1 :
TK :
2001/02/15(木) 23:35 作ってみました。 皆さんのオーディオに対する熱き想いをぶつけてください。 もちろんジャンルを問いません。 初めのお題としては「オーディオに求めるもの」「なんでオーディオをやっているの?」 で如何でしょうか?
2 :
TK :2001/02/15(木) 23:40
私がオーディオに求めるものは音楽再生の忠実なしもべになることです。 音楽あってのオーディオでけっしてオーディオのための音楽ではありません。 限りある時間を出来るだけ良い音楽を聴いて過ごしたいのです。
んなもの気持ちよくなるためにきまってんじゃん。 今この瞬間が良ければ後のことはどーでもイイのさ。 つーことで **********終了*********
けけけっ、録音の選り好みする奴が「音楽あってのオーディオ」だってさ(大爆笑
インフラあってのオーディオです。
>限りある時間を出来るだけ良い音楽を聴いて過ごしたい これには同意。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 00:18
あ〜、私の場合。 「音楽であろうとオーディオであろうと、 趣味とはつまり自分の欲求を満たす為の行為であり、 どちらが上も下も無い、どちらも道具だ。」 というのが持論です。
8 :
TK :2001/02/16(金) 00:55
書き込みありがとうございました。 実はスレを立ち上げてから、ちょっと大上段に構えすぎたと 反省していたところでした。 「オーディオ井戸端会議」くらいに書き換えたいところです。 で、お題も「私のオーディオ事始め」なんてのはどうかな?と。
9 :
TK :2001/02/16(金) 01:04
>>4 >けけけっ、録音の選り好みする奴が「音楽あってのオーディオ」だってさ(大爆笑
うーん、自分の中では少し違うんだがなぁ。
「録音に込められた演奏家の情熱を出来るだけ聴きとりたい。」
ということなんだが。
他人から見たら貴方のように感じるかもしれないなぁ。
10 :
TK :2001/02/16(金) 01:18
追加。 「録音の選り好みをしている」のではなくて 「再生音の選り好みをしている」が正解。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 01:42
>「録音に込められた演奏家の情熱を出来るだけ聴きとりたい。」 ブエナビスタ・ソシアルクラブとかどうおもいます?
12 :
TK :2001/02/16(金) 08:52
>ブエナビスタ・ソシアルクラブとかどうおもいます? 全然知らないのですが、これは演奏グループですか? それともCDの題名?詳細をお教えください。
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 09:40
音楽を楽しむことを理由に、値段の割に効果の低い 身の程知らずな高価な機械を買うこと。
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 10:50
俺は鈴木あみが目の前で歌ってるかのように再生したいから金を注ぎ込む。
15 :
TK :2001/02/16(金) 11:48
>>7 ,
>>13 ,
>>14 書き込みありがとうございます。
それぞれ皆さんご意見ごもっともです。
特に13さんのご意見には耳が痛いです。
自分はけっしてそうは思っていないのですが、
周りからは絶対そう思われていると確信しています。
17 :
TK :2001/02/16(金) 13:07
>>16 情報をありがとうございます。
キューバ音楽はあまり経験が無いですね。
BVSCの一番のお奨めはどれでしょうか?
中南米音楽ではピアソラとかティファナブラスなどが、好きです。
クラシックが主ですが、Jazzも聴きたいし、ビートルズ、カーペンターズ、
S&Gなどもお気に入りです。
もちろんフォークもニューミュージックも好きで、特に中島みゆきの大ファンです。
それから美空ひばりが好きで、LPを探しています。
>俺はオーディオ機器そのものが好き。
これも良く解かりますねぇ。
気に入った器械は音を出さずとも眺めているだけで気分が良いですものねぇ。
18 :
13 :2001/02/16(金) 13:28
>13は悪魔の辞典風に書いたんですけど自分のことです。 ビンボーなくせに400万近く突っ込んでしましました。 これをロマンと言わずして何という。(泣
19 :
TK :2001/02/16(金) 13:38
>>13 (TT),(TT),(TT),(TT)
思わずもらい泣き。
20 :
TKさんへ :2001/02/16(金) 13:56
ブエナビスタは、DVDもしくはVHSが発売されているのでご覧になってください。 私は、それを契機に関連のCDを5枚買いました。
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 14:16
ぎゃはは!ニューミュージックか。 美空ひばりとか中嶋みゆきとかなんてはづかしすぎて売りにも逝けないや。
22 :
TK :2001/02/16(金) 14:39
「私のオーディオ事始め」 オーディオという言葉を知ったのは小学6年生の時でした。 喧嘩友達だった友人の家へ学校帰りに寄り道をして、 その彼の兄の装置を見せて貰い、音を聞かせて貰ったのでした。 自作プレーヤー(パイオニアのベルトドライブ、 オーディオテクニカのアーム、グレースのおそらくF8L) サンスイAU777(555だったかも)プリメイン、 パイオニアの38cmウーファーを使った2ウェイ、バスレフ自作箱 ラックスのチューナー、TEACのオープンデッキ 忘却のかなたに逝っていますが、そんなラインアップだったような 記憶があります。 聞かせてもらったのがオスカーピーターソントリオの「プリーズリクエスト」 のB面1曲目でした。曲の冒頭ベースのアルコでウーファーがフラフラと前後にゆれ、 「すごく低音が出ているだろ」との友人の説明に素直にうなずいて、 出てくる音に感激して聴いていました。 (今から考えると非常にほほえましい光景ですね) 私の家には当時レコードの掛かるものは何も無くて、休日に少し離れた親戚の家に 遊びに行ってはセパレートステレオでブルーライトヨコハマとかブルーシャトーとか、 そんなのを聞いていたのです。その音と比べるとまるで別の音だったのですよね。 しばらくたって近くの電気屋がオーディオフェアをするというので、その友人に誘われて 会場へ連れて行ってもらいました。 グレースのブースだったのですが、F-8の聞き比べのデモをしていました。 MM型の針先をL,M,C,Eなどいろんな種類を揃えて、聴き比べをしてくれたのです。 スピーカーはALTEC A7、パワーアンプはラックスのMQ60(型番不詳)のモノラル真空管アンプ、 プレーヤーとプリは覚えていません。 掛けてくれた曲はポールモーリアのエーゲ海の真珠でした。 そのときの音!!こんな良い音が世の中にあるのか、と大感激しました。 私にとってはこの時の体験こそがオーディオの素晴らしさを教えてくれたのです。 今から33年前の体験でした。
23 :
TK :2001/02/16(金) 14:42
>>20 情報をありがとうございました。
残念ながらDVDは持っておりません。
できましたらCDでの一押しをお願いいたします。
24 :
TK :2001/02/16(金) 14:45
25 :
クイズ :2001/02/16(金) 16:25
このスレの参加人数、実際は何人でしょう?
26 :
TK :2001/02/16(金) 16:34
>>21 美空ひばり、良いですよ。
昔の日本コロンビアの録音は侮れませんよ。
って、このレコード位しか聴いてないですけれどね。
でも「星の流れに」なんか何度聴いてもしびれます。
ちょっとお尋ねしますが、あなたはCDを売りに出すために買うのですか?
売ろうと思って買ったCDは一枚も無いですけどね、私。
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 16:39
TKさんへ
>>21 のようなバカはほっときなさいよ。
音楽の本質がまるでわかっていないうんこ野郎とは会話するだけ無駄ってもんよ。
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 16:38
美空ひばりの録音は例外的にクラシックの録音技師によってなされているのだよ。
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 16:42
28もバカ。 録音の話なんかしてねーだろ。 あらしてごめん。
30 :
TK :2001/02/16(金) 17:01
>>27 レスありがとうございます。
一応こちらのスタンスを明らかにしたいもので。
できるだけ返事したいですね。
>>28 なるほどねぇ。やっぱり。
他のLPも是非聴いてみたいですね。
以前15枚組みのLPセットが出たので買ったのですが、
やはり再プレスのためか音が物足りなくて、殆ど聴かないのです。
>>29 ここは何でもありですので。宜しくお願いいたします。
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 17:05
誰も中嶋みゆきの煽りに対して否定しないね。
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 17:11
>31 中島みゆきと掛けて何と解く? 一人芝居。(藁
33 :
TK :2001/02/16(金) 17:17
>>31 中島みゆきはポプコンと世界歌謡祭グランプリのときからのファンです。
「時代」を初めて聞いた時になぜか非常に心惹かれるものがあったのです。
それからずっとLPは全て持ってますし、CDも買っています。
ただ一部のEPは買い損ねたものがありますので、それが残念ですね。
夜会に行きたいですが、地方に住んでいますのでとりあえず諦めています。
近くにコンサートに来た時には聴きに出かけます。
好きな曲などは又あらためて書きます。
34 :
TK :2001/02/16(金) 17:18
35 :
こんにちわ :2001/02/16(金) 18:45
私、「アナログ情報スレ」をたてた1です。 TKさんはじめ数人の方々のおかげでいい感じで進行しています。 ありがとうございます。 まぁ2チャンってことで色々レスがつきますが、これからも 宜しくお願いいたします。 中島みゆきについては同意です、世代がたぶん同じ位いかと.. それではまた。
36 :
TK :2001/02/16(金) 19:08
>>35 おお、書き込みありがとうございます。
こちらこそ宜しくお願いいたします。
小生アナログ大好き人間です。
でもデジタルを否定しているわけではないですよ。
単に現状ではほんの少し不満があるだけですので。
でもそれもAR2000を使ってかなり、いや随分気持ちよく聴けています。
いろんなレスを楽しみにしています。
自作自演やめれ!
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 19:16
なにがもくてき?、AR2000のうりこみか?
39 :
35です :2001/02/16(金) 19:28
TKさん、アク−スタット以降ってどうなったのですか? こんな言い方が適切かどうかなんですが、私の知る限りアク−スタット を経緯なさった方ってその後、大きく方向転換されるように思っています。 誤解でしょうか?ではでは。
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 19:29
TKさんよ。 スレちゅうのは投げたら自然の成り行きに任せるもんよ。 誰か一人が仕切ったんでは面白み半減なんじゃ。
41 :
TK :2001/02/16(金) 19:53
>>39 35さん、レスどうもです。
私のスピーカーの変遷ですが、
P610B
NS690
NS1000M
アクースタット#3
アクースタット#6
と変わり、
その後は#6と併用する形で
SIEMENSコアキシャル
Telefunken О85
Klangfilm Eurodyn
Klangfilm Europa junior
となっています。
アクースタットの#6は広い周波数特性と位相特性の素直さによる
音場感の提示の確かさで手放せないでいます。
アクースタットはパワーアンプを選びますので、
使いこなしに苦労するのは確かですね。
42 :
TK :2001/02/16(金) 19:57
>>40 別に仕切っているつもりは無いのですが。
レスを付けると仕切っている事になるのですか?
43 :
TK :2001/02/16(金) 20:00
>>38 そんなつもりはありません。
自分の現状をただ話しているだけです。
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 20:08
TKさん、気にしないほうがいいよ。 こいつ、この時間帯暇らしくてあちこちスレ荒らしてるよ、この手のバカ はほっときゃそのうち、いなくなるからさ。
45 :
TK :2001/02/16(金) 20:10
>>44 44さん、ありがとうございます。
そのようにします。
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 20:22
↑ だけどこれも自作自演なんだよなあ。 たいしたもんだよ。
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 20:25
この板もコテハンや自作自演で荒れてきたな。
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 20:27
>>46 ウソも自作自演も最後まで押し通せば本物になるんだけどな。たいていは
ばれてしまうんだ。
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 20:34
ちょっと、聞きたいんだけど、どうして自作自演とかって解るの? IP出るわけじゃなし、高度なワザでもあるの? じゃないでしょ?ただそう思うだけなんでしょ? 自作自演じゃないことを知っている本人達からすればすごく滑稽に 映るし、ばかを証明してるだけなんじゃない?
>>49 まあ、そうムキになるなよ。アンタのばかを証明しているみたいに
見えるぞ(藁
51 :
TK :2001/02/16(金) 20:40
>>49 ご意見ありがとうございます。
気にしないでオーディオを語りましょう。
あなたのオーディオ事始はいかがですか?
52 :
TK :2001/02/16(金) 20:43
ちょっと教えて欲しいのですが、名前に下線のある人は 下線の無い人とは立場が違うのですか?
53 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 20:52
お前、2ちゃんねるガイドちゃんと読んだか?
>>52
54 :
TK :2001/02/16(金) 20:55
>>52 読み落としてるのでしょうね。
教えてください。
55 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 20:56
やっぱ、基本的にイタイ人だったみたい、これ。別ににちゃんねるで なくてもガイドとかお願いとかご注意とか読んでから参加するもんじゃ ないのかね? とりあえず今見ているページのうえの方みて、ガイドと FAQというところをクリックしてみたら?
56 :
TK :2001/02/16(金) 21:33
やっぱりはっきりとは解かりませんね。 雰囲気的にはボランティアの人たちかな?
ま、そゆ感じですね
ところでTKさんはどんなお仕事なんですか?このへんのスレ見ていると、 昼間から夜中までここでカキコされてるようですけど。
59 :
TK :2001/02/16(金) 21:40
今は、秘密。実はまだ仕事中。
60 :
TK :2001/02/16(金) 22:27
渦動撤兵でしょ
>61 ああっ、そうか!!! 自作自演王の称号を授ける。
おっと失敗。 底まで下げたいくらいだ。
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 23:54
話の内容からすると、渦動撤兵は更に1.5世代上の人で、 渦動のはずは無い。
じゃあ鉄兵2だね。 なんかゲームソフトみたいだ。
66 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/17(土) 00:28
TKさん、メールのところに「sage」と打ち込むと、下がるわけでは ないのですがスレットを掲示板のトップに上げずに書き込みが 出来ます。ですから名前の所に下線が出てクリック出来るようには なりますが、メールの宛先には「sage」としか書いてない という事になります。
67 :
16 :2001/02/17(土) 00:38
可動はアクースタットなんぞ使わんだろΣ(゚Д゚)
コムロテツヤに決まってるじゃないか。
で、ブエナビスタソシアルクラブですが
そのものズバリのタイトルのCDが事の始まりなんで
まずはそれから、というか私もそれしか持ってないし。
>>20 なんかいいCDありましたか?5枚の中で。
68 :
今週のアエラ :2001/02/17(土) 00:50
ブエナビスタのおっさんが表紙に! 社会主義になってから、音楽活動をやめ、 キューバの海岸でキャラメルを売っていたそうです。 ライ・クーダーが発掘してレコーディングさせたそうです。 CDの前にビデオをレンタルするといいと思うが。 「海の上のピアニスト」より感動します。
69 :
>67 :2001/02/17(土) 00:51
古い、って言う人もいるけどブエナビスタソシアルクラブ、いい ですね。なんか、聴いてて心が洗われるような気がします。でも、 BSで観たけど、日本公演にきたのは殆ど別のグループといっても いいほど、顔ぶれが違ってました。
70 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/17(土) 03:16
私自身は詳しくもなく、CDも持ってはいないのですが 昨年のインターナショナルオーディオショウのLINNブースにて 朝沼予史宏氏がブエナビスタソシアルクラブを紹介してましたね。
71 :
TKさんへ :2001/02/17(土) 08:38
BVSCに出てくる人達って、茶化すわけじゃないけど、 キューバーの美空ひばりやフランクシナトラといわれる人達です。 ライナーノーツにもそういう紹介がされています。 だから、そういうビッグネームのだれがいいといわれても、 みんないいとしか言えません。 やっぱり、映画のほうを先に見てから興味ある人のCDを買うのが良いと思います。
TKのいない時間にはぜんぜんレスつかないのはどうして? 煽りまで自作自演?
73 :
TK :2001/02/17(土) 13:14
>>67 16さん、情報ありがとうございます。
ブエナビスタソシアルクラブ探してみます。
>>71 情報ありがとうございます。
実力者ぞろいという事なのですね。
これは楽しみです。
今日から4日間は忙しいのでその後又書きます。
ということは4日間はこのスレにレスがつかないはず。
75 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/18(日) 04:09
ブエナビスタはイブライム・フェナールが最高だと思うが。 なぜか、アントニオ・カルロス・ジョビンも人気が出た。 ジョビンはサリナ・ジョーンズとのアルバムは必聴です。 ジョーンズの英語のバサノバ。。。上手すぎ。 小野リサも人気あるし。 ザ・ピーナッツ以来、イタリアン・カンツォーネは人気がないが バサノバ=ラテンつながりで注目されるのでは?とにらんでいる。
TKさん、OSH-SDのMayaです。「風のジャクリーヌ」本は買ったの ですが、映画は見ていません。もしも情報お持ちでしたらおしえ てください。ドヴォコン届いていますので。お聞きになったら 感想お聞かせください。
77 :
オーディオもどき :2001/02/19(月) 22:23
TKさん 始めまして他のスレッドにて拝見させていただき 感銘を受けております。それでここをのぞいたら なんとはじめられたんですね。 AVビレッジ3月号を入手このレベルの記事のなかで 驚くべきものを発見しました。オーディオガラクタについて のなかでなんと! ベヒシュタインは記事を書かれている田中さんによると 名指されてはいないが写真から判断するとベヒシュタイン は金属バーなどを一切使用しないでフェルトを用いて よけいな弦振動を全て止音してしまう方式のようです。 なるほどスタインウエイやその他の良く似た アリコートブリッジつきのピアノの音色とは 一線を画した音楽性の秘密がこれにあったのかと 驚きました。これらは押さえず鳴らすのです。 くだらないオーディオオモチャの記事 のなかでは唯一光った記事でした。 低レベルの2chオーディオスレッドで よくもまあスタートされたものですね。 まあAch寝らーの小僧どもがかかってくるのが 楽しめますからね。あなたは昔日本という 野蛮国に来られた宣教師みたいなもんですな。 オーディオもどき
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/20(火) 17:30
| | | | | | | | | | | | | | ヽヽ ヽ ノ丿| | | | | | | | | | ヽ ヽヽ-ヽ 丿 ソミミミ) (彡彡彡ゞ ヽ-/ / ⌒ヽ / ⌒ヽ / ((( )))-((( )))ヽ ヽ_ノ ハヽ_ ノ ヽ ・ノ(。。)ヽ ) /へ−ヘヽ / | / ⌒ヽ | / _______ ノ| | | / / 二二二 | / < うぜんだよ、テメーラ! ___ / \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
79 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/20(火) 17:37
>>77 これもTKはんの自作自演? まめやねぇ、ほんに。
>低レベルの2chオーディオスレッドで
おっちゃん、こういうのを煽りっちゅうんよ。気いつけんとあかんで〜
ほんでな、
> Ach寝らー
ほれ、この丸数字、こういうのんは機種依存文字いうてな、ねっとじゃ
つこうたらあかんことになってんねんで。特にいそたーねっとじゃ人でなし
呼ばわりされても文句いえへんかったん。最近はまあそうでもないねんけどな。
初心者やったら一応は知っといたほうがええ思うてな、教えたったんやー、
ねっとにも歴史があるさかいにな。わいも親切やなぁ、ほな、さいなら〜
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/20(火) 17:47
@ABCDEFGH…これ以上の丸数字はでないよう
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/20(火) 18:11
S
82 :
TK :2001/02/20(火) 19:46
やっと精神的多忙から解放されました。 少し疲れていますので今日は一言だけ。 ブエナビスタソシアルクラブを奨めてくださった皆さん。 本当にありがとうございました。このCD頗る良いです。 16さんのお奨めの一枚を土曜日に買ったのです。で、ずっと聴いていました。 69さんの仰っている「聴いてて心が洗われる」私も激しく同意します。 本当に素晴らしい一枚です。どの曲も素晴らしい。 その中でも特に7曲目が一番気に入りました。 私が厨房未満のころ耳にしたような懐かしいメロディ。 昔同じような曲を誰か歌っていませんでしたか? 9曲目のVocalのグリッサンド?も名人芸ですね。 で、今日はお店にあったオマーラを買いました。 で、75さんのお奨めのイブライム・フェナールは輸入盤で注文しました。 しばらくこれに嵌りそうです。
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/20(火) 19:52
シャアシャアトシテルネ
84 :
TK :2001/02/21(水) 10:33
アナログ情報スレでも書きましたが、こちらにも一応書いておきます。 わたしはAR2000のスレで91として書き込みを始めて、 その後TKというハンドルで書いていますが、それ以外にはただの一度も 匿名や別名で書いた事はありません。 今後もTK以外の名前で書くつもりもありません。 自分の意見に責任を持ちたいからです。 この事だけははっきりと申し上げておきます。 自作自演だとか言われるのはうんざりです。
自作自演でなくても、あんたたちにはもうこっちがうんざり。 どうせ自分が一番なんだから、ひとりで勝手にやってれば?
86 :
TK :2001/02/21(水) 16:59
>>85 私にはあなたが一番だと思うけど。イタさで。
だから煽りに反応するのやめなさいって。 自分で煽りを呼び込んでいるのがわからないかな。 それだとあなたも煽りと同格としか見られないよ。 それから、煽りに反応する時はせめてsageてくださいよ。 情報が何もないのに上がると他のスレの邪魔になるからさあ。
何度言われても上げるのやめないところみると、TKって脳みそないんだな。 ドタマにうんこでも詰まってるのだろう。
86のカキコも日本語になってないもんな。
91 :
TK :2001/02/21(水) 22:12
ロマン、、、私の嫌いな言葉だ。まあこれは自分の性格だが。 趣味のオーディオというのは、迷惑をかけるかどうかはともかく、 エゴイスティックそのものだ。だからロマンつーと引いちゃう、私は。 ただ、私が他人がそう思うのは否定しないよ。 楽しく音楽聞けりゃいいんだよ、という事で。 ハードウェアからその使い方まで、すべて最終的に自分にとって 良い音楽を聴く『手段』だというのが私の考え。 まあ、手段そのものが楽しいこともあるが。ハンダゴテ握ったりね。
ロマン最高!!萌え〜
94 :
TK :2001/02/22(木) 22:15
ハンダゴテ、一度握りましたね。 EL34ppモノパワーアンプ。 アンプ作りは全くの素人でしたので、 回路設計、部品調達、ケースの加工、全てオーディオ仲間の アンプ作りの達人たちが用意してくれました。 私は完成品の一台を見て同じようにもう一台を作ったのでした。 配線作業は非常に面白かったですね。 アンプ作りに熱中する人の気持ちがほんの少しは解ったように思いました。 自分で自由自在に回路設計から部品調達、チューニングまで何でも こなしている友人たちを見ると非常に羨ましく思えました。 近所の仲間の自作のアンプを聴かせてもらう機会もあります。 随分良い音がするのです。 でも、私にはそんなアンプを作る力もないし、作ったものが そのまま物置に直行するのは目に見えています。 ですから私は音楽を聴くための物としてのアンプ作りはもうしないでしょう。 自分で作らなくとも一流メーカーは立派なアンプを作ってくれています。 私にとってはそれを上手に使うことが良い音楽を聴くための一番の近道です。
95 :
TK :2001/02/23(金) 17:11
パワーアンプの原点 WE25Bというパワーアンプがある。 WE205Dを1本は出力管に、1本は整流管に使用したシングルアンプだ。 回路構成は入力トランス−205D−出力トランスと、アンプの動作原理を そのまま回路にしたようなものだ。 私はこれにパワーアンプの原点を見る。これ以上の音のアンプをまだ知らない。
96 :
TK :2001/02/23(金) 20:24
>>67 16さん、アクースタットは使っていますが、あくまでもサブスピーカーとしてです。
メインスピーカーはKlangfilm Europa juniorです。
Europa juniorの一番の魅力はその音色(ねいろ)とトランジェントの良さです。
アクースタットも音場感の提示能力については素晴らしいスピーカーだと思いますが
Europa juniorと比べると不満が出ます。
97 :
TK :2001/02/23(金) 20:36
>>77 そういえばTACETのCDで色々なピアノの弾き比べがありますが、仰るように
ベヒシュタインの音だけが、非常に純度の高い良い音でした。
98 :
TK :2001/02/23(金) 21:02
>>75 「ジョビンとサリナ・ジョーンズとのアルバム」についての詳細希望です。
なんか... 恥ずかしいスレだなぁ。典型的な自己陶酔型オーディオ オタクのおっさんが延々と人前で自慰行為をしているような感じ。 ナルシストなんかね、この人。
他のスレでもスレ評論の書きこみがあったけど
ひょっとしてスレ評論マニア?
>>99
101 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/23(金) 21:50
>99 素直になって自分を振り返れば判ります。 そもそもなぜ自分が音に興味を持ったのかを 思い出せばTKのおっさんのONA行為を 藁うなんてできないでしょう。 素直だったころを思い出してください。 その反抗のすごいエネルギーは 使いようによっては自分のために 大きな力になります。 わたしのこのカキコにとても腹がたつなら普通です。 そしてその怒りを自分に向けてください。 合掌
102 :
名無しさん :2001/02/23(金) 22:15
栗はやっぱり栗ご飯が一番だね
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/23(金) 22:16
栗田さん萌え
104 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/24(土) 06:50
カサーリとしたスレだけどAGEとく  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ , . /\ /.\ . /\( /\´∀`)\ / .\ ヽ ./ .\
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/24(土) 12:01
オ−ディオにロマンなんざ求めちゃいけね−やな。 ただただ突っ走って、是でもかと外道となり、とことんやった末に 完璧に打ち負かされ、一人の力のすべてはこんなもんでござんすと 判ったときに死にてェもんだ。 伊藤喜多男風
106 :
TK :2001/02/25(日) 01:39
SPの電気再生(1) LP初期盤の再生を楽しんでいたが、2年半程前にたまたまSPレコードを入手し、 知人のHMV202で聴かせてもらった。 ワインガルトナーの第9だったが、SPの音の良さを再確認する事となった。 最初にSPの音に感激したのは5年前に某所で拝聴したクレデンザによる カペーSQのドビュッシーだった。 蓄音機での再生は確かに素晴らしいが、今となっては貴重なSP盤の劣化が気になる。 SP盤は文字通り身を削りながら美音を奏でてくれるのである。 一度聴くごとに後何度聴けるのだろうかと考えながら聴くのはあまり楽しい事ではない。 溝に負担の軽いカートリッジによる電気再生を考えるのは当然の成り行きであった。 LP最初期盤にはEMT927とRF297とfonofilmTypeA(AB25D)を使っていたので、SPの再生には 当然のようにA65Dを探した。Marantz#1、テレフンケンV69b、Eurodynの組み合わせだった。 LPとは違う輪郭のはっきりしたブリリアントな音を楽しんでいた。 その後、スピーカーがEuropa juniorに替わり、パワーアンプがKLV401dに替わった。 どちらも1940年頃にドイツの映画館あたりで活躍していたもので現在も全く劣化を感じさせない。 これでSPの音がさらに魅力的になった。
107 :
TK :2001/02/25(日) 01:40
SPの電気再生(2) たまたま池田圭氏の盤塵集を入手し、愛読書となった。これは珠玉の一冊で、今では私の バイブルである。その中でWE9AというSP用カートリッジが絶賛されており、できれば一度 聴いてみたいものだと思っていた。 あるとき某店の広告で目にしたので、問い合わせをするとプレーヤー一式があるとのこと。 早速駆けつけ、その古ぼけて埃にまみれて片隅に置かれていたプレーヤーと対面した。 そのWE300A reproducer panelは頑丈な鉄製のオリジナルコンソールに据え付けられていた。 試聴したい旨を告げたが、今は動作しないとの返事。せっかく来たのだからと無理を言い、 なんとか動作するのとその音の片鱗を確認して購入する事にした。 入手後、付属の9Aの針先の酷い扁摩耗のために何枚かのSPの溝にダメージを与えられた。 しかしダイアモンドチップの交換の後、本来のパフォーマンスを見せてくれたが、それは 予想以上に素晴らしいものだった。 WE300Aにはイコライザーが付属しているが、音質上の点でpassしている。 現在はプリにMcIntosh C104を使い、WE25BとEuropa juniorを主に使い、 時にはSiemens msv 65bとRCA106の組み合わせでもSPの電気再生を楽しんでいる。
で、これはどなたの経験談ですか?
109 :
TK :2001/02/25(日) 10:03
勿論、私自身の話です。
110 :
TK :2001/02/25(日) 10:47
SPの長所と短所 長所: SPは基本的にはダイレクトカッティングである。 溝の大きさがモノラルLPの3倍あり、角速度も2.3倍ある。 よって、時間あたりの情報容量は単純計算でモノLPの7倍である。 盤(表面)の材料はシェラックで硬く、トレース時の音溝の変形が少ない。 これらにより、SPの瑞々しくてブリリアントな再生音が得られる。 短所: 片面あたりの演奏時間が短い。 スクラッチノイズがある。 落とすと割れる。 周波数帯域がLPより狭い。(これはSPの問題というより周辺の 録音機器の問題だと思うが) 素人の目から見た意見ですので、識者の方のコメントを頂ければ幸いです。
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/25(日) 10:47
外国の業務用機器のすごさは どこに秘密があるのか? 答え 当時の映画産業は今のコンピューター産業みたいなもので そそがれたエネルギーは現在のオーディオメーカーの それとは比較にならない。今月号の無と実のブラッドハーラーSP の出ているページの技術者さんらの顔を見ただけでわかる。 コストもとてつもなく高い。TKさんの使用しているSP のコストはとてつもないものだったのだろう。 現在の価値、値段が正しいとはとても思えないが そのうち入手しようと思っているわたしには 値打ちのわかる人がこれ以上増えないことを思う不謹慎さを どうかお許しください。
>TKさん わたしもWEやクラングフィルムなどはいつか使って見たいと思って います。TKさんは機材も所有し実践されていますので、かなりの 経験上の知識等も豊富でしょう。この場で書かれるより、ホ−ムペ−ジ またはどこかに専用ペ−ジを設けていただいた方がいいと思います。 せっかくの体験勿体無いですし、ちゃちゃ入れられなくてすみます。
113 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/25(日) 15:20
>112 わたしはそうは思いません。 何一つ基準のない混乱した世界であるオーディオで いくらちゃちゃが入ろうと公の場で発言できるのが この2CHの値打ちです。個人のホ−ムページや ニフティのオーディオフォーラムでは仲良し同士の集まりです。 ここは反対派やちゃちゃ派を交えての発言。 スポンサーのあるオーディオ誌でもこうはいきません。 オーディオ好きのみんなが見れるところに 価値があるのです。なにがあっているか、 なにが間違っているかバイアスをかけられず みられるすばらしい場の始まりと思っています。
114 :
TK :2001/02/25(日) 15:44
>>112 私も113さんと同じ意見です。
ここは多くのスペシャリストが集まっておられると思います。
ひとりの体験や考えはどうしても一面的になりがちです。
仲良しクラブでは独善と排他に陥る危険性があるでしょう。
いろいろな意見を出しあってコンセンサスを得たいのです。
>TKさん よけいな心配でしたね。TKさんに元気があるので安心しました。
116 :
Eurodyn使い :2001/02/25(日) 17:00
>>112 意見交換の場を求める行為として、ホームページの立ち
上げはあまり有効ではないと思います。
でも、TKさんのホームページは見てみたい気がします。
Eurodynユーザーの一人として・・・・
117 :
TK :2001/02/25(日) 17:11
>>115 112さん、お気遣いくださり誠にありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。
118 :
TK :2001/02/25(日) 17:15
>>116 Eurodyn使いさん、はじめまして。
おおっ、Eurodynをお使いですか。
私はKlangfilmのスピーカーの音色に嵌っています。
以後宜しくお願いいたします。
119 :
関西人 :2001/02/25(日) 17:24
すべてのスレを読んでいたわけではないが これまでTKさんのことはちょっと誤解していた。 このスレに使っている機材を書き込んでおられるのを読んで なんだか納得できる気がした。 いいなあ、おれもそういう環境が持てる身になってみたいですよ。 ただ、TKさんは浮気はなさらないんですか。 最新のハイエンド機材もなかなかがんばっているのがありますよ。 もちろん927とイコライザは変更不可(笑)ですけど パワーアンプとスピーカはそれなりに楽しめる物があると思います。 TKさんにとって現行システムを上回るとは思いませんが別の世界として。
120 :
Eurodyn使い :2001/02/25(日) 17:42
>>118 TKさん、はじめまして。
私は20年ほど前からSiemens/Klangfilmのスピーカーの
音色にハマっております。さすがに、自分の財力では
Eurodynを購入したところで限界です。これを生涯使い続
ける事になると観念しています。
このスレだけなんか2chっぽくない・・・ なぜか全部ですます調のせいかな・・・?それともそういうキマリのスレ?
TKさん どうも!! SPの電気再生に情熱を傾けられているTKさんと 私のように,CDが世に出てから開発された機械を使って LPを再生しているものが,コンセンサス? を得る必要 があるのかなとは思いますが,強い興味があります。 完璧に調整したグレデンザでの再生音を聞いた現代の あるオーディオマニアが「私は一体今まで何をやって きたのだろう!」と嘆いたという話を読んだことがあ りますが,SPには,とんでもない量の情報が詰めこまれて いるのでしょうね。 WEは,米国の国策企業で,一昔前のNASAみたいな ものだったらしいと聞きます。その製品は現代にも 通用する魅力をまだ持っているのですね。 たぶん,SPであれ,LPであれ,音溝から音を徹底的に 穿り出そうという点で共通するものがあるのだと思いたい。 それにしても,WE9Aのチップはどこで交換されたのですか?? 情熱に脱帽です!
123 :
TK :2001/02/25(日) 18:17
>>119 関西人さん、はじめまして。
私は音楽鑑賞以外に趣味を持っていませんので・・・。
最新機器ではありませんが、アクースタット#6とオーディオリサーチD250mk2は現用機です。
主にCD再生に使っていて、周波数帯域の広さと音場感の提示の面ではかなり満足して使っています。
私はトランジスタアンプの音があまり好きではありません。
五味康祐氏の言葉ですが、「倍音が人工的」に感じるのです。
現行のスピーカーはEOS、hales、アヴァロン等を聴いた事があります。
非常に立派な音がしていましたが、私の嗜好とは違っていました。
ごく最近のスピーカーは聴いたことがありません。
別の世界という意味ではアメリカ系の音に対応するために
フェアチャイルドのプレーヤーコンソールとアームとカートリッジと
Magnavoxのスピーカーも使っています。
124 :
TK :2001/02/25(日) 18:40
>>120 おおっ、Siemens/Klangfilmの大先輩ですね。
私はコアキシャル(バイエルン)でドイツの音色に目覚めました。
それからエスカレートしてきています。
>>121 こんにちは。書き方に決まりはありません。
いっしょにオーディオのロマンを語りましょう。
>>122 ジョンさん、どうも。
私の一番の興味の対象は録音メディアに刻み込まれた演奏家の情熱を
出来るだけ取り出したいということです。
ですからSP,LP,CD全てにわたって良い音で再生したいのです。
SPの電気再生の向こうに蓄音機がありました。
クレデンザを購入して半年になります。
でも世の中にはさらに素晴らしいものが・・・・。
この前も申し上げましたが、オーディオに対する情熱という点では
お互いに非常に似通った部分を持っているのではないかと感じています。
WE9Aのチップ交換はお店から業者さんへ頼まれたのだと思いますが、
詳しい事は解かりません。ともあれ、チップ交換でカートリッジが蘇るのは
大変ありがたいことですね。
125 :
TK :2001/02/25(日) 19:17
ジョンさん。 某スレでターンテーブル軸受けの添加剤の失敗談があるという話を 申し上げましたが、フェアチャイルドのプレーヤーでのことでした。 このプレーヤーコンソールは水平に置いたシンクロナスモーター(3,000rpm)の 回転を3本(33,45,78用)のコッグドベルトを介してギアボックスに伝え、 ウォームギアでターンテーブルを回すという構造をしています。 トルクが非常に強くターンテーブルの回転を手で止めようとしても弾かれてしまいます。 入手時には色々不具合がありましたが、少しずつ調整を重ねて何とか 使えるようになりました。トルクが強いのは良いのですが、ゴロが出るのが気になり、 ギアボックス内にグリスとか或いはテフロン剤などを添加してみました。 そのつどゴロは多少軽減しましたが、肝心の再生音が鈍くなったり、 変な音色が乗ったりしたのです。結局車用のギアオイルのみを入れた状態で 使っています。多少ゴロは聴こえますがあまり気にしていません。 これで聴くビリーホリディが気に入っています。
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/25(日) 19:28
>121 全部同じ人が書いてるんだもん.
>>124 > この前も申し上げましたが、オーディオに対する情熱という点では
> お互いに非常に似通った部分を持っているのではないかと感じています。
激して,つい乱暴なディスカッションをして多くの方に,不快な思いをさせたと
反省しております。一方では,励ましの言葉も頂きあり難い事だと思っております。
>>125 わざわざありがとうございました。
フェアチャイルドですか!! 往年の名機ですね。
参考にさせて頂きます。
今,少々仕事が忙しく着手できずにおります。
まとまった結果が出ましたら,改めて,レポート致します。
128 :
関西人 :2001/02/25(日) 20:21
>TKさんへ ただただ聴いてみたいです。 どんな音を出しておられるのやら。 往年のドイツ名機でSPをならしておられるその音は おそらくは僕の想像から遠くはなかろうと思うのですが、 フェアチャイルドの音は全く想像が付かないです。 往年の名機から最新の物までなんでもよくご存じで 驚くしかないです。 これからも貴重なお話、期待しています。
129 :
TK :2001/02/25(日) 20:39
>>128 関西人さん
機会がございましたら、是非どうぞ。
連絡をとる良い方法はないでしょうかね。
以前に,伊藤喜多男さんのアンプでドライブする巨大な平面バッフル のユーロダインを聞いた事があります。 広いとは言えない帯域の中に,音楽のエッセンスが 凝縮されていて不思議な説得力がありました。 TKさんの音は,更に更にオーディオの源流に遡る事になるわけですね。 是非一度聞きたいものです。
131 :
TK :2001/02/26(月) 13:20
>>130 ジョンさん
機会がございましたら、是非どうぞ。
昔某所で同名の方の書き込みをお見かけしたことがありますが、
同一人物でしょうか?
多分違うでしょうね。私が,書きこみを始めたのは極々最近 (2001/02/14以降)ですから。
133 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/26(月) 14:59
>TKさん オイロダインは家庭に持ち込む場合はBOXにいれるんですか? それとも平面バッフルですか。平面バッフルであればどのくらい の部屋の広さおよびバッフル板の大きさが必要でしょうか。
134 :
TK :2001/02/26(月) 16:35
>>133 私見ですが、BOXに入れるより平面バッフルのほうが好結果が
得られやすいように思います。私は暫定版として12mmの米松合板を
160cm×160cmで自作しました。
部屋は広いに越した事はないでしょうね。
私は12畳ほどの部屋で聴いていました。
私はJ.S.Bachのカンタータを十全に再現しようとして独逸のスピーカー に行きあたりました。もっとも,オイロダインに比べれば随分と若輩物で 格下ですが。 稀にではありますが,演奏会にも行くようにしております。オーディオをやる 上でこれは,耳を標準化する意味もあり,私には必要な事だと思っています。 これをしないと,私の場合は,玩物喪志に陥ってしまいます。 演奏会自体が好きだし,そこで得た感動を,もう一度味わいたいと願っていま すが,なかなか上手く行きません。オーディオによる再生音ばかり聞いていて, 時々演奏会場に足を運ぶと,自分の再生装置の美点と欠点が顕わになります。 昨年出会ったとんでもなく美しい響きのコンサートホールでは,特に「柔らかな 明確さ」がこれからの課題だと強く感じました。 ただ,私が求めているような再生音が本当にスピーカーから出てくるのかなあと時々 疑問を感じたりします。結局は見果てぬ夢なのかなあとも思います。 あんな音は,再生音としては聴いたこと無いものなあ・・・。 LPにしろCDにしろ (SPはさておき)詮缶詰音楽なんでしょうか? もしかすると私は,缶詰に刺身の味覚を求めているのではないかなと恐れます。
136 :
ロマン・グラッチェ :2001/02/26(月) 20:48
たこやき屋のおとうちゃんがいっぺん覗いて見いちゅうてはったんで ちょっとヒヤカシに茶々入れさしとくれやす。きのうオジサンが気に 入ったはったヴンダリヒのCD買うたけど、ウチのセプターで鳴らす よりオイロパはんの方が、そらもちろん良ろしおすやろなぁ。なんか 自然で澄み渡った存在感に鮮烈な音の表情が聞こえてきそうどすなぁ。 これぞドドイツの真髄ちゅうもんと、ちゃいますか?テレフンケンの アンプもええ倍音しといやした。ほんでも、やっぱしクラングの方が 相性ええんでしゃろな。きっと、そうですわ。ほなまた、さいなら。
ロマン・グラッチェ 大阪弁で書いた,ヨーロッパの 話しを読むと とたんに,開口健の・・・を思い出してしまいます。 どこか,裏にヒリヒリとする 辛辣さがあるようで,優しい。
139 :
Gerwig :2001/02/26(月) 21:49
変わった表題のツリーだな、とおもったらTKさん(って何者?)ですか。 私はオーディオにはロマンは感じませんが、音楽は誰よりも大好きですよ。 でも、このツリー見てるとホント素直に引かれるものがありますね。今まで ハイエンド・マニアにはロクな人がいない、と思っていたが改心しました。 >97 ちょっと亀RESですが、私もTACETのCD持っていますよ。 私が聴いてもベヒシュタインは明るく澄んだ良い音です。ベーゼン やスタインウェイはペダルを踏んだとたんにギョワーンとフレーム が唸りますが、ベヒシュタインやファツィオリは無駄な響きがしま せんし、更にベヒシュタインは奏者のタッチに呼応して「クゥーン」 と澄みきった音が出ているのが分かります。他のだと、スタッカート 部分で右手の和音とかが重たく引っ込んでしまいます。最悪なのは ヤマハで、全体にのっぺりと平べったくコモった感じで、同じ日本人 として文化水準の違いが恥ずかしい限りです。カワイのピアノも キャンキャンした情けない音しか出ませんのでねぇ.. あらら、ちょっと言い過ぎたかも!
140 :
TK :2001/02/26(月) 21:52
>>135 昔は缶詰音楽、現代ではさしずめ冷凍音楽でしょうか。
冷凍の仕方、解凍の仕方で素材の鮮度や味が随分異なりますし、
調理方法でも色々な料理ができるでしょうね。
冷凍食品と生鮮食品を鮮度という同じ土俵の上で比較するのは不公平だと思います。
しかし冷凍食品には古今東西の巨匠達のメッセージがいっぱい詰まっていて、
私はこれを解凍して食べることで満足しています。
いわゆる原音再生は見果てぬ夢だと私も思います。
>139 いいすぎてませんよ。 YもKも出入りしたことがありますが Kのブリッジの穴は単なるベーゼンのコピーで 音には関係ないのだとそこの当時の親分がおっしゃってました。 みなさん耳いいですね。CDを聞いただけで ベヒシュタインの音の特徴がつかめるなんて。 それとは別で 先日真空管はエフェクターかという質問のスレッドを カキコしました。ロマンのかたがたの意見も聞きたいです。
TKさん おじゃまします。 ヴィンテージのすごい真空管アンプをお使いの TKさまにはとても失礼なスレッドを たててしまいました。だけど 意見を聞きたいですね。
ジョンさんこんばんわ。 すごくアナログプレーヤー、カートリッジの知識を お持ちで尊敬します。ひょっとしたら コニサーアンプの開発者のかたかな? なんとなくステサンのあのウッドを使った すごいプリを思い出した。イメージが重なった。 それで勝手な妄想の失礼をどうかお許しください。
144 :
TK :2001/02/26(月) 22:21
>>136 ロマン・グラッチェさん、はじめまして。
ヴンダーリッヒ良いですよね。水車屋の娘はお気に入りです。
あとクレンペラーの大地の歌も。
うちのはオイローパではなくて、ジュニアの方なのです。
オイローパは生きているうちに一度は聴いてみたいスピーカーです。
テレフンケンのV69a(知人から借用)でも鳴らしたことがありますが、
非常に良い音でした。
しかしながら、ロマンさんの仰る通りクラングフィルムのKLV401dのほうが
エネルギッシュで相性の良さをすこぶる感じたのでした。
またお越しください。たこやき屋のおとうちゃんにもよろしく。
>TKさん バッフルの件有難うございました。思ったより薄いですね。もっと ごつく大きなものを想像していました。またよろしく。
146 :
TK :2001/02/26(月) 23:28
>>145 暫定版と書いた通り、24mmの米松合板を用意していたのですが、
Europa juniorを導入したためにEurodynの為の正式な
バッフル板の製作は延期になっています。
ただし24mm厚の方が良いかどうかは製作して比べてみないと
何ともいえませんね。
147 :
月並 :2001/02/27(火) 00:44
TKさん。AR2000のスレの116 です。 このスレ初めて見ましたが、こちらでご活躍とは。 懐かしい池田圭さんの話題がでてましたので、ついカキコしてしまいました。 池田圭氏とは、中野にある「クラッシク」という喫茶店でおめにかかりました。 喫茶店のマスターと友達のようでして、そこでバイトしていた友人と一緒に池田邸 におじゃました。池田邸はオーディオ用の離れがありまして、そこで大型SPを 聴かせてもらいました。機器をいろいろ説明していただいたのですが、殆ど忘れ ました。 私も、かつてジーメンスのコアキシャルを聴いていました。補強を入れた約 90X90の平面バッフルに1ペアで使用していました。買ったきっかけはス テレオサウンド誌?で誰か使っていたのを見て外観が気に入って買ってしまっ たのですが、これがなかなか良かったのでした。オペラなんかはもう会場で聴 いているような臨場感があり、人の動きもよくわかりました。現在は、住宅の 事情で押入で眠っています。アンプは真空管の自作でした。 なお、AR2000は、夜に小音で聴くときなどに使用しています。それなり に効果があるので、使用継続としました。
>>135 >>140 オーディオ装置から出てくる音なんて、結局は紛い物、人工物
だと私は思っています。だからこそ、どの様に聴きたいのかが
問題になるのではないでしょうか?
