らすことが可能です。
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/28(木) 23:35
>>97 おおっ!ありがとうございます。妄想がはずれていたのは
残念ですが。
604をヒントにしたら605みたいになっちゃったと言うことですね。
うーん。ロンドンウエスタンつながりならすごいと思ったのに。
101 :
通行人K :2001/06/29(金) 00:06
>>88 >そうすれば「正確ではないが、自然で美しい音」が
>どんなものか分かってもらえると思います。
タンノイの音は確かに美しいですが、私は「自然」な音とは思っていません。
響きの良いホールの中で聴いている様な錯覚を覚える音だと思っています。
インフィニティー使いの方がオケを聴きに行って、「ウチのβの方が高域まで
伸びている。あれじゃ、まるで昔のタンノイみたいな音だ」とおっしゃったの
で、大爆笑したことがありました。
ディスクに刻まれた音楽ばかり聴いていると、もっと音が前に出て来ないと聴
いた気がしないと思ったり、ファースト・ヴァイオリンとセカンド・ヴァイオ
リンが分離して聴こえないと、それがたとえ生演奏だったとしても気に入らな
かったりする友人を目の当たりにして、我が身を省み、背筋が寒くなりました。
>タンノイは「好き」・「嫌い」で語るべきスピーカーだと思います。
で、その響きが「好き」な人が聴くスピーカーだと思っています。
ちなみに私は、バカだと言われようが何と言われようが、その響きが「好き」な
部類の人間です。
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/29(金) 00:07
タンノイの中ではコーナーヨークが良いように思います。 オートグラフ、GRFはバックロードホーン機能が働いているのでしょうか ロードがかかっていると言うよりは箱全体が鳴っている様に 聞こえるのですが。
103 :
通行人K :2001/06/29(金) 00:17
>タンノイの中ではコーナーヨークが良いように思います。 どこか、スッキリした音ですよね、確かに。 >オートグラフ、GRFはバックロードホーン機能が働いているのでしょうか >ロードがかかっていると言うよりは箱全体が鳴っている様に >聞こえるのですが。 オートグラフなんかは低域まで伸びている分、箱も良く響きますよね。 それで音造りをしている気もします。 そういう意味では、ミレニアムは、あの「モッコリ・オートグラフ」にはなっ ていないので、見事と思いますが、チェリストの友人に言わせると、「そのモ ッコリ感があるから、まるで楽器を弾いているかの様に思えるのだ」とのこと で、「ミレニアムはスッキリし過ぎて面白くない」とか。 いろんな人がいるものです。
104 :
50 :2001/06/29(金) 00:21
>>101 私の言う「正確ではないが、自然で美しい音」というのは、
あなたのおっしゃる
「響きの良いホールの中で聴いている様な錯覚を覚える音」と
いうのと基本的に同じ事を表現しています。
「響きの良いホールの中で聴いている様な錯覚」を覚えるには
PAで付けたのではない自然な音の響きが欠かせないと思います。
タンノイのプレスティージシリーズがエンクロージャーで
付加する残響はそういう「自然な」響きということで、
正確でないと断ったのは、それがあくまでも演出に属するものであって、
ホール鳴りという現象を知らない、あるいは好まない人にとっては
「不自然な」音に聞こえてしまうということです。
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/29(金) 00:22
ほらっ、Kさん登場した。(^^) ニフティーはよくROMさせてもらってました。 これからはAFと2ちゃんでよろしくお願いします。m(_ _)m
106 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/29(金) 00:30
タンノイ好きな人は、他の同軸をどう思っているのかな。
107 :
通行人K :2001/06/29(金) 00:32
>>104 >ホール鳴りという現象を知らない、あるいは好まない人にとっては
>「不自然な」音に聞こえてしまうということです。
了解いたしました(^^)/
ホール鳴りの雰囲気を聴かせてくれるスピーカーは、確かにタンノイ
のプレスティージシリーズくらいしか、今のところありませんね。
108 :
通行人K :2001/06/29(金) 00:34
>>105 >ほらっ、Kさん登場した。(^^)
このスレッドに登場するのは、私は今日が初めてですけど?
109 :
通行人K :2001/06/29(金) 00:37
>>106 >タンノイ好きな人は、他の同軸をどう思っているのかな。
ちなみに私はアルテックの604-8K、604-Gも持っております。
で、8Kは山本音響工芸のエンクロージャーBX280に入れて聴いておりますが、
ジャズがとても素晴らしいのは勿論、クラシック音楽、特にオケもののパワフルな
サウンドは気に入っています。
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/29(金) 00:48
>>107 昔のステサンの広告にはホールトーンが聞こえると言うコピーで
ジェンセンが出てましたけどこれはどーなんですか。
111 :
通行人K :2001/06/29(金) 00:57
>>110 >昔のステサンの広告にはホールトーンが聞こえると言うコピーで
>ジェンセンが出てましたけどこれはどーなんですか。
ジェンセンは、タンノイよりも、もう少し前の席で聴いている感じです。
どちらかと言うと、分解能が良くて、録音されているホールトーンを、
しっかり再生できるという感じでした。(と言っても、ジェンセン聴いたの、
15年くらい前なので、ちょっと記憶も定かじゃないですが(^^;)
箱鳴りは、さぁ、あんまりしなかったような気が……。
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/29(金) 08:32
タンノイファンには球アンプ使ってる人多いと思うけどそれら以外に良かった例外的 なアンプを教えて下さい。
113 :
通行人K :2001/06/29(金) 09:09
>>112 >タンノイファンには球アンプ使ってる人多いと思うけどそれら以外に良かった
>例外的なアンプを教えて下さい。
パスラボの600!
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/29(金) 21:59
>>112 ジェフで鳴らすとイヤな音がしなくなる。
ついでに低域も少しは締まる。
ホールトーンも、はにゃ〜んと聞こえる。
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/29(金) 22:03
声優ヲタ向けですな
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/29(金) 23:56
>ホール鳴りという現象を知らない、あるいは好まない人にとっては >「不自然な」音に聞こえてしまうということです。 ちょっと偏った意見に思えますが。。。 G.R.F聴きましたが、確かに木のホールの雰囲気を加えたような音が しますね。でも、どの演奏でも同じホールに聞こえてしまうようで、 私はダメです。ちなみに、ホール鳴りを知らないわけでは有りません。 ムジークフェラインで聴いた、あの鮮烈でダイナミックレンジの広い 音が出てこないのです。最近のスピーカーの方が、その辺りの雰囲気 は良く出ます。
117 :
50 :2001/06/30(土) 00:19
>>116 タンノイは独特の響きを元の音に加えてしまうスピーカーなので
どの演奏でも同じホールに聞こえてしまうのは仕方ないことです。
確か菅野沖彦氏だったと思いますが
「タンノイホールで聴いている感じの音になる」という意味の
発言をされていますが、そのとおりだと思います。
タンノイホールの響きがあなたにお気に召さないということならば、
他のスピーカーを選ばれた方がいいと思います。
再生音の正確さを求めて選択すべきスピーカーではありません。
118 :
116 :2001/06/30(土) 01:36
>>117 了解しました。
タンノイホールの音が好きな人が選ぶスピーカなのですね。
私はタンノイの音よりウィーンフィルの音が好きなので、別のスピーカー
を選択した方が良さそうですね。
120 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/30(土) 02:16
>>117 タンノイホールって何だ? おまえアホか?
ウイーンフィルとベルリンフィルの音色の違いも出せないようなSPのどこがいいんだ?
121 :
50 :2001/06/30(土) 02:24
>>120 誤読もいいかげんにしましょう。
そんなこたあ、一言も書いておりません。
ウイーンフィルの音にタンノイの響きが付加され、
ベルリンフィルの音にタンノイの響きが付加される
と言っているのです。
オーディオにのめり込む前に、
日本語をもっと勉強することをお勧めします。
122 :
120 :2001/06/30(土) 02:43
>>121 バカもいいかげんにしましょう。
ウイーンフィルはムジークフェラインのホール鳴りを考慮して音作りをして、
ベルリンフィルはフィルハーモニーホールのホール鳴りを考慮して音作りをしてる
だから、ホール鳴りも表現できないSPは論外と逝ってるのです。
オーディオにのめり込む前に、
楽器についてもっと勉強することをお勧めします。
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/30(土) 02:48
バカIは放置!
124 :
50 :2001/06/30(土) 03:04
>>122 言ってることがあいかわらず、前とかみ合ってないようですが、
まあ、一言だけ忠告。
タンノイは好き嫌いで語るべきスピーカーです。
だからあなたにとっては嫌いでいいんだけども、
それを人におしつけるのはやめましょう。
オーディオは勝ち負けじゃないよ。
125 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/30(土) 03:06
>120 何度もいいますが…。 ホールエコーを"きちんと正確"に表現する事が『目的ではない』のです。 この意味がわかりませんか?ドタマカチカチですね〜。 そんなオミミでは音楽聴いてても楽しくないでしょう(藁
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/30(土) 03:12
>120 ついでに、 ひとつのシステムでなぜ「全てを」満たさねばならないのだ? 完璧な無色が欲しければもう1つシステムを組めばいいこと。 排他主義では何も得られない。1つのコトしか理解できず、 他の良さを認められないヤツに音楽をどうこう評価する資格はない。
127 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/30(土) 04:15
タンノイはいいよ。 DACを何にしようとアンプを何にしようと同じような音がするからね CDPやアンプに金をかける必要がないよ。 何しろタンノイの音しかしないから。 そういう意味ではすごくお買い得なスピーカーだね。
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/30(土) 08:18
タンノイスタ−リング以上の製品に良く合うアンプ等を御教え下さい。
129 :
50 :2001/06/30(土) 08:54
マランツの真空管、マッキン、クオード等で鳴らしたり、 鳴らしている人の音を聞いたりしたことがありますが、 マランツだと端正で標準的な音、マッキンだと弦が耳をくすぐるような美音、 クオードだとかなりレンジは狭まってちょっとキツイところもあるが、 シブくて聴き込むと何とも味のある音で鳴っていました。 この3種は好みもあるけど、定番的アンプだと思います。 あとはKさんよろしく。
130 :
戻ってきたK :2001/06/30(土) 10:11
>>129 >マランツだと端正で標準的な音、マッキンだと弦が耳をくすぐるような美音、
>クオードだとかなりレンジは狭まってちょっとキツイところもあるが、
>シブくて聴き込むと何とも味のある音で鳴っていました。
もう、結論、出ているじゃない(^^;
ちょっと追加するなら、McIntoshのアンプは低域が伸びるのですが、締りが
ないと感じるかも知れません。パンチ力を望むのも、少々無理。
Marantzはそっけないと感じるかも知れませんが、楽器の持つ質感を一番正確
に表してくれますし、タンノイ独特の箱鳴りはあまり目立たず、引き締まった
感じがしますので、私個人的には一番好きなサウンドです。
クォードは低域が寸詰まりに感じるかも知れませんが、一番エネルギッシュで
古いモノラル録音盤を聴くのには一番かも。
131 :
Kさんおしえて :2001/06/30(土) 11:29
>>114 のジェフは合わないんでしょうか?
最新アンプでおすすめはあるのですか?
132 :
居座っちゃった? K :2001/06/30(土) 17:10
>>131 あのぅ、Kって、私のことでしょうか?
先ほど、とある方から「お呼びですぜ!」とメールがあったのですが(^^;
「お呼びじゃない」かも知れませんが、ま、勝手に書かせていただきます。
ジェフの音は確かに綺麗だと思います。
解像力もあって、ホールトーンも素晴らしい。
でも、特にプレステージ・モデルのG.R.F.Memoryより上の、38cmユニットを駆動す
るには、少し柳腰風。
ただしこれはメインがModel 10、プリがSynergy IIでの感想。新しいModel 12 と
CoherenceIIの組み合わせは未聴です。
ゴールドムンドのMimeisis 28はタンノイらしいふくよかですぅーっと弛緩する低域
と異なり、私の感覚とは違う路線の緊張感のある中低域が特徴。
McIntoshに少し似ていなくもない、ビロードのような感じで、好きな人にはたまらな
い感触なんでしょうが、私の好みではありませんでしたので、販売店の方が超強力に
推したものの、却下。
で、ステラヴォックスPW1。これがゴールドムンドと同じ所で作っている割に、意外に
もシャープで力がみなぎっている感じがして、あまりクセがなく、良い感じでした。
今、石のアンプで、価格もそこそこ(買値で42万円)となると、これかなぁ?
C.R.ディベロップメンツのWoodham 300Bは、美しさと伸びやかさで勝負するなら、ジ
ェフを凌ぐと思います。浮遊感の美しさをこれくらい出すパワーアンプは他にないで
しょう。組み合わせるプリは、同社のKaster Proがベスト。ただ、個人的にはやっぱ
り低域のドライブ感がもう少し欲しいです。
そういう意味では、ちょっと前のモデルのArtemisの方が良かった様に思います。
ちなみにその前のRemusは低域の締まりがイマイチでした。
FMアコースティックFM411は、あまり文句の付けようがないのですが、遊びの部分、弾
ける感じがありません。でも、美しさと楽器の質感を脚色せずに出すという点では、
最右翼かも知れません。しかし、いかんせん、価格が320万! 価格交渉しても286万
でしたので、購入するには至りませんでした。
あとそうそう、何だか音がこじんまりしてしまったのが、購入意欲を減退させた一因で
した。プリがFM155だったせいもあるかも知れません。
マークレビンソンNo.334Lも全体的には悪くはないのですが、低域が出ませんでした。
これは、ダンピングファクターが高くてスピーカーをしっかり止めるために、余計に響
かず、聴感上、低域が出ていないように感じるからかも知れません。理論上はこちらが
「正しい音」なのかも知れないのですが、個人的に「これで鳴らすなら、スピーカーは
ウィルソン・オーディオのSystem 6か、ATC SCM150Pslだな」と思ったので、却下。
パスラボのX600は、同社のプリ、X1プリと組むと俄然、本領発揮します。
ちょっと低域は肥大気味かな、と思わないでもないのですが、不思議とタンノイの音を
邪魔せず、みずみずしい高域も、プリがX2だと線の細さだけが目立ってしまいますが、
X1なら良い感じです。
以上は、G.R.F.Memory、あるいはAutograph Millenniumと組み合わせて試聴した個人的
な感想です。
133 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/30(土) 21:05
深く深−いタンノイの世界。 俺もスタ−リング早く欲しい。。。置く場所が無い。。。。。 あれなら今流行の輸入物より長く深−いお付き合いが出来そうですが。
134 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/30(土) 21:14
タンノイに深さなんかないよ。 幻想だね、幻想。
135 :
Kさんどうも。 :2001/06/30(土) 21:20
詳しい解説ありがとうございます。 解説された組み合わせはどれも聞いたことのない物ばかりです。 ジェフで聞いてみたいと思っていたのですが#10でも すこし厳しいようですね。Kさんの選ぶベストアンプはなんですか ちょっと聞いてみたいような・・・
136 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/30(土) 22:05
タンノイはレッド>シルバ>ゴルドで良いのですか。
137 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/30(土) 22:10
>>133 タンノイに深さはないよ。REDだけが本物。
138 :
K :2001/06/30(土) 23:39
>ジェフで聞いてみたいと思っていたのですが#10でも >すこし厳しいようですね。Kさんの選ぶベストアンプはなんですか >ちょっと聞いてみたいような・・・ どのモデルか、組み合わせるCDプレーヤー、室内楽かオーケストラ曲かどうかで、 違ってきます。 現行のスターリング(トールボーイ型)では、C.R.ディベロップメンツのKalypso 10th Anniversary(定価\198,000)か、ユニゾンリサーチのSR1(Hi-brid Stereo Integrated Amplifier MOS-FET/ECC82×2 80W+80W 定価\150、000)が価格的な バランスからも良いかと思います。 初期のスターリング、コルクをフロント・バッフルのタイプは、低域のコントロー ルを必要としますので、私はマランツの#7と#8の組み合わせをお奨めします。 G.R.F.Memoryになりますと、最初期のコルクを貼ったモデルでは、やはり#7と、 友人が持ってきたマイケルソン&オースチンのTVA1がちょっと鳴りっぷりが良すぎ る感じがなきにしもあらずですが、今のところベストと思っています。 以上はアナログプレーヤーはトーレンス126、CDがルボックスB225での組 み合わせです。 オートグラフ・オリジナルを鳴らす場合は、今のところ、マランツ#1&#2を超 えるものを知りません。メインアンプが#5でもけっこうイケルのですが、イマイ チそっけな気がします。#2のコクのある、しかしシッカリスピーカーをドライブ するサウンドはさすがです。 五味康祐先生と同じシステムで鳴らしている方を4軒ほど回ったのですが、みな、 低域のコントロールに苦慮されており、石神井の五味先生宅にお邪魔したときには 既に先生は他界されていましたので、かつての音を偲ぶにとどまりました。 新しいオートグラフ・ミレニアムは、CDプレーヤーがSTUDER A730では良さが発揮 出来ません。LINN の CD12を選ぶべきです。高解像度でクセが少なく、ステージがド ーンと広がって聴こえるので、古いオリジナルとは違った楽しみ方があると思います。 オリジナルオートグラフにはA730の方が良いように思います。 で、組み合わせるアンプですが、うすうす、お気づきになった方がいらっしゃるかも 知れません。Red Rose MusicのModel 5が、今のところ、圧倒的に良い様です。 しかも、真空管をMullardのEL34に交換したものが。 Model 1&3の組み合わせで鳴らすよりも、もっと空間が広がって、荒々しさがないの に力強く、浮遊感まで見事に再生してくれます。 アナログプレーヤーは、今のところEMT927とトーレンスのプレステージモデルくらい しか比較していませんが、かけるレコードが60〜70年代が中心なせいか、EMTの方が私 には好みです。 ちなみにRed Rose Musicにはプリがありませんので、マランツの#1のプリを流用し ています。そういったことも多少関係しているかも知れません。
139 :
K :2001/07/01(日) 00:01
書き忘れましたが、ウェストミンスター・ロイヤルを最高に素敵に鳴らしていらっしゃ るのは、岩手県一関市(ジャズ喫茶ベイシーのある所)のジャズ喫茶、ROYCEだと 思います。オリジナル・マランツ#7&是枝重治先生(管球王国で執筆されている方) お手製300Bプッシュプルアンプという組み合わせです。 アナログプレーヤーは型番は忘れましたが、トーレンスでした。 最近では、ベイシーに行かないでROYCEに聴きに行く方がいらっしゃると言います から、私が知っている頃よりも、さらにレヴェルアップしていると思います。 オリジナル・オートグラフを、あの箱鳴りを感じさせずに実に爽やかに、美しく、颯爽 と鳴らしている最右翼は、長野県原村のペンション「ムジカ」です。 メインアンプは広島の音楽家のお手製で、WE-262B-349A-284Dのモノラル構成。ステレオ プリアンプはカンノ・スーパーパーマロイ・トランス結合式タイプSPU、プレーヤはガラ ード401、カートリッジはオルトフォンSPU-G、昇圧トランスはカンノSPU30、CDプレー ヤーはフィリップスLHH1000です。 先ほど挙げた#1&#2で鳴らすオートグラフと傾向は違いますし、古のオートグラフら しくなくて、物足りなく思われるかも知れません。でも、個人的にはこういう行き方もア リかと思っています。
140 :
K :2001/07/01(日) 00:07
>>133 >あれなら今流行の輸入物より長く深−いお付き合いが出来そうですが。
私も10年以上、2モデルでお付き合いしました。
室内楽と女声ボーカル、良いですよ!
141 :
おなかすいた :2001/07/01(日) 00:37
ブラック>シルバー>レッド>ゴールドだべ
142 :
Kさんどうもです。 :2001/07/01(日) 00:51
どうも度々レスありがとうございます。マランツの#1プリですが たしかモノラルアンプだったように記憶していますが。 #6を使っておられるのでしょうか オーディオコンソレットなんかは見たことも聞いたこともありませんが #1とはちがう物なのですか。
143 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/01(日) 00:55
144 :
K :2001/07/01(日) 00:56
>>141 >ブラック>シルバー>レッド>ゴールドだべ
ををっ、「ブラック」とは、1947年に発表された1号機のことですね?
残念ながら私はまだ聴いたことがありません。
どこかで聴けませんかねぇ。
シルバーなら、京都の老舗旅館のオーナーのを聴いたことがありますが……。
145 :
K :2001/07/01(日) 01:21
> マランツの#1プリですが >たしかモノラルアンプだったように記憶していますが。 はい。モノラルです。 >#6を使っておられるのでしょうか 若干、#6を使うと透明度とみずみずしさが薄れるので、使っていません。 >オーディオコンソレットなんかは見たことも聞いたこともありませんが >#1とはちがう物なのですか。 少し外観も違いますが、回路的にはテープモニターが付いているかいないかの違いです。 付いていないのが、コンソレットです。 これはもともと、マランツ氏の友人のために作ったシロモノで、その友人がスタジオ・ エンジニアだったため、一気に評判となり、市販品をつくることにしたのが#1です。
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/01(日) 02:24
>>93 ロンドン・ウエストレックスつながりならバイタボックスだろう。
147 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/01(日) 10:54
ブラックはアルテックを黒くペイントした物かアルテックのOEMと思うけど タンノイはもともと、SP屋ではなく電気屋なので突然、同軸SPが出来るとは 考えにくい。同軸SPは、ウエスタンとジェンセンが共同で開発した物です。
148 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/01(日) 12:18
>同軸SPは、ウエスタンとジェンセンが共同で開発した物です。 製品化された最初の同軸はALTEC在籍中のランシングが作った 604だって本に掲載されていたよ。 604が入れられた銀箱は、ALTECに吸収される前のランシング社 のもの。吸収された時に権利がALTECに移ったもの。 つまり、604入り銀箱は基本的にランシングの作品。 ちなみに、ALTECの515も、288も、旧A-7箱もランシングの設計。
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/01(日) 12:20
レッドロ−ズのプリなかったの? オ−ディオプリズムにはあるのになんで?
150 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/01(日) 12:25
2ちゃん見てる人で金持ちもいるんだね。
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/01(日) 12:34
タンノイでこそ音楽、なんて叫んでいた人は、こういう うんちく話どう思うの?
152 :
K :2001/07/01(日) 12:36
153 :
K :2001/07/01(日) 12:38
154 :
K :2001/07/01(日) 12:42
155 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/01(日) 12:47
>タンノイでこそ音楽、なんて叫んでいた人は、こういう >うんちく話どう思うの? 自分がお金持ちだと言うことを自慢している様で、嫌だね! ビンボー人はタンノイ聴くなって言われている気がする。
156 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/01(日) 12:55
>>151 そんな人いたっけ?
151は何番の発言のことを言っているのかな?
具体的に番号を上げて欲しい。
157 :
151 :2001/07/01(日) 12:57
158 :
K :2001/07/01(日) 14:55
>>138 >ちなみにRed Rose Musicにはプリがありませんので、マランツの#1のプリを流用し
>ています。そういったことも多少関係しているかも知れません。
自分で書いていて何ですが、Red Rose Music Model 5はプリメインアンプですから、
そういう意味では、プリ部は存在します。フォノ部が無いと言うべきでした。
メールでお知らせ下さったお二方、どうも有り難うございました。
159 :
K :2001/07/01(日) 15:16
>>155 >自分がお金持ちだと言うことを自慢している様で、嫌だね!
>ビンボー人はタンノイ聴くなって言われている気がする。
私も、五味康祐先生の本を読んだりして、憧れつつも、どうせ手が届かないと思っていました。
五味先生の様な文才もないし、女性遍歴する様な甲斐性もない。
以後、タンノイのスピーカーを目にする度にその音を聴き、オートグラフを持っていらっしゃる
方の所に足を運び、オートグラフをはじめとするタンノイのスピーカーについて調べ、どうにか
スターリングを所有出来るようになってからは、その音を良くすることに血道をあげていく内に、
タンノイを鳴らすコツの様なものを、少しずつつかんで行きました。
黄金の組み合わせと言われたスターリングとウエスギアンプ、そしてルボックスB225を手にして
も、まだまだそれの上を行く音が存在する。
そこから飛び出したものの、泥沼の時期を過ごすことになり、一部の音は良くなったが、全体と
して考えると、果たして本当に良くなったかは疑問だったりすることもたくさんありました。
そういった反省の部分も含め、少しでも参考になればと思い、五味先生のような文章で納得させ
る力はないけれど、代わりに写真を出来るだけ加え、HPに掲載しているのです。
160 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/01(日) 20:00
他人と比べてどうすんの?
161 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/01(日) 22:52
素人すぎる質問で恐縮ですが、 マーキュリーシリーズの音の傾向や癖はいかがなものでしょうか? オンキョーのアンプとの相性が合えば、買いたいのですが・・・
162 :
K :2001/07/01(日) 23:42
>>161 >マーキュリーシリーズの音の傾向や癖はいかがなものでしょうか?
プレステージ・シリーズと較べると、サイズは小さいのですが、鳴りっぷりは
けっこう良く、しかも小型らしく音場を綺麗に描くスピーカーだと思います。
AV用にも使えます。
>オンキョーのアンプとの相性が合えば、買いたいのですが・・・
オンキョーのアンプと組み合わせたことがないので何とも言えないのですが、
クラシック音楽をお聴きになるのなら、やはりツボを押さえた鳴り方をする
ので、けっこうイケルのではないでしょうか?
163 :
K :2001/07/02(月) 00:07
>他人と比べてどうすんの? 較べていると言えば較べているんですが、自分のシステムを少しでも良くするヒントを 得ようと、クラシック音楽だけでなく、ジャズも含め、いろんなお宅にお邪魔しては、 真剣にそのお宅のオーディオシステムに耳を傾けています。 時として、タンノイのスピーカーの持つ可能性を、今まで聴いたことのない次元で実現 しているお宅があったりして、これが限界かと思っていた中、一筋の光明を見い出すこ とが出来たり、他の方の奮闘ぶりをつぶさに拝見することで、更なる頂点を目指して頑 張る元気をいただくこともあります。 お陰様でG.R.F.Memoryの時などは迷わずシステムを一気に構築することが出来ましたし、 とあるジャズ喫茶では、300Bのメインアンプに対して、どんなプリが一番合うか、そ の時に鳴っている音とオーナーが目指している音の方向性を考え、的確にお答えすること が出来たかと思います。 場数を踏んではじめてわかること、というのもありますので、北は北海道は北広島市、南 は鹿児島県串木野市まで、約20年間で100軒以上のお宅にお邪魔して、日々、修練い たしております。
164 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/02(月) 01:02
>>160 自分の方が完全に勝っていると言う気持ちになりたいからじゃないですか。
165 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/02(月) 01:16
どうも1行つっこみとそれに対する短い答えで 厨房な問答を続けておる奴がいるようだな。 それと同時に先日までくだらん突っ込みをいれて撃沈されていた 某Iが書き込まなくなったので、キャツの作戦変えか? あるいは1行厨房で有名なあの男がでばって来たのか? どっちにせよ空しいこってすな。 ということで、Kさん、アホは無視、無視。 どうせ聞きゃぁしないって……。
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/02(月) 07:15
タンノイを使う上でのここは抑えとけというツボがありましたら教えて下さい。 又変な質問ですがどれを買えばいいのか迷ってる方に正しい機種の選び方も 御教え下さい。
167 :
K :2001/07/02(月) 10:49
>>166 >又変な質問ですがどれを買えばいいのか迷ってる方に正しい機種の選び方も
>御教え下さい。
これが正しいかどうかは別として、あくまでこれは個人的な見解ですので、他の意見もあ
るかと思います。また、お持ちのアンプによっても組み合わせとして変わってきます。
それを踏まえた上で、参考にしていただければ幸いです。
なお、以下は組み合わせるアンプのことはあまり考慮しておりませんのでご注意下さい。
ホールの中で聴いているような、ふくよかで包まれるようなサウンドがお好きで、タンノ
イの音を聴いたことがあって、その傾向がお嫌いでないのなら、出来ればプレステージ・
シリーズが良いかと思います。
その上で、室内楽を聴くか、オーケストラ曲を聴くかで大きくシステム構築が分かれます。
次に出せるお金。やはり金額の高いものは、安いものより個性が強いのですが、良い点も
多々持っていると思います。
室内楽がほとんどならば、資金的余裕があるなら現状ではターンベリーを選びます。
そこまでお金が出せないのなら、スターリングです。
プレステージ・シリーズ以外のモデルに関しては、ケースバイケースだと思います。
オーケストラ曲をお聴きになるのなら、やはりオートグラフが一番かと思います。
ただ、スペース的な問題、コーナーにちゃんと付けられるか等の理由で使用できない場合が
あり、その場合はウェストミンスター・ロイヤルが良いのですが、もっとワイドレンジで低
音が出て欲しい、比較的いろんなジャンルを聴くという場合は、KINGDOM15をお奨めしていま
す。
クラシックもジャズも比較的オールラウンドに聴けて、なおかつタンノイのプレステージ・
シリーズらしい音をお求めの方には、G.R.F.Memoryをお奨めしています。
>タンノイを使う上でのここは抑えとけというツボがありましたら教えて下さい。
けっこうアンプを選ぶので、心配でしたら、アンプをお店に持参して、実際に聴いてからお
決めになる方が良いかと思います。
168 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/02(月) 11:14
スタ−リングが欲しい(多分買うと思いますが)僕はあのスピ−カ−でも 色んな音楽を聴きたいのですがやはり聴く音楽のジャンルは限定されてしまう のでしょうか? クラシック(室内楽)以外全部を聴きたいのなら他にスピ−カ−を用意 すべきでしょうか? 予算が無いのとスペ−ス(6畳間)の関係上他のモデルは無理なんですが。。。
169 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/02(月) 11:51
マーキュリーm1が型落ちになったとき安売りを見つけて買いました。 小音量でもちゃんと鳴る良い子ちゃん、コストパフォーマンス最高。 ウーハーがプラスチックのフレームなのは驚いけど、最初に突き当たる 弱点はユニットじゃなくて、箱でした。 レベル突っ込むと箱が「コッ」という感じで鳴ってミッドが膨らむ、 ちっこいガタイでフルレンジならそうと頑張っちゃってるみたい。 造りを見ると「ユニットは締めない」「箱は鳴らさない」という設計 思想だと思ったんだけど。 ニアフィールドには良いよ、これは。
170 :
K :2001/07/02(月) 11:57
>>168 >スタ−リングが欲しい(多分買うと思いますが)僕はあのスピ−カ−でも
>色んな音楽を聴きたいのですがやはり聴く音楽のジャンルは限定されてしまう
>のでしょうか?
早くディメンジョンシリーズの下位モデルが国内で発売されると良いのですが
ねぇ。でも、逆にプレステージ・シリーズの、あの独特のふくよかさと、響き
の良いホールで聴いている感触、そしてチェロなどの胴鳴りの雰囲気を出すと
いう点では、傾向が違ってきますので、スターリングに魅力を感じるなら、ス
ターリングにすべきだと思います。
それに、トールボーイになってからは、以前のモデルと違って、低域もけっこ
う締まっていて、スピード感もあるので、他のシステム、CDプレーヤーやア
ンプ、それにケーブル類を慎重に選ぶことにより、かなりのところまで目的を
達成できると思います。
ちなみに友人に譲った初代スターリングが、今、エアータイトのATM300とJPSの
ケーブルで見違えるようにジャズからクラシックまで聴けるようになったので、
もの凄く感謝されています(^^;
もし私が10年前、こういったノウハウを持っていたら、きっと手放さなかっただ
ろうと思います。
171 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/02(月) 11:57
>>169 いいえマーキュリーはカスです。私もシロートだった頃店員にタンノイですから
と騙された。濁った透明度の低い音でまだJBL、B&W,ALR/JORDANなんかのほうがましです。
しかし、なんでこんなスレがAGAるの?? TEAC社カンケー者のカキコか??
172 :
K :2001/07/02(月) 12:20
>>169 >レベル突っ込むと箱が「コッ」という感じで鳴ってミッドが膨らむ、
>ちっこいガタイでフルレンジならそうと頑張っちゃってるみたい。
マーキュリーシリーズなどの小型モデルの欠点の一つと言えなくもないのですが、
鳴りっぷりを確保するために、仕方がないのかも知れません。
で、その分、どうしてもボリュームを上げると切れ味が劣ってしまうので、JBL
4312Mなどから較べると、イマイチと感じる方がいるかと思います。
でも、実売価格を考えると(前のモデルはけっこう安く叩けます(^^;)、私はお買い
得という感じがします。
>>171 >しかし、なんでこんなスレがAGAるの?? TEAC社カンケー者のカキコか??
おっと、私がまだ2チャンネルでの書き方、慣れていないもので、「sage」って
書くのを忘れてしまったせいだと思います。申しわけございません。
ちなみに私はTEACとは何の関係もございません。
173 :
:2001/07/02(月) 13:04
TEACはまだタンノイの代理店やってるの? ん十年も大昔に、タンノイのゴールドモニターの ツイーターのコイルをすっ飛ばして、 (大パワーを入力しすぎてコイルが焼け断線した) その修理をしてもらったのがティアックだった。懐かしいーな。 代理店がずっと変わらないのもイギリス風で信頼おけるなー。 タンノイは信頼のおける良いスピーカーです。
174 :
しろうと :2001/07/02(月) 13:21
ソースにホールトーンが入っている場合と、あまり入っていない場合は どのように考えたらいいん? 聞く部屋の残響ってどの様に考えたらいいの? ライブな部屋だとホールトーン+部屋残響になるし。 スピーカが個性をだすのならやっぱりホールトーンなしのソース を選んで、部屋残響を加味したほうがいいのかな? そんなのあるのかな?良くわからないですね… 自分で味付け(純粋楽器音のソースをスピーカ+部屋で)するか、 味付け済み(ホールトーン込みソース)を正確に再現するか、 なんだか難しいですね…しろうとには。
175 :
K :2001/07/02(月) 14:33
>>173 >TEACはまだタンノイの代理店やってるの?
はい。ずっと変わらず、タンノイの代理店、やってくれている様です。
少なくとも、2001年6月30日の時点までは。
176 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/02(月) 15:40
Kさんは今日お休みなんですか? ほとんどの質問に答えてくれてありがとう。 俺も今日暇やけど。
177 :
K :2001/07/02(月) 16:37
>ソースにホールトーンが入っている場合と、あまり入っていない場合は >どのように考えたらいいん? これはタンノイのオートグラフが出来たいきさつを知っていると、ある程度の方向性のような ものがわかるかと思います。 モノラル後期〜ステレオ初期の録音は、マルチマイクロフォンで音を鮮明にとってやる、比較 的残響が少ない録音が主流で、マイクを充てたところが図抜けた感じで聴こえ、ホールの中で 聴いている各楽器が溶け合ったバランスとはかけ離れたものでした。低域は録音直後のテープ の状態ですら伸びが不足していて、当時のスピーカーのレヴェルが低かったせいもあり、オン マイクならではのスピード&ダイレクト感のある再生はある程度は出来たので、ジャズなどの 再生はけっこうイケたのですが、クラシック音楽は、まだまだ、という状態でした。 クラシック音楽を愛するガイ・R・ファウンテンはホールの中でオーケストラを聴くようなス ケール感と低域の量感、各楽器がブレンドされ、余韻に包まれるような聴き方したかったので、 苦労の末、ああいったオールホーンの、しかも少し低域がモッコリ盛り上がり、少し遅れる欠 点はあっても、「らしく聴かせる」スピーカーシステムを造ったわけです。 その後録音技術が進み、十分なダイナミックレンジと周波数特性、そして分解能を有するよう になった現在では、たった2〜6本で、しかもオフマイク気味に録音しても十分演奏の細部ま でわかる様になってきました。むしろこの方が位相の問題からもベターであることが録音エン ジニアの間でも一般概念となってきました。スピーカーも同軸2ウェイでないと位相合わせが 出来ないということはなくなり、コンピューター解析を利用して、セパレートタイプでもビシ ッと位相のあった製品がどんどん出てくる様になりました。 そうなると、オートグラフのようなスピーカーの場合は、録音が最新のもので、音が良ければ 良い程、スピーカー側での色づけがむしろ邪魔になってきます。 ですから、少ないマイクロフォンでちょっとオフマイク気味に録音した最新のデジタル録音を 中心に聴く方には、タンノイのようなスピーカーは、その独特の響きが煩わしく感じるかと思 います。その場合は、同じタンノイでも、キングダムや新しいディメンジョンシリーズなどが 適切かと思います。あるいは録音時のモニターで使っているB&Wの方が良いかと思います。 一方、「名演奏家」と言われた方々のレコードを聴くことが中心な方には、まだまだ「タンノ イらしいサウンド」と言われるプレステージ・シリーズが良いかと思います。 >聞く部屋の残響ってどの様に考えたらいいの? 基本的にはプレステージモデルは余計な響きを嫌いますから、少しデッドな方が良いかと思い ますが、私が一番良いと感じたのは、九州の湯布院の方の所で、少し山小屋風。パインの板で 周囲を囲み、天井はよく会議室などで見られる吸音素材、床は厚さ3cmの桜材で、ちょっとラ イブに響いていました。
178 :
K :2001/07/02(月) 16:40
>>176 >Kさんは今日お休みなんですか?
いえ(^^;
パソコンを使いながらのデスクワークが中心なので、他人の目を盗んでは、
書き込みしていたりします(^^;;;
179 :
しろうと :2001/07/02(月) 19:08
Kさん。どうもありがとうございます。 なるほど技術的な時代背景があるんですね。 私は貧乏ですから、全て(最新録音から名演奏家まで)に対して最適の機材を 取り揃えることなどできません。 でも相性のいい録音と出会うとうれしいですね。
川○にKさんの爪の垢でもせんじて飲ませてやりたい!
181 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/02(月) 20:20
タンノイの新しいディメンジョンシリ−ズってどうなんですか? タンノイファンは多分保守的な方が多いと思われるので過去のモニタ− レッドや215モニタ−?の様になりませんか? キングダムシリ−ズは私には見分不相応の為聞いたことがありません。 どの様な物なのか御教え下さい。
182 :
K :2001/07/02(月) 20:45
>>181 >タンノイの新しいディメンジョンシリ−ズってどうなんですか?
http://www.teac.co.jp/av/TEAC_TAN/dimension12.html に写真がありますが、私にはタンノイにB&Wのセンスがプラスされた
スピーカーに聴こえます。
エンクロージャーはカチッとしていて、余計な響きがありません。
音像もピンポイントで、音場の広がりが見事です。
それでいて、けっこう、モニタースピーカーのような分析的な鳴り方も
するので、今までのタンノイのイメージとはガラッと変わっていると思
います。
B&wの802よりもスケールが大きく、パンチ力のある低域が出てい
るので、私はどちらを選ぶかと言われたら、躊躇無く、ディメンジョン
シリーズを選びます。音場もこちらの方が綺麗に見通せるようです。
>キングダムシリ−ズは私には見分不相応の為聞いたことがありません。
>どの様な物なのか御教え下さい。
http://www.teac.co.jp/av/TEAC_TAN/king15.html に写真があります。
私はこのシリーズは、BBCモニタータンノイ版に思えてなりません(^^;
ロジャースのBBCモニターがありましたが、あれを思い切りスピーカ
ーのサイズを大きくし、箱の共鳴は抑えた感じ、と考えるとわかりやすい
かと思います。
個人的には透明感も素晴らしい、ディメンジョンシリーズの方が好みです。
183 :
169 :2001/07/02(月) 21:19
TEAC社カンケー者じゃないっすよ。 しかしカスとか言われてますね、でもペア¥15kで入手だもの そんな高い要求してませんて。
サゲ忘れた、失礼
185 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/02(月) 21:37
ここまでKさんが御質問に丁寧に御答えされるのには恐れ入ります。 多分大方の方には不思議に思えるので何故そこまで親切に御答えされる のでしょうか。 タンノイファンの僕も恐れ入ります。 御理由を御聞かせ下さい。
186 :
K :2001/07/02(月) 23:41
>>185 >多分大方の方には不思議に思えるので何故そこまで親切に御答えされる
>のでしょうか。
確かにタンノイのプレステージ・シリーズは、現代に於いては、もう古い過去の遺物なの
かも知れません。
先日、B&Wから新たなフラッグシップモデルを出すということで、親しくしている同社
のエンジニアに電話で訊いてみた際、タンノイのオートグラフ・ミレニアムについて伺っ
てみたところ、「It should be aware(たぶん(^^;) of going against a time.」つまり
「時代遅れなことを悟るべきだ」てな感じで、相手にすらしていないという様な雰囲気で
した。
でも、あのタンノイのスピーカーの持つ魅力が、間違いなく、オーディオではなく「音楽」
を愛するガイ・R・ファウンテンの手によって創り出されたものであり、だからこそ音楽
を愛する人達に、今でも愛され続けているのだと思います。
その灯を消したくないと願うと共に、タンノイのスピーカーの持つ魅力を、少しでもみな
さんにお伝えすることが出来れば嬉しいですし、現代に活かす方法を探ることが出来れば、
新たなる可能性が開けるかも知れません。
私が出来ることと言えば、オーディオ全体からみれば、サハラ砂漠の中の砂粒一つくらい
の様なものです。でも、こうやって書き記したものを見てくれる人がいる。そしてそれに
応えて下さる方がいらっしゃる。
そう考えると、一見、無駄に思えるこういう私の行動も、「次」へつないでいくための橋
渡しの橋桁一つ分くらいはお役に立っているのかも知れない、な〜んて勝手に妄想して楽
しんでいたりするのです(^^;
187 :
K :2001/07/02(月) 23:43
ごめんなさい。 私も、また、下げ忘れました(^^;
188 :
K :2001/07/03(火) 00:00
>>179 >でも相性のいい録音と出会うとうれしいですね。
デジタル録音が始まる前の1970年代の英デッカ・ロンドンのレコード、それも英国プレス
盤が、相性抜群です。
ま、英デッカ・ロンドン、元々、録音良いですからね。
妄想じゃないぜKさん。 >「次」へつないでいくための橋渡し〜 のあたりでカンドーしたぜ。 時代を経ても変わず愛される物を作れることは奇跡に近い 今のB&Wの製品がどうなるかは、誰にもわからない 一方タンノイはすでに達成できている。 古いだけではなく、見習うところも多いと気付いている人も 多いってことだね。 こんな事書くとあおられるので、さげ。
190 :
K :2001/07/03(火) 01:22
>>189 >>「次」へつないでいくための橋渡し〜
#外野の二人の会話
友人A:「『次』って、『次の人柱』のことだろ?」
友人B:「人柱、大切ですよねぇ、大切!」 と、私の肩をポンと叩く。 (^^;
友人A:「人柱、みんなでやれば怖くない、ってか?」
友人B:「柱って、お前はエメロード姫か?」
友人A:「だったら、異世界から少女を3人連れてこなくちゃな!」 と、爆笑。 (^^;;
(ごめんなさい、わかんないお話で……(^^;)
シノポリのマーラー5番の第四楽章の解釈について議論した数十秒後に、こんな会話をして
いる友人達に囲まれている私って、いったい……(^^;;;
明日もちゃんと朝からみんな仕事がある筈なんですけど、まだ(AM1:20)帰りそうな気配すら
なかったりして……。タフですねぇ。
191 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/03(火) 12:58
Kさん今日は来ないのね。 寂しい。。。
192 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/03(火) 16:38
-> 93 152でKさんが紹介している中に、最初のウーファーは米マグナのウーファーを 使っているとありますね。 最初の同軸は、明らかにGoodmansのOEMです。フレームやマグネットの形状が GoodmansのAudiom系のウーファーと同じです。
193 :
K :2001/07/03(火) 17:20
>>192 最初の2ウェイ・スピーカーは、文献によると同軸ではなく、ウーファーとツィーター
別々だった様です。1933年当初はアメリカマグナボックス社製のウーファーを搭載して
いて、タンノイオリジナルのウーファーを搭載するようになったのは、1936年からです
から、ひょっとすると、その間、グッドマンなどにOEM依頼していた、ということは考え
られないでしょうか?
また、自分が見たわけでないので何とも言えないのですが、世界初の同軸はアルテック604
ですが、イギリスではひょっとしたらグッドマンの方がタンノイより同軸タイプの開発は
早かったかも知れません。ですから、タンノイが1947年までに同軸タイプを自社生産する
までの間、OEMだった可能性は、否定できないと思います。
貴重な情報、有り難うございました。
194 :
K :2001/07/03(火) 17:30
>>193 >最初の2ウェイ・スピーカーは、
を、「最初のタンノイの2ウェイ・スピーカーは、……」と、「タンノイ」を入れて下さい。
それにしても、グッドマンとタンノイ、スピーカーに関しては、ひょっとしたらグッドマン
の方がユニット開発に関しては、先を行っていたのかも知れませんね。
私はAxiom80でしたっけ、これくらいしか聴いたことがありません。
とにかくスピード感のある、鋭敏なスピーカーだという印象があります。
そういえば、グッドマンでちゃんと音楽を聴きこんだことはありませんでした。
けっこうイケル様な気がします。
他に、リチャードアレンなんてスピーカーもありましたね。
友人のために、秋葉原でエンクロージャーを買って、組み込んであげたことがありましたが、
あれは低域は出なかったのですが、妙にしぶくて、ツボにはまった鳴り方をしていたように
思います。
p.s.