同じ原音を聴いているからと言っても、全ての人が同じように
聞こえている補償も無いでしょう。音楽を楽しむ行為を前提に
すれば、どの様に聴きたいかなんて十人十色です。
と言いつつ、私は演奏の機微が克明に誇張無く表現されるのが
好きですね。面白味のある音ではないかも知れませんが。
自分のシステムでの原音再生については、私はコンサートホー
ルで聴いている錯覚(勘違い?)さえ出来たら嬉しいと思って
いますけど。
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/27(火) 01:10
300Bが買えるようになると今度は350Bが欲しくなりますね。 50もEdも今では高嶺の花になってしまいました。 2500円で手に入れていたVT62でさえ今では一万円以上です。 国産の球が好きで42、6V6、6CA7、6G-A4、6G-B8等 買ったり貰ったりで100本もたまってしまいました。いつか火を入 れてやるからなと言いつつなかなか出来ないでいます。在日米軍基地 放出のオイルコンも多数あり、地下室にしまいましたがこれは困りも のです。いずれ廃棄しなければならないでしょう。
Eurodynのバッフルについてですが、TKさんが仰るように平面 バッフルの方が好ましいようです。指定では、2m×2mのバッフ ルに取り付ける事になっていますが、そんなの入れられる部屋 を用意する事の方がEurodynを買うよりも大変なことだと思っ てしまいます。 ちなみに、私のEurodyn(3発ウーファー)は關本の後面解放 箱に入っています。
ネタスレなの?ここ・・・?
>151 やめるにやめられないんだろ・・・ ほっとこう。 他のスレとの落差が激しすぎて見てておもろくもあるしな(藁
153 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/27(火) 03:02
皆さんはじめまして。 何だかこのスレだけ口調がyahooですね。 私もTKさんの >クレデンザでのカペーSQ のクチです。ただしチボーの弾くヴィターリのシャコンヌでしたが。 なるべく往年の名器を使おうとは思うのですがなかなか財布の 問題もあり、コンディションの難しい判断から妥協せざるを えない状態です。 真空管アンプに少しだけこだわってはおります。 それにしてもクラングフィルムとはうらやましい。
>>145 TKさん
バッフルを自作される方は,大抵合板をお使いになりますが,そもそもシーメン
スの指定は,合板なのでしょうか?無垢の材は使わないのでしょうか?独逸で伝
統的に使われていた木材は,樫や,胡桃などのようです。これらは,米松よりも
かなり硬く,広葉樹なので質が均一に近く,かなり質感が異なります。音質的に
はどうなのでしょうか?
合板は,響きを殺す傾向にあるので,無垢の板をホンザネで組み上げたら良いの
ではないかと・・・ 余計なお世話でした。
訂正
>>146 でした。
無垢の板なら厚さはかなり自由ですよね。
156 :
TK :2001/02/27(火) 19:46
>>147 月並さん、こんにちは。
池田圭氏の音を聴かれましたか!!。羨ましい体験をされておられるのですね。
WE15Aホーンはどんな音でしたか?
氏のリスニングルームの写真(MJ)によると左右の15Aの間にクレデンザがあり、
その後ろにKlangfilm Europa が見え隠れしていましたが、Europaは聴かれましたか?
>>153 こんにちは。
>チボーの弾くヴィターリのシャコンヌ!!!!。
おおー、羨ましい。このSPを是非聴いてみたいとずっと念願しています。
ティボーのヴァイオリンの音には非常に洗練されたエレガンスを感じます。
盤鬼西条卓夫氏の「名曲この一枚」でこれを知り、パテのリファレンスLPで気に入り、
今は仏VSMのLP復刻盤で聴いています。
>>154 無垢の板、いいですねぇ。私も欲しいです。
でもコストの面と失敗を恐れる気持ちがあり、なかなか手が出ません。
今はEuropa juniorを左右のwingのみで聴いていますので、これのバッフル板を
試作して又試行錯誤をしてみようと思っています。
>>154 ジョンさん
Siemensがバッフルの材質にどんな指定をしていたか?技術資料が
無いので不明です。(材質をしていた可能性は比定も肯定もでき
ません)
ただ、Eurodynの様なスピーカーはユニットとして供給され、劇場
の壁面に埋め込んで使うことが多かったでしょうから、バッフル
の材質を厳密に指定することは出来なかったのではないでしょう
か。(スピーカーをシステムとして供給していたら話は別)
ユニットのバッフルについては、その昔は単板だったような気が
しますけど、定かではありません。
また、Eurodynの後期型では、ユニットのバッフルにバーチクル
ボードを使っており、これには少々幻滅させられます。これを
別の材質に変更したらどうなるか?興味深いところではありま
す。
>>143 141さん
最近のコニサーの#3,#4の設計者:ジョナサンではありません。
始めのピーター マーレスでもありません。
でも,こう入った方に間違われるのは,不思議ですね。残念ながら,
私は,単なるオーディオ好き,アナログ好きです。
さて,ジョナサンのピアノの腕前は,かなりなものらしく,自分が弾くピアノの
イメージを,アンプの設計時の1つの基準にしているのではないかなと
想像しています。始めて会った時は,Spectralのプリとパワーの改造
モデルを携えていました。少し線の細い12+80が驚くべき,力強い
アンプに変貌していて驚きました。
今思えば,コニサーの伏線だったのですね。
今後ともよろしく。
TKさん Eurodyn使いさんへ 無垢の木は,製材所で買うと異様に安価なのですよ! 中間マージンが すごい様です。今のうちに買っておき,数年間乾燥させて,バッフルを 作る。ロマンを感じますね!! Eurodynのようなオーラを放つユニットが 手元にあるなら,是非やってみたいですね。 羨ましい!!!!
160 :
TK :2001/02/28(水) 00:11
SPの蓄音器再生 A65DでSPの電気再生に励んでいた頃、行きつけのオーディオショップで 時々蓄音器を聴かせてもらっていた。蓄音器の良さは感じてはいたが、 やはりSP盤の溝の劣化が心配で導入に二の足を踏んでいた。 そんなある日、憧れていた大分湯布院の某旅館に妹夫婦と4人で宿泊に行った。 EMGinnを聴くために。オーナーのN氏が歓待してくださって、 最高級蓄音器の素晴らしい音を心ゆくまで堪能させて戴いた。 その1ヶ月後にWE300Aを導入することになったが、これは前に書いた。 かなり気に入って、たまたま遊びに来た妹にWE300Aを聴かせたが、 「湯布院の蓄音器の方がずっと良い。なぜ蓄音器を買わなかったの?」 と一言で切って捨てられたのには参った。 ・・・はいはい、おまえの言う通りだよ・・・ その後も上京した折りに銀座のシェルマンでEMGを聴かせてもらったり、 友人たちのHMVやEMGinnを聴かせてもらうにつけ、次第に我慢が出来なくなった。 とうとう半年前2枚扉のクレデンザを導入することにした。 当初は鉄針で聴いていたが、現在は竹針とソーン針を使用している。 再生音の純度の高さという一点で蓄音器再生に敵うものはない。 Vocalや小品を聴くとつくづくそう思う。 特に旧吹き込みのものが良い。CortotのJeux d'eauは特に気に入っている。 ただし蓄音器再生の限界はあり、オーケストラなどの大編成のものは 電気再生で聴いている。
>>159 ジョンさん
日本国内の流通価格となると、どれも似たような話題が多いで
すね。最近はずいぶんと改善されているとは思いますが、旧態
依然とした産業も少なくないですからねぇ。
価格はさておき・・・
今まで見たことがあるEurodyn用バッフルで、「これは凄い」と
思ったのは、1.5m×1.5m×3cmの桜の単板を使った物でした。
バッフル表面に漆を7回塗り重ねたそうで、取り付けられていた
Klangfilm Eurodyn(励磁型)よりもバッフルの方が価値がある
と、不謹慎にも思ってしまいました。
その方は、旧知の家具屋さんから板を譲って貰ったそうで、数十
年間寝かせてあった物だそうです。今だったら、そんな原木は
天然記念物並に扱われてしまい、とても切り出せないでしょうね。
>>161 Eurodyn使いさん
150×150×3cmの桜の単板ですか!! 2枚繋いで幅150cmとか
ではないのですか??にわかには信じられない。 でも本当ならば,
すごいですね。
漆塗りですか。透き漆なんでしょうね? 風格があるものでしょうね。
洋材ならば大径材があるでしょうが,それでも幅が1.5mというと値段が,非現実的
でしょうね。
まあそんなお大尽の趣味は,現実には難しいから,幅が20cmでも30cm
でも良いから,綺麗な単板を十分乾燥し,ホンザネ加工をし,がっちりとした
フレームに必要枚数を固定すれば・・・・と思うのですよ。「無垢」と書きました
が,一枚板だと値段が非現実的だし,とても試しにやってみる
と言う訳にはいかないでしょう。そこでホンザネで矧いで(繋いで),
更に,補強と,響きをコントロールする意味でフレーム〜響き板を裏に
入れれば良いのではないかなと愚考するわけです。
この方法だと,強度的には,一枚板とほとんど同じだと考えて良いと思いますよ。
値段は,一枚板の数十分の一でしょう。胡桃か樫なら彼の地のものと
ほぼ同じでしょうが,栗か栃か,欅あたりでもいい線いくのではないだろうか。
試してみるユニットをお持ちの方が羨ましいです。 嗚呼
>>162 ジョンさん
信じられない話だろうと思います。現物を見た私も信じられな
かったくらいですから。その様な単板でバッフルを作るのは実
現性が極めて乏しい”夢のまた夢”だと思います。
現実的には、ジョンさんが仰る様な方法が良さそうですね。
もっと安上がりにするなら、集成材が良さそうです。
知人の指物師に言わせると、「合板、集成材なんか使いたくな
い」そうで、仰る様に単板をホンザネ加工して組み立てるのが
ベストだろうとの事でした。
欅は和太鼓にも使われているくらいですから、締まった音がし
て良いんじゃないかと思いますが、なかなか良質の物が手に入
らなくなっているようです。これは、欅に限ったことではなく、
広葉樹はずいぶんと入手が難しいようです。(植林行政が間違
っていた?)
私としては、チークが好みに合いそうなんですが、その指物師
の話では、「現在入手できるのは殆ど”チークもどき”」だそ
うです。
それから、製材したばかりの板と数十年寝かせた板ではずいぶん
と音が違うようです。これは、板(木)が堅くなるのが原因のよ
うです。ひょっとして、コンパネで作ったバッフルでも数十年経
過すれば音が良くなるかも知れません。(???)
しかし、ジョンさんは木の取り扱いを良くご存じですね。
Eurodyn使いさん
私は,木の質感が好きで,木工も趣味の1つです。木の話をし始めると,オーディ
オと一緒でキリが無いのでもうそろそろ止めないといけませんね。ここはオーディ
オのスレですからね。
ただ,2点ほど。 材の乾燥は,じっくりと時間をかけるのが一番です。人工乾燥
というやっつけ仕事もありますし,実際その方が最近は多い様ですが,仕上がり
の質感が少し違います。
それからコンパネは,木ではないと思います。木と接着剤で作った全く別の材料
だと思います。叩いた時の響きが全く違います。時間が経って音が良くなるなん
て事はまあ無いんじゃないかなあ・・・ これは断言できないけど。
私は,市販のラックは使わず,アンプ類は,3寸とか2寸の檜の板(長さ1mとか
2mとか)に乗っけています。ソルボセンで軽くインシュレートしています。
それなりに値段もしますが,ある程度大きいと,使い回しができるので無駄には
なりません。事実まな板になったり,机の天板になったり・・・・
製材所から買ってきて,へたくそながら自分で鉋をかけるので結構廉いのです。
綺麗だし,静かです。
欅なら,ちょっと小さいですが,こんなものです。御参考までに
http://homepage2.nifty.com/meiboku/keyaki.htm ちょっと喋りすぎました。お後がよろしい様で・・・・
いいスレなのになんで下げっぱなしなのか?
166 :
TK :2001/02/28(水) 23:44
>>165 宜しければageて頂いて構いませんよ。
167 :
TK :2001/03/01(木) 00:01
>>164 ジョンさん、貴重な情報を有り難うございます。
先日入手したRCA106の平面バッフル用に一枚注文してみようかと
思います。
>>160 TKさん
蓄音機・・・さすがに、ここには手が出せません。
真偽は定かでありませんが、パブロ・カザルスはLPの音に幻滅
していたそうです。恐らく、一流の蓄音機で再生したSP盤とそ
の当時の高級民生機で再生したLPを比較してのことでしょうね。
私もほんの数枚SP盤を持っていて、気分の良い時に聴くことが
ありますが、再現された演奏の鮮度に心を奪われてしまいます。
私が聴きたい曲、演奏をSP盤で入手できるのなら、SP盤主体の
オーディオ・システムを構築したくなるでしょうね。
ちなみに、私はEMT-927とTND65の組み合わせで聴いています。
しかし、私の場合はLP盤に聴きたい曲、演奏が集中しているよ
うでSP盤に入れ込むことは無さそうです。最近は、CDで興味深
い曲、演奏を見掛けることが多々あり、「ソースはアナログで
なければならない」と言えなくなっています。
やはり、ソースにしても、オーディオ装置にしても、音楽を楽
しむための方便に過ぎないのだと思ってしまう私であります。
その方便に拘ってしまうのが趣味という事なのでしょう。
これ、誰かのせりふのような気がしますけど?
169 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/01(木) 00:50
>164 単板は左右のバランスが難しいという話を昔、聞きました。
170 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/01(木) 00:59
SPの音の勢いと鮮度は回転数が速いからでは?
171 :
名無しさん :2001/03/01(木) 01:06
>>170 マイクログルーブって言葉知っている?
それを知っていたらそんな阿呆な意見言わないと思うぞ(藁
172 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/01(木) 01:08
>170さん それでは45回転のEP盤の方が33回転のLP盤よりも鮮度があるは ずですが、そんなことはあまり経験がないです。
173 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/01(木) 01:40
30センチEP(シングル)と30LPではEPの方が断然音がいいよ。 17センチと30センチで比較したらだめだよ。盤の大きさが違うから トレ−ス距離の差が出にくいから。 オ−プンリ−ル考えたって判ること。
174 :
ぽこん :2001/03/01(木) 02:19
非常に大きな紙ホーンのEMGはエレックスで無理を言って聞かせてもらいました、 盤も針もぼろぼろでしたが柔らかい音が出て来たのと電気でテーブルが回ったので 2度ビックリしました、クラングフイルムのユーロダインは励磁の物で モノラルは茨城県のオーディオ屋で聞きましたが音が横から見ても 前に飛び出していて存在感がありました、 あれのステレオを聞きたいものです、都内の何処かの飲み屋に有るらしいですが。 現代ハイエンドは直ぐ忘れますが、あの手の物は中々忘れないですね。
175 :
名無し :2001/03/01(木) 02:34
>>174 俺は、そういう音だとすぐ逃げ出しちゃう様な。
あとヴィンテージも良い状態だと、ハイエンドと音的にそんなに変わらんよ。
癖は無いし、帯域は狭いけど狭さは感じさせないし。
どちらにもオーラがある。
176 :
ぽこん :2001/03/01(木) 03:11
>>175 以前の俺も逃げ出したね、ウェストミンスターなんか大嫌いだった。
でも今は大好き、俺はそれぞれの音の癖や音の出方が好きなんだな、
それをその中で楽しみたい、癖が無いと飽きやすいんだな、きっと。
音場が無くても、有っても構わないんだ。
ウイルソンなんかのデモで「凄く良い音だな」と思っても
ちょっとすると退屈感が出てくる、ニュートラルは嫌いみたい。(藁
177 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/01(木) 03:28
>176さん わかるなその気持ち。 カップリングにASC入れて、おおっこれはいいぞ!と思いながら そのうちなぜかもの足りなくなって、またビタQに戻すような・・・
178 :
名無しさん :2001/03/01(木) 05:28
>>176 ウィルソンってニュートラルなんだ(藁
結構色づけあると思うよ。
特に高域の輝かしさは、我慢出来ない人には我慢出来ないような。
179 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/01(木) 07:25
ウイルソンで聴くヴァイオリンの音色の艶めかしさは絶品。 欲し〜い。でも無理。
180 :
TK :2001/03/01(木) 11:20
本当に気に入った音が出ているときにはいつまでも聴いていたいですよね。 電源スイッチを切るのが惜しいような。 退屈したり物足りなくなったりするときは音に気に入らない部分を 身体が感じているのだと思います。
181 :
TK :2001/03/01(木) 12:53
>>168 Eurodyn使いさん
カザルスはSPとLPとで全く音が違います。
SPのカザルスを聴くとLPのカザルスには随分物足りなさを感じてしまいます。
仰るように私も演奏第一です。
気に入った録音を出来るだけ良い音で聴きたいのです。
ですからソースの種類は選びません。
最近は気に入った演奏家が少ないというだけの事です。
>>178 あえて、話しの流れで、この場合のスレではニュートラルとしました、
ニュートラルは存在するとは思ったことが無いね。
ウイルソン6は箱がキンキンでわざとらしいから我慢できないですね。
183 :
153 :2001/03/02(金) 01:46
>>181 >カザルスはSPとLPとで全く音が違います。
TKさん。Bachの無伴奏に限った話ですが。
SPでは聴いたことないですけど、LPでも音が違うのです。
同一の演奏でも、仏盤と日本盤は似た傾向。
独盤は全く違うのです、チェロの生々しさがあります。
SPからの復刻方法の違いが大きいのでしょうか?
復刻の際クレデンザの再生音をマイクで拾わせると良い結果がでるというのを聞いたことがあります。
>183 SPはオリジナル盤と日本盤の差はとても大きいです。 LPと比較してもっと大きいです。もちろん復刻の 方法で変わってしまいます。上質な蓄音機の音を マイクで拾う方法がありますが、CDにて同じ音源だと 思えるものをマイク録音とクレジットした復刻CDと そうでないと思える復刻CDを比較すると 普通のシステムで再生すると、(この普通のシステムとは オーディオ店で入手できる最上級の組み合わせと 考えてください。)マイク録音もなかなか良くて 甲乙つけがたいです。しかし練り上げられた再生システム で比較すると再生につかわれる蓄音機の音が聞こえはじめます。 明らかに帯域が狭く歪も大きい、そしてサウンドボックスの 共振のくせも聞き取れます。しかしその音のかたちは とても正しいです。だから未だに蓄音機再生による復刻を 試みられるのは理解できます。 しかしわたしの結論としてこれは安易な方法です。 原盤の情報をありのまま伝える最良の方法とは 考えられないからです。全てを試したわけではありませんが EMGによるものを自宅でテストした私的体験ですので その点よろしくご理解ください。 クレデンザをお使いのTKさんはどう思われますか?
185 :
178 :2001/03/02(金) 06:10
>>182 よくそんないい加減な事を言えるね(藁
ウエストミンスターの箱鳴りは気にならなくて、システム6の箱鳴りは
気になるんだ。変わったお耳だ事。HAHAHA!
186 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/02(金) 07:45
カザルスの無伴奏に関しては,LPで出ていた「復刻」は 大きくわけて2種類です.ひとつは日本で言うGRシリーズの 復刻で,1958年頃にフランスで行われたもの,LPの原盤は 仏コロンビアのCOLHシリーズです.アメリカ盤, ドイツ盤も「復刻そのもの」については同じもののはず. もうひとつは仏VSMの「レファランス」シリーズで出た, 1980年代のキース・ハドウイック(だっけ?)による復刻. これがフランス以外でLPで出たのかどうかは寡聞にして 知りません.少なくともEMI盤について「国ごとの復刻が違う」 ということはなく,TKさんのいうように日仏と独盤で大きく 音が違うなら,どちらかが旧原盤,どちらかがレファランス 原盤だったのではないでしょうか.ちなみに私の個人的な 感想では,旧原盤,レファランス原盤それぞれに一長一短あり, レファランス原盤(新しいもの)の方が必ずしも優れて いるとは言えないと思います. CDは旧原盤,レファランスの原盤が混合, それに日本盤はまたなんか細工がしてある. あるいは他の復刻もあるのかも?
>>178 別に変わっちゃいないな、ウエストミンスターとシステム6の箱鳴りが
同じ箱鳴りか? 同じ物なら問題だがまったく違う種類だろ、
箱鳴りは皆同じ音か?(藁
聞いたこと無いなら知ったかぶりのレスするな。(藁
188 :
178 :2001/03/02(金) 08:56
>>187 残念ながらどちらも聴いたことあるよ.
箱鳴りの質の違いより,量はウェストミンター之方がはるかに
大きい.
私も詳しくは知らないがStereoPhileの測定結果では,
システム6の前身であるシステム5.1の箱鳴り測定結果では,
特に目立った箱鳴りは測定されていない.
こういう議論を味噌も糞も一緒にする,と世間では言う(藁
189 :
関西人 :2001/03/02(金) 09:14
>178 まあまあ、ポコンさんも話の流れで書いてはるこっちゃし。 多少の言葉足らずはよろしいがな。 昔ウイルソンの音は高域に癖があるから嫌いだ、と書いたら ポコンさんがあれは箱の響きだと書き込んで下さった。 僕もそう思う。 あの響きは意識して加えたと言うより、 なるべく響きを付けない方向で設計して 固めた結果、残った響きと見るべき。 量は少ないのかも知れないが一カ所に ピークを持った共振に感じて僕には耳障り。 それに対してウエストミンスターは 最初から厳密の高い精緻な音は出ない。 たっぷり響きを付加して造ってある。 その点でハイファイではないがその響きが体と耳にうれしいなら 「システムなんたらなんぞお呼びでない」ということになる。 僕が読んでいたらお二人とも何らおかしな事は言っていない。 ぽこんさんも178さんも、ここはまあまあってことで。
190 :
178 :2001/03/02(金) 09:20
>>189 私はエンクロージャーの響きという説より,ハードドームユニット
特有の高域ピークという説に一票!
191 :
関西人 :2001/03/02(金) 09:26
>178 なんや、あのときにもハードドーム説を唱えていた人いたけど 178さんはその時のひとと同一人物ですね(間違っていたらごめん)。 確かにそうかもしれんですね。 ハードドームの響きが乗っていない訳じゃなさそう。 でも私は、あまりに強固な板がカチンカチンと鳴っている、 って説に一票。
関西人さん,ぽこんさん,178さんに質問です。 ちょっと教えて頂きたいのですが, システム6のあの独特の高域の癖が,ハードドームに起因するのか,それとも箱の 共振によるものかは大変興味深いものがあります。試聴結果から,癖の原因を高 域ユニットあるいは箱鳴りと結論されているようですが,各々の主張の根拠はど こにあるのでしょうか? どうしてハードドームなのか,どうしてMDFなのか説明 していただけるとありがたいのですが。
193 :
178 :2001/03/02(金) 14:31
>>192 ウィルソンのWATT部はメタクリートでMDFでは無かった筈?
まあ、冷静になって考えれば、メタルドームの癖はもっと高い周波数帯に
乗りそうな気もしてきた(^^;
誤解されると困るのですが,更に紛糾させようと思っているのではありません。 多分,お三方は,これまでの多大な経験でもって,聴感上の System6の癖を分析 なさったのでしょう?多分,ハードドームだろう。多分 MDFだろうという推定を なさったのでしょう? 推定ならば,議論にはなりにくいように思いますが如 何でしょうか? 一番大事な事は,どうやったらあの癖を抑えこむ事ができるかと 言う事ではないでしょうか? できるのなら,私も欲しいと思っています。それに してもあの癖は,本当にウイルソン自身が意図した音なんだろうか? ちょっと不思議な気がします。
195 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/02(金) 15:24
ちょっと外れますが、MAXXをオーディオリサーチの 管球アンプで聞いたことがあるのですが、雄大な低域に、 ちょっとおとなしめの中低域、そして結構耳に付く高域、 というのが正直な感想でした。そういう音づくりをして いるのがアメリカンハイエンドでは受けるんでしょうね。 ところでMAXXってMDFですか?そうだとすると 箱鳴き説が濃厚ですね。
MAXXでもそんな音なのですか??だったらウイルソンの意図
なのかも??・・・・
MDFは
>>193 で指摘されたように,間違いかもしれないです。
今問い合わせ中です。少々お待ち下さい。
>関西人さん 仰る通りです。 何故、箱の音と書いたかはキンキンした音が再生中にした時に再生を 止めて直ぐ箱を叩いたら全く同じ音が出ました、 あのハードドームからは再生中に耳を近づけてもそう言う音はしませんでした。 中でダンプすれば抑えこめるでしょうが醒めた音になりそうです。 ステレオファイルの計測結果が正しいかもしれませんが、 自分で検証してからレスして欲しいものです。
198 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/02(金) 16:50
何でみんなsageて書いてるのよ?
返事が来ました。 *********返事の内容******** WATTは底板を除いてセラミック系の材料。 PUPPYは,前,天,底,内部が,鉱物の粉末をプラスチックで 練りこんだ材料。側板は,MDF系の材料 WATTの底板は,PUPPYの前,天,内部と同じ材料という事でした。 箱鳴りは事実上無い,だろう。もし高域が耳につくのであれば WATTの後のスパイクによる高さ調節が上手くできていないのではないか。 それをきちんとやって評価してみたらどうだろう。 むしろ,アンプの音をそのまま出すから,アンプ等の選択が重要です。 ******** 以上 返事でした。******** 良い音で鳴っているSystem6を聞いた事のある人はないのかな???
MDF発言は間違いでした。訂正し,お詫び致します。
>ぽこんさん
>>197 明確な根拠を示していただき,ぽこんさんの主張は理解できました。
セラミックの共鳴と考えて良いのですね?
磁器を叩いたようなそんな音だったのですか??
では,WATTの後部のスパイクで角度を変更しても改善の見込みはない
と考えて良いのでしょうか?
201 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/02(金) 17:55
Sys6、大場の試聴会でジェフとナグラで聴いたけど どっちもダメダメでしたわ。 フゥさんが一生懸命セッティングしてたんですけどね。 いい音のSys6俺も聴いてみたい(笑
202 :
ぽこん :2001/03/02(金) 18:54
>ジョンさん
>>200 早速お調べ下さって有り難う御座います。
そうです、磁器を叩いた音です、どこで聞いてもその音がするとは
限らないようですが、組み合わせが関係しているかも知れません。
あのスパイクは試聴位置によって位相を変える物なので改善は
期待できませんね。
203 :
TK :2001/03/02(金) 19:07
>>184 EMGさん
ご趣旨に全面的に同意いたします。
蓄音機で聴くと音の純度の高さとトランジェントの良さは他に比ぶべくもありませんが、
それはあくまでも電気的な増幅系を通っていない事に依存しています。
竹針やソーン針の使用はサウンドボックスの重量をクリアーするための方便ですが、
同時に微小信号の欠落という弱点を持っています。
理想的な再生を考えるとカンチレバーの先端にダイヤモンドチップを付けたサウンドボックスを
持った蓄音機を想像しますが、これは実現不可能な話ですね。
そうするとカートリッジによる電気再生の立場が明らかになります。
現時点での最良のSPレコードの復刻は、最良のカートリッジによる電気再生をデジタル録音する。
というあたりに落ち着きそうです。(つい先日、CD再生の可能性を思い知らされる経験をしました)
WE9Aはそれに役立ちそうなカートリッジだと思っています。
>ぽこんさん
>>202 System6は,現実には良い音で鳴っているのを聞いた事が無いくせに
なんだか期待がありました。次はあれかなという・・・
これでまた迷う楽しみができました。
貴重な情報ありがとうございました。
205 :
ぽこん :2001/03/02(金) 19:17
システム6は上手く鳴らすとあの音でスパッと 切れこみが良い様に感じさせるような演出を狙っていると思っています、 それも設計の意図に入れていると思います、いや、思いたいです。 箱鳴りだらけのタンノイも蓄音機も考えの根底は一緒と捉えております。 どれも鳴らすのは違った難しさが有ると言うのはオーディオが あまりに未熟な証拠で嗜好が勝っている、だから楽しいのかも知れません。
>ぽこんさん
>>202 何度もすみません。セラミックの共振音が露骨でなかった組み合わせは??
逆に露骨だった組み合わせは何??
覚えておられる範囲で結構ですからお教え下さい。よろしくお願いします。
お手数をおかけ致します。
207 :
TK :2001/03/02(金) 19:29
>>164 ジョンさん
裸で鳴らしているRCA106のために欅の小さな単板を注文しました。
良いお店を紹介いただきありがとうございました。
208 :
TK :2001/03/02(金) 19:32
ジョンさん ジョンさんの今お使いのスピーカーってなんですか? 良かったら教えてください。 それから一番お気に入りの演奏家も。
>ジョンさん
>>206 共振が露骨でなかった時は良く鳴らなかっ時でパスのXシリーズ、パピーが
ゴトゴトして気になって気が付かなかったのかも・・・
クラッセ(オメガとオミクロン?)は新しくてエージングがまだで眠い
感じでしたがその時はさほど気にならなかったです、
共振が露骨なのは輸入オーディオフェアーのナグラのプリメインもどちらかと
言うとそうでしたが、アキュフェーズ(機種は忘れましたが)だったと思います。
低音のパピーのドライブ感が関係しているのかもしれません、
以前は憧れのスピーカーでしたが今は違うので真剣に聞いていなくて
あてになりません、すいません。
TKさん
欅を注文なさったのですか!! 驚きです。良い結果が出ると良いですね。
木には木の都合があります。木の御機嫌をそこねないようにしてください。
スピーカーは,Audio physic CARDELA Uです。独逸語の子音が上手く表現できる
のが気に入っています。マイナーです。
http://www.aanvilaudio.u-net.com/ap_caldera_1.htm 私は音楽はいろんな分野を聞きますからなかなか1人と言えないところがあります。
J.S.Bachならば,メンゲルベルク,ルドルフ マウエルスベルガー,ジョン・エリ
オット・ガーディナー,グスタフ・レオンハルト
現代音楽なら キャシー バーバリアン, ジークフリート パルム
JAZZ,民族音楽,アルゼンチンタンゴ等など雑多です。
ぽこんさん
>>209 明確な情報をありがとうございました。
System6は,やはりダメの様ですね。ぽこんさんの観察で遠回りしなくてすみました。
本当にありがとうございました。
ところで 今,憧れのスピーカーはなんですか? (もう我ながらしつこいなあ)
211 :
TK :2001/03/02(金) 21:56
>>210 ジョンさん、ありがとうございます。
>木には木の都合があります。木の御機嫌をそこねないようにしてください。
うーん、深い・・・。
これは簡単に言えば素直に使えということでしょうか。
ストレスを掛けると必ずそんな響きになりますものね。
このスピーカー、以前に販売店で聴いた事があります。
聴いたのはおそらく前のモデルだと思います。ほんの少しデザインが違っていたような・・。
非常に正確な音と音場表現をしていた印象があります。その時のアンプはスペクトラルでした。
メンゲルベルクは私もお気に入りの一人です。悲愴や新世界はSPで持っています。
最近フィリップスから3枚組みの廉価盤CDが出ましたが、あの中のフランクが名演ですね。
ガーディナーは以前エラートから出たカンプラのレクイエムが良いです。
これはヘレヴェッへの新旧2種類の物と同じく気に入っています。
>ジョンさん いいえ、システム6が駄目とは思っていません、僕はあのパピーの ディナウディオのウーハーも好きではないのですがそう感じない方も いらっしゃると思いますし、キンキンしないで鳴らす方もいらっしゃると思います、 スペクトラルとかサザーランド等は良さそうです、真空管も超弩級だと凄いかも 知れません、FMはどうでしょうか、少し聞いてみたいです。 カルデラUをお持ちですか、品の良いスピーカーですね。 いいえ、しつこくなど無いです、実は憧れのスピーカーは無いのですが 強いて言えばFMのインスピレーションでしょうか、 何処にも無さそうですし勿論、聞いたことは無いのですが、 その点、クレデンザも同じで憧れていますが聞いたことがないです。(悲) 後はオートグラフでしょうか。(凄い取り合わせ) それと、ボクサー4は少し憧れています。 大きいスピーカーが好きです。
>ぽこんさん こんばんわ。 FMのインスピレーションって何者ですか? 恥ずかしながら名前を聞いたことさえありません。 システム6ですが5.1よりゆるいので家で使う分には バランスが取りやすくて鳴らしやすいのかな、と思ったことがあります。 5.1の方が厳密、でも癖も強くて、ってのがちょい聴きの印象です。 少なくとも6の方が新しいから性能が上だとは感じませんでした。 5でやりすぎて使いづらくなったのを6で反省した産物とみました。 結果、ウイルソンの有り難みは半減です。 >ジョンさん スピーカの固有の鳴りを強調せず目立たなくさせるアンプ。 こういう発想は考えたことがなかったのでびっくりしました。 相性やバランスはもちろんあると思いますけれど、 ハイエンドの場合、割れ鍋に綴じ蓋的な結果になることが多そうな気がします。
>関西人さん こんばんは、先ほどは有り難う御座いました。 FMのインスピレーション・システムXS−1と言うようです、 ステレオサウンドの127号(1998年7月)489ページに乗っています、 三角錐の上を切ったような5ウェイ7スピーカーでアンビエンスツイーターが有り、 低域はチャンデバで分けられて高域はパッシブでウーハーを除く他のユニットの ハイカットがアコースティックになされていると有ります・・・ グランドユートピアもそうだったかも知れません、しかし値段が・・・ 1880万と有ります! 評論家の石原俊さんによるとごく普通のごく当たり前の極めてあたりまえの 音と有ります、そこが僕には引っかかりますが、日本で取材したようですので 日本に有るのかも知れません。 パピーが大きくなったのは良いですが、あの大きさと20cm2本で 20Hzを狙ったようですが、ちょと無理が有る用に思います、 アンプに無理を強いたと言うか、アンプをあてにした設計に感じます。
つづきです。 ですから、実際、パピーは駆動しづらく、ワットのキンキンが耳に 付きやすいのかも知れません。
216 :
sage :2001/03/03(土) 02:57
FMの三角スピーカー聴いたことあるぞ。 やっぱ普通の音だった。コタツに入って和んでヌクヌクした音。 アンプは266と411のBTLだったよ。
217 :
SN :2001/03/03(土) 07:47
>ぽこんさん 楽しく読ませて戴いております。 ウイルソンの5.1や6はそれらのほとんどがジェフのアンプに 接続されている結果、おっしゃるようなキンキン音と云うかツル ツル音、テカテカ音に感じることが多いです。このことはジェフ のアンプと相性が合わない結果ではないかと私は思っております。 ナグラの845pp真空管アンプVPAによる試聴ではそのような キンキン音は全く無く、素晴らしいと感じたことがあります。
218 :
EMG :2001/03/03(土) 08:39
>210 ジョンさんのSPはA.フィジックですか。 なるほど!!! わたしもTKさんとおなじく ドイツの音響機器にはなんどもショックを受けております。 それで近年のオーディオ製品のなかでもSPでよいのが なかなかでてこないなかで、いくつか印象に残るのが 殆どドイツ製なのです。A.フィジック、エラック、 それと植木鉢をひっくりかえしたような高価なSPシステム どれもみんなドイツです。ドイツびいきというわけではありませんが なぜか際立った近年の作は全てドイツ製でした。 不思議なことです。我が家ではテレフンケンとシーメンス の小型ユニットが健在です。そして今クラングフィルムの オイロダインを狙っています。だけどQUADから、タンノイ、 ローサーを通っては来てるのです。ただし蓄音機は英国のもの、 これはドイツのものがないからでしょうね。英国とは 文化が違い業務ようレベルではとてつもないものがあるのに 家庭用レベルが少し違うランクというのもお国柄のちがい でこうなってしまったのでしょう。少し残念です。 だけど肝心の日本はいったいなにのか? 腹立たしいですね。 >217 SNさん わたしはジェフの音は あのパネルのキラキラさと同じに感じます。 アンプはでしゃばらず素朴であって欲しいです。 音も豪華なのは苦手です。 マランツも金パネルにしては金歯になるギリギリの ところで止まっており、節度はありました。 やはり文化に関係するものなので生き過ぎは困ります。 >212 ぽこんさん スピーカーではありませんが わたしもFMには全て興味をもってます。 メインアンプがとてもよいという話をきいてますので 確かめようと思ってます。
219 :
178 :2001/03/03(土) 09:01
しかし、ジャーナリズムでは誰も言わない事だけど、 ウィルソンとジェフの相性は最悪なのでは、と。 海外でもウィルソンとレヴィンソンと合わせる人は多いし、また相性も良い。 ジェフとくらべればレヴィンソンの方が相性はずっと良いと思う。 或いはクレルか。 あとゴールドムンドのミメイシス8.4でシステム6を聴いた時も結構良かった。 ジェフは寧ろマグネパンとか、マーチンローガンとかの平面型の方が相性が 良さそうである。またはソナースファベルとか。
>>218 EMGさん
>それと植木鉢をひっくりかえしたような高価なSPシステム
ジャーマン・フィジックスの The Carbon MkII ですね。最近の
スピーカーの中で、一番気になる存在です。とは言っても、
とても手出しできませんが・・・
>>211 TKさん
充分に乾燥させて,出るべき歪は全部出して,それから使うのが肝要かと思いま
す。お店の人に充分相談してください。
カンプラのレクイエムも好きです。
>>212 ぽこんさん
System6をSpectralで鳴らしたのを聞いた事が無いので一度聞いてみたいとは思い
ますが,キャビがそんなに鳴るのなら,だめじゃないかと今は,思っています。
FMのインスピレーション 16号から始めたSTEREOSOUND誌の定期購読をやめたので
最近の知識はかなり断片的で,恥ずかしながら存じません。当たり前の音が出る
のならそれは素晴らしい事だと思うのですが,1880ですか! 素晴らしい!!?
私は,KrellのLAT-1に興味があります。床の占有面積も狭いし・・・
D 7 川*で聞きました。*ADの影響だと思われる高域の粉っぽい輝きが嫌いですが,
我が家で鳴らせば良い音がするのではと言う思いに囚われてしまっています。
>>213 関西人さん
> スピーカの固有の鳴りを強調せず目立たなくさせるアンプ。
確かに誤解を招く書き方ですね。そんな事あるわけは無いのですが,相性の良い
アンプと言う意味です。それも一般的な,漠然とした相性ではなく,高域のキン
キンした響きが出てこないそんなアンプは無いかなあと言う問いかけのつもりの
比喩だったのですが。やはり,割れ鍋に綴じ蓋ですかね。
>>218 EMGさん
「イギリスに行くと何でも小さくなる,アメリカが作るとなんでも大きくなる。
日本だとなんでも綺麗になる」家庭電化製品業界の常識だと聞きました。イギリ
スは国教会の影響か,家庭生活における快楽の追求が「罪悪」と考えられる傾向に
あるようです。だからイギリスの食事はあんなに不味いんだと良く言われます。
イギリス人の書いたハンバーグのレシピには,とんでもない量のパン粉が入りま
す。それを読んで,凄く沢山入れるんだね!!とある人が指摘したら,イギリス
人が「ハンバーグにパン粉以外の材料を入れるのか?」と答えたと真顔で聞き返
したといいますからその不味さも想像がつくと言う物でしょう。(実際に行った
経験からすると,田舎臭い,古めかしい料理が多いけど美味しかったけど)
QUADの箱庭的な(でも素晴らしい)機器もこういったイギリス人気質を背景に考
えると納得が行く様に思います。決して,独逸や,日本やイタリアの様にはめを
外さない。常に中庸・・・ 人を観察することが好きで,本質をはずさない。や
はりシェークスピアを生んだ国だと思います。一方のタンノイは貴族文化
の香りを残したデザインですが,思想には共通したものを感じるのは私だけだろ
うか?
日本のオーディオがダメなのは,個人の情熱を組織で具体化するシステムが無い
のと,音楽を楽しむと言う文化そのものが未熟だからだと思います。技術だけで
レベルの高いオーディオ機器を作る事ができない証明の1つだと思います。
223 :
TK :2001/03/03(土) 10:53
>>221 ジョンさん、ありがとうございました。
SS誌は16号からですか、ざっと30年ですね。私は24号からです。
昔は五味康祐氏をはじめ読み物として面白い執筆陣がいらっしゃいましたね。
私は森忠揮氏の連載に心惹かれていました。
Eurodynへの憧れは氏の連載を読んだことがきっかけになったのでした。
五味氏のオーディオ巡礼の後、装置一式を手放されたご様子でしたが、今は
どうされていらっしゃるのでしょうかねぇ。
当時はEurodynに憧れるだけで、所有する事など夢のまた夢と思っていましたが、
今となると森氏と似たような事をしていることに吃驚しています。
224 :
名無しさん :2001/03/03(土) 11:04
>>223 私もその頃のステレオサウンドは持っています。森忠揮氏の文章は確かに憧れるだけの事はありますね。
また当時、ジーメンス(クラングフィルム)のコアキシャルを聴いて良い音だとも感じていました。
その頃は学生だったのでとてもそんな高価なスピーカは購入出来なかった訳ですが・・・
ただ今の感覚から言うと森氏の文章は高踏的すぎるというか、今の自分の気持ちでは音楽はもっと即物的な
ものでも良いのかな、という感を持っています。
ところで森忠揮氏はまだ存命なのでしょうか?またどういった職業をされていた方なのでしょう?
225 :
TK :2001/03/03(土) 11:24
>>224 あの中に出てきた貴族の老婦人の蓄音機の話、その当時はよくわからなかったのですが、
EMGinnなどを聴くとあれに書かれていたことは誇張でもなんでもなくて,
全くありのままを淡々と書いていた事が実感されます。
五味氏のオーディオ巡礼によると
若夫婦、国際線の添乗員などという文字があったような。
今すぐに参照できないので記憶で書いていますが・・・。
>216さん やはりそうですか、輸入代理店でお聞きになったのでしょうか? >SNさん ナグラの845ppは良さそうですね、形も素晴らしい。 >ジョンさん LAT−1は仰る通りのミッドが明るい感じでスキャンスピークそのまま と言う感じで中高域が僕も気に掛かります、あれってAVを睨んだ物でしょうけど あの媒体の存在感は良いですね。 最近はスピーカーは出鱈目な自作をして誤魔化しています、お金も掛からないし ひどい音でも自分の責任ですから、無理やり納得するようにしています。
TKさん 森氏は国際線のパイロットとありました。自分の操縦する飛行機で オイロダインを運んだとあったと思います。 五味氏は「人となりに気になるところが無いではなかったが・・」と とても気になることをさらりと書いていました。 あの時のシステムは全て売却したはずですよね。 そのあと,STEREOSOUND誌にM1なる編集子が現われ,私は漠然と森氏が 入ったのかなあと空想していました。M1氏の編集後記が面白く,彼に手紙を 書こうと思った事もあったのですが,ぐずぐずしているうちに姉妹誌の たしかカーオーディオの編集長として抜擢され,SS誌と距離が開いたので 結局出しませんでした。SS誌も瀬川冬樹が無くなり,単なる提灯持ち雑誌 になってしまい,随分と面白みはなくなって久しくなりました。
228 :
TK :2001/03/03(土) 13:09
>>227 面白いオーディオ雑誌・・・。なかなか思い浮かばないです。
創刊当時のListenViewか、最近ではオーディオアミーゴかなぁ。
SPレコードという同人誌は読み始めています。
>>220 Eurodyn使いさん
ジャーマンフィジックスのDDDユニットは人の声や弦楽器の再生が滑らかで素晴ら
しいのですが,クロスオーバー周波数が150Hzと低過ぎるからか,ボリウムを上げ
るとじゃりじゃりと聞くに耐えないノイズを発生します。弦楽四重奏限度かな。
オーケストラは無理だろうなと思います。興味がありましたが,私はある程度
音量を上げるほうなので諦めました。
以前,金属工作に熱中した事があり,初歩的な知識はあります。確かにアルミ系
合金は削り難い材料です。スピードだけを重んじて削るとハマグリ状の小さな欠
けが出来るし,溝の部分に横フライスの刃の跡がくっきりと残る事になります。
自分で削って自分で使う分にはそれでも良いですが,わざわざ輸入しているアン
プのパネルがそんなレベルだと音以前の話で手を出す気持ちになりません。やっ
ていることが荒っぽいし,やっつけ仕事の感が拭えません。それが高級感の無さ
につながっている様に思います。私が見たいくつかだけが出来が悪かったのかな。
マランツの古い時代のアンプのパネルは,一枚一枚木炭で磨いてあのヘアライン
を付けたと言う話でした。アンプの顔ですから,内部の設計思想が顔に出るとは
言いませんが,値段に応じた,丁寧な作行きにしてほしいと思うものです。
>>229 ジョンさん
情報有り難うございます。クロスオーバーが150Hzとは、Europa
Junior Klarton みたいですねぇ。
それにしても、音量を上げられないんじゃぁ、私も見送りです。
大編成のオーケストラをちょくちょく聴く私だと、きっと堪え
られないでしょう。でも、一度は聴いてみたいとは思っていま
すけどね。
装置の高級感の話題ですが、見た目の仕上がり具合よりも開発・
設計者の意図(ポリシー)が見えてこない様な装置が多いよう
に思っています。ポリシーを大切にしていたら、いい加減なこ
とは出来ないと思うんですけどね。
まぁ、私が思い抱いている事が現代的なポリシーとはマッチし
ないのかも知れませんが。
231 :
EMG :2001/03/04(日) 04:50
>222 拙宅のハンバーグは殆どトーフで出来てるようです。 それで変にあぶらくさくなくて美味しいのです。
232 :
EMG :2001/03/04(日) 05:00
>227 そのM氏は五味さんと同じく書き上手な方と 理解してました。多分あなたがおっしゃっている ように編集関係の方だと思いますがなにぶん コニサーのジョンさんと勘違いするわたしですからだめです。 あのお二人以後はあのような文章を書かれるかたは 出てないですね。ムとジの佐久間さんという方は なかなかですが音は回顧的に少し振ってますのでね。 それとラ技の五十嵐さんも昔のような元気さがないですね。 ペンは物書きの方のもうひとつの人格なんでしょうね。
>>230 そうかあ?
レヴィンソンのNo.32やNo.30.6、或いはエアーのK-1x、
エッグルストーンのアンドラ、等など、そのデザインは、
開発者の意図から生まれたもの以外の何ものでも無いぞ。
特にエアーのK-1xは、バックパネルを見ると、部品毎を最短ワイアー距離
で繋ぐ為にシンメントリカルになっている。
最近のハイエンドオーディオに余り詳しく無いようで>Eurodyn使いさん。
装置のデザインってパネルデザインだけじゃないしね。 開発者のポリシーが見えてくるデザイン、ってのもねえ。 音や技術的には多くのポリシーを持っているにもかかわらず 表面にはそれを見せない(というポリシー)ってのもあるし。 難しいですよね、デザイン論は。 大切なのは音。次に大切なのは部屋に置いても美しいこと。 これを両立させた装置が少ないのが悩みですね。 即物的かも知れませんが、開発者のポリシーをうんぬんするのは まず上の2つを両立させてからにして欲しい、 というのが僕の意見です。
235 :
EMG :2001/03/04(日) 11:21
>170>171 SPとLPの間にアセテート盤というのがあります。 まあいわばミッシングリンクです。 テープ録音が実用レベルに達してないときに 30cmや40cmのアセテート盤の最外周から 2cmくらいだけ使ってダイレクトカットしたらしいです。 初期のコロンビアに何枚かあります。確実にクレジット されているこの手の録音はメンゲルベルクの1939年の マタイです。復刻のLPではこの良さはわかりませんが CDを上手く再生すればこのアセテートのすばらしさを 垣間見ることができます。わたしも詳しいことはわかりませんが コロンビアのオリジナルの初期のものが番号でわかるらしいです。 それらしき音のするのが2,3枚手持ちであります。 エテルナに似たきめの細かい品のある音質です。 テープのヒスが聞こえないようにも感じますがたしかではありません。 (これはTKさんのほうがわたしより詳しそうです。) ちょっと脱線しましたが、SPの音のよさは、ダイレクトカット、 一部を除きテープ録音でない、セラックで盤が硬いの 要素以外に線速度、テープでカセットより19cmが 音質に優る、またこれより96cmのほうが優るというように やはり回転速度=相対速度?が圧倒的というように 思います。いいかげんな私見ですのでお許しを!
236 :
EMG :2001/03/04(日) 11:23
どなたかアセテート録音についての情報を いただけませんか?いろいろ聞きましたが よくわかりません。
237 :
233 :2001/03/04(日) 11:26
>>234 勿論、パネルデザインだけが装置のデザインと考えている訳では無く、
エアーの特に目立ったところを取り上げた訳です。
プリアンプであんなに巨大って辺も実はエアーのデザインの特色。
基板同士の干渉を防ぐ為にあんなに大きくなっている。
>関西人さん 全く同感です、今はそれが難しい時代ですね、それを満たしている機種は 何処の物と御思いになられますか?
239 :
TK :2001/03/04(日) 11:58
>>235 EMGさん
アセテート盤は通販業者のリストで見た事がありますが、未入手です。
SPの音の良さについては
>>110 で書きましたが、EMGさんと同意見です。
>>233 >最近のハイエンドオーディオに余り詳しく無いようで>Eurodyn使いさん。
痛いところを突かれてしまいました。
自分の好みに合わない物(音)が余りにも多いので、最近のハイ
エンドオーディオに興味を失っていると言うのが本心です。理由
を問われても答えようがありませんが・・・・
それでも、希望は捨てていないんですよ。時間が経てば、自分の
好みの問題など些細な事だったと思えるようなオーディオ装置が
出てくるのではないかと・・・
だんだん館ライクなスレが増えてきましたね・・・。
242 :
233 :2001/03/04(日) 14:47
>>240 まあ、ヴィンテージものもそうですが、ハイエンド機器の場合も
店頭では凄まじい音で鳴っている場合が多いですからね。
自分の部屋に持ち込んでみない事には、その良さが分からない、
というのはハイエンドもヴィンテージと同じでしょう。
でも多分、Eurodynさんは、昔のライカの様な、ああいう職人気質、
且つ、暖かみを感じさせるメカニズムがお好きなのではないか、と。
そういう観点から考えるなら、確かにシーメンス、EMTといった作りの
製品は、現代のオーディオには無いですね。
ワディアやレヴィンソンも黒のへアライン仕上げだし、ウィルソンも
エッグルストーンもモダン家具の様な仕上げですから・・・
自分の持ち物が一番良いと思っているバカな奴は このスレッドには居ない。うざいI、お前はAFへ行け。
244 :
名無しさん :2001/03/04(日) 15:43
>>243 え、自分の持ち物が最良の選択であるとも信じられないの?
243はもうちょっと頭使って、感性使って自分に正直に装置を選んでね。
俺は自分の選択は最良の選択だと思っているぞ。
245 :
TK :2001/03/04(日) 16:16
>>244 自分の選択が最良の選択だと思いたいのですが、その上を知ってしまうと
心乱されるものがありますね。
知らぬが仏とはよく言ったものです。
246 :
244 :2001/03/04(日) 16:21
>>245 それがなかなか無いから助かっている(^^;
でもエピローグ+ゴールドムンドのフルセットの音には驚いたよ。
買えないから関係無いけど(藁
247 :
TK :2001/03/04(日) 16:23
>>245 書いた後で見てみると、最後の行は244さんに皮肉を言っているようにも受け取れますね。
けっしてそんなつもりではありませんので、念のため。
248 :
TK :2001/03/04(日) 16:27
>>246 私はEMGinnの音に心底吃驚しました。
>>242 233さん
>自分の部屋に持ち込んでみない事には、その良さが分からない、
>というのはハイエンドもヴィンテージと同じでしょう。
同感です。
私にとって一番重要なのは、音質そのものよりもオーディオ装置
を通じた音楽の楽しみ方だと思っているのですが、それがかみ合
わない装置(使い方?)が多いだけかも知れません。
>でも多分、Eurodynさんは、昔のライカの様な、ああいう職人気
>質、且つ、暖かみを感じさせるメカニズムがお好きなのではな
>いか、と。
仰せの通りです。
251 :
233 :2001/03/04(日) 16:44
なにかってえとIはアンドラ、レビンソンって直ぐ持ち出す、 ば〜かの一つ憶え、AFで相手にされないのも解からないクズ。
253 :
↑ :2001/03/04(日) 20:27
こんなところで陰口をきいているお前がクズだよ(藁
254 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/04(日) 23:42
クズI来るな!館で無視されてろ!ば〜か、アンドラの改造はどうしたボケ。 お前は館だと金銭コンプレックスで大人しいじゃねえか、ここじゃ偉そうにしゃがって 館の連中やAFの連中もお前の腐った人間性を知ら無いとでも思っているのか? タコ。
255 :
↑ :2001/03/04(日) 23:59
オメーの方が人間性が腐ってンじゃ無いの? 逝ってよし(藁
>>254 お前、いい加減にしろよ、本当に。
付和雷同、2ちゃんの言いなりっ子、自分で確かめない世評だけで判断、
と書き込んでいる内容が最低だぞ。
257 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/05(月) 00:19
はあ?偉そうに何様だ?世評だけで判断だと? 見ていて解からないか?ボンクラだな、お前。 I、本人か。
あーぢくぢょぉぉ...最近、うちの中学の裏山の墓場の墓石が、みんな アンドラに見えるんだよぉぉ...多いし殴ってもびくともしねぇしよぉぉ... おまけにそこの坊主、名前が石井っつうんだよぉぉ...もしかして アイツなのかよぉぉ...そういやアイツの声聞くとなんか知らねーけど むかっ腹立ってくんだよぉぉ...俺に殺れってことなのかよぉぉ... そうするしかないのかよぉぉ...
うわ〜 ちょっと見ないうちに・・・スレ間違ったと思ったよ。 TK-JHON-Mr.Eurodynめげずに頑張って。楽しみにしてる 数少ないスレのひとつです。
↑ 御三方は全員暇な時でないと一人も現れないという 不思議な関係であらせられるからなあ...
>>259 そう思うだろ。どっかから厨房が混ざってこのスレはおかしくなったよ>257,258最低
Iの連続自作自演。ドカチンは朝早い。
264 :
TK :2001/03/05(月) 08:47
>>259 ありがとうございます。
明日か,明後日には小さな欅の単板が届く予定です。
平面バッフルを作ります。
>>238 ぽこんさん。
音も良いし姿も美しい。
性格もよくて美人、って言ってるのとよく似てますからね。
難しいです。
強いて言えばムンドやスペクトラルの姿はすっきりとしますよね。
ただ音の好みまで一致するかどうかで。。。
音が気に入れば「あばたもえくぼ」って奴なんですが。
>>265 関西人さん。
性格も良くて美人・・その両方とも縁が無いです・・・
ムンドの今度の超弩級は何か矢理過ぎって感じですね、凄いけど。
スペクトラルはDMA−360が聞いてみたいですね。
ボルダーの2050?でしたっけ?あれ凄いらしいですが
買った人いるのでしょうか?
パスのパワーはかっこいいですが音の押し出しがイマイチ、
色が黒だったらもっと良かったです。
挙げると馬鹿が騒ぐから下げて話そう.
>>265 スペクトラルもムンドもスッキリデザインで私も好きですね.
でもムンドの方が,トランポのデザインなぞ,流石に元アナログ
プレーヤメーカという感じで,美しいですよね.
ミメイシス36A+は一度借りたけど,音もなかなか良かったよ.
>>251 P-LPだけは現物を見たことがありますが、残念ながら音は聴いた
ことがありません。
その程度なので、私の感想は大してアテにならないのですが、
オールド・ファンとしては「Nagraも変わったなぁ・・・」と言
うのが私の感想です。
ところで、うっかりしていたいましたが、Nagraの代理店が報映
産業から大場商事に移っていたんですね。いつのことだったん
でしょう?
>>268 入力ミスです。
誤>ところで、うっかりしていたいましたが、Nagraの代理店が報映
正>ところで、うっかりしていましたが、Nagraの代理店が報映
270 :
EMG :2001/03/05(月) 20:51
>268 同感です。いくら不景気とはいえ 日本の市場の力は伝統をも揺るがす力を持っているようです。 経済は不経済ですね。
>230 現代オーディオの作者のポリシーは 銅より金が好き、 その答えは金は無限なる自分の欲望を 処理してくれるからです。
>>271 オーディオメーカーも資本主義ですから,ビジネスとして成立しないといけませ
ん。そういった意味では,金は重要である事は疑問の余地はありあません。
しかしながら,現代の科学技術を,音楽の再生に奉仕させていると錯覚させるだ
けの音を聞かせてくれ,外見上でも持つ喜びを与えてくれる佇まいだと,それを
作った人達が,単に金儲けだけの動機付けでこの機器を作ったと思えないという
錯覚に陥る事が出来ます。だから,無理してでもアンプを買い,スピーカーを買
いとやっていくわけですよね。
所詮はメーカーの金儲けだよと,完全に醒めた目でオーディオを眺める事が出来
るなら,誰しものめりこむ事はないでしょう。斜に構えた発言をしても,結局は
オーディオにどこかのめりこんでいるのでしょう? 金がないと言う事はオーディ
オに限らず辛い物ですが,それは,何かを買うという判断を先伸ばしにして,よ
り賢い最終判断をさせるために,神がくれた時間だと,私は,思う事にしていま
す。
続き 逆の見方をするならば,高価な機械を集めれば,満足が得られるかと言う問題が あります。高価であればあるほど,使いこなしには経験や技術が必要とされ,た だ単に高価な機械を集めたからといって妙なる音楽を鳴らしてくれるとは限らな い事もまたこの分野の常識でしょう。高価な機械をこれでもかこれでもかと並べ て鳴らしているお店もあると聞きますが,世評は必ずしも芳しくはないようです。 自分が出せる範囲で最善の組み合わせを模索する私達のささやかな楽しみは,偶 然性もありますが,極めて創造的であり,科学的な独創性を要求される趣味だと 思います。アインシュタインが,アメリカのパイプ煙草の愛好家の集まりに呼ば れた時のスピーチで「パイプで煙草を吸うという事は,思考を方法論的たらしめ るなにかを持つと考えられる」という名言を残したそうです。オーディオも私達 の思考を創造的で,科学的で,独創的で建設的にする何かを持っているように思 いますし,オーディオに対して,そういう姿勢で臨まなければいけないなと思っ ています。
274 :
TK :2001/03/06(火) 19:51
欅の小さな単板が届きました。思っていたより綺麗で安心しました。 早速有り合わせのゴム脚を4ヶ所に置き、板を床に寝かせてその上に スピーカーユニットを置き音を出してみました。 なかなか緻密な響きが乗り好ましいですね。 平面バッフルのデザインをどうするか色々悩むのも楽しみのうちです。
>ジョンさん 272、273のレス、感服いたしました。メ−カ−に依存した日本 の評論家および一部の販売店に見せてあげたいですね。 >TKさん 実験結果お知らせください。気長に待っております。仕様、ユニット等。 レスNo.見ましたら某有名整流管のNo.でしたね。偶然でしょうが(微笑)
>>274 TKさん
欅が着きましたか! ワクワクですよね。
実物を見ていないのでなんとも言えませんが,充分乾燥していますか?
一夏越してから加工した方が良いような気もするのですが,
まあ完全な余計なお世話です。お店の人と指物師によくよく
御相談下さい。
あのお店はプレーナーをかけてくれるので一応綺麗でしょうが
TKさんは指物師に最後の仕上げの鉋かけをやってもらうと
更に綺麗になります。ただ,欅は硬いので,指物師には嫌われる
かも知れませんね。いずれにせよ徹底して紙やすりで綺麗に
磨き上げると深みが出ますし,楽しいですよ。私は,#400
#600,#800,#1000,#1200まで磨く事にしています。自然な
艶が出て良いものです。まあこれは,好き好きですが。
ついでに書いてしまえば,私は塗装をせずに,
とくに理由がない限り木蝋で仕上げる事にしています。
落ち着いた艶と,自然な風合いが堪えられません。
指物師に御相談下さい。今時そんな仕上げは・・ときっと
相手にされないのでしょうね,多分。ウレタンとか良い塗料
がありますからそちらをお使い下さい。その方が有利だと思います。
完成したら是非一度聞かせてくださいね。
よろしくお願いします。
277 :
TK :2001/03/06(火) 21:09
>>275 -276
欅単板は900×580×20で例のページの欅の3番のものです。
SPユニットはRCA106で1927年製の励磁型です。
ブランズウィックの電蓄に使用されていました。
ユニット単独ではRCAの花の箱に入っていました。
以上、盤塵集からの受売り。
ジョンさん、是非聴きにいらしてください。
1927年製とは凄いですね。エッジ等は硬くなってませんか。 励磁型の場合は電蓄であればチョ−クコイル併用でしょうけれど 単独使用の場合の励磁用電源はどのような物となりますでしょうか?
279 :
TK :2001/03/07(水) 09:06
>>278 おはようございます。
エッジは鹿革で、センターダンパーです。
電源は間に合わせの菊水の安定化電源を使用。
5AR4、6GB8等を使ったものです。70V、100mAで動作させてます。
真空管整流が良いですね。
将来的には5U4Gを使って自作してみようかと思っています。
280 :
TK :2001/03/07(水) 10:56
RCA106はSS誌バックナンバーセレクション3号のP171に花の箱と並んで写真があります。 ただしこの写真の106はフィールドコイルの減圧用の抵抗が外されており、 マッチングトランスも配線されていないようです。 オリジナルの状態からはかなりかけ離れていると言って良いかと思います。
早速の回答有難うございます。思ったより低い電圧で少し驚きました。
>>280 鹿皮エッジでセンタ−ダンパ−といえばフェランティやハ−クのような
感じですね。RCAの方が古いですね。
70年前の音声変換器からどのような音色が発せられるのか。開発者や
その時代、それからくぐりぬけてきた日々を考えると胸が熱くなります。
音の良し悪しなど二の次、存在して此処にあるというだけでも意義があ
ると思います。バッフル工作も楽しんでください。
TKさん ??
283 :
TK :2001/03/07(水) 21:23
>>281 パワーは入りませんが、Europa juniorよりほんの少し音の純度が高いように感じます。
もちろん音色としてはアメリカの音ですけれども。
これらを聴くと中野雄氏のオーディオ不進化論に与したくなります。
278=281さん、できましたら別の名前にして戴くと紛らわしくなくて
有り難いです。
284 :
TK :2001/03/08(木) 11:52
このスレもやっと落ち着いてまいりました。 このあたりでお題を一つ。 「今まで聴いた最高の音」 その時の再生ソフト、再生装置、部屋の状態等わかれば ありがたいですね。もちろん生演奏は除きます。 ではよろしくお願いします。
>TKさん 名前の入れ方紛らわしくてすみませんでした。 ジョンさんにも迷惑おかけしました。
286 :
TK :2001/03/08(木) 14:48
>>281 ,285
278さん、早速お聞き入れ下さりありがとうございました。
フィールドコイルの電圧電流は減圧用の抵抗を含めてこの値です。
コイル単独ならばもっと低電圧で動作するようです。
RCA106の音ですが、なかなか良いです。
音の響きが軽くレスポンスが速く、音色はWEよりほんの少し薄味な甘さがあり、
なかなか聴かせてくれます。欅の緻密な響きと良く合いそうな感じです。
バッフルはどんな支持構造にするかゆっくり考えます。
これまで聞いた最高の音 A市のA店で聞いた,黒いピアノフィニッシュの小型スピーカー (ブランド失念) とモディファイQUAD 63(by ピーター マーレス)。 MIT+Spectral DMC-20(プリ)+DMA-180(パワー)でドライブ, ソースはSpectral SDR-1000SL(CD) ウエルテンパードのLPプレーヤー+ライラのパルナサスでした。 ソフトは,LINNのキャロル キッド の All My Tomorrow (CDとLP)を聞かせても らった。 リスニングルームが聴感上,演奏会場になってしまい,スピーカーの間に彼女の 口がきゅっと締って現われ驚きました。これこそ私が求めていた音だと直感し, 現在に至るって感じです。 QRDとASCで響きを上手くコントロールし,照明を少し抑え気味にして,演出も上 手かったなあ。あのお店も今はもう無い。 その後に同店で聞いたイオスとか,バルセロナのオーディオ屋の地下室で聞いた 目から火が出るような大音量のアバロンだとかは,もっと素晴らしい事は判って いるのだけど,あの日の経験は,私のそれまでのオーディオ観を変えてしまうき っかけになった。 A店は,B市のB店で知った。B店で「どう?」と聞かれたので,感じたまま,しゃ べってしまったのですよ。「低域がふやけていて,中域は明瞭さを欠き,高域は 刺激的な上に分解能が悪い。これだけお金をかけてこんな音を出すと言うのはマ ゾとしか思えない」と丁寧に説明をした。とにかく,人の良さそうなB店の店長が とても気の毒に思ったのだ。馬糞を饅頭だと思って上手そうに食っているような 哀れさを感じたな,私は。そうしているうちに,A店を紹介された。電話までかけ てくれて 「今からそっちに行くから!」要するに追い出されたのです。でも,と ても感謝している。
補遺 今から7年ほど前の話です。今となっては??の部分もありますが その時はショックでした。
20年くらい前に出張先で立ち寄った音楽バ−での音。 店に入ったときBGM風にミッシェル・ルグランの「おもいでの夏」 がかかっていて、なんと柔らかく、かつ繊細でいい音だなあと思った。 思わず音源を振り返るとコ−ラルの市販バックロ−ドホ−ンがブック シェルフのようにレコ−ド棚にはめ込まれていた。 プレ−ヤ−とアンプはカウンタ−の奥で見えなかった。 レコ−ド棚にジャズがかなりあるのが判ったので、ソニ−・クラ−クの 「ブル−・マイナ−」をリクエストして聴かせてもらった。 うって変わって爽快に音が噴きあがり音離れもよく、低音も風のように 通り過ぎていった。驚いた。 今、冷静に考えると仕事が上手く運んだ後のアルコ−ルも入っての最高 の精神状態だったろうから、本当はだいぶ割り引かれると思う。錯覚 だったのかもしれない。しかし今でもああいう音を出したいと願っている。 スピ−カ−はネットが付けられていたが、おそらくBETA-10と ホ−ンTWのBL-25という物だと思う。プレ−ヤ−とアンプを確か 帰り際に訊いた筈だが、何を飲んだのかと同様なぜか記憶にない。聴い た曲は記憶にあるのに。 時代からしてDP3000のモ−タ−に308N+V15Vとラックス あたりだったのかもしれない。挙げてみると全く平凡だが。
>>TKさん >>Eurodyn使いさん Eurodyn使いさんと,TKさんを混同してしまいました。 Eurodyn使いさんの知り合いに指物師がいらっしゃったのであって TKさんのお知り合いではなかったですよね。 大変失礼しました。お詫び申し上げます。ああ恥ずかしい。
291 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/08(木) 23:03
若いときのS社のソリッドステートアンプの発表会。 マランツ管球式と鳴き較べます。プログラムが終わって 鳴き較べばなかった。文句を言って何人か残ってた 人達でマランツを聞いた。とんでもなく違った。 イムジチが明るく鳴った。歪の少ない物理特性の 良い優れたソリッドステートは今から思えば ひどいものだったが感性では判別できていたのに s社の技術者に食ってかかる自信はなかった。 青春だった。それがいまも続く。
すみません。291はEMGです。
293 :
TK :2001/03/08(木) 23:46
>>287 ジョンさん
All My Tomorrow、私もこのLPを持っています。藍色のジャケットですよね。
B面1曲目のWhen I dreamという曲を良く聴いていました。
生ギター1本の伴奏で、Carol Kiddがしっとりと歌ってくれます。
ジョンさんのお話で懐かしくなって久しぶりに取り出して聴いてみました。
音場再生に熱中していた頃のイメージが蘇り10年ほど前にタイムスリップ
してしまいました。レコードが過去の思い出を蘇らせてくれるのは有り難いことです。
当時と異なるのはプレーヤーがヴァーサダイナミクスからEMT927へ、
プリアンプがカウンターポイントSA3からMarantz#1へと換わっていることで、
カートリッジ(スペクトラルMCRsignature)、パワー(オーディオリサーチD250mk2)、
スピーカー(アクースタット#6)は同じです。
昔より音の肉づきが良くなり、エネルギー感も増していて、私には好ましい変化です。
アクースタットの振動板の面積が広いので音像自体はやや膨らみぎみですが、
これは無い物ねだりでしょう。この音もジョンさんに聴いていただきたいですね。
23年も昔のこと、頻繁に立ち寄っていた店で換気扇のような 形のフロントグリルが付いている得体の知れないスピーカーと 出会った。なんでも、Siemens のスピーカー・ユニットで Coaxial というらしい。そのユニットは、見慣れない形の箱 (後面解放箱)に取り付けられていた。 その時、そのスピーカーからは音が出ていた。音楽性云々以前 に私には違和感の固まりが音になって出ていたとしか思えなか った。アンプ、レコード・プレーヤーの組み合わせは定かでな いが、プリアンプはマークレビンソンの JC2、カートリッジは SPU-AE、ヘッドアンプにマークレビンソンの JC1DC だったと 思う。その当時、その店でよく使っていた組み合わせである。 その頃の私は、分不相応にもマークレビンソンの透明な音が大 好きだった。しかし、このスピーカーからはマークレビンソン の良さが全く聴こえてこない。私には苦痛を感じるような音し か出ていなかったが、脅迫感にも似た説得力に圧倒されていた。 これが、私と Siemens/Klangfilm との出会いである。この脅迫 感にも似た説得力に魅力を感じるようになるのには、その後数 年を要した。更に關本試聴室を訪問して、この脅迫感にも似た 説得力の虜になってしまった。この強烈な説得力を味方に引き 入れ、表現力とする音造りがあることに驚愕してしまったので ある。 以後、オーディオ装置に求めるものが一変してしまったのは言 うまでもない。
295 :
TK :2001/03/09(金) 01:08
今まで聴いた最高の音 4ヵ月前、友人に紹介されてとあるお宅を訪問した。 そこには英国の貴族が使っていたというEMGinnの蓄音機があった。 その部屋は50畳もあろうかというシューボックスタイプの部屋で 2階分の天井の高さがあった。 挨拶もそこそこに早速Vocalを主にSPを聴かせていただいた。 ・・・・・・・・・・・・ 言葉がでなかった。 何という素晴らしい音と音楽か。 これ一台あれば他のオーディオ装置は何も要らない。 次から次へとSPを聴かせていただいて、予定の訪問時間はあっという間だった。 圧巻は最後に聴かせていただいたJazzのfemaleVocalだった。 場末のクラブの気怠く退廃的なイメージがもののみごとに再現されていた。 完璧に圧倒されて言葉を忘れていた。ただ「凄い、素晴らしい」という言葉以外には。 再訪をきっとお願いして、満ち足りた想いでおいとました。
今まで聞いた最低の音 あるバイオリニストの家でベートーベンのバイオリン協奏曲を聞く機会がありま した。「もっと良いプレーヤを買いたいのだけど」と一人ごちながら鳴らしてく れたそれは,いわゆる電蓄の域を出ない凄いボロでした。出てくる音も酷いので すが,そのノイズの洪水の中から,バイオリンの響きの美しさ,演奏のニュアン ス,演奏会場の響きの特徴,その管弦楽団の個性などを彼女は,明確に聞き取っ ている事が判っていると知ったときは驚きましたね。私は,ハムやスクラッチノ イズが気になり,音楽に全く入りこめませんでしたし,自分がオーディオにも興 味があり,それなりの装置を持っている事は,恥ずかしくて言えませんでした。 こんなボロプレーヤーでも,詳細に音楽を聞き取ることができる人がいるのだと いう事実には圧倒されました。私の心には音楽がないのだから,良い音でないと 心の中の音楽が鳴り響かないという不安を覚えました。伊丹十三が「オーディオ なんか詰まらないよ。 1つでも良いから楽器を演奏できるようになりなさい。」 と書いていたのも,音楽を聞き取る耳を育てる助けになるんだよという意味だっ たと思います。 あれから20年経ちます。私は,楽器の演奏は相変わらず出来ませんし,あの時感 じた良い機械を持つ事に対する羞恥心もほとんど忘れ果て,覚えているのは,彼 女の右腕の強さだけというおめでたさです。今は,生の演奏にも接する様に心が け,音楽を聞き取る心の中の耳を育てているつもりです。
>>293 TKさん
Carol Kidd の All My TomorrowのLPお持ちですか!
良いですよねあれは。CDもアルミ蒸着盤と24金蒸着盤とあって
なぜかは判らないけど,24金のほうが良く聞えます。
この When I dreamは良いですね。私の友人の中国人も
これが気に入り,CDでしたが,この曲だけを延々と1時間ぐらい
リピートして聞いたのにはちょっと参りました。
>ジョンさん様 ノイズの中から音楽を聴きだすのは、なにも演奏家の特権ではありま せん。演奏様式やコ−ド進行等が把握できているため、音楽に入って 行き易いこともあります。 私も一時アマチュアではありますが楽器演奏をしておりました。プロ の方達とも何度かお付き合いさせていただきました。 そのなかで感じたことは、なぜか思ったほど再生装置にお金を掛けて いる人が少ないことです。楽器にはお金が掛かるでしょうし、生演奏 こそが本来の音楽と考えている方もおられるでしょう。 演奏家は生音に対する耳がいいのは当たり前ですが、演奏全体におけ るバランスや録音再生した音に対しては、さほど執着はしていないと 感じました。楽団の人数が多くなるにつれその傾向は強いようです。 どうでもいいのでありません。自分のパ−トに神経を使うのと、進行 や他人のパ−トに口出しすべきものではないからです。 一度失礼にもCDでの演奏について演奏者本人に意見を言ったことが あります。演奏者当人の演奏についてではなく、編成上の音のバラン スとCDの録音レベルについてです。驚いた顔をして、ミキサ−やエ ジニアに任せているとのこと。オ−デオファンであればすぐ気が付き そうなことでしたが。 楽器演奏は出来るにこしたことはありません。しかし出来なくとも音 楽を楽しむためには全く問題ありません。むしろ出来ない方が、特定 の楽器、パ−トにとらわれず演奏全体を捉えられますし、なにより自 分の感性で聴くことが出来ます。
>>298 生の音を沢山聞くことで,体にそれが沁み込むくらい聞いておけば,オーディオ
での選択に誤りが少ないのではないかなと思うのです。好みで片付けられる場合
もありますが,生の演奏を聞いていれば,選び事はあり得ないとさえ思えるよう
な,現実の音からはかけ離れた音を「好き」の一言で選ぶ人はいます。それを非
難するつもりはありません。私自身がそんな事にならないように気を付けている
と言う事です。演奏会場での体験が無いと,標準原器の無いままに,物差しの精
度を論じる事にならないかな? それを一番恐れます。
今まで聞いた最高の音と言うこととは違うのですが、 昔、チョットしたコネで道玄坂、一口坂、信濃町のスタジオに出入りしたことが有ります、 当時はオーディオは興味無かったのですがマスターの音とレコードとの 音の差に愕然としました、当然ながらマスターをプレイバックすると 今、片付けている筈のバンドが(サザンでした)また演奏を始めたと思ったものでした、 そのような半端な聞きかじった経験からスタジオが最高の音とは思わずむしろ当然と 受けとっておりました、ただ現場は売ってなんぼの世界ですし仕事ですから乱暴な所も有ります、 なのに、僅かな音の変化にむきになっているオーディオファイルは何て無意味で高価な 趣味と思っていましたので長い時間遠ざかっていました、 当時からノイズだらけのレコードやBBC等を耳を凝らして聞いていました、 演奏と曲が全てで、今、思うと酷い音で非常に疲れましたがそう言う物と捉えていました 素晴らしいシステムのそこに演奏家がいるというのは僕には胡散臭く、CDとなって進化したとしても マスターのような音はあり得ないし、マスターはそうそう手に入らない分けですから 無駄なアガキに大金を投じてとオーディオ好きな友人には偉そうに言っていました、 楽器をやって初めてこのフレーズの意味が理解できるんだなどと馬鹿なことを言って 恥をばら撒いて周りに飽きられていました。 オーディオには少し違った入り方をしたので音には1歩引いた、醒めた見方が癖になっています、 少しだけジョンさんと逆な展開でしたので書かせて貰いました。
>>298 演奏ができる人が「できないほうが・(有利である)・・」というのは重みがあ
ります。そう言えるあなたが羨ましいと思う。しかし,できない人間が同じこと
を言ったらどうでしょうね? 説得力は皆無です。少なくとも私には,言えないな
あ。
私自身は「自分の感性」は,常に発展途上だと考えています。これは他の分野での
経験に基づいているのですが,以前は見えなかったものが,見えるようになって
きた。だから,結果的に好みが変わったという経験があります。自分の好み・感
性に照らして,というよりも,心を虚しゅうして感性を鍛えるために音楽を聞
くという姿勢で臨みたいなと思っています。
>>300 ぽこんさん
あなたのどこか冷めたコメントの根はそこにあったのですか! ほうほう
納得です。いい経験をお持ちですね。自作のスピーカーであまりお金をかけずに
と仰っていたけど,オーディオの限界を知っているからこそ,遊べる,達人の境
地なのでしょうね。
いくらガンバッテも,マスターテープの音にはせまれないのでしょうね。あたし
ゃそんなもの知らないからかえって幸せなのかもしれない。でも,それを聞くこ
とによって「憑き」が取れるのならば聞いてみたいと思います。例えばB&OのCDプ
レーヤーで事足れりと思えるようになれたら,どれだけ,自分の心はのどけから
まし! と思います。
303 :
TK :2001/03/09(金) 15:57
>>302 ジョンさん
マスターテープの音を聴かれなくても演奏会の音を聴かれておられるのだから
リファレンスとしてはそれで十分ではなかろうかと愚考しますが。
304 :
TK :2001/03/09(金) 16:02
>>302 ジョンさん
ああ、リファレンスではなくてマスターと実際の製品の
音のギャップを確認するという意味ですね。
失礼しました。303の発言は無視してください。
305 :
TK :2001/03/09(金) 16:12
>>297 ジョンさん
Carol Kidd のLPは同じ時期に3枚買いました。白いジャケットと黒いジャケットのものです。
例によっていまは参照できませんが。昔良く聴いたのはこの All My Tomorrow です。
アルミと金とのレーザー光の反射率の違いがCDの音の違いに関係しているというのをどこかで
見かけたことがあります。
>>298 >楽器演奏は出来るにこしたことはありません。しかし出来なくとも音
>楽を楽しむためには全く問題ありません。むしろ出来ない方が、特定
>の楽器、パ−トにとらわれず演奏全体を捉えられますし、なにより自
>分の感性で聴くことが出来ます。
同感です。
学生時代、部活動でちょっとだけ楽器演奏をしていたことがあり
ますが、その頃のレコードの聴き方は譜面の読み方のお勉強のよ
うなものでした。部活動から離れ、楽器を演奏しなくなってみる
と、音楽のお勉強のような聴き方ではなくて、もっと自由に音楽
を楽しめるようになったと思っています。
まぁ、一向に上達しない自分の演奏テクニック、センスに嫌気が
さして楽器演奏から足を洗ったようなものですが、下手の横好き
でも続けていたら音楽の楽しみ方は今と違っていたかも知れませ
ん。
それでも、私は今の音楽の楽しみ方に満足しています。素晴らし
い演奏を聴くと、心が洗われるような心持ちになりますが、自分
で演奏しようとしても、思うに任せぬ演奏に心が荒んできそうで
すから。
なんだか、オーディオの話でなくなってしまったなぁ・・・
307 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/10(土) 21:08
>>298 うわ− 凄いです。名レスですね。2ちゃんもやっぱり捨てたもんじゃないね。
文章の簡潔さと内容のわかりやすさと特に最後の4行は感動的。でもこういう風に
きっちり書かれるとスレに参加しにくくなるなあ(W) 失礼。
>>294 關本の試聴室で聴いた音を最高だと思っているような書き方で
したので補足します。
私は關本の試聴室の音を今まで聴いたことがある中で最高だと
は思っていません。私の好みの音色とは明らかに違っていたの
ですから、最高とは言えません。素晴らしい音楽表現であるこ
とは間違いないのですが・・・
つまり、”最高の音”ではなく、”最高のインパクトを与えた
音”について書いたのでありました。
”最高の音”については・・・今までの経験では、どれも一長
一短があって、”最高の音”と呼ぶにふさわしい経験が無いよ
うに思っています。もちろん、私の音楽の楽しみ方が合わなか
っただけのことでしょう。
>305 TKさん、金メッキの音ですよ。 以前全くおなじCDで金のとアルミのとを もらいました。まだ良い金には出会ってません。 その金CDをスタビライザーがわりに他のCDに重ねて 聞けばメッキの音が聞こえます。 なぜか金はメッキになると問題を起こします。 以前金塊をナマリの代わりにプリの天板に載せたら 家内がいい音だと言ってました。恥ずかしい。 私はいつもその音が聞こえるので止めました。 秀吉を思い出しました。
>>309 EMGさん
面白い話ですねぇ。実は、私は金メッキが掛けられている部品の
音は妙な濁り感がまとわりついているようで、ことごとく好きに
なれないんですよ。他に選択肢が無い場合を除いて極力使用を避
けています。
しかし、「純金だったら話は別」と言われてもねぇ・・・・
311 :
> :2001/03/11(日) 13:34
>ところで、うっかりしていたいましたが、Nagraの代理店が報映
>産業から大場商事に移っていたんですね。いつのことだったん
>でしょう?
ナグラは今(昔から?)Kudelskiグループの一部になっていますね。
10年くらい前にはもう、あのオープンリールは出ていない筈です。
アナログテープはホームページを見るに
http://www.nagra.com/nagraaudio/pages/nagrasn.htm だけの様です。
その頃から報映産業は既に手を引いているはずです。
ナグラの日本への復活はスキャンテックからで、それが
大場に移った、というのが最近の動きですね。
>310 全く同感です。 接触が良いメリットより特有の 音が散る現象がでます。だけどこれも聞き比べればであって 半田の音と一緒です。 それであんまり使いたくないものの一つです。 初期のCDRは金蒸着がすぐ禿げました。 音はシャラシャラでした。 多分金も薄いと地金についているようで本当は 浮いているのだと思います。メッキも 多分浮いている。それで鳴くのだと思います。 だからメッキがはげるのだというのでしょうね。 鍍金でも金の好きな人はいっぱいいますよ。 オーディオ製品も値段をあげるには 金メッキが一番簡単な方法のようですね。 純金の話はどうかお忘れください。だけど本当でした。 EURODYN使いさんとは どこかでお会いしたようなデジャヴを感じます。 会ってなくても会話したことがあるのでしょうか?
EMGさんやEurodyn使いさんと私は,多分使っているシステムが異なり,音に対す る好みが違い,音楽に関する経験が異なっているのでしょう。オーディオの様々 な要因,アンプであれケーブルであれ,メッキなどもそうだと思いますが,音の 評価をするときは,一般化,あるいは普遍化するのはかなり注意が必要だと思っ ています。 私は,Carol KiddのAll My Tomorrow のCDに関しては金蒸着CDが良く聞える と言ったのであって,この経験から,金蒸着CDが良いと一般化してはいません。 EMGさんやEurodyn使いさんのシステムでは金メッキはお二方の好みには合わなか ったのですね?。金メッキをしていない端子を持つ機器とは私は不勉強で存じま せんがどんなものが有るのでしょうか? ケーブルの端子もメッキなしですか? 酸化による表面状態の劣化に対してはどのような対策を講じていらっしゃるので しょう?
金メッキの断面の電顕写真を見た事がありますが,「浮き」といった現象は見ら れませんでした。原理的にも,電気メッキの場合は,金イオンが下地の金属表面 で電子を受け取り:還元を受けて金として析出します。ですから,下地金属表面 から離れてメッキ膜が形成される事は考えにくいのです。勿論,奈良の大仏の様 にアマルガム法で金メッキした場合には金原子が下地の銅に拡散していてより強 固であるのは間違いありません。オーディオ端子の場合は電気メッキですから, それが浮いていると感じられるのは,よほど粗雑な場合か,よほど薄いばあいだ ろうと思いますよ。また,CDの場合は真空中で蒸着するのですから原理が全く異 なります。もっとも,蒸着した金がCDの表面に露出しているわけではありません から,剥げるのは,蒸着された金属の種類ではなく何か別の要因による不具合と 見るべきなのではないのかな? 歴史的に遡れば金メッキをしていないものがありますが,最近の高級機で金メッ キあるいはロジウムメッキなどをしていない機器を探すほうが難しいのではない でしょうか? 以前は接点の酸化など問題にならなかったのですが,近年細部への 検討が進んできて,接点の信頼性を高めるために,金メッキが一般化しています。 初期のころの金メッキは,質の悪いものがあったようですが,最近の高級機には しっかりした分厚いものが使われています。端子の金メッキは,表面酸化を防ぎ 接触の信頼性を高めるための当然の選択であって,高級感を醸し出す為の金ぴか 処理とは異なるのです。これはコンピューターのメモリーやカードの接点部分な ど見えない部分であっても,必ず金メッキ処理が施されている事からも判るはず。 高級感を盛り上げる為ではなく信頼性の向上のためなのです。買う側も金メッキ だから高級だという発想はないと思うけど?
すみません。 金メッキに関しては 全くの憶測です。また金のCDについては 追試したわけではなく感じだけで、ただそう思うだけです。 言い過ぎてすみません。ジョンさんにたてつくつもりは 全くありません。失礼であったなら どうかお許しください。
いろいろ金の悪口めいたことをいいながら じつはMCカートリッジのカンチレバーの共振を 押さえるのにオルトフォンに対抗して プラチナの代わりに純金を使って実験してました。 米粒より小さい純金が共振を押さえるのに 期待しましたが、プラチナにしろ金にしろ せっかくのエネルギーを押さえてはダメのようでした。 プラチナも金も残念ながらボツでした。
>>315 EMGさん
ここは自由に発言できるところですから,別に謝る必要なんかないですよ。
少し気になったものですから書いただけです。
EMGさんに教えて頂きたいのですが,
>>316 で試されたのは具体的には
純金の小粒をカートリッジのどこに取り付けたのですか?
318 :
TK :2001/03/12(月) 10:43
>>316 何かを付加するとその音色が必ず付加されますからねぇ。
余計な響きが加わったという事ですか。
昨日は一日SP三昧でした。
収穫は国内盤ですけれどもカペーSQのベートーヴェンSQ14(op131)と
ハイドンのひばりSQでした。
>>311 情報有り難うございます。アナログ・レコーダーは、Nagra IV-S
と Nagra SN だけになっているようですね。これらも消えゆく運
命でしょう。録音技術として、「アナログでなければならない」
という必然性は失われていくように思っています。
しかし、報映産業が手を引いたのは、ずいぶん前のことだったん
ですねぇ。その後、代理店がいくつか変わったと言うのも興味深
いです。
>>313 ジョンさん
既にEMGさんからコメントがありますけど、金メッキの音は
「気にすれば気になる」程度だと思います。その程度のことが気
になるから、オーディオの面白味があると私は解釈しています。
また、私はメッキ処理そのものを否定しているわけではありませ
ん。念のため。
それと、ジョンさんが仰る様に、金や白金系のメッキでも施さな
いと部品の表面の酸化、硫化はどうしても避けられません。金メ
ッキで多少音が変わったからと言って、導通不良を起こすよりは
遙かに良いことは言うまでもありませんね。
また、全くメッキを施されていない部品を探すことは、ほぼ不可
能でしょう。どんな安物でも、ニッケル・メッキや錫メッキ程度
の処理を施してあるのが普通だと思いますし、地金むき出しでは
安心して使えないでしょう。まぁ、メッキを剥がしてから使えば
話は別でしょうけど、信頼性を劣化させてまで音質に拘ると言う
のは如何なものかと思います。
私は経験していないので不明ですが、金メッキよりも白金系メッ
キの方が良いのではないかと想像しています。
>>312 EMGさん
>どこかでお会いしたようなデジャヴを感じます。
>会ってなくても会話したことがあるのでしょうか?
さて?どうなんでしょう?私は気にしませんが?
322 :
TK :2001/03/12(月) 14:04
>>76 Mayaさん、こんにちは。
忙しくてドヴォコンを先日やっと入手しました。
チェリビダッケはいつもの自分のペースを全く崩さずに「チェロの独奏付き
管弦楽曲」の演奏をし、デュプレはそれに負けじと力一杯立ち向かっている。
という感じでした。名演の仲間入りが可能な悪くはない一枚でした。
せめてもう5年でも発病が遅れていればどれほどの名演の数々が生まれた事でしょうか。
私の一押しはカザルス、セル、チェコフィルのSP盤です。
Eurodyn使いさん とても素朴な疑問ですが,私には,判らないので教えてください。 「金メッキの音」と言うものをどうやったら聞き取れるのでしょうか? 私が考えるに,例えば接続ケーブルの末端の金メッキの音を評価するとします。 二本のケーブルがあって,一方は金メッキが施してあり,他方はメッキがありま せん。両者の違いはメッキの有無だけというペアを比較しないと金メッキの音と 言うのは判らないわけです。ところが現実には,そんな組み合わせのケーブルや アンプは無いように思うのでが。 そういった比較の結果として 「金メッキの音」と仰っているのでしょうか?「金 メッキをした部品の音が濁っている」というのであれば,話は全く違います。濁 った音の原因が,金メッキのせいなのか,それともそれ以外の要因例えば,ケー ブル本体,被覆の特性・・・・なのか,それを明確に判別する方法は存在しない と思うのです。 私は,金メッキを擁護するつもりはありません。ただ,正確に評価がしたいので す。「金メッキの音」という一般化が可能なだけの根拠があるのでしょうか? 金 メッキの音を聞き取とっていると仰るのですが,どういう比較の結果からのお話 なのでしょうか?お教え下さい。
324 :
TK :2001/03/12(月) 17:35
>>323 ジョンさん
私は実際の比較をしたわけではないので想像でしか申し上げられないのですが、
SMEのアームで近年ゴールド(金メッキ)モデルが発売された事がありますね。
ある雑誌でこのアームは元のモデルに比較して音色が若干きらびやかになると
いう試聴記を目にしたことがありますが、その違いが金の音色を示している
のではないかと。
>>323 ジョンさん
科学的な評価を行っているわけではありません。一般化できるだ
けの根拠は提示できないです。仰る様に、根拠を明確に出来ない
ような評価は、オカルトと言われても仕方がありませんし、根拠
の無い差別と憤慨されても当然と思います。
評価を行うのなら、同じ母材に金メッキの有無で有為差があるか
検討すべきと言うご意見には、完全に賛同します。しかし、それ
を実行するのはメーカーの開発者でもない限り不可能でしょう。
私の様なユーザーでは、市販の圧着端子に簡易金メッキを掛けて
みる程度の実験が関の山です。それが、金メッキへの評価として
正しいかどうかは私には疑問です。メッキの品質が悪ければ、何
を評価しているのか分かりませんし、それだけで評価できるよう
な事でしょうか?