しょっちゅう「sage」を入れ忘れてしまって、済みません。m(..)m
195 :
K :2001/07/03(火) 17:32
>>191 >Kさん今日は来ないのね。
昨日、仕事そっちのけで書き込みしていたので、さすがに今日は気が咎めまして、
5時すぎまでは大人しくしておりました。(爆)
196 :
192 :2001/07/03(火) 18:05
sageる必要あります?? さて、Kさんなら、TANNOYのBlack、Silver、REDの外観は 見た事があると思います。(写真か実物か問わず) Black、Silverの頃はのシンプルなフレームは、Goodmansの ものと同じです。Goodmansは英国最大のスピーカーメーカーで あり、他社へのOEMも非常に多く、生産台数は圧倒的です。 TANNOY製品もGoodmansにOEMを依頼していたか、部品の供給を 受けていたと考えるのが自然です。他の例をあげれば、Goodmansは 米国ラファイエットラジオ、Knightラジオ、英国Vitavoxなどに OEMをしています。 私は、TANNOYもGoodmansも好きで両方持っていますが、その当時、 PA屋であったTANNOYと古くからのHiFi Speaker専業メーカーの Goodmansを比べて、 > ひょっとしたらグッドマン > の方がユニット開発に関しては、先を行っていたのかも知れませんね というのは、ちょっと…
197 :
192 :2001/07/03(火) 18:18
タンノイ独自のウーファーとありますが、 コーン紙の型って、めちゃくちゃお金がかかるんですよ。 たとえば、JBLのD123というスピーカーがありますが、これと、 JensenとWestrex(型番は知らないのですが)と、全く同じ形の コーンを使っているものがあります。型の共用かどこかのOEMですね。 古いGoodmansの業者向けの広告で、 「うちは、どんな形のコーンも、どんな配合の紙でも準備できます。」 というのが、あります。 となると、Tannoyのウーファーというのも、タンノイ仕様の Goodmansの紙なのかもしれません。後に(HPDでしたっけ?) からドイツのクルトミュラーコーンに変わりますね。
198 :
K :2001/07/03(火) 18:38
>コーン紙の型って、めちゃくちゃお金がかかるんですよ。 コーン紙だけでなく、型って、なんでも高価ですからねぇ。 現在は金型の技術は、日本が世界最高だと、日立のICチップ製造責任者が申して おりましたっけ。 >となると、Tannoyのウーファーというのも、タンノイ仕様の >Goodmansの紙なのかもしれません。後に(HPDでしたっけ?) >からドイツのクルトミュラーコーンに変わりますね。 私は英国タンノイ社の営業担当者と直接話したことがありますが、 「あの火災が起こる前までは、すべて自社で生産していた。ユニットの紙の配合は、 秘密だったからね。火災さえなければ、クルトミューラーにお願いすることはなか った。ハーマン・グループの傘下に入ることもなかった」 と言うようなことを言っていました。 営業の方だから、東洋から来た私のような一見さんに真実を話す必要はないという ことで、嘘をついていたとも思えないのですが……。 もし、形状が似ているとすれば、型造りはグッドマンに依頼し、実際に自分の所で 製造していた、ということは考えられませんか? アッセンブリ工場の元担当者に訊いてみようと、当時の資料を探してみたのですが、 残念ながら見あたりません。私が調べられるのは、ここまでの様です。 後はどなたか、フォローしていただければ幸いです。
199 :
192 :2001/07/03(火) 18:46
Kさん、貴重な話をありがとうございます。 英国の会社は、お互いに部品のやり取りをしていますから、 Kさんの仰るような話があったのかもしれませんね。
200 :
K :2001/07/03(火) 18:55
>>198 >もし、形状が似ているとすれば、型造りはグッドマンに依頼し、実際に自分の所で
>製造していた、ということは考えられませんか?
と書いた後、「設計プランの幾つかを社長の所に持っていき、最終設計図は、社長
自ら描いた」と言っていたことを思い出しました。
となると、コーン紙の金型が同じ、ということも考えにくい様な……。
でも、当時のコーン紙の金型がべらぼうに高価だったとしたら、グッドマンのをそ
のまま使い、フレームやボイスコイル等でオリジナリティーを出していた、とも考
えらますね。
ま、グッドマンに金型造りをお願いしていた可能性は、いずれにしてもありますね。
201 :
K :2001/07/03(火) 19:11
>>199 >英国の会社は、お互いに部品のやり取りをしていますから、
真空管の製造なんて、もっと凄いですよね。
フィリップスはOEMでMullardやテレフンケンなどにも造らせていますから。
もっとも、フィリップス・ブランドで「自社生産」をうたっていた真空管も、
よくよく調べてみると、下請けの町工場で造っていた、なんていうのも、
ザラでしたから、Mullardで造っている方が、マシだったのかも知れません。
あのEL34の音、どんなに頑張っても、中国やロシア製では到達できないと
思います。
そう言えば、誰だったか忘れちゃったのですが、映画館のアンプが壊れて、
東洋ウエストレックス(でしたっけ(^^;)に修理依頼したところ、なんと
MullardのEL34が、代用品として三極管結合で付けられていてビックリした、
なんておっしゃっている方が居ましたね。
202 :
192 :2001/07/03(火) 19:23
そうそう、球は凄いですね。EL34なんて、英国製だけでも、 いったい何種類あることやら… 松下がPhilipsにOEMしていたのは、6BQ5でしたっけ? 凄い話ですね → 東洋Westrex。 まあ、あの会社は、勝手にWestern部品を国産メーカーに 発注したりしていたようなので、かなりアヤシイですよ。 Goodmansの有名なOEM先で思い出しましたが、ESLを出す前の アコースティカル(すなわち、今のQUAD)にも出していました。 紙やダンパーの設定は違うのだと思いますが、外観は、まんま Axiom22だったりします^^;
203 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/04(水) 08:03
Mr.Kは昼から2ちゃんに登場するのかな-?
↑その呼び方じゃ、死ね死ね団のボスになちゃ〜うよ!
205 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/04(水) 18:50
ごめんなさ-い!
206 :
K :2001/07/04(水) 23:22
>>204 >↑その呼び方じゃ、死ね死ね団のボスになちゃ〜うよ!
わはははは……。
「死ね死ね団」って、「レインボーマン」でしたっけ?
いやぁ、懐かしい。
それにしても、「死ね死ね団」ですか。言い得て妙。
かつて「電線病」や「ヴィンテージ病」を流行らせたばかりか、自らその病に侵され、
借金地獄から、いつ首をくくってもおかしくない状況を見事に言い当てていますね。
ま、それはともかく、Audio FanのMeeting Room、「オーディオの部屋(雑談・相談)」
URL >>
http://audiofan.net/mroom2/c-board.cgi で、「ひろ」さんと言う方が、「ビンテージタンノイについて」と題して、「純粋な
皆様からの評価が聞きたいです」と書き込みされていらっしゃいます。(^^)
どうぞそちらにもお越し下さいませ。
207 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/05(木) 07:01
大特価のスタ−リングが売れてしまいました。 悲しい。。。
208 :
K :2001/07/05(木) 09:20
>>207 >大特価のスタ−リングが売れてしまいました。
6月末決算のお店がありますので、そういったところだと、大特価放出する場合があります。
ということで、次の決算時期、12月くらいまで待たないと、そういう商品はなかなか手に
入らないかも。
209 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/06(金) 07:39
欲しかったのに。。。ぶつっ......................................
210 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/06(金) 08:01
>>209 中古でさがせば?
タンノイならあんまりムチャな使い方
してる人いないから、程度いいの見つかるよ。
でも、スターリングは旧型の箱小さい奴の方が、出物多いけどね。
大きいのがいいなら、中古のエディンバラという手もある。
211 :
K :2001/07/06(金) 08:59
>>210 >中古でさがせば?
そうですね。中古なら安くてけっこう程度が良いものがあるかと思います。
スターリングの中古を選ぶポイントですが、エンクロージャーの横のポートに指を
突っ込んで動かしてみて、簡単にずり落ちるようなのはやめましょう。
また、最初期のものはアッテネーターを動かしてみて、ガリが大きいのはやめたほ
うが無難です。コーン紙の汚れがひどいのも、ツィーターの性能が悪化している場
合が多いので、注意が必要です。
212 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/06(金) 09:20
中古で安いタンノイといえばア−デン、バ−クレ−なんかがあるがどう なんでしょう? あんまり程度いいのを見たこと無いけど。 あと箱なりが凄いのが気になりますが。 15インチでは安いんですがね。
213 :
K :2001/07/06(金) 09:29
>>212 >中古で安いタンノイといえばア−デン、バ−クレ−なんかがあるがどう
>なんでしょう?
ユニットのエッジ部分がいかれていないか、見極める必要があります。
修理できないことはないのですが、ユニット2本で、8万円くらいかかります。
個人的にはアーデンが好きですが、箱鳴りが凄いものは止めたほうがよいのでは?
スターリングやエジンバラの中古は、アキハバラならテレオン3号店などに、けっ
こう出ていることがあります。
214 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/06(金) 09:36
Ardenは、箱の作りが悪いよ。室の良くないパーチクルボードで ぼこぼこ。あと、後期型はユニットが、かなり安物になっています。 (アルニコからフェライトに変わったという以上に、見た目が 貧相なんだ)正直、あの出来の38cmなら、もうちょっと小さくて 出来の良いものを買ったほうが良いと思うよ。
215 :
K :2001/07/06(金) 10:06
>Ardenは、箱の作りが悪いよ。室の良くないパーチクルボードで >ぼこぼこ。あと、後期型はユニットが、かなり安物になっています。 そうなんですよね。アーデンも初期型はけっこう良かったのですが…。 ハーマンの傘下に入ってからというもの、いくら経営体質改善のため、とはいっ ても、クラフマンシップを持っていた老練なエンジニア達もみんなクビを切って しまったのはどうかと思います。 安くて手のかからない収益性の良い製品を中心に作っていって、ブランドイメー ジだけで聴かせるのは無理があることをN.J.クロッカーやT.B.リビングソトンな どの、かつてのタンノイ生え抜きの方達が気付いて、タンノイを復活させてくれ て本当に良かったと思います。
216 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/06(金) 11:41
ヒノの親父が、今のタンノイはGoodmansの工場で生産している。 といっていたけど、どうなんだろうね? TEACあたりも金をだして、Harmanから株を買い戻したけど、 工場に関しては、一度焼けちゃって、難しいだろうしね。 確かに、新生タンノイの工場として、TANNOYマークのついたビルの 写真は見たことがあるけど、そんなもの、どうとでもなるしね。 TANNOYって、TANNOYとModaunt Shortと、あと何社かでグループを 作っていましたよね?
217 :
K :2001/07/06(金) 17:58
>>216 >ヒノの親父が、今のタンノイはGoodmansの工場で生産している。
>といっていたけど、どうなんだろうね?
まだそんなことを言っているんですねぇ。(^^;
ヒノ製オートグラフの音が悪いと言うと、必ず口にするのがそのセリフ(^^;;
私が更に、「レッドを入れても、お宅のオートグラフじゃ、あんまり良い音しないね
ぇ」とチャチャを入れたところ、烈火のごとく怒って、「ティアック製のエンクロー
ジャーしか聴いたことのないヤツに何がわかるか!」と言われ、二度と敷居をまたげ
ない身となってしまいました(^^;;;
確か、TDシリーズの時だったと思いますが、グッドマンの研究者と共同研究やって
いますから、製造も部分的にお願いしちゃっているかも知れません。
タンノイがクルトミューラー社のコーン紙を使うようになってから堕落したと言う人
に対して、「そりゃぁ、あんたの様に1960年代のLPしか聴かん人間には、昔のモニ
ターレッド以外はクズにうつるだろうさ。でも、最新のデジタル録音のCDを昔のオ
ートグラフと今のG.R.F.Memory、どちらで聴くと訊かれたら、俺は新しいMemoryにす
るね。それを堕落と言うなら、それでも構わない。どちらを選ぶかは俺自身だし、も
しユーザーのことを考えないで製品開発していたとしたら、会社はつぶれちゃってい
るか、俺のようなユーザーは見向きもしなくなっているだろうね」といいうようなこ
とを申しておりました。
私も同感で、タンノイというメーカーが、このデジタルの時代に信念を持って製品作
りをしていれば、たとえ組み立て工場がグッドマンでも、セレッションでも、はたま
たバイタボックスの共同工場でも、どこでも構わないと思います。
ただ、オートグラフのようなプレステージシリーズの場合は、設計も大切ですし、組
み立てる場合は、それなりに熟練した方達が携わっていないと困ります。
だからと言って、タンノイの工場で組み立てたものでないとタンノイでない、なんて
言うつもりは毛頭ありません。
出てきた音が、タンノイならではのサウンドを持ち、工作精度もかなり高くて私を満
足させるものであったら、それは私にとって、やはり「タンノイ」だと思うのです。
>TEACあたりも金をだして、Harmanから株を買い戻したけど、
>工場に関しては、一度焼けちゃって、難しいだろうしね。
でも、「今度のはKEFにも負けない最新設備だ!」と、自信ありげでしたけど(^^;
>確かに、新生タンノイの工場として、TANNOYマークのついたビルの
>写真は見たことがあるけど、そんなもの、どうとでもなるしね。
叔父が申しておりましたけど、けっこう立派な工場だそうです。
で、「確かにそこで全部のユニットを製造するには、ちょっと足りないかもしれない。
JBLと共同で、東南アジアに低価格帯の製造拠点を持ったという噂もある」と申し
ておりました(^^;
>TANNOYって、TANNOYとModaunt Shortと、あと何社かでグループを
>作っていましたよね?
セレッションの研究施設は素晴らしいそうで、傘下に収めてから、小型モデルをたくさ
ん出すようになりましたよね。それはそれで良いことだと思います。
218 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/06(金) 18:14
基本的にKさんの考えには同意できるんだけど、僕のIIILZ (英国から取り寄せた本物。日本で売られたIIILZの多くは国産箱 らしい)の裏板の響きとか凄いですよ。 良いにせよ悪いにせよ、この響きがIIILZというシステムの音に 大きな影響を与えているわけで、違う材料で箱を作っても、 全然違う音になってしまう。もちろん、その「ちがう」が、より 良いである可能性もあるわけだけどね。 あと、オートグラフは、モノラル時代に、モノラルで音の広がりを 作る為の設計。あれをステレオで使うというのが、根本的に 間違っています。(そりゃ、アンチタンノイが言うように、音が 散漫になるよね。もともと音を広げているんだから)
219 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/06(金) 18:19
それにしても、ヒノの親父 健康なユニットの紙を変なオリジナルに交換してしまうのは、 やめてくれないかなぁ… 鹿革エッジもそうだけど、数年後にはリセールバリューすらない ゴミになっちゃうよ。
220 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/06(金) 19:40
僕の住んでる大阪で売ってるア−デン、バ−クレイは安いんだがコ−ン が変色、エッジも変色で買う気しないな- 昔兵庫県にサワダオ−ディオってのがあって(今もある?)色んな箱を 作ってたけどあの箱どこいった?
221 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/06(金) 21:46
やっぱり、長く使うものだし、でかいスピーカーだしねえ。外観で 納得できないなら買っちゃ駄目だよ。 サワダオーディオ(広告は見たことがあるね)が今でもあるかどうかは 判らないけど、あれにかぎらず、国産箱は、HifiDOあたりの中古品をみても 判ると思うけど、市場で値段がほとんどつかないんですよ。だから、 持ち主が邪魔になったら、残念だけど、それはゴミおなって、燃やされる 運命じゃないかと思う。
222 :
K :2001/07/06(金) 22:20
>>218 >良いにせよ悪いにせよ、この響きがIIILZというシステムの音に
>大きな影響を与えているわけで、違う材料で箱を作っても、
>全然違う音になってしまう。もちろん、その「ちがう」が、より
>良いである可能性もあるわけだけどね。
IIILZですか!
いやぁ、懐かしい。
私は友人がIIILZが欲しいと言うことで、かけずり回って、やっと手に入れ、
我が家で1週間、エージングとチェックをしたことがあります。あれは、もう、ヴァイ
オリンそのもの、という感じですね。
いかに板を響かせて美しい音色をつくるか、その極意のようながあるように思いました。
>あと、オートグラフは、モノラル時代に、モノラルで音の広がりを
>作る為の設計。あれをステレオで使うというのが、根本的に
>間違っています。(そりゃ、アンチタンノイが言うように、音が
>散漫になるよね。もともと音を広げているんだから)
オリジナルはモノラルが主なシルバーの時代と、ステレオがメインになってくるレッド以
降は、私は比較試聴したことがないのですが、板の響かせ方が違っているそうです。
ま、「ユニットが違うんだから、響きが違って当然じゃないの?」と私は答えましたが(^^;
オートグラフは低域のホーンでまるで音に包まれているような感じを出しながら、フロント
のホーンのおかげもあって、実はけっこうシャープな音像を結びます。
特に新しいミレニアムなどは、まぁ、CD12とコニサー4.0と是枝300Bプッシュプル
という組み合わせが成せるワザとも言えますが(HPの組み合わせは6月時点のものです)、
もの凄くシャープに音像を結びます。G.R.F.Memoryよりも音像は小さいくらいです。
オリジナル・オートグラフのユーザーがすでに2人みえましたが、お二人とも驚かれて、早
速明日、CDとアンプ、それにケーブル一式持って、そちらのお宅にお邪魔することになっ
ております。楽しみです。
ちなみに他に、マランツ#7&#5も持参する予定です。
223 :
K :2001/07/06(金) 22:41
今、我が家に、今度はパラゴンユーザーが遊びに来ているんですが、最初はお目当てはアルテック 604-8K入り山本音響工芸エンクロージャーBX280だったのに、つい先ほどから、オートグラフばかり 鳴らしています(^^; christian McBrideのgettin'to itをかけて、パラゴンとオートグラフ、どちらがジャジーか、なん て言っています(^^;; 岩手県一関市のジャズ喫茶ではタンノイのウェストミンスター・ロイヤルでジャズを聴かせていると いうことで、さらに盛り上がってしまって、今夜もまた、明け方までかかりそうです。
224 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/06(金) 23:29
>>219 >鹿革エッジもそうだけど、数年後にはリセールバリューすらない
>ゴミになっちゃうよ。
で、それを回収してもう一度エッジ交換なんかしちゃって、自分ちの箱に入れ直して、
売っちゃうんだな、これが。
おかげで痛い目に遭ったぜ!
1年ちょっとしか持たんかった。
225 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/07(土) 00:26
タンノイプレステージシリーズには、同じモデルでも多くの 種類(TW・TWW・HW・HEなど)ありますが、音的にはどう違うのですか? 一番初期のモデル(つまみでレベル調整するタイプ)が音の厚み等は 優れているのでしょうか? 例えば、価格が同じなら初期とTWどちらが買いですか?
226 :
K :2001/07/07(土) 01:12
>>225 >例えば、価格が同じなら初期とTWどちらが買いですか?
CDで比較的新しいデジタル録音をよくお聴きになる方には、新しいシリーズ、
たとえばHEとかをお奨めします。
初期モデルは、例えばスターリングではIIILZにどこか似た、箱鳴りをうまく
使って響きを創っているところがありました。
ですから、低域は少し締まりがなく、分解能もHEなどに較べたら、少々劣って
います。分解能がない分、音が固まりになりやすく、そういった意味で厚みが
増している様にきこえないでもないです。
初期とTWを較べても、TWの方が低域の締まりが良く、分解能も上がっている様
に聴こえます。私はそれを飛び越して、初期の次はTWWを購入しました。
227 :
K又 :2001/07/07(土) 20:19
Mr.Kが来ないので私がお答え致します。 タンノイの内部配線を全てPADに交換してみて・・・・・ 何をする! 放せ! もっと宣伝させてく・・・・ ブチッ............
228 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/08(日) 19:14
川ちゃんうるさい!!
229 :
Kiyo原 :2001/07/08(日) 21:45
東の変人が居なくなったところで私めがお答えしましょう。 PADは駄目ですね、やっぱりS/A Labのハイエンドホース・・・・ これに限ります、これしかありません 私のところでS1をハイグレード化した経験を活かして、 まるで別物のように蘇らせますよ、えぇ別物のように・・・・
230 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/08(日) 22:22
>>229 S/Aラボの小原ってやつ、相当な変人だぞ(藁
変人には変人が合う訳ね。
231 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/08(日) 22:40
>>230 >S/Aラボの小原ってやつ、相当な変人だぞ(藁
激しく同意(藁
だけど、あれほどケーブルの研究が好きで、
オタッキーなまでに入れ込んでいる姿は好感が持てる。
サラリーマン的なエンジニアが多い昨今、頑張って欲しい
ものではある。
232 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/09(月) 18:11
こだわり続けたタンノイが、屑箱だったと分かった時は すでに遅し、人生はたそがれを迎えている。 っていうことも頭に入れておくべし。 パラノイヤのタンノイ狂さん方々、タンノイだけは欲しくな いっていう人もたくさんいる事実を客観視してみなさい。 眼が覚めるかもしれませんよ。
233 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/09(月) 18:42
234 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/09(月) 19:05
>>233 に同意。タンノイファンは
「タンノイの味が分からない人は手を出さない方がいい」って
最初から言ってるじゃん。
「味が分かる」ってのは、長所も欠点も噛みしめた上でないと
使えない表現なんだよ。その辺が分からない人は、
どうかティールでもアンドラでもいいから、
欠点が無くて分かりやすい(藁)スピーカー使ってればぁ〜!
235 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/09(月) 19:14
まあ、お子さんじゃ分からないだろうね、>タンノイ 現代単純スピーカーで良いなんてうらやましいよ、ほんと。
236 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/09(月) 19:37
大御所が出てこなくなって言える御意見! 悲しき弱い物イジメヤネ。 その言葉Kさんがいた時言える?
237 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/09(月) 19:41
↑ (゚Д゚)ハァ?
238 :
インパルス :2001/07/09(月) 22:58
タンノイのインパルスで、もう10年以上楽しんでいます。 アンプは、サンスイのAU-α907です。 タンノイらしくない、知っている人の少ないスピーカーですが、 本当に素晴らしい音です。
239 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/09(月) 23:04
★タンナイ(Tannay) 有名なタンノイを真似て.38センチウーファーとホーン型トゥイーター を組み合わせた“マネター”は、中音がまるっきり足りない感じで 処置無し。
240 :
K :2001/07/09(月) 23:30
>>232 >こだわり続けたタンノイが、屑箱だったと分かった時は
>すでに遅し、人生はたそがれを迎えている。
素晴らしいじゃないですか!
人生、さんざんタンノイと格闘して、死ぬ間際になって「もっと性能の良いスピーカーが
あったのになぁ」なんてつぶやきながら、「でも、良い音楽を聴かせてもらった。有り難
う」と言って死ねるなら、これこそ本望と言うもの。
私もタンノイのスピーカーを何台も使ってきましたが、まだそこまでの境地には至ってお
りません。まだまだ修行が足りないなぁ〜。
>パラノイヤのタンノイ狂さん方々、タンノイだけは欲しくな
>いっていう人もたくさんいる事実を客観視してみなさい。
わははは……。
そのくらいは、タンノイをこよなく愛する人なら、良〜くご存じです。
裏板はボコボコに鳴るし、音像は膨らんで切れ味がないし、ガタイが大きくて場所は取る
し……。
でも、タンノイだけは欲しくないと言っている人がいるのと同様、タンノイでなくては、
とおっしゃる方が居ることも客観視してみて、音楽の楽しみ方、オーディオの奥深さを改
めて認識するのも、また良い意味での人生経験となりましょう。
八頭身で非の打ち所のない様なプロポーションと、万人受けする美女の典型のような顔立
ちの女性より、多少鼻はペチャンコでガタイが大きく豊満な感じで、どこが良いのか自分
でもわからないけれども、付き合ってみると本当に知的で楽しいという女性も居たりしま
す。で、その女性が実はもの凄い床上手だったりするのがわかって、でもそんなこと他人
には言えないし、ましてやそれを自分の目の前で他人相手に実演してもらう、なんてわけ
にはいかない。
てなわけで、今夜の逢瀬のことを思って、一人ほくそ笑んでいたりすることだって、ある
んです。
とことん付き合った人間にしかわからない、あるいは、とことん付き合った人にしか見せ
ない表情というのがタンノイのスピーカーにあるように私には思えてなりません。
これもひとえに、オートグラフをはじめとする数々のスピーカーシステムを手がけた、ガ
イ・R・ファウンテン氏の、少々オタッキーなまでに極めたそのこだわりに、隠された秘
密があるのではないかと、私は思っております。
p.s.
パラピービッチーニの設計したE.A.R V20で鳴らすオートグラフを聴いて、こいつら(パ
ラピービッチーニとガイ・R・ファウンテン)は、絶対、スケベに違いない、と、私は
妙に納得してしまったのですが、実際はどうなんでしょうね(^^;
仏ハルモニア盤のクープランのモテット集、本当に見事でした。
241 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/09(月) 23:41
よまないよ
242 :
K :2001/07/09(月) 23:54
>>241 >よまないよ
どうぞ御自由に(^^)/
読む自由、読まない自由、書き込む自由、書き込まない自由……。
そういった「自由」が許されるからこそ、ネットの世界は面白いし、気楽に付き合えるんだと思います。
243 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/10(火) 00:01
またKさんのファンタジーが暴走している。
244 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/10(火) 00:08
発想は面白いけど、いまいち笑えないな。
245 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/10(火) 00:18
>>240 そりゃ、パラ(ノイア)のビッチと
(ラブジュース)のフォウンテンがわいている爺さんじゃ、
スケベに決まってますわぁなぁ〜。
う〜ん、そそられるぜ!
下品でスマソ。
246 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/10(火) 12:27
Mr.Kはとってもゴ−ジャスな御方の様に思えるのですがいったい誰なんだ? 話が凄すぎて非現実的だなぁ-
247 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/10(火) 12:36
K氏=故五味康祐先生。
248 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/10(火) 13:35
249 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/10(火) 15:17
通りすがりのメモリーユーザー=私もミレニアムユーザー=通行人K=K=楠 薫さんでわ? ニフのFAVの会議室やAFでカキコしてるんじゃなかったっけ?
250 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/10(火) 15:17
>>248 まっ、非現実的つうか、彼にとっては全く誇張のない現実なんだけど、
お金持ちすぎるから、我々庶民にとっては現実味は薄いってことやね。
でも熱意はすばらしいよね。普通単なる金持ちの道楽オーディオで
あそこまでつっこんで追求してる人いないと思うぞ。
またKさんの話聞きたいなぁ……。
251 :
249 :2001/07/10(火) 15:29
AFのカキコしてるの見ると、けっこう10万以下のアンプの話してるみたいだけど?
252 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/10(火) 15:36
253 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/10(火) 16:09
そーいや、二人ともCD−12使ってるんだね。
254 :
K :2001/07/10(火) 18:37
>>252 >Kさんはこの人のことどう思ってるの?
>
>
ttp://www.calvadoshof.com/ 「かるばどす」さんですね(^^)
私なんかとても及ばない、はるか雲の上のお方、です。
でもお会いしてみると、とっても面白い方ですよ。ラーメンも大好きだし……。
>>253 >そーいや、二人ともCD−12使ってるんだね。
私はジャズ喫茶メグの寺島御大のお宅に行った時に、CD12の威力をまざまざと
見せつけられました。で、いつかは使ってみたいと思っていたのです。
しかも、ジャズよりクラシック音楽の方が、より相性が良いと思っていたので、な
おさら自分の耳で確かめたかったんです。
255 :
K :2001/07/10(火) 19:07
>>238 >タンノイのインパルスで、もう10年以上楽しんでいます。
音を聴いたことがある筈なのですが、もう、どんな形をしていたのかも忘れてしまいました。(^^;
モニターシリーズの系譜でしたっけ? 下に丸いダクトが幾つかついていて、上の方に
スピーカーが一発、で〜んと付いている……。
>タンノイらしくない、知っている人の少ないスピーカーですが、
>本当に素晴らしい音です。
あんまり中古市場にも出てきませんよね。
たぶん、販売されていた期間が短く、販売台数も少なかったのだと思いますが、たまに
採算度外視して、メーカーが次の販売戦略を練る際に、どのくらい売れるか調査するた
めにテストモデルを出すことがあります。ひょっとしたら、そういった感じで出したモ
デルだったのかな?
どこかに画像があれば良いのですが……。
256 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/10(火) 19:23
家はモニタ―シリーズのSMGです〜。
257 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/10(火) 19:38
>K その「かるばどす」さんって浜崎あゆみ等で全体のバランス取ってるんでしょ!? しかもリンはCD−12をご本人向けにチューンしてくれて それ以降販売されてるCD−12は全てチューン品に成ってると思い込んでる 見たい出し。。。
258 :
K :2001/07/10(火) 21:20
>その「かるばどす」さんって浜崎あゆみ等で全体のバランス取ってるんでしょ!? ま、一番聴くディスクでバランスをとったらそうなった、てな感じでは? >しかもリンはCD−12をご本人向けにチューンしてくれて >それ以降販売されてるCD−12は全てチューン品に成ってると思い込んでる >見たい出し。。。 ご本人がそれで満足していれば良いと思いますよ。 別に私が買ったCD12が、かるばどすさんのチューニングによるものという わけではありませんから。アイバーもそこまではバカではありますまい。
259 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/10(火) 22:11
アイバーって誰???
260 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/10(火) 22:15
通りがかりの者がいきなり不躾な質問で恐縮ですが、 Kさん、温泉の宿泊券、当たってませんでした?
262 :
K :2001/07/10(火) 23:11
>>261 >Kさん、温泉の宿泊券、当たってませんでした?
?????
何のことでしょう?
あ、やっぱり別人でしたか。 いや、Kさんがこのスレでも噂されてるようにAFでお馴染みのあの方ならば、 同姓同名(住まいも北九州)の人が温泉旅行に当選されてるのをnet上で見かけ たもので...(^^;) いやどうも、これは失礼しましたm(_ _)m
264 :
インパルス :2001/07/11(水) 00:23
265 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/11(水) 00:30
もっとKさんの話聞きたい唐揚げ。
266 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/11(水) 00:49
>アイバーもそこまではバカではありますまい。 という事はKさんも、かるばどす氏の事を痛い奴だと思ってる 訳ですか?
267 :
K :2001/07/11(水) 01:05
>同姓同名(住まいも北九州)の人が温泉旅行に当選されてるのをnet上で見かけ >たもので...(^^;) 同姓同名というのは、同じ北九州市内では、まず、可能性としては少ないでしょうね。 もし、勝手に私の名前を使って温泉旅行に応募したとか、ヤフオクなどを利用したら その中から抽選で選ばれる、てなことが無い限り、見に覚えがない当選などと言うの は、ありえないでしょう。 ただ、それって、ちょっと気になりますね(^^; どこかで見れるかな?
268 :
K :2001/07/11(水) 01:09
>>266 >という事はKさんも、かるばどす氏の事を痛い奴だと思ってる
>訳ですか?
かるばどすさんて、痛い奴なんですか?
ま、それはともかく、リンの社長であり、エンジニアであるアイバー氏が、一人の
ユーザーの好みだけで音造りをすることは、あり得ないんじゃないですか?
269 :
K :2001/07/11(水) 01:21
>>265 >もっとKさんの話聞きたい唐揚げ。
唐揚げかぁ〜……。なんだか、お腹、空いちゃった(^^;
ちょっと脱線してひと休み。
【美味しい天ぷら、フライ、唐揚げの作り方】
(1)てんぷら
小麦粉、水を冷やす。
卵に冷たい水(5℃)でよく混ぜる。
小麦粉をふるいにかけて箸でダマが残る位に軽くかき混ぜる。
エビ類、魚、貝は200℃ 25秒
野菜は170〜180℃ 1分。よくひっくり返すのがコツ
カボチャ 160℃ 3分。
(2)フライ
パン粉、衣を厚くしっかり付け、ぎゅっと握る。
しっぽから水を出す。
サラダ油と牛乳をかけ、強力粉をまぶす。
しっぽ以外に卵を付ける。
170℃ 2分。
(3)唐揚げ
・下味はしっかりつける
・上げる前に水で表面の味付きを落とす
・とき卵をつける
・衣を付ける
・180℃で1分半揚げる
・鍋から挙げて余熱で4分間おく
・さらに40秒間揚げる
※これで肉の中心が60〜80℃でぱさつかず、美味しく揚げられる
てのが、Kの台所に貼ってあります(^^;;;
ちなみに、てんぷらが得意料理です。
「音が軽くなってきた」ら、揚げ時です。菜箸で触っても「軽くなってきた」感じがします。
(って,無理矢理オーディオに関連があるかのように持っていこうとしたけど、やっぱ無理か(^^;)
270 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/11(水) 01:23
唐揚げの下味にオイスターソースにつけ込むと美味しいよ
271 :
K :2001/07/11(水) 01:26
>>264 >私が使っているのはインパルス12ですが、インパルス10の画像は見つけました。
確かに、こんな感じでした!
インパルス12は、ダクトが2つでしたっけ?
272 :
インパルス :2001/07/11(水) 07:11
273 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/11(水) 07:17
>>272 バスレフダクト(箱にあいてるボコボコ低音が出てくる穴)で御座います。
274 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/11(水) 08:13
275 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/11(水) 09:38
S.R.Mシリ−ズやクラシックモニタ−の時代はタンノイって腐ってなかった? 世の中ジムランの43シリ−ズだらけだったからこんなんポンポン出すのは 仕方なかったのだろうが27万も付いているではないか! 出品者は笑いが止まらんのとちゃうか?
276 :
インパルス :2001/07/11(水) 10:52
>>273 ありがとうございます。勉強になりました。
ダクトは1つずつです。
277 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/11(水) 12:14
Mr.Kはお医者さんだったんだ! でもやけに繁盛してる病院なんだね。 604が待合室にあるなんて病気じゃなくても通院したい。。。
278 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/11(水) 12:46
大阪(厳密には東大阪かな?)に入院患者さんの休憩室でオートグラフを 鳴らしてる産婦人科がありましたよ。 前の方で出てたサワダオーディオは兵庫の前は堺じゃなかったかな。 一階がお店で二階がオーディオ喫茶だった。 コーヒーが一杯1000円で曲のリクエストも出来ていいお店だったけどね。
279 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/11(水) 13:28
私も妊娠できたらその産婦人科教えて下さい。 もっと凄-い装置置いた病院とかってないんですか? 300万のオ−ディオ置いてるヘルス位しか知りません。
280 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/11(水) 14:41
>Mr.Kはお医者さんだったんだ! あ、これ、禁句みたいよ。 以前、ニフでこれを言ったら、カキコしなくなっちゃったみたいだから...。 わかったにしても、こういうトコじゃバラさない方が良いのでは?
281 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/11(水) 19:35
2ちゃんは所詮ネタミ恨みの巣窟なのかもしれない。 匿名で無責任に他人をコケ降ろしたり、中傷書き込みの山。 無責任でアングラ要素の高いからこそ2ちゃんは流行るのかも? そこで”K"とあえて貫き尽くす貴方は偉い! Kさんには感謝致します。
282 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/11(水) 19:40
> 281 > 匿名で無責任に他人をコケ降ろしたり、中傷書き込みの山。 そういう無責任な中傷はやめてくれんか。
283 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/11(水) 19:43
284 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/11(水) 22:05
チューニングしだいではハイスピードになるよ。 2年以上試行錯誤したが・・・
285 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/12(木) 07:12
286 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/12(木) 08:51
>>246 楠さん、オーディオアクセサリー』誌97号の寺島靖国氏の連載にも、名前出てますね。
「凄耳」だって...。
もともと、ジャズの人なのかな?
287 :
286 :2001/07/12(木) 08:54
>>285 忙しいんじゃないの?
昨日はAFでもあんましカキコしてないし...。
288 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/12(木) 09:13
>>277 HP見ました!
EMT927とオートグラフは、どっちにあるんでしょうね?
自宅かな?
289 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/12(木) 12:30
>281=283 オマエにゆーとるんじゃ、このヴォケ。漏れは > 匿名で無責任に他人をコケ降ろしたり、中傷書き込みの山。 などとゆーことをやったことはない。ヒト辛げに決め付けるんじゃ ねーよ、ヴァカが。
290 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/12(木) 15:08
>>286 >もともと、ジャズの人なのかな?
違うと思う。
ニフの書き込みでは、けっこうクラシック音楽方面が詳しい様だった。
291 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/12(木) 15:11
>>288 確か、自宅にはメモリーは置けない、だから売っちゃった、てなようなことを
HPのどこかに書いていたから、自宅はあり得んでしょう。
それとも、自宅も一緒に建てたのか?
わかんねぇ。
292 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/12(木) 19:23
>>291 本人に聞かずに、いろいろこと細かに書かん方が、ええんと違う?
293 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/12(木) 19:30
えーやないの、だれが書いたかばれんかったらええねん
294 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/12(木) 19:39
うけけけ、かいてかいてかきまくったれや〜
295 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/12(木) 19:49
296 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/12(木) 19:55
なんで? 書かれて困るようなことしてるほうが悪いんとちゃうのん?
297 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/12(木) 19:59
イニシャルでいいから入れて(???
298 :
Kさん:よろしく。 :2001/07/12(木) 20:00
裏のヒソヒソ話しはこのへんにして、Mr.Kさんにご 登場頂き、再度タンノイの神髄のお話しを聞かせて 頂こうではないか。名無し@さんのお話しは気にさ れないでよろしく、お願いします。
299 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/12(木) 20:04
おお! 貧乏人が攻撃体制に加わったので別の拠点に移動するかは皆さんの 思うように。 悲しき貧乏人に幸アレ!
300 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/12(木) 20:18
記念すべき300スレにおめでとう!
301 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/12(木) 20:27
Mr.Kは来ないのか? 寂しい限り。。。
302 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/12(木) 20:39
僕も貧乏なんだがタンノイ大好き。 お金持ちだけなん?
303 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/12(木) 21:09
ビンボー人にオーディオは無理。
304 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/12(木) 21:16
303に同意。
305 :
K :2001/07/12(木) 23:17
>>303 >ビンボー人にオーディオは無理。
いやいや、お金が無くったって、しっかりオーディオやっている人はいます。
私の友人は、先輩からハーベースのコンパクト7とミュージカルフィデリティー
A1を10万で譲ってもらい、CDはCECのCH7700で鳴らしていますが、
けっこう良いですよ。
大貫妙子はけっこう色っぽかったし、ヴァイオリンも美しかった。
しかも、すべて新品で買った場合の1/3程度の金額でしょう。
あとはスピーカーケーブルと電源ケーブルをS/A Labs High End Horse3.5にす
れば、OKという気がします。
それにしても、A1ってめちゃくちゃ熱くなりますね。
まるで真空管アンプの真空管を触っているかと思ったくらい熱くて、天板に触れ
ませんでした。
306 :
K :2001/07/12(木) 23:38
なんだか、私のことで一時的に盛り上がっていたようですが…(^^; ちなみに診療所と家は別々で、オートグラフをはじめとするメインシステムは、 すべて診療所の2階の俗称「山小屋」にあります。 ですから、お客さんがいらっしゃったら、通常の方なら待合室でジャズを聴いて もらい、懇意にしている方なら、「山小屋」に足を運んでもらい、クラシックを お聴きいただく、というふうにしています。 待合室は折りたたみテーブルを片付けると、グランドピアノ1台、ドラム一式、 ベースはちょっと通路に入ってもらえば、ちゃんとジャズトリオのライブが出来 ます。 椅子の関係上、25人が定員です。 もう少し落ち着いたら、本格的に活動開始しようかと思っています。 日曜日には駐車場を利用して、フリーマーケットなんかも良いですね。
307 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/12(木) 23:45
Kさん再登場記念age
308 :
298:Kさん、よろしく :2001/07/13(金) 02:26
Kさんが登場しないとタンノイでない。 307 再登場記念同感。 Kさん、どうせ一度の人生です。 お元気なうちに、 我々、下々の貧乏人の オーディオ好きには体験できない、 お話聞かせてくださいな。
309 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/13(金) 16:25
タンノイではグラモフォンのペルゴレージ「スターバトマーテル」アバド盤のメゾソプラノとアルトの歌い手をきちんと分離して再生出来ないと思う。 確かに音は美しいとは思うが、音楽の観賞用として、そういう再生力では問題があると思う。
310 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/13(金) 17:07
だから、連中はタンノイの音を鑑賞してるんだからいいの。
311 :
K :2001/07/13(金) 18:55
>>309 >タンノイではグラモフォンのペルゴレージ「スターバトマーテル」アバド盤のメゾソプラ
>ノとアルトの歌い手をきちんと分離して再生出来ないと思う。
ふぅむ、それは不幸なタンノイですね。
ちゃんとしたアンプで、しっかり振り角までチェックしてチューニングされたタンノイなら、
むしろもっと難しいと思われる、ジョスカン・デ・プレ作曲「ミサ・パン・リングァ」演奏:
タリス・スコラーズ(Gimell CDGIM009)の、十数人中ソプラノの左の二人の声の微妙な違い、
体を左右に揺れ動かしているその様子までわかるかと思います。
ま、私なんかよりも、岩手県一関市のウェストミンスター・ロイヤルでジャズを鳴らしている
ROYCEというジャズ喫茶で、Waltz for Debby Bill Evans Trio(RIVERSIDE VDJ-1536)を
お聴きになると良いですよ。
地下鉄の騒音が、左から右の奥に2回、その反対に抜けるのが1回、なんて具合に、本当に手
に取るようにわかるかと思います。
タンノイは、ある意味では、チューニングが非常に難しいスピーカーです。
単にポンと置いたら鳴るスピーカーではありません。
エンクロージャーをある程度響かせながら、同軸2ウェイは、90°のサービスエリア内で、シ
ビアに定位させないといけないので、ちょっとした机や椅子の影響も受けやすいのです。
ましてやコーナータイプのオートグラフは、コーナー付けが基本ですから、最初から内振りの
角度が決められているようなもの。
そういう困難を克服して、クープラン作曲「モッテト集」 演奏:Feldman,Poulenardら
(Harmonia mundiHMC901150)の二人の女性の歌声の掛け合いが、時として顔を見合わせながら、
またある時にはちょっと背伸びするように上向きに発声している様まで手に取るようにわかる
ようになった時の嬉しさというのは、また、格別なものがあります。
そもそも、私が最初のタンノイ製品、スターリングを購入するきっかけになったのが、
「秋葉原のとあるお店の前を通り過ぎた時にたまたま流れていた
バイロイトのワーグナーの音楽。それがタンホイザーだったか何
であったかは忘れたが、声のリアルさと、テノールの歌手がクル
リと振り向いた様まで手にとるようにわかった時の衝撃は今でも
忘れない。」
と言うような具合で、定位の良さと声質のリアルさに衝撃を受けて発作が起きて購入したくらい
なんですから、ちゃんと追い込めば、ある程度までは到達することが可能だと思います。
もっとも、それが再現できるようになるまでの苦労を考えたら、確かにエンクロージャーが響か
ず、サービスエリア角度が広いウィルソン・オーディオのSystem 6の方が楽でしょうけどね。
312 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/13(金) 19:48
すると「不幸なタンノイ」ってのはだいたい、千台に 何台くらいあるのですか?不幸なのは例外的なの?
313 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/13(金) 19:51
不幸のタンノイを手にしたらな、三日以内に不幸のタンノイを五人 に買わせないと不幸になるぞ〜〜
314 :
K :2001/07/13(金) 22:07
>>312 >すると「不幸なタンノイ」ってのはだいたい、千台に
>何台くらいあるのですか?不幸なのは例外的なの?
「不幸なタンノイ」は、タンノイを手にしたユーザーの数だけあるといっても良い
でしょう。
そこから「幸福のタンノイ」にすることが出来るかどうかは、タンノイに対する愛
情と熱意がどれだけあるか、ユーザー次第でしょう。
そこまでお付き合いできない方にとっては、常に「不幸なタンノイ」であり続ける
ことでしょう。
315 :
K :2001/07/13(金) 22:10
>>313 >不幸のタンノイを手にしたらな、三日以内に不幸のタンノイを五人
>に買わせないと不幸になるぞ〜〜
おおっ、そのテがあったか!