私の経験では、Switchcraft製のキャノンコネクタで金メッキと
銀メッキ(通常仕様)を比較して、銀メッキの方が好ましく思え
たと言うのが分かり易いかも知れません。しかし、「気のせい」
程度の違いですから、断言できるほどの違いではないと思います。
それに、硫化の問題もあるので銀メッキが優れているとは言えま
せん。
まぁ、私の場合は、以前に使った金メッキが掛けられているコネ
クタにトラブルが続出していた経験から、妙な先入観が植え付け
られているのかも知れません。「金メッキの問題ではなくて、
使った部品が悪かっただけじゃないか?」と言われたら、そうな
のかも知れません。
でも、私と同じように感じていた方がいらっしゃるのは不思議な
ことだと思います。
Eurodyn使いさん > 根拠の無い差別と憤慨されても当然と思います。 別に憤慨などしていませんよ。金の音がどうして判ると仰っているのか それを知りたかったのです。部品の音を評価するのとは違って,構成要素 を評価するのはとても難しいので,本当に明確な評価がされたかどうか がどうしても確かめたかったのです。 ゴリゴリと書いたのでEurodyn使いさんやEGMさんのほうこそ不快に思われた のではないかなと思います。 丁寧に答えて頂きまして本当にありがとうございました。感謝致します。
327 :
Gerwig :2001/03/12(月) 20:45
もしもお手持ちに金足の高信頼管がありましたらば、思いきってメッキをはがしてみませう。 無駄に美化された響きが消えうせて、本来の音楽の正しい表情が現れます。 熱研の金導通剤を用いても、同じような金特有の音質傾向を感じる事ができます。 隠し味程度に用いるのであれば嫌味はないのですが、金の音が前面に出てくる様では 音楽ファンが大嫌いなオーディオ臭い、嘘の音にしかなりません。私見ですが....。
>>326 ジョンさん
>金の音がどうして判ると仰っているのかそれを知りたかったのです。
そうですよねぇ。きちんと比較して評価しなければいけませんし、
比較結果についての書き込みをしていなかったことは不信感を与
えるようなものですからねぇ。キャノンコネクタでの比較の話を
先に書いておくべきだったと反省しております。
思い出しましたけど、真空管のソケットでも金メッキとニッケル
メッキの比較を行ったことがありました。ソケットは Schuter製
でした。これでも、金メッキには濁り感の様なものがまとわりつ
いていた記憶があります。(最近の真空管のソケットには、
”金メッキ”ならぬ”金色メッキ”が多いそうですので要注意だ
そうです)
しかし、不思議なんですよ。金メッキにすると接触不良の確率が
激減しますから、悪かろう筈が無いと思うんですけど、どうにも
釈然としないんです。
と言いつつ、以前、SPU-AE GOLD を気に入って使っていました。
こいつは、スタイラスまで金メッキでしたから、言動不一致も甚
だしいようなものですね。まぁ、金メッキかどうかよりも、大切
なことが多いと言うことでしょう。
>ゴリゴリと書いたのでEurodyn使いさんやEGMさんのほうこそ不快に思われた
>のではないかなと思います。
>丁寧に答えて頂きまして本当にありがとうございました。感謝致します。
いえいえ、私としては大変に興味深い話題でしたので、コメント
頂いて感謝しています。
>>327 Gerwigさん
真空管のピンの金メッキですか・・・これは分かり易いかも知れ
ませんね。でも、接触不良が怖くて実験する勇気が出そうにあり
ません。
しかし、金メッキの音に不信感を抱いている方は意外と多いのか
な?最近まで、私だけかも知れないと思っていたもんですから・・・
Eurodyn使いさん オーディオは感性に訴える機械で構成されますが,基礎をなすのは科学技術です。 感覚的に捉えるのではなく,科学的な考え方を積み上げて行かないと,隘路に迷い こむ危険があります。 SPU-AE Goldの音が気に入っていながら,「金メッキの音」に不信感をお持ちです か? あなたが仰っている「金メッキの音」というのは,実は金メッキされた「部 品の音」である事がお判りにならないのですか? SPU Goldの音が気に入ったとい う事は,金メッキだらけでも,良い音をだす機械ができる事を示しています。金 メッキの音が,支配的でない事が判ってらっしゃるのに,最後にはまた頑迷な考 えに囚われていらっしゃる。私は,そのギャップが理解できないです。 金メッキは18金と24金があるようです。18金は黄色,24金も黄色ですが,少し赤っ ぽいです。自分の機械の端子がどちらか意識していますか? 金メッキは柔らかいので,傷を付けない様にしなければいけません。傷だらけと いう事は劣化していることです。ケーブルも丁寧に作られたものを選びます。 抜き差しする時にガジガジする手応えのものはダメ,ねっとりとした滑らかな手 応えのものが良いです,当たり前ですが。 潤滑材(私はスクワラン)を極々うっすらと塗りそれで差し込むと,金メッキの持 ちが違います。クリーニングにはティッシュでも良いですが,私はキムワイプと いう繊維が出難いものを使っています。また,ケーブルを外した時は,端子を紙 で包みセロテープで縛るなどの保護をする必要があります。そういったできるだ けの事をして,メッキの保護を心がける必要があります。 音には関係ないですが,ケーブルの汚れは,プラスチック製の消しゴムが効果的 であることが多いです。では
>TKさん 金メッキア−ムって見かけで音色が若干きらびやかになる感じが するんであって、本当はダンプ効果で音が落ち着くんじゃないで しょうか。
332 :
TK :2001/03/13(火) 12:38
>>331 うーん、そうですねぇ。
実際の製品を聴き比べたわけではありませんからコメントは控えます。
ただ、私自身としては金の音色が影響しているだろうと想像しています。
>>332 TKさん
官能検査の場合,感覚で判定する検査の場合は,
例えば味覚,触覚,聴覚などでしか評価できない場合
心理的な影響を除く為にブラインド(目隠し)をしないと
判定結果は,大抵信用できないものになります。
Goldモデルと従来のモデルを同じ条件でとり付け,操作をする人と
音を聞いて判定する人は別人でないといけません。さらに判定者は
今どちらのアームが使われているかは判らないようにしないといけません。
ブラインドテストは,別のスレでも,話題になっていましたが,官能テスト
では思いこみの影響が大きくそれを取り除く為には一工夫が必要だという事です。
もっとも,あのGoldモデルはハーマンが販売促進に企画したもので
あって,SMEの発案ではありません。関係者の見解としては,
「音が変わるといってくださったら楽しいですね。見かけだけのモデルですから。」
という事でした。御用心 御用心
健康的な懐疑心を持つ必要があるように思います。
>>330 ジョンさん
「金メッキの音」と私が呼んでいるものは、装置の音質を支配す
るような重大なものではないと思っています。そう言う意味では、
「金メッキの音」よりも遙かに「部品の音」の方が支配的です。
しかし、「金メッキ」の音に不信感を持ったことは事実ですし、
「部品の音」と一纏めにせずに、その理由が何処にあるかを知り
たいのです。立場こそ違え、ジョンさんと同じ様な疑問を持って
いるのだろうと思いますよ。
その答えの可能性として、
>金メッキは18金と24金があるようです。18金は黄色,24金も黄色ですが,少し赤っ
>ぽいです。自分の機械の端子がどちらか意識していますか?
>金メッキは柔らかいので,傷を付けない様にしなければいけません。傷だらけと
>いう事は劣化していることです。
示唆に富んでいるように思います。誠に興味深いです。
ちょっと質問ですが、金メッキでも18金と24金を意識して使わな
ければならないとは、音質上でその違いが分かるという意で味し
ょうか?それとも、取り扱い上だけの違いでしょうか?
Eurodynさん > 「部品の音」と一纏めにせずに、その理由が何処にあるかを知り > たいのです。 知りたい気持ちはわかりますが,不可知という場合があります。そんな時にきち んとした方法をとらずに,感覚的に金メッキの音は濁った音だと決めつけると,前に 進めなくなるでしょう?? > 立場こそ違え、ジョンさんと同じ様な疑問を持って > いるのだろうと思いますよ。 いやーいっしょにしないで下さい(笑い)マジに。 私は金メッキの質が悪いものはやはり,手を抜いてるなと思うし,しっかりした 24金メッキだと,信頼できるような気がしますが,だから音が良いという風には 考えません。あくまで,そのコンポーネントの音を把握,評価するという立場で 考えます。出てくる音の中には,コンバーターの特徴,プリの特徴,パワーの特 徴,スピーカーの特徴,各ケーブルの特徴が入っている事になりますが,それを 完全に分離して評価する事はなかなか難しいでしょう?取り外せるコンポーネン トでもそうですから,分離できない金メッキの音という因子を頭の中で抽出する のは更に困難になります。金メッキもいろんな品質がありそうですし,いろんな 状態がありそうです。それをひっくるめて,更にはSPU-Goldのようにプラスの評価に転 じてしまうような場合もあるのに,金メッキの音という響きを頭の中で抽出する のは不可能だと思うのですよ,私は。
336 :
TK :2001/03/13(火) 15:43
>>333 Goldモデルと従来のモデルとを実際に聴き比べた方はいらっしゃいませんかね。
その方のコメントを頂きたいですね。
たとえばフルートの場合、金属の構成成分の違いで音色に差があるように感じていますが、
これなどがその金属の音色を示していると考えるのは不自然でしょうか?
18金の場合、金以外の25%の成分は何でしょうか?ご存知の方教えてください。
Eurodyn使いさん 百歩譲って金メッキの音を頭の中で抽出できるとしますね。金メッキは濁った音 だとします。金メッキに原因があると結論が出たとしましょう。どうするのです か? 機械なら外せば良いのですが,分離できないものを,頭の中で分離してそれ が悪いと言っても対策の取りようが無いでしょう? 対策の取れない問題を提起し て頂いても何の益も無いと思うのですよ。議論は,問題解決の為にするのでしょ う?私達の場合は,音がよくするヒントを得る為にやっているのでしょう?金メッ キが悪いとしましょう。で?どうするの?? メッキをしていない機器を選ぶので すか?どうぞおやり下さい。私はぜんぜん薦めないけど。 Eurodyn使いさんメッ キを落としましょう! もうそれしかないですよ。金メッキを剥がすにはスチー ルウールが良いですよ。大体落として,最後はピカール,あるいは銅磨き液を使 えばかなり滑らかになります。全部落としてやってみてください。そこまでやっ て初めて金メッキの音は悪いと言えるでしょう。そんな議論なら是非聞きたいで すが,信頼性が・・・などというような煮え切らない態度で金メッキが悪いとい うような議論は,実りが無いなあと思うなあ。 繰り返しますが丁寧に作られた機器はほぼ間違い無く金メッキが施されています。 その状況の中で金メッキが嫌といっても意味の無い事だと思います。 金メッキを剥がした際の音質改善のレポート希望!!
僕は、端子その物が嫌いです。壁コンも換えていたのですが半田付けしましたら レンジと力が出ました。 スピーカー端子も半田付け、プリとパワーはやってませんがやるつもりです。 デジタルケーブルも半田付けするとトンでもなく良くなるのでしょうか。
339 :
TK :2001/03/13(火) 17:38
>>338 私も昔、プリとパワーをアンプ内部の端子の部分で接続ケーブルを半田付けして
使っていた事があります。確かに普通の接続よりも音は良かったですね。
ただしグレードアップを図った時点でやめてしまいましたけど。
その時はカウンターポイントSA3、オーディオリサーチD115、アクースタット#3
の組み合わせでした。
ぽこんさん 偉い!! 参ったなあ!!! 発想が大胆ですね。 どうも私は,中古で売るときのことを考えて 踏ん切りがつきません。 ヘッドシェルのリード線をカートリッジに半田付けした時に,大きな改善 があったから,確かに良くなるのでしょうね。アンプには手を入れるのは恐いですが 電源はやってみよう。それにしても思いつかなかったなあ。 アンプは完全に元に戻せますか? 不便だけど アマチュアだからこそ トライできる事ですよね。 いや違うのかな?? 録音現場でも,こんな事やる事あるのかな??
TKさんまで!もうビックリ!! あの美しいSpectralのアンプの内部に手を入れるのはちょっと恐いなあ。 禁断の果実? やる価値ありですか??
342 :
TK :2001/03/13(火) 17:57
>>341 ジョンさん
やめておきましょう。
オリジナルはオリジナルのままで使うのがベストです。
内部に手を入れたいのであれば,自作するべきです。
・・・・というふうに最近は考えています。
343 :
TK :2001/03/13(火) 18:01
一流メーカーはトータルで音作りをしています。 一部を変えるとバランスを崩すのが関の山で、 けっして良い方向には向かわないと思います。
>>337 ジョンさん
なんだか私の期待していない展開になってしまったようですねぇ。
この話の流れでの私のスタンスは次の通りです。
(1)金メッキの音に違和感を感じた
(2)違和感と言っても「気のせい」程度の違いしかない
(3)機器の音質を左右するほどの音質変化だとは思っていない
(4)音質変化以上に、接点品質(信頼性)を向上できる意義は大きい
(5)全てのメッキが悪いなどとは思っていない
それが、何故「そこまで言うなら、全てのメッキを剥がした方が
良いんじゃない?」という事になるのでしょう?
私は、せっかくのことだから、この眉唾物の話題を取り上げ、
色々なご意見を伺いたいと思いましたし、金メッキに違和感を持
った原因(の可能性)を探れないかと思ったまでです。
金メッキを掛けてあった部品の品質が悪かったのかも知れないし、
金メッキの品質が悪かったのかも知れません。また、金メッキが
掛かったコネクタの取り扱いが悪くておかしな評価になっている
のかも知れません。はたまた、本当に金メッキ特有の音があるの
かも知れません。
ジョンさんが
>>330 で仰っていた、「金メッキは柔らかいので・・・」
の下りは特に重要だと思っているんですよ。以下は、私の仮説です。
「科学的な検証を求む」と言われても困りますが。
***
例えば、24金メッキの場合、メッキが柔らかくてコンタクトが面
接触になり易いが、18金メッキの場合にはメッキが堅くなるので
面接触になり難い。昔のオーディオ機器(部品を含む)では、24
金メッキを使うことは希で18金メッキばかり使っていた。
ちなみに、私は硫化する難点があるものの銀メッキが好きだが、
銀メッキは18金メッキよりも柔らかく、面接触になり易いのでは
ないだろうか?
ひょっとすると、現代の24金メッキと昔使っていた(と思う)
18金メッキは同じ金メッキとして扱うべきではないのではないか。
***
>繰り返しますが丁寧に作られた機器はほぼ間違い無く金メッキが施されています。
>その状況の中で金メッキが嫌といっても意味の無い事だと思います。
既製品の装置の音質改善を前提とすると、まさに仰るとおり、不毛
な議論です。今気が付いたのですが、私は”既製品”についての
議論をしていなかったようです。それが議論のかみ合わない理由
でしょう。部品を買ってきて、自分で作れば、金メッキも銀メッキも
選択できますが、既製品ではそんな簡単なことではありません。
既製品の装置を前提に議論を進めると言うことだと、全くの不毛な
議論になりますので、この辺で私はこの話題から撤退します。
議論にお付き合いいただき、誠に有り難うございました。>ジョンさん
>ジョンさん 勿論、元に戻る様に半田付けしています、半田は良い物が良いでしょうが 綺麗な方が音には良いです、端子は必要悪ですが人それぞれで良いと思います。 僕のプリも中が綺麗な古いスペクトラルです。 ハイエンドを目指している訳では無いのですが利便性を犠牲にするくらいで 音が良くなるならやるべきだと思います。 ビビリながら、たかが端子と思いながらやっています。 >TKさん この場合、自作、他作は関係無いと思います、接点を減らすだけですが 音への挑戦ですから。 録音現場は解かっていても面倒だから半田付けなんてそんなことしないです。 録音はソースが新鮮というオゴリが有るからでしょう、 そこへ行くと再生側はCDですから録音側がやらないことをやらなければ ならないのじゃないでしょうか、大変なのは当然と思っています。
Eurodyn使いさん 少し一方的に書き過ぎましたか。Eurodyn使いさんの観点でガンガン来てくださって 良いと思うのですが。 部品を集めて自作するという状況なら,実験的に厳密に金メッキの音を 確認できるでしょうね。その実験結果を是非お教え下さい。 今後ともよろしく。 ではまた。
ぼこんさん いやはや、参りました。メッキ云々で少々熱くなっていた事がバカ バカしくなってしまいました。 確かに、接点を無くしてしまうと音質は改善されますね。今までの 経験で一番効果があると思ったのは、プリアンプのセレクター・ス イッチをショートさせた時だったと思います。ただ、音質云々より も、使い勝手が悪いのには堪えられず、元に戻してしまいましたけ どね。 こんな事を言っても仕方がないのでしょうが、コネクタの接点品質 よりもセレクタ・スイッチの接点品質の方が問題が多いんじゃない のかな? ただ、こういう話題だと、危険なネタが出てきそうで怖いです。
>Eurodyn使いさん いいえ楽しく拝見させていただきました。 セレクタスイッチのショートは一番大きいでしょうね、 不便ですけど家ではアナログを聞く時はデジタル系は電源から抜くので その方法もいけそうです。 危険なネタとはブレーカーを無くすとかですか? 怖い音と妖しい音が好きなのでそのような話しも好きです。
ぼこんさん セレクター・スイッチについてですけど、水銀接点を使った時は 半田付けでショートした時との違いが分かりませんでした。しか し、「水銀」を使うのは禁じ手の1つかも知れません。また、 自作が前提ですから一般化させるのは少々無理がありますね。 他に、アンプの電源スイッチとヒューズをショートしておくと、 力感が増えた記憶があります。しかし、これをやると火事になる 恐れがありますので、とてもお勧めできることではありません。 ブレーカーを無くすなんて・・・怖くて実験さえやっていません。 そう言えば、友人はブレーカーを電源スイッチの代わりに使って いたような・・・・
>>346 ジョンさん
ジョンさんの仰っていることは、既製品でオーディオを楽しむ方々
の常識的なご意見だと思います。「素材の音質に疑問がある」と
しても、他に選択の余地が無ければどうしようもないのは至極当然
のことです。自作であっても同じ問題は抱えています。素材まで自
作することは出来ませんから。
それよりも、ぼこんさんにスルドク突かれてしまい、金メッキの音
がどうしたなんて言っているのは、笑い話にしか思えなくなってし
まいました。
いやぁ・・・参りました。
見てないうちにわたしが言い出したことでここまで。 冷や汗をかきました。 皆さんのご意見それぞれごもっともですが 今のわたしに一番近いのがEURODYN使いサンのご意見です。 それとハンダですがこれはおなじメーカーの同じ型番でも ロットにより音が違うことがありました。金属はこわいです。 楽器の金メッキの話ですが、これは奥が深いです。 ウイーンフィルの友人のフルーティストはヘッドだけを違う メーカーの金に変えてました。音の違いからだと言ってました。 金属はご存知のように少しでもなにか、不純物、なまし? が変わると音がかわります。 しかしこれは素材の話です。 カレーを食べたあとで材料のジャガイモの肥料の 違いを検討するのは難しいです。アンプの部品に 金メッキのものがあるからその音がするというのは 明らかに問題があります。 音は総合的な結果です。 それとジョンさんのおっしゃる官能テストには 大きな疑問を持っています。目隠しして 料理を食べますか?フグの刺身のてっさは 美味しくない?目をつむって食べれば値打ちのないものだと いう話があります。もちろん訓練をつめば 経験が記憶に蓄積されて 目をつむって判別できるようになります。 しかし感覚は一体のものです。五感で楽しみ判別すべきです。 極論すればあると信じているから見えるのであって 気付かなければ見えません。騙し絵を思い出して ください。これもいったん見えてしまえば忘れなければ 消えません。利き酒の世界と同じでこれはプロの 違いを見つける方法のひとつです。 ブラインドホールドによるテストはプロのやる 方法のひとつでそれで音を決めてはいけません。 ブラインドホールドがだめだとは言っていません。 誤解はしないように。 TKさんがおっしゃっておられるように オイルや接点復活材にも同じことが見られます。 モリブデンやテフロン入りのオイルは使えません。 それらの音がします。 しかしこっそりTKさんの 秘蔵のプレーヤーの軸受けに入れておいても ?マークで悩まれるだろうが見つけるのはムリでしょうね。 とは言ったものの 金入りや銀入りのそれはそれこそその音が強くついて 困ってしまいました。カーボンのものはもっと激しくて ダイア入りのものはダイヤを思わせるより カーボン特有のハイファイ音になって取り除くのに 苦労しました。しかしちょっと聞きでは音の立ち上がりが よくなるので楽器やオーディオに使われるのは理解できます。 グルタミンサンソーダとそっくりです。ともかく美味しいのは間違いない。 しかし使うかやめるかは個人の問題です。 だけどわたしには必要ないです。 ジョンさんのお使いのスクアランはとてもいいです。 個性が無い、固有の音がとても少ないです。 いろいろオリーブ、ツバキ、モーターオイルその他たくさんを 聞き比べましたが音がいいのではなくて 固有の他をマスクする音がとても少ないです。 金メッキの音を聞くのは簡単です。 金メッキのかかったピンジャックを最低4個用意して 2個は傷ついたりしないよう(表面を組面にすると またこれで音がかわるから)上手く丁寧にはがして それらをパラに配線してモノの信号ケーブルの 中間につないで繋ぎかえて聞き比べます。 しかしこのテストで金の音が確認できても またその音が好みでなくても 金メッキの部品を使わないという意味ではありません。 ICなどの内部には多分金線が使われているでしょうね。 オーケストラのメンバーにそのフルートは使うなとは いえません。それでいい音を出して欲しいというだけです。
ジョンさん カートリッジで純金を使ったのは カンチレバーを引っ張っているワイアーの 部分にある2枚のダンパーの間です。 このダンパーのゴムが曲者でゴムをコントロール 出来ると世界一のカートリッジが出来るらしいです。 それでオルトフォンも金属に逃げようとしたのでしょうね。 そのまたジャパニーズアマチュアの猿真似で わたしが金を使って見事に失敗しました。 光悦の菅野さんは コンニャクでダンパーを作ればいいのだと 言っておられました。ひょっとすれば こんにゃくを乾燥してからスクアランで戻せばいいのかな? だけどダンパーなしが一番いいです。 もちろん共振の問題がなければ。 ウエストレックスの20Aや TKさんがお持ちだろうと思われうウエスタンのSP用は ダンパーレスです。(ゴムなしという意味での) 20Aは伊藤先生のご令嬢のお友達から PATのコピーをいただき図面を机の前に張ってます。 いつかレプリカつくるぞー。つくるぞー。
>349 EURODYN使いさん 水銀はいいですね。 親切な方に以前水銀リレーを教えていただき テストしました。ハンダや普通の接点と比べ物にならないくらい 良かったです。良いというのはないというのと同じ意味。 しかしもう入手はむつかしくなるでしょうね。 ハンダのナマリも、壁の漆喰も、トランスやコンデンサーの オイルも。 体にわるいものは音がいい。 いや違う音がいいものが多い。 スクアランは体にいいからね。 忘れてた ウエスタンのタンガーバルブはとても音がいいらしい。 ほかの水銀整流管もいいらしい。 それとEMGINをお使いの方で 15Aのドライバーを励磁するのに タンガーを使ってられました。気にせず聞いていたので タンガーの音は確認してませんので今度行ったとき に意識して聞いてみるつもりです。
EMGinnですね。名前を間違うのは失礼です。 お許しを。
なんか仰々しいスレの割には金メッキ論争や直接はんだ付けなど、 なかなか面白いですね。ただはんだ付けが良いかとなると、接続 信頼性は完璧ですが、はんだが介入するので同じこと。そうなると 色付けを逃れるためには、ワイヤ−(銅線)同士の圧着しか無く なります。非常に使い勝手が悪くなります。もっとも、銅線自体が 錫メッキしてあったりするので、深く考えてもしょうがないですが。 アンプ自作者であればピンプラグ等ではなくコネクタ−を使いますが 音よりもやはり接続の信頼性重視です。金メッキ部品は、はんだの 乗りが良いのも長所のひとつです。 >TKさん 尚、純金(24金)は柔らかく勘合密度は上がりますが、強度、磨耗 に弱いため14金、18金が使われますが、24金に対する追加金属 は銀と銅で、比率は35%と65%です。
356 :
ロマン・グラッチェ :2001/03/14(水) 21:21
皆様お久しゅう存じます。ジョンさんが気色悪うない様に、ちょっと標準語モード?! ビンテージ物は、あんまり詳しゅうないので、お話には、よう付いて行きません。 けど、誰がどない云うてもフイルド(古井戸)コイルの励磁型SPは最高です。 ・音楽の泉水湧き出る、古井戸コイル(作者不詳) TKさんのオイロパ・ジュニアは、殆ど無限大のスルーレート。自然で澄み渡った雰囲気 の素晴らしいトランジェエント。今まで聴いた中で最高のHiFi音、耳に焼き付いてます。 あと印象に残っているのは、独逸のジャーマン・フィジクスの無指向性(植木鉢?)SP。 オーディオの展示会とかには、しょっちゅう行きますが、他には大した物知りませんわ。 ・高貴なTFK、色艶のWE、誠実さのジーメンス、馬力のムラード(ロマン評) ビンテージ球は音楽性が豊かで大好き。エフェクタと悪口言われへんのはこれ位かなぁ? 前にV69aを修繕を頼まれて暫く使うてた、凄い!でもWE25Bはもっと偉い。純粋や! オーディオ的にはスルーレートが少し押さえられ、ちょっと無駄なエコーが付いてしまうけど 音楽的には完全にニュートラル。奏者が意図している色の変化を、適格なアンプリテュードで 鳴らし分ける点では、ソーン針のクレデンザも凌いでるのとちゃうか?音楽マニアなら必聴! で、究極を目指しはるのやったら、アンプは自作しかおまへん。「いかにも鳴っている」という 感じがしないアンプが良い。実に自然で存在感が全くない....おーぃ、電源入ってへんぞぉ!?
357 :
TK :2001/03/14(水) 22:24
>>355 355さん、御教授ありがとうございました。
アンプの回路にハンダづけ箇所は多数ありますから、ハンダの音に関しては
不問にしています。
358 :
TK :2001/03/14(水) 22:26
>>356 ロマン・グラッチェさん、こんばんは。
全く的確な御意見に感服仕りました。m(__)mハハー
でもWE25bより音の良いアンプなんて作れるのでしょうか?
少し疑問です。
ここ数日間WE25BとRCA106で聴いています。
Europa juniorをこんなに長い期間鳴らさなかったのは初めての経験です。
359 :
ロマン・グラッチェ :2001/03/15(木) 12:42
>でもWE25bより音の良いアンプなんて作れるのでしょうか? >少し疑問です。 確かに、音色だけ真似てみても本物の表現力には絶対に勝てまへんわ。 TKさんがもしお気を悪うなさったならゴメナサイ。 ほんでも「音の良い」とは、なんと難かしゅうて危ない表現では あらっしゃいませんか?皆さん、それなりに誇りや拘りをお持ちと 存じます。で、どうしても「人それぞれ」のところが残りますわな。 それらも含めて満足しよう思たら、25B買えへん人は、やっぱし 自作に頼るしかない様に思うてます。 それで、毎日自宅で長時間クラシックの再生音楽を聞かはる人にとって 「良い音」とはどのようなものですやろか? 何かヒントを頂戴できれば幸いです。 >ここ数日間WE25BとRCA106で聴いています。 RCA106は、アンプの良さを引きたたせるSPの様ですねぇ。 是非いっぺん聴いてみたいと思います。オイロッパの良さ をクラングのアンプが引きたたせるのとは好対照です。
360 :
TK :2001/03/15(木) 13:03
>>359 ロマン・グラッチェさん
>TKさんがもしお気を悪うなさったならゴメナサイ。
いいえ、とんでもない、全然気にしていません。それよりも文章がお上手ですね。
宜しかったらどしどし書き込みをお願いいたします。
>「良い音」とはどのようなものですやろか?
私にとっての良い音とは「いつまでもずっと聴いていたい音」です。
>RCA106は、アンプの良さを引きたたせるSPの様ですねぇ。
>是非いっぺん聴いてみたいと思います。オイロッパの良さ
>をクラングのアンプが引きたたせるのとは好対照です。
106は入手時前には長い間使われていなかったのだと思います。
鳴らしていくうちにどんどん音がしなやかになって来ました。
製品の音決めをした条件に近い事が好結果を生むのかもしれませんね。
出張で不在にしておりました。 ついでにオーディオ屋に行くつもりでした が仕事が全く終らず夜半まで缶詰でした。 さて,AとBのシステムを比較するとします。 いま,甲が,同じ音楽を1回づつ繰り返し演奏します。「Aを演奏しま す」と言ってAを演奏します。次に「 B」と言ってBを演奏します。次に,判定者 乙が Aを聞きたいと言えばAを,Bと言えばBを甲は演奏します。判定者乙が,納得 するまで,あるいは, Aが良いかBが良いか判断がつくまで繰り返します。ここま では準備段階です。 乙は,Aが良いと判断をしたとします。さて,この判定の信頼性はどれだけあるの でしょうか?という問題を私は言っています。 これからがTESTです。 AかBかのシステムで2回甲は演奏をしますが,判定者乙には判らないようにします。 乙は,実際に目隠しをするわけではありませんが,今 Aなのか Bなのかは判らな いようにします。これを目隠し試験と呼ぶわけです。そして,判定者乙は 2回の 演奏された音楽のどちらが良いかだけを答えます。始めのほうが良ければ 1, 2 番目が良ければ 2,差が無ければ 3で良いでしょう。(どちらも良い,どちらも 悪いを加えて 4段階の判定にしても良いでしょうが,単純化の為に 3段階で考え るとします)乙の判定後,少し間をおき,また甲は2回演奏をし,乙は判定します。 これを繰り返します。 例えば AA,AB,AA,BA,AB,BB,AB,・・・・ と甲が演奏を行い,乙の判定が, 3,1,3,2,1,3,1,・・・・となったならこの判定者乙は,AとBが区別できて 判断は一定しています。だから,Aの「音が良い」と言う判断は信頼できる訳です。 ところが 1,1,1,2,3,1,3と判定したとしたらこの判定者乙のがAが良いという意見は 信頼できるでしょうか?
>>356 ロマン・グラッチェ 様
たこ焼き屋のおとうちゃんは御元気ですか?本当は,大阪弁でも書きたいのです
が,私は,使えないのが残念。
> 「良い音」とはどのようなものですやろか?
> 何かヒントを頂戴できれば幸いです。
オーディオにおける結論の出ない一番大きな問題でしょうね。エーット,高域が
・・・・,中域が・・・,そんでもって,低域が・・・そんな音が好き!と言う
話しかできないのが正直なところです。好きと言うのをどれだけ強く主張できる
か? 「おれが好きだと言ってるんだからこれが良い音なんや」と言えるだけのな
にかを持つことは可能なのでしょうか?好きな音と言うのは確かに人それぞれで
す。でも,良い音,あるいはもっと誤解されそうな正しい音? 正しい再生とは果
たしてあるのでしょうか?
私は,自分の感覚,良い音とか悪い音といった判断に,懐疑的なところがありま
す。良いと思うけど,ホントに良いと言って良いのかな??と思うわけです。
(私は,骨董をやっているから多分皆には無いこんな感覚があるのでしょうね。
骨董では見えない事って本当にありますからね。)
そんな時には,そう都合良くあって,行ける訳はありませんが,演奏会に行く事
にしています。原音再生と言うのとは違いますよ。生の音を聞くことで,自分の
耳の校正?をする。あるいは,耳の標準化? 感覚的には耳にご馳走を食べさせる。
そうした後にも,良い音と言う判断が変わらなかったら自分の判断は正しいと思
う事にしています。
あくまでも,私の,これまでのやり方です。
皆は,耳の較正? 校正? 上手い言葉が見つからないけど,耳への御褒美は
何にしていますか?
続き 結局は,空間表現,演奏会場が再現でき,楽器の大きさが自然で,質感描写が自 然で,喜び,哀しみ,苦しみ,痛み,愛,憎しみなど相反するあらゆる感情がフ ラットに表現でき,聞き疲れがせず,何時までも聞いていたい・・・というそん なとこに落ち着くのだろうと最近は思っています。(録音の問題もあるけど,ソー スに含まれているのならば,と言う条件つきですが) 前にも書いたけど,オーディオ以外の,言わば外部標準となる物差しが無いのに 良い音,悪い音といっても仕方が無いなあと思っています。例えば有名なアンプ **に比べてもひけを取らないとかでは仕方が無いなあと思うのです。再生音以外 の標準原器となる良い音,が耳の中にないのに,手持ちの物差しを出し合って, 「俺のが正しい」「いや俺のがもっと正しい」と言っている事にならないだろうか?? もっとも,昔の友人であまりにバランスの悪い酷い音でJAZZを鳴らして平気なの がいました。あまりに感覚が違うので,生の演奏を聞きに連れて行ったら,「生 は音が悪い! パンチが無い!」と平然と言ってのけました。人それぞれだなあと 言うのが実感ではありますが・・・・。
>>351 EMGさん
プラシーボ あるいは プラシーボ効果って聞いたことありませんか?
日常生活の中で,こんなテストをしましょうと提案しているのではありません。
心理的な効果を排除することができる官能テストのあり方を,知識としては知っ
ておく必要があると思うのです。測定器が使えない,感覚で判定する場面では,
ブラインドテストは,私の意見とかではなく,世界標準なのです。具体的な簡素
化した方法が
>>361 です。
****************
先日,ウエルテンパードのHDCD CD で Lara St.John のBachをアマゾン USから入
手し聞きました。HDCDスレで教えてもらったのです。
演奏の内容については,ここでは論じません。録音についてだけ。スタジオ録音
で,会場の響きはほとんど入っていません。音像は必ずしも小さくはありません
が,演奏会場で聞く,「芯の無い,煙が立ち昇るような」バイオリンの音が所々
聞えるところがあって,居ずまいを正したくなる CDでした。こんな音が,再生装
置から聞こえるとは思っていなかったのですから。録音の良さと言う意味では,
秀逸だと思います。
365 :
TK :2001/03/16(金) 13:24
>>364 ジョンさん
このCDまだ入手可能でしょうか?私も一枚欲しいです。
367 :
TK :2001/03/16(金) 13:46
>>362 ジョンさん
>皆は,耳の較正? 校正? 上手い言葉が見つからないけど,耳への御褒美は
>何にしていますか?
全然考えた事がありません。
コンサートにはよっぽど行きたいと思うものだけに行っています。
地方在住なのであまり良い演奏家が来ないという問題があります。
というか聴きたい人があまりいないといった方が良いかもしれません。
昔々のミッシェルベロフのリサイタル、インバル初来日のマーラー5番、
ベッリーニのマーラー9番、コリンディヴィスドレスデン
シュターツカペレの未完成と新世界のコンサートは素晴らしい体験でした。
あと中島みゆきのコンサートには必ず。
夜会に行きたいけどチケット入手難にて諦めてます。
368 :
TK :2001/03/16(金) 14:08
>>366 ジョンさん
早速の情報をありがとうございます。
行ってみましたが
Browser Bug?
というタイトルが出て,良くわかりませんでした。
>>367 TKさん
地方在住と言う意味では私も同じです。東京にオペラを聞きに行けば
往復の飛行機代とチケットで10万飛びます。それでも価値はあると思っています。
いわゆる名盤と言われるLP,CDと実際の演奏会を比べようとしてはいけないと思っています。
実際の演奏会は,大抵,平凡であったり,聴衆のマナーが酷かったり,ミスがあったり
と必ずしも,満足が得られるわけではありません。しかし,極稀に,あるのですね。
本当に感激することが。ある音楽のLP,CDを聞き続け,その音楽を十全に再生しようと努力を重ねてきて
本家本元の演奏会での体験を私は忘れる事はできません。体が中に浮いた様に感じ,音楽が直接心に
流れ込むような感覚を始めて覚えました。聴衆のマナーは最悪でした。「静かに!」と数回
注意しましたが,その直後には直ぐに音楽に集中できるくらい没頭できました。
あれは,オーディオがあったからこその感激だと思うし,これまでの私の行き方は
間違っていなかったと思いました。それ以来更に自分のオーディオに確信めいたものが
産まれて来ました。今が完璧だなどとは思っていませんが,オーディオと演奏会の両輪で
進んでいこうと思っています。
>>368 TKさん
そりゃ失礼
amazon は登録が必要でした。
http://www.amazon.co.jp/ で登録し,(しなくても良いかもしれないけど) amazon USに行きそちらでも登録し
クラシック音楽のところで
Lara st john と performaerのところに入力し検索すれば出てきます。
>>370 誤 performaer
正 performer
>>369 補遺
あの演奏会での感激は,オーディオで聞き続け,再生が上手く行かず,絶望した
り,ぬか喜びをしたりという多くの無駄な時間があったからこそあったものだっ
たと思います。3時間もかかる音楽をいきなり演奏会場に行って聞いても,判らな
くって詰まらないだけでしょう。オペラなら視覚からの情報が多いし,和訳のテ
ロップが入ることも多いから勉強しなくても楽しめる要素はありますが,劇的要
素がない場合にはそんなわけにはいきません。そう言う意味では,会場の聴衆の
愚痴は理解できました。「長いなあ」,「また同じ歌うたってない?」確かにそ
うです。でも,長くないと,繰り返さないと伝える事ができない大きな問題があ
ると言う事だと思っています。
あの演奏会で,めちゃ大きなことを言えば,自分のおかれている位置と進む方向
が見えたと言えるかな。あれ以来,自分の感覚を鍛える事無く似非評論家をやっ
てはいけないと自戒を込めて思っています。
373 :
TK :2001/03/16(金) 16:40
>>367 訂正ごめん
誤 ベッリーニ
正 ベルティーニ
374 :
TK :2001/03/16(金) 16:44
>>372 素晴らしい演奏会だったようですね。
さしずめマタイあたりかな?
そうだとすると指揮者はエリクソン、ヘレヴェッヘ、鈴木あたりでしょうか?
>>374 TKさん
聖トーマス教会のカントル : ハンス ヨアヒム ロッチェでした。ペーターシュ
ライアーは,うたい過ぎでしたが,テオ アーダム が印象的でした。後でテオアー
ダムだけサインを貰いに行きました。 「スバラシイエンソウダッタヨ」 と本当に
久しぶりに独逸語で言ってパンフの彼の顔写真を彼に突き出すと,にこっと笑っ
て大きくサインをしてくれました。もう嬉しくて嬉しくて,興奮してしまい,ま
た (実は会場でしっかり泣いたのです)ボロボロと涙が出てしまいました。彼が
私の肩をポンと叩いてなにか言いましたが残念ながら聞き取る余裕はありません
でした。私は「ダンケ シェーン」と言いましたがなぜか意味が伝わらないような
錯覚を覚え,「ありがとう,Thank you very mach」と繰り返してしまいました。
分厚い当日のパンフのテオアダムの顔写真の下の彼のサインは,今でも私の大切
な宝物です。
376 :
TK :2001/03/16(金) 19:40
>>375 ジョンさん
至福の体験をされているのですね。とっても羨ましいです。
ジョンさんの音を是非とも聴かせていただきたく存じます。
>>376 TKさん
至福の体験 確かにそうかもしれないですね。
もうあんな感激はないでしょう。そう言う意味では醒めていますが,
でもひょっとしたら・・と思って いそいそと出かけています。
でも,この音楽を知って15年ぐらい,ああでもないこうでもないと
カートリッジを替え,プレーヤーを変え,アンプを変え,スピーカーも変え
それでも上手くいかずグレードダウンしたり,色々やっているときに
まさにJ. S. Bachがカントルとして勤めた聖トーマス教会の演奏が聞けたのは幸運でした。
15年間の,その積み重ねがあったからあんなに感激できたのでしょう。
機会があれば,どうぞ >TKさん
378 :
TK :2001/03/16(金) 22:41
盤鬼西条卓夫氏の名著に「名曲この一枚」がありまして、私の レコードのバイブルの一つです。(もう一つはあらえびすの名曲決定盤) ここでお題をひとつ。 「私のこの一枚」 よろしくお願いします。
379 :
ツキナミ :2001/03/17(土) 01:19
>378 趣味というほどにオーディオにはのめりこんでいないし、ジャンルも 異なるのですが、約25年前の学生時代にタイムスリップするようで、 このスレ、おもしろく読ませて頂いております。当方の聴くジャンルは ロック、ラグタイムといったところですが、友人が持っていたたクレデ ンザを昔かなり聴かされまして、その影響か、カザルス、ティボー、コ ルトーの「大公」を気に入っています。また、シゲティの晩年のベート ーベンバイオリン協奏曲が好きです。「私の二枚」になってしまいました。
オーディオ界で自分の持っているものがどの程度のレベルにあるかと言う相対的
な評価作業も現在進めております。
有名なアンプを借りて,聞く事で,逆に自分のシステムの評価をしようと言うわ
けです。
前回がFM-411で今回がGoldmundの28.4で,現在進行中です。スペクトラルのスレに
書いていますから,ご参照下さい。
>>379 ツキナミさん
シゲティの晩年のベートーベンバイオリン協奏曲は,私が高校生の時,始めて買っ
たクラシックのLPです。ぐいぐいと力任せに弾いている感じは美音とはほど遠い
ものですが,どこか引き込まれる感じがあり,今でも時々聞きます。私にとって
は,記念の一枚ですが,「この一枚」に挙げられるとは,なんだか嬉しいですね。
この音楽は,夢の中のBGMであったり,酷く緊張を強いられる時に心のスイッチを
入れると流れ出すくらい聞いています。
五味康輔が「名盤は存在するのではない,自分が名盤にするのだ」という意味の
事を書いていました。世評は全く知りませんが,ベスト1に挙げる人がいると言う
のは強い共感を覚えます。
381 :
TK :2001/03/17(土) 15:09
>>380 ジョンさん
スペクトラルのスレ、楽しみにずっと拝見させて頂いております。
>>379 ツキナミさん、ジョンさん
シゲティのこのマーキュリー録音ですが、非常に素晴らしい演奏ですよね。私も大好きです。
私は最初に聴いた時に、第2楽章のソロはさしずめ円熟したおじいちゃんが、
囲炉裏の前であぐらを組み自分の孫をひざに座らせて問わず語りに
昔話を訥々と喋って聞かせるというイメージを懐きました。
シゲティはこの曲を3度録音をしていますが、最初のワルターとのSP録音を
聴いてみてください。シゲティの真骨頂が感じられると思います。
>>351 ,
>>352 EMGさん
コンニャクを乾燥させてスクアランで戻すのは多分不可能でしょう。
コンニャクはコンニャクマンナンと言う多糖類です。巨大な分子に多数の
OH基があります。水にはなじみますが,スクアランのような極性のない
溶媒には残念ながらなじみません。
最近は多数の高機能ゲルが見つかっているようです。適当な物性を持つものを
探されたほうが可能性があるのでは・・
オリーブオイル,椿油 などの植物性油は,動物性油も結局は同じですが
分子内に不飽和結合を含んでいます。ですから空気中の酸素とゆっくりですが
反応し,変質します。油焼けを起こすのです。ですから,初期性能を保つこと
ができません。良かろうが,悪かろうが,使われない方が賢明だと思います。
どうしても使いたい場合には,ヴィタミンEとかカロチンのような抗酸化物質を
添加すればかなり効果はありますが,そこまでする必要もないでしょう。
>>378 「私の一枚」ですか・・・
私はチェリビダッケがミュンヘン・フィル指揮した「展覧会の絵」
(AUDIORレーベル)です。これを聴くと、14年前に人見記念講
堂で同じ演目を聴いた時の感動が甦ってきます。
>382 ジョンさん、ありがとう。 コンニャクは菅野さんが言ってたのを思い出しただけです。 しかし彼のこの発想はおもしろいので このコンニャクに変わるものはなにかないですかね。 ご存知ならお教えください。 多分ゴムくさい音が嫌ということだったのだろうけど。 わたしはノオダンパーでいきたいです。 スクアラン以外はいいのは無かったです。 上質のオリーブは味もいいが音も好ましかったです。 だけで粘性のあるものはやっぱり粘性の音がします。 接点用もプレーヤー用もやっぱりねっとり音を感じてしまいます。 この間の聖トーマスのマタイは聴きました。 その前はシュライアーがキャンセルでした。 殆ど音楽会は行きませんがバッハになると行きたくなります。 最近はマタイでもとても若い方が聴きに来られるようで うれしく思いました。 小沢さんがマタイを振られるのテレビで見て 本物のマタイを聴いて理解されてるとは思えなくて 悲しかったです。 誤解なきようと書きましたが ブラインドホールド否定ではありません。 微妙なところにくると プラシーボか真実かの境目が難しいです。 だから五感をフルに使って プラシーボかどうかは五感からくる 情報を偏見なしの正確さでチェックする、 その正確さの確認のため、校正のためには ブラインドを必要とする。一般のデーター 収集のためのブラインドはオーディオの場合 それほど必要とは思えないと言いたかったのです。
>>384 EMGさん >All
EMGさんの様にブラインドテストを把握されれいれば良いのですが,多くの方は,
プラシ−ボ効果の存在を意識もせずに,微妙な問題を簡単な試聴で**は良かっ
たとか結論を出す傾向にあります。そういったオーディオにおける「科学的方法
論」,まあ! なんて大仰な!!, をもう少し意識して ユーザー自身が 認識し
て機器の評価をしないと,メーカーや,メーカーの提灯持ち評論家の術中にはま
るだけで,本当に正しい選択,本人にとって本当に満足できる選択が阻害されて
いるのではないかなと思うのです。
私達の共通した立場というのは,音楽を良い音で聞きたいということでしょう?