ついでに「幸福なタンノイ」にするためのノウハウも教えて差し上げ
れば、一気にタンノイファンが増えることでしょう。
316 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/13(金) 22:13
>314 うーん、そこまで言い切るか。正直まいりました。 降参です。
317 :
K :2001/07/13(金) 23:03
>>316 >うーん、そこまで言い切るか。
いや〜、本当にタンノイって気難しい、なかなかこちらの思うように鳴ってくれな
いスピーカーなのですよ。
先日まで使っていた、Red Rose Music のModel 5は、「銀線の音が乗り過ぎじ
ゃないの? おまけに蛍光灯のノイズに弱い様ね」と、蜜月はわずか1週間。
次のコニサー4.0は、みずみずしい音と楽器の質感の正しさでは群を抜いています
が、「S/Nの悪いプリね。私のような能率の良いスピーカーには合わないわ」と、
たった1週間で足蹴にされる始末。
お気に入りはCD12と、メインアンプがなんと、是枝さんというオーディオ評論
家が創った、300Bプッシュプルアンプ。
これって、メチャクチャ高価なんですよねぇ。しかも是枝さんの一品ものだし。
プリはMarantz model7がかろうじて当確ラインすれすれ。あとはCRディベロップ
メンツのカスター・プロの結果待ちという状態。Red Roseから新しく出ると言う噂
の石のプリアンプには少し興味があるけど…。EARから出た新しいプロ用プリア
ンプならV20でS/Nの良さは魅せてくれたから良さそうな気がするが……。
スピーカーケーブルも、あんなにアルテック604-8Kでは素晴らしかったJPSも、
「透明感の足りないケーブルね」と、そっぽを向かれる始末。
長崎からφ2.5mm銀単線ケーブルを取り寄せてみたり、友人宅のハーベースで良かっ
たS/A Labs High End Horse3.5を取り寄せる手配してみたり、もう、大変なんで
す(^^;
318 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/14(土) 00:07
俺の装置はコップの中の氷が溶ける音までわかるぞゴラ
319 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/14(土) 00:38
ああ、懐かしい、、、 南極の氷だったっけ? あれでオンザロック作ると、「プチ、ピチ、パチ」と 何万年も昔に氷河に閉じ込められた空気の弾ける ロマンの音がする、、、ああ、今いづこ?どこで売ってんの?
320 :
K :2001/07/14(土) 01:15
>>318 >俺の装置はコップの中の氷が溶ける音までわかるぞゴラ
そうですね。
録音さえ良ければ、たいていのシステムで、そのくらいはわかりますね。
あのー、Kさんに聞きたいのですが、ウエスタンのSPの良さは 材質によるところが大きいと聞きますが(例えばヨークの鉄や ホーンなど)しかしアルテックには、ほとんど採用されていません。 タンノイも1号機から半世紀が経っていますが やはり、古い物の方がコストが掛かっているのでしょうか? 初期のユニットと今のユニットを比べて材質的、構造的に良く なっているところ悪くなっているところなど、Kさんの思うと ころが聞いてみたいのですが。
322 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/14(土) 07:09
>320 いやKさん、彼は言ってるのは"Waltz for Debby"のカチャカチャ いってるグラスのなかの氷の溶ける音なのよ。おきまりのネタなん だから、分かってあげてね。(藁
323 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/14(土) 07:11
是枝大教祖のアンプってそんなに高いんですか? 安く売って貰えそうのな事があったので買えば良かった。 KさんはグッドマンのAXIOM80はお好きですか?
324 :
K :2001/07/14(土) 08:52
>>321 >やはり、古い物の方がコストが掛かっているのでしょうか?
アルニコマグネットは、高価だとききます。
超初期のブラック・モニターについては、ちょっとどうだったかは存じません。
>初期のユニットと今のユニットを比べて材質的、構造的に良く
>なっているところ悪くなっているところなど、
モニターレッドと較べて、ユニットを叩いてみた時の変な共鳴は無くなっています。
コーン紙もガシッとしていて厚みがあり、叩いた時にレッドだと少し高めの「コーン」
という響きですが、G.R.F.Memoryやウェストミンスター・ロイヤルでは、「ドス」と
低めで余計な響きが付いてきません。
おそらくは耐入力UPと、特に低域再生の改善を図ったら、こういうふうになったので
はないかと思います。
ただ、タンノイの場合、ユニットの「余計な響き」というのも計算に入れて、たとえば
オートグラフなどは設計されているように思えるので、特性的には最新機種が良いのか
も知れませんが、再生したときのタンノイ独特の味わいとかは、昔の機種の方があるの
ではないでしょうか?
325 :
K :2001/07/14(土) 08:58
>>323 >KさんはグッドマンのAXIOM80はお好きですか?
あの、まさに打てば響くって感じのレスポンスの早さは凄いですよね。
友人宅でPX4という真空管を使ったアンプで聴いたのですが、弦の音も
颯爽としていて爽やかで、好みの音でした。
あれでもっと低域まで出ていれば、おそらく購入したに違いないと思います。
また、その友人から注意されたのですが、AXIOM80は、エンクロージャー
によって、かなり音が変わるそうで、彼の場合、ユニットはそのままで、
エンクロージャーは、6台目だそうです(^^;
326 :
K :2001/07/14(土) 09:03
>>322 >いやKさん、彼は言ってるのは"Waltz for Debby"のカチャカチャ
>いってるグラスのなかの氷の溶ける音なのよ。おきまりのネタなん
>だから、分かってあげてね。(藁
おおっ、そうなんですか。
私はジャズをそういう聴き方していなかったものですから、良い勉強になりました。
出来れば、どのようなシステムでお聴きになっているか、また、何曲目の何分何秒目
から、どのような感じで「氷の溶ける音」が聴こえるのでしょうか?
超ド級システムを持つ友人が熊本におりますので、ぜひ、そこでも聴いてみたい!
お手を煩わせて済みませんが、後学のために、よろしくご教授下さい。
327 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/14(土) 10:01
Kさん今日は早くから来られてますね。 ホ−ムペ−ジだけ観させて貰ったところス−パ−ツィ−タ−を使用されて いませんね。 個人的にはお金があれば試してみたいのですがどうですか? 又上杉氏がタンノイの3KHz?位から上をディナウディオ?のツィ−タ− にまかせるのを薦めてますが個人的には???です。 御意見御聞かせ下さい。
328 :
K :2001/07/14(土) 10:20
>>327 >ホ−ムペ−ジだけ観させて貰ったところス−パ−ツィ−タ−を使用されて
>いませんね。
まだ、本体だけでも十分に鳴らし切っていないと思いまして、導入はしておりません。
>個人的にはお金があれば試してみたいのですがどうですか?
私もいろんなお宅で、スーパーツィーターを導入された音を聴いておりますが、高域
のなめらかさが増して、浮遊感のようなものも再現が素晴らしくなる反面、線が細く
なった様な気がして、そこら辺の設定の難しさを感じることがしばしばありました。
タンノイが本腰を入れて、スーパーツィーターを使用した専用のネットワークからす
べて洗い直したモデルが出れば、私は挑戦してみたいですね。
ディナオーディオのツィーターは、本当になめらかで、刺激音がまったくなく、そう
いう意味では、上杉さん好みの音なのでしょう。
昔のGRFにウエスギのツィーターを付けている方の音を聴いたのですが、透明感が増し、
みずみずしい感じになっていました。
ただ、それをお持ちの方は、「タンノイの弦の颯爽とした感じが薄れるので、実際は、
あまり使っていない」とのこと。
要するに、お聴きになる方の好みもあり、ケースバイケース、というところでしょうか。
329 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/14(土) 18:23
Kさんが仰る程、状況が良く鳴っているタンノイを聴いた事が無いもので。 私にとって良い音のタンノイとはUFOや幽霊の様な超常現象にしか受け取れません。
330 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/14(土) 19:21
>>329 ハゲシク同意。なーんか、今まで聞いたことのあるのって、ぼわ〜ん、ぼよ〜ん、て箱が鳴ってて、
もわ〜ん、もよ〜ん、としていた印象しかないよ。
331 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/14(土) 19:23
いつかはタンノイ
332 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/14(土) 19:39
>Kどの >地下鉄の騒音が、左から右の奥に2回、その反対に抜けるのが1回、なんて具合に、本当に手 >に取るようにわかるかと思います。 これってどの部分か知りたいです。2曲目のワルツフォーデヴィーの中に入ってるんですか? アナログ版しかないのでタイム等は分からないんですけど。
333 :
329 :2001/07/14(土) 20:17
>>330 だよね。Kさんが仰る程タンノイでそんなに細かい音まで聴こえるのか、とても疑問ッす。
334 :
K :2001/07/14(土) 21:40
>>329 ,330,332,333
個人としては他にもっと凄い方がいらっしゃるのですが、誰が見ているかもわから
ない、そして書き込みも匿名で行われるところにupするのは、ちょっとその方のプ
ライバシーのことを考えると心配なので、営業として音を聴かせてくれるところを
選んでみました。
まず、すでに何回も私がその名前を出している、岩手県一関市山目十二神140-4
ROYCE 0191-23-4665 ここはジャズ喫茶です。
ウェストミンスター・ロイヤルをMarantz#7と300Bプッシュプル、845
シングルアンプで鳴らしています。
ここのお店の凄いところは、アンプをいろんな人から借りて、それでも満足いか
ず、アンプ製作者を呼んで、「このアンプのこういう音と、そちらのアンプの、
こんな感じの音が出るアンプを作ってほしい」と、具体例を挙げてアンプを作ら
せ、「このレコードにはこういう感じで音が入っている。それがまだ出ていない。
直してくれ」と、徹底的にパーツ、配線まで換えさせて理想の音に近づけて行っ
たのです。ですからオーナーのイメージ通りの音がしっかり出ていると思います。
クラシック音楽なら長野県原村のペンション・ムジカ。ここはHPがあります。
http://musica.maxnt.co.jp/ どんなシステム構築をされているか、細かく紹介されています。
ただ、ムジカはご主人を亡くされ、奥さんが今一人で頑張っていらっしゃいます
から、忙しいシーズンには、オートグラフ聴き放題というわけにはいかないかも
知れません。
ここの凄いところは、とにかくオートグラフの「ぼよよ〜ん」とした低域の響き
が、本当にしないんです。寸前の所でかわしているんです。そしてさわやかでみ
ずみずしい颯爽とした弦楽器の音が聴きものです。
そうそう、皆さん自慢のシステムを、どうぞご紹介ください。
もし、お邪魔することが許されるのなら、ぜひ、伺って聴いてみたいです。
それが叶わないのなら、どこのお店のどういうシステムが素晴らしかったか、とか
いう具合に、具体的にどうぞお教えください。
それから、ちょっと誤解を招いているフシもありますので、ここで改めて申し上げ
ておきますと、タンノイを購入したから良い音で鳴るとか、タンノイだったらみん
な良い音で鳴っているわけではありません。
私が50軒以上のタンノイのスピーカー、オートグラフでも20軒以上鳴らしてい
るお宅にお邪魔して聴かせていただいておりますが、私が本当に「凄い!」と思っ
たのは、タンノイ全体としても、5〜6軒です。
おっしゃるとおり、ぼわ〜ん、ぼよ〜んと箱が鳴って、ピントはボケているし、位
相がズレて聴くに耐えないお宅がけっこうあったのは事実です。
でも、「幸福なタンノイ」を目指して、お互い情報交換し、切磋琢磨していらっし
ゃる方の音は、やはり違います。
山梨のとある郵便局長さんのお宅のカンタベリー15は、これくらい地道に一歩一
歩頂点目指して改善されているタンノイは、私は他で聴いたことがありません。
その代わり、彼の努力は桁違いで、私や他の方々のアンプやCDプレーヤーを借り
まくって、良い音がしていると聞くと、名古屋だろうが大阪だろうが、新潟だろう
が、思い立ったら人の迷惑など顧みず、すぐさま駆けつけるような御仁です。
なにせ、そのために、長距離運転しやすいレガシーを買ったというくらいの方です
から、恐れ入ります(^^;
ま、心あるヒトは、こんな具合に、一生懸命、「不幸なタンノイ」にならないよう
に努力をしています。私もそういう方々の姿を実際にこの目で見て、励まされ、き
っともっと良い音で鳴ってくれるに違いないと信じて、日々精進しております。
p.s.
本当に、良い音で鳴っているところがありましたら、タンノイでなくても構いま
せん。ご紹介下さい。出来る限り都合をつけて、聴きにいきたいと思います。
335 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/14(土) 23:28
>334 K 他人の音自慢は止めたら? 自分の音があんたの言う、「幸福なタンノイ」かどうかが一番問題であって、 何十軒音を聴いて回ろうが何しようが、聴くに耐えない音なら、ここに書く資格もない。 それとも、自分はこれぐらいタンノイを買い換えました、お金持ちなんですって、 自慢したわけ?
336 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/14(土) 23:41
>335 おかしな因縁つけるのやめなさい。
337 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/14(土) 23:42
>>335 あいかわらず日本語理解できないヴァカだな。
Kさんのレスのどこをどう読んだらそうなるわけ?
自慢したくてもできないんで八つ当たりしてるアホは
へんなやっかみやめて早く出て逝け!
338 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/15(日) 00:18
>>101 そんなにタンノイの音が好きなら、別に言うべき事は少ないですが・・・
でもシステム6やアンドラがそう簡単に鳴るスピーカでは無い事も考慮して頂きたいですね。
結局は自分の好きな音を出す為に楽しんでいる(苦しんでいる?)愛好家の世界の話で、あのスピーカは鳴らし難い、という事であれば、私は厳しい評価を付けますね。
339 :
K :2001/07/15(日) 00:37
>>335 >他人の音自慢は止めたら?
タンノイで良い音というのがどこで聴く事ができるか、upしただけで、
他意はありません。
>自分の音があんたの言う、「幸福なタンノイ」かどうかが一番問題であって、
>何十軒音を聴いて回ろうが何しようが、聴くに耐えない音なら、ここに書く資格もない。
そうですね。なんだかんだと言っても、自分の音がちゃんと鳴ってい
なければ、駄目ですね。そういう意味では、今の私は失格かもしれま
せん。ただ、まだミレニアムが来て半月ほどですし、メインアンプは
決まりですが、プリアンプはまだこれは、というのには出逢っていま
せん。スピーカーケーブルも然り。おまけにスピーカーもメインアン
プもまだエージング中なので、音がコロコロ変わります。
しかし、少なくともG.R.F.Memoryを鳴らしていた1年3ヶ月前なら、
十分みなさんをおもてなし出来る音で鳴っていたと思います。
もちろん、そのノウハウはしっかり受け継いでいまして、他の方が
Memoryを購入した際、どのようにシステムを組めば良いかというア
ドヴァイスを求められても、しっかりお答え出来るかと思います。
それにしても、新しいオートグラフ・ミレニアムは、板が響いてく
れません。ですから、私が旧オートグラフで培ったノウハウを発揮
することが出来ません。ケーブルで音を整えるという手法が通用し
ないばかりか、最新のユニットだけあって、ケーブルの音の粗さま
でも、キッチリ出して来るので、とてもやっかいです。
それに、ユニットは300時間としても、エンクロージャーまでエ
ージング終了するのは、1000時間を超えるでしょう。
なんともやっかいで気難しいスピーカーを購入したものです。
340 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/15(日) 01:16
341 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/15(日) 01:45
-> 338 アンドラはゴミなので(よくもまあ、Morelのぺなぺなフレームの 安物のスピーカーを並べたものに、あの値段をつけたものですね。 ノウハウ料を払うにも、トンでもスピーカーだし)、鳴らすのが 難しいのではなく、鳴るはずも無いのです。
343 :
341 :2001/07/15(日) 03:09
ちゃうちゃう^^;
344 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/15(日) 06:35
Kさんはタンノイ何機種使われてたんですか? 又タンノイ以外に夢中になったスピ−カ−も教えて下さい。
>>344 Kさんのホームページ見た方がいいよ。
あまりに多くてKさんも一口では説明できないだろうから。
346 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/15(日) 06:54
>>341 ここでは何でもゴミにされるな(藁
一番ゴミなのは自分の耳だと気付いていない・・・
347 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/15(日) 11:36
>>338 アンドラは知らないが、システム6は簡単に鳴るでしょ。
あなたの方が楽しんでいる(苦しむ?)と思われ。
アンプは、スペクトラルですか?もしこれ以外なら難しいのかも知れませんね
スペクトラルを使わずに他のアンプでやって行くのは大変な回り道だと思いますよ。
348 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/15(日) 12:29
現在、ポップスとクラシック目的でMX1かMX2を 購入検討中です。これに合うアンプとしたらどんなものがあるでしょう。 5万円以下でそういうのがありましたら…
350 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/15(日) 12:49
-> 349 激しく同意。 では、本論に戻りましょう。
351 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/15(日) 18:42
Kさんのホ−ムペ−ジを殆んど見せて頂けました。 ステサン誌のレコ−ド演奏家の方々にも参考にして欲しい物ですね。 ところで神戸のガス燈というレコ−ドとオ−ディオ店に行かれた事はありますか? もしあればあの頑固祖父さんの事を御聞かせ下さい。 又あの頑固祖父さんの所にある珍しいタンノイの印象も御聞かせ下さい。
352 :
K :2001/07/15(日) 21:31
>>344 >Kさんはタンノイ何機種使われてたんですか?
スターリングが2台、G.R.F.Memory、オートグラフ・ミレニアムです。
他にもTD500が2ヶ月足らずですけど、友人のために先に私が購入し、
エージングとセッティングをし、相性の良いアンプやスピーカーを探す、
ということもやらせていただきました。
>又タンノイ以外に夢中になったスピ−カ−も教えて下さい。
タンノイ以外では、ソナスファーベルのアマトールを持っています。
これはリンのIKEMI→EAR V20で鳴らしています。
他には、HPには載せていませんが、ウィルソン・オーディオでは現行モデルの
一つ前、System5を、クレルのCDプレーヤーCD DSP→スペクトラルDMC6→DMA50
で半年ほど鳴らしていたことがあります。
また、ハーベースもいろいろ使っていまして、HLコンパクトはミュージカルフィ
デリティーA1との組み合わせで、コンパクト7はオザワラボ2A3プリメインと
の組み合わせとマランツmodel7&McIntosh MC240の組み合わせ等、まぁ、
自分でも後から考えたら、ほんとうによくやったな、て感じです。
アンプに関しては、HPに載せている他にもあるのですが、良いと思って自分が記
憶に留めているのはあれくらいです。
353 :
K :2001/07/15(日) 22:17
>>348 > 現在、ポップスとクラシック目的でMX1かMX2を
>購入検討中です。これに合うアンプとしたらどんなものがあるでしょう。
>5万円以下でそういうのがありましたら…
マーキュリーシリーズですね。了解いたしました。
金額的に5万円以下となると、かなり制限されますね。
私がそれなりに聴いてみて良かったのは、マランツPM6100SAです。
確か買値で3万2千円くらいだったと思います。
また、本日試聴した、パイオニアのA−D5Xは、ちょっと線が細いものの、買値
で5万円ちょうどという割には、けっこうみずみずしく、ボーカルがけっこう良か
ったと思います。ただ、まだタンノイのスピーカーとは組み合わせていないので、
試聴された方が良いでしょう。
他には、意表をついて、SOUNDのValve 100という真空管アンプはいかが?
これも本日試聴した8万円のアンプですが、ソフトン(旧ICL)のModel 1-300B
が値上がりして\99000となってしまった現在、製品としてはこれが最も安い真空管
アンプとなってしまった様です。
音質的にはやはり10万円クラスには及ばないのですが、美しいボーカルがこの価
格で聴けるとなると、マーキュリーシリーズと組むことを考えると、私だったら買
っちゃうでしょうね。
て\
354 :
K :2001/07/15(日) 22:23
済みません。
>>353 の最後の「て\」は不要です。
355 :
K :2001/07/15(日) 22:34
>>351 >ステサン誌のレコ−ド演奏家の方々にも参考にして欲しい物ですね。
いえいえ、とんでもない。あの程度ではステレオサウンドに載っていらっしゃる方
にとっては、当たり前のレヴェルでしょう。
例えば、最新号に載っていた櫻井さん宅には「スイング・ジャーナル」誌の編集者
と2度ほどお邪魔していますが、本当に素晴らしい音で鳴っています。
個人的にはもう少し音が前に出てきて欲しいのですが、低域から高域まで、あれく
らいストレスが無く、豪快に鳴っているシステムはないでしょう。
>ところで神戸のガス燈というレコ−ドとオ−ディオ店に行かれた事はありますか?
>もしあればあの頑固祖父さんの事を御聞かせ下さい。
たぶん、花博の時にお休みだったショップですね(^^;
神戸の友人から噂に聞いていて、一緒に行ってみようと伺ったのですが…。
友人も残念がっていました。
その友人が申しますには、アメリカバージョンのタンノイをこれくらいたくさん
置いているお店はないだろうとのこと。
また、私と同じく、マランツ#1や#7、#9をラインナップに加えていて、E
MTではなく、トーレンスの124(だったと思います)にぞっこんだとか。
なんとなく、それからだけでも、ちょっと一癖も二癖もありそうな気が…(^^;
356 :
K3809 :2001/07/15(日) 22:46
最近SRM15というタンノイファンでも聞いた人が少ないようなマイナーモデルの オーナーです。ビクターのセパレートアンプとともに'80ごろの製品で 博物館に逝けとか言われそうですが、昔国産598クラスを使用していた僕は 自宅でこんないい音が聞けるのかと素直に感動できました。 ところで今日はじめてAU板を見て回りました。タンノイって人気無いというより じっくり聞いたこともなくて悪口すら言ってもらえない!? このスレもTANNOYの達人Kさんとノンオーナの対話みたいになってるけど ほんとにTANNOYオーナーっておじさんを除いて絶滅したのかしら。
357 :
K :2001/07/15(日) 22:58
>>353 追加です。
もし、もう少し予算を割いていただけるのなら、アーカムのアルファ7R
買値で7万円ちょっと、をお薦めします。
あと、マランツでは買値で5万円をちょっとオーバーしますが、PM8000
というモデルがあります。
ラックスマンの高価格帯のモデルにも似た繊細で美しいサウンドを聴くことが
できます。
358 :
K :2001/07/15(日) 23:15
>>356 K3809さん、はじめまして。
>最近SRM15というタンノイファンでも聞いた人が少ないようなマイナーモデルの
>オーナーです。
ユニットのナンバーがK3809なのですね?
実はこの一つ前のK3808は、1979年にティアック製エンクロージャーのオートグラ
フに搭載されたモデルで、聴いたことがあるのですが、その次のK3809は聴いたこ
とがありません。アーデンのMk-IIが3828。その間に位置するんですね。
ただ、このあたりから許容入力がかなりupして来て、能率も良くなっています。
そういう意味では、現在のユニットにも通じる、使いやすさがあるかと思います。
(って、聴いてもいないのに偉そうなことを言って済みません)
359 :
348 :2001/07/16(月) 06:36
>>353 アドバイス、ありがとうございます。
ハードオフでマランツのPM6100SAが新古品で
売られていたので、これを買おうと思います。
360 :
K :2001/07/16(月) 08:40
>>359 もし、アンプを安く購入でき、資金的な余裕がありましたら、
スピーカーにその分、お金を回すと良いかと思います。
361 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/16(月) 11:19
>Kさん GRFmemoryの内部はどのような仕組みですか?インターネットを見ていると 複雑なホーンロードという意見もありますが、カタログはバスレフとなっています。 重さも結構あるようなのですが、GRFの下のモデル(edinburgh.stirling) とはユニットサイズのほかに決定的な違いというのはあるのでしょうか?
362 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/16(月) 11:31
K氏じゃないけど。 GRFメモリーは、普通のバスレフでしょ。 オリジナルのGRF(オートグラフの小型キャビで、GRFMemoryとは 全くの別物)はバックローデッドホーンです。
363 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/16(月) 13:03
Kさんはキングダムシリ−ズは御好きですか? あんまり聞いた事ありませんがあの風格はたまりませんでした。 他にはタンノイ純正箱以外の箱についても御意見御聞かせ下さい。
364 :
ppp :2001/07/16(月) 13:13
おりゃあ、キングダム嫌いだな、雰囲気なし。
365 :
K :2001/07/16(月) 20:47
>>361 ,362
G.R.F.Memoryは362さんのおっしゃる通り、バスレフです。
エジンバラは30cmモデルです。低域の伸びがやはり違うと思います。
366 :
K :2001/07/16(月) 20:58
>>363 キングダムは私は12,15を見聴きしていますが、確かにワイドレンジで、今までの
タンノイの鳴りっぷりを凌駕する、スケールの大きさのようなものを感じます。
ただ、私にはあの路線は、巨大版BBCモニターという様な気がして、別にタンノ
イでなくとも、KEFやB&Wでも良いように思いました。
デザイン的にも、私はノーチラス801の方が好きです。
タンノイの純正箱以外では、ティアック、ユートピア、ヒノのエンクロージャーに
よるオートグラフを聴いていますが、ティアックはあまり響かず、ユートピアは響
きに独特のピークがあって、オリジナルより低域が持ち上がったように聴こえ、ヒ
ノはその後は改善されたとききますが、私が聴いたのはバックロードホーンのこも
った感じが一番凄くて、ちょっと買う気にはなれませんでした。
367 :
K3809 :2001/07/16(月) 22:57
SRM super red monior ARDENの後に出てきたARDENと同じような形をしたモデルです。 最初K3808で1年もせぬままにK3809へ 約2年で消滅しこのユニットはモニタースピーカー?の IMPULSEシリーズに引き継がれたようです。音は現代的かもしれません。曇りの無いストレートな音 切れのある低音、高音はきついです。音像が締まっています。タンノイの系統とはビンテージとも 最新のとも別系統になるので素直にタンノイファンですって言い切れないですね。 IMPULSE15との比較では圧倒的にこっちが良かったです。モニター系タンノイとしては かなりいけてると思います ところでKさんこのSRMの売られていたころclassic monitorと言うモデルがカタログに 載っています。いまだかつて見たことないのですがご存知ですか。このモデルのK3838ユニットが G.R.F.Memory(3839?)に引き継がれたとか?
368 :
362 :2001/07/16(月) 23:36
口径が大きい分、低域は伸びているかもしれませんが、 箱の相対的強度も低く、音は“ゆるい”です。
369 :
K :2001/07/16(月) 23:40
>367 見たことがあります。音も聴いたことがあり、最初のコルク貼りのG.R.F.Memory の時に、当時、ラジオ会館のお店だったと思いますが、比較試聴させてもらいまし た。おっしゃる通り、Memoryには3838を改良(詳細不明)した3839が搭載されて おりました。 印象としてはMemoryの方がオートグラフのゆったりとした低域に近い感じがしまし た。当時はそんな高価なものを購入できるとは夢にも思いませんでしたが、スター リングを手に入れてから、かえってプレステージモデルの頂点であるMemoryや、オ ートグラフが欲しくなってしまいました。
370 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/17(火) 09:44
3XXXナンバーのユニットって、基本的に業務機(PAモニター用)じゃ ありませんでしたっけ?
>>367 私は、実際にクラシック・モニターを使用していたことがあります。
スーパーレッドモニターとの違いはけっこうありました。
クラシックモニターのユニットは、スーパーレッドモニターのユニ
ットのコーン紙に補強リブを張ってあって振動系がやや重くなって
いたのです。ですから、スーパーレッド・モニターの方が軽くて元
気な音で、クラシック・モニターの方が落ち着いた音だったです。
よりモニター的ということであればスーパーレッド・モニターの方
です。GRFメモリーとの違いは、Kさんのカキコで間違いないと
思います。
>>370 もともと昔のタンノイの同軸のユニット自体は、業務用じゃないですか?
昔のモニターレッド、モニターゴールドも、エンクロジャーを変える
ことでモニタースピーカーにもなるし、コンシュマー用にもなるので
は?
。
372 :
K :2001/07/17(火) 12:46
>>370 ,371
1974年にアッセンブリー工場が火災に遭い、以後、クルトミューラー社にコーン紙の製造等を依
頼。この時よりHPDシリーズがスタートします。
1976年ティアック社がオートグラフを復活させますが、最初はHPD385を搭載していました。
しかし、1979年タンノイはプロ用として開発したK3808をオートグラフに搭載する旨、ティ
アック通達しています。その理由として
1)コーン紙の剛性が高く、foが30Hzとホーンロードがかかりやすいこと。
→ティアック製のエンクロージャーの欠点として、うまく響かないというのが指摘されていた
ことが影響しているかも知れません。
2)後面フレームが開放型となっているので、ホーンロードがかかりやすくなった。
3)許容入力が120W(連続)となった上、能率も94dB/Wとupしている。
→クラシック音楽愛好者には、真空管アンプで聴いている方が多いというのが、ハーマンの日
本のマーケット調査で明らかになったことが、能率upと関係しているかも知れません。
4)音質調整機構がプレゼンスエナジー、トレブルエナジー、トレブルロールオフの3点となった
ため、音楽のジャンルや部屋の状態に合わせて最適にセットできる。
の4点を挙げているそうです。(ステレオサウンド1980年SUMMER No.55)
「モニター・レッド」というモデル自体、オートグラフに搭載されるのはもちろん、本来は「モ
ニター15」の名称が示すように、同社の同軸型15インチ・モニタースピーカー・ユニットだ
ったわけで、コンシューマー用のモデルは巨大なエンクロージャーで、しかも造りが凝っていた
のですが、プロ用は、スタジオに合わせてオーダーメイド、あるいは幾つかのエンクロージャー
のパターンを用意して、それに組み込むような方法をとっていた様です。
また、プロ用のシリーズは、「モニター・ゴールド」を納入していた放送局やスタジオからの要
請で、トランジスター時代に適した高耐入力モデルを作ることになったのがきっかけと伺ってい
ますが、細かいことはわかりません。
HPDシリーズが1979年を境に3※※※ナンバーに次々と変更になっていますが、これはアルニ
コが高価で入手が困難なため、フェライトマグネットに変更(この頃、同じハーマングループの
JBLも次々とフェライトマグネットになっています。ハーマングループとの関係も示唆されま
す)され、それを期にプレステージ・シリーズは、3※※※ナンバーに変わって行きます。
1981年以降、タンノイ社が自社株を買い戻して復活した後も、フェライトマグネットが主流でし
たが、カンタベリー15やウェストミンスター・ロイヤルにアルニコを採用モデルが搭載され、
以後、プレステージ・シリーズを中心に、アルニコ・マグネットが復活の兆しを見せています。
オートグラフ・ミレニアムにもアルニコが採用され、私としてはとても嬉しい限りです。
373 :
名無し職人 :2001/07/17(火) 13:35
373はゴミサイト。 志村けんが出てきた。 オーディオとは何の関係もありません。
375 :
名無しさん@おなかいっぱい。 :2001/07/17(火) 14:47
レボリューションR1を購入したんですが、このスピーカーどうなんでしょうか。 今つないでいるのが5万のミニコンなので実力が分かりません。 低価格スピーカーはマーキュリーの話題ばかりなのでちょっと悲しいっス。 みなさん単品を置けるスペースがあってうらやましいです。自分の家はグレードアップしてもミニハイコンポしか置けないので。
>>363 >>366 キングダムは評価が分かれるスピーカーだと思います。決して手なずけ易い
ラッパではないです。46cmウーハーのオリジナルキングダムと、下位機種
のキングダム12、キングダム15とは値段以上の開きがあるように思いま
す。まず、バッフルを含めたエンクロジャーの作り方や仕上げの手間のかけ
方が全く違いますし、聴き比べれば、可能性という意味に置いて圧倒的にオ
リジナルキングダムが上です。個人的にキングダム15を買うくらいなら、
カンタベリー15の方が良いように思うのです。
Kさん、12とか15しか聴いたことがないのでしたら、上手く鳴って
いる46cmウーハーのキングダムを聴いたらまた印象が変わるかも知れ
ません。ただ、全部のユニットが揃って鳴るようにするのにはかなり大
変ですので、お店で良い状態で鳴っているところがあるかが疑問です。
購入した知人は、パワーアンプをとっかえひっかえ苦労している最中で
す。
377 :
>>375 :2001/07/17(火) 16:39
mシリーズに比較して、筐体がしっかりしてるので、よりくっきりした音が します。私はもろ好みです。大編成クラシックにも結構対応できる素地あります。 ただねえ、ミニコンはちょっとかわいそう。 せめてシャープの1bitやK’Sとかのハイコンポにして欲しい。
378 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/17(火) 18:13
最近ではディメイションシリ−ズというのが出ているがタンノイは新しい イメ−ジの製品は殆んどこけている。 なんでじゃ?
379 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/17(火) 22:20
TANNOYプレステージの落ち着いた深みのある音が好きです。 今の音をさらに濃く色彩豊かに仕上げたいと思います。 そこでまず、SPケーブルをバンデンハルにしようと考えています。 ¥1000/mの透明のヤツはどうですか?
380 :
K :2001/07/17(火) 23:25
>>375 ,377
>レボリューションR1を購入したんですが、このスピーカーどうなんでしょうか。
もう、377さんがお答えになっていますね。実に的を得た回答だと思います。
>mシリーズに比較して、筐体がしっかりしてるので、よりくっきりした音が
>します。私はもろ好みです。大編成クラシックにも結構対応できる素地あります。
本当に、筐体、しっかりしてますよね。マーキュリーシリーズではパワーをドンと入れてしまうと、
ワンワン響くような感じになってしまいますが、レボリューションシリーズは、シッカリ受け止め
て鳴らしているように思います。
マーキュリーシリーズは、こう言ってしまうと語弊があるかも知れませんが、「ピュアオーディオ
も聴ける、AV用サラウンド・スピーカー」、それに対して、レボリューションシリーズは、「A
V用として、サラウンドにも使えるピュアオーディオ用ベーシックモデル」という感じでしょうか。
もちろん、プレステージシリーズとは音の出方が根本的に違いますので、「レボリューションシリ
ーズはタンノイでない」と断じる方もいらっしゃいます。でも、よくよく聴き込むと、クラシック
音楽、中でも弦楽器が金属音にならずに、サッと吹き抜ける様に鳴るところなどは、ディナオーデ
ィオは少し近い感じがしますが、JBLやインフィニティーなどとは根本的に違った鳴り方をして
いるかと思います。
381 :
K :2001/07/17(火) 23:26
>>376 >Kさん、12とか15しか聴いたことがないのでしたら、上手く鳴って
>いる46cmウーハーのキングダムを聴いたらまた印象が変わるかも知れ
>ません。
ちょっとここで訂正をしなくてはなりません。
どうやら、私が聴いたのは、「キングダム」と「キングダム15」だった様です。
あんな馬鹿でかいウーファー、15インチの筈、ありませんからね(^^;
で、その「キングダム」ですが、やはり飼い慣らすのは、一苦労のようです。
私が聴いたのは、ダイナミックオーディオだったのですが、あまり良い感じでは鳴っていません
でした。
タンノイは、今、転換期を迎えているそうで、プレステージシリーズだけでは市場がこれ以上伸
びないということで、低価格帯のTDシリーズ、さらにはレボリューション、マーキュリーと、
製品の価格帯を広げていっていましたが、JBLやB&Wが最新技術を駆使して、マーケットの
注目をあびる新製品を創っていったのに対し、タンノイは依然、特に日本ではプレステージシリ
ーズがイメージとして定着し、古くさいイメージを植え付けてしまい、新製品は売れずに、オリ
ジナルのオートグラフが高値で取引されていると言うような、あまりメーカーとしては好ましく
ない状況となってしまいました。
そこで、メーカーあげて新製品の開発を行ったのが、キングダムシリーズで、ワイドレンジ化を
図るために巨大な46cmウーファーを搭載するということになったわけです。
一方、市場は小型で低域も出るシステムへ各社移行しており、そういう意味でも、キングダムシ
リーズは、ちょっと市場の動向を見誤った感じがしないでもありません。
そこで、ローコストで、小型なキングダム15の登場となったわけですが、ここまで来ると、376
さんのご指摘のように、タンノイならカンタベリー15でも良いし、他社にはもっと小型で、低
音の出るシステムがある。大きさ的にも、キングダム15はキングダムより小型になったとはい
え、B&Wがノーチラス802の様な、さらに小型で使いやすい製品が出てきている現在、存在
価値が低くなってきている懸念があります。
そこで登場したのが、ディメンションシリーズと思われます。
これはウィルソン・ベネッシュとB&Wのエンクロージャーおよびユニットの良いとこ取りした
スピーカーと言っても良いかと思います。
200時間ほどエージングしたディメンションシリーズを聴きますと、何だか、B&Wのノーチラス
802を聴いているような気がしてきます。低域はダブルオーファーの802の方が出ますが、音
場のシビアな再現力と、中高域が浮ついた感じにならずに、しっかり地に足を踏みしめた鳴り方を
するのは、さすがです。
あとは、この商品を、市場がどのように受け止めてくれるか、ですが、個人的にはけっこう気に入
った製品ですので、売れて欲しいんですけどねぇ…。
そして、タンノイの新たな一ページを刻んで欲しいと願っています。
382 :
K :2001/07/17(火) 23:28
>>379 >TANNOYプレステージの落ち着いた深みのある音が好きです。
私もプレステージシリーズの、懐の深い鳴りっぷりが好きです。
>今の音をさらに濃く色彩豊かに仕上げたいと思います。
システムが同じで、となると、アクセサリーをいじるしかありませんね。
>そこでまず、SPケーブルをバンデンハルにしようと考えています。
>¥1000/mの透明のヤツはどうですか?
どうせやるなら、奮発して、S/A Labs High End Horse3.5にしてみませんか?
\4,950と、ちょっと高価ですが、私は友人のハーベースのコンパクト7で、見事な透明感と、
深々としていながら、けっこうシッカリした力強い低域が見事だったので、今、自分の所で
試そうと、取り寄せている最中です。
http://oyaide.honesto.net/d_shop/index.html で注文できます。
p.s.
皆様、時々、下げ忘れてしまって済みません。m(..)m
>K氏 実は、S/A LABは昨年より使っていました。スピーカーと電源両方でなくとも 電源だけでも、十分効果は出てくれます。(両方使っておりました) おっしゃるとおり透明感分解能力強い低域は見事なのですが、 TANNNOYがB&Wのようになってしまうので使うのをやめました。 *今の録音にはピッタリ合います。音場がピタッと決まります。 しかし昔の録音などではTANNOYに求めた「曖昧さ」が、消えて しまうように感じました。 でも、今の分解能を上げたミレニアムには合うかもしれませんね。 総じてモニター的な傾向のケーブルです。使い分ければ面白い と思いますが。
384 :
K :2001/07/18(水) 00:17
>>383 >しかし昔の録音などではTANNOYに求めた「曖昧さ」が、消えて
>しまうように感じました。
昔のタンノイをお持ちなのでしょうか?
ならば、JPSをお使いになると良いでしょう。
旧オートグラフやG.R.F.Memory、アルテック604-8K、JBLのパラゴン
では、見事な鳴りっぷりを聴かせてくれました。
Super Blue 2なら、アメリカのショップで購入すると、$10/mです。
なんでしたら、お頒けしても構いませんが…。
>TANNNOYがB&Wのようになってしまうので使うのをやめました。
言いえて妙。
ハーベースも、最新のB&Wの様に分解能が上がって、透明感が一気に増した
ので、ビックリしました。
>でも、今の分解能を上げたミレニアムには合うかもしれませんね。
やってみないとわかりませんが、私もそう思います。
楽しみです。
ちなみに、色濃く色彩感豊かにするには、あと他にはオルトフォンの銀線がある
かと思います。とっても高価なのが玉に瑕ですが、これくらい深々と低域を出し
つつ、ゴージャスな鳴りっぷりをするケーブルは、なかなかないでしょう。
>384 JPSもよさげですね。鳴りっぷりがよいというのはムダがなくていいです。 オルトの銀線は高すぎ…。 即レスありがとうございます。Kさんのコメントは、とても参考になります。
386 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/18(水) 07:47
タンノイって特に高級機はデザインもいいし音もさすが、持ってて(持ってないが) 多分他のメ−カ−品より気持ちが入り込む様なので海外製で安くないか?とっても。 なんであんなに安いんだろうね。 逆に単品のツィ−タ−はなんであんなに高いんだ? なんか秘密があるんですか。
387 :
K :2001/07/18(水) 12:37
>>386 >多分他のメ−カ−品より気持ちが入り込む様なので海外製で安くないか?とっても。
これは、ティアックの方から聞いた話ですが、G.R.F.Memoryなどは、タンノイ社側としては、もっ
と高い値段を付けたいそうなのですが、バブル期ですらそんなに値上げをせずに頑張ってきて、地
道にファンを広げて来ただけに、今値上げをすると、それこそ「いつかはタンノイ」と思っていた
ファンや、買い換え需要を期待しているタンノイ・ユーザーが離れていってしまう恐れがあるため、
値上げが出来ないのだ、ということでした。
イギリスの人件費高騰のおり、G.R.F.Memoryの様な手の込んだ手作り製品を作り続けるのは大変だ
ろうと思います。でも、今、無味乾燥な、どこにでもあるような製品が多い中、あのような特徴あ
る製品を世に送り続けてくれるタンノイは、貴重な存在ではないでしょうか?
>逆に単品のツィ−タ−はなんであんなに高いんだ?
いや、あの価格設定が、普通なんでしょう。
スーパー・ツィーターを付けるとしたら、G.R.F.Memoryよりも上のモデルが中心となってくるでし
ょうし、本当に必要不可欠なものなら、同軸2ウェイのこだわりを捨てても付けてくるに違いあり
ません。おそらくキングダムシリーズは、そういうコンセプトのもとにマルチ化を図ったのでしょ
うが、あまり評判が良くないので、「お好きな方は、どうぞ」という感じの売り方に思えるのです
が、ちょっと勘ぐりすぎでしょうか?
また、ディメンジョンシリーズは、同軸2ウェイにスーパー・ツィーターを追加しただけ、という
シンプルな感じに仕上がっていて、しかも価格を比較的おさえた設定になっているのも、好感が持
てます。
個人的には、とっても欲しいんですけど、まだミレニアムすら鳴らしこなしていない現状では、あ
まり手を広げ過ぎるのもちょっと考え物ですし、とりあえずはミレニアムなどのローンを払ってか
らでないと、さすがに財政がパンクしてしまいます(^^;
388 :
375 :2001/07/18(水) 13:41
≫377,Kさん、ありがとうございます。 >mシリーズに比較して、筐体がしっかりしているので、よりくっきりした音が します。私はもろ好みです。大編成クラシックにも結構対応できる素地があります。 そうでしたか、僕はオーディオをはじめたばかりで基準がなく、よく分からなかったのですが 入門用としては十分ですね。音は少しこもった感じですがとても気持ちいい音がするのでとても 気に入っています。 >ただねえ、ミニコンはちょっとかわいそう。 せめてシャープの1bitやK´Sにしてほしい。 僕もそうしたい所なんですが、6畳の中に机、ソファーなど他の家具もありスピーカーも 1m以上離して置いているので、でかいコンポは置けないんですよ。 ここではふさわしくありませんが、インテック205をつなげたらどんな音が出るでしょうか。 これならギリギリで置けるのですが。 >マーキュリーシリーズは、こう言ってしまうと語弊があるかも知れませんが、「ピュアオーディオ も聴けるAV用サラウンド・スピーカー」、それに対して、レボリューションシリーズは、「A V用として、サラウンドにも使えるピュアオーディオ用ベーシックモデル」という感じでしょうか。 発展性もあるスピーカーだったんですね。なんかとても良い買い物をした気分になってきました。 ところで、バイワイヤリングはどのくらい効果があるのでしょうか。効果があるならやってみようと思うんですが。
バイワイヤ対応のSPってユーザーに媚びてて嫌だな。 ユーザーのためにあえてしないメーカーがいいね。
390 :
377です :2001/07/18(水) 17:07
>>388 INTECってミニコンよりはずっといいとは思いますが、あんまり詳しくないんで
いろいろ他の方に聞いてみて下さい。シャープやK’Sも幅的にはあんまり
変わらないと思います。
当面バイワイヤなんか無視しましょう。本当は389さんの言うとおりです。
相当高価な機器が入手できるようになったら(はっきり言えば金持ちになって
広い家に住めるようになったら(笑))考えたらいいと思います。
太くて安くてしっかりしたケーブル(カナレなどお薦めします)を使って聞き込むのが
先決でしょう。
391 :
K :2001/07/18(水) 21:06
>>388 >ところで、バイワイヤリングはどのくらい効果があるのでしょうか。
>効果があるならやってみようと思うんですが。
バイワイヤリングには大きく2つの効果があると、私は考えています。
まず一つ目は、接触抵抗の減少。そしてもう一つは、スピーカーによる逆起電力の影響が少なくな
るということ。
それまではジャンパー線などを使って、ツィーター、あるいはウーファー側から線を延ばしてもう
一つのユニットを鳴らしていたのが、直接アンプから電力を供給されることにより、接触抵抗等が
減少。よりクリアーなサウンドを望むことが出来ます。また、ケーブルが2本に増えることにより、
物理的抵抗も、1本の時よりも減少することが期待できます。
また、特にウーファーから強力な逆起電力がツィーター側にすぐかかっていたのが、スピーカーケ
ーブルを間に介さないといけなくなり、影響が若干ですが軽減されると思われます。
ま、いずれにせよ、やってみるとわかるのですが、透明感と力強さが増すように思います。
ただ、それがバイワイヤにするコストと見合ったものかは、ユーザーの求めるレベルによりけりだ
と思います。
2本使用するくらいなら、その分、最初からグレードの高い1本を使用すれば、もっと良い音にな
るのではないかと考えられなくもありません。
ただ、アンプが弱体だと、せっかくバイワイヤにしても効果が聴き取れなかったり、スピーカーが
そこまで微細な変化を描き出すことが出来るだろうか、という不安は残ります。
要は費用対効果。オーディオの場合、効果は客観的なものでなく、主観的なものであることが、更
に問題を難しくしているのだと私は考えます。
392 :
K :2001/07/18(水) 21:07
>>389 >バイワイヤ対応のSPってユーザーに媚びてて嫌だな。
うんうん、わかります、この気持ち。
スピーカーメーカーが自信を持って、「これこそ我が社のスピーカーの音」という製品を出して
くれるなら、「バイワイヤも出来ますヨ」、な〜んて中途半端なことを言っているメーカーより、
よっぽど信頼が置けるような気がしますもんね。
でも、あえてそれを承知の上で、可能性と選択の余地をユーザーに残してくれたということで、
私はそのメーカーの良心のようなものを感じるのですが、考えすぎでしょうか?