それも限られた予算の中で,最大の満足を得たい訳ですよね。情報は必ずしも充
分ではなく,販売側から提供される情報は,勿論真実も含まれますが極めて偏っ
ています。
だから,ユーザーが集って,手持ちの体験を披露しあうこのような場は重要だと
思いますが,問題解決を目指した建設的な情報はそう多くありません。だから,
できるだけ,実体験に基づいた,詳細な情報を提供し,その情報について検討で
きるような質の高いスレ,あるいはスレ群になる事を希望します。
簡単なブラインドテストなら,妻に手伝って実施しています。正確に区別できれ
ば株は上がるし,買う意味もあると言うものですが,区別できないのであれば,
投資は無駄ということになります。オーディオ機器の購入の判断に妻を巻き込む
ことは,「今でも充分なのに,更に***万円もするものを欲しがって・・」という
不満をある程度は抑える効果はあります。明確にその新しい機械の導入により,
多大な満足を得ていることが,妻にも実感として理解でするのですからね。
金メッキ:たしか簡単に剥がせるんじゃないんだっけか?硝酸だか 何だかで、、、科学マジメにやってなかったが、かんたんなはず。 スクアラン:無印で純粋なのが一瓶580円、大きな化粧品店なら徳用 サイズ有り、私は髪の毛がバラバラになるのを纏めるのに使いますが。 オイル合成技術が低い当時は最高のオイルらしく、日本も局地戦闘機だか なんとかに使ったそうだし、自然の油なのに酸化、変質しずらい。 貧乏オーディオスレに書いたけど、十円玉ダイヤモンドヤスリの一番細かい ので削って、スクワランたらしたSETTENモドキは効果大でした。国内通貨 を意図的に削るのはダメなので良い子はケーブルの切れ端とかで。 生音とオーディオ:ジャズはナマでしか良いものを聞いたことが無い。 逆にクラシックはなんたらオケ定期演奏会とか行っても、、、500円 でも後悔というかオーディオでしか良いモノを聞いたことがない。 中間はブラバンとかマーチ。生のほうが良いんだが、CDで良い演奏でも 野外でなくホールなんで、、、ヘンで。 シュライアー:いつもエヴァンジェリストなのがヤバげな方でなく、棒 フリの彼が好きなのですが、ハイドンのCDが出てるそうだから買わなきゃ。 機器選定:コレって結局好みだから、って言うとミもフタもないが。 好みでなく「こういった傾向」って言えた評論家って故長岡鉄男さんぐらい。 彼は自分のタイプでないロースピード系のものでも、良いものは、このような 良さがあると言う人でした。昔はまだ個性があったから「この評論家が嫌いって ことは自分向きかも」というのもあったけど、最近はせいぜい「こいつの誉めるのは 自分には絶対合わない」ってぐらいだからなあ。 直接聞く以外で一番アテになるのは、特にSPでは外見です、私は。 このメーカーで見た目からコーンの材質はアレだし、、、って推理で、 聞かんでも自分には8割方想像できますし。 ちなみに、次に私が買う予定のSPはヤマハの12センチフルレンジ (3万でオツリ)の予定。10センチFレンジの限界が大体わかりましたので。 自作しようにも、好みのユニットって無いんですよね。 私はクラシック、特にバロックこそハイスピードなフルレンジ (プラスサブウーハ、プラスツイータ)でないとダメなんですよ。 何でクラシック向けってSPはどいつもロースピードなのだか。 ケブラー系軽量ウーハならとも思うんですが、ちゃんとコンバスが 鳴らせるのは難しいようで。ウーハだからロースピードでコンバスの 倍音とかDレンジが突出した部分が潰れてほとんどぼんぼん言うだけだったり。 自分で言うのもナニですが、10センチでも倍音はむしろ良く聞こえ、基音は サブウーハで出るんで自分の安物のほうがまだマシと思う事、多いんです。 (何せペアで今2万)本当にスコアで下のほうに行くとSWがぼんぼん言うだけで 悲しいのですが、、、だから、12センチFレンジが次ですが。
>>386 キルロイさん 始めまして。
オーディオにおいて化学の知識はあまり役にはたたないように思いますが,一応
コメントします。気わるーせんといて。
金は硝酸には溶けません。王水(硝酸と塩酸の1:3の混合物)でしか溶かす事はで
きません。下地の金属よりも溶け難い:イオン化傾向が低いわけですから,それ
を選択的に溶かす方法はシアンイオンのアルカリ溶液ぐらいになり,通常は使え
ないでしょう。青酸カリは,毒薬です。
スクアランは,厳密に言うと自然の油ではありません。スクワレンという深海ザ
メの肝臓から得られた不飽和油に水素添加したものがスクアランで,出身は天然
ですが,人の手が入っています。構造式はC30H62で単純な直鎖式炭化水素です。
生とCDを単純に比較してはいけないと思う。良い演奏だったからCDとして残った
わけですよ。定演なんかは,まあ押して知るべしです。そんな話ではなく,音楽
にどれだけ,日頃肉薄しているか,これぞと決めた音楽をどれだけ執拗に,完璧
に再生しようと手間暇時間をかけて,再生側でできる事はほとんどやり尽くした,
そんな気になったときに,生の音を聞いてごらん! どんな平凡な演奏でも心に染
みるはずだと思うけどな。単純に生とCD ちょこちょこっと聞いて結論を出すのは
止めよう。
これぞという音楽を決めたら,スコアーを手に入れ,入手できる演奏はできるだ
け聞くべきだし,私も特定の音楽の場合は,CD,LP合わせると10指に余る演奏を持
っている。始めの1枚の影響は大きく,2枚目は1枚目との違いだけしか聞けないと
思う。 3枚目になって始めて,音楽が見えてきて,指揮者の特徴が少し客観的に
俯瞰できる様な気がしてくる。後はひたすら勉強だ。とにかく丹念に,評論家の
立場では無く,心を虚しゅうしてひたすら聞くことが必要だと思っている。
玩物喪志に陥っていませんか? 物を玩びて志を喪うという状態のような気がしま
すが,気のせいだったら良いのですが。
手段が目的になっていませんか?オーディオなんて程度の差はあれそういう要素
はあると思うけど,いろんなところでのキルさんのカキコを読んでいると人事と
思えない気がして,それだけのエネルギーをもっとある一点に集中したら,簡単
に高みに登れるだろうにと思うのですが。
スキャンピークのユニットならきっと満足できると思うけどな。オーディオフィ
ジックのカルデラはハイスピードですよ。ヤマハなんか早く見限って,ステップ
アップを図ってください。
お説教じみて申し訳ないけど,なんだか遠い日の自分を見るようでつい書いてし
まいました。
388 :
ツキナミ :2001/03/18(日) 16:57
生演奏とオーディオが違うのは常識のような気がします。生を聴きに行く とその違いが分かるというよりも、その違いを頭の中で埋められるような気 がします。ですから、演奏会に行く前と後では同じアーティストのLP、C Dを聴いても捉え方が変わってきます。当方は、アコギを弾くのですが、オ ーディオではどんな高価なものでも肝心な要素が抜けているので、オーディ オをグレードアップするよりもグレードの高いアコギが欲しくなって、数台 持つに至っています。 しかし、オーディオの方もグレードが上がるほど音的に本物にかなり近づ くのは否定できないのでオーディオのグレードアップもしたいと考えています。 音が悪い、と思いながら聴くとのめり込めないような気がします。
>>388 ツキナミさま
生演奏とオーディオが,相補う関係と言うのは日頃実践されている人の重みのある発言だと感じます。
「アコギ」って阿漕じゃなくてアコースティックギターの略なんですね!
ハハハ やっと判った。おかしいと思ったんだよね。失礼しました。
キルさま 返事しないで置こうと思ったけど書いちゃった。 スクアランはいつまでも水みたいだけど スクアレンはしばらく経つとペキペキに 固まるんだ。だから髪の毛にスクアレンを ぬるとお風呂にしばらく入らないと大変だと 可愛がってくださる発明家のおじさまに聞いた。 それでエーアールは試薬のスクアレンを 愛用のガラードの軸受けに危うく使うのを免れたのです。 キルさんも気をつけてね。
391 :
TK :2001/03/18(日) 22:26
欅のバッフル板ですが、数日かけて、穴あけ、ペーパー掛け、ニス塗装が終わり、 今日RCA106を仮に取りつけてみました。まだバッフル板だけですので、Europa juniorの wingでユニット後部をもたれかけさせて音を出してみました。 まだ非常にいい加減な状態ですから多くは望めませんが、音自体は非常に好ましいです。 この音で1927年当時ブランズウィックの電蓄はクレデンザあたりと張り合っていたのですね。 支えの台はキャスター付きの24mm米松合板で作成予定です。バッフル板を3点支持しようと思います。
>>391 TKさん
随分と作業が早いですね。手際が良いのでしょうね。
まずはおめでとうございます。
393 :
TK :2001/03/19(月) 07:59
>>392 ジョンさん
ありがとうございます。
手際が良いのではなくて、単に手を抜いているのでした。
ジグソーははじめて使いましたが、きれいな穴あけは熟練が必要のようですね。
ペーパーは240,400の2段階でお茶を濁しました。
水性ニスは透明が欲しかったのですが、近所のDIYで売り切れていて、
けやき色のを使いました。少しでも早く取り付けて音を出したかったのです。
良い結果になりそうなので喜んでいます。
良いお店を紹介していただきましてありがとうございました。
>TKさん おそらく使ったのは着色ニスという物だと思います。着色と艶だしが 一度で出来る塗料ですね。 見栄えを良くするには、水性着色スティンで着色します。これはコツが あって手早く均一にのばして擦りこみます。重ね塗りはしない方が いいです。濃くなるのと色むらになります。十分乾燥したらペ−パ− 掛けして透明ウレタンニスを塗ります。十分乾燥させながら2回か3回 重ねます。10日程乾燥させたら軽くペ−パ−で磨いて艶消しクリア− のウレタン塗装で仕上げます。時間はかかりますが。老婆心でした。 只、見かけはいいんですがバッフル面が硬く滑沢だと音像が大きくなる きらいがありますね。低域の為にはいいですが。 コルクシ−トでも貼った方が簡単で音もすっきりしますが、見かけが 嫌なんですよね。タンノイファンには申し訳ないけど。 ともあれ、RCA106とかオイロッパとか羨ましいですね。私も いつの日かクラングフィルムと思っています。Edも高値の華となって しまいました。
高値の華=高嶺の花
396 :
ロマン・グラッチェ :2001/03/19(月) 22:48
最近、忙しゅうてなかなかカキコ出来しまへん。質問だけしといて、失礼してます。 ジョンさん、TKさん、良い音や良い音楽のお話、ほんまに参考になりますわ。 西洋音楽が静養音楽?や無いちゅうこと、よう分かってはるからやと思います。 >384 >385 御意! で、それでもやっぱしブラインド必要やろか?? ・プラシーボ、ピュアとプアを聞き違え(ロマン) >387 「生とオーディオ」のご意見には感心してしまいましたわ。 ウチも、今鳴ってる音を聴くのやのうて、ソースに込められた音楽のメッセージを 聴き取らなあかんなぁ、と思いましたわ。そうしてるうち、どうしても相応しい音が 欲しゅうなって、その音やないと表現できひん音楽のメッセージに気が付いて、それに 見合うた按配に、セッティングやら機器構成をちょっとづつ手直して行くんどすけど、 どないな時でも、決して今鳴ってる音だけで判断したらあかん、と思うてます。低音でも 高音でもあらしません。一番肝心な、音楽そのもんを、聴きそこのうてしまします。 生演奏では、奏者は精一杯なんとかして相応しい音に近づこうとしてはるので、ちょっと くらい下手やっても、音楽のメッセージが嘘にならしまへん。音楽のメッセージを、素直に 直接心で感じ取る事の大切さは、優れた生演奏をぎょうさん聴いてる人やったら、 身に沁みて分かってはるはずです。 そやからこそ、聴き手の立場で、生の音楽のメッセージに近づいて行けるオーディオという趣味が 魅力的な物なんやろうなぁ、と思うてます。 >394 タンノイは鳴らすのが難しゅうていかん。音楽より先にSPが鳴ってしまう! ・胆ノ胃は、煎じ加減が難しい!(漢方薬剤師) 音がへっこんだり、コモッったり、モタついたりする細工が、あちこちに平気でしてあります。 アンプ作りを虐めてるのとちゃうか?と思うたりもします。いったい、どない鳴らして欲しい というのでしょう。日本人にはグレイト・ブリテンのコッテリ王宮料理より、塩味で引き締まった ジャーマン・ソーセージの方が、口に合うてる気もします。けど、ウチが貧乏性なダケやろぅか? なんや偉そうなことばっかり云うてしまいました、あぁ恥ずかしぃ。ご批判お待ち申しますぇ。
>>396 ロマン・グラッチェさん
> で、それでもやっぱしブラインド必要やろか??
ロマン・グラッチェさんの話は,いつも本質に迫る話なので嬉しくなります。た
だ,説明が簡単ではないので,のんびりと説明させてください。よろしくお付き
合いを!ブラインドテストが必ず必要と言うのではありません。自分の感覚を絶対のもの
として,心理的効果の影響に配慮せず,突き進むような,非科学的考え方を排除
するには役に立つと申し上げています。メーカーや,販売店の情報に対し常に冷
静な判断が下せるわけです。私自身は,自分の感覚自体を疑ってかかる習慣があ
るし,考える出発点は常に明確な事実であること⇔気のせいとかではなく,を基
本にしようと心がけています。
早い話,AとB2つの機械を比較して,あなたはAが良いと感じたとします。嫁はん
に「Aはええでぇ・・・」などと話をしたりしますよね。ところが,ナニの後の小
さな死(熟睡)に陥っている間に,嫁さんがこっそり繋ぎ変えて,Bを鳴らし,
「やっぱり Aは良いヨねえ・・・」と言ったとします。もし,あなたが,Bが鳴
っている事に気付かなかったとしたら, Aが良いと言うあなたの判断は,一体ど
れくらい重みのあるものなのでしょうか? Aを買おうと言うあなたの提案が却下
されるのは必至でしょう? あなたの判断には信頼性が無いと判断されてしまうの
です。
ブラインドテストの洗礼を受けてもなお,生き残る,良いと言えるものが本当の
意味で良い音の機械と言う事になるでしょう。もちろん,目隠しにしなくても明
確に判る場合のほうが実際には多いのですが,その場合も,自分自身で心理的影
響を徹底して排除する努力をする必要があります。この努力が無い場合には,単
なる自分の思いこみを確認する儀式に過ぎなくなる可能性が大となります。
自分自身の感覚までも,健康的に疑ってかかる(=科学的に検証する)考え方が
ブラインドテストです。理屈に合わなくても,音が良ければどんなオカルト的な
物でも私は受け入れるだけの精神的柔軟さは持ち合わせているつもりですが,音
が良いと言うのをどれだけ虚心坦懐に判断したか,心理的影響は除かれているか
そこを問いたいのです。本当に良い音ならば,理論は後から付いてくると思うし。
熊の胆と書いて「くまのい」と読みます。薬の効果も,オーディオの音の良さと 同じでなかなか正確な判定が難しいのですよ,実は。 プラシーボは,偽薬と訳されますが,本来の意味は「あなたを喜ばせる」なので す。薬自身の効果だと思っている影響には,実は, 1.効くと思って飲むから生まれる心理的効果, 2.実際の薬効, 3.患者自身の自然治癒力 が含まれています。ですから,薬の効果を評価する臨床試験においては,プラシ −ボを対象として使うわけです。患者の自然治癒力が揃うように,患者は始めに, くじ引きでプラシーボか,実薬か割り当てられます。薬を手渡す医者が,その薬 が実薬かプラシーボか知っていると「必ず飲んでくださいね!」と言う言葉の力 強さに差が出るので,医者にも,実薬かプラシーボかを知らせない様にします。 効果を判定する場合にも,実薬を飲んでいるか,プラシーボを飲んでいるかを医 者が知っていると判断に影響が出るので,判定する医者は,各患者の治療内容を 知らずに判定する事になります。ここまでやって初めて,薬の本当の効果が見え てくると言うわけです。これがダブルブラインドテストです。実際の治療の場で はこんな事はしませんが,薬の効果を厳密に知ろうとするとこういう方法は必須 だし,世界標準なのです。参考までに。
>>396 ロマン・グラッチェさん 長ごうなって堪忍!
> 音がへっこんだり、コモッったり、モタついたりする細工が、あちこちに平気でしてあります。
> アンプ作りを虐めてるのとちゃうか?と思うたりもします。いったい、どない鳴らして欲しい
> というのでしょう。日本人にはグレイト・ブリテンのコッテリ王宮料理より、塩味で引き締まった
> ジャーマン・ソーセージの方が、口に合うてる気もします。けど、ウチが貧乏性なダケやろぅか?
>
Spectralのアンプ使ったことありますか? そういう色づけ 作為的な 音作りは極
めて希薄だと思うけど。測定器を作るつもりで,キ−スはアンプを作っているの
だと思う。大阪だったらあさひステレオセンターです。一度良い条件で聞いて欲
しいなあ。
細かい話だけど,イギリスの料理は基本的に農村料理です。イギリス国教会の影
響で快楽の追及は罪悪と言う考えがあるらしく,フランスのような美味の追及を
しないことを自慢にしている節があります。ロマン・グラッチェさんの言うコッテ
リ王宮料理とは,フランス料理のイメージなのだろうと思いますね。
私なんかは,泥臭いスコットランド料理が結構口に合います。結構簡素な味付け
で,素材の味を大切にした日本料理に共通する部分があると思ったりしました。
刺身で食べたり,塩と胡椒だけを振りかけてサッと炙るような食べ方が,素材の
味を味わうには一番ですよね。そんな調理法に匹敵するアンプが欲しいですね。
それはそうと,スカイ島のタリスカーのdistillery editionと言うのがいけま。
エジンバラのウイスキー博物館で見つけました。もっとも,日本にくるのは船便
だと赤道を超えてくるので香りがだめになっているようです。
>ジョンさん 最初に、ジョンさんは比較的一般的なオーディオファンで、文系的感性的な方だと思います。 私は、オーディオは好きですが手段がエキセントリックに見え、心の中は感情的ですが、外は、 ガチガチに技術的に考えます。そういったわけで、考え方はかなり違います、生音は結構聞きました。 金:失礼、王水でないとというのは中学校で教わってたはずですよね。少しずつ塗るようにすれば、 そんなに怖くないと思いますが。それよりも、金メッキは硬度のために純金ではありおませんが、 それでも柔らかいので細かいペーパーで削るといういのは?ある程度削れたところでペーパーの番 数を上げ、最後はフィルム状の鏡面仕上げ用を使えば、と。 >生とCDを単純に比較してはいけないと思う。 私は過去は生楽器との関わりがかなりあり、自分でもキーボードとフルートを短い間ですが習い ました。そして小学校から高校まで放送委員・視聴覚委員をやり(小学校での一部期間以外全て!) ブラバンとも友人や録音で付き合いがあります。生とオーディオは別物だと思っています。 >これぞという音楽を決めたら,スコアーを手に入れ,入手できる演奏はできるだ け聞くべきだし, 私の考え方としては、そういった努力をしたくはありません。自分の好きなシュライアーが来たら、 (指揮者として)聞きに行きますが、生の音を聞きにいき「修行」したいとは思いません。 そのような労力よりでしたら、フルートの練習を再開したいですが、常時飲んでる薬の影響で、 一番肝心なブレス制御が無茶苦茶なので、諦めています。スコアーは打ち込みをするという形では 読めますが、子供のころからちゃんと習った人間ならともかく見て音をイメージはできません。 これはすっと先でしょうが、打ち込みで自分にとって理想のブランデンブルグをシンセ演奏させる とゆう夢もあります。 >私も特定の音楽の場合は, 私もブランデンブルグだけなら15は買ってます、が最近、イギリス、東欧、ロシアの演奏が主な 低額CDの演奏と録音にすばらしいものがあるので、もっと買うつもりです。 オーディオは好みなのでクラシックだったらバロックかそれ以前(以外はほとんど興味なし) フランス、イタリー、アメリカの演奏は個人的にダメ、好みは判ったが固まっちゃダメですね。
>簡単 に高みに登れるだろうにと思うのですが。 私にとってオーディオは「遊び」です。遊びゆえ真剣になります。「高み」というのは私には合 わない言葉です。ただし、遠い目標、近い目標ははっきりしてますし、手段も予想しています。 私は昔から「エンクロージャーは後面開放が自分にとって最高の音で、マルチウェイだったら ウーハは極力軽量のもの、となるとキツいクロスをかけねばならずネットワークの悪影響が無視 できませんから、マルチドライブ」と考えていて、少し前にソニーの10cmパワード業務用小型 モニターのユニットが、買う時の予想とその後の思考から後面開放に適し、また起こる問題の対処 法(パイプ共鳴の問題、完全に自分の独自です)ができたのでそうしました。最初は少し吸音材を 使う対処でしたが、すぐに「吸音材でも板でもない共鳴の低減、分散化」方に適したものを使い、 成功しました。レンジは狭いですが、ダイナミックレンジはハンパじゃありません。ボーカルが、 高い大きい声を出すからマイクを離せば、音像は注意して聞かなくても奥に引っ込み、バイオリ ンソロ2人がかけあいのように弾く時、SP間は55センチほどなので、最初が左より、二人目 はその右5センチほど左のちょっと奥で上」とまでわかります。また、エンクロージャ内には、 広い周波数の共鳴がありますが、そのレベルは一般のバスレフ等とは比較にならないぐらい低く、 当然背圧はおそろしく小さいです。私はこれに匹敵する高いDレンジを持ったSPは、知りません。 多くのSPのウーハの質量は(口径と、その大きさによる空振りが減る事も含む)重すぎます。 運動エネルギーは質量に比例し、速度の二乗に比例します。重く、バスレフ共鳴に頼ったSPは、 運動のスルーレートが遅すぎます。生のコンバスの波形はDレンジが広いですが、その早い動き にほとんどついていってないような音のSPが主流です。周波数軸で考えれば、コンバスは多数の 倍音を含みます。2倍音ならば、同じ速度でコーンを動かすのに単純計算で4倍のエネルギーが、 3倍音(確か、奇数倍音成分のほうが多いはずだが)ならば9倍です。ここまで、4ウェイでも ない限り、全てウーハが鳴らさなければいけないのです。 最近のセッティング向上でローエンドが下がり、開放弦かそれに近い低さでなければ、倍音は SPからかなり聞こえるようになりました(ローエンド・基音はヤマハのSWが担当) >一点に集中したら/玩物喪志に陥っていませんか? 物を玩びて志を喪うという状態のような気 >がしますが, 私は冗談が好きなので、冗談のネタになる対策をやって、それを書き込む事もあります。 遠い目標は、すでに一点ですが、それに至るためにやらなければならない事は数多くあります。 電源を固めるとか。 自分にとってオーディオが遊びであるなら、玩具でもあります。遊びこそ私は真剣になります。 もちろんDIY的なものが多いので試行錯誤が多いです。ある新薬開発者が「この薬物の考えら れうる誘導体をまる一年テストして、これはどうしても使えないという結果になりましたが、 『この薬品の誘導体をこの症状に使うことはできない』という結果は得る事ができました」 こういったものの積み重ねから新薬はできるのです」 私はそこまでストイックにはなれません。ただ、私がやっている対策は、結果が不安なもので あれ、物理的に考えた上でのものです。奇異に見えますが、むしろ奇異な対策は一般のオーデ ィオ店や雑誌のほうが多く思えるものが多数あるように私は思えます。 遊びの労力はおしくないですが、市販の高価なアクセサリーは私には、DIY的な手段で作れ ない時点で考える手段です。 オーディオ評論家は物理的、電気的な思考がほとんど無いか、妙な方向にいってます。 2chの情報のほうがよほどセッティングには役に立ちました。
>スキャンピークのユニットならきっと満足できると思うけどな。オーディオフィ >ジックのカルデラはハイスピードですよ。ヤマハなんか早く見限って,ステップ >アップを図ってください。 カルデラは情報が少なく、ドイツ本国のサイトでカタログデータは書いてありませんが、 まずこれは高価でしょうし、多分私の望む音の傾向でも、、、 カルデラはスキャンスピークのユニットを使ってるとあったので、スキャンスピークのサイト を再度 見たら、フルレンジ並か以下のf0(向こうでは表示が違いますが、空気質量を含むので、 意味は多分同じです)という恐ろしいものがありました。 私の今の所の最終目標は、マルチ、3ウェイで高面開放ですが、ウーハは重いのが問題で、 今は12−16センチ程度で、軽量コーンのウーハなんて無いと思ったらヘタなFレンジより軽い スキャンスピークのウーハ、すごい良さそうなのを見つけられました、感謝します。 実験を兼ねた現行が想像以上にちゃんと鳴っているので、ヤマハはパスして、、、、 あ、いきなり高みが見えてきた、大感謝。しかも、使える帯域の上も伸びているから、2ウェイ で十分(ヘタするとサブウーハーが無用か、もっと下が出るサブウーハにしなきゃダメかも) これだけ上だと、ローパスのフィルタは軽くて済むからまずは普通にネットワーク組んで、 後でチャンデバ自作してマルチというルートがある。 ウーハで高面開放でも、これだけM0が軽いと制動は楽ですし。 最初は正直本当に説教じみてるなと思いましたが、音楽への考え方の違いはあれ、大変参考に なりました、感謝。
403 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/20(火) 11:38
歳は25歳くらいか?青い。
>>400 ,
>>401 ,
>>402 キルロイさん 丹念なレスどうも。
まず,文系・理系という分類は無意味でしょう。音楽をいかに上手く再生し,貪る
かを考える時には文科系アプローチも,理科学的アプローチのどちらもが必要で
有効であると考えています。ただ,私は,出身もそれから現在の仕事も純粋に理
系です。ただ,理論系ではなく,現在ある問題をいかに解決するかというかなり
実践的な仕事に携わっています。
それ以外の点で,キルロイさんのお話に特に訂正しなければいけないと思う話は
ありませんでした。以下は反論というのではなく,つけたしですが
オーディオは科学技術の産物ですが,感性で評価します。ですから,理論上でこ
れが良い音のはずといっても良い場合もあれば,そうでない場合もあります。理
論は,明快で把握し易いものですが,複雑な音響が私達の聴覚によりどう捉えら
れているか,とか,聴覚が人に心理にどのような影響を及ぼしているかといった
部分は随分と未開の原野です。
ですから,実際に良い音であるかどうかという最終的な音の評価がもっとも大切
になって来ると考えています。乱暴ないい方をすれば,理論なんか後からついて
来るとさえ思います。そういう感性による評価を,感覚的にではなく理詰めで確
認していく事が必要となります。確認作業の科学的方法論が重要だろうと思って
います。その方法の 1つの例としてブラインドテストを以前に紹介しましたが,
自分の感覚自体を洗いなおす作業により,新しい地平が見えて来ると思います。
この部分ではキルロイさんのいうストイックなアプローチが必要なのかもしれま
せん。
キルロイさんは,既に明確な価値観や方法論をお持ちの様ですが,それにより得
られた音がどれだけ説得力のあるものなのか,普遍性のあるものかそこに興味が
あります。機会があれば聞かせてください。
405 :
ロマン・グラッチェ :2001/03/20(火) 15:39
397> ジョンさん、ブラインドの事、何度も丁寧に説明してもろうて感謝! ウチは、どうも「音楽や音のほんまの値打ちは絶対不変や」と考えてた様ですわ。 それで、絶対値を計るという本来の目的に、物差しのロバスト(頑健)性を試す方法 を使いはるのが、実の処よう分からんかっただけです。 ・王様の耳は、ロバストな耳!(壷入りローサー) 399> Spectralのアンプ、近いうちにいっぺん聴いてみます。おおきに! 399> コッテリ王宮料理 仕事でドイツやポーランドへは、よう行きます。けど、実はイギリスには行った事 おまへんので、想像してみただけ。欧州で、とりわけ東欧では「大英帝国といえば 泣く子も黙る権力と支配の象徴だった」と酒の席では、よう聞かされます。ただ、 ポーランドはともかく、英国の貴族がフランスの真似したがるとは思えへんので、 ジョンさんの云うてはる通り、コッテリしたもんや無さそうですねぇ。
>>405 ロマン・グラッチェさま
要領の悪い説明で申しわけない。ロバスト性を試す 確かにそうですね。
一言で説明されてしまった。かなんなあ。
407 :
キルロイ :2001/03/20(火) 19:42
ジョンさん:私は、作曲>エンドリスナーの長い工程をたどると、 最初と最後に感性、精神が頂点となり、物理、技術は逆の線を書く、 そういったイメージです。感性と物理の話しは一元論と二元論のよ うなニワトリタマゴになっちゃうんでやめます。 >キルロイさんは,既に明確な価値観や方法論をお持ちの様ですが,それにより得 >られた音がどれだけ説得力のあるものなのか,普遍性のあるものかそこに興味が >あります。機会があれば聞かせてください。 技術的、物理的なモノはもちろんみな他から習ったものです。 最初に、自分にとって良い音を出し、音楽を良く聞かせるにはどうすればいいか? と考え、それが決まったらあとは方法論です。 私はリスナーにとってのオーディオは極めてエゴイスティクな欲望的なものだと 考えています。今得られた音は、最初の実験とは思えないほど満足していますし、 Fレンジだけがまあ不満点でしょうか?こういった表現はえげつないですが、い ろいろなSPを聞いても「SP単体で50万以下で今の私の試作モデル以上の満足 を与える音はいまの所聞いておりません。欲しいと思ったのはオーストラリア製の ワットモー社(代理店のトライオードのページ更新で今消えている) の大型トールボーイ仮想同軸3ウェイだけです。大きなエンクロージャ 容積に対し小口径で軽いウーハ、軽いミッド、、、ペア実売75万。 これはメーカーのハイエンドで、もっと安いが同様の思想で作られているもの がありますが、トライオードは扱わないそうです。カルデラも好みでしょうが 聞いたことはありません。 説得力、普遍性は全く目的ではなく、前記どおりエゴによるものです。 ただ、現在SP以外がセッティングが不十分ですので、半年ほどしてから 聞いてもらうとなるととなると思います。 好むか好まないかはともかく、ペア2万ベースによる音で良いか悪いかは ともかく驚くと思います。マルチモノ録音だと高い音量でなくとも、演奏者 のノイズ(菅のブレス等)まで聞こえますし、定位は前後感もあり、音像は 極小で、月並みですが「オケの配置とホールトーンが前に見えるように」 聞こえます。しかし、モニター的ハードな音でなくむしろ柔らかい音です。 後面開放はあの長岡鉄夫ですらPA用のウーハのみと、38センチウーハに 特殊なBOSE式イコライザを入れた特殊なモノしか私は知りません。 武宮式(江川系)というフェルトバッフル!のモノが4年ほど前記事になり、 キットも出ましたが、聞こうと思う前にすぐに姿を消しました。
普遍的であるはずの音楽を聞く楽しみに関わるオーディオを,非常に明確に > 説得力、普遍性は全く目的ではなく、前記どおりエゴによるものです と言い切るところは,首を傾げますが,解像力が高いのに柔らかい音と 良さそうだし,楽しみに待っています。改めて声をかけてください。 楽しみです。
409 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/20(火) 21:42
カルデラはスキャンスピークのユニットを使ってるとあったので、スキャンスピークのサイ トを再度 見たら、フルレンジ並か以下のf0(向こうでは表示が違いますが、空気質量を含 むので、意味は多分同じです)という恐ろしいものがありました。 Moのことね。でその型番は何ですか?ちゅうかみあたらんのですけど
410 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/20(火) 22:09
後面開放に向かないユニットを使って聞いていて理論とは? 矛盾しているのではないか。 低音が出ないから解像度が有るように感じているだけではないか。
411 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/21(水) 00:05
雀荘に逝け、骨だけの音が聞ける。
わかるようにかけよ。
音は自分は満足しているので自画自賛していますが、はっきり言っ てサブウーハの無いコレを聞いて高く評価する人は江川三郎だけではな いかと思うと鬱です(笑) >> 409 15W/8530K00です、その通り向こうではm0の事です。 しかし、再度確認したらボけていたのかウーハとしては軽くても、 ヘタなFレンジ以下、という数値ではありません、何を読み間違えたか、鬱氏。 F特は、確か純正でバスレフのピークがちょこっと100-120にあって、それ 以降急激に下がります。ハイコンプライアンスで、磁気回路は強力のようで、 内臓アンプはタバコの箱ほどのRコアトランスがあって、その電源でダクト をレスポンス良く駆動しているのでしょう。 後面開放にして、低域方向のF落ちはずっと高いところから始まりますが、 ローエンドはダラ落ちでずっと長い、というのが聴覚上のF特です。 あと、私のSMS−1Pは、ユニットが10センチフルレンジ1発で、 奥行きが21センチと大きいです。 唯一手元にある長岡鉄夫の後面開放は10W150を片チャン6発で、 奥行きは15センチです。宮武式は、コイズミのキットを見ると、奥行きが バッフル幅の丁度半分ぐらいと浅い図があります、、、と思ったら、 良く読んだら16センチユニットで幅30、奥行き27、、、あれ? 自分のは、奥行きがある分、低域ロスは低いと思っていました、が、 想像どおり数100Hz−数kHzにおおきな共鳴菅としてのピーク、 ディップが救いようがないくらい大きくあり(予想していましたが) 最初は開放部に厚さ4センチ、奥行き3センチのウレタン吸音材を 開放部後端の内周をぐるっと回してつけ、中央部に振動版面積+αの 空間があるようにして、共鳴を殺す(正確には、レベルが下がって周 波数域に分散していると思う)対処したのですが、その後、エンクロ ージャ内に吸音材でも木でもない(恥ずかしいから秘密)ものを入れ、 吸音材ナシで同様の効果を得るようにしました。ただ、それで純粋な 後面開放とは言えない形になりましたが、開放部面積は振動版面積ほ ど有るのでいいかという極めていいかげんなモノです。 あとは、奥行きがあるので低音の回り込みによる低音の低減は、おこる だろうがそれほどではないと考えています。
#最初の下げ忘れすまそ 私は、実験機なのでF特性がこのようになるとは思っていましたので、 結果はそれでいいやという感じです。長岡曰く後面開放はQ0が高い か低くても大口径とあり、平面バッフルではどのようなユニットも使 えるが、フラットにしたければF0もQ0も高いモノ、とあります。 このユニットは手元には能率(確か92dB、といっても4Ωですから) とF特図がありますが、はっきり言って上も下もナローですが、その帯域 での音が自然ならいいというつもりでしょう。 このような作りなどから、Q0もF0も高い、と予想しています。 ノーマルで、バスレフが利く当たりの中低音が高いレベルのソースを、 音量をちょっと上げると見てわかるぐらい大きくコーンが動きます。 今のSMS−1Pは後面開放にすると、中低域のレベルが下がって も、聴覚上の解像度が上がるので、サブウーハとの聴覚上の繋がりは、 むしろ良くなると考えてましたが、聴覚上はその通りです。 あとは大口径(といっても12−16センチFレンジ)のユニットで、 奥行きは長くして、パイプ共鳴は同様の方法で殺し、70程度まで大体 フラットに出ればそれ以下はダラ下がりで出なくても良く、SW任せと いう感じです。 笑ったのは、制動が利かなくなるという最大の恐怖の予想が、最初のウ レタン対策時でもモロに起こってましたが、アンプのサンスイ607モス プレの電源プラグがヘボいので拾ったホスピグレードにふと交換したら、 あっさりとかなり解決されて制動が利くようになったのです。 10年前のアンプは、国産プリメインは電源コードの重要性をまだ甘く見 ていて、プラグとコードの交換でかなり良くなるという意見を複数聞いた ことはあるのですが。 確かに、コード自体の太さは、定価5万4千円のK’sのCDP 7002よりはるかに細く、普通の家電製品よりちょっと太いかという程度 でこれも交換しようと思っています。 何せ、バッフル内での空気バネと空気のダンピング効果がほとんど無くなる ので求められる制動力は遥かに大きくなりますが、いくら607でも、内臓 アンプ(それが内臓アンプとしては強力でも)よりは遥かにマシだろう、何せ 電源周りは907の流用だからと思っていたのですが、そのままで何とかなる だろは甘い予想でしたがまあ今は大体結果オーライです。
415 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/21(水) 11:47
>414 一生懸命擁護してるけど、どっちにしろスカスカの音にはまっていて これが正しいと力説しているわけね、・・・ふびん。 このスレにはそぐわないね、ロマンがなくてシビアな現実のみ感じられる。 誰かが雀荘に逝けって書いてたけど今分かった。
416 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/21(水) 13:41
>415 理系とか文系とかすぐ言う奴って大体が開き直った偏った非社会性オーディオだね 音が偏っているのは別に良いけど何よりも人に正しいと押しつけ気味な所と 自分だけが正しいと思っている所も雀荘っぽい。 相手が理論に疎いことを逆手にとってやりこめるなんざ良くやる楽な手段。
それを世間では負け犬といふ
>>415 >>416 まあまあ,技術的な記載では,音の良し悪しなんかわかりませんよね。実際に聞
くまでは
キルさんへ
あなたが,スピーカーの自作にひとかたならぬ情熱を傾けられているのは良く判
ります。オリジナリティーにあふれた技術を駆使されているのもわかります。た
だ,技術中心の話だったら自作のスピーカーとかより適したスレがありそうだよ
ね。そこで提案なんだけど,これまでの,このロマンのスレを一応目を通しても
らって,その雰囲気を踏まえて,考えて欲しい。いまのまま書きこみを続けられ
ると,ここのスレではちょっと違和感があるように思うのだけど。
あのさ、一言言わせてもらうとさ、 キルロイ氏の技術的な解説、あまりにもひどいよ。 こんなのをまともな技術解説書いてる連中と一緒にしないで欲しい。 以上。
あと、 >技術的な記載では,音の良し悪しなんかわかりませんよね。実際に聞 くまでは 本気でそう思っているなら、具体例を挙げて欲しい。 おかしな逆中傷は止めてくれませんか。
420の方は引っ込めます。ジョンさん行きがかり上の言葉だと思うから。
>>419 ,
>>420 技術解説さんへ
中傷のつもりではまったくありません。
荒れそうなのでなんとか食い止めようと
しています。なんとか丸く納めようとしているます。
今,私と技術解説さんが派生的な火花を散らす必要性は
まったく感じません。
えらいね。でも、sageに勝る対策無し。
キルさん、もしかして服用されているという薬、 多弁になる副作用を持つものではありますまいか。 そうだとしたら、強力な意志を持って、レスは10行以内に とどめるよう自己規制をかけられた方が良いと思います。
わかりました。でもこのことは覚えて置いて下さい。 その場の「和」を保とうとして、バランスを取ったつもりの発言が、 他から見ればトンデモに他ならないことは良くあることです。 正しいことは正しいということが必要です。 ただ、それには十分な裏付けが必要です。 官能・経験による断定は、このような言葉だけの場では 些かの意味も持ちません。 だからこそ、「わかった」人々は技術だけを語り官能は語らないのです。 それと、技術万能主義とを取り違えてはいけません。 このことに理系も文系もありません。 こうした議論をきちんと行うトレーニングを受けたかどうかに過ぎません。 (日本の技術者の建設的なディベート能力の欠如はひどいものです。)
>>425 420さん
> その場の「和」を保とうとして、バランスを取ったつもりの発言が、
> 他から見ればトンデモに他ならないことは良くあることです。
それはそうです。流れに任すのが最良です。ただ合意形勢会議を
やっているわけでもないので棹を差しました,が420さんがそこまで仰るならば
意見を開陳してくださいますか?
なんだか,言いたいことが山ほどあるのにやめた風情ですね。
興味を覚えたのは,以下の2点です。
1.官能・経験による断定はこのような場では僅かの意味も持たない。
2.わかった人々は技術を語り官能は語らない・・・
さしづめ420さんは技術の方ですよね。
上の二点に着いて,もう少し詳しく解説していただきたい。
誤解を招くといけないから始めに書くけど,挑んでるんじゃないよ。
建設的な・という言葉には強く引かれました。
お話を伺うつもりで訊いています。よろしくお願い致します。
てさ、425に書いてあること以上に何もないと思うけど? 好き嫌いを言っても結論なんかでないと言うことでしょ? ここで実験が出来るわけでなし。 議論はもう止めたらどう?
429 :
タコヤキ屋 :2001/03/21(水) 20:52
出入りしてる若いもんがいっぺん見てみいうとったさかい 息子のアプティヴァを借りてこの何日か見取った。 まあ若いのがグズリよるのわしらの若い時とおんなじやがな。 さみしいよって大きい音たてるのとおんなじや。 ちゃうか?わしも族しとったからようわかる。 ただなー、頭がちゃうわ。わしら勉強でけへんかったから この子らみたいな嫌がらせはでけへん。ただヴイヴイいわすだけ やった。この子らは頭がよおておっさんをからこうて 遊んどるだけや。悪気はあれへん。むしろ歪んだ正義感やな。 まあおっちゃんらも気いわるせんと遊んだってや。 そのうち飽きよるで。それからまたわしのオーディオ 書かしてもらうよって。
420さん
判らないから尋ねています。単に好き嫌いを元に良いとか悪いとかといった断定
だけならば確かに意味が無いと思います。が,どういう条件で,ある機械を使っ
て,どういう音にたいする好みを持つ人にとって,どう聞えたかという話ならば,
読んだ人に何らかの判断材料になるのではないかと思っています。これも間違い
だろうか? 意味が無いのだろうか? そう意味をこめて
>>385 に
> 私達の共通した立場というのは,音楽を良い音で聞きたいということでしょう?
> それも限られた予算の中で,最大の満足を得たい訳ですよね。情報は必ずしも充
> 分ではなく,販売側から提供される情報は,勿論真実も含まれますが極めて偏っ
> ています。
> だから,ユーザーが集って,手持ちの体験を披露しあうこのような場は重要だと
> 思いますが,問題解決を目指した建設的な情報はそう多くありません。だから,
> できるだけ,実体験に基づいた,詳細な情報を提供し,その情報について検討で
> きるような質の高いスレ,あるいはスレ群になる事を希望します。
と書きました。(前後を確認して欲しいのだけど)
感覚に基づき良いとか悪いとかと言った断定結果には意味は無くても,そこに至
る過程,つまり,このアンプをこの様に感じたと言う部分までは他者の判断材料
になると思うのです。 Spectralのスレで,私は,感覚に基づいた断定結果はでき
るだけ表に出さず,どう感じたか,どう聞えたかと言う部分だけをできるだけ詳
細に書く作業を試みています。あそこでのアンプの評価は,全く習作の段階では
ありますが,私の感覚による評価結果をできるだけ,他の人が利用できるように
と考えての試みです。単なる好き嫌いの表明では無いように試みているつもりで
すが,このようなアプローチでも無意味と仰るのだろうか? 技術的評価でない
と一刀両断で切り捨てられるのだろうか? アンプの技術的評価をするならばどん
なレポートになるのかな? 420さんが書いてくれると嬉しいのだけど。
431 :
TK :2001/03/21(水) 21:06
昨日今日と2日かけてRCA106のバッフル板を支える台を作成しました。 デザインをどうするか色々考えましたが、底板の中央後部から24mm合板をスワンネックで 立ち上げて頭の部分でバッフル板の中央上部を後方から支えるというデザインとしました。 バッフル板の下部は勿論2点支持です。適当に図面を書き作業を進めペイントをして夕方やっと 形になりました。今はバッフル板はまだ固定をせずにただ置いているだけです。 先程から音だしをしているところですが、心配した音の濁りも感じられませんしまずまずですね。 取り敢えずはこのまま暫く鳴らしてみます。
たこやき屋のおやっさん お初にお目にかかり光栄です。 ロマン・グラッチェさんからお噂はかねがねうかがっております。 今回は,無様なところをお見せして大変失礼致しておりますが 改めて,ゆっくりお話を伺いたく存じます。 私自身は,感覚による評価にいくばくかでも利用可能性は ないかと模索してまいりました。ところが,420さんから > 官能・経験による断定は、このような言葉だけの場では > 些かの意味も持ちません。 と明快に指摘を受けました。 今は,彼からの,「建設的な」 レスを待っているところです。 今日のところは,取り込み中ですので,挨拶のみにて失礼致します。
433 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/21(水) 21:26
根暗なカキコがつづくなー
>私の感覚による評価結果をできるだけ,他の人が利用できるように と考えての試みです。単なる好き嫌いの表明では無いように試みているつもりで すが,このようなアプローチでも無意味と仰るのだろうか? 技術的評価でない と一刀両断で切り捨てられるのだろうか こんなことを書く人がいるから、 >だからこそ、「わかった」人々は技術だけを語り官能は語らないのです。 >それと、技術万能主義とを取り違えてはいけません。 って書いたんでしょ?きっと。技術が偉いんじゃなくて、泥沼になる 官能評価を延々と続けるのは危険だって言ってるのでは?
読み返していたが、ジョンさんの解釈は歪んでいると思った。 >正しいことは正しいということが必要です。 ただ、それには十分な裏付けが必要です。 と書いてあるところの >官能・経験による断定は、このような言葉だけの場では 些かの意味も持ちません。 の部分だけ取り出したら別の意味になっちゃうじゃない。 何か主張をするときに、個人的な経験や官能を根拠にするのは 意味がないって言う文脈であって、官能試験に意味がないと書 いてあるわけではないでしょ? 議論がかみ合うはずもないから「技術解説」さんももう出てこ ないんだと思う。
色々と示唆に富んだレスはありがとう。 そもそも感覚対技術の対立ではないでしょう? 技術と感覚はお互い合い補う要素 であって,どちらかがを他者に圧倒的に勝ると言う物ではないでしょう?,技術 に頼らない機器開発がある得ないと同じように,感性を参考にしない機器開発は あり得ないでしょう? 評価の段階でも同じだと思う。前にも疑問を呈したけど, 感性に頼らない評価方法があれば教えて頂きたい。感性による評価は,勿論問題 はある。だからその問題を極小にし他者が利用できる情報を作成する小さな試み をやっているつもりなのです。ここは私も少し自信が無いから,あなたに教えて ほしいんだけど,Spectralのスレでの記述も「わかった人」には単なる不毛な泥 沼と映るのでしょうか? もしそうならば,それを改善するにはどうしたら良いと お考えですか? 無意味 あるいは 害があるから止めろって事ですか?
ジョンさんてほんとに頭が固いのね
スペクトラルのスレで特に見るべきなのは69さんの記事やね。 あちこちで書いている人で、官能評価とその理由付けに置いて 非常に説得力がある。独り善がりでない。追試がしやすい。
あの、437、438は私だけど、技術解説さんじゃないよ。 とにかくこのスレ、書き込みが長すぎて読む気が起こらない。 だったら読むな、といわれそうだが、読まれないことは情報が ないのと同様ですわ。 官能評価が受けられるかどうかはただ一点、それをする人間に 一貫した価値観があってそれが感じられるかどうか、それだけ。 69さんのようにどこで書いてもあの人とわかる書き手でなけ れば意味がない、つーこと。
オーディオが感性に訴えるものである以上,感性による評価が 蔑まれる必要はないと思う。 2chで **はどうよ? と問いかけ 誰かが 良いとか 悪いとか答える そんなやり取りに疑問を覚えて始めた事です。
441 :
TK :2001/03/22(木) 12:29
>ジョンさん 色々な人が集うここですから、皆さんに満足のいく方法はないでしょう。 ジョンさんはジョンさんのスタイルを通されるのが良いです。 興味を持つ人は長文でも読むでしょうし、興味を持たない人は一行でも読まないでしょう。 少なくとも私はジョンさんの書き込みを楽しみにしています。
442 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/22(木) 12:50
>69さんのようにどこで書いてもあの人とわかる書き手でなけ >れば意味がない、つーこと。 意味が無いなどと言う事は決して無い。 要はお前があのレスに興味が有るだけのこと。 ここは掲示板ってことが分かってない奴はここに来るな、
>オーディオが感性に訴えるものである以上,感性による評価が >蔑まれる必要はないと思う。 だからどうしてすぐそう言う極論になるのよ? 相手に対して失礼。
>442 また極論だなあ。 評価した人の評価軸がわからないと、どういう評価なのかわからない。 という例に69さんが出ているだけだろ? 「意味がない」という言葉だけに反応するなバカモノ。
そもそもあげるなバカモノ
みなさん揃って、単語と言葉尻だけに反応し、 文脈を読むことの出来ない人たちであることがはっきりしたので、 もうこれ以上無駄なレスは書きません。 どうぞ誰からも相手にされない自己満足カキコをお続け下さい。
オマエモナー > 446
446 おれも自分でそう思うよ。 正直言って、ジョンさんの立場は実はよくわかる。 「自分を認めて欲しい」という一点。 でも、何を問いかけられても、そこに全部帰着するの では話の進めようもない。こちらとしては、ジョンさんの 試みを認めているから問題提起に応じているのにさ。 何度も言うけど、誰も感性に意味がないなんて書いてないのに、 どうしてそう言う仮想敵を勝手に打ち立てて攻撃してくるの? あほちゃう?
全くレスを返さなかった技術説明さんが正しかったな。 俺が間違って多。スマソ。
>>448 ありがとう。
当っていると感じるところもある。
でもねえ,そこまで言わなくったって良いんじゃない。
いや,でもやっぱりありがとう。感謝します。
ジョンさん すっかり言い過ぎました。反省しきりです。 「自分を認めて欲しい」は実は自分としては とても大事なことだと思ってます。 それだけは言っておこうと思って。 ジョンさんとは使用スピーカーが似ているし、博識だし、 いつか生身で対面できたら話が楽しいだろうなーと思ってます。 では、その時が来るのを楽しみにして。
>>451 てやんでい!
「自分を認めて欲しい」だと!