393 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/18(水) 21:44
昔、中学生の頃くそ生意気にも友達とウェストミンスタ−を聞いた覚えがあります。 上杉アンプとSPU(プレ−ヤ−忘れました)でトッカ−タとフ−ガをかけてくれました。 なぁ〜んなく頭に音が浮かんで来ますが中学生向きの音ではなかったので今もう一度 ききたいんですがオ−トグラフは聞くのは無理です。 Kさんティアックいわく現代のオ−トグラフのウェストミンスタ−とオ−トグラフって 何処がどの様に違うんですか?
394 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/18(水) 21:52
タンノイのスレがココまで来た!
いつかはウエストミンスターがホシイです。 独特な雄大さで余裕たっぷりの表現はウエストミンスターならではです。
396 :
K :2001/07/18(水) 23:16
>>393 ウェストミンスターとオートグラフの最大の違いは、ウェストミンスターは普通
に壁に平行にスピーカーエンクロージャーを置くことを基本としているのに対し、
オートグラフはコーナー置きを基本としているということでしょう。
ウェストミンスターをお聴きになった方はおわかりになるかと思いますが、超低
域は出ていません。なんと、foだけで判断すると、25cmユニットのスターリング
とほぼ同じなのです。
オートグラフと同様、両サイドにバックロードのホーン部の開口があるので、コ
ーナー置きをすれば、後述するオートグラフのような原理で、低域再生能がupす
るのではないかと思っているのですが、まだ試したことはありません。
オートグラフはと言うと、コーナー置きを基本としているため、両サイドの低域
用ホーンの延長として壁面が働き、部屋自体をホーンの一部として使うようなも
のですから、うまくツボにはまれば、かなりの超低域の再生が可能です。
ただし、壁面や部屋の影響をモロに受けますし、コーナー置きが基本なので、内
振りの角度も決められてしまっているようなものですから、自由度が少なく、セ
ッティングに骨が折れます。
397 :
K :2001/07/18(水) 23:19
>>394 >タンノイのスレがココまで来た!
凄いですよね。もうすぐ、400ですね!
398 :
K :2001/07/18(水) 23:42
>>395 >独特な雄大さで余裕たっぷりの表現はウエストミンスターならではです。
オールホーンならではの、スケールの大きい豪快な鳴りっぷりは、さすがです。
ホーンの宿命で、超低域は出ないにもかかわらず、音楽に包まれる快感を得ること
が出来る、素晴らしいスピーカーだと思います。
私もウェストミンスター・ロイヤルが欲しかったのですが、岩手県一関市のジャズ
喫茶ROYCEと同じシステムになるのは嫌だなぁ、なんて思っていたところに、オー
トグラフのミレニアムが出ると聞き、思わず飛びついてしまいました(^^;
ところが、部屋が最初からオートグラフ用にコーナーに置けるなら良かったのです
が、コーナーはドアか作り付けの本棚や机が占居しており、どうにもなりません。
オートグラフを生かすのなら、家を作り直さないといけない状況となり、ひょっと
するとこれはとんでもない買い物をしてしまったかも知れない、と、少々後悔して
いたりします(^^;
399 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/19(木) 09:48
モノラル時代に音の広がりを強制的につけるためにああいった構造を とった、オートグラフ(でも、クリップッシュのコーナーでも、JBLの ハーツフィールドでも、エレボのパトリシアンでもなんでもいいけど)を ステレオで使おうとするのか、疑問。 ああいったスピーカーをステレオで使って、音がボケて低位が出ないのは アンチ君じゃないけど、あたりまえだよね。 僕自身は、ステレオ用のタンノイを2セット持っていて、アンチ君じゃない ので、念のため^^;
400 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/19(木) 10:29
>>399 ただ構造的にステレオで使うのが不可能っていうものでもないから
貴重なヴィンテージに巡り会えた人は、そこのところを使いこなしで
カバーしようとしてるわけよ。
構造とか、理論とか、そんなものばかりを重視する人は
ヴィンテージスピーカーには近づかない方が無難。
あれは気位の高い絶世の美女みたいなものだ。
魅力もいっぱいあるが、欠点もつきあいにくい点も多分にある。
絶世の美女に出会ったとき、相手の欠点を指摘しても
あんまり幸せな結果にはならないでしょ。
相手の気に入るようにうまくリードしてこそ、
幸福の瞬間が訪れるワケなんだよ。
そこが理解できない、あるいはそんなことしたくない人は
使いやすいスピーカーはいくらでもあるから、そっちでいけばいいのさ。
ヴィンテージは音にしか興味ない人が使うべきスピーカーではない。
401 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/19(木) 10:38
わかったふりはいいから → 400
402 :
400 :2001/07/19(木) 10:48
いや、体験談の一部を話しているだけですが……。 Kさん程でなくとも、このスレの人の多くはその辺は体験済みでしょう。 そこの味をまだわからない方は、ある意味幸せであり、 またある意味不幸ですな。
403 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/19(木) 10:53
まあまあ(笑 いや、理論とか構造じゃなくてさ、聴感だよ。 聴感上、モノーラルで広がりをつけるように作った スピーカーな分けだから、それをステレオで使う時の 聴感上のデメリットが大きいって事。聞いた経験が充分 ある上で発言してるんだよ。400の様に、わけのわからない 抽象論を言っているのではないのだ。 たとえば、Autographというビンテージスピーカーを正しく 理解した上では、モノラルで使うのが正しいし、ステレオで ビンテージスピーカーを使いたいのならば、ステレオに適した ものがある。と、それだけの話だよ。
>401 いや400は的を得たこといってるよ。 「往年の名器」といわれたモノにはそれなりの所有感があります。 音楽を聴くだけの道具としてではなく、音を楽しむ・モノを楽しむ 趣味としての満足度もあるわけです。 最近は、音がどうこうばっかで、モノとしての価値には興味のない 人が多くなって寂しい限りです。
それと、音楽を聴くためだけが目的ならオーディオなんて趣味は やめたほうが無難です。それこそソフトに金を回すべきです。 オーディオにはオーディオの「音」的な感動があってしかるべきです。 映像に置き換えれば、絵に描かれた風景が、写真で撮影された風景に 勝る感動を与えてくれることだってあるはずです。 デフォルメして人間に感動を与えるコツをうまく探すのがオーディオ という趣味の根本ではなかったのでしょうか?
406 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/19(木) 11:29
所有感とか、なんか、わけのわからない話になってきましたね^^; 経験豊富な400は、オートグラフでも、オリジナルGRFでもいいけど、 1台使用でのモノーラル再生時と2台使ったステレオ再生の比較くらい はやってるよね?体験やら、味やら言ってるんだし(笑 感想はどうです? 僕がGRFで比較した時は、ステレオだと音がにごってしまい 悲しかった。モノーラルだと、不思議に音が広がるし、2台使用と 比較して、音もクリアな感じになるし、良かったよ。 GRFの製造時期とあわせて考えて、そういうことか。と、理解できたよ。
407 :
400 :2001/07/19(木) 11:50
>>406 話がかみ合ってませんな。
その音が濁るとかなんとか、そういう所を重視するなら
ヴィンテージは向かないと言っているだけですがね。
オートグラフやハーツフィールドで試しましたことありますが、
そもそも音の濁りを気にしだしたら
フロントホーンとバックロードの重ね合わせである
あの手のSPは聴いてられんでしょう。
構造上1本であっても音像の肥大は避けられないんだから、
そこを第一におく人は直接放射型の他のSPをどうぞという話ですよ。
事実オートグラフでは直接放射型のSPに比べ音像は肥大するから、
モノだろうがステレオだろうが気になるっちゃ気になる。
だがあの雄大なスケール感と、朗々となる音色の魅力にとらわれたら
そんなものはどうでもよくなるんです。
本来モノで使うべきSPとは分かっていても、
あの音に惚れちゃったら
ステレオのソースの方が多いんだから2本使わざるをえないでしょう。
あの魅力が分からない人は他に選択肢はいくらでもある。
このスレでもう何度も書かれた内容ですがね。
ただそれだけの話。
408 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/19(木) 12:05
かみあってないのは、どっちかな(笑
409 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/19(木) 12:06
→ 400 ホント、かみ合いませんね(笑 まあ、これくらいにしておきましょう。
410 :
ppp :2001/07/19(木) 13:12
2chでのオーディオの話しは、行き詰まる。 お互い聞き会わないで話しを突き詰めて行くのは無理ね
411 :
K :2001/07/19(木) 13:44
みなさんの書き込みを拝見していますと、本当に核心の部分を突いていて、素晴らしいですね。 オートグラフは確かにモノラル時代に開発され、ステレオとして発売した後、ガイ・R・ファウン テン氏自身、「ステレオの時代に(オートグラフが)生き残れないかと思っていたが、同軸2ウェ イのお陰で、他の(その頃の)スピーカーよりも定位が良く、むしろステレオ時代になって世の中 に認められた気がする」というような記事を1960年代半ばのイギリスの雑誌(雑誌名失念)に載せて いたそうですから、よくよくそこのところはわかっていたのでしょう。 ちなみにモニター・レッドは当時の最高のモニタースピーカーを目指してモニター・シルバーをベ ースに開発されたものですが、当初は録音スタジオなどに小型のエンクロージャーに納めて納入さ れていたそうです。ですから、オートグラフ専用のスピーカーではありませんでした。 しかしその性能を生かして音楽を楽しむスピーカーシステムにするべく、ガイ・R・ファウンテン 氏は、オートグラフにこだわったところが、また、素晴らしいと思います。 モニター・ゴールドの時にもコーナータイプを止めようと言う話もあったそうなんですが、オール ホーンにこだわり、低域が出ないというホーンシステムの欠点を補う意味でも、コーナータイプの 方が良いのだ、と力説したそうです。 ガイ・R・ファウンテン氏にとって、ピンポイントの音場表現よりも、ホーンロードに木を多用し て共鳴させ、音像はやや大きくなっても豪快に鳴るスピーカーシステムが「音楽的に良い」と感じ たんだと思います。その上、当時の技術では、なかなか20Hz再生が難しかったわけですから、20Hz 再生が出来るというだけでも、オートグラフは存在価値があるモデルだったのだと思います。 1981年、タンノイがハーマングループから独立、復活を遂げますが、その際にもどういう商品構成 でいくか、だいぶ議論があったそうです。 当時はBBCモニターが躍進してきていて、ロジャース、スペンドール、ハーベースの御三家に加 え、KEFなどもコンピューター解析を利用した、位相管理を重視した製品作りが行われていまし た。 タンノイの営業担当者はそういった時流に乗った製品開発を望んだそうですが、社長をはじめとす るメインスタッフは、「タンノイという看板がある限りは、ガイ・R・ファウンテンの遺志を継ぐ 製品作りをしていく」との意見だったとのこと。 ただ、オートグラフを作るには、それなりの高度な木工加工技術を有するエンジニアが必要で、ガ イ・R・ファウンテン時代からのスタッフとして一人は居たそうですが、商品として作り続けるに は熟練工一人だけでは駄目だ、ということで、急造チームでも製造可能な、G.R.F.Memoryになった といういきさつがある様です。 これには、3ウェイのスピーカーの商品開発を新たにすると、膨大な開発費用と、最低2年以上の 開発期間が必要ということで、「KEFと同じ路線で勝負しては、後塵を拝し続けるばかりだ」と いう副社長の意見も影響していたのかも知れません。 それにしてもこの頃のタンノイは、何故だかKEFを最大のライバル視していた様です。おそらく 1977年発表、翌年発売のModel 105がよほど衝撃的だったんでしょうね。(^^; ま、いろんな意味で、タンノイのスタッフ達は自分たちのアイデンティティーというものを、しっ かり理解していたのだと言えましょう。
412 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/19(木) 14:00
Kさんのカキコ本にして売って下さい。 写真や資料どっさり付ければ高くても買わして頂きます。
413 :
375、388 :2001/07/19(木) 14:10
バイワイヤは、無くても良い機能みたいですね。 次回はお薦めのカナレを買ってみることにします。 また質問になってしまうのですが、今ターゲットオーディオのスタンド に乗せているのですが、中が空洞になっているので何か入れたいのですが どんな物が良いのでしょうか。説明書には砂を入れろと書いてあるのですが 防振材みたいな物は売っているのでしょうか。
414 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/19(木) 16:14
Kさんの書きこみ面白すぎデス
415 :
K :2001/07/19(木) 16:26
タンノイとKEF(BBCモニター)の関係について、面白いことを聞きましたので、書きます。 1950年代より、BBCのD・E・L・ショーターを中心に、1960年のFM放送に向け、モニタース ピーカーの開発が行われておりました。 この開発に協力し、製造を担当したのがKEFの社長レイモンド・クック。 LS5/1Aと言う、EL34プッシュプルの専用アンプが付属した、2ウェイ3スピーカーシステム を1960年に完成させています。その後、微細なモデルチェンジをして、完成度を高めて行きます。 1967年にモニターゴールドを搭載、モニタースピーカーを発売したタンノイ社でしたが、モニター ・レッドで好評を博したタンノイのモニタースピーカーも、このLS5/1Aには及ばなかったの か、次々と取って代わられたそうです。 英デッカのモニタースピーカーも、1965年頃にはモニター・レッドから、LS5/1Aにとって代 わられたそうで、さすがに心中穏やかではなかったでしょうね。 そういうわけで、モニターレッドはけっこうモニタースピーカーとして活躍したのですが、モニタ ーゴールドは、どちらかと言うと、オートグラフなどタンノイのコンシューマー用スピーカーとし て活躍したモデルだったそうです。 そうそう、BBCモニター御三家と言う場合は、ロジャース、スペンドールは正しかったのですが、 あと一つがハーベースではなく、「チャートウェル」を入れなければならないそうです。 1963年にBBC技研に入社した、ハーウッドの弟子のデイヴィッド・W・ステビングスが1974年に BBCを辞して創設したのが、チャートウェル・エレクトロ・アコースティック・リミッテッド社 で、1976年にLS5/8を完成。これはロジャースのOEMで製造されることになり、さらにこれ からアンプ部を取り除いたモデルが、PM510として1980年、ロジャースから発売されることに なります。 この1980年は実は大変な年で、1966年設立のB&W社が銘機801を発売している年なんですね。 よくよく見ると801は、KEF105にそっくりですね(^^; 私はこの形を見ていると、「親亀の背中に小亀を載せて、さらに(?)その上に孫亀載せて〜」って 歌(?)を思い出してしまいます。 またこの年は、ショーターの後を受けてBBC技術研究所の主任研究員だったH・D・ハーウッド がBBCを辞してハーベース社を設立、Monitor HLを発売した年でもあります。 1981年にハーマンから独立したタンノイって、本当に大変な時期に新たな出発をしなければならな かったんですね。 ちなみに1971年、最初のBBCモニターの称号を手に入れたのは、上記のKEF社。 更にスペンドール(BC IIが有名)、ロジャースと続きます。 ロジャースは1978年発売の小さなBBCモニターLS3/5Aが有名。 これはBBCのピーター・デンビーにジム・ロジャースが協力、開発したものだそうです。 いやぁ、本当に勉強になりますね。 こうやってみると、私なんか、まだまだ知らないことばかりです。
416 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/19(木) 16:34
チャートウェルはロジャースに吸収合併されています。 あと、ハーベスの会社規模はROGERSやSPENDORに並べるには、 はるかに小さいです。創立者のハワード氏もBBCモニターの 開発には大きな役割をはたしています。
417 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/19(木) 16:40
Kさんの広場ですねココは!とっても面白い! 貴方は知識が深すぎて及びも着きません。 最近若い人達がタンノイをややけぎらう傾向にありますがやはり時代の 流れなんでしょうか? 多分タンノイの重厚かつ深いイメ−ジがこの時代に合わないのかも知れません。 これからもガンガン書いてタンノイファンを作り喜ばしていって下さい。
418 :
K :2001/07/19(木) 16:55
>>416 >チャートウェルはロジャースに吸収合併されています。
1979年までは、「チャートウェル」ブランドでLS5/8が輸入されていましたが、そうですか、
吸収合併されてしまいましたか。
元々、チャートウェルは独自にユニット製造などを手がけていたわけではない様ですし、設計中
心のメーカーだった様ですから、さもありなん。ひょっとしたら、社長が交代してしまったのか
も知れませんね。
>あと、ハーベスの会社規模はROGERSやSPENDORに並べるには、
>はるかに小さいです。
確かにそうですね。東京の下町にある町工場みたいだったと、叔父が申しておりました。
「ハーウッドのおっちゃんと奥さん、それに若いのが2人くらいで、届いた部品を取り付けてい
た」そうですから、ま、生産量も知れたものでしょう。
> 創立者のハワード氏もBBCモニターの
>開発には大きな役割をはたしています。
何しろ、チャートウェルを設立したデイヴィッド・W・ステビングスの師匠ですからね。
スペンドールもロジャースも聴いていますが、やはり私にはハーベースの音のバランスが一番好
きです。Monitor HLの箱の鳴らし方は、どこかタンノイのIII LZにも通じるような気がします。
419 :
K :2001/07/19(木) 17:07
>>417 >貴方は知識が深すぎて及びも着きません。
いえいえ、415などは、私が「イギリスのスピーカーの生き字引」と呼んでいる方に電話で訊いたり
FAXしてもらって、ようやく書くことが出来たくらいですから、ぜんぜん大したことはありません。
411に関してはBBCモニター御三家のことで間違った情報をupしてしまったりで、皆さんにご迷惑
をおかけしており、本当に申し訳なく思っています。
それにしても、時代背景も知っておくと、いろいろ面白いですね。
420 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/20(金) 05:59
ご存知の方がいらっしゃったらお教え下さい。 1987頃のタンノイの製品で、桜材で製作し、全面に美しい 象眼細工(だったかな)の施されたRHR SPECIAL-LTDという バックロードホーンがありましたが、どんな音だったのですか?
421 :
K :2001/07/20(金) 15:36
>>420 >1987頃のタンノイの製品で、桜材で製作し、全面に美しい
>象眼細工(だったかな)の施されたRHR SPECIAL-LTDという
>バックロードホーンがありましたが、どんな音だったのですか?
RHRはウェストミンスターが出てくる前の、唯一のオールホーンタイプのスピーカーでした。
後期になってSPECIALバージョンが出てきて、LTD modelだったかどうだったかわかりません
が、聴いたことがあります。サイズは最初のモデルより一回り大きかった様に思います。
CD:STUDER A730→プリ:Marantz Model 7→メイン:マイケルソン&オースチンTVA 1と
いう組み合わせでしたが、ちょうど今のウェストミンスター・ロイヤルの小型版と言う感じ
で、アンプの組み合わせにもよると思いますが、もう少し優しい感じで鳴っていました。
ただ、もう10年以上も前に聴いたきりで、細かいところは覚えていませんが、オーナーの方
がおっしゃるには、「もう少し低音が出て欲しいのだが……」とのことで、壁際にピッタリ
寄せ、少し内側に振った状態で聴いていらっしゃいました。
422 :
K :2001/07/20(金) 16:46
>>413 >また質問になってしまうのですが、今ターゲットオーディオのスタンド
>に乗せているのですが、中が空洞になっているので何か入れたいのですが
>どんな物が良いのでしょうか。説明書には砂を入れろと書いてあるのですが
>防振材みたいな物は売っているのでしょうか。
下手な防振材を入れたりコンクリートを詰めるより、一粒一粒の大きさが違っ
ていて固有の共振を持ちにくい砂の方が良いというふうに聞いたことがありま
す。
ホームセンターなどで買ってきたりすると、たまに塩分が含まれていることが
あり、必ず一度水を張ったバケツなどに入れて、米をとぐような感じで洗いま
す。そして出来れば笊などで細かい砂や泥などは落とし、目で見て大きすぎる
石のようなものもより分けます。(スピーカーに大きな入力が入った時、壁に
当たってスタンドを響かせてしまうことがあるとか)
それから、乾燥させるわけですけど、新聞紙に広げ、なるべく陰干しで、一週
間くらいかけてゆっくり乾かして行きます。
時々、新しい新聞に移し替え、十分に水分を取り除いてから入れていただくと
良いそうです。(以上、友人Sの例)
ただ、どこかでそういった時の専用の砂のようなものを売っていたと思います。
秋葉原だとラジオ会館4階の木村無線あたりで訊いてみると良いでしょう。
423 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/20(金) 22:02
友達のスターリングきいたが、素性の悪いスピーカーにしか聞けなかった。 ジャズは最悪、打ち込み系の音は激悪、ポップスは極悪、クラシックは普通。 使う意味なし。
424 :
K :2001/07/20(金) 23:22
>>423 >ジャズは最悪、打ち込み系の音は激悪、ポップスは極悪、クラシックは普通。
そりゃそうでしょう。そういうスピーカーですから。
ところで、アンプはどういう組み合わせでした?
私もスターリング時代、あの低域のもたつきを何とかしたくて、シェルターの
プリとメインアンプ(EL156シングルアンプ)を手に入れ、泥沼にはまって行き
ました。
Marantz model 7&8で鳴らしてやると、少しはマシかと思いますよ。
何度も申し上げますが、タンノイのスピーカーを購入したからには、
まともに鳴らそうと思ったら、かなり苦労することは覚悟していただ
かなくてはならないでしょう。
>使う意味なし。
わざわざ断らなくとも、大丈夫。
お気に召さないなら、お使いにならなければよろしいのですから。
425 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/20(金) 23:33
-> 424 どこにでもネガティブな事を言う事によって、かっこつけたいと思う 厨房はいるんだよ。
426 :
K :2001/07/20(金) 23:55
>>425 >どこにでもネガティブな事を言う事によって、かっこつけたいと思う
>厨房はいるんだよ。
いえいえ、スターリング評を拝見するに、実に的確な批評だと思います。単なる「かっこつけ」
ではあそこまでは書けますまい。
惜しむらくは、どういう組み合わせで鳴らしていたか、それをお書きになっていたら、どのよ
うにすれば、その現状を打破することが出来るか、「幸福なタンノイ」に近づけることが出来
るか、多少なりともアドヴァイス出来たのにと思って、ちょっと残念だったりします。
それにしても、せっかく「かっこつける」なら、ハンドルネームを名乗っていただけると、わ
かりやすくて良いのですが……。
こうも「名無しさん@お腹いっぱい。」が多いと、誰が誰だかさっぱりわからなくなってしま
います(^^; もっとも、誰だかわからないための「名無しさん@お腹いっぱい。」なのでしょう
けど。
<本日の収穫>
タンノイ系をならす場合、最新の分解能が良いモデルでしたら、リンのIKEMIとかCD12が合い
ますが、ちょっと前のモデルですと低域のコントロールが難しく、ソース側で分解能を上げて
も、空間が浮かび上がるようにはならず、あまり出てくる音に変わりはないようです。
どちらかと言うと昔のタンノイにはエネルギッシュに鳴るタイプが良い様で、スチューダーと
かルボックスが、やはり合うようです。
一時言われていた、バーコ・EMTですが、確かにアナログ的なたっぷりとした底の深い低域
を味わう場合は良いのですが、それ以外ではちょっと低域がだぶつきになってイマイチです。
高域もいろいろケーブルを取っ換え引っ換えやってみたのですが、パシンとシンバルが弾ける
感じは、どうしても出ませんでした。
でも、女性ボーカルはかなり上出来で、「CECみたいだな」なんて言う方がいました。
ただ、CECとの決定的な違いは、バーコ・EMTの方が「音が太い」点でしょうか。
K氏=厨房??????????? うーん 全部読んでから言いなさい! AU2chに来て1週間 ノーチラスは素晴らしいとのこと。興味が押さえられず 聞いてきてしまいました。(805、3) おおっ ええ音や!驚いてしまいました。 事前に想像していたとおりの抜けの良い美音。ソリッド! 805はあのサイズでまさに高級オーディオの臭いぷんぷんですね。ただ低音はないですね 803はさすがに低音が膨らみます。僕のような初心者にも大変分かりやすい音でした。 車で言うならJBLがGM、タンノイがジャグアならB&Wはアウディの雰囲気。 予想の範囲内ながらSRMとかなり近い音のようです。803なら買い換えたいとは ぜんぜん思いませんでした。だた省スペース性・デザインはgood。TANNOYは 19世紀までの建築に似合いそう。コルビジェ以降って感じじゃないですね。 今回SRMの痛さがはっきり分かりました。タンノイ派からはタンノイトーンじゃないと異端視 B&W派からは古いタンノイと同じに扱われてかわいそー。 そうそう ターンベリーもあったので聞いてきました。ジャズを聞いてたので 良く分かりませんでしたが高音が減衰している感じ。はっきりくっきりではないですねえ TANNOYはSRMをやめてこっち方向に戻った訳でこの感じはチューニングなんですよね
428 :
K :2001/07/21(土) 00:55
>>427 >K氏=厨房??????????? うーん 全部読んでから言いなさい!
423に私が反応して424で書いたことに対して、423はかっこつけたい厨房なんだ、と
おっしゃっているのだと思います。
>聞いてきてしまいました。(805、3) おおっ ええ音や!驚いてしまいました。
805はシャープで、スピード感があり、良いスピーカーでしょ?
>車で言うならJBLがGM、タンノイがジャグアならB&Wはアウディの雰囲気。
なるほど。あのサスの柔らかいジャグアとタンノイ、似ているかも。
それに対してB&Wの颯爽とした感じは、確かにアウディですね。
>予想の範囲内ながらSRMとかなり近い音のようです。803なら買い換えたいとは
>ぜんぜん思いませんでした。だた省スペース性・デザインはgood。
それはおかしいですね。
けっこう803も切れ味良く鳴ってくれる筈なのですが……。
>TANNOYはSRMをやめてこっち方向に戻った訳でこの感じはチューニングなんですよね 。
おそらく、ネットワークなどの関係もあるかと思います。
しかし803もターンベリーも駄目でしたか……。
少なくともターンベリーのような木をふんだんに使っているスピーカーは、梅雨や夏場
の湿度の高い時期は鳴りが悪いのは当然として、803まで鳴らなかったと言うのは、ちょ
っと解せません。一体原因、何なのでしょうね?
429 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/21(土) 01:04
>ディスクに刻まれた音楽ばかり聴いていると、もっと音が前に出て来ないと聴 いた気がしないと思ったり、ファースト・ヴァイオリンとセカンド・ヴァイオ リンが分離して聴こえないと、それがたとえ生演奏だったとしても気に入らな かったりする友人を目の当たりにして、我が身を省み、背筋が寒くなりました。 マジで怖いよ、それ。どうしてオーディオマニアの人って音楽じゃなくて音を聴く人が多いんだろう? ほんとはマイクも使わずに生の音で聴くのが一番だと思います。間に何にも無しで、楽器から出ている音そのもの。 オーディオ好きの人は、自分で楽器やってみようとか思わないのかな?自分が奏でる音も結構良いもんだ。
430 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/21(土) 01:09
自分で楽器もやってるよ、でもスピーカーからいかに凄い音を出すかが面白いんだよ。
431 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/21(土) 01:11
リアリティというものがいかに不確かなものかはいまさら説くまでもないでしょ。 現実はリアルじゃない。
432 :
429 :2001/07/21(土) 01:28
>430 あなたみたいな人は素晴らしいと思います。
433 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/21(土) 01:32
>>429 実際演奏会言っても満足に音が聴こえなかったりするでしょ?
あと、演奏者の調子が悪かったりすると金返せといいたくなりますね。
生で聞くって言うのが以下に困難だか分かりますか?
434 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/21(土) 01:39
>>431 ある種のオーディオ装置のように楽器一つ一つが分離して聴こえるなんて事は
コンサートでは絶対無いですね。
435 :
433 :2001/07/21(土) 01:44
生演奏至上主義者は実際にクラシックのコンサート行ってみ? 漏れなんか子供の頃から行っているけど、いい音いい演奏なんて そうそう聴けねーぜ。
>428 誤解があるようなので追加いたします 803 いい音でした。805とどっちか呉れるなら803いただきます。 SRMから買い換えるほどではないかなあと思いました。 5年落ちのE320からA6に乗り換えるきもち。まだまだOKって感じです。 ターンベリーの評価はペンディングです。10年間カー捨て専門だった駄耳には 評価はまだ早いですう
437 :
K :2001/07/21(土) 08:52
>>436 >SRMから買い換えるほどではないかなあと思いました。
なるほど。それで了解いたしました。
>ターンベリーの評価はペンディングです。10年間カー捨て専門だった駄耳には
>評価はまだ早いですう
みんな同じに聴こえた、というなら話は別ですが、ターンベリー、803,805をちゃんと
聴きわけていらっしゃいますので、駄耳の筈はありません。
ある人が我が家の音を聴いて、「この音がスピーカーを購入して3ヶ月で出たのなら、
他を捨ててもG.R.F.Memoryを買おう。しかし1年かかったのなら、私は待てない。
System 5を買うよ」とおっしゃっていたことを思い出しました。
ターンベリーもタンノイのプレステージシリーズの一つですから、バランスを整え、
エンクロージャーまでエージングを終了し、本格的に鳴り出すには、それなりの時間
と忍耐が必要なのでしょうね。
特に梅雨から夏場にかけての湿度の多い時期は、確かに鳴りが悪く、私も苦労してい
ました。買ってすぐの時は本当に「売り払おうか」と思ったくらいでしたから。
本当に困ったスピーカーです。
良い音で鳴っているのを聴いたことがなければ、確かに、まず買わないスピーカーの
最右翼かも知れません。
>>423 >>424 私、NIFのオフで、Kさんが鳴らしていたスターリングをお宅にお邪魔して
聴かせていただいたことがあります。一聴してモニタースピーカーみたいで、
かなり広範囲なジャンルの音楽が聴けるように調教されていました。
少なくともジャズは最悪、打ち込み系の音は激悪、ポップスは極悪などとい
う音じゃなかったですよ。 ちゃんと、追い込んでいけば素晴らしい音になる
んだけど、そこまで追い込んでない音なのか、あるいは本人がクラシックし
か聴かないのなら、そういう方向で追い込んでいるかのどちらかでしょう。
そういうKさんですから、オートグラフミレニアムも気に入ったように鳴らし
てしまわれるでしょうね。
439 :
K :2001/07/21(土) 10:56
>>429 >オーディオ好きの人は、自分で楽器やってみようとか思わないのかな?自分が奏でる音も結構良いもんだ。
私なんぞは、むしろ楽器演奏から入ったクチでして、フルートとピアノで音大を受験していたりします(^^;
東京の某所でジャズセッションにかり出されてバイトしていたこともありました。
そんな私がタンノイを選んだというのも、これも何かの縁だと思います。
440 :
K :2001/07/21(土) 11:29
>>438 >私、NIFのオフで、Kさんが鳴らしていたスターリングをお宅にお邪魔して
>聴かせていただいたことがあります。一聴してモニタースピーカーみたいで、
>かなり広範囲なジャンルの音楽が聴けるように調教されていました。
おっと、私が誰だか、バレバレですね(^^;
そう言えば、どなたか私のことをお書きになっていた様な……(^^;;;
それはともかく、 先日いらした以前から懇意にされている方曰く、「な〜んだ、
オートグラフって言っても、みんなお前の音じゃないか。本質的にスターリング
やハーベース、メモリーの時も、変わってない。アンプやCDプレーヤーが違っ
ているのに、何でだ?」と、不思議がっていらっしゃいました。
私としては今のオートグラフ・ミレニアムは、低域は出ないし、板は響かないし、
シャンシャンまるでエラックの様に鳴っていて、不満で仕方ないんですけどねぇ。
もっとも、ここから高解像度と低域が出る様にもっていく方法はわかっているの
で、その結果待ちというところです。
私の堕耳は人の声と遊ぶ程度のピアノぐらいしか原音も知らず、経験が少ないためホールサウンドも インプットされていません。まあ長い趣味なので慌てずゆっくりでいいのですが、 経験の無い分多少憶測で方向性を考えておこうと思っています。以下憶測ですが 原音系のSRMは近い感じですからパイプ椅子をいつもより前に置いて 音量もかなり上げて「英雄」の第1楽章をガンガンと聞いてみました。 録音は古いのですが指揮者の位置で大爆音ですからこれはこれでいい音です。ゾクゾクします。 大変疲れますが正しい使い方のようです。指揮者がB&Wを愛用するとしたら当然でしょうねえ。 ホールの一番いい席の聴感を目指す(?)タンノイは、オケの直近で録音したであろうCD・LPの 波形データどおりに鳴らしていても芸が無い。ホールでの観客の拍手やどよめきは高域が吸い込まれ ちゃっているような感じで低音も独特でゆれるようですよね。前でとった音を後ろで聞こうとすると 独特の付帯音が必要でこれは生半可なチューンではたどり着けない・・・と言うことなんでしょうか? そうだとしたら趣味性が高いですね 昔の話。師匠(村田珠光?)に完璧に掃除した庭をさらに掃除するように言われた千利休は 庭に落ち葉を撒いたそうです。まさに趣味の極みです。以上ちょっと厨房っぽい妄想だった かもしれませんがタンノイの世界も経験してみたいですねえ。
442 :
K :2001/07/21(土) 12:11
ちょっと板違いかも知れませんが、コニサー4.0について耳寄りな情報をお伝えします。 独特な音色と高価な3.0に較べて、比較的素直な音質で価格も抑えられ、値頃感があるのでしょう か、4.0はけっこう人気を博していて、ジャズファンからクラシック音楽ファンまで、幅広い愛用 者がいる様です。 先日来、コニサー4.0のS/Nがあまり良くない旨、申し上げておりましたが、販売店を通してメーカ ー側に、「連続音を聴いているのならまだしも、クラシック音楽のようにダイナミックレンジが広 く、S/Nが要求される場合には不向きだ。SACDで高S/Nが要求される時代に、これでは生き残って行 けないだろう。まだEARの方がマシである」等々、少々厳しく申し上げたところ、なんと7月26日に スキャンテックの社長以下2名、我が家にやって来ることになりました。 目的は高S/Nタイプの4.1モデルのテストです。 「今までそういう指摘をされたことはなかった」ということで、逆に私が試されることになるのか も知れません。 3.0と違って4.0ではだいぶコンデンサーの質を落とした様で、そういったのが残留ノイズの増加と なって出てきている可能性があるとかで、我が家にバージョンアップしたモデルを持参し、それで 満足行くかどうかテストをさせて欲しいそうです もし、これが一般に流通するとなると4.0を早く処分しようとして安値で販売することになるかも知 れません。また、同じ金額で買えるのなら、高S/Nの4.1が良いに決まってます。 この新しい4.1はどんな音を聴かせてくれるか、今から楽しみです。
443 :
K :2001/07/21(土) 12:19
>>441 k3809さん
> ホールでの観客の拍手やどよめきは高域が吸い込まれ
>ちゃっているような感じで低音も独特でゆれるようですよね。前でとった音を後ろで聞こうとすると
>独特の付帯音が必要でこれは生半可なチューンではたどり着けない・・・と言うことなんでしょうか?
御推測の通りだと思います。
それだからチューニングに苦労するんですよね。部屋の残響とかも考慮しなくてはならないし。
そこがタンノイの難しさだと思うのですが、ツボにはまった時の素晴らしさは、また格別です。
だから一度はまってしまうと、やめられなくて……(^^;
444 :
413 :2001/07/21(土) 18:09
Kさん、自分みたいな初心者にたびたびありがとうございます。 あんなに詳しく、砂の処理の仕方まで書いてくださって。質問ばかりになって、まずかったな と、思っていたのですが。アドバイスいただけて嬉しかったです。 今度、木村無線に行ってこようと思います。 ありがとうございました。
445 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/21(土) 21:56
私は30代前半のサラリ−マンですがタンノイってそんなに鳴らしにくいのですか? Kさんはアンプを変えたり試行錯誤されたらしいですがサラリ−マンにはそんな余裕 はありません。 タンノイを鳴らす上でのコツ、ツボ等を御教え下さい。
446 :
K :2001/07/21(土) 23:46
>>445 >タンノイを鳴らす上でのコツ、ツボ等を御教え下さい。
これは非常に難しい問題ですね。一番良いのは、すでに良い音で鳴っているお宅を訪問し、
ノウハウを教えてもらうことでしょう。
ただ、それには私の場合のように芋蔓式に友人紹介という感じで、タンノイユーザーを紹介
してもらえば簡単ですが、なかなかそうもいかない場合が多いので、ま、今、私が考えられ
る範囲で検討してみましょう。
まず、タンノイを既に所有している場合と、これから購入を考えている場合で大きく違います。
既に所有している場合は、それを生かす方法を探るしか方法はなく、しかもたいていが最新の
モデルではなく前のモデルでしょうから、分解能やパンチ力などを求めるのは非常に困難です。
タンノイのコクのある音がお好きならそれほど難しいことではないのですが、その独特のコク
や懐の深さを生かしながら、キレを求めると、何だかビールの宣伝みたいになってしまいます
けど、そういう場合は、私は真空管アンプの組み合わせをお奨めしています。
中でもMarantz model 7&8の組み合わせは、質感を出来るだけ正確に伝えながら、低域をし
っかりコントロールしてくれるので、ダレが少なく、良い結果を導いてくれるかと思います。
中古ならけっこう安く手に入りますし、本当はオリジナルが良いのですが、なかなか程度の良
いものを探し当てることは難しく、レプリカの真空管を換えたりして使いこなすのが一番かと
思います。
そして、これはまだ他の所では明かしていないのですが、エアータイトという日本のメーカー
のATM300、これ、けっこうイケます。ラックスの方達が独立して創ったメーカーですが、ラッ
クスの先入観をうち砕いてくれるほど、ストレートな鳴りっぷりが見事です。しかもCDダイ
レクト入力があり、便利です。ただ、300Bのシングルアンプですので、オートグラフの様
に能率が98dBもあれば問題ないでしょうが、95dBを切るとちょっと厳しいかも知れません。
スピーカーケーブルは銀線ではなく、銅線の単線が相性が良く、CDプレーヤーはSTUDERなど
の音が分厚くかつ前に出てくるタイプが良いかと思います。
タンノイの古いタイプで分解能と音場の描出能を求めるのは、ある程度までは可能かも知れま
せんが、プレステージシリーズで例をとるなら、一つ前のTWWですら、どんなに頑張っても、
ウィルソン・オーディオのSystem 6には絶対に敵いません。ソナスファーベルのアマトールに
すら勝てません。
もしあるレヴェルまで持っていこうと頑張るとするなら、CDにはリンのIKEMIやCD12、プリに
はせめて石のアンプでコニサー、真空管ならソニックフロンティアかコンバージェントオーディ
オ、メインにはRed Rose Model 2 or 1もしくは特注になりますが是枝300Bプッシュプルア
ンプを持ってきて、しかもインターコネクトケーブルもスピーカーケーブルも銀線タイプ、特に
スピーカーは単線の銀線か、キンバーケーブルの銀線タイプという具合に、超ド級システムとな
ってしまいます。
確かにこれだとそれなりに高分解能で鳴ってくれますが、スピーカーをSystem 6を持ってくれ
ば、もっと良く鳴ってくれるでしょう。
これから新たに買おうと思っている場合は、昔のコッテリとした音が良ければ、中古を選ぶべき
だと思います。新しいHEタイプは昔のようなコクのある鳴り方はしてくれません。かといって、
System 6の様な完璧なビシッとした眼前に広がる音場を呈してもくれません。そういう意味では
中途半端なんですけど、今我が家で鳴っているオートグラフ・ミレニアムは、「こいつ、本当に
タンノイかよ!?」というくらい、弾けた鳴り方をしています。これは是枝300Bプッシュプ
ルアンプのスピーカー制動力が見事なことと、我が家のモデルはワイヤリングがウェスタンのも
の単線綿巻線を使用していること、バンディングは太番手包縛糸とワックスによる結線という、
プラスチックを使わない方法を採っているお陰と思っています。プリのコニサーもS/Nの悪さを除
けば、素晴らしいアンプかと思います。
最新のタンノイで高分解能で楽しみたい場合は、先に挙げた超ド級システムの中のスピーカーケー
ブルを単線でなく、撚線タイプのキンバーケーブルにすると良いみたいです。ただ、我が家の場合、
8mも引き回すとべらぼうに高額になってしまうので、S/A Labs High End Horse3.5で現在テスト
中です。評価は後日ご報告致します。
447 :
K :2001/07/22(日) 01:18
題:タンノイを鳴らしていて個人的に良いと思ったシステム
1)ESOTERIC P-1,D-1 → SHELTER Model 404-2 → C.R.DEVELOPMENTS Artemis →カンタベリー15
アナログプレーヤー:トーレンス126 カートリッジ:オルトフォンMC20 Super トランス不明
インターコネクトケーブル:モガミ(プリ・メイン間自作)
スピーカーケーブル:ベルデン(型番ちょっと不明)
和室に置かれたシステムで、これくらい見事になっている組み合わせはないかと思います。
スピーカーの下に厚さ3cm御影石の板を入れたのが正解だった様です。ボーカルも、カルテットも
見事で、CDを中心に聴いているのに耳障りな高域がありません。解像力もかなりなもので、か
といってちゃんとタンノイトーンを出している、不思議なシステムです。
2)REVOX C221Mk 2 → エアータイトATM-1 → スターリング TW
インターコネクトケーブル:JPS Superconductor 2(プリ・メイン間)
スピーカーケーブル:JPS Superconductor 2
私がエアータイトというブランドのアンプを聴いて、これは良いかも知れない、と思ったお宅。
CDしか聴きませんが、これが悔しいくらい、タンノイらしさを失わずに、見事な鳴りっぷりで
した。ATM-1はCDダイレクトが可能なアンプなので、あえてプリを使っていないそうです。
ケーブル類は私の音を聴いて、お気に召したらしく、速攻で注文されていました。2ヶ月後、再
びお寄りしたところ、「いやぁ、ジャズも聴けるようになったんですよ」と、嬉しそうでした。
繊細な室内楽も素晴らしかったと思います。
3)STUDER D730 → Marantz model 1 → Marantz model 5 → G.R.F.Memory TWW
アナログプレーヤー:EMT927 カートリッジ:オルトフォンSPU A/E 昇圧トランス:Triad HS-1
インターコネクトケーブル:JPS Superconductor 2(すべて)
スピーカーケーブル:JPS Superconductor 2
これは私が2000年3月まで使っていたシステムです。クラシックからジャズまでオールマイティー
に鳴らすにはこれしかない、という感じで組んでいます。ポピュラーやロックは聴きません。
ジャズは1960年代が中心なので、これで十分という感じでした。
4)トーレンス126&オルトフォンMC20 Super2 → Marantz model 7 → 300Bプッシュプルアンプ
& 845シングルアンプ
ケーブル類はプリとメインの間がJPS Superconductorです。他はちょっと不明。
改めて書くまでもない、岩手県一関市ジャズ喫茶ROYCEのシステムラインナップ。とにかく豪快に
かつ高分解能に鳴ります。「アルテックA7を緻密にしたような感じ」とは、とあるジャズ評論家
のお言葉。なるほど、と思いました。徹底的に手を入れた手作りメインアンプの勝利でしょう。
5)糸ドライブ自作砲金プレーヤー → アーム・カートリッジ EMT → 昇圧トランス UTC・WE
LPプレーヤー ガラード301 → プリアンプ マッキントッシュ C22 → マッキントッシュMC60
→タンノイオートグラフ・モニターレッド・箱ユートピア
ユートピア箱でなかなか良かった例です。1960年代もしくはそれ以前のモノラルを中心におかけ
になるシステムなので、現代のレコードをかけると、ちょっと低域が膨らみすぎの様な気がしま
す。しかし、1960年代前半のオペラなどを聴くと、本当に素晴らしい印象でした。
6)EMT 927 オルトフォンSPU A → WE 618昇圧トランス → CONVERGENT AUDIO TECHNOLOGY SL1
Ultimate & EAR 864B → Marantz model 9 & EAR 861 → オリジナルオートグラフ・モニタ
ーレッド
まぁ、よくぞここまで仕上げた、という感じの音です。豪快さと繊細さを併せ持ち、古いレコー
ドから新しいレコードまで、堪能することができました。個人的にはベンツマイクロのカートリ
ッジとフォノアンプで奏でたEARの美しくて精悍なサラブレッドの馬の様なサウンドが印象的で、
今の私の求めるサウンドの方向性を決定づけたシステムでもあります。
7)ペンション・ムジカ
http://musica.maxnt.co.jp/ をご覧下さい。
プレーヤはガラード401 オルトフォンSPU-G → 昇圧トランス:カンノSPU30 → カンノ・スーパ
ーパーマロイ・トランス結合式タイプSPU → WE-262B-349A-284Dのモノラルパワーアンプ
CDプレーヤーはフィリップスLHH1000
改めて言う必要もないかと思いますが、これほど清々しい弦楽器と膨らみすぎない低域を聴かせ
るオートグラフはないでしょう。もう、脱帽の一語に尽きます。
448 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/22(日) 07:47
有難う御座いました。 サラリ−マンには次元の違う世界なので自分なりに工夫していきたいと思います。
449 :
K :2001/07/22(日) 15:15
タンノイスピーカーを鳴らすコツとヒントを徒然なるままに書き記してみました。
梅雨から夏場にかけては、かなり「もったり」した音になります。特に口径の大きいユニットは
最悪で、38cmともなると、冬場の数倍水分を吸って重たくなったコーン紙がレスポンスの悪さを
呈します。その点、古いモニターレッドは比較的薄くて硬いコーン紙でしたので、夏場でもそれ
ほど音がダレることはないようです。また、エンクロージャーも水分を吸って振動しにくくなっ
ていますので、夏場はしょっちゅう鳴らしてやらないと、みるみる音が悪くなっていきます。
鳴らす音量ですが、一日の中で時にはエンクロージャーの板が振動しているのが解るくらい、入
力を入れてやった方が鳴りが良くなる様です。やはりエンクロージャー自体を鳴らさなければな
らないタンノイのスピーカーの宿命なのでしょう。
これは何もタンノイシステムに限ったことではないようですが、長時間小さな音量で鳴らしてや
るより、いったん完全にみんな電源まで切ってやった方が、エージングが進みやすい様です。特
に透明感がグッと上がってくる感じがします。
最新のHEモデルよりも前のユニットを搭載しているモデルでは、単線系のスピーカーケーブル
が本当に相性良い様です。撚り線でも、あまり細いのではなく、太めのものを使用した、スペー
ス&タイムのケーブルも相性が良いようです。これは切り売りで幾つか種類が出ています。安い
ものだと\1,300/mくらいです。
リスニングポイントは、ユニットの軸線上で正三角形を作って、部屋の広さにもよるでしょうが、
それより20〜30cmくらい後方です。ちなみにウチではちょうど応接セットのテーブルの上なもの
ですから、試聴に来た方々は、不思議にほとんど皆、テーブルの上に座って聴くようになります。
タンノイのの1970年代前半までのスピーカーユニットは、ハードエッジでしたが、エンクロージ
ャーの板が柔らかくて、むしろエンクロージャーを鳴らして音造りをしていた感があります。
1981年以降から最新のHEより前のモデルは、むしろユニットの低域再生を改善させ、エンクロ
ージャーの共鳴はそれ以前よりも控えめにして音造りをしていた様に思います。
そして最新のHEモデルですが、低域の再生よりも歯切れ良さ、シャープさを追求し、多少低域
再生力が落ちても仕方がないというような作りのような気がします。
特にオートグラフ・ミレニアムでは、よっぽど大きな信号を入れてやらないと、箱が鳴り出しま
せん。これはHEでユニットの低域が落ち始める周波数が上がったことと、使用している板が、
実に硬く、オリジナルと違って、叩くと「カツン」という感じの音がするものに変更されている
せいかと思われます。
「もったり」した低域にならない代わりに、確かにシャープで力強い鳴りっぷりなのですが、昔
のオリジナル・オートグラフの様な大きなうねりのような低音に包まれる快感を味わうのは、よ
っぽど条件がそろわないと難しいでしょう。
>>447 の6)に挙げたお宅からEARのプリ(864B)とメイン(861)を借りてきました。
先日オリジナル・オートグラフで少し低域が持ち上がり気味かな、なんて思って聴いていたので
すが、新しいミレニアムでは、これがピッタリ。
もともと、EARのメインアンプは少し低域の出力が上がり、ゆったり目に聴こえるのですが、
これが新しいオートグラフでは、ちょうど低域の再生が落ち始めるあたりに、アンプが補うよう
な形でサポートする様です。しかも、俄然、板の響きが良くなりました。驚いたことに、解像度
は是枝300Bプッシュプルに負けないくらい、しっかり描き出してくれます。
ただ、少し引っ込んだ感じがするので、個人的には是枝300Bの方が好みです。
でも、同席したEARのオーナーが仰るのには、「タンノイの場合、ステージとの距離感は、こ
んなものでしょう」とのこと。
「部屋のコーナーにスピーカーを置いて、聴くリスニングポイントは、たいていは部屋の中央や
や奥、というふうになるかと思います。そうした場合、あまり音が前に出て来すぎると、演奏者
の中に頭を突っ込んで聴いているような感じになり、演奏会場の椅子にゆっくり腰掛けてきいて
いるという、タンノイらしい本来の音と違って来ます」
なるほど、と思いました。
450 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/22(日) 21:08
Kさん! お金の無い若者や初心者にこれいいよ!っていうお手ごろなアンプありませんか? タンノイ大好きショップで御勧めのCDPは10万円のデンオンでした。 この辺も御意見御聞かせ下さい。 お手ごろの予算でタンノイを鳴らせる方法はないのでしょうか。
451 :
K :2001/07/22(日) 22:43
>>450 >お金の無い若者や初心者にこれいいよ!っていうお手ごろなアンプありませんか?
まず、タンノイのスピーカーは何をお使いになるか、です。
タンノイのタンノイたる所以のスピーカー、プレステージシリーズをお使いいただける
として、新型のトールボーイタイプのスターリングを念頭に入れて検討してみます。
で、アンプは価格を抑える意味合いからもプリメインタイプを選びます。
となると、
>>447 でお書きしたエアータイトのATM-1 (\360,000)がお奨めかと思います。
繊細さとパワー感を併せ持ち、スピーカーコントロールもかなりなものかと思います。
何よりも、低域のダブツキがかなり抑えられつつ、低域の伸びが良いというのは、特筆
すべき点でしょう。
もう少し価格を下げたいのなら、C.R.ディベロップメンツのKalypso 10th Anniversary
(\198,000)か、ユニゾンリサーチのSR1(Hi-brid Stereo Integrated Amplifier MOS-FET
/ECC82×2 80W+80W \150、000)あたりが良いかと思います。
Kalypsoは小気味よく軽快で、繊細さも併せ持ったアンプです。
一方、SR1は、ちょっと線が細いかも知れませんが、スケールの大きさをちゃんと出して
くれるので、スターリングに使用している友人は、けっこう気に入っているみたいです。
>タンノイ大好きショップで御勧めのCDPは10万円のデンオンでした。
好きずきはあろうかと思いますが、もう少し出して、CEC TL51Zはいかがでしょう?
買値で12万切るところまで持っていけると思います。
タンノイらしいふくよかさを失わず、まるでトーレンスのプレーヤーで聴いているかの
様な感じを受けました。
もう少しお金を出せるのなら、REVOX C221Mk 2あたりはお奨めかも知れませんが、これく
らいお金を出せるのなら、MarantzのSACDとの組み合わせの方が良いかも知れません。
452 :
K :2001/07/23(月) 02:14
タンノイ用システムを安くあげる方法を考えてみました。
タンノイにはなぜだか真空管アンプが合う様で、今までパスラボの方を除いて、どうも石の
アンプでちゃんと鳴っていたのを耳にしたことがありません。
あ、ユニゾンリサーチのSR1はプリ部が真空管で出力がMOS-FETですから、ハイブリッドでし
たね。これは良い感じでした。
で、真空管アンプを使用することを大前提として、何とか安く上げる方法を考えてみました。
もちろん、自作が出来る方は、キットをお買い求めになるか、それこそご自分で作られると
良いと思います。ジャズ喫茶ROYCEの様に、目標とする音に近づけることが可能かと思います。
SOUNDというメーカーのValve 100(\80,000)は、6L6GCを使用した8Wのプリメインアンプです。
ICLが値上げしてしまったので、唯一、10万を切るモデルです。
実際にはタンノイと組み合わせていないのですが、B&W 805と組み合わせてみた感じでは、タ
ンノイを鳴らすには、ちょっと力不足になる可能性はあります。ただ、相手が能率の悪いB&W
でしたから、タンノイで93dBもあれば、けっこういけるかも知れません。
雰囲気は非常に良かったので、もし機会があればお試しになってみると良いでしょう。
で、これも実際はタンノイでは試していなくて、アルテック604-8Gの友人宅で試してみたの
ですが、エアータイト(A&M)のキット・ブランドである、アコースティック・マスター
ピースのKT88シングル・ステレオパワーアンプM101が、けっこう合うかと思います。
キットと言っても、半田付けが済んだ半完成品モデルが1万円プラスの\128,000ですから、ビ
ス止めを数カ所行う必要がありますが、お手頃価格かと思います。
定格出力は8Wですが、我が家のATM300も8Wながら、ユニゾンリサーチのSR1よりもパワー感が
あるほどですから、十分、いけると思います。
しかも有り難いことに、他の製品版と同様、CDダイレクトに対応でき、プリアンプも別売で
C101(キット価格\98,000)が用意されていて、最初はメインアンプだけ、余裕が出来たらプリ
を購入してセパレートで使うと言うことも出来ます。
CDプレーヤーですが、CECにCH7700(\49,800)というモデルがあります。
5連奏タイプなのですが、実は私はBOSEのスピーカーでBGM用として使っております。
これを今、タンノイのメインシステムにつないでつかってみたら、けっこうイケルんです。
TL51Zには及ばないかも知れませんが、この価格を考えると、信じられないくらいです。
ちょっと大型のCDプレーヤーなので、置き場所に注意が必要かも知れません。
また、ちょっとテストを依頼されていたアンセムのINT 1(\240,000)もなかなか良い感じで、
かつてのカナダのコープランドのプリメインを思わせる感じでした。
エアータイト(A&M)はTEL:0726-78-0064です。
CECはHPがありまして、
http://www.cec-web.co.jp/products/index.html です。
アンセムは今井商事TEL:03-3357-0401です。
453 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/23(月) 22:41
タンノイの1970年代まではフィクスドエッジ(って言うのかな?)だった はずですが、最近のはウレタンのエッジですよね。 製品としての寿命が短くなり、ユーザーがタンノイに添い遂げようとする 気持ちに反して、製品の寿命で箱より先にユニットが駄目になりそうな 気がするのですが、Kさんのご見解は如何ですか?
454 :
k3809 :2001/07/23(月) 23:40
ローエンドタンノイの研究 (オークションでのお遊び) ヤフーのオークションでアーデンUを購入しました。アルニコからフェライト に変更になり、経年腐食でぼろぼろになるウレタンエッジ、剛性が弱いのか 補強リブを入れたコーン紙と評判は散々ですがそのおかげか結構美品だったんですが わずか6万円強した。これに縁あってわずか2万円で手に入れたYAMAHA B-2、C-2. 以前4000円で入手したSONY553ESDとエッジ修理用のセーム皮を含め9万円で1システム 組みあがったことになります。音ですが切れは悪いですが低音は良く出ます。 タンノイマニアには笑われそうですが同価格のミニコンポを買うよりずっとお買い得ですね オークションでは売買に伴うロスが少なくいろんな機器が試せるメリットがあります。 また現状の組み合わせは相性もへたくれもその辺に転がっているのをつないだだけですので 今オークションで安値の機器を組み合わせてそこそこイケてるお買い得タンノイ システムを検討しているのですがお勧めの機器はございませんか? 物が安すぎてKさんにはピントこないかもしれませんのでその他の方々もよろしくお願いします 出物があれば購入していろいろ組み合わせてみます
455 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/24(火) 00:08
6万なら安いでしょう。僕も欲しい(笑)。アーデンは 能率良いからシングル真空管で結構なるんじゃない? 僕なら真空管で鳴らしたいな。
456 :
K :2001/07/24(火) 01:07
>>453 > 最近のはウレタンのエッジですよね。
>製品としての寿命が短くなり、ユーザーがタンノイに添い遂げようとする
>気持ちに反して、製品の寿命で箱より先にユニットが駄目になりそうな
>気がするのですが、Kさんのご見解は如何ですか?
現在のタンノイのHEタイプは、その名の通り、ハード・エッジで、経年変
化を受けにくい造りになっているらしく、単なるウレタンではなさそうです。
457 :
K :2001/07/24(火) 01:24
>>454 >ヤフーのオークションでアーデンUを購入しました。
アーデンは良いスピーカーですよ。
私は今は亡き友人の奥さんに頼まれ、娘と息子のために、夫の形見としてのスピーカー
の補修を手伝ったことがあります。
もう、ぼろぼろになって、単なる台としてしか使用していなかったスピーカーから、大
好きだったという、ジョスカン・デ・プレのパンジェ・リングァが流れた時、娘さんが
「パパの声が聴こえる」と言って、涙をぽろぽろ流していたのを、今でも思い出します。
その娘、けっこう、美人だったけど、その後どうなったかなぁ。(爆)
タンノイって、特徴あるサウンドですから、子供達にも認識しやすい様で、インパクト
が強いのか、その音が耳に残っているのかも知れません。
>わずか6万円強した。
それはお買い得でしたね。以前、8万円というのはみかけましたが……。
ただ、リスクもある程度は覚悟せねばならないでしょうが、良い品を手に入れられ、何
よりです。
私も友人に、秋葉原で古品で売っていたスターリングと、私の手作りの三栄無線の真空
管アンプで、超激安セットを組んだことがあります。未だに大切に使ってくれている様
です。
458 :
453です :2001/07/24(火) 04:21
Kさんどうも有り難うございました。 勉強になりました。
459 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/24(火) 04:53
タンノイって和室に似合う珍しいスピーカーというイメージがあります。。。
460 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/24(火) 04:58
タンノイってSP間隔広くとるといい音出るよね
461 :
K :2001/07/24(火) 08:35
>>459 特にオートグラフはコーナーに置くし、木目やバックロードホーンの
縦スリットが綺麗ですからね。
462 :
K :2001/07/24(火) 08:37
>>460 >タンノイってSP間隔広くとるといい音出るよね
エンクロージャーを響かすスピーカーなので、その響きを互いに邪魔しない距離が
必要になるのではないでしょうか?
また、ツィーターのサービスエリアが90°前後と狭いために、リスニングポイント
はけっこう狭く、スピーカー間隔を広くとった場合は、内側に振ってやると、定位
が良くなります。
463 :
420です :2001/07/24(火) 09:37
Kさん、早速の書き込み有り難うございました。 タンノイの小型ホーンシステムという事で前から気に成っていた製品なのです。 最近、時々中古を見かける事が多くなり、縁があれば、と思っています。 特に、リミテッドバージョンのエンクロージャーの美しさは格別です。 1987年頃のタンノイの中古品に関して、注意すべき点、前出211、213 の様なご教授が頂ければ幸いです。
464 :
420です :2001/07/24(火) 09:54
463で要領を得ない書き込みをしてしまいました。 中古品の選別方法を知りたい製品は1987年以降のRHRです。 よろしくお願い申し上げます。
465 :
K :2001/07/24(火) 10:39
>>463 ,464
まず、この頃のRHRを手放す人って、ウェストミンスター・ロイヤルやオートグラフを手に
入れた人か、あるいはよっぽどお金に困っている人、あるいはオーナーが亡くなって、奥さ
んがその価値も解らず、あるいは気にもとめず、手放してしまう場合がある様です。
また、中には足周りにキズが付いているのが嫌で手放す人もあるとか。
ですから、まず、そういった足周りにキズがないかどうか、あっても我慢できる範囲なら、
そのことを売り手に言って、少し安くしてもらうと良いでしょう。
また、RHRのクレームで、フロント・グリルにガタが来て、大入力を入れるとカタカタ響く
というのがあったそうですから、確認をしておいた方が良いと思います。
もちろん、ユニットもしっかり確認しておいた方が良いでしょうね。
466 :
420です :2001/07/24(火) 14:37
Kさん 早速のご指導有り難うございました。 とりあえずの御礼までとさせて頂きます。
467 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/24(火) 15:14
アキュのP-1000とノーチラスはクラシック録音の8割だそうだ。 カラヤンのプライベートシステムもこの組み合わせだそうだ。 原音を再生するには他に選択肢はないということだよ
468 :
彰篠宮 :2001/07/24(火) 15:44
Kさん。420、453です。 私の興味を引いているRHRは、現在の所有者がレベルオーディオ製の スピーカーに機種変更する為に放出される様です。 私自身はマッキントッシュのXRT20からの変更を検討しており、 音色、音場再現性の観点でタンノイに引かれています。 その昔、数年間GRF Memoryを使っていたのですが低音をコントロール 出来ず使いこなせなかった情けない思い出があります。 自分の音楽表現を考え、縁が有れば再びタンノイと苦楽を共にしたいと 思います。
469 :
彰篠宮 :2001/07/24(火) 15:59
>>467 さん
カラヤン存命中は、ノーチラスはありませんでした。
彼が、レコード会社に導入させたのは801です。
それから、タンノイは原音再生を目指したシステムでは無く、鳴っている
音楽のエッセンスを快く再生し、あたかも自分自身が音楽に参加
しているかの様な錯覚を与えるシステムだと思います。
470 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/24(火) 21:02
RHR-S.LはSISに中古で安く売ってました。 お買い得なのかも知れません。
471 :
K :2001/07/24(火) 22:07
>>468 彰篠宮さん
>私の興味を引いているRHRは、現在の所有者がレベルオーディオ製の
>スピーカーに機種変更する為に放出される様です。
大切に使っていらっしゃったものでしたら、良いですね。
>私自身はマッキントッシュのXRT20からの変更を検討しており、
>音色、音場再現性の観点でタンノイに引かれています。
XRT20も素晴らしいスピーカーだと思います。
手放してから後悔しなければ良いのですが……。
>その昔、数年間GRF Memoryを使っていたのですが低音をコントロール
>出来ず使いこなせなかった情けない思い出があります。
G.R.F.Memoryは低音が本当に良く出ます。それに対して、RHRはオールホーンの欠点で
もある、低域の伸びが不足します。コーナーで内振りを大きくすればある程度は解決
するかも知れませんが、根本的にアンプで補ってやらないと、難しいかも知れません。
低域を制動させるには、ダンピングファクターの比較的高めな、NFBを少し多くかけて
いるアンプを選ぶと良いかも知れません。Marantzのmodel 2,5,8,9はそれほど多くNFB
をかけてはいませんが、それでも現在多くなりつつあるノンNFBタイプに較べれば多く、
トランスの能力も加わり、低域が膨らみすぎる感じにはならず、OLD タンノイで、低域
の膨らみに困っていらっしゃる方にはお奨めのアンプです。
それに較べてRHRやウェストミンスター・ロイヤルは、基本的にはコーナーに置きを考え
たタイプではないので、根本的にオートグラフのような低域の伸びは望めないかと思い
ます。ですから、アンプ側で補う必要があります。
NFBが少ないアンプで少しウーファーの制動は悪くなりますが、よく響かせてやるように
すれば、聴感上、低域が伸びているように感じることが出来、デメリットを差し引いても、
十分、メリットがあるように思います。
あるいは、McIntoshのアンプのように、その素晴らしいトランスの性能を存分に生かし、
低域が伸びやかで独特のコクのある、ビロードのようなサウンドがマッチする様に思いま
す。
ちなみに、エアータイト(A&M)のATM300は、NFBを0〜6まで3段階に変更できる優
れもので、スピーカーの特性に合った選択が出来、重宝しています。
>自分の音楽表現を考え、縁が有れば再びタンノイと苦楽を共にしたいと
>思います。
タンノイ以外のスピーカーだと、こういう考えはなかなか起きないのが不思議ですよね。
私も途中ちょっと浮気したり、二股かけたりしましたが、やっぱりタンノイに帰って来
ました。
とか何とか殊勝なことを言いながら、ソナスファーベルのアマトールの美少女ぶりも捨
て難く、密かに囲っていたりしますから、なんとも困ったものです(^^;
472 :
彰篠宮 :2001/07/25(水) 12:11
>>471 Kさん
色々とご教示有り難うございました。私がGRF Memory使用中に
この様に熱っぽい姿勢でスピーカーを生かそうと付き合っていたなら、
手放さずに済んだかもしれない、と自分自身の至らなさに反省する
事頻りです。
自分自身の音楽表現(音響表現ではない)にとって、タンノイは如何
なる位置に有るのか?という事が今回の悩みのタネなのです。
先ず、何故以前にGRF Memoryを使っていたか?です。
それまでは、18世紀以前の曲主体であった私の音楽の嗜好が、近代
(マーラー)にまで広がりを見せつつある時、GRF Memoryに出会った
のです。購入する決め手となったのは、以下の3点です。
@音像定位が決まる事
A交響曲の低音部分の大きなうねりを十全に再生できる事
Bそして何よりも、マーラーの血統とでもいうべき何やら濃密な雰囲気を
表現できる事
当初はMarantsCD84→アッテネーター→EXCLUSIVE M4だった組合せも
パワーアンプがU-BROS3に変わり、細かなセッティング変更を行いましたが、
会社の独身寮の四畳半という事もあってか、ゆるんだ低音の制御が出来ず
使いこなせませんでした。
そのご紆余曲折があり、現在のXRT20に至っているのです。
自分で言うのも何ですが、XRT20は素晴らしいスピーカーですよ。
@小さな床面積で設置できる事
A広い帯域にわたって音のエネルギーが満ちている事
B音像定位が決まる事
等は、今でも満足しています。しかし、どうしても納得しきれない部分が
あるのです。それは、GRF Memoryの時の決め手Bです。ひょっとしたら
このXRT20ではマーラーの心の揺らぎの様なものが表現できないのでは
ないか、と思うのです。
ただ、音を鳴らすのであれば、この世に星の如くある「拡声器」で十分です。
・やはりタンノイでなければ私の求める音楽は響かないのでは無いか?
という思い込みは危険だと思いつつ、戻りたい気持ちがあります。
・制御出来なかった低音も、バスレフからバックロードホーン(RHR)になる
事で量的には抑えられるのではないか?(f特はこんなに悪い・・・という
事はさておいて)。へんちくりんな190Hzのディップ、95Hzのピークが
理論的に存在する事も分かっています。
もちろん、その再生音域の量変化で「交響曲の低音部のうねりに身を
まかせる」といった聴き方事が出来なくなるかもしれません。
そうすれば、またモーツアルトに戻れば良いさ、と割り切る事も出来ません。
・低音の質としては、スピーカーユニットの背面がバスレフのBOXより
フリーな状態にあるエンクロージャー形式(バックロードホーン))の
差で、音の反応が早くなるのでは、とも期待出来ます。
・結局、試聴した結果私の求める音では無かった、と夢が無残に打ち砕かれる
かもしれず・・・だからこそ面白いと思います。
新しい邂逅は、いつも発見に満ちているのですから。
今後もいろいろお教え下さい。
473 :
彰篠宮 :2001/07/25(水) 17:53
Kさん 素晴らしい体験をしました。RHRの事ではありません。 長野県のベーシックオーディオという個人が営んでいるオーディオ店が あります。 そこで、何とモニターシルバー(あめ色キャップの)12inが内蔵された 旧カンタベリーを聴きました。 プリアンプ・・・フェアチャイルドModel248 パワーアンプ・・・マッキントッシュA121(A116?) ターンテーブル・・・ガラード401かなぁ トーンアーム・・・オルトフォン カートリッジ・・・不明 の組み合わせで、音楽を聴いてきました。現代(私が使いこなせなかった頃)の タンノイにある低音のモタモタした感じが微塵も無い。寧ろ、音としてはバリッと した印象で、毅然とした雰囲気が感じられました。 周波数帯域は十分に伸びているという感じが無い為、高域の浮遊感が不足して いますが、どうしてどうして侮りがたいものがありました。 シューベルトの「美しい水車小屋の娘」を聴いた時は、伴奏者がどの様な意思を もって演奏しているか?という事が感じられる位タッチが明確に聞き取れました。 オールドタンノイもソースを選べば十分に聞きごたえのある音を出すのは さすがモニターシルバー、という事なのでしょうか。
474 :
K :2001/07/26(木) 00:16
>>472 彰篠宮さん
>(マーラー)にまで広がりを見せつつある時、GRF Memoryに出会った
>のです。
私はブルックナーの交響曲8番ではまりました。ブルックナーの持つスケールの大
きさを表現出来たのは、手に入れられる価格帯ではG.R.F.Memoryくらいしかありま
せんでした。
>パワーアンプがU-BROS3に変わり、細かなセッティング変更を行いましたが、
>会社の独身寮の四畳半という事もあってか、ゆるんだ低音の制御が出来ず
>使いこなせませんでした。
私もウエスギアンプをいろいろ使ってみたのですが、結局ウエスギではその低域を
コントロール出来ず、シェルターというメーカーに走ってしまいました。
で、それでも満足が出来ず、いろんなお宅を訪問して、相性の良さそうなアンプを
探し回ることになってしまいました。
ところが、たいていが「人に勧められたから」とか、「雑誌に載っていたから」と
いうことで選ばれ、「まぁ、こんなものでしょう」ということで終わりにしている
方がなんと多いことか。
買ってみたものの納得せず、ショップに泣きついたら「こちらのアンプにしてみた
ら?」と言われてそれに換えても結局解決せず、買い換え買い換え、ローン地獄に
はまって行った方もいらっしゃいました。
> しかし、どうしても納得しきれない部分が
>あるのです。それは、GRF Memoryの時の決め手Bです。ひょっとしたら
>このXRT20ではマーラーの心の揺らぎの様なものが表現できないのでは
>ないか、と思うのです。
マッキントッシュは、良くも悪くも、アメリカのスピーカーです。アンプもそうです
が、どうも私には「血」が違う様に思えてならないことが、時々ありました。
>・やはりタンノイでなければ私の求める音楽は響かないのでは無いか?
>という思い込みは危険だと思いつつ、戻りたい気持ちがあります。
「響き」を大切に思われている方には、タンノイはけっこう合う様に思います。
> へんちくりんな190Hzのディップ、95Hzのピークが
>理論的に存在する事も分かっています。
これが独特の「こもり」の様な音の正体の一つなんですよね。
でも、これをイコライザーなどで平らにしてみても、やっぱり「こもり」の感じがつき
まとってしまうから不思議です。
> ・低音の質としては、スピーカーユニットの背面がバスレフのBOXより
>フリーな状態にあるエンクロージャー形式(バックロードホーン))の
>差で、音の反応が早くなるのでは、とも期待出来ます。
さて、それはどうでしょうか?
バックロードホーンはホーンロードが長い分、音が遅れがちになりますし、ホーンロー
ドの途中の折れ曲がりの部分の板を共鳴させますので、音が混濁しやすいという欠点も
持っています。ただ、低域の力強さは、バスレフ型よりはかなりupすることと思います。
>・結局、試聴した結果私の求める音では無かった、と夢が無残に打ち砕かれる
>かもしれず・・・だからこそ面白いと思います。
そこまで覚悟をお決めになっていらっしゃるのなら、存分にタンノイと心中していただ
くことが出来るかと思います(^^;
ところで、メインアンプは、まだウエスギをお使いですか?
475 :
K :2001/07/26(木) 00:17
>>473 彰篠宮さん
>長野県のベーシックオーディオという個人が営んでいるオーディオ店が
>あります。
私も伊那のタンノイ・ユーザー宅を訪問した際、紹介されまして、聴きに行きました。
>そこで、何とモニターシルバー(あめ色キャップの)12inが内蔵された
>旧カンタベリーを聴きました。
私も、たぶんそれを聴いたと思います。
> 現代(私が使いこなせなかった頃)の
>タンノイにある低音のモタモタした感じが微塵も無い。寧ろ、音としてはバリッと
>した印象で、毅然とした雰囲気が感じられました。
旧オートグラフはもう少しスケールが大きく、低域も伸びていたかと思います。
モニター・レッドになってからのオートグラフも、コーン紙が軽くてスピードのある
再生音を得意としていました。
>周波数帯域は十分に伸びているという感じが無い為、高域の浮遊感が不足して
>いますが、どうしてどうして侮りがたいものがありました。
その当時は、これでもかなり周波数特性が良いスピーカーだったと思います。
>オールドタンノイもソースを選べば十分に聞きごたえのある音を出すのは
>さすがモニターシルバー、という事なのでしょうか。
そうですね。モニター・ゴールドまでは、そういう雰囲気が残っていたと思います。
そう言えば、ハーベースが3ウェイのスピーカーを出しましたが、ウーファーが、まる
で往年のモニター・レッドの様な、軽くて薄い、反応性の良いコーン紙を使用している
様です。
476 :
k3809 :2001/07/26(木) 00:59
アーデンUへのアドバイスありがとうございます。エッジが弱って交換準備中で今までまともに聞いて なかったんですが、よく聞くCD数枚を聞いてみました。確かにSRMと違って独特の響きがありますね。 こちらのほうがタンノイ特有のサウンドに近いんですよね。ターンベリーと同じような傾向を感じました。 国産の安物の音の曇りとは違ってより透明なお上品な甘さのようですがオーディオ初級者には これをどのように鳴らすかは部屋の条件も含め試行錯誤が必要そうです。B−2をつないだメリットは パワーメータがついていたことでした。2Wでも結構大きな音で鳴ってくれます。 エレキットの真空管でもゲインは十分そうです。
477 :
K :2001/07/26(木) 01:42
>>476 k3809 さん
>2Wでも結構大きな音で鳴ってくれます。
ちょうど彰篠宮さんが、今、いらっしゃっている信州に、モニターレッドをユートピア箱に
入れて、マランツ#7と、自作の2A3アンプで鳴らしている達人がいらっしゃいます。
確かにたった3Wクラスのアンプでしたが、見事に爽やかになっておりました。
そう言えば信州には、クォードの石のアンプでG.R.F.Memoryを鳴らしていて、電源コンセン
トと電源ケーブル、タップ、スピーカーケーブルを上手にアレンジして、低域がだぶつかず
にしなやかで、少しタンノイ独特の、イギリスの低めの雲を思わせるような、陰影の濃いサ
ウンドを聴かせる方とか、先日挙げた原村のペンション・ムジカとか、少し山梨側に入れば、
カンタベリー15の使い手の方とか、多士済々です。
みなさん、一家言持った、素晴らしい方達でした。
478 :
彰篠宮 :2001/07/26(木) 06:47
Kさん、質問に対してお答えします。 >ところで、メインアンプは、まだウエスギをお使いですか? ウエスギのアンプが結局フニャフニャ言っているだけなのではないか? と感じるまで2年ほどかかりました。 その後 クオード510×2台 マッキントッシュ7270 プライマー200シリーズ と買い換えを致しております。XRT20で多少肥大気味であった音像を、 プライマー200シリーズのブリ+パワー+CDが細身に調教してくれて、 そこそこに鳴ってくれている様に思います。 GRF Memoryとは、結婚する際、住む家には大きすぎるという事で クオード510時代に別離を迎え、新婚時代はセレッションSL700で音楽を 楽しんでいました。
479 :
K :2001/07/26(木) 09:10
>>478 彰篠宮さん
>プライマー200シリーズのブリ+パワー+CDが細身に調教してくれて、
>そこそこに鳴ってくれている様に思います。
プライマーですか!
これなら低音が出過ぎることはないですね。スピーカーコントロールも良いようだし。
ただ、逆に、低音が出ない可能性があります。
石のアンプはダンピングファクターが良すぎるので、スピーカーを余計に振動させない
という点では、最新のエンクロージャーが響かないタイプのスピーカーなら良いような
のですが、逆にタンノイのような、エンクロージャーを響かせて音造りをしているもの
では、低域が出ないかも知れません。
私はかつて、サイテーション・シリーズという、ハーマンカードンのダンピングファク
ターがかなり高いアンプも使っていましたが、これがまったく低音が出ませんでした。
で、「黄金の組み合わせ」というウエスギアンプに換えたら低音が出るようになって、
換えた当初は大喜びでした。
ま、そのぬか喜びも一ヶ月程度で終焉し、今度は低音が出過ぎる弊害を味わうことにな
るのですが……。
いずれにしても、スピーカーを手に入れてからが勝負、ですね。
480 :
彰篠宮 :2001/07/27(金) 07:52
Kさん、 >マッキントッシュは、良くも悪くも、アメリカのスピーカーです。アンプもそうです >が、どうも私には「血」が違う様に思えてならないことが、時々ありました。 私が敬愛していたオーディオ評論家の瀬川冬樹氏が、「オーディオコンポーネントの 風土、民族性の差による音の個性」について度々言及しておられたのを懐かしく 思い出して拝読しました。 イギリスの音 米国東海岸の音 米国西海岸の音 ドイツの音 フランスの音 イタリアの音 北欧の音 日本の音 中国の音(真空管) ロシアの音(真空管) 確かに思い付くままにならべても、音の傾向は違いますね。 しかし、最近のハイエンドのオーディオ機器にはその、風土性がかなり薄れ、 瀬川氏が晩年に言われた「インターナショナルサウンド」という概念の製品が 多くなった様に思うのですが如何でしょうか? タンノイでも、シリーズ差で音の個性は随分と違う様に感じるので、 一概には言えないでしょうけど・・・。 そうそう、約20年ほど前、かなり高価なクラシックギターを購入した時、 スペイン&イギリス&ドイツの銘器を弾き込んで選択しました。オーディオ機器と 同様に国によって傾向があり面白く感じたものでした。 スペイン現代のギター・・・音が乾いていて、明るく、響きが良い。音質は軽目。 スペインのビンテージギター・・・現代の音の傾向に加え、ビンテージとして生き残る 楽器の音には気品が有る。 ドイツのギター・・・一音一音に粒立ちがしっかりしており、剛直なイメージ。 オーディオで言えばシーメンス、EMTの世界。 イギリスのギター・・・深く雲が垂れ込めた冬のイギリスのイメージで、音は湿り気味で 少し暗い。しかしながら、豊かな低音をベースにした音は毅然と 響き自己主張を怠らない。セレッション、タンノイのイメージに 似て居る様に思います。 結局1964年製のスペインのビンテージギターにしました。今でも持っています。 おとを出してやらねば可哀相なのはオーディオと一緒です。 その製品を開発した人間の育った風土は、そしてその機器を育む民族の耳という のは違うものだなあ、と感じたものです。
481 :
K :2001/07/27(金) 11:42
>>480 彰篠宮さん
>しかし、最近のハイエンドのオーディオ機器にはその、風土性がかなり薄れ、
>瀬川氏が晩年に言われた「インターナショナルサウンド」という概念の製品が
>多くなった様に思うのですが如何でしょうか?
確かに、以前ほどの強烈な個性を持っているスピーカーが減ってきた様に思います。
>タンノイでも、シリーズ差で音の個性は随分と違う様に感じるので、
>一概には言えないでしょうけど・・・。
オートグラフでさえ、音を聴いただけでは、昔のように言い当てるのが難しくなってきた様に
思います。
>イギリスのギター・・・深く雲が垂れ込めた冬のイギリスのイメージで、音は湿り気味で
>少し暗い。しかしながら、豊かな低音をベースにした音は毅然と
> 響き自己主張を怠らない。セレッション、タンノイのイメージに
>似て居る様に思います。
なるほどねぇ。やっぱり、お国柄って出るんですね。
>結局1964年製のスペインのビンテージギターにしました。今でも持っています。
イエペスのレコードを聴いていたせいか、何となく、スペインとギターの組み合わせがピンと
来るように思います。ま、ある程度は思いこみの部分もあるのでしょうが……。
>その製品を開発した人間の育った風土は、そしてその機器を育む民族の耳という
>のは違うものだなあ、と感じたものです。
私のオーディオの師匠でもある叔父が、かつてこんなことを言っていました。
「その国々の食べ物が違えば、人々の体質が違ってくる。言語の違いが音楽のリズム感やフレー
ズの違いになってくる。気候(天気)の違えば、性格も違ってくる。同じ日本でも、九州と大
阪では、方言も民謡も違ってくる。どんなに世界が(交通の便などが良くなって)狭くなって
も、その土地土地での違いは残る」
もっといろんなことを教わりたかった叔父も、亡くなってしまって、もう、訊こうにも訊けなく
なってしまいました。亡くなる4日前に見舞った時、
「音楽は結局は人から教わるものじゃない。自分で聴いて良ければ、それで良い。オーディオだ
って同じだ。基本的な姿勢が間違っていなければ、あとは自分で切り開いていくだけだ」
と、最後までオーディオの話をしていたのが思い出されます。
それにしても、「もし、自分に何事かあったら、オーディオ関係はKちゃんにやってくれ」と遺
言していたそうですが、結局、ご家族の話し合いで、全部売り払ってお金に換え、遺族で分配し
たとのこと。
買い取るだけの財力が当時の私には無かったので、仕方がないと言えば仕方がないのですが、い
ろんな意味で、残念でなりません。
482 :
通りすがり :2001/07/27(金) 14:02
言い話だなぁ〜。 今度ゆっくりROMしますので、引き続き色々聞かせてください。
483 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/27(金) 15:32
頭がタンノイ(クス
484 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/27(金) 15:47
485 :
K :2001/07/27(金) 16:06
7月26日、昨日の午後、スキャンテックの社長さんが拙宅を訪問されました。 コニサー4.0の改良モデルを持参していたのですが、「正直言って、ここで鳴らしたくないんで す。いじったのは、NFBの抵抗値を3倍にしただけなんです」と平身低頭。 「今、秋のオーディオフェアーに向け、パワーアンプのプロトタイプを制作中です。この完成モ デルが12月には市場に出ると思います。それが一段落して、1月くらいから、コニサー4.1の試作 に入らせていただきたい。すでにプリント基板のデザインは数種類、上がってきています。実装 してテストを行い、完成するのは、2月か3月頃でしょうか。 希望があれば、コニサー4.0から4.1に有償でバージョンアップすることも考えています。 もちろん、4.0購入時にすでにS/Nの件でお申し出があった方に対しては、無償でバージョンアッ プ出来るように致します。 ですから、それまではそのまま4.0を使っていて下さい」 と言うわけで、私は聴きたい気持ちをグッとこらえて、聴かずに我慢することに致しました。 で、そういったこともあったせいか、私がS/A Labs High End Horse3.5のケーブルをつなげる作 業を、快く手伝ってくれました(^^)v そしてその成果ですが、大笑い。 今まで、「鳴らない」と文句ばかり言っていたタンノイのオートグラフ・ミレニアムですが、な んと鳴りすぎるくらい、鳴る様になっちゃいました(^^; 確かにジャズなどを鳴らすには、JPSのSuper Blue 2は良かったし、低域が肥大せずに、高域まで 一本、ビシッと芯が通っていたのですが、クラシック音楽を聴く場合は、特にタンノイのスピーカ ーを使って「高解像度」かつ「伸びやかな低域」で聴こうとしたら、S/A Labs High End Horse3.5 の方が、断然、気持ちよく聴くことが出来ます。 低域は伸びる伸びる、ホーンの板も、よく響きます。 そして何よりも、LINNのCD12の、ステージにオーケストラの演奏者がビッシリ密集して並んでいる 感じが出てくるようになり、「現代版・オートグラフ」ならではのサウンドを楽しむことが出来ま す。 おそらくこの音は、旧タンノイ派からは、「ソナス・ファーベルじゃああるまいし、小綺麗で分解 能良く、色気たっぷりに鳴らしてどうする!」とお叱りを受けるかも知れません。 また、ウィルソン・オーディオのSystem 6派からは、「分解能ではウチに敵わないんだし、高分解 能で聴きたかったら、タンノイなんて問題外」と言われそうです。 でも、EARのV20で鳴らした時の音を聴いてしまうと、もう、後戻りは出来ません。 CD12のお陰もあるのでしょうが、凛として清々しく、透明感(これはSPケーブルのお陰?) あふれるタンノイサウンド……。 どこかで聴いたことがあるようだと思ったら、なんとあの、長野県原村のペンション・ムジカの清 々しさに相通じるものがあるんです。もう少し、我が家の方が、低域は出ていますし、V20なら 曇らずに、スッと出てくれます。分解能では、圧倒的に我が家の勝ちです。 時代が変われば変わったで、オートグラフで鳴らす音楽の楽しみ方も、新たな展開を見せてくれる ものだと、感心した次第です。 それにしても、V20で良いとなると、コニサーや是枝300Bプッシュプルアンプが、宙に浮い てしまいます。コニサーが160万。是枝300Bが168万。合わせたものが、55万円少々のプリメイ ンアンプに敗れてしまったと言うのは、なんとも皮肉な話です。 ちなみに、コニサーの社長は、V20になる直前にお帰りになったので、まぁ、良かった様な、悪 かった様な……(^^;
486 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/27(金) 17:31
風土ねぇ。 じゃあ、日本人はどういうオーディオが好みなのよ? この板をみれば分かるように、日本人でも、みんなバラバラだと 思うけどね。
487 :
たくみ :2001/07/27(金) 19:13
>>485 う〜ん、Kさんのカキコはニフティ時代と変わらず、
システムの持っている魅力をファンシーな文章で
本当に良く表現してくれていると思います。
お陰で、思わず何かを買いたくなってしまう方、
もしくは買ってしまった方と被害者多数(笑。
このスレの方もお気をつけ下さいね。(当然冗談ですが)
それにしても、Kさんにしても、夜梨さんにしても、
その他の旧ニフティのメンバーの方々が、今なお現在進行形で、
オーディオに打ち込んでおられるのは、あの時代を知る自分には
嬉しい限りです。
思わず、スレと関係ないことを書いてしまいました。
そろそろ「名無しさん」に戻ります。
では(^^)/
488 :
彰篠宮 :2001/07/27(金) 19:16
Kさん 本日の激変は大収穫でしたね。 叔父上様のお話、拝読しました。 きっと叔父上様も、Kさんの鋭敏な耳に、自らのオーディオ道を 託したかったのでしょうね。 ある意味で、趣味に打ち込んだ当人が亡くなった後の処理、というのは いろいろな意味で複雑ですね。 亭主が音楽を聴いていて、ふと通りかかった奥さんが 「あら、どうしたの、今日は良い音で鳴っているのね。(^_^)v」 なんていう会話が日常で繰り返される家庭なら、亭主亡き後も オーディオ装置丈は残るでしょう。うちも頑張らなくては。 その為には、良い音で鳴らすのが先か?家庭サービスが先か・・・mmm
489 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/27(金) 19:15
いまだにオーディオに打ち込んでおられるところを見ると、いっこうに 進歩してないのでは?
490 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/27(金) 19:16
氏ぬまでやってろや、ゴルァ
491 :
K :2001/07/27(金) 19:37
>>490 >氏ぬまでやってろや、ゴルァ
言われるまでもなく、きっと、死ぬまでやってるでしょうね。
492 :
彰篠宮 :2001/07/27(金) 19:54
>>486 さん
音の風土、民族性というのは20年以上このオーディオの世界に
遊んでいる中年(-_-;)の人々には通じる言葉なのですよ。貴殿は
きっとお若い方なのではありませんか。
たとえば、真空管のアンプに様々な国のタマを差換えるとします。
英国のタマならしっとりと鳴り、
東欧のタマなら、どこかしらほの暗さが漂い
中国のタマでは京劇しか聴けない・・・ドラの音が抜群
という具合に違うのと同様に、スピーカーでは音の差が一層顕著に出てきます。
イメージで言うと以下の通りではないでしょうか。
1.米国JBL・・・雷鳴を鳴らすのが得意。右肩上がりの乾燥したシャリシャリ音。
2.米国マッキントッシュ・・・高域は若干なだらかに伸びる感じで落ち着いた音。
JBLに対しては幾分ウエット。
3.英国セレッション・・・しっとりとした柔らかい肌触りの音であり、高域まで
細身で柔らかく伸びる印象。
4.仏国キャバス・・・大型の物であればそれなりに低音は出るが、音質の基本は
軽さと洒脱にある。高域にキラリとした輝きがある。
5.日本・・・ヤマハ、ビクターはウエットで歯切れが悪い音。大編成の交響曲を
鳴らすのは不得手であり、カン高い響きが特徴。
個別のメーカに付いて異論が多々お有りでしょうが、私の感想は上記の通りです。
その昔、そうヤマハNS1000Mが絶頂期だった頃の印象ですヨ。
現代の日本人の耳は低音を聴ける様になったか?というと私を含め大多数の人は
難しいのでは、と思います。日本のスピーカーで澄んでいて、且つ、持続する低音を
鳴らしているのを店頭で聴いた事がありません。貴殿はどう思われていますか?