そんなメッセージではなく,
認めたくはないけど認めざるを得ないなあ
というくらいの強い説得力を持たないと
ダメですね。私は,修行が足りないなあと反省しきりです。
これからもビシバシと突っ込んでください。
453 :
TK :2001/03/22(木) 18:04
以前に音楽家の誰かがインタビューに答えて曰く、 「あなたは何故演奏をしているのですか?」 「私はここにいるよ。というメッセージを発したいからだ」 という記事を読んだことがあります。 とても共感を覚えました。
TKさん バッフルは若干傾斜させてますでしょうか? あとユニットの振動がバッフルに伝わらないよう、バッフル、ユニット 独立支持ですか?
455 :
TK :2001/03/22(木) 18:46
>>454 バッフルは直立させています。
後面から取り付けたユニットの自重で前方へは倒れません。
ユニットはバッフルへ直付けです。
まだまだ試行錯誤を始めたばかりの段階です。
TKさん 了解。健闘祈ります。
457 :
TK :2001/03/22(木) 19:02
>>456 ありがとうございます。
独立支持を採用しているスピーカーを雑誌か何かで目にした記憶がありますが、
このメリットとはどのようなものでしょうか?
バッフル板にユニットを直付けすると若干音圧レベルが下がったように聴こえました。
これはユニットの振動がバッフルに吸収されたのが原因かと思いました。
このあたりがクリアーされるのでしょうか?
>TKさん 私は10インチのフルレンジを使用していますが、ユニット支持の 方法を取っています。知り合いのエンジンボ−リング工場で、ユニットの ヨ−クにタップを切って貰いました。そのネジ穴に通したネジを支柱 にして、ユニット支持をしています。 バッフルボ−ドとユニットのフレ−ム間にフェルト1枚を挟んでSPを支持 固定します。最語にフェルトは引き抜いてしまいます。これでバッフル ボ−ドとユニットは非連結となります。この隙間は密閉BOXでは無い為、 無視しています。 ユニットのバッフル付けで音出しして、手でバッフルを触るとかなり振動 しているのが判ります。一方非連結の方はバッフル振動は非常に少なく なります。広い面積のバッフルの振動は明らかに音に影響を与えている と思われます。 非連結の方がやはりすっきりした音と感じます。バッフル付けの方が やや輪郭があまくなります。ただ励磁SPはかなりの重量がある筈です ので、ユニット自体で振動系の反動を防げるのであれば、これほど顕著 に違いが出ないかもしれません。長文失礼。
459 :
TK :2001/03/22(木) 23:30
>>458 詳細な御説明をありがとうございます。非常に参考になりました。
バッフル面に非接触の場合、バッフルによる音色の付加は
ほとんど考えなくて良いのでしょうね。
ただ今度はユニットを固定している材料(ネジその他)の音色の付加に
ついてはどの程度の影響が考えられるでしょうか?
ユニットは結局は何かに固定しなければならないわけで、それは
響きの性質の良いものを使うということになりそうだと想像しています。
響きの良い金属は何がお奨めでしょうか?
460 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/23(金) 00:25
自作自演も芸術として認めたい 2ちゃん芸術マンセー
>>459 イルンゴのネジー!
タングステン早く売り出せよー、フォステクス!
でなけりゃ、焼き入れ高炭素鋼が定番だろがー
残念ながら固定材の響きまでは考えておりませんでした。 ヨ−クから突き出したシャフト(ネジ棒)を10センチ角の角材に貫通 させボルトで固定し、さらにタップを切った直径10センチ長さ20セ ンチのステンレスの丸棒にねじ込んでいます。この丸棒は近くの大きな 鉄工所で作ってもらいました。この程度の長さであれば廃材でいっぱい 転がっておりました。タップを切ってもらっている時間に鉄鋼団地内の ストアでお酒を1升買って手間代として渡したら喜んでくれました。 この位の重量物を付けないと、ユニット取り付け台がユニットの重さで 前にひっくり返ってしまいます。ユニット後ろの角材の両サイドで角材 で作った台座に固定しています。ユニット後ろの角材両端にはボルトを エポキシで埋め込み、両サイドの角材にはやや大きな穴をあけてナット 締めしています。この穴を大きくしているのは、バッフルとユニットの 位置決めの際の微調整の為とバッフルの傾斜対応に応じる為で、可変式 としています。台座はコの字型アルミアングルでかなり補強しています。 TKさんは知識も経験も私よりずっと豊富ですので、いい方法または素 材等を考えつきましたら教えて下さい。
プレーンバッフルは楽しみですね。 いろんな考え方があるのでしょうが, まずはRCA106設計当時に想定された オリジナルのとりつけ方からでしょうね。 それから,バッフル板に無垢の欅を選んだのに, 支持台に合板を使ったのは,どうせ見えないからですか?
464 :
TK :2001/03/23(金) 12:48
>>463 良いご質問です。
お察しの通り、そうではありません。とりあえず手持ちに合板があったからです。
近々来客予定(オーディオ関係にあらず)がありまして、スピーカーを
独立した状態にする必要があったのです。
E.juniorのwingにもたれさせている状態ではいかにも拙いからです。
色々試行錯誤をして本格的なものにする予定です。
RCA106のオリジナルは花の箱です。これは後面開放箱で側板には切り欠きがあったり、
20cm程度の脚があったりします。
465 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/23(金) 17:31
あなたが,スピーカーの自作にひとかたならぬ情熱を傾けられているのは良く判 ります。オリジナリティーにあふれた技術を駆使されているのもわかります。た だ,技術中心の話だったら自作のスピーカーとかより適したスレがありそうだよ ね。そこで提案なんだけど,これまでの,このロマンのスレを一応目を通しても らって,その雰囲気を踏まえて,考えて欲しい。いまのまま書きこみを続けられ ると,ここのスレではちょっと違和感があるように思うのだけど。
466 :
TK :2001/03/23(金) 19:16
>>378 「私のこの一枚」
今回はお題が難しかったようですね。お題を提示した後、自分でも随分迷いました。
好きなレコードがたくさんあって、一枚だけ挙げるのが非常に困難であるという事に。
しかしあえて現時点での一枚を挙げれば、
クララハスキルとスヴォボダ、ヴィンテルトゥールSOのモーツァルトピアノ協奏曲19,20番
のウェストミンスター盤にします。グリーンレーベルのオリジナル盤、ジャケットは黒色の
共通デザインで、10年以上前に国内の中古盤屋で買ったものです。
当時レッドレーベルの2ndプレスも持っていましたが、聞き比べて手放してしまいました。
このレッドレーベルはカッティングマシンが新しくなったのか、随分鮮明な音で
録音されていました。
でも私にはハスキルのピアノの音はグリーンレーベルの控えめで渋い音色のほうが
好ましかったのです。どちらの録音が実際のハスキルの音に近いのかはわかりませんが、
今になって考えると両方持っていればよかったと少し後悔しています。
20番の方が気に入っています。なにかあるたびにターンテーブルに乗る機会が多いレコードです。
平面バッフルって奥が深いんですね。横着物の自作システムと思って ました。プレ−ンバッフルと言うんですか。 465さんは自作スピ−カ−スレでやって欲しいと提案してるけど、 全然違和感ないです。十分ロマンじゃないですか。 スレ立ち上げ人のTKさんの話題で盛り上がっていることだし。
ハスキルは体力の無かったから,あのような高みに上り詰めた と思えてしまう,不思議な人ですよね。良い演奏家ですよね。
469 :
TK :2001/03/25(日) 13:51
>>453 読んだ記事を見つけました。
SS誌127号90p(1998夏)のレコード演奏家訪問で、長島達夫氏の発言でした。
その部分を引用します。
長島 少し前ですけど、BBC製作のTV番組にEMIレコードのプロデューサー、
スミラジ・グラップが出演していたんです。この番組のなかで、
「音楽って、何ですか?」という問いかけに対してスミラジ・グラップが
「人間は所詮、孤独なもの。ひとりで生まれ、ひとりで死ぬ。その孤独な
人間にむかって、僕がいるよ、といってくれるもの。それが音楽なんだ」
って答えていたわけね。この言葉は、そうとう胸にこたえましたよ。
音楽を聴く人間の心境を、これほど言い当てた言葉もないと思った。
菅野 うん・・・・たしかにこたえる。
470 :
ジョン :2001/03/25(日) 13:55
私の1枚 (私にとって問題の一枚) オイゲン・ヨッフムのマタイ 彼が,この音楽を「ヨーロッパの道徳的規範となる音楽である」等といわなかっ たら,私は,この音楽を聞き始める事は無かっただろうし,一枚目のA面があんな 団子状態でなかったらこの音楽の再生に熱中する事も無かっただろうと思う。結 局は,余り録音が良くないと言う事が判ったけど,その後のほぼ15年間のオーディ オの行き方を決定するLPとなった。
471 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/25(日) 16:20
「2ちゃんって、何ですか?」という問いかけに対してひろゆきが 「人間は所詮、孤独なもの。ひとりで生まれ、ひとりで死ぬ。その孤独な 人間にむかって、僕がいるよ、といってくれるもの。それが2ちゃんなんだ」 って書き換えられるねえ(^^;
煽られても、叩かれても、自分は独りぼっちじゃないんだと感じさせてくれる あぁ、2chっていいところだなぁ〜 まったり
473 :
ロマン・グラッチェ :2001/03/25(日) 18:40
ちょっと留守してたら、エライ騒ぎで、タコヤキ屋のお父ちゃんまで出てはるやんか。 気ぃ付いたけど肝心な「一枚」の話忘れてましたわ。TKはん、すんません。それで、 ジャンルは問わへんちゅうてはったんで、ジャズの ・アニタオディのテンダリー がウチの一押しどす。オーディオマニアはビリーホリディとか聴いてはるみたいやけど やっぱし、なんちゅうても、美空ひばりより歌の上手な、アニタオディが最高ですわ。 そやそや、クララ・ハスキルの話も出てましたねぇ。有名なVnソナタK.304の第二楽章 冒頭のピアノ伴奏を聴いたら、モーツァルトのデリカシーとハスキルの飾らない純粋な音が 見事に溶け合うて、ホンマ失神してしまう。で、そのあとグリュミオーとか云うVn弾きが ぎーこ、ギーコし出すと、興醒めしてしもうて、そっから先はあんまり聞いてへんので...。 ジャズに合わしたらクラシックが冴えへんし、ピアノに合わしたらVnが聴かれへんだりして オーディオは、ホンマ難しおすなぁ。ほな、また。
474 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/25(日) 19:26
ローカル言語以外でたのみます > 473
475 :
TK :2001/03/25(日) 20:20
>>473 ロマン・グラッチェさん
>アニタオディのテンダリー
このレコード番号を教えて戴けませんか。
私も聴いてみたいです。
K.304の第二楽章、全く同感です。
口直しにゴールドベルグとルプーのデッカ盤を聴きました。
476 :
TK :2001/03/25(日) 20:45
その後興に乗って、ゴールドベルグとクラウスのK377,K378,K380を 聴きました(英ParlophoneSP)。うーん、満足。
477 :
ロマン :2001/03/25(日) 21:22
475>TKさん アニタ・シングズ・ザ・モースト(LP)ヴァーブレコード日本版(発売元ポリドール) 不滅のジャズシリーズ第一期第一集MV2501(1956年モノラル録音)を聴いてます。 CDの復刻版も同じアニタ・シングズ・ザ・モーストという表題で入手可能。 476> コルトーやリパッティも良いけど、クラウスも聴くとはまりますねぇ!
478 :
ロマン・グラッチェ :2001/03/25(日) 23:08
TKさん>「口直し」の意味を確かめとうてリリー・クラウス引っぱり出して聴いてみた。 うーん、聴き比べると、確かに明るく優美な音色で、決して和音が曇ったり、表情が暗く ならんのですねぇ。この方がむしろモーツァルトに相応しい優れたピアノの音と云えます。 ウチはSP復刻のCDしか持ってしませんが、是非SPの生(??)を聴いて見たいです! ・リリーさんの羊、ヒツジ、ひつじ(冴えんなぁ!?)
479 :
TK :2001/03/26(月) 12:19
>>478 ロマン・グラッチェさん
「口直し」はヴァイオリンについてでした。
ゴールドベルグも好きです。
>ウチはSP復刻のCDしか持ってしませんが、是非SPの生(??)を聴いて見たいです!
SP良いですよぉ。
>・リリーさんの羊、ヒツジ、ひつじ(冴えんなぁ!?)
蝋管はまだ聴いたことがありません。
スクラッチノイズはシェラックより少ないそうですね。
480 :
ロマン :2001/03/26(月) 17:45
シェラックの硬度をもってして初めてスピード感あふれる音楽の再生 が可能になったのや、蝋管では冴えないナマった音しか出よらん、と お父ちゃんから聞きました。(中音域だけなら、なんとか聴けるかも) ウチはSPのスクラッチノイズが気になった事はいっぺんもありません。 安物のフィルタ掛けて音楽の熱気が失われる方が恐いことやと思うてます。
私へのななしさんからの批判は、的確だと思います。 言い訳するならば、従来のSP設計とは違うアプローチで考え、 ドロナワ的な部分が多々あります。あと不勉強。 特に、後面開放についての情報がほとんど無いので、想像と試行錯誤 でやっています。確かに下スカスカでしたが、何故か?アンプの電源 周りを強化したり、後面開放を変則的なものにして、今では最初のパ ワードモニタ状態よりもローエンドは出るようになりました。 (無理矢理ドライブさせているような気もするが) ただ『ヤマハなんて、、、』には首をひねりました。ブラインドテストで、 先入観なしで、という考え方に賛成される方の言葉かな?と疑問。 >普遍的であるはずの音楽を聞く楽しみに関わるオーディオを,非常に明確に >> 説得力、普遍性は全く目的ではなく、前記どおりエゴによるものです >と言い切るところは,首を傾げますが, これは、オーディオ全体でなく、私的に構築したシステムの音についてです。 私の文章が悪く全体と誤解されたのかもしれませんが。 逆に、ジョンさんが万人にこれが良い、とは言えないでしょう、という事。 薬:低血圧の薬をコーヒーで飲むとこうなって悪い地が出ます、すんません。
ヤマハは,ユニットとスピーカーで過去に苦労しましたが, 力不足で私には鳴らしこめませんでした,ハイ。 また,事業展開に一貫性がなく,システム家具でも煮え湯を飲まされました。 あのような企業の姿勢では,真に良いものは育たないだろうなと私は思いますが, ひょっとしたら育つのかもしれませんね,よう知らんけど。 確かに,自分が良いと思う方向で各々やれば,と思いますが,普遍性があったら 良いなと言う希望はあります。 判ってるのなら,コーヒーではやめようね。 ほな,お大事に!
なんかロマンさんもジョンさんも言い回しが気色悪いです。 まあ2ちゃんだから勝手だけど。 キルロイさん少し見ないうちに文章力上がりましたね。 読みやすくなりました。からだのア−スが取れましたか(失礼)
484 :
TK :2001/03/27(火) 18:56
欅の平面バッフルの土台の件ですが、正式なものはやはり同じ欅の単板を使う事にしました。 同じ材料から切り出したとなりの一枚です。 底板を付けて、バッフル板の左右に支持の三角形の側板を付けて底板と固定して支持するつもりです。 この場合、バッフル板と底板の間は完全に密着させるかスリットを設けるか。 スリットを設けた場合その間隔はどれぐらいにするか。 三角形の側板はそのまま使うか、あるいは部分的に孔を開けて使うか。 接着剤は何を使うか。 どういう方法がベストなのでしょうか? ポイントは音のこもりと音響ループをどう考えるかという事かと思うのですが。
>>484 TKさん
共板で台ですか! まあ贅沢な事! なんだかすっかり旦那趣味ですね。
思いつくままに書いてみます。失礼をお赦しください。
単板を使う場合には,長期に渡って板が反らないように,木目に直角方向に蟻ホ
ゾで横木を入れたくなります。そういった対策を講じないと,単板だと長期的に
は必ず反りや歪みが生じると思います。バッフル板という事になると,反り止め
と強度,重量を上げるために,バッフルの裏面の外周を2,3寸の欅の角材の枠
で補強するのがまず第1歩かなと私は思います。枠が太ければ板の響きは弱くな
ります。枠の固定に蟻ホゾを使うなら接着剤は不用だし,木ネジを使うなら,木
工ボンドが良いと思う。エポキシは,後での修正が難しくなります。この状態で
仰角(あるいは俯角)を決め,それが決ってから,三角形の側板で完全固定とい
うのが良い様に思うけどどうでしょうか?
あり得ないかもしれないけど,床から少し浮かせたほうがすっきりした音になる
かもしれないし,そうなるとQUADの63みたいな形が良いかも知れない。
枠の下辺に巨大な角材を使ってその重みで固定とか。色々実験してどんな状態が
良さそうか,その見通しが付いてからデザイン固定が良いように思う。共木なん
かなかなか手に入らないし。大事にしなきゃね。
>>483 そういえば、ロボット工場立ち入り様放電ベルトが左手首に(まぢ)
アースも、オーディオとその他は完全に別系統にしました。以前、勢いで書いた
時は文のS/Nが最悪でした。
ジョンさん:確かに、ヤマハは企業的な所がありますね。ローエンド
の楽器は買ってはいけないとか、スキー板を雪が降らない国で作るとか。
私は量産メーカーの中が、隠れたアタリが多いと思っていて、そのSPも聞いて
好みと思い、以前別スレでもNS−3MXは誉められていましたし。
私は良いものを作ればいくら企業的でも構わないと思いますが。
今はわかりませんが、10年前くらいまでは「安く手ごろで質が良く壊れない」
日本製品は、大衆のオーディオ機器としてヨーロッパでそれなりのシェアを持って
いました。今の日本の大衆はオーディオに興味は無いんだろうなあ。
ちなみに、一定時間以上クラシックを聞く人は日本では2%に満たないと聞いてビビった。
感性の評価:こうなると、文学論とかになっちゃいますよ。
ブラインド&多数決は、マーケティングには使えるかもしれませんが。
イギリスの諺で「自分の好みを知っている、と言える人間は成功者だ」という
のがあります。私は成功者とは言いがたいですが、多くの趣向の好みは解って
ます。オーディオもです。
私のシステムは、ペア2万SP改+2万のサブウーハですが、近距離という限られた
条件では、今となっては多くのオーディオファンを関心させられえる、と考えていま
すがそれが目的ではありません。
料理人が仕事で作るモノと、自分が家で自分のために作るものは違うでしょう。
私が以前、長文になったのも理由があります。ジョンさん『の』感性評価『主義』
に対する違和感を感じていて、自分の書き込みへのレスが
『玩物思考に陥ってませんか?』でして、普通の人間だったらまずキレますよ、
自分の手法を否定されたに近いものでしたから。
私は「他人が何と言おうがかまわない」つもりでしたが、長文ギレしかかりました。
日本メーカーの失墜の原因として、技術者の試作に対し、偉い保守的な人がどうのこうの
言い、結局無難な音ばかりになった、という例もあるらしいですし。
日本のオーディオは、今は底かもしれませんが私は逆に将来に希望を持っています。
>>484 長岡鉄男の「こんなスピーカー見たことない!」に基本が載っています。
一般に、ユニット位置は下目で、ななめ上の耳向けてというのが良いそう。
大地(か床)が低音の回り込みを防ぐバッフルにもなりますので。
私の後面開放も、畳んだ平面バッフルとも呼べるかも。
487 :
TK :2001/03/27(火) 21:19
>>485 ジョンさん
レスありがとうございます。
例の材木屋さんのHPの欅の2番3番がそれです。良く見ると木目が良く似ていますよね。
10年ほど自然乾燥させたそうです。
台は単純な構造にしようと思いましたが、もっと良く考えたほうがよさそうですね。
接着剤についてはやはり木工ボンドが良いですか。私もまえにEurodynの平面バッフルを
作ったときに木工ボンドと木ねじで補強の桟を作りました。
しっかり乾燥した後で木ねじは取り外し、その痕に竹ひごをボンドで埋め込みました。
これで木ねじの音を確認しました。(木ねじの存在が音をほんの少し濁らしていました。)
以前に私の知り合いは接着には膠を使うのが良いのではないかと言っていましたが、
どうなのでしょうかね。私は経験がありません。
長期的な反りや歪に関してはあまり気にしない事にしようと思います。
矯正することが木にストレスをかける事になるのではないかと思うからです。
488 :
ロマン・グラッチェ :2001/03/27(火) 21:32
470>ジョンさん これ読んで、とても他人事とは思えない気持ちになりました。マタイは難しい! 一度でも、聖トーマス協会の生合唱を聴いた事のある人やったら、生とオーディオ の差が身に沁みて分かる筈(オーディオマニアの皆様には失礼!)。この声の響きには、 音楽を超えた「何か」(たぶん宗教的な力?)が潜んでいる様に思えてなりません。 実際、オーディオに出来る事といったら、それぞれの場面、局面に相応しい音を整えて あげる事だけで、決してアンプやSPが、音楽や宗教を理解できる訳が無いし..。 播州弁で「マタい」とは、「要領を得ない」とか「どんくさい」という意味ですけど この曲を上手く鳴らすちゅうのは、やはりジョンさんをしても至難の技なんですねぇ。 ・オーディオで聴けば、やっぱし「マタい」受難曲!(東独ツアーご一行様) でも、同じオーディオ愛好家として、ジョンさんのご苦労に敬意を表します!
>>487 TKさん 接着剤について
強度で言えばエポキシ接着剤でしょう。後で木ネジを抜くのであれば
エポキシを使いたいですね。いっそ始めからエポキシと竹釘で留める方が
スマートかもしれませんね。
膠は始めは良いのですが,長期的には強度が落ちてしまいます。
和釘はどうでしょうか? 打っている鍛冶を知っていますが試してみますか?
490 :
EMG :2001/03/28(水) 08:20
TKさん こんにちわ、ちょっと見てませんでした。 膠がめんどうなら瞬間接着材を使ってください。 木工ボンドは最悪です。 にかわと木工ボンドのアイの子みたいな 外国のがありますがこれもだめ。 ともかく木工用は最悪です。 膠以外でまだマシなのは瞬間だけです。 この話の信ぴょう性は わたしのオーディオでの経験 プラスヴァイオリン製作家と ギター、マンドリン作家の経験。 エポキシはブランドや種類があり 良くわかっていません。 釘もネジも問題はありますが 例のメッキ同じで気にするならという話。
>>488 ロマン・グラッチェさん
マタイは確かに難しいです。場面に応じた表現が要求されますが,
それが特に純粋で,強く,他と相反する表現だったりするので,
機械に色があると途端に破綻します。
独逸語の子音は特にエネルギーを秘めています。解像力を求めると
この子音が炸裂してしまいます。子音の自然な提示と,解像力の
両立これも随分と難しい問題でした。ところが,ここ数日前,急に解決して
肩の力が抜けています。
少しづつですが,進歩しています。YAMAHAのNS-1000Mで,始めて
マタイを聞いて暗澹たる気持ちになった昔を思うと(まだまだだけど)
これまでの年月は無駄ではなかったと思っています。
近いうちにプリも新調します。ほぼ間違いなく,前進すると期待しています。
ロマンさん,TKさん一度聞きに来ませんか?
>>486 キルロイさん
丹念なレス読ませていただきました。
批判したのではありませんが。いずれにせよ,全くの
ピンぼけの指摘だった様で,それなら結構な事だと思います。
大変失礼致しました。
TKさん 接着剤について EMGさんは楽器製作をされているのですか!! それで,材料についてお詳しいの ですね。また,改めて色々と質問させてください。 瞬間接着剤は,広い面積を接着する場合,手際良くやらないとはじめに塗った部 分が既に硬化することがあり十分な強度が得られないことがありました。私の要 領の悪さでしょう。広い面積でも上手く付ける方法があるのでしょうね>EMGさん。 それで私は,大物の場合,エポキシを使っています。それも短時間硬化型ではな く 6時間程度の比較的ゆっくり重合するタイプです。接着後,バイスなどで,強 く固定する事が必要な事は言うまでもありません。 さて,木工ボンドですが,必ずしも接着強度が高くはありません。溶媒に溶かし た酢酸ビニールを水に分散したエマルジョン系の接着剤ですから,身が細ります。 嫌われるのも判ります。でも,TKさんの今回使う材料はとても良い材料なので, 後で改造することができるようにした方が良いとも思います。エポキシだと木の 強度よりも,接着強度が大きいので,後で剥がそうとすると,木が割れて剥がせ ないのです。正直言って迷います。完全一体化して良いのか,後で改造する可能 性を残すか。それで決りでしょうね。 なお,竹釘は自分で簡単に作れます。油抜きして枯らしたマタケが手元にありま す。必要なら差し上げます。 でも私なら蟻ホゾで組みたいなあと思います。
>TKさん バッフルの位置(高さ・傾斜)を最初に決めてしまいます。 レンガや椅子、脚立などを利用してバッフルを仮固定して音出しして 「この位置だな」と言うところをじっくり決めます。 決まったら、その位置を記録して三角板(支持台)を取り付ければ良 いと思います。 接着やほぞ組みであればやり直しは難しいですから。 私であれば釘や接着材の音まで聞き分けれないので、バッフル裏両サ イドにボルト穴開けた角材を縦に取り付け、角度・高さ調整の出来る 台を作るでしょう。只、美観が悪くなりますので、TKさんの掲げる ロマンには遠くなりますね。裏で見えないにしても。
495 :
TK :2001/03/28(水) 23:10
>ジョンさん、EMGさん、494さん バッフルの響きの良さを保つことを最優先に考えたいです。 出来るだけ余分なものを使わないですめばそれに越したことはありません。 接着剤は瞬間接着剤ですか。木工用に工夫されたものを使うのでしょうね。 エポキシは25年ほど前にカートリッジとヘッドシェルを一体化すると言うことで使い、 惨めな結果に終わったことがありまして、私にはあまり印象が良くありません。 まあ、これはエポキシが悪いのではなくて、私が悪いのですが。 ただ内部損失が大きそうだという印象がありますが、実際はどんなものでしょうか? NS-1000Mは私も以前使ったことがありました。 昔スレッショルドのS500IIを2台で片チャンネル使用でなかなかの音がしてました。 ただしS500IIはアクースタット#3用に購入したもので、一台は借り物でしたので、 この組み合わせは一時的なものでした。 さらにアクースタットとスレッショルドを実際に組み合わせてみると全くだめで、 オーディオリサーチD115を入手して、そうそうにスレッショルドは手放してしまいました。 >ロマンさん,TKさん一度聞きに来ませんか? 有り難うございます。是非聴かせていただきたいです。
496 :
ロマン :2001/03/29(木) 12:43
491>ジョンさん NS−1000MとC2、B2の組合わせで昔1ヶ月ほど借用してた。 それで、楽器と同じで、やっぱしヤマハはヤマハでしたわ。平べったく 少しコモった様なアンプの音は、何を考えて作ってるのか意味不明! トランジェントで悲鳴をあげるメタルドームや振動をしっかり拾うATN 等々、今となっては恥ずかしゅうて、あんまり思い出しとうないです。 >ロマンさん,TKさん一度聞きに来ませんか? ありがとうございます。是非聴かせて頂きとう存じます。
497 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/29(木) 12:58
>接着剤 タイトボンドのことを言ってるのかな? もともとあれも楽器製作用のはずなんだが。
TKさん,ロマンさん NS-1000Mのような,酷い機械に迷った時期があるのは恥ずかしい事だと思ってい ましたが,お二方ともNS-1000Mを一時期でもお使いになったことあるのですね。 あの頃は,凄い評価でしたから,仕方なかったですよね。とはいえ,私は,なん とか鳴らしてみようと数年間無駄な戦いを挑み敗退しました。同じ YAMAHAの BX-1でドライブした時だけはかなり人の声も滑らかで良かったのですが,結局は, 満足できませんでした。不毛な時期でした。
>ジョンさん:ピンぼけの指摘だった様で,それなら結構な事だと思います。 いや、私の書き込み方を見れば、そういったように思っても考えれば不思議 ではありません。特に、最近急にセッティングに凝る(といっても、DIY 的なものばかり)と「笑い、ボケ系ネタ」も多いんで。 考えてみれば私のほうが酷い突っ込み方もしますしね。 しかし、自作でも気合入れてバッフルは珍しいです、頑張ってください。
500 :
TK :2001/03/29(木) 23:22
ジョンさん、ロマンさん
NS1000Mは学生時代からおよそ7年間使いました。その次はアクースタット#3でした。
その当時、私はLPに刻まれている情報を逃さずに再生することを最大の眼目にしていました。
今から考えると、その音はなるほど細かい音は良く再生するが、非常にバランスの悪い
硬くて針のように細い音でしたね。でも当時は結構気に入っていたのですよね。
まあ、非常に未熟だったということです。そんな時、大阪のアサヒステレオセンターで
アクースタット3Mを聴かせてもらって、3次元的な音場感と言うものを初めて経験したのでした。
それからはアクースタットが憧れのスピーカーとなり、暫くしてからやっと
入手することができました。それからは音場感、音場感でずっとやってきていました。
SS誌の傅さんには非常に影響を受けたと思います。
現在1000Mは両親用のカラオケスピーカーとしてごくまれに鳴らされています。
時間が出来たらD115で鳴らしてみてやろうと思います。
私は1000Mを使っていたことをちっとも恥しいとは思いませんし、後悔もしていません。
お二人のお言葉は私には少し残念です。
>>497 宜しければタイトボンドについて御教授いただければ幸いに存じます。
>>499 キルロイさん
>しかし、自作でも気合入れてバッフルは珍しいです、頑張ってください。
ありがとうございます。
501 :
TK :2001/03/29(木) 23:32
欅の単板の代金を振り込みました。明日にはモノが届くでしょう。 今度こそゆっくり考えて、最良の方法を採りたいですね。 底板とバッフル板のすき間を空けた時の音響ループについてどなたか コメントを戴けませんでしょうかねぇ。
簡単すぎな答えで、底板がいまいちわかりませんが、、、、 底板が、バッフルの下に水平にあるものとすると、、、 隙間があれば、そこから回り込むので低音再生で不利になるでしょう。 ユニット前面と後面の長さが長いほど、回りこんでキャンセルされる 周波数は低くなります。 少々のすきまだと、低音でも通り抜けしずらいでしょうが。
>>500 TKさん
記念すべきNo.500 おめでとうございます。
1000Mの件ですが,私は,力不足で上手く鳴らせず
敗退しました。残念ですし,だから,恥ずかしいと思っています。
TKさんは,良い結果が出たから,いまでも手放さずにいるのでしょう?
力量の差だと思いますよ。
バッフル版と床の間隔は,バッフルと床の角度と共に
実際に色々と変化させ,最適値を求めるしかないと思います。
間隔が0,俯角を強くすれば,低域が豊かでしょうし,隙間を広げれば
,また仰角をつければつけるほど,低域は軽くなるでしょう。
リスニングポジションとの兼ね合いもありますから,直角より少し
仰角をつける事になると思いますが,どれくらい持ち上げるか
下げすぎるとコモリ気味だろうし,上げすぎると物足りないでしょう。
自ずと決ると思うのですが。
504 :
TK :2001/03/30(金) 13:23
>>502 -503
レスありがとう。意味が解かり難くて申し訳ありません。
スリットを開けた場合の音響ループとは、バッフル板の振動の左右の側板を介する振動循環を
意味していました。すなわちバッフル板→右側板→底板→左側板→バッフル板という
ループと、逆方向のループです。この存在が再生音に影響を与えるか否かという話です。
何故このようなことを気にするかというと、以前EMT927の置き台を試作したときに、
アルミ角柱を組み合わせてテーブルの縁を支持する枠を作りました。
その時にその枠がいくつもの音響ループを持つ事になり、音を濁らせる原因となっていたからです。
音響ループを少なくする事でその濁りは少しずつ改善されましたが、結局アルミの音色が
付加されるのが気になって使わなくなった経緯があったのでした。
木材だとある程度の内部損失を持ちますから、あまり気にしないでも良いのかもしれません。
それでもバッフル板と底板を直接繋ぐのと、左右の側板のみで繋ぐのとは違いがあると思うのです。
で、どちらがbetterかという話なのです。
なおバッフル板は垂直に立てようと思っています。
木材でそのような共振をするとは考え難いですねえ。 アルミと違って,木材は内部損失はかなり大きいですから。 もし共振が心配で夜も眠れない(笑い)のであれば TKさんが仰る「ループ」に柔らかめの材料を入れるという手も あるのじゃないかな? 共振周波数を分散するわけ。 側板までは欅の共板ですから,底板を檜にするとか。 側板と底板をコの字型に繋いだほうがかえって鳴らない のじゃないかなあと,これは直感で思うのだけど? 色々実験することが沢山あって,なかなか最終段階に 行きつけないですね。それが面白そうですね。 ただ,文字だけで構造について話すのは,お互いの思惑が ちゃんと通じているかどうかなんだか怪しい様な気がします。
506 :
ロマン :2001/03/30(金) 22:24
500>TKさん、500レス、オメデトウさんです。 恥かしいと思うのは(恐らく)軽音楽用のSPで、まともにクラシックを鳴らそうと 思うてた事です。マッキンC22のレプリカ(自作)に繋ぐとオスカー・ピーターソン のピアノ・ソロは結構聴けました。ウチの知人でエレボイの収集家が、NS−1000M 欲しい欲しいと今でも云うてます。ジョンさんみたいに、マタイ鳴らそ思ても、そら無理やわ。 でも、どんな装置にも相応しい音があって、それで、今も大事に使うてはるTKさんには 脱帽です。簡単に見放したウチの方こそ、恥ずかしゅうなりました。ゴメンやす。
507 :
TK :2001/03/30(金) 23:53
ジョンさん、ロマンさんこんばんは。お祝いをどうもありがとうございました。
1ヵ月半で500発言とはスレを立てたものとしましては非常に有り難いことで、
発言いただいた皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
今後も自分のペースで好き勝手な独り言を続けると思いますが、
気が向いたらお付き合いくださればこれ以上の幸せはございません。
皆様、今後とも何卒よろしくお願いいたします。
>>505 ジョンさん
音響ループはあまり考えなくて良いとのお言葉、ありがとうございました。
これでやっと安心して構造を決定することができます。
強度を考えればバッフル板、左右側板、底板を全て接着して隙間を開けないのが
良いのでしょうね。
実は今日板が届きました。板を眺めながら構想を練ることにします。
>ただ,文字だけで構造について話すのは,お互いの思惑が
>ちゃんと通じているかどうかなんだか怪しい様な気がします。
これには全く同感です。
>>506 ロマンさん
1000Mは全然大事に使っていませんので非常に寂しい思いをさせています。
その意味ではスピーカーにはたいへん申し訳ないことをしています。
実は今までD115で鳴らしたことがありませんのでどんな音で鳴るか楽しみにしています。
>TKさん 私も他の方同様音の回り込みと解釈していました。音響ル−プと言う より振動ル−プだったんですね。ユニットによるバッフルの振動は、 左右側板とも同位相でしょうし、音は連続しますので振動も波のよう に押し寄せます。振動の減衰の前に次の振動が来るわけですから、あ まり気にしなくてもいいのかも。 素材の響きを生かすのと振動による付帯音で音が濁るのは背中合わせ ですから難しいですね。私は前レスしたようにバッフルとユニットは 非接触の重量物付加でユニット放射音重視の方をとりました。音の立 ち上がり下がりの早いソリッドな音ですが、もくろみとしては成功し たと自分では思っています。まあ響きを生かす技術がなかっただけで すが。 尚、バッフルは少し傾けた方がいいのでは・・・ 音量を上げた時の特定周波数のビ−ト逃れです。
TKさん バッフルの反り歪み防止の対策はしないと言う事でしたが, LPでも真っ直ぐ立てておいたつもりでも長期には歪みますね。 バッフルもそういった重力による歪みを防ぐ必要があると思いますよ。 重力からのストレスから逃れる為にも,周囲の枠は必要だと思うけど。 10年間自然乾燥した物であれば,もう出る歪は出ていると思う。 それなら,今の形を維持するのが望ましいと思うけどなあ。 法隆寺の時代のように,木を割って作った板ならば繊維がきれいに 通っていますが,今は,鋸で切りますから事情が違います。エアコンによる 人工的な環境に晒される訳ですから,守ってあげないといけないと 私は思うけどなあ。
510 :
TK :2001/03/31(土) 14:03
>>508 レスありがとうございます。
>尚、バッフルは少し傾けた方がいいのでは・・・
>音量を上げた時の特定周波数のビ−ト逃れです。
よく分からないのですが、もう少し御説明を頂ければありがたいです。
>>509 ジョンさん
非常に詳しいご説明をありがとうございました。
板厚2cmでもユニット重量による歪が起こりますか。
見た目では充分耐えられそうに見えるのですが。
全くの素人の感覚で申し訳ありません。
>>510 TKさん
素人と言う意味では,私も同じですが・・
あの板に丸い大きな穴が開いて,重たいユニットがつくわけでしょう?2cmは
決して薄くはありませんが,そんなに分厚いわけでもありません。四六時中荷重
はかかるわけです。変形しないかもしれないけど,決して変形しないとはいえな
いと思うのですが,。歪んだ時,板が可愛いそうだと思います。改めて画像をみ
ると良い杢が出ていて大事にしてあげたいと言う気になるのです。
バッフル板の角度を直角から5度程度まで調節できる様にしておけば一番安心では
ないですか? ネジつきのスパイクを三角の側板の端にとりつければ良いのじゃな
いかと愚考するのですが。実際問題として,直角に作ったつもりでも少しずれる
かもしれない。それに対応できる様にすれば良いと思う。あおりがつく様にすれ
ば,耳にバッフルを向ける事が出来,理想に近づきます。床の反射も回避できる
のじゃないですか?
最後はTKさんがエイヤッと決める事ですけどね。ついつい余計なお世話を・・・
失礼!
512 :
ロマン・グラッチェ :2001/03/31(土) 22:42
・今夜のナイトキャップは、青柳いづみこさんのドビュッシー「子供の情景」。 まるでラベルの様な構成美!曲への深い理解と愛着が、心の奥底に直接響いてきて、 日本人研究家の新譜では久しぶりに聴く、血の通った音楽が新鮮で嬉しぃ。 もっともっと上手な演奏は、幾らでも聴いてるはずなのに...。不思議やなぁ! ・クセナキスの七癖(高橋悠治) レコ芸の追悼記事を読んでて、高橋アキさんの追っかけしてた学生時分を思い出した。 悠治さんも相当に個性的な人やけど、その師匠はさぞかし癖の強い人だったはず! ご冥福をお祈りします。合掌! あんまりオーディオに関係無い話で、すんませんでした。
>>512 ロマンさん
今,缶詰状態で,レコ芸の確認が出来ない。
誰がお亡くなりになったのでしょう??
年度末が4月に持ちこみ。毎度の事ながら・・・
高橋アキの「季節外れのバレンタイン」良いですね。あの明晰さ!!
今日中に帰れるかな。
TKさん 音量を上げていくと部屋のガラスや家具等、面積の広い物が共振する ことがままあります。面積の広いバッフル(平面バッフル)も自らの ユニット一次振動の後に音の輻射による二次振動に見舞われます。 これはブックシェルフやト−ルボ−イではあまり問題になりません。 バッフルはおそらく部屋の4辺のいずれかと平行に設置されると思い ます。バッフルと前後の壁の距離が問題です。運が悪いと盛大に煽ら れるポイントがあります。実験してみれば確認出来ます。 バッフルを傾斜させるとほぼおさまります。輻射直接波の影響が無く なるからでしょう。ただ低域周波数での揺さぶりは残りますので、シ ステムの総重量はそこそこ必要です。 定在波についての理論・説明は残念ながら判りません。このへんは ジョンさんが詳しそうです(判らないと他人に振る。ひどいですねェ) ただし音量(特に低域の再生能力)がさほどではなく、部屋内に物が いろいろある場合はあまり気にしなくても良いかもしれませんが。
やっと終った。
>>514 私の苦手な話ですが,定在波は
バッフル板が部屋の2辺と平行に設置された場合を考えます。
バッフルの位置で部屋の長さををA対Bに仕切るとします。A対Bが
簡単な偶数の整数比とならないようにすれば防ぐ事が出来ます。
腹と節の関係を思い出せば理解できると思います。斜めというのが
理想ですね。
それから古い話だけど雑誌「無線と実験」で一万倍の法則という経験則が話題になった
事があります。言い出しッペは,超精密工作の社長さん。万力で被加工物をしっかり
挟んでも,被加工物と万力等の重さの合計が,運動している刃物の重量の一万倍以上
ないと被加工物が振動し正確に加工できない。振動は強度では抑える事はできず,重量
で抑えるしかない,と言う主旨でした。ですから,スピーカーの振動板の運動の
支点を明確にするには,重量で抑えこむのが良いと彼は 20mmとか 30mmの鉄板を
フライス加工してキャビネットを作っていました。だんだんエスカレートし音も
良くなったと豪語していました。振動板の重さが10gあるならそれを受けるバッフルは
100Kgの重量が必要と言うわけです。
バッフル盤に太い枠を付けたほうが良いと言うのは重さが必要だからと
いう面も大きいのです。
508さんの考え方も,共通する物があります。ステンレスのとんでもない
と一般的には感じる重量物をユニットの後にくっつけるのは,バッフルの
重量を背負わせない場合,ユニット自身が振動して,音が前に出てこない
事になるのです。
バッフル板の場合も同じです。充分重たければ,事実上バッフル板は振動せず
音はストレスなく前に出てきます。布団の上にスピーカーを置いて鳴らした場合
スピーカーが反作用で動くのでバッフル板の重量を小さくしたのと同じ効果が
体験できるはずです。
眠たくて考えられなくなりつつあり,長くなりました。
もう帰ります。
>>515 定在波発生の条件は,A対Bが簡単な「偶数の」は間違いですね。
簡単な整数比だったら起きますね。失礼。
517 :
TK :2001/04/02(月) 13:55
>>514 部屋の定在波のことだったのですね。了解しました。
>>515 お疲れ様でした。
スピーカーのバッフル板またはボックス(重量、剛性、それに伴う音色)の話ですが、
これもふたつの考え方があるでしょうね。
一つはジョンさんの仰るSPユニット以外は鳴らさない方向と、もう一つはある程度鳴らす方向です。
後者はSPユニットをギターやヴァイオリンにおける弦のようなものと考えているのでしょう。
これらふたつの方向の優劣の比較は無意味でしょうね。立場が違うとしか云いようがないと思います。
>>517 TKさん
鳴らす,鳴らさないではなく,支点の明確化です。
バッフルが前後にフラフラと揺れる動きを止めようというのです。
極端な話バッフルの上端を後ろの壁に支柱で留めるのでも良い訳という
考え方です。
板の鳴りを残して,重量を増やす事は板目を考えたらできそうに
思うけどなあ?
TKさんの困惑した表情が見えるような気がします。私は,私の考え方を
説明はしますが,決して決して押しつけているわけではありません。
最後は,TKさんの直感です。「直感は間違わない,誤まるのは判断である」
といった意味の諺があるそうです。私はRCAのユニットを知りません。
TKさんの仰る,板を鳴らす方向が.時代的にも合うのじゃないかなと思います。
引っ掻き回して失礼しました。
端的に言うと原音再生(この言葉は好きではありませんが)高音質 追求ねらいか、自分のイメ−ジした音を得たい好音質追求ねらいか、 ということになります。TKさんの仰る通り比較出来る物ではない ですね。
520 :
TK :2001/04/02(月) 21:42
>>518 ジョンさん
仰ることは良く解ります。
お付き合いいただきとても感謝しています。
決して困惑などしていませんので御安心ください。
>>519 一般的なイメージとしてはそうなのでしょうね。
でも私のイメージでは少しニュアンスが違うのです。
これを言葉で説明するのはなかなか厄介ですね。
>497 たしかタイトボンドだったと思います。 とても強力ですが音はぱちぱちになりました。 楽器用として良いと聞いたことがあるので 試してみたのですがダメでした。 ピアノのハンマーやシャンクに使うと ぱちぱちピアノになると思います。 ギターに使えばギシギシギターになるでしょう。 これは全て私の偏見ですのでその点よろしく。
TKさん いろいろ悩まれて楽しそうですね。 バッフルを鳴らすか鳴らさないかは 面白い課題です。 理想的には音波だけをさえぎって それ自体音色がない、それが出来ればいいのだが無理。 SPボックスも同じだと思います。 ユニットの振動を伝えないために ユニットとバッフルを分離する。 ユニットを別なもので支える。バッフルとの隙間に 振動を伝えないものを介在させる。 あるいはバッフルの表面から 音波を出さないようフェルトや毛皮を張ったり、 植毛したりする。 これらの方法をとるか 積極的に鳴らすというより鳴るからしかたないので 良い音の素材を用いる。 この後者を選ばれている結果になっていますね。 これはジョンさんのおっしゃるように 板に愛情を持ってストレスをかけないのが良いのでしょうね。 支持の方法ですが 接着はやめて板の下端を何かしっかりした V型の溝で受けたらどうでしょうか? できれば下端を丸めておく。 チェロはエンドピンですごく音が変わります。 材質も長さも受ける床も。 だけどガンバみたいに エンドピンなしでヒザで支えるのが一番素直です。 ヴァイオリンも肩当てや顎当てのないのが 一番だが弾きにくいので使う。 スピーカーも同じだと思います。 単純な支持が雑音を発生させないのでしょうね。 しかし頭をひねりすぎて 硬い材料や鳴かない柔らかいものを使いすぎると 硬い音やにぶい音になる。 最後に わたしなら 綿かナイロン、あるいはケブラー でバッフル板より少し長い支柱を二本立てて 危なくないように吊ってみたいです。 天井から吊ってはだめです。ブランコになります。 若い頃テグスでプレーヤーを天井から吊ってましたが 船酔いの音がしていたような記憶が??????? そのバッフルは重そうなので 最高の結果が出そうな気がするのですが。 それと ワックスやニスは充分気をつけて。 とくに有名なワトコは全く音にはダメ。 イボタも少しちがう。純粋なミツロウはOKです。 カルナバ系は硬過ぎて害あり。 従って上等のカーワックスはだめ。 まちがってもウレタンニスや ラッカーニスは止めて。セラックも売ってるのはダメ。 この辺はすでに難しい世界に入っています。
2chスレッドのみなさん sageを全角にしたので上がってしまいました。 お許しください。
524 :
TK :2001/04/03(火) 00:02
>>522 EMGさん
色々御教授くださり有り難うございます。
現時点ではバッフルを底板と左右側板に接着するという方法に
なりそうです。
EMGさん > ワックスやニスは充分気をつけて。 > とくに有名なワトコは全く音にはダメ。 > イボタも少しちがう。純粋なミツロウはOKです。 日本の木蝋は如何でしょうか? 私は好きで良く使うのですが。 絞っただけの緑がかった物と,晒した白い物があります。 もし御存じでしたら御教授下さい。
EMGさん 私は見かけ重視で今まで着色オイルスティン+ウレタンニスで塗装 してきました。これが音に良くないのは、板の組成を変えるために 板の素材としての響きを殺すと言う意味でしょうか?それともニス の皮膜が固有の鳴きを発生させるのでしょうか。はたまた滑沢な表 面での音の反射が良くないのでしょうか。
>>526 >>394 に関連の書きこみがあります。
「ウレタン塗装は,見かけはいいけど,バッフル面が硬く滑沢だと
音像が大きくなる傾向がある。低域の為には良いけど」と言う話でした。
528 :
TK :2001/04/03(火) 20:32
バッフル板の支持方法ですが、米松合板を使ってもう少し試作検討して みることにしました。
529 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/04(水) 04:10
米松合板って案外いいよ。重量はないけど響きもさほど悪くないし。 悪くないって言うより響き易いんだけど(W 工作し易いし、反りにも強い。米国のWEやALTECのA-7なんか もね。まねして日本ビクタ−やヤマハも使ってたけど。 アピトン合板はもっといいけど入手がやや困難かな。
ありゃ。やばい。上げちゃいました。すみません皆さん。
25Bで鳴らすならSPは脇役。色落ちさせない事だけに徹して下さい。 綺麗に鳴らそうと着色したり、すっきり鳴らそうと脱色しない方が良い。 RCA本来の持ち味を、強くイメージしてセッティングなさって下さい。 どんな時でも音質ではなく、音楽が命です。余計なお世話でした、失礼。
532 :
TK :2001/04/04(水) 22:50
>>531 レス有り難うございます。
まさに仰る通り音楽が命ですね。
ただ第1センテンスについては御趣旨に賛同したい誘惑にかられますが若干異論があります。
私はいつでもスピーカーが主だと考えています。アンプを鳴らすためにスピーカーが
あるわけではなく、アンプは常にスピーカーに奉仕するべき存在だと。
とはいえ25Bは非常に優秀なservantであることに私も異存はありません。
能率が高いスピーカーであればおそらくどんなスピーカーでも
その可能性を充分に引き出してくれるように感じています。
TKさん ご苦労様です。 古いSTEREOSOUND誌で平面バッフル試作の記事が出た事がありますよね。 手元を探したのですが無かった。10数年前になると思うけど あれが少し参考になるかもしれませんね。もうご覧になっているかもしれないけど。 後から手に入れた板のほうが,幅が広いのでは?