日本の風土に育った楽器に低音が出せる物は「祭りの太鼓」ぐらいしか無く、
横笛、琵琶、尺八、琴では低音を望むべくもありません。
オーケストラが日本に入ってきてまだ百数十年であり、低音を鳴らす風土が
長い時間を掛けて育っている、とはまだまだ言えないのでは無いかなぁ。
もっとも優れた、鋭敏な耳の持ち主は沢山いらっしゃるので、将来的には
判りません。低音の再現性に優れ、日本人の「森を見ずに、葉脈を見てしまう」
繊細さ?を併せ持った面白いオーディオ機器が出来るかもしれませんね。
死ぬまでたのしい思いを続けていくよ、わしゃ。 たのしい思いをするための術は身に付けたしな。
494 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/27(金) 20:26
自慰がじょうずだってのをあまり堂々といわれると、こっちが 恥ずかしいモナー
495 :
名無し :2001/07/27(金) 20:41
ONANIE気持ちいい。 うっっ
496 :
名無し :2001/07/27(金) 20:46
ずびっずびっ。 おっと、コルク汚しちまってい。
497 :
名無し :2001/07/27(金) 20:50
頭タンナイはずかしいわ
498 :
名無し :2001/07/27(金) 20:54
恥ずかしいけど気持ちいい事大好きよ
499 :
名無し :2001/07/27(金) 20:59
500 :
500 :2001/07/27(金) 21:02
500番ゲットだぜい
501 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/27(金) 21:06
>>492 たしかに、若輩者っす。解説はありがたいっす。
しかし…。
民族性や風土が本当に支配的であるなら、日本の風土に育った者に
は、ジャズや、いわゆるクラシックは、相容れることができなくなる
ことになりませんか?
単に、どのスピーカーがどの音楽に合っているから、これがよい
などと、日本の風土で育った者はやすやすと選択して、満足できる
のでしょうか?日本の風土に育った者の嗜好が反映されないのでし
ょうか?
502 :
K :2001/07/28(土) 00:01
>>501 割り込み、失礼します。
>民族性や風土が本当に支配的であるなら、日本の風土に育った者に
>は、ジャズや、いわゆるクラシックは、相容れることができなくなる
>ことになりませんか?
音大に入ってみるとよくわかるのですが、日本の音楽教育には、古代ギリシャ、いやそれ以前から
連綿と続く、感動や祈りを本能的に音にして表現するという、最も原始的かつ精神的な部分が、ス
ッポリ抜けています。
技術的には日本人は最高だと思います。でも、日本人演奏家の演奏を聴くと、感動が少ない。
これは一番ベースの「根っこ」の部分が抜けているせいだと思わざるを得ません。
例えば、右手でピアノを「ド・ミ・ソ・ド」と一オクターヴ弾くとします。
作曲者の名前も無ければ、何という曲の一部、とも書かれていない。強さはフォルテで、しかも
クレッシェンド付き。日本人の学生さんは、そのまんま弾いてしまいます。
これがドイツの学生だと、「作曲家は誰か?」に始まって、「モーツアルトの初期のピアノ曲の
何番の一部なんだな?」と確認して、弾きます。その差たるや、歴然です。
先入観を持って弾くべからず、という言葉もありますが、一つ一つの音の緊張感から、モーツアル
トならではの、軽やかな浮遊感まで表現されると、本来なら一オクターヴ弾く間にクレッシェンド
をかけなければならないのに、右手小指の力が弱くて、実際にはクレッシェンドになっていなくて
も、まるでクレッシェンドになっているかのような弾き方に聴こえてしまうから不思議です。
もっとも、最近では日本の音大を卒業する前に、海外に出て音楽コンクールに出てみたり、それを
きっかけにして、海外の音楽院に留学する方も増えてきています。
その中で、己の限界を知り、本場の持つ独特な雰囲気を頭で理解し、その違いをわきまえた上で、
客観的視点に立って演奏するようになる、あるいは「血」の共通する部分に目覚め、あくまで主観
的に演奏する場合があって、どちらとも優劣は付けがたいのですけど、素晴らしい演奏家に育って
行くケースが増えてきています。そういう意味では楽しみと言えるかも知れません。
でも、「根っこ」がない演奏は、どこか空虚に響くことがあります。
たった、フレージング一つとっても、ウィーンの聴衆はそれが何であるかを本能的に知っていたり
します。それが古いミサ曲だったり、ドイツの14世紀の酒場で流行した音楽だったり、現代では知
る由もないと思っている様なものを、感じ取って演奏したりしますからで驚きです。
>単に、どのスピーカーがどの音楽に合っているから、これがよい
>などと、日本の風土で育った者はやすやすと選択して、満足できる
>のでしょうか?
いや、迷うでしょうね。
ブラインドでメーカーを隠して聴かせたら、けっこう滅茶苦茶な選び方をします。
私なんか、PIONEER EXCLUISIVE 2404を、JBL S3100 MkIIと間違えてしまったくらいですから、ひ
どいものです。
ケーブル一つで音が変わるのだから、仕方がないと言えば仕方がないのですが、イギリス室内管弦
楽団のヴァイオリンの方は、ハーベースとロジャースを、どんなにスピーカーケーブル換えても、
迷わず選び当てていましたから(しかも、ヘラヘラ笑いながら(^^;)、根本的に音の聴き方が違う
のかも知れません。
> 日本の風土に育った者の嗜好が反映されないのでし
>ょうか?
今、日本人の30歳くらいまでの好みの音の傾向は、SONYだそうです。
ウォークマンなどでシャカシャカした音楽を聴いているのに慣れすぎた感があります。
SONY以外にアキュフェーズやビクターもあったそうですが、他はちょっとわかりません。
そろそろ、「雅楽を鳴らすのなら、このスピーカー!」ってのが出てきても良さそうな気がするの
ですが、まだ、当分、無理でしょうね。
雅楽をならすのなら長岡式BH!
504 :
K :2001/07/28(土) 00:11
>>489 >いまだにオーディオに打ち込んでおられるところを見ると、いっこうに
>進歩してないのでは?
これは、よく考えるとおわかりになると思うことなのですが、もし、以前の所で満足してしまっていたら、
こんなにオーディオ、打ち込んでやっていないでしょう。そして、進歩もしていないでしょう。
まだもっと良い音が出るに違いないと思うからこそ、一生懸命に打ち込んでやることになるのですし、だか
らこそ、進歩もあると言うものです。
少なくとも、今日鳴っている音は、以前使っていたG.R.F.Memoryの時より、格段に楽しめる音になってきた
と思います。
505 :
タンノイ愛用者の外道 :2001/07/28(土) 07:22
みなさん、タンノイに熱いですね。 私は初期型スターリングのエッジを自分でセーム皮に張り替え、 天板にツイーターを追加している、タンノイ愛用者にあるまじき外道です。 しかし、押し入れの中には、JBLL-100 インフィニティSRM ミッションのスピーカーが眠っています。 アンプとの相性ということもありますが、音楽を鑑賞するためにタンノイに落ち着いています。 演奏技術の勉強や、PCを使った波形編集のモニタリングはヘッドフォン SONY CD900ST AKG K141を使います。 ちなみに、マトリックス・リア用に押し入れの天袋には、初期型のマーキュリーG20を放り込んでいます。 タンノイ愛用者としては結構な外道野郎です。
506 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/28(土) 09:11
Kさん、音楽なのかオーディオなのか、演奏なのか音なのか 巧妙なレトリックで誤魔化してるような。
507 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/28(土) 09:46
>>506 そうだね。
音楽が分かるのと、スピーカの音の差が分かるのとでは、全然意味が違う。
508 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/28(土) 09:52
>>507 仕方ないよ。
タンノイバカは論理的な思考が弱いんだから。
509 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/28(土) 10:28
>>506 けちつけちゃだめ。
好きだということに理屈をつけるのはほんとはメンドいんだから。
そしてここは、好きな話題について自由に語りあうところ。
510 :
507 :2001/07/28(土) 11:33
>>508 そんなレッテル付けは詰まらないから止めろよ。
ウィルソンユーザにだって論理的な指向に弱い人もいるし、逆にタンノイユーザにも論理学の教授がいるかも知れないぞ。
寧ろ、どうしてタンノイファンはスピーカを表現する際に、音楽の哲学を語りたがるのか、そっちに俺は興味がある。
>506〜508 可哀相に。 他人を揶揄することでしか優越感に浸れないとは・・・。 k氏の文章を読んでも、どこが巧妙なレトリックか、私にはわからなかった。 ごく素直に感想を述べているだけに思えた。 それに、音楽もオーディオも、演奏も音も、みんな相互に関係しているのだと思うが・・・。 断っておくが、私はタンノイユーザーではない。 インフィニティー・ガンマを使っている。 しかしここに書かれている数々の文章から得るものが大きいと思って、毎日見させてもらっている。 506〜508の方に申し上げたい。 あなたはどんなシステムで何を聴き、どういう理論をお持ちなのか? それをこの場で披露し、堂々とk氏に論戦を挑むのなら、まだわかる。 タンノイユーザーを揶揄し、貶めることだけを目的に書くのは止めた方が良い。 タンノイが嫌いなら、ここに来る必要もなかろう。 もし、タンノイを使ってみて不満に思うとか、嫌な点があって、それを良くしたいと思っているのなら、話は別だ。 どんどん質問すれば良い。 そうすれば、ここでならk氏をはじめ、どなたかが懇切丁寧に解決方法を説明してくれるだろう。 タンノイと直接関係ないことでも、ここでなら、きっと誠意ある回答を示してくれるだろう。 そういう場所が、心ないコメントで、見る気も起こらなくなってしまうことを私は危惧する。 ここがタンノイと関係ないROMでも安心して見れる、2チャンネルのオアシスであり続けて欲しいと願ってやまない。
512 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/28(土) 13:41
タンノイはステージが出てこないよ。音場再現が不得手だから。 だから、生演奏を思わせる様な音にはならない。 あと管弦楽の膨らみと言うか立体的表現も厳しいものがある。 音色はスターリングでもチェロの音を思わせる様な音色があるが。 逆にクレルの様に音場再現ができるアンプをタンノイに使っても、音はあわない。 音色の再現だけならモノーラルでも良いのでは、と極論を言ったりする。
513 :
506 :2001/07/28(土) 13:46
別に揶揄してるつもりはない。 ただ、Kさんの流儀でいくと、一枚のCDに最適な 1システムがあるということになるが、いかがなものか、 といいたかった。実際kさんは複数システムを所有しておられる。 つまり、音楽の数だけ最適なシステムがあるという思想。 これは何の疑いもなく語られるほど自明なものなのだろうか。
514 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/28(土) 14:07
>>512 また出てきましたね。
毎度繰り返す「タンノイは音場表現が苦手」というあなたの主張ですが、
もっと論理的に説明してもらえませんか?
毎回、言い切りの言い逃げでは、誰もあなたの主張に耳を貸す人は
いませんよ。説得したかったら、ちゃんとした説明が必要です。
515 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/28(土) 14:43
>>512 タンノイ嫌いの2Ch有名人のI、ウザイ!
とっとと逝け!
516 :
K :2001/07/28(土) 14:55
>>512 >タンノイはステージが出てこないよ。音場再現が不得手だから。
ひょっとしたら、新たにお見えになった方でしょうか?
常連さんにはくどくて申し訳ないのですが、また同じ様なことを書かせていただきますが、タンノイはポンと置いて
すぐちゃんと鳴るようなスピーカーではありません。ましてや、ツィーターの軸線上,+−45度くらいしかサービス
エリアがないため、そこから外れると、確かに音場が滅茶苦茶です。
しかし、少なくとも、今現在の我が家の音は、ソナス・ファーベルのアマトールをつないだときよりも、ハーベースの
コンパクト7をつないだ時よりも、JBL4344 Mk IIをつないだ時よりも、音場表現については上です。
ただ、ケーブルがS/Aラボになるまでは、ここまで出るとは正直思ってもいませんでした。
>だから、生演奏を思わせる様な音にはならない。
一度、岩手県一関まで足をお運びになりませんか?
そこに、ジャズ喫茶ROYCEという、ウェストミンスター・ロイヤルを鳴らしているお店があります。
ジャズ喫茶にタンノイ? とお思いになるかも知れません。私もはじめは心の中では、正直言って、ちょっとバカに
していた部分がありましたが、そこの音を聴いたら、そんな気持ちは吹っ飛んでしまいました。
>あと管弦楽の膨らみと言うか立体的表現も厳しいものがある。
これは、音場表現と分解能に関係してくる部分があります。
分解能は確かにSystem 6には及ばないでしょうが、膨らみを表現するという意味では、私が前に使っていた同社の
System 5よりも良いと感じました。
>音色はスターリングでもチェロの音を思わせる様な音色があるが。
そうでしょう?
>逆にクレルの様に音場再現ができるアンプをタンノイに使っても、音はあわない。
パスラボX600でお聴きになったこと、ありますか?
さすがに現在の我が家の組み合わせにはかなわないものの、なかなかなものでしたよ。
前のログをお読みになったらおわかりになるかと思いますが、現時点での我が家のシステムは、下記の通りです。
CD12→Red Rose Music Silver 1(インターコネクトケーブル) →EAR V20→ S/A Labs High End Horse3.5
(スピーカーケーブル)→オートグラフ・ミレニアム
もし、ご希望がありましたら、HP経由でメールを送っていただき、私の所でなら試聴することも可能です。
何なら、友人に売り払った昔のSystem 5を借りてきて、つないで聴き較べすることも可能です。
517 :
K :2001/07/28(土) 15:23
>>513 >ただ、Kさんの流儀でいくと、一枚のCDに最適な
>1システムがあるということになるが、いかがなものか、
厳密な意味で言うと、ディスクを造るにあたって、エンジニアの方がそれぞれ違い、収録したホー
ルも違い、温度が違い、湿度が違い、マイクロフォンだってきっと違っていることでしょう。
まったく同じマザーを使えば別でしょうが、再版やプレスする国が違うと、オリジナルと音が違っ
てくるというのも、有名な話です。
ですから、音楽のタイトル数だけ違う音が存在すると言っても良い。
それを自分に完璧に合った音が造りたければ、グラフィックイコライザーなり、なんなり使用して、
一枚一枚、ディスクをかける毎に自分好みの音に作り直す作業が必要になってきます。
それでも、差は縮まるかもしれませんが、完璧に同一化することは難しい。
それに、ふつう、そんな聴き方、しないでしょう?
別にしたって構いませんし、そういう聴き方を否定するつもりもまったくありませんが、少なくと
も私は、そういう聴き方はしません。
ポピュラーをソナスファーベルで楽しみ、ジャズはアルテックで楽しむ。クラシック音楽はタンノ
イのオートグラフで鳴らす……。せいぜい、この程度です。
さすがに今の我が家のオートグラフでジャズを鳴らすくらいなら、アルテックの方が楽しめます。
いくら私がタンノイが好きだと言っても、「タンノイでジャズを聴け!」とは言いません。
「タンノイで素晴らしいジャズを聴かせてくれるところがある」と言って、その場所とシステムの
組み合わせをお教えするくらいが、せいぜいです。
ま、いろいろスピーカーがあって、いろんな人が自分好みの音を見つけることが出来れば、それで
良いのではありませんか?
>>516 Kさん。こいつはKさんがこのスレに来る前に
同じ様な言い切りのイチャモンをしつこく付けてたやつだよ。
最近はおとなしかったけど、失業したか夏休みでヒマができたんだろう。
まともに相手してもムダムダ。
アンプなら、クレルもパスラボもレビンソンもアキュフェーズもいろいろ聴いていますが、 なぜもっとみなさん、趣味の多様性のことに言及しないのですか? ハッキリ言って、私はタンノイの音は嫌いです。趣味ではありません。 マーチンローガンなら喜んでいただきますけれど・・・。 でもそれはあくまで趣味の問題で、実に見事なタンノイの音を聴いたことがあります。 実に魅力的な音だと思いました。 そしてその音に憧れ、「いつかはタンノイ」という方がいらっしゃるのも事実でしょう。 しかしkさんが断るまでもなく、「名無しさん@お腹いっぱい。」さんがおっしゃるまでもなく、 タンノイはちゃんと鳴らすのは難しいスピーカーでもあります。 でも、要は使い手の技量ではないのですか? そしてどなたかがおっしゃっていた、「愛情」の問題なのではないですか? 拙宅の下の娘が、どうもレバーが食べられなかった。 妻はいろんな人に調理方法をきいて回り、試行錯誤の末、ついに娘に「美味しい!」と言わせた。 「でも毎日食べるのなら嫌だな」という娘に、「栄養がいっぱい入っているから、たまには食べようね」 と言ってきかせた・・・。 オーディオも似たようなところがありませんか? 毎日聴こうとは思いませんが、たまに聴く、よく調教されたタンノイの音というのも、また良いものです。
520 :
K :2001/07/28(土) 16:09
>>503 >雅楽をならすのなら長岡式BH!
おおっ、そうですか!
良いですか!
今度聴いてみよう。
ちなみに私が今まで良いと思ったのは、セレッションでした。
521 :
K :2001/07/28(土) 16:21
>>505 名前:タンノイ愛用者の外道 投稿日:2001/07/28(土) 07:22
>私は初期型スターリングのエッジを自分でセーム皮に張り替え、
>天板にツイーターを追加している、タンノイ愛用者にあるまじき外道です。
いやぁ、やりますねぇ。何が外道ですか! 素晴らしい!
こういうふうに徹底的に一つのスピーカーを、言葉は悪いですが、しゃぶり尽くす様な使い方をされている方の
ご意見を伺うと、非常に参考になります。
>アンプとの相性ということもありますが、音楽を鑑賞するためにタンノイに落ち着いています。
私は最初は演奏する側だったのですが、タンノイのスターリングを購入して以降は、すっかり聴く側に回ってし
まいました。クラシック音楽をここまで幅広く聴くようになったのは、スターリングのお陰だと思っています。
522 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/28(土) 16:22
523 :
K :2001/07/28(土) 16:27
>>519 インフィニティー使いさん
>しかしkさんが断るまでもなく、「名無しさん@お腹いっぱい。」さんがおっしゃるまでもなく、
>タンノイはちゃんと鳴らすのは難しいスピーカーでもあります。
本当にそうですよねぇ。
私もさんざんタンノイ使いの方のお宅にお邪魔しましたが(50軒は超えています)、本当に素晴らし
い音で鳴っていたのは、10軒もありませんでした。
ただ、その「素晴らしい音で鳴っていた」というのも、自分の判断基準に基づいてのことですから、
絶対的なものではありません。あくまで私がそう感じただけのことです。
>でも、要は使い手の技量ではないのですか?
まったくもって、おっしゃる通りだと思います。
そういう意味では、タンノイは、使い手の技量が試される、ちょっとイヤらしいスピーカーでもあ
ります(^^;
524 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/28(土) 20:09
>>523 AVヴィレッジで村井がこんな事書いてる。
和光テクニカルの試聴室にて…
「おおっ! ここもタンノイか」
最近気づいたのだが、タンノイをリファレンスにしているということは、自分のアンプや腕に、
ものすごく自信があるということの印なのだ。(たとえば八戸「アマデウス」)
巷でささやかれる「黄金の組み合わせ」というやつは、確かにそれなりの鳴り方をする。
しかし、所詮それだけのこと。
少しジャンルの異なる音楽をかけると、その品の良さはたちどころに仇となり、
「やっぱり古いんだよ、センスが」などと鼻で笑われてしまう。
だから、そう言わせない、絶対の自信を持つ者だけが、タンノイをリファレンスにできるのだ。
525 :
外道の根性 :2001/07/28(土) 20:57
不要振動を押さえるため、御影石で組んだスピーカー台の上にセッティングし、壁面の吸音処理をほどこし、 スピーカーと追加ツイーターの角度をピンポイントで合わせ、音像定位を追い込み, 自然な倍音を得るようにセーム皮エッジを自作し、 高音域の歪み感を取り除くため、200Vをトランスダウンしてコモンノイズを取り除いています。 オーディオルームのフロアに堂々と鎮座ましますタンノイ達に比べるとやっぱり外道なタンノイです。 セッティングを追い詰めて、自分なりに手を加えた外道スターリングは音楽を聞くということについては不満の無い状態です。 オケの広がりも良いし、Jazzのライブもリアルに熱く聞けております。 お金があれば、スターリングの両サイドにマッキントッシュのマトリックス部でも取り付けてみるか。(嘘)
いや、Kさん 本気にしないでえ(^_^;) ただ、長岡さんの推薦ディスクにオコラの「Japan」とかいうのが あったからね。
527 :
K :2001/07/28(土) 21:02
>>510 >寧ろ、どうしてタンノイファンはスピーカを表現する際に、音楽の哲学を語りたがるのか、そっちに俺は興味がある。
ひょっとしたら、
>>524 のコメントがその答えになるかも知れませんね。
>>524 >だから、そう言わせない、絶対の自信を持つ者だけが、タンノイをリファレンスにできるのだ。
自信があるくらいですから、それなりに一家言持った、音楽の哲学を語れるくらいの方が多いのかも知れません。
残念ながら、私はまだそこまで到達出来ていないと思います。
今のこの音、気に入ってはいるのですが、インターコネクトケーブルがRed Rose Musicだと少し線が細い気がします。
それに、S/Aラボのケーブル、80点をやっても良い出来だとは思うのですが、聴きこんでいくと、高域が少し人工
的な響きの様な気がしないでもありません。
この2点を改善するにはどうしたら良いのかが、現時点の課題です。
>524
>(たとえば八戸「アマデウス」)
東北の八戸、ですよね? 残念ながら行ったことがありません。
次に岩手県一関市を訪問する際、寄ってみたいと思います。
まずはインターネットで検索してみますが、どなたか、情報、お持ちでないでしょうか?
>>524 何を鳴らしてもまともな音が出せない上に、あげくのはてにメーカーの
セールストークにまんまと騙され、クズとホンモノをゴチャゴチャに
両方イイと思いこまされている村井のアホにふさわしい迷文ですな。
読む価値のないアイツの駄文の中ではめずらしくホントのことを
言っている。
529 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/28(土) 22:03
Kさんのページ拝見しました。 電源ケーブルなんですが、KさんはオーラルシンフォニックスのV3を気に入ら れてるようですが、一世代前の青蛇と比べてどう違うものでしょうか? 知人やショップの方からはV3のほうが音場感や情報量に優れるが、重心 の低さと低音のドシンとした押し出しなら青蛇と聞いてます。 でもKさんはV3のほうが低域の伸びが良く中高域の強調感が無いように 書かれてますので気になってます。 私は青蛇を1本持ってますが、やはり中高域の強調感が鼻に付くので、 V3のほうが自然でかつ高情報量、高解像度なら導入してみようかなと 考えてます。
530 :
K :2001/07/28(土) 22:24
>>529 >私は青蛇を1本持ってますが、やはり中高域の強調感が鼻に付くので、
私もいろいろ試してみたのですが、やはり高域重視型だと思います。
これについて、メーカー側に訊いてみたところ、「最初のモデルで高域が出なかったので、次のV2では
高域を出るようにしてみた。だが、今度は低域が出ないと言うクレームがあり、一番良いバランスをパー
フェクトに追求したモデルを出してみた。V2が良いと言う人もいるので、V2も同時に販売することに
している」と言うような内容のメールをもらいました。
これについては、ケーブルカンパニーのオーナーも同じ意見で、「V3の方がバランスが良いと思う」と
のこと。
私もそう思いますが、一点だけ、気に入らない点があります。
特に使い始めが顕著なのですが、パリパリとちょっと乾いた感じで鳴る傾向にあること。
最初はだいぶ悩みました。
我慢して使っている内に、少しずつしっとり感が出てきて、今ではこの分解能を使わない
テはない、というほどまでになりました。
でも、どうかした拍子に、そのパリパリ感が顔を出すことがあり、注意が必要と思います。
531 :
K :2001/07/28(土) 22:40
追伸
V3はデジタル機器には抜群に相性が良いようです。
アナログ機器につなぐと、特にプリアンプでは「パリパリ感」が強いようです。
ということで、
>>529 さんのコメントをきっかけに、V20の電源ケーブルをカルダスに換えてみました。
すると、S/Aラボに換えた時の人工的なシャリシャリした感じがだいぶ解消!
ひょっとすると、このシャリシャリ感、ひょっとしたらV3の影響だったかも知れません。
いずれにせよ、S/AラボのSPケーブル、エージングにあと数日かかるとして、もうしばらくこれをつない
だままで、他を当たってみることにします。
>>529 さん、本当に有り難うございました!
532 :
K :2001/07/28(土) 22:50
>>525 >不要振動を押さえるため、御影石で組んだスピーカー台の上にセッティングし、壁面の吸音処理をほどこし、
>スピーカーと追加ツイーターの角度をピンポイントで合わせ、音像定位を追い込み,
>自然な倍音を得るようにセーム皮エッジを自作し、
>高音域の歪み感を取り除くため、200Vをトランスダウンしてコモンノイズを取り除いています。
す、凄すぎる……(^^;
本当に力ワザですね。
でも、これはスターリングの素性をとことん知っていなくては出来ないことだと思います。
こういう話を聞くと、俄然、ファイトが湧いてきます(爆)
>セッティングを追い詰めて、自分なりに手を加えた外道スターリングは音楽を聞くということについては不満の無い状態です。
いやいや、これくらい手をかければ、気むずかしいタンノイでも、聴き手に寄り添った鳴り方をしてくれることでしょう。
羨ましい……。
533 :
K :2001/07/28(土) 23:37
八戸「アマデウス」って、オーディオショップだったんですね。 キングダムを鳴らしているとか。 AVヴィレッジの村井さんも訪れたことがあるようですね。 FASTのプリメインアンプで鳴らすと良いようなことを書いているサイトも見つけました。 それにしても、こんな夜中にお客さん? 今から来るって!? いったい、何時だと思っているんだろう(^^; 久しぶりにのんびりの週末かと思っていたのに……。 あ、もう来ちゃった様です。
534 :
k3809 :2001/07/29(日) 01:40
>525様 縁遠いハイエンドなお話を楽しく読ませていただいております。 と、とうとうタンノイをセーム皮で張り替えた方が出てこられたではありませんか! 私はエッジぼろぼろアーデンUの張り替えを計画しているプア・オーディオな人なのですが 張り替えに際して注意点などあれば教えてください!! 国産はずいぶんと修理したの ですがタンノイは初めてです。普通に張り替えちゃっていいんでしょうかねえ?
535 :
邪道なエッジ張り替え :2001/07/29(日) 08:29
>>534 特にタンノイだからという注意点は
同軸なのでセンタリングが他のものよりシビア。というぐらいでしょうか。
ちなみに、私のエッジ張り替えはとても邪道なやり方です。
理由は
カー洗車用のセーム皮を使っているので均一な品質であるわけないと疑われる。。
センタリングを正確にするためエッジを4分割しているので、理論的には正確な再生ができるわけ無いと言われる。
湿度変化のせいで年に2〜3回調整するの必要があるで貧乏くさい。
8年以上前に一本¥59,800で身請けしたスターリングなので、多少の無茶は恐く無い。
効能は
総じてアコーステック系の楽器の音の倍音成分が改善され、音場が広がった。でも音像のピントはボケない。
ボーカルの子音が柔らかくなったが、鼻づまりの声では無い。
など、ユニットの性能を引き出す云々ではなく、響きの改善の方向です。
という訳で、
ポリプロ素材のミッションのエッジを張り替えた時は驚く程良い方向に変化しましたが、
タンノイは紙コーンなので劇的変化と言うほどのこともなかったです。
でも、ゴムエッジには戻すつもりはないです。
536 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/29(日) 10:24
Kさん むしろこのスレこそロマンスレですね。 このスレが最初からあれば私もスターリングを手放さなかったかも。 残念。ただSPの自作にはタンノイ風を気取っていますよ(^^; 可変式バスレフとかコルク張りバッフルとか靴墨でBOXを磨くとか(W スレのさらなるご発展を期待しています。
537 :
529です :2001/07/29(日) 13:56
Kさん、青蛇と新型黒蛇V3についての詳しい解説ありがとうございます。 メーカーの回答も参考になりました。 先ほどアンプで青蛇とキャメロットPM-650を比較してみたのですが、青蛇のほうが 厚みがあり音楽に生気が宿ったように聴こえます。PM-650は高域がスゥーッと軽やか に伸びてスッキリ、分離も青蛇より良い感じなのですが、スッキリする分、音が薄く なってしまいます。新型黒蛇V3はおそらく青蛇とPM-650の良いとこ取りな感じ なんだろうと想像します。 パリパリ感が出てしまう場合があるというのは気になりますが、デジタル系とアンプ系 で入れ替えてみる手もあるので、どうにかなるかもしれませんね。
>>535 邪道なスターリング使い様 ありがとうございます がんばってみます
実は私もオー●バックスで売っている不均質天然セーム皮を切断、着色して修理の
予定です。一本3万円なりのアーデンだからというのもありますが、国産機の経験では
けっこうきれいに直るんですよねえ。音を出すのが楽しみだなあ
>538 セームエッジの裏側は多少ケバ立ててから張ってね。 まんま張っちゃうとfo上がっちゃうから。
540 :
TK :2001/07/30(月) 14:20
>>539 接着剤は何を使えばよいでしょうか?
エッジのぼろぼろになったP-610Bが手元に2本あるのです。
テストのときは上向きに置いて鳴らしてます。
文字通りフリーエッジなので歯切れの良い音がします。
>540 一般品のG17(ゴム系)でOKです。はみ出した黄色い接着剤が気になるなら 多種目用のCタイプ(セルローズ系・透明)でも良いです。少し接着力が落ちま が。どちらにしても両面に塗って、頃合を見計らって圧着。 エッジ形成は100円ショップや家庭用品売り場で、口径にあった円形タッパー (蓋付き密閉容器)を購入。蓋を取った容器にエッジ材を乗せて、スプレー糊を ひと吹きして蓋をして2日間。内円と外円を切りとればエッジの出来上がり。簡 単で安上がり。あーそれから、コツは、切り出した内円部をコーン紙に乗せてゲ ージ代わりにすると、コーン紙・エッジ・フレームの位置関係がずれずに決まり ます。 まあP-610Bならでかい音は無理なので、元のようなフラットエッジでいいか もね。 16センチ程度ならいいけど、口径の大きな物はセンターキャップ外してスペーサ ー噛ましてやる。その時よくてもボンドが完全に乾いた時の引きつりでボイスコイ ル擦ってももう遅いよ。
542 :
TK :2001/07/30(月) 21:04
>>541 非常に詳しい御説明をどうもありがとうございました。
>>539 ありがとう 実は毛羽立てていますよ でもfoのことは考えていませんでした
>>541 G17は同じですねえ ロールエッジは同じような方法で作ってましたが
かなり堅くしないとうまくいかないので最近はフラットに戻ってしまいました。
堅くするとセーム皮の意味が無い様な気がするので悩ましい所です
スプレーのりは使ったことないですねえ。試してみようかな!?
接着後ボイスコイルすれなど失敗に気付いた場合G17ならラッカー薄め液を浸透すると
比較的容易にはがれ、やり直しは可能です。もともとの粘着材等も同様に容易に落ちます。
ただし新品のウレタンエッジも侵食(膨潤)するので相手の素材には注意が必要です。
>>521 をを、これはK先生ではありませんか。ラックスでリチャード
アレンしている某猫です。しかしなんでK先生が2ちゃんなどに(^^)
先生のお導きにもかかわらず、演奏側から足を抜けず合唱だの
独唱だのやってます。音を聞くのも自分でDA38回して録ったのを
スタックスで聞くのが多かったりして。
#正規の音楽高等教育をうけてないから、逆に足を洗えないのか
もしれない。
まあオーディオやる皆さんも演奏の経験や録音の経験があると
音の聞き方が変わります。「プロは凄い」「プロの作品をきちん
と再現するのは生半可な努力じゃできない」と心底思いますよ。
#しかしK先生もTANNOY一途ですねえ。TANNOYの業務用モニタが
欲しいなとかすかに思う今日この頃。
545 :
K :2001/07/31(火) 18:24
>>544 月よりの使者?けっこう仮面さん
これはこれは、T先生!
ご無沙汰いたしております。
で、お言葉を返すようですが、なんでT先生が2ちゃんなどに(^^)?
>#正規の音楽高等教育をうけてないから、逆に足を洗えないのか
>もしれない。
音大出ても、学校の先生になれれば良いんですが、現実にはヤマハ音楽教室
でアルバイト出来れば良い方で、現実は厳しいです。
本当にプロとして活躍できるのは、入学した中の1/10以下でしょう。
>#しかしK先生もTANNOY一途ですねえ。
あの頃とは格段に進歩していますよ。
一度、ぜひ遊びにいらして下さい。
546 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/31(火) 22:50
あげておきます
547 :
草葉の陰の山中 :2001/08/01(水) 04:31
タンノイやJBLはビンテージ。 ステージだの3次元空間表現だのを求めるのはHIFIの世界です。 同じピュアオーディオとして括られますが、まったく別物です。 ですから、お互いの趣味を貶し合うのは無意味です。 やめましょう!
>タンノイやJBLはビンテージ。 >ステージだの3次元空間表現だのを求めるのはHIFIの世界です。 HiFiっていうコトバ自体もビンテージな用語だよね。 VHS-HiFiの登場の時に懐かしく思ったものさ。ハイフィ(ハイファイ)ねぇ〜って。 ステージだの3次元空間表現だのを求めるのは Stereoの世界って事でいいんじゃないんでしょうか? HiFiは、ステレオとは限らないですから。 強いてコダワルならば Stereo HiFi だ。
549 :
菅野沖彦 :2001/08/01(水) 12:10
2chのPAVの中でも、ひときわ優良掲示板であった、タンノイで聴こうよ、もついに自作&汚オーディオが浸食してきましたな。 願わくば、タンノイの品位、品格をそこなう様な改造はやめて頂きたい。
550 :
彰篠宮 :2001/08/01(水) 12:29
>501さん 返答遅れ申し訳ございませんでした。自宅からの書き込みが 出来なくなりました。 >単に、どのスピーカーがどの音楽に合っているから、これがよい >などと、日本の風土で育った者はやすやすと選択して、満足できる >のでしょうか?日本の風土に育った者の嗜好が反映されないのでし >ょうか? >>Kさん >今、日本人の30歳くらいまでの好みの音の傾向は、SONYだそうです。 >ウォークマンなどでシャカシャカした音楽を聴いているのに慣れすぎた感があります。 >SONY以外にアキュフェーズやビクターもあったそうですが、他はちょっとわかりません。 私は、Kさんより幾分楽天的かもしれません。 その昔、20年程前までは日本的な音、いわゆる「カン高い響き」を持つ コンポーネントのうちでも、特にスピーカーは海外では受け入れられる事は ありませんでした。彼らのあらゆる音楽表現がその響きを容認しなかったから だと思います。 しかし、その後日本製のスピーカーユニットTADが海外で認められた時期も あり、状況は徐々に変わりつつあるのではないかと思うのですが如何で しょうか? 501さんが、Kさんの様に修練を積めば様々な場所でなっている良い音を 実現しようとすれば貴殿の未来は明るく広がるのではありませんか。 いや、そう考えましょう。 ただ、ウオークマンの弊害については同感です。自分の子供にはあの 忌まわしい装置(ウオークマン)は使わせたくない、と思います。
551 :
彰篠宮 :2001/08/01(水) 12:42
>>Kさん >例えば、右手でピアノを「ド・ミ・ソ・ド」と一オクターヴ弾くとします。 >作曲者の名前も無ければ、何という曲の一部、とも書かれていない。強さはフォルテで、しかも >クレッシェンド付き。日本人の学生さんは、そのまんま弾いてしまいます。 昔、母にピアノの手ほどきを受けていた頃の話。音楽的なスケールの 弾き方に付いて聞いた話があります。「それはクレッシェンドで弾く」 という事であった様に記憶しています。 でも、本当は下記のドイツの学生の様に、その楽曲の生まれた背景を 理解しなければスケールも上手く事も出来ないんですねぇ。 >これがドイツの学生だと、「作曲家は誰か?」に始まって、「モーツアルトの初期のピアノ曲の >何番の一部なんだな?」と確認して、弾きます。その差たるや、歴然です。 >先入観を持って弾くべからず、という言葉もありますが、一つ一つの音の緊張感から、モーツアル >トならではの、軽やかな浮遊感まで表現されると、本来なら一オクターヴ弾く間にクレッシェンド >をかけなければならないのに、右手小指の力が弱くて、実際にはクレッシェンドになっていなくて >も、まるでクレッシェンドになっているかのような弾き方に聴こえてしまうから不思議です。 また勉強になってしまったなぁ。
552 :
彰篠宮 :2001/08/01(水) 12:44
>>507 さん
>音楽が分かるのと、スピーカの音の差が分かるのとでは、全然意味が違う。
貴殿は、より良い音楽を聴く為に、鳴っている音を良くしようとしている
のではないですか?
それとも貴殿は、ただ音響を楽しむ丈の為に、オーディオコンポーネントの
音を聞き分け、音質を向上させようとしているのでしょうか?
是非お教え頂けませんか?
私は、511さんがおっしゃる様に、
>それに、音楽もオーディオも、演奏も音も、みんな相互に関係している
のだと思います。老婆心ながらお尋ね致します。
553 :
彰篠宮 :2001/08/01(水) 13:56
>>547 さん
>タンノイやJBLはビンテージ。
>ステージだの3次元空間表現だのを求めるのはHIFIの世界です。
良く吟味され、そして注意深く調整されたオーディオ機器を使い、
良質のソフトを鳴らせば、音場、音像表現が出来るのがステレオ
HiFiの世界です。オーディオを追求する人は独奏者、独唱者、
室内楽団が自分の為に部屋へやってきて、自分丈の為に演奏して
くれる状態を目指しているはずです。
その各要素の中で、何を選択するかは各個人のセンスに任されている
のですが、私はJBL、タンノイがその能力が不充分であるとは
一度も感じた事はありません。
別物であると感じられるのはどんな点でしょうか?
554 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/01(水) 14:17
Kさんが別人になったみたい。
555 :
ウチの子は外道なスターリング :2001/08/01(水) 16:31
>>549 菅野センセすみません。
リスニングルームが15畳あるとは言え、日本木造家屋では多少工夫をしてやらないと、
ウチの子うまく鳴ってくれないんですよ。
サーゥィン・ヴェガとかの音を目指してタンノイをいじっている訳ではないので、
見のがして下さい。音の品格は決して失っていませんから。
ウチの子はビンテージ扱いではないですしね。
(あああ...でもウチの60年代のヴィンテージ・マーティンギターは演奏し易いように、
あちこち改造したな。)
エンクロージャを迷彩塗装したくなったら、思いとどまるよう、よろしく御指導ください。
先生のお嘆きは十分に理解しております。
556 :
K :2001/08/01(水) 21:03
汚れの3809でございます。菅野さんってどなたか存じませんがえらい方なんですよね? 専門誌とか読まないもんで(^^; アーデン2のセーム皮いけませんか? えっアーデン2は 存在自体がタンノイの品位を傷つけてる!? ははっ 分かりました じゃあネットについてる ピンバッジ捨てちゃえー えーい ついでに澱怨のシール貼っちゃえー えっ?SRMはタンノイのいぶし銀の音が出ないまがい物!? まあこれはこれでいいかと・・ あっ いえいえ ピンバッジぽーい ついでに怨狂のシール貼っちゃえー これでタンノイとは分かりませんね えっ? おまえはB&Wの隠れ信者の上TANNOYでジャズのみならずこっそり J−POPなぞも聞いているのではないかと? はは・・ さよならー
558 :
K :2001/08/01(水) 23:52
>>549 菅野沖彦
これはこれは、先生、ご無沙汰致しております。
少々前になりますが、東京の下町、O氏宅でごI先生とともにご一緒させていただき、その節は大変お世
話になりました。有意義な時間をご一緒でき、皆、喜んでおります。
>2chのPAVの中でも、ひときわ優良掲示板であった、タンノイで聴こうよ、もついに自作&汚オーディオが
>浸食してきましたな。
「汚オーディオ」などという、先生らしからぬお言葉をこの場でお聞きするとは、少々残念です。
むしろ、先生なら、あの場のお言葉を借りるなら、こうして「頑張っている人達が居る限り、オーディオ
もまだまだ捨てたものではない」とおっしゃって下さるものとばかり思っておりましたが……。
>願わくば、タンノイの品位、品格をそこなう様な改造はやめて頂きたい。
オーディオの新たなる可能性を見いだすため、我々下々とご一緒されたものと思っておりました。
タンノイの品格も大切ですが、あそこでいろいろセッティングを変えたりして先生自身もその違い
を耳にされたかと思います。その上で「もっと楽しむ」ことの大切さもお話いただいたと思ってお
りましたが、いかがでしょうか?
P.S.
機会がありましたら、今度はちょっと遠くなりますが、拙宅へどうぞお越し下さい。
先生がティアックの関係者に漏らした、新オートグラフで「ちょっと気になる」点を払拭する
にはどうすれば良いか、その答えが我が家のオートグラフ・ミレニアムにはあるかと思います。
コニサーが4.1になる半年後にいらしていただけると、慎重にエージングを重ねたオートグラフ・
ミレニアムの姿もおわかりいただくことが出来ますので、一石二鳥かと思います。
瀬川先生の懐かしいプリも立派にレストアしてお預かりしておりますので、ぜひ、お越し下さい。
559 :
K :2001/08/01(水) 23:58
>>558 の私のコメントで、
>>549 菅野沖彦 の後に「先生」が抜けておりました。
先生に対してあの様なコメントを差し上げることも含め、ご無礼の数々、お詫び申し上げます。
560 :
中村主水 :2001/08/02(木) 02:17
数時間かけて最初から読みとおした者です。横から失礼します。 現在カンタベリー15(HEになる前の型)を使ってクラシック(オケもの中心) をよく聴きます。パワーアンプの買い替えを検討中なので、ご教授ください。 タンノイの音楽を濃厚に聴かせる部分に惚れていますが、ここへいわゆるハイス ピードアンプを組み合わせると、楽音の立ちあがりが改善され、より演奏者の意図 が表現されるのではないかと考えるようになりました。ゴールドムンドあたりはど うかと思うのですが、いかがなものでしょう? Kさんをはじめ試聴経験豊富な方 々の印象や感想などお聞かせくだいさいませ。低音がふくらみがちで、速い低音な ら気にならなくなるのでは・・・などとも想像します。よろしくお願いします。 Kさんへ・・・KさんがHPにあった北九州の方なら、ミレ二アムを聴かせて いただけませんか? わたし近県に住んでおります。お許しが出ましたら、HPか らメールをさしあげたいと思います。
561 :
たまには正統派で :2001/08/02(木) 06:34
品格の無いやつだと思われるので、たまには耽美なタンノイ自慢レスを。 わたしの聞くレコードやCDはアコースティック・ギターものが多いのですが、 これらには使用楽器や使用マイクがクレジットされているものが多いのです。 雑誌などで演奏者についての知識も常に興味をもって見ています。 そして、自分自身も演奏目的のヴィンテージ・ギターを数本所有しています。 音楽仲間が来ると、タンノイでCDを聞きながら 『ああ、忠英さんのこの曲美しい。50年製のJ-50ですね。マホガニーの音も捨てがたいなァ』 『次の曲は、ラグタイムで新しいタコマですか、ギターの音が若い。上手ッ!これはローズウッドのガツンとした音ですよねェ、マイクもノイマンじゃなくゼンハとAKGのミックスですよ。』 『これ角質化した指で弾いてますよね、似てるけど爪の音じゃない、リードはピック0.40mmぐらい使ってますね。』 『いやインタビューで0.35mmと言ってたから、もう少し薄めだね。』 『げっ!ホントに28の音ですか、高音域までぶっといですよ。(と同機種のわがギターに目をやる。)しかもバカウマでカッコイイ!!』 といった新CD情報交換・鑑賞の会話がひととおり交わされた後に、ギターを弾き始めます。 友人氏のスターリングに対する評価は 『でも、ここで聞くと(演奏者の)意図も良く分かるし、技術以外に(演奏者の)センスも見えてくるし、音楽の把握がし易いですよね。』 と言っていただいております。 ウチの子は、”ライブ録音で咳払いが何回聞こえた。”とかいう音の追い込み方をしたスピーカーとは別の次元で教育していますので、(もちろん再生できるのだが)、その他にオケもピアノも、ウタダヒカルさえ快適です。 自作品のレコーディングのプレイバックはヘッドフォンを使いますが、マスタリング後のチェックで音楽的な見渡しをする時は必ず外道スターリングです。 長文申し訳ない。
562 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/02(木) 07:52
>>560 中村主水様
タンノイに俗に言う”ハイスピ−ド”アンプを組み合わせるとの御意見ですが大阪
日本橋の逸品館のオリジナルアンプで鳴らすと不思議な体験をされるでしょう。
アンプが”ハイスピ−ド”(?)過ぎるとエンクロ−ジャ−が鳴らないためタンノイ
の良さが完全に死んでしまいます。ユニットだけ鳴ってるタンノイは聞けませんね。
563 :
K :2001/08/02(木) 13:26
>>560 中村主水 さん
>タンノイの音楽を濃厚に聴かせる部分に惚れていますが、ここへいわゆるハイス
>ピードアンプを組み合わせると、楽音の立ちあがりが改善され、より演奏者の意図
>が表現されるのではないかと考えるようになりました。
私もそう考え、10年ほど前、サイテーションというハーマンカードンのアンプを使っ
たことがありました。確かに、中高域のスピード感は増し、素晴らしいと思ったので
すが、いかんせん、低域が出ませんでした。
> 低音がふくらみがちで、速い低音な
>ら気にならなくなるのでは・・・などとも想像します。
頃合いを見るのが難しいと思います。
私はMarantzの古いmodel 1&5が非常に相性が良いと思いました。
たぶん、ダンピングファクターが適度に低い真空管アンプの中で、無帰還あんぷでなく、
そこそこNFBがかかっているのが良いように思います。
>Kさんへ・・・KさんがHPにあった北九州の方なら、ミレ二アムを聴かせて
>いただけませんか? わたし近県に住んでおります。お許しが出ましたら、HPか
>らメールをさしあげたいと思います。
そうですねぇ。
まだ買って1ヶ月で、エージングもまだまだという気がします。
それに、コニサー4.0が4.1になってからいらした方がガッカリしなくて済むかと……(^^;
スピーカーケーブルもS/A LABからやはり変更しなくてはならない様な事情も出てきました
し、メインアンプの是枝300Bプッシュプルアンプも、今、貸し出し中ということを考
えますと、もう少しお待ちいただけないでしょうか?