534 :
TK :2001/04/05(木) 12:56
>>533 その記事は私も見ました。Eurodynの平面バッフルを作るときに少し参考にしました。
12mm米松合板で作りましたが、裏に同じ物を5cm幅に切断したものを使って補強枠としました。
その時に桟の間隔を色々変えて板の共振周波数を分散させうまくいった経験があります。
欅板は先に入手したものが90×60×2で後が93×45×2でした。
底板を使わないデザインのものも考えました。どちらにしろ24mm米松合板で試作をしてみます。
>>532 >>私はいつでもスピーカーが主だと考えています。アンプを鳴らすためにスピーカーが
>>あるわけではなく、アンプは常にスピーカーに奉仕するべき存在だと。
なるほど、勉強になりました。アンプ屋が天狗になってはいけませんね。
奏者の姿を連想させる位に存在感があって、且つ表情の豊かなSPの銘器
が誕生するのを期待して、これからも応援させて頂きます。
>531,532に関連して。 25Bが唯一最高のアンプとの思いであれば平面バッフル仕様RCA の音に疑問を持つでしょう。もっと良く鳴るはずだ。もっとこのSP には可能性がある。バッフルのサイズか、後面開放の方が良いのか、 電源か・・・ RCAが思った以上に良く鳴った場合は、このSPの特徴が判り、更 に長所を伸ばすアンプを造ろうじゃないかと。水銀整流管か、冷陰極 ガス入りか。結合はシルバ−ドマイカか。SPがRCAなら出力管は トランスドライブのRCA50しかない・・・ ほんとオ−ディオって面白くも限が有りませんね。TKさん、皆さん に期待されてますけど、あまり根を詰めぬよう、気軽にいきましょう。 あっ。俺のレスがプレッシャ−なのか。すみませんTKさん。
537 :
TK :2001/04/05(木) 23:25
>>535 531さん
生意気な物言いで申し訳ありません。
アンプの製作者の方なのですね。応援有り難うございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
>>536 25Bが唯一最高とは思っていません。私が聴いたことのないアンプで
更に素晴らしいアンプがあるかもしれませんね。
RCA106はブランズウィックの電蓄のスピーカーとして使われていましたので、
そのような使い方を考えています。
またフィールド電源は近い将来自作しようと思っています。
>RCAが思った以上に良く鳴った場合は、このSPの特徴が判り、更
>に長所を伸ばすアンプを造ろうじゃないかと。水銀整流管か、冷陰極
>ガス入りか。結合はシルバ−ドマイカか。SPがRCAなら出力管は
>トランスドライブのRCA50しかない・・・
これは非常に説得力がありますね。でも当時の素材が手に入らない限り
当時の音がしませんので、自作は非常に困難だと考えています。
温かいコメントに感謝いたします。ありがとうございました。
538 :
TK :2001/04/06(金) 13:07
識者の方に教えていただきたい事があります。 真空管整流の場合、両波整流と半波整流のどちらが音が良いのでしょうか?
539 :
ジョン :2001/04/07(土) 16:15
TKさんは,当時の音の再現が目的なんですか? 当時のソースを,現代の技術で再生するというのは 邪道? なんでしょうか? 伊藤さんのアプローチが現実的だと言う気がしていたのですが もっと遡るアプローチを試みると言う事なんですね? 考古学で当時の生活を再現するみたいなノリではなさそうですね。 当時の音が輝かしいロマンに満ちた音ということのようですね。 25BでドライブするRCA106の音を聞けば,今の私の疑問は氷解するのでしょうね。 なんだか楽しみですね。
半波整流は手軽ですが、交流半波分しかコンデンサ−に充電しません ので変動率が悪い欠点があります。 整流方式はご存知のように(1)半波整流(2)センタ−タップ式両 波整流があります。その他にブリッジ式両波整流、両波倍電圧式整流、 正負2電源式整流などがありますが、これらは真空管整流としては滅 多に使われません。真空管整流であればやはり(1)か(2)です。 ここで少し比較してみます。 (1)半波整流(2)センタ−タップ式両波(3)ブリッジ式両波。 トランス利用率(1)28.6%(2)67%(3)81.3% 整流効率 (1)40.6%(2)57.5%(3)81.2% リップル含有率(1)1.21(2)0.48(3)0.48 です。 デ−タ的には半波整流はやはり最低です。トランス利用率と整流効率 はトランスの手配でなんとかなりそうです。リップルは充・放電の山 の差ですので困難な問題です。TKさんの使用されている時代の機器 にTR式のリップル対策回路の挿入や大容量の電解コンデンサ−は似 つかわしくないでしょう。 私見ですが(1)と(3)はトランスのタップとしてのア−スが明確 ではありません。(2)はセンタ−がア−スに落ちていますので電位 のふらつきも少ないと思われますがどうでしょうか。やはり(2)の センタ−タップ式両波整流がいいのではと思っています。 堅い口調になっちゃいました。失礼。
>538 なぜか効率の悪いものほど 音が良いという不思議がオーディオにはあるのですね。 しかしこれが全てでないのが科学のありがたさです。 効率の良いほうが音のエネルギーがあります。 しかし純粋性が損なわれる。この純粋性は聴く オーデイオ装置の純粋性のイロメガネを通すので 人によって言うことはまちまちです。 乾電池よりニッカドがいい。 それより鉛電池がいい。 エネルギーは鉛電池がいいのだが 音が暗くって、だからAC電源の タンガーバルブが一番というような話がでてきます。 一番いいのは ブリッジ整流で 半波整流より素直な dengen wo tukurebayoinodesune. ki-woosimatigaete romaji nyuryoku dekimasenn. doositara modorunodesyouka? pasokonn hajimete mada itinenn sukosi help me! SOME BODY HELP ME!
542 :
TK :2001/04/07(土) 22:18
>>539 ジョンさん
私の音楽再生の目的は演奏家の情熱を感じとることです。
現存している機器の音を聴くと当時の音がどのようなものだったのか非常に興味がありますね。
以前は私もヴァーサダイナミクス1.0、スペクトラルMCRsignature、
ミュージックリファレンスMR4、カウンターポイントSA3改、
オーディオリサーチD250mk2、アクースタット#6で初期盤を聴いていました。
その時にはレコードに録音されている音を出来るだけ取り出していて、
録音された当時の人よりも良い音で聴いていると未熟にも思っていました。
でもそれは全くの勘違いだったということを後に知らされることになりました。
ポイントはレコードと再生機器の時代(と風土)を合わせることのようです。
>当時の音が輝かしいロマンに満ちた音ということのようですね。
さすがジョンさん、御明察ですね。
ロマンに満ちた音かどうかはよく解りません。
>>540 536さん
詳しい御説明をありがとうございました。
理論的にはセンタ−タップ式両波整流が良いのでしょうね。
それを踏まえたうえで、実際に音の良い方式はどちらなのでしょうか?
(この場合の音が良いという尺度は音の純度についてのみです。)
と言いますのは、WE25Bは205Dを整流管として使った半波整流なのですよね。
WEがわざわざそうしているのは、そこに何らかの音質的なメリットを
見いだしたからなのではないかと想像したのです。
半波と両波と同じ部品を使って実際に比べて見れば良いのですが、
御存知の方がいらっしゃらないかと思いまして質問しました。
TKさん >WE25Bは205Dを整流管として使った半波整流なのですよね。 >WEがわざわざそうしているのは、そこに何らかの音質的なメリット >を見いだしたからなのではないかと想像したのです。 おそらくそうではないと思います。その当時は専用の整流用2極管が 無かった筈です。当然両波整流管など影もありません。25Bアンプ の場合は高価な真空管を2本も使う両波整流など機材の大型化、メン テナンス性を考えるさすがのWEも踏み切れなかったと思います。 205Dのアノ−ドとグリッドを接続しての整流管代役は苦肉の策で しょう。WE43アンプでも211を流用していますね。この方法は どこかが特許を取っていた為、勝手には使えなかったと思われます。 特許逃れの為に既存の3極管からグリッドを引き抜いた2極管をWE やRCAは製造しました。またガス入りのGEの熱陰極タンガ−バル ブやレイセオンの冷陰極整流管も市場に出始めたのもこの頃ではない でしょうか。 その後専用の整流管がRCAあたりで開発され、さらに数年後ようや く両波のCX-380(80)が出て、WE274Aなどはさらに遅れ ます。WEも以後は自社製の他にも5R4Gや5U4Gなど普通に使 用しています。比較は電源トランスを特注しなければ難しいですね。
やっと正常化しました。キーボードは 間違ってふれるとへんてこになり素人はもとに 戻せず困ります。わたしのウインドウズミイは 画面右下の使用文字表示部が左端から右へあ、Aが 移動しっぱなしです? >525,526 すみません、日本の木蝋については 詳しくは知りません。少量入手した 白いもの2,3種とイボタだけです。 イボタについては野村あらえびすさんが SP盤の表面に擦り込むとノイズがへると 使われているので塗装として試しただけです。 日本の蝋は悪い個性もないですが良くもなかった ように記憶してます。ただし全く音に影響が ないわけでなくプラスは無かったという意味です。 なおこのプラス、マイナスは私の判断ですので オーディオにそのまま基準となるかどうかはわかりません。 オイルステンは危ないです。 いっぱんにオイルは音を抑えます。 しかし悪い音も抑えるのでその意味では効果ありと いうことになります。例としては 接点復活のオイルはへたに使うと 音が死んでしまいます。スクアランは 例外でとてもよいですが、それに いろいろな金属、カーボンが混ざると その音がでて別物になってしまいます。 これらの話は ヴァイオリンやギターの 塗装をオイルステンや合成ニスでやると どうなるかということに置き換えて考えてください。 SPバッフルが 害のある音を出している場合は もちろんワックスやオイルが 抑える側にまわって結果良しというのは バランス的には起こるでしょうが 今回はこの話ではありませんのでご理解ください。
>540 理論的に考えるとおっしゃっているのが 正しい考察と同意します。しかし300B 一本でもオリジナルとフェークでは 全く違う。まして本家のフェークではないといわれる 近作でも?というのはなぜ? それとわたしはウエスタンマニアではありませんが ウェスタン製のただの電話線や電線が音が良いのは なぜ?と聞きたいです。 ただの偶然でしょうか? ウエスタンというグループを考えずに とても音のことがわかっている人たちの集まりと 公にされた知識のなかでもとくに 個人で優れた方がおられて それがポツポツ残っているのが これらの現象と考えてはいけないでしょうか? これらが全て踏襲されるわけではない、 また教えきれない。 だから300Bの音の秘密も 半波整流が良かったのも グループが知っていたとは限らない これは考えすぎでしょうか?
YKさん > その時にはレコードに録音されている音を出来るだけ取り出していて、 > 録音された当時の人よりも良い音で聴いていると未熟にも思っていました。 > でもそれは全くの勘違いだったということを後に知らされることになりました。 > ポイントはレコードと再生機器の時代(と風土)を合わせることのようです。 レコードに合わせて複数の再生条件を整えてあげないといけないことになりますね。 それが理想だとしても,経済的に,スペース的に困難です。 そう言う意味で,私は,次善の方策をとるしか選択の余地はないですね。 残念ですが,仕方がないです。
EMGさん いつも色々な知識ありがとうございます。 私もWEマニアではなく只の工作好きです。 >WEの電話線や電線が音がいいのは・・・ はっきり言って良いか悪いか私は判りません。アンプ内の配線に若干 使用したことがあるだけです。棉巻線から単線まで膨大な種類があり ますが、すべて自社生産ではなくベルデン社等に作らせていたと思い ます。 >個人で優れた方がおられて・・・ 仰る通りだと思います。WEは超巨大企業でしたので研究室も多数あ い天才的な方達もいたでしょう。ただ個人ラボではありませんので、 開発と決定は別だったと思います。WE25アンプは音の為の半波整 流と言うよりも、前レスに書いた理由とメンテの為に真空管の種類を 増やさないと言うことではないかと考えます。WEも初期のアンプで は前段と出力段、または出力管と整流管は同一の真空管ですから。 > まして本家のフェークではないといわれる・・・? この問いについては私の理解力不足でレスのどの部分に対してなのか 判りませんでした。すみません。
548 :
TK :2001/04/08(日) 22:28
>>543 540さん
なるほど、勉強になりました。
RCA106用のフィールド電源を自作する時に
半波、両波整流の音の比較をしてみます。
>>545 EMGさんは半波整流を良しとされますか。
実は私もそうではなかろうかと想像しています。
>>546 私の申しあげたのはあくまでも理想論です。実際は様々なしがらみや
制約の中で少しでも良い音が出ないかと試行錯誤しています。
>>547 540さん
>> まして本家のフェークではないといわれる・・・?
これは最近再生産されたWE300Bを指しておられるのではないかと・・・。
今日は24mm米松合板でバッフル試作品の一つを作りました。
バッフルと底板と三角の側板を木ねじで継いだだけで接着はしていません。
もう1種類作って比較をしてみます。でも合板の響きが鈍いのが明らかなので
余り違いが分からないかもしれませんね。12mmで作った方が良かったかも知れません。
今日知人にTEACのX1000RBLを戴きました。以前に同じ方からA7400,A6300mk2,X10Rを
戴いていますのでこれで4台になりました。その時一緒にアナログ時代のFMの生中継などの
録音テープも数十本戴いていまして、これは頗る音が良いですね。
38cm/secでSPのコピーをしようと思っているのですが、なかなか実行に移せません。
まあ、単にめんどくさがりやなだけですけど。
>547 わたしの文は舌足らずで誤解されやすいですね。 お許しください。 ウエスタンの明らかにオーディオ用でない ケーブルもオーディオ的に音が良いので不思議、 この頃の金属の組成のため、偶然と考えるのは 簡単だが金属を電線のように大量につくるなら 金でも使わぬ限り音がよいのがいったん見つかれば キリまでそれが使えるという意味です。 ベルデンの最近のものは オールマイティではないです。 麻の介在がマイクケーブルには使われて アメリカ的?な音です。 当時のweとはまったく別。 TKさんのカンはあたっていると思います。 WEのなかでも半波の音がよいと 解かっていても全てそれにする必要、また 効率に逆らうのは難しく、その必要もない。 またそのときは効率を上げられる技術がなく 仕方がなかった。などの理由で整流は半波だった。 しかしその担当者は知っていた。 なかまの技術者にそれを言う必要はなかった。 の推理ではいかかがでしょうか? つまり私もTKさんと同じ半波は音がよいと言う意見で かつ当然WEは半波の音のよさを解かっていた、 グループとして解かってた、と考えます。 とにかく当時のWEの、西ドイツの音響技術は 感覚的(音楽の文化という意味)で現在の 世界の民生のレベル(科学技術の意味ではない) 比較できるようなものではないのは確かです。 これは日本人としてとてもくやしいですが、 認めざるを得ない。オーディオ関連の方の 独善的考えを少しでも少なくしないと 日本製オーディオ製品は今になくなります。 世界的であるのは製造上、商業主義上優れたものを 作れる国だからという理由だけで これはいずれ追い越されます。
>548 TKさんぜひ一度SPを録音してみてください。 SPの音はテープには入りません。 器の大きさが違います。逆は可能です。 ラッカー盤の音、マスターテープの音、 SPの音これらはアナログ記録すると 大事なものが無くなるみたいです。 デジタルでは記録できるようですが 現状では再生できない(取り出せない)。 そろそろ科学を信じて デジタルではコピーしても劣化しないという話を うそから出たまことにしませんか? おっとこれは口が滑ってしまいました。お許しください。
補足 下げているのになぜ上がるのでしょうか?すみません。 コンピューター関連だって CPUが大量に安くできなければどうにもなりません。 良くはしりませんが 日本にその技術があるのでしょうか? オーディオも同じで物理特性、デザインなら どうにでもなる、ということは追っかけてくる 国でもいずれどうにでもなるということですね。 とにかく音楽を第一に ものを作る姿勢をオーディオ界に復活させるべきです。 家電大手メーカーがオーディオを 商品とする時代は終わりました。
>546 私はTKさんのいわれる その国や時代、ジャンルに合わせる装置には 賛成出来ません。スーパーオールマイティを ひとつと思って頑張っています。その意味では ジョンさんは理解できます。 しかし時代を超えたもの、すでにTKさんが たくさん知ってられますが、それらのスゴサは 聴かないとわかりません。だけどその時代背景を 考えれば不思議はありません。 世界のオ−ディオ技術者はそれらを 無視してはSP時代を超える音は決してだせないと 断言します。
553 :
TK :2001/04/09(月) 08:46
>>551 >補足
>下げているのになぜ上がるのでしょうか?すみません。
550でのsageが全角になっているようです。
554 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/09(月) 09:34
別に下げなくてもええやんか。
以前,このスレはいたく荒廃していた時期がありました。 それで,基本的に下げる習慣になっています。 たまには上げないと埋もれてしまいますが。 このスレの性格からして,「基本は下げ」で良いのではないかと 思いますが,TKさん良いですよね?
556 :
TK :2001/04/09(月) 13:17
>>555 ジョンさん
賛成します。でも100番を超えると一つ動作が余分にかかりますから、
どなたかに上げていただくと有難いです。
TKさんへ 「お気に入り」に登録しておけば上がってようが下がってようが 一発です。 自分の気になるスレだけを登録しておけば時間も無駄になりません。 板が飛んでも慌てなくて済みます。そうでもしないと結局全部の スレ見ちゃうのよね。もっとも最近は超停滞で時間かかりませんけど。
558 :
ジョン :2001/04/11(水) 10:07
CDをAmazon.comで注文していますが,今回始めてトラブル発生。 ケースが壊れて到着しました。 送り状の裏が返品の書類になっていて,メールで状況を連絡すると 返送用の宛名シールの印刷までできる! 直ぐに返事が来て,代りを発送するという。はじめのメールから数えると もう5通こまめに説明が入って来ます。こうなると,トラブルが 全く不快でもなんでも無く,ただただ感嘆しますね。 いや丁寧ですね。オドロキです。 米国のカスタマ サティスファクションは徹底していますね。 衣料のランズエンドでも同じようなビックリはありましたが Amazon.comもスゴイ!! HDCDのスレで書いていたんですが あんまり感激したのでこちらでも書いてしまった。 age
559 :
TK :2001/04/11(水) 15:26
>>557 そうでしたね。御助言をありがとうございました。
私はいつもピュアAUのトップページから入っていました。
さっそく「お気に入り」に登録しました。
>>558 ジョンさん
Amazon.com良い対応ですね。
以前にここを教えていただきありがとうございました。実はまだ登録をしていません。
近いうちにメアドが変わることになっていますので、登録はそれからと思っています。
560 :
TK :2001/04/11(水) 15:29
今日もう1種類のバッフル板を作って両方の比較をしました。 バッフル板の構造の違いによる音の変化を見ますので、 スピーカーは暫く前に買っていたSIEMENS-6Wを使いました。 (RCA106を付け替えるのが面倒だっただけなのですが。) で、一応音の違いは確認しました。一言で言うと構造通りの音がするということです。 即ちしっかりした構造の方がしっかりした音がする。それで、 本式の構造は底板ありで、左右側板付きのものにする予定としました。 とはいえ、組み立てたばかりの方が音が落ち着くまでは不利ですので 念のためにもう少し両者の音を聴き比べますけど。
561 :
TK :2001/04/11(水) 21:40
夕方からずっと2種類のバッフルを聴き比べています。 勿論床からは少し浮かして3点で支持しています。 今日組み立てた底板無しの方の音がだいぶこなれてきて 音の印象が変わりました。 現時点でのSIEMENS-6Wでの両者の音を比較すると、 底板あり:低域の量感がやや多い。その分ほんの少し音がこもっている。 音のまとまりは良いので聴きやすい。 底板なし:音の抜けが比較的良い。音の純度はこちらが多少上か? 色んな音が出ていてやや纏まりに欠ける印象がある。 このように一長一短なのですが、可能性の高いのはひょっとすると 底板無しの方かもしれません。 どちらにしろもう少し比較試聴が必要のようです。 上のバッフルは米松合板を切ってそのまま木ねじだけで組み立てたものです。 このままでは木ねじの音が乗るのと、板同志が不安定な状態で接触していますので それらの混在した音を聴いていることになります。 本来なら接着して木ねじを外した状態のもので比較をしなければならないのですが、 接着すると後の修正が難しくなりますのでこのままで判断せざるをえません。 音の良い方の構造に合わせてこれらはそのまま6W用のバッフル板になります。
562 :
TK :2001/04/12(木) 14:34
昨夜はずっと聴き比べをしました。 家内も断言するほど差異は随分明瞭になりました。 底板あり:多少音は明瞭になってきたか?全体の印象としてはあまり変化していない。 底板無し:音が非常に伸びやかに明瞭に出るようになり、ダイナミックレンジがかなり広がった。 纏まりに欠ける印象はまるで払拭された。 底板無しの勝ち。 構造はシンプルなほうが良いのですね。 これは左右の側板(30cm×70cmから下辺27cm、上辺3cm、高さ70cmの台形を2枚取ったもの)を バッフル(高さ90cm幅60cm)の下辺より5cmだけ下に伸ばして取り付け、補強のために長さ55cm幅5cmの 桟をバッフル下辺裏側と左右側板内側に繋いだものです。 今夜は底板ありのモデルの底板を外して補強の桟を付け、足のないモデルとして足が5cmのものと 比較してみます。
TKさん 御苦労さんです。 私は,試聴は一週間単位でのんびりとやらないと, 判断を誤まることがあるのでかなり時間をかける事にしています。 聞かないときも,何か音楽をリピートするか,バーンイン用のCD をかけたりします。勿論,はじめの印象というか,直感が大体 当っている事が多いから,TKさんなら間違い無いでしょうが。 私は,最近は10日でも短いと思うようになりました。 試聴は,結構疲れますよね。 ところで,床には直置きですか? 床はどんな状態ですか?
564 :
TK :2001/04/12(木) 19:47
>>563 ジョンさん
仰る通りです。御忠告に感謝します。
ただし今回の場合は変化がかなり短時間で現れたのと、音の印象が
構造に添ったものでしたので、解りやすかったですね。
床は狭い間隔で設置した根太の上に15mm厚のコンパネを敷き
その上に床用の化粧板を敷いた2重構造です。フローリングではありません。
今回のスピーカーは薄い絨毯の上に置いています。
>>564 TKさん
さすが,金のかかった床ですね。薄い絨毯はシルク?
スピーカーは,ある程度重たくて硬い物の上の方が,
音は明快で,前に出てくるように思います。設置した状態で,
バッフルの上端を指で押して簡単に1cm程度動く様だと,
ロスしてると思う。
ホンワカタイプが好きならそのままが良いと思うけど。
どうだろう??
566 :
TK :2001/04/12(木) 20:25
>>564 ジョンさん
あっはっは。何を仰いますやら。(笑い)
全然お金なんか掛ってませんよ。ずいぶん誤解されているのではないかと思います。
絨毯は綿49%、アクリル29%、レーヨン22%って、成分表示がありました。
バッフルの上端を指で押すと1〜2mm動きますかねぇ。
今底板有りの物の底板を外しましたら音の抜けがかなり改善され、
もう一つのほうに音が近づきました。やはり底板が音を少し濁らせていたようです。
>>566 根太の間隔を狭くしたという点で“やってますな”という印象を受けました。
さて,amazonの続報です。
毎日「先日はごめんなさい」メールが来ますが,
今日来たのはちょっと内容が違っていました。
4月27日までに$30以上買い物をすると$10値引きします。
勿論,アナタだけ!
というお知らせでした。
今朝のニュースでも米のIT関連株価が下落しており,また倒産が続き
存続しているところも従業員の解雇が相次いでいて,経営は必ずしも
楽ではなさそうです。実際amazonの株価も下落一方でした。
568 :
TK :2001/04/13(金) 13:29
>>567 ジョンさん
恐れ入ります。これは大工さんにお願いしてやってもらいました。
15〜20cm間隔にしたような記憶があります。
昨晩は底板を外した方に他方と同じ補強の桟を付けて足のないモデルとして
取りあえず鳴らしてみました。バッフル下辺中央に2cmの木片をはさんで3点支持です。
ただしこちらは側板の大きさが小さい(高さ40cmの台形)ですから
実際には同じ大きさのものに付け替えて比較せねばなりませんが。
さすがに最初は例によって奔放な音でしたが少しづつ落ち着いてきました。
まだ変化の途中で判断出来る状態ではありませんが時間切れとなりました。
音の傾向としては両者似た音ですが、足のないモデルの方がバッフル下辺と
床との間隔が狭い分、低域の量感がほんの少し多い印象です。
ちなみに足のある方が6cm、足のない方が2cmの間隔です。
569 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/13(金) 15:27
タンノイのバスレフはスリットが可変式の物もありますね。 バッフルの高さは変えられるようにしては? (98まで落ちたので浮上させます)
570 :
TK :2001/04/13(金) 19:19
>>569 >バッフルの高さは変えられるようにしては?
なるほど、それも一案ですね。
ただし本体で高さを可変できるようにすると構造が複雑になり、音にも影響が出そうですね。
木切れでいろんな高さのブロックを作り、3点支持で様々な間隔を試してみます。
最終的には後ろの2点の支持部分は側板が直接床に当たるようにしてバッフルの高さを固定したいですね。
この段階になると106を実際に取り付けないと調整できないでしょうね。
後ろの壁との関係やらいろいろなファクターがあってベストポイントを決めるのは随分難しそうです。
>(98まで落ちたので浮上させます)
ありがとうございました。
根太が15〜20cmですか,随分としっかりした床ですね。 リスニングルームの設計施工に関してどんなことを考えてどんなに 計画し,作り,結果がどうだったか。知りたいですね。 もし良かったら教えて欲しいな。将来は建てたいから。 でも,スレ違いですか
573 :
TK :2001/04/13(金) 22:28
>>571 ジョンさん
リスニングルームは私も将来的には作りたいです。
今音楽を聴いている部屋は単に私専用というだけで、取り立てて申し上げる
ほどのものではありません。窓と入り口のドアを2重にしているだけです。
574 :
TK :2001/04/13(金) 23:09
>>571 以前(2ヶ月ほど前)にはリスニングルームについてのスレがあったと思ったのですが、
今は見当たりませんね。どこかに過去スレとして存在していますか?>ALL
EMGさんへ 近くのDIY店ではワシンという物で塗装(着色)を薦めていました。 これはどうでしょう?
EMGさん
私は,結構古いタイプの仕上げが好きなのです。例えば
柿渋仕上げとか,一度やってみたいのは(できないような気もするけど)
拭き漆仕上げです。柿渋による仕上げは,何度も塗ると,不思議な光沢が
出てきて面白いと思います。しばらくは「臭い」ので全く一般的ではないと
思いますが,ニスとかで木が呼吸できない様に塗り固めるよりは自然かなあ
と思います。
漆は,溶媒揮発型ではなく,重合型なので,木の組織に深く染みこんで
組織自体を硬化させます。かぶれが酷いらしいのでなかなか手がでませんが
一度はトライしてみようと,思うだけで,もう10年経ってしまった。ハハ
誰か,漆の扱いに詳しい方いらっしゃいませんか?
柿渋の情報は ここ。
http://www.osugi.co.jp/kakisibu.htm
>575 すみません。名前はきいたことが ありますが試してないです。なんでもしってるわけでは ないですよ。恥ずかしい。
578 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/14(土) 16:49
>576 ジョンさん、ワシンはしらなかったけど 柿渋は知ってます。コーン紙を柿渋でかためると いう話があって実際そのスピーカーは聞いたことは ありません。それで柿渋を入手してコーンに塗ったことは あります。それで時間をかけて、また何ヶ月もあとに ヒアリングしてないので確実なことはいえません。 これに関してもべつに良くも悪くもなかって とくにこれを使う音質上のメリットはかんじませんでした。 それよりTKさんがチャレンジされている RCAはコーンが特別です。紙の表面を濃硫酸で 処理して表面のみを溶かして硬化さす。内側は 柔らかいまま、まるで外がカリカリ、中がフワフワ のたこ焼きみたいな技術の産物です。パーティメントコーン というらしい。マクソニックというスピーカーメーカー がありましたがそこの技術者が良くご存知でしたが 残念ながらあの日航機の事故で亡くなられました。 東京の中野にクラッシックという喫茶店がありますが それと良く似たので高円寺?にある喫茶店の ご主人がパーティメントのことに詳しいです。
>>578 レスありがとうございます。
106がパーチメントコーンなんて全く知りませんでした。
紙(セルロース)を濃硫酸で処理すると確かに繊維が溶けて半透明の
フィルム状になります。パーチメント紙は,硫酸紙といいますがあれは
ズブ漬けで作ります。スプレーで吹きかけるとかすれば
表面カリカリ,中フワフワというのが作れそうですが・・106の振動板は
きっと名人芸でしょうね。
柿渋をコーン紙に塗るとは思いつきませんでした。渋紙は固くて緻密
になりますから型紙に使いますし,渋と卵の黄身を混ぜて紙に塗って
金箔を伸ばす時の紙を作ったりしますが,スピーカーへの応用は
今となってはあまりメリットは無いでしょうね。
柿渋を源平板に塗ると,全部赤身に見えるので落ち着いた感じに
なるので古くは良く使われたようです。正倉院の木工品には
染色してから(蘇芳とかで)透き漆とかいうのがあって,材料の
良さと並んで,興味がそそられます。
いやー、ジョンさんと話していると そのうち大恥をかきそうで冷や汗が出てきました。 知ったかをしなくて良かった。あぶないところでした。 どうかおてやわらかにお願いします。 ところで近所にクラシック喫茶があるのです。 アンプはFMアコースチック、それで 5分くらいのところですがマスター遊びにきてもらいたいと も思いますがやっぱり勇気はありません。そこの音は うまく鳴ってないので、だからわるくって。 だけどFMアコースチックには興味があるのですが?
>>580 EMGさん
古いものが好きで,東博なんかに行って,できるだけ良いものを見るようにしていますから
少しの知識はあります。でもなかなか手が動かなくて困ります。
もっともオーディオにはあまり役に立たない知識ですが。
582 :
TK :2001/04/15(日) 11:07
昨夜は遅くに帰宅したので今朝から比較試聴の再開です。 側板の大きさ(高さ)が違う2種類での比較ですが、音の抜けがかなり差が認められました。 小さい方が良い。余分なものが少ない方が良いようですね。 理想的な状態を考えると「単純な平面バッフルをしっかり固定された状態で中空に置く」 というあたりに落ち着きそうですね。実際には不可能ですけど。 それに出来るだけ近づけるようにして支えれば良いようです。 勿論支えはしっかりさせねばなりませんので、木片等を使わないで 本体のみで3点支持とします。
583 :
TK :2001/04/15(日) 23:36
SIEMENS-6W用のバッフル板のデザインを決定しました。 そしてRCA106用のバッフルデザインも概ねこれに準じた形になると思います。 平面バッフル90×60cm、概ね縦に長い長方形だが下辺中央を1.5cmだけ長く残した5角形。 補強枠無し。 左右の概ね3角形(正確には高さ42cm、下辺27cm、上辺3cmの台形)の側板。 バッフルと側板は概ね下辺で、14cmの正方形を対角線で2等分した3角形の板で継ぐ。 木ねじで仮止めして、瞬間接着剤で接着する。 着色水性ニスで塗装する。 106用のバッフル板の下辺中央を6W用の物と同じ形にするか、あるいは中央のみ 1cm程度突起として残し下辺を直線とするかのどちらにするか迷っています。 見た目では下辺を直線とした方が無難かもしれませんね。
584 :
スレ浮上させました :2001/04/16(月) 12:09
バッフルは普通の4角形のほうが後々後面開放型への発展もし易い と思いますけどどうでしょう。
585 :
TK :2001/04/16(月) 12:46
>>584 今回の経験においては、底板の有無での音の差異から考えると、
音質のみを追求した場合、将来後面開放型にする可能性は殆どないでしょうね。
なんせ後面開放型は底板が周囲に4枚存在しているわけですから。
バッフル板以外の物は出来るだけ付加しない方が音(の純度)のためには良いようです。
586 :
TK :2001/04/16(月) 13:08
>>583 読み直すと少し変ですね。
最初の2行を少し訂正します。
誤
>SIEMENS-6W用のバッフル板のデザインを決定しました。
>そしてRCA106用のバッフルデザインも概ねこれに準じた形になると思います。
正
>SIEMENS-6W用の平面バッフルスピーカーのデザインを決定しました。
>そしてRCA106用のスピーカーのデザインも概ねこれに準じた形になると思います。
TKさん 了解。 90cmX60cmでは低域が少し薄いかな・・なんて思ったもの ですから。奮闘祈ります。
588 :
TK :2001/04/17(火) 00:40
>>587 584さんありがとうございます。
たしかに仰るように低域はかなりうすいと思います。
でもRCA106用のシステムは周波数レンジは全然求めていません。
音の純度が最優先です。
これは「初めに90×60cmの欅単板ありき」でしたので、
これでSPの電気再生を如何に鳴らすかが目標です。
589 :
TK :2001/04/17(火) 12:58
SIEMENS-6W用の平面バッフルスピーカーの接着をしました。 瞬間接着剤を使いましたが、これはダメでした。 音が酷く濁り、非常に歪っぽくなりました。喧しくて聴いてられません。 もう一度バッフルを作り直して、今度は木工ボンドを使ってみます。 前回のEurodynの平面バッフルに使ってあまり問題がなかったですので。
申し訳ないですね。 大きな面積での使用はだめでしたか? かえって柔らかいもの、尿素(木工ボンド、ホットメルト) なんかのほうが良かったのかも、だから素材の音より 物理的音響特性が支配的だったのですね。 おわびのしようもありませんが、授業料と お許しください。素材勝ちのときは むしろ発泡ウレタンやフェルトを介在するほうが よいかも? だけどもうわたしの意見は信頼性はないです。 お休みなさい。ジョンさんにバトンタッチを! P.S. 大変ですがもうこうなったら やっぱりニカワですよ。ニカワ! それがだめだったらやっぱり浮かせてください。 ロープや糸といわず、 マグネット、それがだめなら超伝導。 それでは逃げます。 TKさんおやすみ。 EMG拝
591 :
TK :2001/04/18(水) 00:25
>>590 EMGさんこんばんは
今日は来客があってアクセスがこんな時間になりました。
明日はオフなのでバッフルの修正をします。
予定では横54cm縦85cmになりそうです。
接着剤は取り敢えず木工ボンドを使ってみます。
米松合板と似通ったQの物がよいのでしょうか。
瞬間接着剤は硬すぎたようです。
また教えてください。
TKさん 私からもチャチャを入れときます。 広い面積を接着する場合,瞬間接着剤は少しむつかしいです。 一度,両面に接着剤を塗り放置し固めた後,表面をサンドペーパーで 磨き上げてからだと瞬間接着剤でかなり広い面積が接着可能な様です。 この接着剤は,水分で重合が促進されるので,木材だとコントロールが 難かしいようです。 重合した樹脂が確かに硬いですが,それが問題になるほどの厚みで接着剤が 使われている様だとどんな接着剤を使っても音に悪影響を与えるのじゃないでしょうか? 接着する前に充分工作精度を上げ,隙間がないようにして仕上がりの隙間「0」 を目指すのが一番だと思います。鉋が使えるようになるのが一番でしょう。 木工ボンドは,身が細ります。身が痩せます。溶媒蒸発型ですから。 酢酸ビニールですから,少し柔らかめです。 精度良く作り,しっかり押しつける。これがポイントでしょう。 頑張って下さい。
593 :
TK :2001/04/18(水) 21:28
午前中に一台改造をして午後から比較試聴をしています。
改造バッフルは木工ボンドがまだ十分乾いてなく、木ねじも締めたままですが
すでにかなりの差がついてしまいました。
瞬間接着剤を使った方は明らかにその硬い響きが常につきまとい、歪みっぽく聞こえます。
やはりQが関係していそうです。
こちらの改造はバッフルと側板の間の補強の三角板を省略して試してみます。
日曜日に出来るかなぁ。
>>592 ジョンさん
>精度良く作り,しっかり押しつける。これがポイントでしょう。
全く仰る通りです。ありがとうございました。
594 :
ジョン :2001/04/19(木) 18:39
TKさん それにしても手が早い,いや,作業が早いなあ。 よほど要領が良いんでしょうね。age
595 :
TK :2001/04/19(木) 23:46
今日はそそくさと帰宅して、2台の音の違いを再確認した後、夜なべにもう一台の改造をしました。 即ち、残っていた瞬間接着剤使用モデルの接着部分を切り落とし、バッフルの大きさを54×85cmとして 木工ボンドを使いました。で、予定通りに補強の三角板を省略しています。ですから補強枠のない バッフル板の左右下端に側板を付けただけの非常にシンプルな構造になりました。 今比較試聴をしていますが、作ったばかりのモデルは例によってボンドが乾いていませんし、 木ねじは締めたままです。さすがにまだ不安定な音しか出てませんが、なんとなく補強板が あるモデルよりほんの少し響きが良さそうな感じがしないでもありません。 どちらにしろ、土曜日には結論が得られるでしょう。
596 :
TK :2001/04/20(金) 01:26
三角の補強板の有無による音の違いを確認しました。 やはり補強板なしの方が音の純度が少し高いです。 結局構造は出来るだけシンプルな方が良いという結論になりました。 RCA106は左右の側板だけで支えて、バッフル板下辺中央との3点支持という 構造になるでしょう。106ユニットがかなり重量がありますから、 側板の高さをどれほどにするかという問題が残った訳ですね。 底板、補強の桟、補強の三角板どれも程度の差こそあれ、音を濁らせる方向に 働くのはバッフル板と側板との間の振動波形が微妙にずれる事によるのではないかと 考えられます。即ち、一例としてバッフル板→底板と伝わる振動波形と バッフル板→側板→底板と伝わる振動波形が底板においてごく僅かの位相差を持ち、 それが音の濁りとして認識されるのではないかということです。
597 :
TK :2001/04/20(金) 13:07
RCA106の平面バッフルスピーカーのデザインを決めるための試行錯誤の副産物で SIEMENS-6Wの平面バッフルスピーカーのデザインが決まりました。 最後に欅単板の実機において側板の高さをどうするかという問題が残りました。 これは106がかなり重いので、バッフル板のためには側板の高さを高くしたいが、 高くしただけ響きが抑えられるかもしれないので、その兼ね合いを取るのが目的です。 ただし今度は前回と違って補強枠がありませんから、側板を高くしても音の濁る程度が 低いかあるいは無いかもしれません。その場合は側板を高くした分だけ低域の量感が 少し増えるかもしれませんね。 この比較試験を日曜日に24mm米松合板を使って実際に106を取り付けてやってみる予定 としました。 単純な構造になればなるほど素材の響きがそのまま出るようになりますから、 やはり素材自体の響きの良さが最も重要だということに集約されそうです。
598 :
TK :2001/04/20(金) 20:23
>>22 「私のオーディオ事始め」part2
中学3年のとき、必修クラブという時間が毎週一時限だけありました。
私は科学クラブに入って、まず全員最初にアナログテスターのキットを組み立てました。
その後各人それぞれ好きな事を始めたのですが、私達3人はスピーカーボックスを作ることにしました。
SPユニットは指導の先生に勧められたダイヤトーンのP610Bでした。
ちなみにその先生は当時6GA4ppメインアンプを自作されていました。
15mm厚サブロクのベニヤ合板を使い、60×45×30cmの密閉箱として作りました。
私にオーディオを紹介してくれた友人はフォスターのFE103(Σ?)でバックロードスパイラルホーンを
作り、もう一人はパイオニアの2WAYキットを作りました。
これらを文化祭で先生の6GA4ppでカセットデッキをソースにして鳴らしたのでした。
この時が私の本当のオーディオ事始めになるでしょうね。
その後DENONのPMA300ZとSONYのST5150を買い、7素子のマスプロアンテナでFMを聴いていました。
1975年のベームの初来日公演の生中継などはずいぶん良い音だったですね。
未完成やブラ1など大感激して聴いていました。
後になってグラモフォンから4枚組みの実況録音盤が出て喜んで買ったのですが、
録音があまりよくなくてがっかりしたものでした。
マイクロのMR422プレーヤーを買ってレコードを買い始めるのはその後暫く経ってからでした。
当時のステレオサウンド誌は私にとってのバイブルでしたね。
スピーカーの自作はEurodynの平面バッフルが2回目で今回が3回目です。
最初のP610Bで作ったときの事を懐かしく思い出しました。29年前の話です。
599 :
TK :2001/04/20(金) 21:12
現在、欅の単板を使ってスピーカーシステムを作っていますが、 バッフルに使うのに一番音の良い素材とは何でしょうか?
600 :
ジョン :2001/04/21(土) 12:07
TKさん バッフルに使う材料で良いものという事ですが スピーカーを楽器として考えるのか,トランスデューサーとしてとらえるかで全く 異なる答えが出るのだろうと思います。ただ,TKさんは響きを大事にされている ので,その方向で考えれば良いのだろうと思います。となると・・・ ただ,大きなサイズが,あまり高価でなく手に入らないといけないので結局は南洋 材あたりに落ち着く事になるのかもしれません。 価格を考えずに国産の材料となると栃か欅でしょうか。大径材がえられると言う 意味ではこの二つでしょう。二枚とか三枚とかとにかく矧ぎ合わせるのであれば, 胡桃とか栗とかも可能性があると思います。 桑とか,楓,銀杏あたりも綺麗だし緻密です。 ここあたりになると,もう完全にロマンですね。 樹種だけではなく山の南側ですくすくと育ったものか,北側でゆっくりと大きく なったものかで違うし,山の斜面に生えた木の場合,上側で取った板と,下側で 取った板ではまた違います。杢を言い始めるともうまた狂気の世界です。乾燥の 程度でも全く違います。天然乾燥と人工乾燥でも雰囲気が違いますし。これは, 木を使う側の感覚で書いています。 結局は,製材所でいろんな板を見せてもらって,音叉を当ててみて,響きを確認 して良さそうな,TKさんが好きな木を見つけるしかないでしょうね。
601 :
TK :2001/04/21(土) 13:07
ジョンさん 今回の平面バッフルの支持構造の違いによる音の響きの比較検討で少しだけわかりました。 音の響きの純度を上げるためには単純な平面バッフルにするしかないようですが、 その支持方法の違いで音の響きの純度がずいぶん変わります。 私は今までこのような比較検討の経験がありませんでしたので、 ちょっとした構造の違いがこれほどまでに音に影響するとは想像していませんでした。 そういう意味では今回の経験は非常に有用でした。 結局3次元平面が合わさる部分があると、X→Zの経路とX→Y→Zの経路とで伝わる振動波形が Zにおいて微妙な位相差を生じ、それが音を濁らせる原因になっていると想像します。 そう考えると後面開放型を含む箱型では箱の音の響きの純度はかなり劣化しているのでしょう。 それから逃れるためには箱自体を鳴らさないようにするしかないのでしょう。 これがスピーカーをトランスデューサーとしてとらえるということなのでしょうね。
test
603 :
TK :2001/04/21(土) 13:45
>>600 ジョンさん
詳しいご説明を有難うございました。
できれば6Wにも単板を奢ってやりたくなったもので。
ま、これはずいぶん先の話になると思いますが。
604 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/21(土) 15:08
音の良いバッフルとか良い響きのバッフルとか言ってるけど、理解 し難い。バッフルはユニットの放出した音が後ろに回りこまない為 の遮断の目的であり、前後の音の位相をずらして音圧を得てる訳で しょ。RCAが良いユニットであればなんで板の鳴きなんて利用す るかな。タンノイやアルテックのように音圧や低音付加の為に箱を 鳴らす目的ならいざ知らず。 それにバッフルのサイズが90X60じゃ小さすぎ。箱物だってそ の位のバッフル持ってるでしょ。部屋が狭いとか、至近距離で聴く からじゃないでしょう? ようするに一枚板のサイズありきだな。 せめて90X120は欲しい。高さより幅が広いが、床は高さの延 長として働くからこれで良い。高さはもっと欲しいが、この程度の サイズの場合はユニットを中央より下部に取り付けて、バッフルを やや傾斜させる。どうしても直立させたいなら、高さも120は必 要。バッフルを円形と考えてユニットの裏からの回りこみの距離差 は半径分。これをLとして、2倍の波長周波数をfとすると、2f 4f、6f・・に谷ができ、3f、5f、7f・・に山ができる。 仮にL1mで低域最低周波数を40Hzとすると、L50cmなら 80Hzと高くなる。もっともこれは理論上での話で部屋に入れる と床のバッフル効果などで多少のずれは生じるけど。まあ、低域が でなくてもいいなら、バッフルのサイズなんて気にしなくても良い けどね。俺だったらがっちり造ったバッフルでユニットはフロ−ト だね。まあRCAのユニットなんて使ったことがないから、妬み、 やっかみ物の戯言として処理してくれ。
605 :
TK :2001/04/21(土) 21:27
>>604 レスありがとう。
>音の良いバッフルとか良い響きのバッフルとか言ってるけど、理解
>し難い。
これについてはWE、ALTEC、JBL、TANNOY等のオリジナルホーンやオリジナル
エンクロージャーの音とレプリカのそれの音との違いを考えて貰えばわかると思う。
RCA106は1927年に作られてブランズウィックの電蓄のスピーカーとして
使われていました。私もSPの電気再生に使うのを主目的に考えています。
606 :
12 :2001/04/21(土) 22:07
illi
607 :
ui :2001/04/21(土) 22:09
huyji
608 :
TK :2001/04/21(土) 22:39
SIEMENS-6W平面バッフルスピーカーの木工ボンドが乾いたので木ねじを外したが、 その途端に音が変に膨らんだように聞こえた。ひょっとするとこれがEMGさんの言われていたことか。 木工ボンドを使う前に、木ねじだけで止めていた時の方が音の純度が高かったように思う。 これはもう一度再検討の必要が有る。
ボンドは乾燥するのに時間がかかると思います。 接着した面積にもよりますが, 1月ぐらいは安定しないと思います。一夏越さないと本来の音には ならないのじゃないかなと思うけど。 そう言う意味では重合型の接着剤が・・・(余計でした)。
610 :
TK :2001/04/22(日) 15:36
今日は早起きをして朝食前に補強三角板有り(木工ボンド接着)の
モデルの側板と補強板をもう一度外して、側板のみ木ねじで付けたものを作りました。
朝食後に106用のバッフルを90×90cmの大きさで作り、側板は高さが70cmと
45cmと2種類用意し、取り敢えず70cmのものを取りつけました。
今6Wで木ねじのみのモデルと木工ボンドのみのモデルの比較試聴をしています。
木工ボンドモデルに昨晩感じた「音が変に膨れた感じ」は薄れてきています。
>>609 >ボンドは乾燥するのに時間がかかると思います。
そうすると固定の木ねじはしばらく外さない方が良いのでしょうね。
ところで合板に使用される接着剤は一般に何が使われているのでしょうか?