564 :
彰篠宮 :2001/08/02(木) 18:01
Kさん タンノイのRHR(SPECIAL LTDではない普通のもの)を予行演習 代わりに、或る店頭で聴きました。 その横にはJBL D40001ハークネス(130A+175DLH)と、 タンノイ キングダム12とが並んでいました。 アンプがケンソニック製だったので、タンノイには必ずしも合っていない と思いましたが、三者の音色の差を確認しました。 JBL D40001はピアノ、ドラムなどのアタック音を鮮明に 表現する場合に、優れた能力を有する事が改めて判りましたが、 ピアノの音響板の上に首を突っ込んでいる様で疲れる音ですね。 低音はやはり一定の音程で響く感じが強く、また、高域のレンジも 狭い為、現代HiFiのオーディオコンポーネントとしてその音質 そのものが私自身の好みから遠い部分にある事が判りました。 タンノイのキングダム12とRHRとは新世代のタンノイの実力を 思い知ったと共に、13年前のRHRのこなれた弱音にも捨て難い 魅力がありました。 共に抑制の効いた美音ではあるものの キングダムのフレッシュで瑞々しい(学生時代の吉永小百合の様な・・・) RHRの人生の酸いも辛いも味わったみたいな含蓄のある(原節子・・・) 高音はどちらも魅力的でした。RHRの方が幾分細身でしょうか。 低音には、やはりKさんのおっしゃった様に大きな違いがありました。 キングダムの低音は、かつて私が使っていたGRF Memoryより はるかに量的にコントロールされており、しかも堅固な感じがしました。 マーラーを演奏する大編成のオーケストラの<tutti>を オーチャードホールがびくともせずに受け止める様なイメージでした。 また、最近のパルシヴな音楽にも対応するのは、流石に新世代 タンノイですね。 それに対してRHRは、コントラバスが2本くらいの小編成の楽団が 奏でる軽い低音にサントリーホールの響きが加わって 「心地よい重量感を伴っている音でけれど羽根が生えている様に軽い」 とでも表現しましょうか。 痘痕も笑窪的に言えば「シャープで、引き締まって、鮮やかに、 歯切れの良い低音」と表現できるし、悪く言えば「低音が伸びて おらず、量的にも少ない」となるのだと思います。 私としては、RHRは下記2点の良い点を発見して収穫でした。 @なかなかキュートな音のする(タンノイに相応しく無い表現だなぁ)、 楚々として控えめな美しさをもった音がするスピーカーである事。 Aバックロードホーンでありながら、ホーン臭いこもり音か余り 感じられなかった事(D40001はホーンの音がしました)。 音場、音像については、販売店頭での試聴の為、内振りに 出来ず実力の程を確認出来ておりません。GRF Memoryで 見事な音場再現性を見せていた経験から、その点に付いては 余り危惧しておりません。後日、縁有ってRHR SPECIAL LTDに 邂逅した時、その美女にリスニングエリアを向いて貰い じっくり語り合おうと思います。
565 :
中村主水 :2001/08/03(金) 21:32
早速のお返事ありがとうございました。昨日からサーバーの調子がわるいようで・・・ これが無事送れたら、続きを書きこみます。
566 :
中村主水 :2001/08/03(金) 22:25
無事送れたようなので・・・ 562様、逸品館の音は聴かせてもらったことがあります。基本的には好みの 鳴り方でした。鳴っていたのはPMCのスピーカーでしたが、演奏者のやろうと していることはよく聴き取れました。実はSR5だけはAVをやっている方の 試聴機をまわしてもらって聴いたのです。低音は確かに「ぶ〜ん」と鳴って欲し いところが「ぶっ」で終わってしまう傾向がありました。ユニットが鳴って、箱 が鳴り出すまでにタイムラグがあって、箱鳴りがする前に次の信号が入ってきて いるような感じ・・・とでもいいますか。・・ SRモノ×2やミメイシス28 ならばまた違ってくるのかもしれません。この板をご覧の方で、ムンドを使って らっしゃるかたがいらしたら、つづけてご意見をうかがいたいと思います。 Kさんへ、わたしのねらいや速い低音の意味をスカッと理解していただきあり がとうございます。頃合いを見るのは確かに難しいでしょうね。年収の2割をか ける買い物になりそうなので、すごく慎重になってます。湯布院にお知り合いが いる由、お近くへおいでの節はわたしの音も聴いていただき、ご助言を賜りたい などとも考えております。 彰篠宮様、RHRが気に入られたようですね。わたし、カンタベリーの前に使 っておりました。スペシャルリミテッドではなく、ノーマルタイプのものでした が・・・。ノーマルタイプはパーティクルボードの突き板仕様で、そのせいか高 域がカサつくことが多くて苦労しました。バックロードですから、低音が遅れて 聞こえます。トゥッティでティンパニが半拍遅れてきこえるのにも参りました。 RHRは基本的に広い部屋を要求するのではないかとおもいます。2m程度の距 離だと、コントラバスが右下のバックロードホーンからきこえ、第1ヴァイオリ ンは左のスピーカーユニットからのエネルギーに引っ張られて、左上方に定位す るという不自然さも克服できませんでした。ですがあの美しいデザインは今でも 気に入っています。いつかスペシャルリミテッドに出会われることをお祈りいた します。 長々と失礼いたしました。
567 :
下道実験 :2001/08/03(金) 22:46
私はジャズファンでアルテックやらJBLをいじっているものですが クラシックにも多少興味があり、知人から385HPDを安く譲り受け ましたが、適当な箱がなくて、もてあましておりました。 だいたいがHPDというユニット、低音が極端にダブつく傾向が大きく その知人のゴールド15”にはほど遠いのです。ですからタンノイ用 と称される箱にはかなり疑問を感じておりました。 ところで以前はアルテックA7でジャズをガンガン鳴らしていたの ですが、どうにもうるさくて疲れるのでユニットを売り払い、箱の 828は将来A5にでも使えるかと考えて物置にほうりこんであったのです・・・・・ そう・・・その828の無骨な箱にHPDを入れてしまったのです。 バスレフポートは小さくしましたが、音はなかなかイケテルのです。 中音域が張り出して実に良い感じです。 音はイケテルのですが姿は全くイケテナイ。タンノイ系の優美な キャビネットとくらべるとまさにアグリー。劇場用の実用一点張りの 製品ですからしょうがないのですが音がラブリーなだけに少々残念。 それに大き過ぎる。 タンノイの箱で困ったらこんな手もあります・・・という実験報告でした。なお828は安く手に入ります。
568 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/04(土) 17:11
タンノイ初心者用スレッドが出来てるやん。 ココは濃過ぎて参ってしまいます。
569 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/04(土) 17:45
アンプで箱なりが抑えられるとかもう完全に次のステージに 逝かれてしまってますしね。
570 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/05(日) 12:17
優良スレに付きage
みんなレスが長い。 長いと読む気が萎える。 読んで欲しくもないのかも知れんが(W
572 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/05(日) 20:24
初心者スレが出来てから常連さん来ないね。 気にせず遊びに来てくださいね!
573 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/06(月) 09:15
age
2ちゃんのピュアAUの看板にwestminsterが出てます。 カコイイ・・・。
575 :
K :2001/08/06(月) 13:00
>>568 >ココは濃過ぎて参ってしまいます。
済みません。
短くて済むものは短くしているつもりでしたが、以後、さらに短くなるように
気を付けます。
576 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/06(月) 17:41
おお!! Kさんが来ておられる! これからも宜しく御願いします。 初心者版にいるのでこちらのアドバイスもたまにはしてください。
菅野沖彦せんせいに叱られたので初心者用にいってきまーす。 ここは濃いというのはコメントが長いというよりか 初心者の僕にはハイエンドすぎて実感が湧かないです。 皆さんにも初心者のころはあったんですよね。まさかはじめての車が フェラーリだったような方ばかりじゃないですよね
578 :
中村主水 :2001/08/06(月) 23:35
>ココは濃過ぎて参ってしまいます。 申し訳ないです。長くなるのもイカンですね。でも短く的確に表現しようとした ら、言葉選びしているうちに考えたことがどっかへいってしまうという・・・ >完全に次のステージに逝かれてしまってますしね。 これは一言もありません。クレイジーなことは確かです。同じお仲間を求めて こう云う場所をさまよっております。年収500万、二児の父が15インチのプ レステージを使いこなそうとすること自体、無謀といえば無謀ですよね。でも、 好きなものはしょうがないです。許して!
579 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/07(火) 06:12
>>578 中村主水さん
てぇ事はひょっとして婿殿ォなぁんて呼ばれていたりして。
キャハ
580 :
中村主水 :2001/08/07(火) 08:10
>>579 様
スルドイ! 同居はしておりませんが、かなり近いものが・・・・
白い目で見られるんだなぁ、このシュミは・・・
70年代後半のシスコンにはじまり、大学時代は例のゴーキュッパのスピーカー
で過ごし、結婚してからは借家住まいのため、セレッションのコンパクトスピー
カーにハマり、家を建てたのをきっかけに現在に至っております。ハイエンドを
どしどし買いかえるなんて夢のまた夢。セコいなぁ・・・と自分でも思います。
581 :
井上小水 :2001/08/07(火) 18:37
あげるん
582 :
彰篠宮 :2001/08/08(水) 07:17
>>中村主水さん 私も、同じ様なものですよ。薄給の中からオーディオ機器のローンを 払い、そして、爪の先に火を点す様にしてソフトを買う・・・ でも、貴殿は自宅を持っているけど、私は借家住まい・・・ 関係ないか・・・(^^;) 私もセレッションは使いました。GRF Memoryの後、住まいのスペースの 問題もありSL700を4年ほど鳴らしていました。 CD<PHILIPS LHH1000>→アッテネーター<CELLO ETUDE>→パワーアンプ <QUAD 510×2>→SL700 小型らしからぬ音の厚み、そして、小径ウーファーならではの反応の早く 濁りの無い低音、伸びやかな声の再現性。GRF Memoryの様な圧倒的な スケール感は無理にしてもピンポイント的な音像、音場の表現、ミニチュアの オーケストラが左右スピーカーの間に並ぶ様は見事でした。 私にとって、タンノイの音質からそう遠く離れていない(英国の音)ところに セレッションがあります。 中村さんも両社製品を御使いになられた結果、どんな違いを感じられましたか?
583 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/08(水) 07:44
僕は今でもセレッションSL-600Si.SL-6Sをしぶとく使ってます。 自分の部屋に3セットもスピ−カ−があるのでタンノイが欲しいのですが 我慢していますが爆発寸前です。 爆発して購入したら相談にでものってくださいませ。
584 :
彰篠宮 :2001/08/08(水) 09:17
SL-6、SL-600は大飯食らいなのでアンプも大変ですね。
585 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/08(水) 09:37
ラックスの最新の真空管アンプで嫌と言う程鳴り捲ります。 何処かおかしいんでしょうかね?
586 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/08(水) 12:42
TD100持ってるんだけど、あまり気に入ってません。 やっぱ安物はだめか? 安くていいのは無いのでしょうか?
587 :
K :2001/08/08(水) 19:28
>>586 どのような点がお気に召さないのでしょうか?
それがわかれば、ひょっとしたら対策も立てられるかも知れません。
588 :
中村主水 :2001/08/09(木) 00:20
>>582 彰篠宮様 レスをつけていただいてありがとうございます。助かったぁ〜!
若いころはタンノイのよさが全くわかりませんでした。上手に鳴らしている店が
なかったのか、やたら高域がキンキンした音だと感じていました。
セレッションが気に入ったのは、楽音のブレンド感が優れていたからです。高嶋
誠さんだったか、「指揮者は音を混ぜよう混ぜようとしているのに、オーディオマ
ニアは音を分離させたがる」と小澤征爾によく言われる・・・という話を読んだこ
とがあります。そういう点で、英国系が気に入ったようです。B&Wはちょっと違
うようですけど・・・
ミニスピーカーで追究しようと思っていたのですが、なじみの店を通じて仲良く
なった方のマルチシステムやロイヤル・カンタベリー・RHR・GRF・スターリ
ングを短期間に同じ駆動系で聴く偶然があって、大型のゆとりに圧倒されました。
と同時にタンノイの音楽表現力に参ってしまったのです。とりあえず50万で買え
たRHRの中古を2年使いました。その後カンタベリーの出物があって、30万の
追い金で交換できました。なじみの店にも感謝してます。オーディオに使えるお金
は月に1万5千円が限度ですね。パワー購入も6年ぶりのデカイ買い物です。
ということで
>>583 様 あなたがお若くて独身でしたら、今のうちです。一生モノとお考えに
なってド〜ンと爆発なさることをおすすめします。その後も苦労しますが、わく
わくすることも増えると思います。Kさんのような先達もいらっしゃることだし
589 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/09(木) 08:54
>>588 昨日爆発して東京の某ショップに大目玉のびっくりタンノイがあったので電話したら
”大阪までは送れないです”とのことでした。
初心者版に載ってた8万スタ−リングですが惜しかったです。
590 :
K :2001/08/09(木) 09:01
>>589 それは残念!
ショップの方としても、現状渡しということで、実際にその目で確認してもらえ
る方でないとあとで困ると判断したかも知れません。
お奨めしたのに、かえって申し訳ないことをしてしまいました。
591 :
K :2001/08/09(木) 09:05
>>583 さん
私は大学1年の冬、秋葉原のラジオ会館でタンノイのスターリングの音を聴いて
驚嘆し、結局、発作が起きてその場で注文してしまいました(^^;
必死にバイトしてローンを支払わなければならなかったのですが、私はまったく
後悔していません。
592 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/09(木) 09:11
おお!!もう少しで600レスではないか!! タンノイがココまで来るとは思わなかった!!
593 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/09(木) 10:58
タンノイの大型を使っているみなさん。 セッティングってどうしてます? 壁に近づけた方が良いのでしょうか?コーナータイプではないので 背面・側面とも壁から30cmくらい離しているのですが。
594 :
K :2001/08/09(木) 11:06
>>593 G.R.F.Memoryの時は、少し内側に振ってましたので、離れている
外側で約25cm、一番壁から近い内側が約15cmという設定にしてい
ました。
595 :
彰篠宮 :2001/08/09(木) 11:33
>>593 さん
私もGRF Memoryの事例です。
私の場合、四畳半のボロ独身寮だったのでセッティングと言えるか
疑問ですが、横は壁ギリギリ、後ろは壁に近づけると低音が出過ぎるので
やはり内側を30cm位離して少し内振りしました。
いわゆる、ニアフィールドと言えるのでしょうか。
596 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/09(木) 11:36
あげ
597 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/09(木) 12:19
やっほー
598 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/09(木) 12:20
やっ
599 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/09(木) 12:20
ほー
600 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/09(木) 12:21
「ほー」という低音が遅れて出てきた。 折り曲げホーンだから
だから? そんなの、当ったり前じゃん。 今頃気づいたの?
602 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/09(木) 20:11
ここに来られる常連の先輩方に御質問したいのですがタンノイを聞いていいなぁ〜 って思われる魅了された御勧めディスクってありますか? 私もそうでしたがタンノイを始めて聞いたときの印象はスカスカでボケた音(店が悪い?) ってイメ−ジを持つ人が多いと思います。 お店の音はどうにもなりませんがツボにハマったディスクをどうぞ宜しく御願いします。
603 :
K :2001/08/10(金) 00:52
1)Couperin CONFERTS ROYAUX(harmonia mundi FRANCE 901151) 2)COUPERIN MOTETS(harmonia mundi FRANCE 901150) 3)MONTEVERDI Vespro della Beata Vergine(harmonia mundi FRANCE 901247,48) 4)JOSQUIN Missa Pange lingua (Gimell CDGIM 009) 5)MAHLER SYMPHONIE No.5 SINOPOLI Philharmonia Orchestra(DG F35G 50247) 6)RICKIE LEE JONES POP POP(CEFFEN GEFD-24426)
604 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/10(金) 07:25
↑ドキュンで厨房には理解不能かも。
606 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/10(金) 14:53
タンノイスタ−リングを大阪日本橋の某ショップで聞きました。 初めはデンオンの10/3で鳴らしてましたが駄目でマッキンの6800で鳴らすと程ほど でした。 組み合わせが悪いのとお店のせいか期待をかなり裏切られた残念な気持ちです。 あんな音では無いような気がしますがどうでしょうか?
607 :
K :2001/08/10(金) 18:28
>>605 はい、大好きです(^^)
特にタンノイのスピーカーの奏でる、ちょっと仄暗い感じなんかは、
古楽、中でも教会&宮廷音楽には非常に相性が良いと思います。
608 :
K :2001/08/10(金) 18:42
タンノイの別スレッドからのコピペです。 >46 タンノイのスピーカーって、ツィーターのサービスエリアが軸線上から +-45度くらいと狭く、セッティングポイントを選ぶのも苦労します。 また、箱を鳴らさないと本来の音ではないし、鳴らし方が悪いと「もこ もこ」とした低音で、とても聴いていられないという、けっこうやっか いなスピーカーです。 透明感を求めるのならスピーカーケーブルをトライ・アソシエイツのケ ーブルに、力感を求めるのならJPSのSuper Blue 2にしてみると良いかと 思います。
609 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/10(金) 19:34
Kさんは以前ココでCECのCH-7700(?)5連装CDPを”ト−レンスのプレ−ヤ− で聞いたような・・”と書かれていましたがそんなに良いのですか? 定価49800円でそんな音がするのなら凄い!と思います。 ト−レンスのプレ−ヤ−の音はあまり記憶に無いのですが気になります。
610 :
K :2001/08/10(金) 20:48
>>609 緻密でゆったりした感じは、確かにトーレンスのプレーヤー風ですが、まぁ、確かに他社の20万円以上のモデルや、
シャープさを追求したモデルに較べれば、音は甘いし、周波数特性は高域には伸びていないように感じるし、
「やっぱり安物」と言われるかも知れません。
611 :
K :2001/08/10(金) 20:53
>>603 の追加です。
7)Corelli La FOLIA THE PURCELL QUARTET(Hyperion CDA66226)
8)J.S. BACH/Six Suites for Unaccompanied Cello/Janos Starker(SEFEL RECORDS SE-CD 300A,B)
9)Antonio Vivaldi THE COMPLETE WORKS FOR THE ITALIAN LUTE OF HIS PERIOD(BIS CD-290)
10)Rimski-Korsakov Scheherazade/Kirill Kondrashin・Cocertgebow Orchestra,Amsterdam(PHILIPS 400 021-2)
11)大貫妙子「pure acoustic」(東芝EMI TOCT-9690)
612 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/10(金) 21:11
>>603 >6)RICKIE LEE JONES POP POP(CEFFEN GEFD-24426)
これって、クラシックじゃないですよね!?
私の記憶が正しければ、かなりマンガチックなジャケットだった様な気が・・・。
613 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/10(金) 21:45
-> 610 あのCDPは、非常にウェルバランスで良いですよね。
614 :
K :2001/08/11(土) 00:30
>>612 はい。クラシック音楽ではありません。
非常にマンガチックな女の子が、「やっほー」って感じで右手を挙げているジャケットです。(^^;
で、金髪に染めた(?)ヤクでもやってそうな、変なネーチャンが歌っております。
>>614 でもリッキーは声はアニメ声でとってもカワイイんですよね〜!
私も愛聴盤ですよ、あれは。
普段JBLシステムの方ばっかで聴いてたけど、
こんどタンノイでも聴いてみようっと!
Kさんはベヴァリー・ケニーは御存知ですか?
同系統の愛くるしい声と、さらには容姿(!)の持ち主ですよ〜。
616 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/11(土) 17:12
お盆あげ
617 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/11(土) 17:23
618 :
K :2001/08/11(土) 17:28
>>615 カンチレバー細すぎ! さん (^^)/
いらっしゃいませ〜。こちらでもよろしくお願いいたします。m(..)m
別タンノイ・スレの方に出かけていまして、ご返事遅くなってしまって済みません。
>でもリッキーは声はアニメ声でとってもカワイイんですよね〜!
POP POPは、けっこうジャジーな歌い方にもなっていて、ジャズ・ファンの中にも好きな方がいらっしゃいます。
>こんどタンノイでも聴いてみようっと!
良いですよぉ〜。ちょっと舌足らずの感じとか、唇の感触を楽しむことが出来ます。
CECのCDプレーヤーにEARのV20で鳴らすタンノイのG.R.F.Memoryでこれを聴くと、たまりません。
>Kさんはベヴァリー・ケニーは御存知ですか?
あ、聴いたことありません! ぜひ、詳しく教えて下さい。
>同系統の愛くるしい声と、さらには容姿(!)の持ち主ですよ〜。
出来ればお薦めのディスクナンバーとかありましたら、お願いいたします。
明日、早速、買い出しに行ってみます(^^)
(ジャケット映りの良い物も希望!)
>>618 のKさん
こんにちわ〜。こちらこそよろしくお願いしま〜す!
で、ベヴァリー・ケニーですが1950年代に活躍したジャズ歌手で、
いわゆるジャージーでないキャンディボイスの歌い手さんです。
6枚のアルバムを残しただけで活動を停止してしまっており、
ホテル火事で焼死したとの話もありますが、詳細は不明。
幸いなことに6枚中5枚がCD化され、国内盤でも3枚出てます。
どれもイイのですが、中でも「ボーン・トゥ・ビー・ブルー」が
ジャケットも一番美しくてオススメ。
ブルーの部屋の中のブルーなソファにブルーのドレスを着た彼女が
横たわり、ものう気な表情で手にした一輪の赤いバラを見つめています。
青一色の中に、バラの赤と、彼女の肌の色と、
それから美しい金髪がとっても映えて、美しさの極み。
そこにタイトルの“Born to be Blue”という文字が重なるんだから
カッコ良さも満点です。ぜひCD屋でチェックして下さい。
番号はMVCM−287、MCAビクターですね。
追加です。よく似た名前の方にベヴァリー・ケリーという人がいて たまにCD屋でもゴッチャになってるのでご注意を。 ケリー嬢の方もジャズとしてはいいのですが、 かわいらしいキャンディボイスではないので……。
621 :
K :2001/08/12(日) 07:54
>>619 カンチレバー細すぎ!さん
詳しい情報、感謝です!
早速、本日午後、探しに行って参ります。(^^)
ただ、ちょっと古い時代のジャズなので、近所には置いていないかも……。
その場合はネットで探すことにします。
どうも有り難うございました。
622 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/12(日) 11:33
唐揚
623 :
ぴねる :2001/08/12(日) 15:48
>Kさん 別スレではケーブルなど御教示頂きましてありがとうございます。 ところで 古楽がお好きでいらっしゃるんでしたらASTREEの 録音なんか聴かれませんか? GuerreroやCererolsの宗教曲、Savallは個人的にかなり好きな演奏家 でもあるのですが、このレーベルの録音は総じてやり過ぎくらい 生々しくて好きな人は大好きではないかと。 あとECMから出てるヒリアヤードアンサンブルの Gesualdoの"Tenebrre"も好きなのですが、 まあこういうのが好きですのでスターリングかと 思って買ってみたわけです。
624 :
K :2001/08/13(月) 00:10
>古楽がお好きでいらっしゃるんでしたらASTREEの >録音なんか聴かれませんか? はい、よ〜く聴きます(^^) >GuerreroやCererolsの宗教曲、Savallは個人的にかなり好きな演奏家 >でもあるのですが、 Savall、良いですよね! これ、レコードで持っています。 >あとECMから出てるヒリアヤードアンサンブルの >Gesualdoの"Tenebrre"も好きなのですが、 はい、これも私、大好きです。(^^) >まあこういうのが好きですのでスターリングかと >思って買ってみたわけです。 タンノイのプレステージ・シリーズは、こういう宗教音楽、本当に合うんですよね。 仄暗い教会とか、王宮とかの雰囲気が実によく出ると思います。 しかも少しどんよりと曇って湿っぽいイギリスの教会なんかがピッタリ。 「タンノイ・ホール」というサウンド表現がありますが、私は「英国タンノイ教会」 あるいは「英国タンノイ王宮」風と言った方が良いのではないか、なんて思ってい たりします。
625 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/13(月) 06:50
ウイリアム・バード age
626 :
下道実験 :2001/08/13(月) 08:09
>>Kさん カンチレバー細すぎさんのおススメ「ベヴァリー・ケニー」ものは アナログでなら中古盤屋さんで簡単に入手可能ですよ。
627 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/13(月) 09:00
>>624 そっかー、うちのシステムで古楽、特に合唱ものを聞くと
清冽な雰囲気になっちまうんだな。こりゃタンノイにはかなわんな。
628 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/13(月) 09:22
>>627 私のところも 清冽な雰囲気になりますよ。
本当のところ、ECMのヒリアードアンサンブルや、ギメルはそういう再生の方が正しいと私は感じているので、タンノイは何らかの癖を付け加えているのでは無いか、と思います。
629 :
627 :2001/08/13(月) 09:35
タンノイにかなわないというのは、もちろん皮肉もこめている のだけれど、それにしてもクラシック+タンノイ派の皆さんは いわば「コスプレ大好き」なんだとしみじみ思う。 折れはクラシックでも「全裸で勝負」派だな。
630 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/13(月) 09:48
たしかに。 音楽の正体を掴まえるのに癖は要らないと思うね。
まあ人それぞれだから、いろんな考え方があっていいでしょうけど、 タンノイファンはタンノイで音楽を聴く際には 「音の正体を掴まえる」なんてことは全く考えていませんよ。 過去ログでさんざん言われてきたことだけど、タンノイ (特にプレスティージシリーズ)はかなりの特徴ある響きを付け加える スピーカーだから、「音の正体を掴まえる」なんて用途には 全く適していないです。 タンノイファンがタンノイを選んだのは 音楽を、心地よい響きでリラックスして聴きたいからなんですよ。 でも、タンノイ派が「コスプレ好き」というのは当ってるかも、 ねぇKさん?
632 :
627 :2001/08/13(月) 10:17
「音楽の正体」を「音の正体」とカンチさんが書き直したのは 意図的なのか、単なるミスなのか、でもこの2つは全然違うから 面白いですね。 自分は「音楽の正体」派で「音の正体」には ほとんど関心のない人間なんだけど。
>>632 の627さん
これはどうも失礼しました。単なるミスです。
タンノイに異議を唱える方は普通「音の正確さ」に重点を置いて
おられる方が多いので、心がかってにそう読んだ見たいです。
「音楽の正体」となると、もう一つ形而上の領域に踏み込みますので、
なかなか意見交換は大変だと思います。(これは不可能、あるいは
不毛という意味でなくて、多数の言葉を必要とするからこのタンノイ
スレでは困難でしょうという意味です。)
ただ古い例えになりますが、タンノイの大家、故五味康祐先生は
タンノイのオートグラフレッドが奏でる音楽に神の姿を見、
音楽の真実をつかんでいらっしゃいました。
「正体」と「真実」、ここでもまた言葉のニュアンスの違いが
出てしまいましたが、
このようにタンノイを聴いた方がいたこともまた、事実です。
634 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/13(月) 11:05
タンノイホールで聴くクラシック音楽って感じですか。 私はソースにあるホール音が出てもらわないと欲求不満になりそうです。 ところで、タンノイファンは殆どクラシック音楽を聴いているのでしょうか?
635 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/13(月) 11:13
>>633 五味さんは当時確か難聴だったのですよね。
文章を読んでいると確かに面白いし、表現力も抜群ですが、装置の評価に関しては私はちょっと疑問を持っています。
636 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/13(月) 11:15
>>634 さん
そんな事無いですよ。
息抜き?にJ-POPなんかもいいです。
JAZZももちろん聞きますがいいもんです。
ホ−ルの音が出ないと気が済まないそうですが全国のホ−ルの音を聞きまくり
覚えられる暇と能力が無いので気にしていません。
>>634 まあこれも人それぞれでしょうが、私はタンノイシステムの
チューニングを完全にそっち方面に向けておりますので、
クラシックもしくはオーケストラもの以外は原則聴きません。
まあ上でKさんとお話してたみたいに、気分転換で他のジャンルを
鳴らしてみることは時にありますが…。
638 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/13(月) 11:22
>>636 なんでこういう開き直った様な事を言うのかね。
ホールの残響音なんてソフトに依って違うのは確かだよ。
その違いが出ないのはつまらないと俺は思う訳よ。
639 :
627 :2001/08/13(月) 11:23
>>633 確かに「音楽の正体」と言ってしまうと話が抽象的になり
すぎるかもしれませんね。では自分の場合「演奏の正体」を
求めているとでも言っておきます。即物的で身も蓋もない
人間なのです。
640 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/13(月) 11:24
ホールの音がどうこうや、タンノイ独特のクセ云々ありますが、 そういった面で一番大きな要因は、スピーカー以上に部屋では? 私は、部屋のクセ(ルームアコースティック)の方がよほど気に なります。 タンノイは、その上に響き(ユニットだけではなく箱も鳴らすこと でスケールが大きくなる)を付加しているだけで、音楽の姿を 邪魔するようなクセにはならないと思うのですが…。
641 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/13(月) 11:25
石井の意見は聞いても無駄
642 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/13(月) 11:28
>>640 それは言えますね。
ボーズ(^^;の広告に直接音は3割しか無いという文章が載っていましたが、それが本当なら、確かにエンクロージャが鳴るのどうの、なんて些細な問題になるかもしれませんね。
>>635 五味先生の難聴問題は、これもさんざん言われてきたことです。
五味宅で鳴っていた音に関してもいろいろと証言があり、
ステレオサウンドで活躍されていた故岡俊雄さんのように
「スペックうんぬんがアホらしくなる銘品」といった表現で
絶賛されている方もいれば、ウワサで聞こえてくる寸評のように
「ハイ上がりで耳にいたい音だった」というものもあります。
五味先生自身、高い方があまり聞こえないことは書いておられて
「耳にドルビーがかけてあるのさ」とうそぶいておられたようです。
これらから総合して考えると五味先生宅で鳴っていた音は
ハイ上がりではあっても決して常軌を逸したバランスではないと
思われます。(五味先生宅では、健常者の娘さんが音の判断役として
装置の試聴につきあっていたことからも、そう思われます)
同時に五味先生の選ばれた機種についても、もうひとつよく問題と
される舶来趣味うんぬんとは関係ないところで
納得のいく物ばかりだと思います。
644 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/13(月) 11:44
>>643 岡俊雄さんが絶賛されていたとするなら、信憑性は高いですね。
あの人は日本でのハイエンドオーディオの先駆者でしたから。
クォードをダブルスタックにして、パイオニアのリボンツィータを使うなんて、あの当時としては凄過ぎ。
あと使っていたのがマークレヴィンソンの銘品、LNP-2でしたから。
645 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/13(月) 11:49
ダブルスタックQUADは雑誌記事でのテストでは無かったですか? 当時、すでに香港あたりでスタックQUADが流行っていて、それを 受けての実験でした。
私も岡俊雄さんの発言は信憑性高いと思います。 あの方は古いタイプの本当の評論家で、けっして迎合する原稿は 書かない方でしたから。 晩年はほとんどステサンの新製品試聴からは撤退し、巻末のレコード 評に専念しておられたのも、当然体力的なことはあったでしょうが、 雑誌の体質が変わったことへの抗議であったようにも思えます。
647 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/13(月) 11:54
>>646 でも挑戦していた事は新しい事でしたね。
評論家のフウさんは、岡俊雄さんを好奇心爺、なんて評していました。
今ならそういう傾向を受け継いでいるのは三浦氏でしょうかね。
648 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/13(月) 12:12
>>645 そうです。ステレオサウンドNo.39だと思いましたが、その記事です。
今から25年前のステレオサウンドの記事ですね。
一方、同じ記事でARのLSTだったかな、マルチアンプで鳴らすというのも載っていましたね。
考えてみれば、マークレヴィンソンと岡俊雄さんの考えは似ていたのかもしれません。
マークレヴィンソンはチェロブランドでARのLSTを改造したスピーカを出していましたから。
649 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/14(火) 12:01
あげるん
650 :
645 :2001/08/14(火) 13:09
岡さんと、三浦ごときをいっしょにしないでー(涙
651 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/14(火) 13:20
>>650 今の評論家の中では、三浦氏はソースに詳しく(dmpの解説を書いたりしていた)、最新技術にも詳しく、と岡さんと一番近いポジションにあると思いますが。
>>651 もともと映画評論家でもあり、さまざまジャンルに渡って
豊富な資料と知識と経験に裏付けられた記事を書きづづけておられた
岡俊雄さんに近いポジションの評論家は現存の中にはいないでしょう。
三浦氏は若く行動力にあふれる方ですが、幅広い知識と経験、
文章の熟達度、その他あらゆる点で、まだまだ岡さんに
遠く及ばないと思います。
オーディオで信仰を語った五味康祐氏、詩情を綴った瀬川冬樹氏、
青春を歌った岩崎千明氏、学識をもたらした岡俊雄氏、
そして庶民の目で楽しみ続けた長岡鉄夫氏の各先生方に
並ぶことの出来る評論家は今後も現れないのではないかと思います。
653 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/14(火) 13:56
>>652 そうですね。
フウさんは瀬川冬樹さんのあの素晴らしく美しい文章に惹かれ、オーディオ評論家を目指した、と私に言っていました。五味さんは、芥川賞受賞と言う、凄い人だしね。
しかし、三浦さんには私は期待しているぞ。
私もがんばってほしいと思っています。 何といってもあの若さでステサンに食い込んでいるのは スゴイですから。今後のあの方の成長に期待しましょう。
655 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/14(火) 14:42
まあ、何のかんのと言われているけど、ステレオサウンドは日本のオーディオ雑誌の中では信頼は置ける。 矢張りListen ViewやSound Stageがステレオサウンドを鍛えた、と俺は思っている。 勿論、雑誌としてはSound Stageの方がずっと面白かったけどね。 無くなって本当に残念。
656 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/15(水) 20:41
お盆最終あげ
657 :
K :2001/08/16(木) 18:35
>>628 >本当のところ、ECMのヒリアードアンサンブルや、ギメルはそういう再生の方が正しいと
>私は感じているので、タンノイは何らかの癖を付け加えているのでは無いか、と思います。
ギメル、良いですよね。私はタリス・スコラーズが大好きです。
数年前、山梨県の韮崎市市民会館で聴いてきましたが、実に濃厚で、かつ伸びやかな歌いっ
ぷりに魅了されてしまいました。
Gimellレーベルで録音されたものは、Merton College Chapel,Oxfordとあるように、もっと
こじんまりとした舞台のないチャペルですから、マイクロフォンがある接近した位置で聴け
るので、当然、鮮烈な演奏になるんでしょうね。
ぜひ一度、チャペルで聴いてみたいですね。
658 :
K :2001/08/16(木) 18:36
>>631 >タンノイファンがタンノイを選んだのは
>音楽を、心地よい響きでリラックスして聴きたいからなんですよ。
私がタンノイで音楽を聴いているときは、確かに分析的な聴き方をしていませんね。
しかし高校を卒業したてのころは、根っからの生録ファンで、バイト先にあったJBL434
3で、機関車が通った後のせせらぎの音が人工的だ、とか、U38だと釘を打つ音が釘に聞こ
えないとか、そりゃぁ、もう、えらく拘ったものです。
東京文化会館とNHKホールでの「東フィル」の音がどれが一番、「らしいか?」なんてこと
もやってました(^^;
高校時代、自分の演奏するフルートや高校の吹奏楽部の演奏を生録して、高校の講堂のどこで
録った音が一番響きが美しいか、どういう機材を使えば演奏者一人一人のピッチのズレとかタ
ンギングの遅れとかがハッキリわかるか、反響板をどこにどの角度で置いたら響きの豊かなホ
ールで録っている感じになるかとかを、気温、講堂で聴いている人の人数、服装、カーテンの
開け閉め状況などなど、60以上も条件を違えてチェックし、レポートに残していたりします。
笑えるのが、「モニター・モード」と、「レコーディング・モード」にちゃんとポイントを分
けていたこと。
私がカセット・デンスケTC300SDというのを買ったのがそもそもの始まりだったのです
が、吹奏楽コンクールの支部予選が近づくと自分たちの演奏を聴き返して、客席で聴いた時に
はどんな感じで聴こえているかとか、金管楽器と木管楽器のバランスや、同じパート内でのピ
ッチの違い、旋律と伴奏のバランスなどを厳しくチェックし、本番に臨んでいました。
その甲斐もあってか、支部予選をはじめて金賞で通過して地区大会で銀賞をとり、みんなで大
喜びしたものです。
また、文化祭や定期演奏会などでは、客席の雑音をいかに排除し、まるでプロのレコーディン
グした演奏のように聴かせるか、などについても、後輩達へノウハウを残していました。
8月13日に高校の吹奏楽部の定期演奏会に行って来たのですが、今は指揮をしている先生く
らいしか顔がわからないのに、「うわぁ、31期のKさんだよ。あの、録音の!」と声をかけ
てくれる後輩をみていると、何だか嬉しくなってしまいますね。
今ではそういう録音や聴き方をしなくなってしまいましたが、ちゃんとオーディオの方でその
経験が生かされていることを実感しています。
>でも、タンノイ派が「コスプレ好き」というのは当ってるかも、
>ねぇKさん?
それとこれとは、ちょっと違うような……。
どちらかというと私の場合、ソナスを聴いている時の方が、そちらモードに近い気がします(^^;
659 :
K :2001/08/16(木) 18:38
>>638 >ホールの残響音なんてソフトに依って違うのは確かだよ。
>その違いが出ないのはつまらないと俺は思う訳よ。
私はかねてより、オーディオ装置を通して音楽を聴く場合、聴き方が大きく2つにわかれてい
ると思っています。
非常にモニター的に指揮者のポジションで分析的にお聴きになる方と、あくまで客席で音楽に
身を委ねてお聴きになる方という具合に。そしてそれはどちらが良いとか悪いとか優劣をつけ
られる類のものではなく、その人それぞれの音楽に対する接し方の違いを反映しているのだと
思っています。
ホールの残響音の違いを克明に描き出そうとすると、録音が悪いものとか、耳障りな音とかが
含まれているものでは、それが鮮明に出てきます。みながみな、良いホール、良い録音であれ
ば良いのですが、そうはいかない。でも、演奏が良いので、聴きたい……。
そういう時に、タンノイはある一定の保証の様なものを与えてくれるのだと思います。
「タンノイ」という枠の中に囲ってしまうので、それ意外のものを聴きたい場合には、この枠
が邪魔になります。でもその保証の中、枠の中で聴いている分には、これほど心地よいものは
ないと思います。
そういった聴き方が嫌いな方には、これほど向かないスピーカーはないでしょうね。
P.S.
カラヤンがB&Wの801でモニターしていたのは有名な話ですが、「もっと、一人一人の
音がわかるシステムはないのか?」と、分解能の悪さに文句を言っていたそうです(^^;
カラヤンなんかからしてみれば、当時世界最高というわれるものを持っていったとしても、
自分が指揮台に立った方が、遙かに正確に聴き分けられると思ったことでしょうね。
そう言えば、「オーディオ板」のトップにカラヤンが出ていますが、カラヤンならタンノイ
じゃなくて、実際には聴いていなくても、B&Wのノーチラス801の方が良い様に思うん
ですけど……(^^;
660 :
K :2001/08/16(木) 18:41
>>629 の627さん
>それにしてもクラシック+タンノイ派の皆さんは
>いわば「コスプレ大好き」なんだとしみじみ思う。
でも、タンノイもソナスも両方持っている私としては、ソナスの愛くるしいサウンドの方が、
(私のがアマトールということもありましょうが)そちらモードに近いような気がします(^^;
>折れはクラシックでも「全裸で勝負」派だな。
私はやっぱり、淡いミントグリーンのパステル調のキャミソールくらいは着ていて欲しい。
脱がす楽しみも味わえますし……。(爆)
661 :
K :2001/08/16(木) 18:47
>>653 >しかし、三浦さんには私は期待しているぞ。
実際にお会いしたことはまだないので、文章から推測する限りですが、とても誠実な感じがします。
確かに岡俊雄氏の様な学究肌の厳しさはありませんが、先入観の少ない、ブランドなどにとらわれない
物言いが私には好感が持てます。
これから経験を積んでいけば、まだお若いですから、将来が楽しみです。
662 :
K :2001/08/16(木) 19:01
>>619 カンチレバー細すぎ!さん (^^)/
>幸いなことに6枚中5枚がCD化され、国内盤でも3枚出てます。
>どれもイイのですが、中でも「ボーン・トゥ・ビー・ブルー」が
>ジャケットも一番美しくてオススメ。
で、探してみたのですが、なかなか北九州市内で手に入れることが出来ず、14日
には福岡まで友人の案内付きで探しに行って参りました。
中古レコードCD専門の「田口商店」というところで、COME SWING WITH ME という
のを手に入れました。
確かに、素敵な「キャンディボイス」ですね!
ジャケットのお顔は、少し目元がキツイので、Born to be Blue、なんとしても
こちらも手に入れ、最終判断をしたいと思っています。
それにしてもこの「田口商店」、北九州にもお店があるそうで、知らなかったとは
いえ、お盆休みの友人まで駆り出して探し回り、「いやぁ、悪い! 申し訳ない!」
と手を合わせながらも、思わず笑わずにはいられませんでした。(^^;
さすがKさん! 経験とウイットに富んだレスの数々、 どうもありがとうございます。 やっぱこのスレはKさんに来ていただかないと締まりませんよね。 わたしなんかコスプレ大好きなんで、自分の好みをいっていい場合には どうも艶やかな美しさを求めちゃっていけませんや、音にも女性にもね。 ほんと勉強になります。どうか、これからも貴重なお話を聞かせて下さいね。
664 :
K :2001/08/16(木) 19:18
>>643 カンチレバー細すぎ! さん(^^)/
>(五味先生宅では、健常者の娘さんが音の判断役として
>装置の試聴につきあっていたことからも、そう思われます)
五味先生の娘さんはピアノを弾かれていたので、五味先生が音の判断を迷った時などは、
ピアノ曲を娘さんに聴かせ、どちらがピアノらしいか、訊いていたそうです。
「実際に演奏している人間やオーディオ機器に先入観のない子供が良いと判断する音と
いうのは、本当に良い場合が多い」と、対談か何かでおっしゃっておりました。
それにしても、娘さん、「一刀斉」もので五味先生を彷彿とする文章力を披露されてい
らっしゃいましたが、その後、音沙汰ないようですが、どうされているんでしょうね?
>>664 のKさん
五味先生の娘さん由扶子さんが、先生が亡くなられた時に「父と音楽」という
とても味わい深い文を書かれていたことは知っていましたが、
「一刀斉」ものも書かれていたとは! さすがですね〜。
由扶子さんの消息も気になりますが、五味先生宅の装置は
今どうなってるのでしょうね?
すでに「父と音楽」の中で由扶子さんが
「もはや私の手ではタンノイは鳴ってくれない。あのすばらしい清澄な、
ふっくらとした気品にみちた音をきかせてはくれない。父の死とともに
殉死したのだ。そうとしか思えないではないか」と書いてらっしゃいましたが、
あれから二十年、今はどうなのか大変気になりますよ。
666 :
K :2001/08/16(木) 20:46
>>658 >私がカセット・デンスケTC300SDというのを買ったのがそもそもの始まりだったのです
TC3000SD、ですね。0が一つ足りませんでした。ごめんなさい。
667 :
K :2001/08/16(木) 20:50
>>665 カンチレバー細すぎ! さん
>由扶子さんの消息も気になりますが、五味先生宅の装置は
>今どうなってるのでしょうね?
14年ほど前には、まだお持ちでした。
出版社関係のご友人がいらして、時々、音出ししていたそうです。
でもさすがにその後14年も経つと、コンデンサーもだいぶやられてしまって
いるでしょうから、いずれにしても昔のままの音、というわけにはいかないで
しょうねぇ。
>>662 のKさん
おおっ、田口商店、懐かしい! 20年くらい前によく行きましたよ。
あそこのメガネオヤジはまだ自分のことを「四つ目」と呼んでいるんでしょうか?
“COME SWING WITH ME ”を入手されたとはうらやましい。
それCDですか? 私の知っている限りではまだだったのですが、
もしCD出たんなら彼女のアルバムは全てCD化ということになりますね。
もしアナログならかなり高かったでしょう?
ベヴァリーはあのアルバムではけっこうキリッとしてますよね。確か髪も黒いし。
彼女の不思議なところはアルバムによってずいぶんお顔が違うんですよね〜。
髪も後のアルバムでは完全な金髪になってるし、顔の印象ももかなり変わってます。
「女の顔はひとつじゃない」ってよく言いますけど、
彼女の場合伝えられる悲劇的な最後とも相まって、よりミステリアスなんですよ。
それでいて声がまた究極の「キャンディボイス」ってとこがアンバランスで
いいんですけど。
>>667 のKさん
五味先生の装置に関しては数年前のMJ誌の読者訪問のページで
オートグラフのレッドを使っている人がいて、
写真のキャプションに「五味先生の聴いていた個体である」とか
書いてあったんで、なんか悲しい気分になって本文を読んでみたんです。
すると、所有者ご本人が書いている本文にはちゃんと
「五味先生も聴いて絶賛された、南口さんがお持ちだった品」と
書いてあったんでホッとしました。
南口さんはけっこう機械の入れ換えをされていた方だったんで、
どこかで放出されたのが、巡り巡ってきたんでしょうね。
それをその辺の事情に疎い編集が、本文をテキトーに読んで
うかつなキャプションを付けちゃったんでしょうけど、
天下の「MJ」誌でこれでいいのかな? と
ちょっと疑問に思っちゃいました。
670 :
罰当たり :2001/08/16(木) 23:11
ところで五味康祐氏は38cm2トラで随分エアチェックも されていて、年末恒例のバイロイトライブもすべて録音してる はずだけど、あれがブーツCDの音源になればなあ
671 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/16(木) 23:33
長島達夫さんのジェフロウランド シナジーは長島さんが物故されたらすぐ市場に出ましたね。 長島さんは余り豊かな感じは受けなかったのですが、実際そんなに困窮していたのでしょうか・・・
672 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/18(土) 08:57
前初心者スレに書いてありましたがタンノイの大型機種の中古価格相場は安い気がします。 高級機を購入して売りに出すと値下りはかなりあるんでしょうか。 まぁタンノイは余程の事がないと売りには出さないでしょうが。
673 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/18(土) 09:02
そうですね。 オリジナルオートグラフの様に既にヴィンテージの価値が認められている場合、逆に値段は上がっていっていますが、ウェストミンスターとか新世代の大型機はスターリングに較べ、値落ちが激しい様に思いますね。
674 :
K :2001/08/18(土) 18:34
>>673 >オリジナルオートグラフの様に既にヴィンテージの価値が認められている場合、逆に値段は上がっていっています
>が、ウェストミンスターとか新世代の大型機はスターリングに較べ、値落ちが激しい様に思いますね。
これは、最近の傾向として、小型でスペースを取らないスピーカーが主流となってきて、
これだけ大きなスピーカーを置ける人が限られていることも関係しているかと思います。
また、B&Wなどが新機種を出してけっこう人気が高く、それまではクラシック音楽な
らタンノイと考えていた方々が、そちらへ流れて行っているようにも思えます。
そういった現状を鑑みて出したのがディメンション・シリーズなのですが、イマイチ、
評判は良くないようですねぇ。
タンノイファンからは「タンノイらしからぬ音」と言われ、タンノイがあまりお好きで
ない方々からは、「やっぱり同軸2ウェイだから分解能が悪くてサービスエリアが狭い
し、なんだかんだ言っても、独特のタンノイトーンがする」などと言われています(^^;
675 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/19(日) 02:31
age
676 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/19(日) 10:18
Kさんはア−デンが10万円位が相場だと書かれてますが何処にそんな安いのが 売ってるんですか? 大阪では程度がいいのは20万が相場です。大阪は高いのか??? それと大阪日本橋には中古店が少ないのと小規模な面白いお店(ヒノオ−ディオ等) があんまりありません。 関西人向けの情報御存知ありませんか?
677 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/19(日) 10:36
678 :
K :2001/08/19(日) 12:11
>>676 >Kさんはア−デンが10万円位が相場だと書かれてますが何処にそんな安いのが
>売ってるんですか?
一時、ヤフオクで10万円で出ていました。落札価格はもうちょっと高かった気がしますが、
2万から3万upくらいだったと思います。
また、秋葉原の清進商会で、11.2万円で出ていましたが、やはりエッジはある程度傷んで
いましたので、補修は必要でしょう。
程度の良い物は、2年前の例ですが、秋葉原でも21万円で出ていまして、入荷後3日で売
れてしまっていました。
関西方面の情報となると、逸品館などでこまめに情報収集するしかないでしょう。
ホームページを載せている中古ショップで情報収集するのも良いのですが、「昨日入荷!」
とあった品物を2時間差で他の方にゲットされてしまわれたことがあり、出来るだけめぼし
いものは電話を入れてから現物を見に行くようにしています。
679 :
K :2001/08/19(日) 13:20
>>678 に追加です。
今、アーデンの価格を調べて参りました。
確かに、一般的には14万円〜20万円がメインで、10万円クラスは少ないようですね。
私のコメントも、「安いところだと10万円くらい」と書き直さなければなりません。
申しわけございませんでした。
ちなみに買い取り価格は完動美品で6〜8万円。
さらに秋葉原ジュピターオーディオでは、「エッジがオリジナルのままで、あまり傷んでな
ければ12万円」とのこと。
これが売りに出されるとしたら、だいたい20万円は超える模様です。(24万円くらい?)
680 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/19(日) 21:01
KさんはSACDやDVD-AUDIOにはどの様な印象をお持ちですか? タンノイにはなんとなく無関係な存在ですが如何でしょうか。 僕はDVD-AUDIOを購入し一ヶ月で飽きてしまいました。 その様なフォ−マットを生かす為の方法が御座いましたらお書き下さい。
681 :
K :2001/08/20(月) 00:18
>>680 >KさんはSACDやDVD-AUDIOにはどの様な印象をお持ちですか?
SACDはMarantzなどがけっこう力を入れた商品を出していて、音もなかなか良いかと思います。
確かにタンノイはワイドレンジでないので、特に高域方向の透明感がグッと増すSACDに換えても
音の変化がB&Wなどから較べると少ないように思います。
DVD-AUDIOに関しては、店頭で聴いただけなので細かいところについては十分チェック
していませんが、音的にはAVメーカーが中心で、ピュアオーディオのメーカーがまだそれほど
力を入れていないように思いました。
ただ、フォーマットとしては汎用性があり、ティアックあたりが本腰を入れてP0の様なトラン
スポートを50万円以内で創ったら、とても面白い市場になると思います。
682 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/20(月) 09:24
アーデンがリサイクルショップの片隅にひっそりと 埋もれていたよ・・・。二万円。 エッジがボロボロで音が出るのかさえ不明だけど。
683 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/20(月) 09:38
かわいそう、そのアーデン救ってあげなよ〜! 乾電池持ってって通電実験すれば。生きてるかどうかはわかるじゃん。 ユニット生きてれば、激安再生法はこのスレのみんなが教えてくれる だろうし(過去ログにもある程度あったよね)、 その課程は、いい勉強になるよ〜。 万一うまくいかなくても2万円だしね〜
アーデンの話が出た序でに教えて下さい。 エッジがボロボロで触っただけで落ちてしまいます、 TEACで聞いたら張り替え1ヶ\37.000とか、 鹿革とかあるようですが何かいい方法ありませんでしょうか?
685 :
K :2001/08/20(月) 12:04
686 :
K :2001/08/20(月) 12:10
>>682 >アーデンがリサイクルショップの片隅にひっそりと
>埋もれていたよ・・・。二万円。
それ、欲しいですね。エンクロージャーはいかがです?
ユニットはよっぽど錆がひどくなくて断線していなければ、岡山のリティルマネジメント
で、何とかなるかと思います。
あるいは、自分で張替えしてみるお試し用として良いかも。
687 :
初心者B :2001/08/20(月) 13:35
タンノイ初心者です。 インパルス12というモデルを手に入れたのですが、これについて何でも良いです から情報お願いします。 何でも従来のモデルとは違った鳴りらしいですが。。
688 :
682 :2001/08/20(月) 15:18
>>683 >>686 実家に帰省した時に見つけました。大きすぎて実家にも我が家にも
持ち込めないので断念・・・。
随分長いこと放っておかれているようで、エンクロージャーの角が
剥がれかかっていたりしてました。持ちこまれたときすぐだったら
状態はいくらかマシだったんでしょうけど・・・廃棄物1歩手前
って感じでした。
場所は浜松市の葵にある店です。興味のある方は覗いてみては?
689 :
K :2001/08/20(月) 15:21
インパルスシリーズは、1985年から発売されたシリーズで、1981年にタンノイ社が ハーマン・グループを離れ、新しい門出とともに発売されたG.R.F.Memory、1982年 のエジンバラ、1983年のスターリングなど、現在のウェストミンスター・ロイヤル を頂点とするプレステージ・シリーズとは別のラインナップです。 どちらかというと、「モニター」シリーズの系譜に属し、プレステージ・シリーズが クラシック音楽の再生をメインに開発されたのに対して、インパルス・シリーズは、 オールラウンドな再生を目指したモデルです。 中でも12インチモデルは、比較的低音も出るし、レスポンスも良いということで、 けっこう人気がありました。
690 :
K :2001/08/20(月) 17:05
>>688 う〜ん、浜松ですかぁ。
山梨在住の時だったら、車で調達に行くのですが…。
さすがに九州からでは、チト遠いなぁ。
691 :
初心者B :2001/08/20(月) 21:10
>>689 Kさん、どうもありがとうございます。
自分は50年代後半〜のジャズをはじめ交響曲、声楽、果てはハードロック(死語かも)
までいろいろと聴きますので楽しみです。
とはいえ、SP以外は約10年前に揃えた単品あたり7〜8万円の機材で、きちんと
鳴ってくれるかどうか心配でもあります。
692 :
リック :2001/08/21(火) 08:08
私はインパルス15を1985年購入以来、ずっと愛用しています。 店頭で試聴した際、これは自分の求めているオトだと、即購入しました。 新品でした。アンプはアキュフェーズC200X、P300X、アームは3010R、 針はテクニカ、オルトフォン、スタントン等。家内より長い付き合いで、 ジャズ、クラシックとも上手く聴かせてくれます。仕事などでいろいろ あった時、このSPには随分助けられました。また親しい友人達と一杯 飲む時には、欠かせない仲間でした。 今私は仕事の関係で英国に駐在しています。インパルスを買った時には 想像も出来なかった事で、何か不思議な縁を感じます。インパルスは 日本の家に置いて来て、こちらではCPA5という、やはりタンノイのミニ スピーカー使っていますが、これも結構良いです。先日帰国した際私を 迎えてくれたインパルスは、少し解像度が甘くなった感じで、数年後 帰任の際は買い替えかな、などと考えて仕事をこなしている毎日です。
693 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/21(火) 08:40
タンノイスレが700レスまでいくなんて凄い!!
694 :
K :2001/08/21(火) 11:04
>>692 リックさん
>私はインパルス15を1985年購入以来、ずっと愛用しています。
発売と同時に購入されたようですね。
サイズの関係もあって、12インチのほうが人気はあったみたいですが、
低域が出て、タンノイのプレステージシリーズに近い雰囲気があるとい
うことで、昔からのタンノイファンには15インチモデルの方が評判が
良かった様です。
>新品でした。アンプはアキュフェーズC200X、P300X、アームは3010R、
>針はテクニカ、オルトフォン、スタントン等。
インパルス・シリーズのオールラウンドな再生に適したオーソドックスな組み
合わせだと思います。
> 先日帰国した際私を
>迎えてくれたインパルスは、少し解像度が甘くなった感じで、数年後
>帰任の際は買い替えかな、などと考えて仕事をこなしている毎日です。
大口径のタンノイのスピーカーは、梅雨や夏場は湿気を吸って、非常に
重たい、解像度が落ちた音になります。
湿度が50%前後になってくると、俄然、鳴りっぷりが良くなり、解像
度も上がったように聴こえてくることがありますので、秋以降にまた、
お聴きになってみて評価されると良いかと思います。
また、スピーカーを買い換える前に、スピーカーケーブルを交換してみ
るのも良いかも知れません。
透明感があり、レスポンスが良くなるスピーカーケーブルとして、タラ
ラボのケーブルがあります。SPACE&TIMEという名前で国内では売られて
いる様です。超低域の伸びは少なくなるようですが、締りの良い感じに
なってくれるので、低域が鳴りすぎて困る場合に、使うことがあります。
JPSのケーブルも良いのですが、ちょっと荒っぽくなる場合があり、ジ
ャズファンにはとても人気があるのですが、クラシック音楽ファンには
力強さを求める場合には良いものの、透明感を求める場合には、あまり
向かないかも知れません。
695 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/21(火) 12:53
T
696 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/21(火) 12:53
A
697 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/21(火) 12:54
N
698 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/21(火) 12:54
N
699 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/21(火) 12:54
O
700 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/21(火) 12:55
Y で700レス達成!! 皆さん遊んですみません。。。
701 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/21(火) 12:59
何だかんだいってモ、タンノイ好きな人が多いってことだ。
702 :
K :2001/08/21(火) 12:59
や、やられた……(^^; 実は私も、700番、ちょっと狙っていたりしたんですが…。 それにしても、ピッタリTANNOYで決めるとは! さすがです。(^^)/
703 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/21(火) 13:04
でもこのスレ出来る前はタンノイは2ちゃんで見たこと無かった。 このスレも最初は潰されそうで困りました。 タンノイファンってネットで遊ぶような人は少ないのかな?
>>703 いや、ちょこちょこタンノイスレはありましたよ。
ただKさんのような権威がおられなかったので、
ハイエンドバカたちに攻撃受けまくって、そのうちに自然消滅してたんですよね。
その意味でもほんとKさんには感謝です。
あとタンノイファンクラブという、ほんとにタンノイ好きな方でやってるサイトも
ありますよ。荒らされるとイヤなんでURL載せませんから、検索して調べてね。
705 :
K :2001/08/21(火) 18:32
>>703 >タンノイファンってネットで遊ぶような人は少ないのかな?
確かにタンノイファンって、「パソコンいじるくらいなら、良い音楽を少しでも聴きたい」
と仰る方の方が、ネットで遊ぶ方よりも多いかも知れませんね。
706 :
K :2001/08/21(火) 18:53
>>704 カンチレバー細すぎ! さん
>ただKさんのような権威がおられなかったので、
私は別に技術に詳しいわけでもないし、ティアックでタンノイを担当していた、なんてことも
ないし、権威云々からは、最も遠い存在だと思いますよ。
それに、スレは一人では出来ませんし、K3809さんとか、彰篠宮さん、たくみさん、
タンノイ愛用者の外道さん、中村主水さんなど、固定ハンドルネームで書き込んでくれる方が
いらっしゃったり、温かい目で見守って下さる「名無しさん@お腹いっぱい。」さんとか、い
ろんな方がいらっしゃるから、私も書き続けて来れたのだと思います。
ただ、残念なのは、スレが初心者用と分裂してしまったこと。
その頃一番カキコしていた私が、もうちょっと注意していれば、こういうことはなかったと思
います。このスレを創って下さった上杉研究所EUさんには、ちょっと申し訳ないことをしてし
まったと、反省しております。
ま、でも、そちらはそちらで気軽に書き込める場所として活用すればよいし、タンノイに対す
る敷居が低くなって愛好者がまた増えてくれば、それはそれで初心者スレを創った甲斐があっ
たというもの。是枝研究所EUさんには、感謝しなくてはなりませんね。
707 :
EU :2001/08/21(火) 20:46
誠意を御理解頂き誠に有難う御座います。 これからもどうぞ宜しく御願い致します。
>>692 様
インパルス15のお話が出ているのでちょっと初心者スレから戻ってまいりました。
わたし短期間IMP15所有していました。当初目的はメインのSRMのユニット確保と
姪っ子ちゃん向け。ユニットはSRMと入れ替えて確認しましたが同じ音で3809同等品です。
ただ音のほうはSRMのようにきらきらした感じではなく中高域がマターリしていて、
確かにオリジナルのタンノイっぽいです。しかもこの音の違いはネットワークによるものでした。
ちなみに使用停止中のスピーカーもエージングが必要なようで中古だったSRMも1月ぐらいでかなり音が
きれいに出るようになりました。帰ってこられたら鳴らしてあげてくださいね
ちなみに最近修理したアーデンですがくわしい方によるとネットワークはSRMとほぼ同じ設計だそうで
音の違いはユニットによるもののようです。SRMにアーデンのユニットを入れるとおおむねアーデンの
音になります。(3809と3828でフレーム、マグネット等は同じですがコーン紙やエッジ、ツイータの
ダイヤフラムの材質がちがいます)
709 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/22(水) 13:12
タンノイをお持ちの方は大体真空管アンプをお使いのような気がします。 技術的、音響的、音楽的に観て何故真空管アンプが似合うのでしょうか?
710 :
K :2001/08/22(水) 19:23
>>709 >タンノイをお持ちの方は大体真空管アンプをお使いのような気がします。
はい。私も真空管アンプを使っています。
詳しい専門的なコメントは私には出来ないので、とりあえず私が以前比較試聴したことのあ
る石のパワーアンプを引き合いに出して、ちょっと書いてみます。
>技術的、音響的、音楽的に観て何故真空管アンプが似合うのでしょうか?
ハーマングループを離れてから出したプレステージ・シリーズは、石のアンプでもけっこう
うまく鳴ります。QUAD 606などはその最右翼かと思います。
さらにALCHEMISTのAPD24A&25Aなども相性が良いアンプだと思います。
KRELLはA級増幅でパワーもあり、ドライブ能力も凄いアンプを世に送り出していますが、初
期のKSA50はけっこうG.R.F.Memoryとは相性は良かったのですが、Model 600は8Ωで600Wもの
パワーを誇るのに、寸詰まりの低域で、がっかりさせられてしまいました。
それで、ふと思いついたのですが、タンノイの特にプレステージ・シリーズは、オートグラ
フなどのヴィンテージオーディオから連綿と続く独特のサウンドを持っており、オートグラ
フやIII LZなどが開発された頃は、真空管アンプがまだまだ主流でした。ですから、ユニッ
トは確かに新しくなったとはいえ、コンセプトとしては古くからのものをひきずっているわ
けですから、その当時、すでにほとんど完成の域に達していたタンノイのスピーカーシステ
ムは、古い真空管アンプとの方が40年以上も経た現在でも、今もって相性が良いのだと思い
ます。
石のアンプでも、ALCEMISTのAPD25Aの様にトランスがあるものはとても相性が良いことを考
えると、出力トランスを搭載してダンピング・ファクターがあまり高くない(10以下のものが
けっこうある)真空管アンプは、確かに低域の制動性が悪いのですが、適度にエンクロージャ
ーを響かせて音作りしているタンノイのスピーカーには、むしろそれがメリットになってい
るのではないかと思っています。
これは、ダンピングファクターが確か1000くらいあったModel 600では相性がイマイチだっ
たことの裏付けになっているようにも思えます。初期のKSA50は100は超えていたと思います
が(300〜400程度?)、Model 600程ではなかったので、そこそこ鳴ってくれたのではないか
と思っています。
また、タンノイ・ファンは、基本的にはホールの中で響いている感じを大切にしますので、
たとえ録音の上では直接音が鋭く刺激的に録音されていても、音にベールを被せてしまう、
という批判があったにせよ、しなやかでみずみずしく、ふくよかな真空管サウンドの方が好
みなんだと思います。
時にタンノイの同軸2ウェイのツィーターは、鋭く金属的な音になってしまうことがあり、
そういう傾向を回避する意味でも、真空管アンプはタンノイ・スピーカーに寄与しているの
ではないかと思っています。
>>適度にエンクロージャーを響かせて音作りしているタンノイ >>のスピーカーには、むしろそれがメリットになっているので >>はないかと思っています。 ども、このスレには別の名前で投稿したことのある某Tで ございます。K先生の薫陶むなしくオーディオ趣味からはほ とんど撤退し、演奏趣味と生録趣味に浸っております。 「音作り」というのが敵視されることがあり、タンノイ のような箱を鳴らすスピーカやトランス/結合コンデンサを 使いまくる管球アンプは過去の製品呼ばわりされることが あります。「みずみずしい、というのは偶数次高調波歪が たれ流しになっているだけだろう」てな具合に。 でも、音は収録した段階で既に色がついているんですよ。 マイクの種類、位置により違う音がします。マイクアンプ や録音でも変わりますし、それ以前に会場や(ライブなら) 客の入りでもう変わります。K先生がタンノイと管球アンプ を愛好するのも録音趣味・演奏趣味が背景にあるんじゃな いかと勝手に分析している次第です。 ##クラシック音楽に適した会場の「ダンピングファクタ」 は相当小さいものです(^^)
極秘情報(^^)ですが、 1.音楽収録の主力マイクはコンデンサ式です。 2.コンデンサマイクには「ファントム電源」を要求するのが あります(真空管式などは専用電源だったりする)。 3.ファントム電源をマイクアンプの入力回路に入れない為に 入力回路の頭にトランスかコンデンサを使います。信号経 路に直列に。
713 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/23(木) 21:29
おお!!あげなくてわ!!
714 :
K :2001/08/23(木) 23:13
>>711 月よりの使者?けっこう仮面 さん(^^)/
どもども! 相変わらず、生録三昧のようですねぇ。羨ましい。
>「音作り」というのが敵視されることがあり、タンノイ
>のような箱を鳴らすスピーカやトランス/結合コンデンサを
>使いまくる管球アンプは過去の製品呼ばわりされることが
>あります。
でも、スタジオでは依然としてトランス結合の製品が安定性等の面からも、好まれて使われ
ているようですね。
>でも、音は収録した段階で既に色がついているんですよ。
>マイクの種類、位置により違う音がします。マイクアンプ
>や録音でも変わりますし、
やっぱりノイマンのマイク、良いですよねぇ。
東京カルテットの収録現場に立ち会ったのですが、マイクロフォンの位置をほんの30cm
変えただけで、「あれ〜、セカンド・ヴァイオリンがぜんぜん聴こえないやぁ!」て感じで、
演奏者の位置を変えたり、マイクロフォンのセッティングだけで2時間近くかかっていまし
た。
> それ以前に会場や(ライブなら)
>客の入りでもう変わります。K先生がタンノイと管球アンプ
>を愛好するのも録音趣味・演奏趣味が背景にあるんじゃな
>いかと勝手に分析している次第です。
まぁ、ウチの高校の講堂と戸畑市民会館の録音のベストポジションについてでしたら、いつ
でもお教えすること出来るんですけどねぇ。あ、あと、山梨の某文化ホールの小ホールなら、
けっこう録音したんで、割と雰囲気、わかりますね。(^^)
吹奏楽コンクールの全国大会をやる普門館も、音が散ってしまってうるおいのないことで有
名ですが、ちょっと客席の咳払いが入るのを覚悟で良いのなら、2階桟敷席からガンマイク
で狙い、左右バランスをとった音を加えてやると、見事に美しい響きになるんですけど、ソ
ニー(と言うか、チーフの渡部さん)は、客席の声が入るという理由でやりませんでした。
ところで、私が結局タンノイと真空管の組み合わせになるのは、ご指摘の通り、私が自ら演
奏をし、録音もやるせいもあるかと思います。
自分が演奏側に回ってみるとわかりますが、演奏している時に演奏者が耳にする自分の音っ
て、ピークだらけの荒々しくてバランスもへったくれもなく、うるおいなんて皆無の音だっ
たりします。
しかしある程度離れた所で聴くと、ホールの残響がうまく丸みを与え、うるおいのある、美
しいフルートの音色になってくれたりします。風呂場で歌うと、上手くなったように聴こえ
る様なものですね。
録音する場合には、再生側での劣化や解像度不足も考え、指揮者のポジションほどではあり
ませんが、そこそこ分離も良く、かつ、あまりライブになりすぎないように、でも、ちゃん
と綺麗に残響を録れる場所を選びます。
そうすると、どうしてもマイクロフォンの周波数のピークの部分もあったりして、も高域が
ピーキーに聴こえたり、潤いのない荒っぽい音に聴こえたりします。
そう言う時にタンノイ&真空管アンプは、本当にそういったアラを見事に隠してくれます。
ちなみにこれをJBLの4343で再生すると、とても聴いていられません(^^;
だから、けっこうオンマイクで録って、JBL4343でちゃんと聴ける演奏をするジャズ
プレーヤーって、ほんと凄いものだと感心したものでした。
>##クラシック音楽に適した会場の「ダンピングファクタ」
>は相当小さいものです(^^)
会場の「ダンピングファクタ」、ですか?
これってちょっと私にはよくわかりません。
説明していただけます?
715 :
K :2001/08/23(木) 23:15
>>712 月よりの使者?けっこう仮面 さん(^^)/
>極秘情報(^^)ですが、
>1.音楽収録の主力マイクはコンデンサ式です。
ボーカルで特に男性の場合には、ダイナミック型もオツなものですよ!
エレボイなんか、いかが?
>2.コンデンサマイクには「ファントム電源」を要求するのが
> あります(真空管式などは専用電源だったりする)。
別に極秘でもなんでもないと思うけど……(^^;
録音やったことのある人間には、常識ですもんね。
>3.ファントム電源をマイクアンプの入力回路に入れない為に
> 入力回路の頭にトランスかコンデンサを使います。信号経
> 路に直列に。
まぁ、これも録音をやっている人間には常識ですよね。
電源の影響を排除するために、また、入力電圧を上げてS/Nをかせぐために、今でも
入力トランスを使うミキサー卓が多いですからねぇ。
オペアンプで組んだミキサー卓で録音しようとした現場に居合わせたことがあります
が、バランス型で、ノイマンのマイクロフォンケーブルを使っているのに、ファント
ム電源に乗っかった照明ノイズを排除出来ず、急遽、SAMの6チャンネルミキサー
で収録した、某若手女流チェリスト、なんていうのも居ました(^^)
716 :
Ka@kitakyushu :2001/08/23(木) 23:34
717 :
K :2001/08/24(金) 00:01
>>会場の「ダンピングファクタ」、ですか? >>これってちょっと私にはよくわかりません。 >>説明していただけます? 妙ちきりんな隠喩でしたね(^^)。DFが何を意味するのかは 御存じの通りですが、音としては特に低域の切れの良さに現 れるわけですね。でも「すぱっ」と信号(=楽器の音)が切れる ようなホールはクラシック向きではありません。 >>入力トランスを使うミキサー卓が多いですからねぇ。 ここは好みの問題もあるようですね。また安いミキサ類でト ランスというのも珍しいでしょう(よいトランスは高価だから)。 ##極秘情報2(どこが極秘なんだか(^^))ですが、マイク自体が トランス出力というのも結構あります。
719 :
K :2001/08/24(金) 19:02
>>718 月よりの使者?けっこう仮面さん(^^)/
>音としては特に低域の切れの良さに現
>れるわけですね。でも「すぱっ」と信号(=楽器の音)が切れる
>ようなホールはクラシック向きではありません。
なるほど。確かに、スパッと楽器の音が切れるホールなんてないですね。
>##極秘情報2(どこが極秘なんだか(^^))ですが、マイク自体が
>トランス出力というのも結構あります。
けっこう昔のタイプには多いですよね。
ちなみに、STUDER A730のバランス出力は、トランスが入っていたりします。
RCA出力に較べて低域の伸びはそれほどでもないのですが、中域の充実した鳴
り方は、独特のものがあります。
スピード感も増したように聞こえたりします。
720 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/24(金) 20:22
是非タンノイで聞いてみたい想像しただけでウキウキするアンプってありますか? 僕が行きつけのお店にあったカウンタ−ポイントSA−4は良さそうでしたが。
721 :
K :2001/08/24(金) 21:07
>>720 >僕が行きつけのお店にあったカウンタ−ポイントSA−4は良さそうでしたが。
私は友人宅のG.R.F.Memoryでプリ、メインともカウンターポイントの組み合わせで聴きましたが、
カウンターポイント、非常に良かったですよ。ジャズがあんなふうに鳴ってくれるとは、私も意外でした。
さて、タンノイと相性が良くて、ウキウキする様なサウンドで鳴ってくれるアンプの一つに、Marantzの
オリジナル#7と#8Bの組み合わせがあります。
これを聴くまでは、私はタンノイのスピーカーでジャズなんて絶対に聴けないと、盲信していたのですが、
この組み合わせで聴いてからというもの、それは誤りであることが身にしみてわかりました。
また、カンタベリー15とEARのV20の、妖艶な組み合わせも捨てがたいものがあります。
他には最近聴いてビックリしてしまった、AIR TIGHT(A&M LIMITED)のATM-1というのもあります。
これはCDダイレクトが付いているので、プリ無しで聴くことが出来ます。
国際的にはATM-2の方が出力が片チャンネル80Wも出るので人気がありますが、個人的にはちょっと荒っぽく
て、単調な気がするので、繊細で弾むような鳴り方をするATM-1の方が好きです。
さらに同社のATM-300は芯のある立ち上がりの鋭い低域と、みずみずしくてフレッシュな高域が見事。
オートグラフ・ミレニアムだけでなく、アルテックの604-8Kにも相性が良くて、今、我が家ではそちらとの
組み合わせで使用しています。
722 :
Ka :2001/08/25(土) 01:13
Kさん、応答どうも。近くですので、そのうちご連絡させていただきます。 なるほど、真空管が注目点になってしまいましたか。 (^^) 1999年サンタフェ室内楽フェスティバルから選んであるBravoでは、マイクは B&K4006(無指向性)がメイン。4011(単一指向性)、AKG D190E、ショップスSM81の他 celloの収録に音響計測用のマイティーマイクIIも使われています。 マイク・プリも3種。 ミレニアHV-3は、バリバリのディスクリート半導体アンプで、これがメイン。 リボン・マイクを使うときに入力コンデンサをパスできるオプションがあります。 ミレニアM2は真空管アンプですが、入力トランス無し。これはB&K4006と組んで ソプラノの収録だけに使用。 もうひとつはブライストンBMP-2で半導体アンプですが、入力はトランス結合で violaとcelloの一部に使用。などです。 ご感想をお聞きしたかったのは、機材のことではなく、録音の質のことです。 私は、この比較的素直でエンハンスの少ない録音の室内楽は極上だと思います。 #もちろん、ソプラノがやや左やや上とやや右やや下の2ヵ所に定位し、しかも #左上側の音質が濁っているなどの些細な欠点はありますが。 各々の弦楽器が見事に分離しながら融合して高度にハモルと、溶けてしまいそうです。 メジャーの汚れきった音とは(オオゲサですが)天国と地獄ほども差がある。 わたしとしては、SACDに走らなくても、こういう録音が主流になりさえすればCDでも 十分だと思うのですが、残念ながら現状では、ごく一部のマイナー・レーベルと SACDソフトの一部にしか可能性が見出せません。 (SACDでも、DelosのVivaldiなど酷いものも多い) タンノイで楽しもうという方向はわたしも理解できますが、タンノイで楽しまれて しまうと、メジャーは反省してくれないかもしれません。 (-.-; … 困ったなァ。 皆さん、どうお考えになりますか。
723 :
K :2001/08/25(土) 01:49
>>722 Kaさん(^^)/
>ご感想をお聞きしたかったのは、機材のことではなく、録音の質のことです。
済みません。実際に聴いたことがなかったので、ああいうレスになってしまいました(^^;
>タンノイで楽しもうという方向はわたしも理解できますが、タンノイで楽しまれて
>しまうと、メジャーは反省してくれないかもしれません。 (-.-; … 困ったなァ。
わははは……。
確かにそうかも。
クラシック音楽の録音は、ホールが良いと、けっこうアラをカバーできます。また、
ホールの音(響き)が入っていないと、これほど寂しいものもないでしょう。
ジャズの録音みたいに、オンマイク&マルチマイクで見事なバランスと正確な楽器の
質感、そして位相管理により、濁りが少なく、シャープで一つ一つのニュアンスが見
事に出てくるような録音、というのは、なかなか難しいかも知れません。
724 :
Ka :2001/08/25(土) 03:38
ジャズでも、スピーカの向うに距離をとって楽器が展開し、できれば客席のざわめきが
さらに深く展開するものが良いと思います。例えば、これ。
http://www.patriciabarber.com/discs/companion.htm クラシックでも、ホールの響きがたっぷり収録されているものが好きです。
StereophileのCDも、たっぷりホール・トーンが聴こえます。
楽器が定位ではなく音として分離するという点では、この録音の場合の27インチ
離した無指向性マイクを相互に反対向きにするセッティングは優れていると思います。
生でも、楽器が分離することと、それが融合することやホールトーンが豊かなことは
矛盾しないですからね。
問題は、特にクラシックで、この手の生々しさのあるソフトの供給量が絶対的に
少ないこと。なんか良い方法、ないんでしょうかね。
タンノイの魅力でソフトのアラをカバーしてしまうことには失敗してしまっている
強欲な未熟者の愚痴にお付き合い、感謝。
725 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/25(土) 04:03
age
726 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/25(土) 08:09
pervert
727 :
>>684 :2001/08/25(土) 17:50
>>685 Kさん
大変遅くなりましたが、その節は有り難うございました。
ご示唆通り他のレスとHP見ましたが、残念なことに引越しでリスニングルーム
が狭くなってしまいますので、アーデン知人に上げてしまいました。
本来なら何らかの方法で張り替えた結果を、スレが違うかも解りませんが素人な
りにここに書き込みたかったのですが・・
728 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/26 08:46
ア−デンあげ
729 :
れおん :01/08/27 16:55 ID:fAnr7ZdU
真空管式のマイクと言えば、国産のSONY C-37A(実際はNHK技研 の作品)もすばらしいものですね。以前、DENONのPCMレコーディ ングでチェコのスークトリオだったか、ノイマンのU-87,47と比較 して、C-37Aを選んだなど、西欧でも高く評価されてます。 赤プリ旧館の斜め前にある、都市センターホールでの録音では、 よく、そこのC-37Aを良く借りて使いました。 AES(Audio Enginieerig Society)のロンドン会場で知り合った、 英デッカ、DGGのエンジニアもC-37Aは知ってました。 意外なことに、これの初段アンプ(インピーダンス変換)は、 6AU6、この球はマイクロフォニックノイズが出やすい球なんです。 ミキサー側の初段アンプは、ぼくは田村のBTS規格のマイクトランス (600ohm:50kohm)を使って昇圧して、トランスの2次側をFETにダイ レクトカップリングした回路にしてます。
730 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/08/27 17:06 ID:c1Z2OqvI
田舎にアーデン(アルニコ)が有る。 でも、もうエッジがボロボロだ。 張り替えれば使える。あと、ネットワークはフィルムコンで 作り直したほうがいいかな。 問題はアンプ。何で鳴らそうか? ほとんど帰省しないのに、あんまりカネかける気はないしなあ。 昔のラックスは相性が良かったけど、今のラックスはストレートに なってしまって、必ずしもタンノイとは合わないような気がする。
731 :
K :01/08/28 10:33 ID:sPyiG9wk
>>730 確かにSQ38Dを聴いた感じでは、少しストレートという感じがしないでもな
いですね。
ならば、中古で昔のラックスを手に入れるというのはいかが?
ヤフオクなどでけっこう出ていたりします。
新しいところでは、ユニゾン・リサーチのsimply 2(18万)はいかがでしょう?
昔のラックスを思わせる、ちょっと柳腰風の、美しいサウンドが特徴です。
個人的にはC.R.ディベロップメンツのRomulus 6L6PP(28万)などが、ちょっと
耽美的と言われるかも知れませんが、浮遊感まで見事に再生してくれる、好き
なアンプだったりします。
>>730 うちにMQ80が眠っています。私の好みからすると音が
華やか過ぎるため、A3500に戻してしまいました。古い
タンノイにはあうんじゃないかと思います。前の持ち主
はこれでウェストミンスターを鳴らしていました。もし
興味がお有りなら安価でお渡ししますよ。うちで眠らせ
ておいてもかわいそうなので。もしKさんの連絡先を御存
じなら、私の連絡先はKさんが知っています。
>>729 ソニー(というかNHK)を代表する名マイクですね。私は残念
ながら噂しか聞かず、現物を見た事がないのですが。しかし
球マイクは扱いが大変そうですね。マイクロホニックノイズ、
専用電源、熱、と。
733 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/08/29 08:49 ID:eFvt6R9E
タンノイあげ
734 :
れおん :01/08/29 10:13 ID:npSrB5JE
>>732 同じタイプに属するノイマンのFETタイプのU-87と真空管式の比較ですが、
C-37Aで特に苦労した記憶は全くないんです。マイクロフォニックノイズも
理屈の上ではゼロではないんでしょうが、トラブルも全くありませんでした。
音質はどちらも当時のエレクトレットコンデンサーマイクと
比較すると、音質がよりやわらかく高域がきれいなのが直ぐに
わかったもんです。強いて言えば、SONYのほうがより、元の音に
近いような感じ、U-87のほうが、より耳に心地よい音がした記憶が
あります。
真空管式マイクといえば、音響測定用のB&Kの標準マイクも昔は
真空管式で、スピーカーの測定中に無響室で手にふれると結構、
暖かくなっていましたね。
私が、生録を始めたのは、60年代後半、最初は真空管式の自作ミキサー、
(手軽に運べる良い市販ミキサーアンプは当時、全くなかったんです)
次に設計製作した72年以降は、全てソリッドステートにしました。
それらのミキサーは72年、77年とラジオ技術に製作記事として、
発表してます。72年発表のものは、100%並列負帰還回路の応用により
各チャネルのミキシングの設定を変更しても、他チャンネルのミキシング
レベルに影響を及ぼさないようにした日本最初のもので、その後、日本の
メーカーから次々に出てきたポータブルミキサー(SONYもそうだった)も、
その回路を採用するようになりました。
77年発表のものは、48Vのファントム電源をミキサー側に内蔵して、
FETタイプのコンデンサーマイクを直結できるようにしました。
(各チャネル独立電源で、たとえ、何かトラブルがあって、
あるチャネルがショートしても、他のチャネルには全く影響を
及ぼさないような設計にはなってます。)
多くのFETタイプのプロ用マイクでは内蔵バッテリーからのDC-DC
コンバータ給電とファントム電源とを切り替えられるので、それらの
給電方式の差で、音の違いがあるのか(ミキサーから電源供給すると
電源供給の距離が長くなるので)、だいぶチェックしたんですが、
正直に言ってその違いは判別できませんでした。
735 :
K :01/08/30 09:54 ID:uo.t7cMQ
>>734 れおんさん
>多くのFETタイプのプロ用マイクでは内蔵バッテリーからのDC-DC
>コンバータ給電とファントム電源とを切り替えられるので、それらの
>給電方式の差で、音の違いがあるのか(ミキサーから電源供給すると
>電源供給の距離が長くなるので)、だいぶチェックしたんですが、
>正直に言ってその違いは判別できませんでした。
そうですか……。
かつて、ブラインドテストをやったことがあるのですが、ファントム
電源の方が力強い感じがしたのですが……。
我が家には、そのファントム電源供給タイプの、17年前の作りかけ
のミキサーが眠っています。最近では自作する余裕が時間的にもない
ものですから、もっぱら、アンプにしても、ちょこっとコンデンサー
を換えたりするくらいです。
そう言えば、我が家のタンノイのスピーカーで真空管マイクロフォン
で収録した演奏って、聴いたこと無かったなぁ。
今度、買ってきて聴いてみることにします。
736 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/08/31 08:42 ID:PU0hkbVs
age
737 :
Rちゃんねる :01/09/01 17:24 ID:aDIEdTsM
おお(涙) 念願のスタ−リングHEを大阪日本橋管球アンプ工房で展示品を23万(税込み)で 買ったのです。 おまけにオルトフォンの1万円位のピンコ−ドを貰いました。 今日はついてるなァ
>737 おめでとう! 楢仕込みがんばってね!
739 :
Rちゃんねる :01/09/02 09:11 ID:Icr.Fkxo
>>738 おおきに!!
でもまだそのお店にタ−ンベリ−の展示品が税込み32万で売ってますよ!
欲しい方はお早めに!
740 :
K :01/09/02 09:13 ID:V6hg2uYY
>>737 ご購入、おめでとうございます。
HEが23万円なら、まぁまぁの価格でしょうか。
オルトフォンのRCAケーブル、私も一時期使っていました。
1万円なら、7.8Nかな?
中域から低域にかけて、まったりとした感じが良いですよね。
高域も爽やかに抜けてくれると思います。
741 :
れおん :01/09/03 13:43 ID:EkjUQAVA
>735 真空管式コンデンサマイクによる名録音は古いものでは たくさんありますね。英デッカのジョン・カルショウや レイ・ミンシェルなどがプロデュースしたショルティの ワーグナー(指輪4部作とか)、あのあたりは全部、真空管 タイプのはずです。ぼくは、素子の違い以上に、真空管式の ほうがマイクユニットの成極電圧にずっと高い電圧をかけて 使用できるところがメリット、大きな違いになっているような 気がします。 FETで高耐圧、低雑音のものは難しいですから。 先週の土曜日は、東京文化会館で、飯守泰次郎さんの指揮で 指輪4部作の2作目の第1夜、ワルキューレを聞いてました。 ふと上を見ると、小さな集音マイクがかなり高いところに・・・ 確かに、大きなU-47あたりを低い位置にぶら下げたら、録音には 良くても目障りでしょうがないかも・・・
742 :
K :01/09/03 16:43 ID:eb5qeBwY
>>741 レオンさん (^^)/
ありゃ、カルショウのプロデュースしたショルティの指輪、あれは
真空管マイクロフォンでしたか!
けっこうごつくてスケールのある音だった様な……。
確かに音、良かったですね。
743 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/03 22:27 ID:Cn3HDHgI
age
744 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/04 13:22 ID:7oKvOmsg
age
745 :
Rちゃんねる :01/09/05 09:12 ID:tFbya1VQ
おおお!(号泣) 昨日スタ−リングが僕の部屋に来ました! こんなに存在感がある製品にめぐり会えたのは幸せです。 音は思ってたより低音がボワボワしてるのを何とかしたいところです。 それにしても今時こんなに安い製品(内容に比べ)ありますか? タンノイに出会った僕は幸せです!
746 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/10 12:20
あげ
747 :
Rちゃんねる :01/09/23 14:14
age
祝、本スレ復活。
「続・タンノイで聞こうよ!」の
>>27 TwinREDさん
>"&ls=50"を削れば見れます
ありがとうございます。
倉庫入りすれば読めるようになるということで待っていましたが、
これで助かります。
結局、最新50を見るにはデータが大きくなりすぎた、ということ
でしょうか?
今は「&ls=50」を付けても見ることが出来ますね。
751 :
Rちゃんねる :01/09/23 19:42
皆さん不思議ですね。
今まで書き込み不能だったココに何故か
>>746 >>747 の様に某オ−ディオ店のパソコンでは書き込み可能なのです。
752 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/26 19:02
age
753 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/27 12:03
こちら本館
754 :
Rちゃんねる :01/09/27 13:30
只今会社でカキコしておりますが何故か皆さんが書き込み不能になっても大阪日本橋 のオ−ディオ南海ではカキコできるのです!! 2度もこの様な体験をしましたがなんでかしら?
新スレできたのでsage