合板の接着剤 尿素樹脂,メラミン樹脂,フェノール樹脂あたりですが 尿素樹脂がこれまでは多かったのだと思います。 一般にはユリア樹脂と呼ばれている様です。 ただ,最近はホルムアルデヒドの問題でフェノール樹脂へ の移行が進んでいる様です。 固定の木ネジはせめて一月は外さないほうが良いと思います。 重合型なら良いのですが,溶媒蒸発型なら,表面は乾燥しても 内部はなかなか乾燥しませんから。
おはようございます。 しかしTKさんがんばってますね。 完成したら有名な平面バフルとなります。 ノーハウ満載でオーディオの鏡となります。 それで負けないように頭の中で ロマンバッフルを考えてみました。 1)ペルーのセドルのムク3cm厚をマグネットで 浮かす。完全でなくて良い。自重の約8割。 2)大理石の板、3cm厚 これは浮かさず床を破って地面から自立。 これにRCA以上の可能性のある SPを創るか、改造かでMFBをかける。 ひまと時間があれば挑戦するのですが、やっぱり ロマンかな? ジョンさんどうですか?
613 :
TK :2001/04/23(月) 12:55
>>611 ジョンさん
いつもながらの丁寧なご説明を有難うございます。
昨晩はずっと鳴らしていましたが木工ボンドモデルの音がずいぶん良くなりました。
これと比べると木ねじモデルの音に少し雑味が感じられるようになりましたので
やっと安心しました。
>>612 EMGさん
振動系は支点の明確化が重要だと思います。
私はスピーカーは自重でしっかりと床に固定される方が良いように感じていますが、
仰られるスピーカーのフローティングのメリットは何でしょうか?
>>612 EMGさん
ペルーのセドルぜんぜん判らないです。木材?ですか??
どんな材料ですか?
大理石のバッフルも面白そうですね。ただ,120cm×120cmと言う大きな物は
国産しか選択できないだろうから色合いとしては地味な感じになると思う。厚み
も5cmぐらいは最低必要ではないかな?だとすると約180Kgになります。家を建
てるときに,考えないとダメそうですね。天井までの高さにしたほうが面白そう。
石英のバッフルなんかも透明で,綺麗なんじゃない? 目を剥くような値段だろう
けど。
板なら,私は,伊豆諸島の御蔵島の桑を使ってみたいですね。実際には無いんで
しょうけど。
616 :
TK :2001/04/23(月) 22:53
>>614 ジョンさん
>大理石のバッフルも面白そうですね。
つーめたい音がしそうですね。
昔、御影石(60×45×5cm)を3枚重ねてプレーヤーの下に敷いていたことがあります。
かちかちの冷たい音がしていました。
それは今はアクースタットの下敷きになっています。
勿論石の上下にはバスタオルを重ねて挟んでいますが。
>板なら,私は,伊豆諸島の御蔵島の桑を使ってみたいですね。
御蔵島の柘植なら使っています。ただし将棋の駒ですが。
>>615 有り難うございます。勉強になりました。
617 :
TK :2001/04/25(水) 09:56
現時点での比較試聴結果 木ねじモデル :音の出方が少しおとなしい。 ほんの少しだけ雑味を感じるが、これが木ねじの音かもしれない。 木工ボンドモデル:音量が少し増す。音離れが良くユニットが鳴り切っている感じがする。 少し音色に色を感じるが、これが木工ボンドの音かもしれない。 木ねじモデルに限界を感じます。こちらをジョンさんお薦めのエポキシ接着剤で継いでみます。 エポキシはどんな音色を持っているのでしょうか、はてさて楽しみです。
618 :
ジョン :2001/04/25(水) 19:54
TKさん エポキシ接着剤を使う上での注意を私なりにまとめてみました。 1.工作精度を上げ隙間が無い状態に仕上げる事。(何でもそうですが) 2.エポキシは固まるのに30分かかるものを選ぶ事。(私はもっぱらコニシの 30分 タイプです。手に入るならばチバガイギーのアラルダイトの 1時間タイプが強力 だった様に記憶しています)コニシのほうが綺麗です。 3.2液をよくよく練る事。(多量に練る時は,適当な大きさの清浄なガラス板と プラスチックのへらを用意したほうがいいですよ。木でへらを作れば一番良いん だけど面倒だし) 4.良く練り合わせた接着剤を,へらで接着する両面に良く擦り込むように馴染ま せる事。 5.両者をあわせたらハタガネなどで満遍なく強く圧着する事。(ここまでが30分 以内に終るなら30分タイプ) 6.はみでた接着剤は,早めに拭き取っておく事。
619 :
ジョン :2001/04/25(水) 19:55
続き この接着剤は,固まる寸前に粘度が一度低下し,その後急に粘っこくなり硬化し ます。作業中にサラサラになったと思ったら,もう慌てても間に合わず大抵失敗 します。 でも夏の暑い季節でもないし,今なら大丈夫でしょう。30分あれば充 分でしょう。コニシでは最長が30分です。 圧着するのもこのサラサラの時期にギュッと圧力を更に強めると効果的です。始 めに一度締めて,残った接着剤をつつきながら,この変化を確認しサラサラの時 期に増し締めをしてください。たっぷり塗って,出来るだけ押し出して接着面に 接着剤を残さないのがコツです。だんだんと圧力を増していくのがベストです。 気まぐれに手でぎゅっと押さえたり放したりは最低です。木ネジは,後で外すの ならば頭は,皿ではなく鍋にして大きめのワッシャーを付けましょう。傷が目立 たなくて良いです。もっともこれは既に TKさんが実行されている事でしょう(失 礼) エポキシは,固まるまでは,少し臭いし,人によってはかぶれるそうです。もっ とも重合するものが,不活性なはずがありません。一応気をつけて。未重合のも のは注意し過ぎる事はないと思います。薄手のゴム手袋を使っても決して大袈裟 ではないと思っています。
620 :
TK :2001/04/25(水) 20:32
ジョンさん、ありがとうございます。 今朝早速エポキシを使って接着しました。 使ったのはボンドEセットというもので、90分で硬化開始と書いていました。 今聴いていますが、これは良さそうです。 木工ボンドの時にはほんの少し別の音色が乗るのを感じたのですが、 エポキシでは今のところほとんど感じられません。 勿論完全に硬化して木ねじも外した状態で判断せねばなりませんが。
621 :
ジョン :2001/04/25(水) 20:42
TKさんは早いなあ 間に合わんかった。スマソ 618,619削除したいな。
622 :
TK :2001/04/25(水) 21:46
ジョンさん ずっと聴いていますが、SN比がかなり違う感じですね。 エポキシが良いです。これで決まりかなぁ?
623 :
TK :2001/04/25(水) 21:57
SPの電気再生をWE9A−McIntosh C104−WE25B−RCA106のラインアップでしています。 音色的には満足していますが、アンプのトータルゲインがやや少ないのが少し不満です。 理想的にはプレーヤー付属のイコライザー(7A)を使ってハイゲインのラインアンプとWE25Bを 組み合わせたいのですが、WE7AかWE49がそれに使えるでしょうか?
TKさん
エポキシは,重合型だから,溶剤蒸発型のように身が細りません。ですからから
シーリング材としての機能も果たします。なんと言っても接着力が強く通常の材
木の強度よりも,接着力のほうが上回っています。ですから,通常は木材と木材
の接着にエポキシを選択する事はしません。そんなに強くなくても良いという判
断の様です。
http://www.bond.co.jp/index2.htmlの接着剤用途別検索で木材 ―
木材あるいは合板―合板を選んでみてください。ボンド,あるいは瞬間接着剤が
選択されるはずです。木材系の材料の接着にエポキシを使うの%
続き 木材系の材料の接着にエポキシを使うのはオーバークオリティーと考えられてい る様です。しかし,実際に使ってみると長期に渡る安定した強度は大変に安心で きるものです。木組みに比べれば手軽ですし。 TKさんの今回の成功は,部材が完全に一体化した事によるのでしょう。 良かったですね。
626 :
TK :2001/04/26(木) 12:12
ジョンさん お蔭様でRCA106用のバッフル板の構造が概ね決まりました。 ジョンさんが強力にエポキシを薦めて下さったおかげで、良い接着剤も見つかりました。 篤くお礼を申し上げます。ありがとうございました。 今回のバッフル板の製作で構造や接着剤の違いによる音の変化を体験する事が出来て 非常に勉強になりました。 今回はたまたま以前に入手していたSIEMENS-6Wを使ったのですが、このユニットは なかなかの実力の持ち主ですよ。周波数レンジを欲張らなければお勧めのユニットです。
良かったですね。うまくいって。今回はジョンさんが正解。 瞬間接着剤を薦めた私は出る幕がありません。おわびいたします。 別な話で映像の方は興味ないのですが、最近BARCO のプロジェクターを見る機会があり、その良さを 再認識しました。普通のプロジェクターや大型テレビが テレビの大型であるのに、これは映画館でした。 それで最近物欲が無くて大丈夫かなと内心心配していた 私ですが、やっと本気で欲しいものが出てきました。 本来欧州の映画が好きですが、忙しくてまた 映画館とは家では違うのでご無沙汰でしたが BARCOなら家でも求めるものが充分あるようです。 そこでそのうち離れの日本家屋を壊して リスニングルームを建て、BARCOも入れようと 考え始めました。雑誌のリスニングルームみたいでいやですが 映画が家で映るなら仕方ありません。どうもプロジェクター だけではなくてDVDソースがレンタルビデオテープより 優れることの割合も大きいようです。 それでこの正面の壁にTKさんもお持ちの SIEMENS−6Wを片チャンネル4本パラで 映画専用の壁バッフルにしたいと思います。 そしてラッキーなことにこの6Wを8本持っているのです。 その時はTKさんに今回の経験を生かしてもらって 設計を手伝ってもらいましょう。どうですかTKさん。
バイファイラー巻きとはどういう意味でしょうか? 真空管に詳しい方お教えください。
>613 フローティングのメリットは 床に雑音を流さないこと、 アコースチックループの遮断が主たる目的です。 靴を履いてヴァイオリンをひくより はだしでやるほうがずっといい、靴の雑音が 床に伝わらないからです。 今は流行りのタイムドメイン、由井さんの スピーカーはSPユニットがフロートしています。 もっと昔にデッカのデコラのSPボックスは キャビネットの中で分厚いスポンジでフロートされていました。 温故知新
>614 ロマンの木、セドルはアコースティックギターの ネックにマホガニーと同様に使用されます。 素直で、野生的で、控えめで、自然で、 他に比べる音の木材は知りません。 温故知新
>>630 EMGさん
ペルーのセドルについての説明ありがとうございました。
632 :
TK :2001/04/27(金) 12:55
EMGさん
>>627 ありがとうございます。ただしエポキシも硬化が進むとほんの少しだけ固有の音色が乗るようですね。
まだ充分に硬化していない時点の方が音がより良かった様に思いました。
そうするとある程度軟らかい状態のままでいる接着剤の方がさらに良いのかもしれませんね。
その場合、匙加減が難しそうですね。
余分な響きを付けないで適度に鳴らす、このあたりが落としどころですか。
>その時はTKさんに今回の経験を生かしてもらって
>設計を手伝ってもらいましょう。どうですかTKさん。
声を掛けてくださってありがとうございます。
でもまだまだ全然解かってないですのでお役には立てないでしょうね。
>>629 なるほど。
「アコースチックループの遮断」と「振動支点の明確化」を両立させる妙案があれば良いですね。
スピーカー部分の床の独立ですか。
振動支点の明確化についてはどのようにお考えでしょうか?
633 :
TK :2001/04/27(金) 18:23
>>632 少し訂正
誤 >余分な響きを付けないで適度に鳴らす、
正 バッフルに余分な響きを付けないで適度に鳴らす、
634 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/27(金) 21:13
EMGさん BARCOは、管球アンプの重鎮であり音楽・映像にも造詣が深い 是枝氏が使用していることで知られていますね。10年程も経ちま すか。数回代替されていると思われます。最近の組み合わせは判り ませんが、一時はマッキンのMC-1000(1000Wモノ)X 2台とアポジ−のハイエンド、ディ−バでした。 是枝氏はWEアンプ等の屈指の解析者であり、アンプ設計のエキス パ−トですが、「このような現代機器のハイエンドの音は、管球ア ンプと高能率SPの音と比較すれば全く異次元の音であり、管球シ ステムがどうあがいても太刀打ちできない音場である」と言うよう なことを記事にしていましたね。
>634 是枝さんとはお会いしたこともあります。 BARCOについてはよくご存知だと思います。 管球アンプのことをよくご存知だと思います。 私の親友ともとても親しいみたいです。 それでなにをおたずねになりたいのでしょうか? 記事については知りません。現代機器の再現する ハイエンドの音はヴィンテージのものと比較して 遥かにすぐれたものであると書かれていたのでしょうか? 読んではいませんが異次元という表現は少々気になりますね。 良い意味か悪い意味か、この場合あくまで是枝さんは ライターですのでそれを考えてあげなければなりません。
EMGさん 是枝氏はWE300Bアンプ+アキシオム80のシステムとMC1000 +ディ−バを同じ土俵で優劣をつけるような方ではないでしょう。記事の 趣旨は真空管オ−ディオの方々も現代機器のHi-Fiも経験してみましょう というような物だったと思います。300Bアンプにつながれたアキシオム やB&Wの発する反応の速い、ギリギリとピントの合った音というのは再生 音のひとつの極致でしょう。対してディ−バの方は音をマスとして捉え、空気 やの揺らぎや気配さえ感じさせる対極のトランスデュ−サ−と言えるでしょう。 7Wアンプの出力1Wでさえパフォ−マンスを発揮するユニットと軽く数百 Wを食ってしまうスピ−カ−の差でしょうか。 何かEMGさんの返レスから、私のレスに気分を害されたような感じを 受けました。書き方が悪かったのか、是枝氏の名前を出したからなのかは 判りませんが。(何かを尋ねたわけではありません)
>636 大変失礼しました。あいまいな答え方をしたばっかりに 良い印象を感じられませんようですね。私がわるいと 思います。今後初めてのお方へのレスは気をつけます。
>631 セドルはペルーと聞いていたのですが文献では キューバとなっていました。これは初めて聞きます。 とにかく中南米産の木材には違いないです。 わたしも一度検索してみます。それとこの材料の入手 先を今調べています。どうも高知にあるらしい?
>632 振動支点の明確化についてはよくわかりません。 今後の課題です。しかしフロートしたところで 揺れなければ、また支持物の個性を感じさせなければ フロートと固定の区別はつかないのでは? それより音の伝わり方の問題、面なら完全平面というのは 難しいので不完全点接触の集まりと思われ、ピンポイント はピンポイントの材料、性質が大きく音にでる。そんなふうに 思われます。 オーディオで考えるより楽器での場合のほうが テストがやりやすいです。しかし楽器の場合は 近代楽器は演奏技術と絡んで発展してきていますので むしろ音だけとらえると後退しているのも多いのです。
よくよく考えてみるとおかしな印象を与える文を書いた 結果の根源はわたしの考え方にあるようです。 実はわたしは自分のことをオーディオマニアとは 思ってないからです。装置の種類なんかどうでも良くて 気に入る音がでればブラックボックスでいいです。 コンピューターみたいに。ですからWE300Bとか べつにデバイスの種類だしそのアンプを使っていて それより音の良い半導体の300B的ユニットがあれば 白熱燈にかわる同じソケットの蛍光灯でいいです。 これはたとえで蛍光灯が好きと言う意味ではありません。 このようにひねくれた考えが根源にあるので 良くない印象を与える結果となったのでしょうね。 申し訳ありませんでした。TKさんには反抗的ですが オーディオロマンティストではなく オーディオ機器を道具としてとらえる音楽ファンです。 だからこのスレッドには不似合いかもしれません。
641 :
TK :2001/04/28(土) 11:33
EMGさん
>>639 >しかしフロートしたところで
>揺れなければ、また支持物の個性を感じさせなければ
>フロートと固定の区別はつかないのでは?
仰るとおりです。その方法論を探っているのですが、難しいですね。
>>640 >オーディオロマンティストではなく
>オーディオ機器を道具としてとらえる音楽ファンです。
>だからこのスレッドには不似合いかもしれません。
スレッドのロマンという名前には拘らないでください。私も同じ立場ですよ。
使っている器械に拘っているわけではなくて、好みの音を求めた結果として
今の機械を使っているだけです。より良いものが見つかればさっさとそちらに乗り換えるでしょう。
EMGさんはこのスレッドの大切なお一人です。
なんか3人の公開メ−ル場だな。まあ名無しさんが来てもつれないし 仲間はいれんからしょうがないか。キルロイも出されたんだっけ。
接着材について若干書きます。 まずエポキシ樹脂系も実は硬化収縮があります。特に急速硬化タイプは 内部の機械歪みが大きくなります。ゆっくり固まるタイプであれば緩和 しながら固まっていきます。 高速タイプと一般タイプ(ゆっくり)では高速タイプの方が結果的には 柔らかく固まります。また電気的性能もやや劣ります。 一般タイプの主剤(A剤)と硬化剤(B剤)の混合の仕方にはコツがあ ります。2液を混ぜたら1分程放置します。その後もう一回混ぜ合わせ て使用します。理由は長くなるので省略。ドライヤ−の熱使用は混合を 促進させ接着性能も向上します。 硬化剤を多くすると硬くなりそうですが、硬化スピ−ドは速くなります が最終的には柔らかく固まります。カチカチに固めたいのであれば、硬 化剤を少なくすればよく、音速も上がります。ただ衝撃に弱くなります。 私はエポキシ樹脂系の他、反応形アクリル接着剤がいいのではと考えます。 これも2液混合の急速硬化の高強度接着剤です。エポキシ樹脂系とは違い 触媒作用で硬化しますのでよく混ぜる必要はありません。A剤とB剤を 合わせるだけで勝手に混合します。オ−ディオではヨ−クとマグネットの 接着に使われています。
644 :
TK :2001/04/29(日) 10:30
>>643 詳しい解説をありがとうございます。
反応形アクリル接着剤の音の傾向はどんな感じですか?
またこれは市販されていますでしょうか?
アクリル接着剤は工業用途が主です。また自動車等の防振塗装に使用 されるアンダ−コ−トもオ−ディオに活用出来ます。ホ−ンやフレ−ム、 鉄板、木版等の鳴き止めに良いと思います。シ−ル剤としてはバスコ−ク が適しています。外す際にはカッタ−が入りますので汚くなりません。 大きなDIY店で手に入らなければ、町工場や自動車整備工場等で少し 分けて貰うのが良いと思います。(セメダイン社のホ−ムペ−ジ参照) 前に書いたバッフル・ユニット非結合のシステムの可動部を除き上記の 物で製作しました。音の為と言うより操作性、強度で選びましたが、諸 特性(温度特性・電気特性・強度)から見ても他の接着剤より良いのでは と思います。
646 :
TK :2001/04/30(月) 23:55
昨日の昼下がり、美女二人と美男一人の来客がありました。 オーディオにはさほど詳しくなくて、純然たる音楽好きの方達です。 アクースタット、オイローパジュニア、RCA106、クレデンザと順に 聴いていただきましたが、やはりクレデンザがお気に入りのご様子でした。
拙宅にもLP時代からのオーディオマニアというより 音楽愛好家のご年配の方が3人お見えになられました。 1日楽しんでいただけましたが、こちらでもやはり SPの電気再生で驚かれ、EMGに感激して帰られました。 古いものほど良いという事実はくつがえせませんでした。 しかしたまたお持ちになったヌヴーのブラームスコンチェルトの CDと私のLPを聞き比べて鮮度ではCDを取ろうかという結果 がでて楽しかったです。 TKさんフルトヴェングラーのNo.9、ターラのCD はまだ入手できますか?どこで買えますか?
648 :
TK :2001/05/02(水) 19:55
>>647 私の手持ちはTahra FURT1003 です。
最近FURT1054/7の4枚組として再発されています。
これはクラシックプレスの平林氏によるとリマスタリングをやり直しているので、
前のものとは音が違うそうです。
私は持っていませんので、どちらが良いのかは解りません。
聴き比べてみたい気はしますね。
CDは輸入盤を扱っている店ならばどこでも手に入るのではないでしょうか。
649 :
EMG :2001/05/03(木) 08:56
TKさん、お教えありがとう。 昨日村のレコード屋に行ったら 東芝EMI関連のマイナーレーベルで E.フィッシャーの復刻、未既出を含む 25枚組が出ると知りびっくりしました。 バラでも買えるらしく今調べてます。
下げるのを忘れました。すみません。 最近ジョンさん、ロマンさんの書き込みが 少ないですね。どなたか参加していただかないと 心配です。先日せっかくプロジェクターの情報をいただいたのに わたしのせいで進展しなかったようで反省しております。
651 :
TK :2001/05/03(木) 11:00
昨晩からWE7Aアンプを試聴しています。WE25Bの前置アンプとして使っています。 この状態だとゲインは充分でRCA106から非常にしっかりした音が出ますので オーケストラ等には良いです。 216Aの点火にはとりあえずDCパワーサプライで6V3.2Aを得ていますが、 正式には6Vのバッテリーでの点火を考えています。 なお今から2日間はアクセスできません。
>>643 エポキシの硬化収縮は体積比でどの程度でしょうか? 御教え下さい。6時間硬化
タイプあたりが仕上がりの硬さがエポキシらしくて私は一番好きです。
アクリル系の接着剤は良さそうですね。ただ,モノマーの生体影響が私は少し心
配でこれまで使いませんでした。
EMGさん
新しいプリが来て蜜月状態です。石英のインシュレーターや30mmのプレートを
借りたり,MITのReference phonoも届いたので,なんだかやる事が増えてレポー
トできずにいます。また改めて。
>ジョンさん エポキシの硬化収縮は約8%と聞いています。 コイルやコンデンサ−に塗布するのは防振と収縮による巻き締め効果 の為です。尚、エポキシの誘電率は比較的大きいため、高周波の回路 には不向きですがオ−ディオ回路程度であれば問題ないそうです。
>>653 レスありがとうございます。
8%とは結構大きいのですね。通常の使用ではスが入ったりは無い様で
すが,シール材として使う場合には気をつけないといけませんね。
アクリル接着剤は,硬化収縮率はどの程度なんでしょうか?
誘電率はテフロンのほうが有利なんでしょう? 高周波では問題になるのでしょう
がどのくらいの周波数で不利になってくるのでしょうか?
テフロンの重合型接着剤があったら嬉しいけど無いんだよね,これが。
スピーカーの振動の支点の明確化について。
私は,単純に重量で振動を押さえこんで振動の支点を明確にするのが良いと考え
ています。以前
>>515 にも書いたことがあるけど,重量は効きますよ。セレッショ
ンのSL-6を 80Kgほどの石の台に載せて鳴らしたら,音がぐっと前に出てきて驚き
ました。金属の強度を合理的に使ったスマートな,さほど重たくないスピーカー
スタンドでは,重さが無いぶんスピーカーが音の反作用で振られて音圧は必ずし
も充分出てこないのではないかなと感じています。電子回路の基準電圧をアース
により明確にするのと同じように,メカニカルなアースを取る必要があるのでは
ないかな。アースは,電気容量の大きな大地に落とすべきですよね(最近は別の
巧妙な方法もあるみたいだけど)。充分大きな重量物に乗せる事で振動を事実上
零にして支点を明確にする事が可能だと思う。もし,振動ループを断ち切ったと
しても,構成物各々が別々に振動していたらなんにもならないと思う。今,ある
方が,石のスピーカースタンドを作り試そうとしています。その結果も良ければ,
重量で振動を押さえこんで支点を明確にする考え方にまた新たな根拠が提示され
ると考えています。さてどうなりますやら。ドキドキ!
>ジョンさん アクリル系接着剤の硬化収縮率は判りませんが、エポキシ系と同程度 ではないでしょうか。収縮無しと言うことはないでしょう。 エポキシ系は20MHzが限度で、それ以上なら高周波用の専用塗料 となります。よく基板をエポキシで固めててしまう方もおられますが オ−ディオでは問題ないと思いますが回路によっては注意が必要です。 テフロンはその物自体の接着が難しい素材です。表面を特殊な薬品で 表面処理しなければなりません。 昔の接着剤に比べて一般用接着剤は性能が落ちています。原料として 一番良い素材のトルエンと酢酸エチルが使えなくなったためです。 (シンナ−遊び対策です) 工業用は使用しています。
>656 656さん教えてください。瞬間接着材の会社の人とは 親しくてその種類が100種類くらいあるのを知っていますが 其の方は営業の人で理論的なことがわかりません。 これの硬化後の硬度はコントロールできますか? なにかを混ぜることで柔らかい瞬間接着剤をつくれますか? 歯医者さんで使う紫外線硬化のものは オーディオに使えるでしょうか?またどこで入手できるのですか 興味があります。
>EMGさん 瞬間接着材の硬化後の硬度のコントロ−ルは難しいと思います。瞬間 接着剤は被接着物の表面に付いている水分により硬化します。空気が 乾燥している時には息を吹きかけてから使用するのはその為です。 他の接着剤とちがって薄い膜として被接着物の間に介在します。厚く 付けすぎて接着出来なかった経験はあると思います。 柔らかい瞬間接着剤は作れると思います。木や皮などの繊維質の物は 接着剤が染み込んでしまって接着できません。ですからある種の溶剤 を混ぜて粘度を高めている筈です。染み込みを少なくしたのが木工用 瞬間接着剤でしょう。この溶剤を多くすれば良いと思われますが、接 着力は低下するでしょう。私も素人なのでよく判りません。 歯医者さんで使う紫外線硬化の物と言うのはフジ・アイオノマ−・タイ プULCなど数種類あります。混合接着剤で粉末・液体や2種のペ−ス ト混合でしょう。歯科材料卸店で入手出来ますが、10gで数千円と 値段も張ります。残念ながら使用したことはありません。歯医者さんで 思い出しましたが、レジンという高分子化合物もありますね。これも 粉末と液体の混合で、常温硬化と熱重合タイプがあります。接着では なくパ−ツの創造や隙間埋めに良いと思います。カ−バイトバ−で切削、 形成出来ます。
皆さん、マナ板?の話はそれ位にしといて料理の話にしましょう。今日の課題曲は、 ・アンドレ・ナヴァラのチェロでフォーレ作「夢のあとに」 飾らない純粋なチェロの響きは絶品!でも、無駄に美化された音や余分な響きが 再生システムに残ってると、なんでか教科書的な音楽に成り下がってしまいます。 で、チェロの胴の木のぬくもりが、人肌の温かさなら、ちょうどの頃合ですわ。 先月末に聴かせてもろた蓄音機の禁断症状が今頃になって....うぅもっと音楽を! ・J−POPの代表作?井上陽水作「夢のなかへ」 飾らない兄ちゃんの唸り声がウフッフー?んなわけないやろ!
660 :
TK :2001/05/05(土) 21:51
>>655 ジョンさん
45kgの黒御影石の板(6cm厚)が余っていますので明日帰宅したら試してみます。
661 :
TK :2001/05/05(土) 22:11
>>660 ただ、御影石の音をどのようにクリアするかが難しそうですね。
今想像しているのは下から
床、絨毯、(ゴムブロック3個)、黒御影石、フェルトまたは綿毛布、(欅単板)、6Wスピーカー
ぐらいでしょうか。なお括弧内は脱着比較します。
TKさん 1.御影石の共振が問題にならないくらい充分に重たい事,2.その共振をスピーカー に伝えない工夫が必要でしょう。1.スピーカーの台はある程度は重たいのが良い です。80Kg〜100Kg程度なら工夫をすれば一人で動きますから,そこあたりがね らい目でしょう。私は,御影石よりも柔らかめの蛇紋岩を使っています。地域に よっていろんな石があります。ですが重たいものとなると輸送費が大変です。で きるだけ地元で適当な石材と石工を見つけるのが吉だと思います。 2.石の共振の遮断に関して私が実際にやって良かったものは,ラスクです。製品 ではなくラスクの板そのものを,サランラップで包んで敷くのです。硬いのに, 鳴きが伝わらず良かったです。最近のものとしては, J1プロジェクトのブルーの 板も良さそうです。石英のインシュレーターや熱研のブラックメタルに関しては, 石との相性はまだ試していないのでわかりませんが,この 2つはツボに入るとピ ントがシャープでなかなかに素晴らしいです。あるいは,アクリルの厚板(20m m)あるいは檜や桐の薄板(5mm)を石の上に敷くのも目だった鳴りが無く良い かも知れません。いろいろお試しください。床と御影石の間の振動の遮断は,ソ ルボセンが内部損失が極端に大きいので一押しです。ソルボセンは,ブロック状 よりも 5mm程度の板状のものを重量に応じて 3枚, 4枚と敷きこめば良いと思 います。これはフワフワせずに,それでいて振動を上手く遮断するので便利です。 お試しください。絨毯等の繊維類は,フラフラして,支点が定まらなくなります から私は排除しています。
>>662 訂正してお詫び致します。
誤:ソルボセン
正:ソルボセイン
>>659 ロマン・グラッチェ様
御久しぶりです。いつもの事ながらひねった課題曲でまともなレスができず近況
報告で失礼致します。
最近,プリとphonoケーブルを新調いたしました。プリは,同じSpectralの20のシ
リーズUです。解像力が上がり,パワー感が数段アップしました。最近の弄りま
わした J-POPsがかなり滑らかに再生されて少し戸惑っています。 J-POPsが歪っ
ぽく再生されてこそ本物と思っていましたから。完全に歪が取れてしまったわけ
ではありませんが,かなりな部分改善された感じがします。どう言った仕掛けか
はわかりませんが,2 MHzを超えて再生が可能で,位相特性を改善することでこ
れまで歪と感じていたものが,信号として認識される事になる可能性を示したも
のではないかと考えていますが,正確なところはまだ判りません。
phonoケーブルは, MITのものですが,解像度が高いのに,刺々しくなく,静かな
部分は更に静かになり,ピークの音圧が更に高くなりました。ケーブルは,この
グレードに全てを揃える必要があることを痛感したところです。いつのことやら
と言う感じですが,今確信が持てているところまでは歩いていきたいと思ってお
ります。
ところで,スイスのマルチコンタクト社って御存じですか?
665 :
TK :2001/05/07(月) 01:17
>>662 ジョンさん
6Wスピーカーを黒御影の上に置いてみました。
殆どピンポイント3点支持のためか石の響きはさほど気になりませんでした。
この状態で木工ボンドモデルととエポキシモデルの音の差はかなりのものになりました。
EMGさんの仰る通り木工ボンドは使えませんね。
ただエポキシも少しだけきつい響きが乗ります。
やっと木工ボンドに見切りを着けることができましたので
木工ボンドモデルを改造してエポキシモデルに揃えます。
>>666 ロマンさん
>> アンプの色付けを排しトランジェントを極限まで追求して
それしかないと思います。その方向で,人の声が滑らかに
響かないといけないんだと思いますし,それは充分可能だと思います。
最近手に入れたSpectralのDMC-20Uはまさにそんな音がします。
半田で直結するのが出来ない場合に,どうしたら良いか。接触抵抗をできるだけ
小さくすることを考えていろいろと探しているうちにマルチコンタクト社に行き
当たりました。ソルトンからサンプルをいくつか貰いました。金属と金属が触れ合っているのに
奇妙に有機的な挿入感で巧妙に作っているなと言う感じがします。
ここに,壁コンを作らせたらうまい事作るんじゃないかなと愚考しているんですが。
良くないだろうか? ロマンさんに「癖のある音」と言われると気持ちが萎みますが。
668 :
ロマン・グラッチェ :2001/05/07(月) 18:44
>>ジョンさん >最近手に入れたSpectralのDMC-20Uはまさにそんな音がします。 多分そうじゃないかと思うてました。是非一度お聴かせ下さい。 >ソルトンからサンプルをいくつか貰いました。 これは興味津々!どんな音ですやろ?実際に聴いて見てどないです? >ロマンさんに「癖のある音」と言われると ウチの先入観は全くアテにならんので、以後は慎みます_(.)_
ロマンさん 残念ながら送っていただいたサンプルはオーディオ用ではないので,実際に音が どうのというような段階ではありません。抜き差ししてその妙に滑らかな感触に, 「良い音しそう」とニンマリしている段階です。 私のようなズブの素人が「音の良い壁コン」の依頼を専門家にするわけですから なかなか難しいのです。あまり我侭言うと「ほなどっか他所さんで・・」と言わ れそうだし。頂いた工業用のサンプルと,手持ちの壁コンを見比べて,距離の大 きさに戸惑っています。他に高信頼性のメーカーは御存じ無いですか?
なんでも考え、なんでも知って、なんでもかんでもやってみよう!さて今日は... というのがスレの創始者であるケペル先生(違うたかなぁ?)のポリシーですょ。 滑らかな触感は必ず音に反映しましょうし、何より「オーディオ用でない」 というのが逆に良いんですょ。音の分からない玄人が作ったオーディオ・ ユースの物より、音楽の分かった素人が選んだピュアなアクセさりんが最高。 迷わず成仏できますゎ。先入観は捨てて、さぁさぁ、先ずは聴いて見まひょ! P.S. ウチはこの辺で引っ込みますんで、後は宜しく。皆さん、ごきげんよろしゅう!
671 :
タコヤキ屋 :2001/05/07(月) 23:32
みなさん、水をさすよでつらいけど、いうで。 接点が音悪い言うたらあんたら喜んで聴いてる 録音で接点の音がどれだけはいっちょるのかいな? そらな、接点とハンダとかしめとどないちゃうのかは わてかてたしかめた。そやから我が家からは スピーカーセレクターはおいだしたがなあ、 いまから考えたみたらどうでもええわ。 たいしたことやない。ほかにだいじなもんが いっぱいあるわ。 接点の差はうちのよめはんのヒステリくらいや ちゅうのがやっと解かってきたわ。 かんにんやで。辛抱しけれんで息子にカキコしてもうた。 ほな、さいなら。
重箱の隅を突つくような話を持ちこんでしまいました。 ロマンさんは呆れて引っ込み宣言するし, たこやき屋のおっちゃんにはたしなめられてしまった。 スマソ! PADとWATTaGATEの差が大きかったので ついのめりこみそうになってしまったのです。 リプラスの30mmのプレートも劇的ではないし 大正解は結局無いのかなあ?? もう少し一人で遊んでみます。
673 :
TK :2001/05/08(火) 19:38
>>672 ジョンさん
重箱の隅をつつくのがオーディオの醍醐味です。
謝る必要なんかこれっぽっちもありませんよ。
興味を抱く分野はひと様々ですので気にしないでください。
私なんか、新しい話題には全然ついていけませんのでレスがちっとも出来ません。
ところでWE7Aアンプを導入することにしました。
WE7Aの構成は218A(input)-WE618A-218B(interstage)-WE618App-111A(output)です。
ドモ TKさん WEのアンプは115V仕様ですか?
675 :
TK :2001/05/08(火) 22:19
WE7AのA電源はDC6V3.3A、B電源はDC+120Vを外部から供給します。 C電源はアンプ内部に備えた乾電池で-9Vを供給します。 またWE25Bの電源はAC110Vです。ちなみにWE300Aは115Vになっています。
676 :
タコヤキ屋 :2001/05/09(水) 05:25
こまかいことばっかりやったらあかんちゅうとる わてかて、ブレーカーボックスのフタは少しフェルトで ダンプしてあるで。それと近所のプレス屋の前でひろてきた アルミの円盤でレゾナンスチップを作ってしょむない音に ならん程度の最小で2枚のガラスにはっとるわ。 ようするにいらんカラー、ババチイ音でとるとこだけ 抑えるのや。大事な音のエネルギー源のACとか 通路の入出力ケーブルにカラーのあるもんをつこうたらおしまいや。 このばやいまちがわんといてや、ええ音もカラーやで。 いつもええ音でたら反対の悪い音でえへんやろ。 そやからええ音のカベコンつけたらそれでおしまいや。 しょもない音、自己主張せえへん、そうかゆうて 悪い音のせえへんもんを探しいや。 ジョンさんが一番キイつけなあかん。 まだTKさんみたいに細かいことほっといて 大事なとこに集中するのも金がかかりすぎるで。 ただ細かい音のあかんのがのこっとると ええけど枯れた音はでえへんで、バッハがなるには 細かいとこもおさえなあかん。ヒントは機器の 倍音も純正にするくらいの根性でがんばるこっちゃ。 ロマンはそこんとこようわかっとるさかい、 銭使わんとおいしいもんを食おうとしとる。 まあ行き着くとこは上等蓄音機みたいな 音のでるラジカセがあればそれでええねんけどな. でしゃばってごめんや。 わしのタコヤキ、多分日本で10番以内や。 秘密は材料や、本物の明石のタコと利尻の昆布だしと 伊豆のかつおぶしや、そやから赤字ばっかりや。 そやけんどな、昔食う取った映画館の前の 安もんの魚粉をつこおたおっちゃんのあれには負ける。 オーディオも一緒で銭と関係ないええもんをみつけたら 勝ちや。 はようウエスタンの15Aとかクラングフィルム を聴きや、それとクレデンザ、HMV,EMGとりあえず 出口を聴いといたら基準があがるさかいな。
677 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/09(水) 05:40
タコヤキ屋のおっちゃんいいなぁ〜。 俺タコヤキ屋のおっちゃんのタコ焼き食べたくなったよ(藁
>>671 Please, never say never dad!
Einmal ist nicht keinmal!?
He wanna try just once.
So what?? Oh no!!
679 :
タコヤキ屋 :2001/05/09(水) 08:08
関西には関東に負けんすごいソバ屋がおるぞ。 みなふつうは自家製粉のよりすぐれた産地の粉を自慢しよる。 ところが北海道の粉で10割打たしたら いままで知る限りその安定性では比べる人はないど。 安い材料でもいろんなファクターをこなして打つ。 まるでストラドやデルジェスや。弘法さんはいてはる。 材料に負けたらあかん。 ええ音のコンデンサーとか抵抗なんか音のええ部品を 集めてアンプ作ればええアンプが出来るという発想は スタラドの板厚をノギスで計ってそっくりさんを最良の 材料でつくればストラドの音がでるかもしれんという 甘い夢や。わいのタコヤキがうまいかどうか これを考えたら程度がばれるがな。 そやけど音にうるさい人にも食うてほしいがな。 ガキやオバハンばっかり相手してたらそんな気に もなるで。 ほなさいなら。 >678 日本語書いてな。 困るがな。ひょっとして外国からのか。 外国のオーディオマニアも読んではるのかいな。 不思議やのう。
680 :
関西人 :2001/05/09(水) 10:27
タコヤキ屋のおっちゃん、なかなかのもんやなあ。 一度お会いしていろいろお教えいただきたいですわ。 俺の知ってる中では勝手にあの人は天才やと信じてるM氏並や。 ホンマおっちゃんのタコヤキとソバ食いたいわ。
681 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/09(水) 11:07
関西弁で書かれると読みづらいんだよね〜。
やっぱTKが核で進まないとおもろうないな。 おっと関西弁は慎まなきゃ。
>>676 たこやき屋のおっちゃん
良い材料をそろえれば美味しいたこやきが出来るわけでは無いけど
不味い材料から美味しいたこやきが出来るわけでは決してない事を私は
知っているつもりです。
昆布なら利尻の香深の2年囲い,たこなら明石の短足のヤツ。
かつぶしは,背節のよくよく枯れたやつの血合いを完全に削り緒として
使いたいですね。
でも,素人ではなかなか美味しいものが出来ないのが
面白いですね。今後ともよろしくお願いします!
684 :
タコヤキ屋 :2001/05/09(水) 22:27
えらいこっちゃ。人気でてきてしもた。 引っ込みつかへん。 そやけどうれしいわ。 TKさん、ジョンさん、EMGさん、ロマンさん、キルロイさん。 関西人さん、たくさん集まってきてはる。 TKさん頑張り張ったのでこのスレも一人歩きしよる。 見てはる皆さんなんとか 応援してほんまに健康的なオーディオをつくろやないか。 ありがとうおます。涙でますわ。
670(ロマン)=678(Romanow)=ロマノフです。大阪弁>>国際弁>>日本語へ転向しました。 私が説教されるのが本筋で、ジョンさんやTKさんにまでトバッチリで申し訳ありません。 高級レストランの味では物足りなくて、真のオフクロの味を求めているとでも言いますか 私どもはその様な親子関係ですので、一般的なオーディオマニアの価値観にはそぐわない かもしれませんが、これはこれで、一つの究極を求める方向として御理解を頂ければ幸です。 父上は、一つのアクセサリやパーツが再生音全体を支配してしまう様では、本来ソースが 有している表現の豊かさを阻害してしまう、という懸念を私に説いているのです。そして より表現力の優れた装置で再生して、その音や音楽と比較してみれば、如何に失われた物 が大きかったかが容易に理解できると。だから「相対的に見た目が綺麗」だからといって、 わざわざ「絶対的な表現力を狭める様な代物」を持ちこむのは、全く愚かしい事だと。 オーディオは色々な価値観の人々が、様々な楽しみ方をされていて、どれが間違いだ等と 申す気は毛頭ございませんが、ハイエンド嗜好、ブランド嗜好、だけではなく、TKさん の様な本物嗜好や、私どもの様な究極嗜好(ごっこ?)も存在しています。お仲間を増やし たいとも思っていますので、どうか宜しくお願いします。本物の優れた感性に触れる喜び を一人でも多くの人に! P.S. ジョンさん。マルチコンタクトは大変異色な存在です。何らかの効用ありと私は見てます。 お父ちゃん、そないに怒らんとちょっと実験だけさせてみて下さい。結果は直ぐ出ます!
686 :
TK :2001/05/10(木) 01:29
今日は注文していた6Vのバッテリーを取りに行きました。4個一組(24V8Ah)で4組有りましたから 16個の6V8Ahバッテリーが確保できました。これを接続を変えて8個づつ2組で使おうと思います。 (一組を使用している時に別の一組を充電する。)
687 :
タコヤキ屋 :2001/05/10(木) 04:42
たしか蓄電池の会社の社長でオーディオマニアの人が いてはってリスニングルームの床下はバッテリー が何百と入っていてB電圧を作ってはったとのこと。 TKはんキイ付けや、ほんまに爆発するで。実は 爆発したことがある、たった一個だけやけどほんで破裂 するまではいかんかったけどデカイ音で腰しぬけたわ。 ごっつあぶないで。 これでついにTKさんという人の正体がでたのう。 ほんまのアホや、失礼、いいかえて 情熱の人や。みなみならいや。
688 :
タコヤキ屋 :2001/05/10(木) 04:53
関西人さん、(680)ありがとさん。 Mさんちゅうて、S.マランツさんか? ちゃうな、現役でMさんいうたら 幸之助さんとこにいたI博士の弟子ちゃうか? カリスマのあの人やろか? そんなえらい人らと比べてもうたらこまるがな。 わては一度G事件の犯人かも?とおもうたんか いちどたんねてこられたくらいのおっさんや。 勉強なんかでけへんにきまっとるがな、学校では せんせはわてをとばしていつもあててはったがな。
689 :
タコヤキ屋 :2001/05/10(木) 05:04
ロマノフ(685)はやっぱり ロマンやったのう、これやからインテリは困るわ。 国際語ちゅうてエスペラント語かいな、そんなのは とっくにないのやろ。 それとあんたのはむつかしすぎてなんのこっちゃわからへんで。 ようするに装置の静的なカラーやろ、 たとえば安もんのアンプかてスタンウエイの うえにおいたら上等の音になるが 安もんの日本のピアノの音がなりにくい。 いつもなでてるマランツ7を 日本のピアノのうえにおいたら みなその音がしよるという話やろ。そんなこというたら 300Bもええ音がつくやないか? おんなじちゃうか?みなをなっとくさせる 理論武装しとるんやろな!
690 :
タコヤキ屋 :2001/05/10(木) 05:16
だいたいな、オーディオ好きな連中は まず音色にまどわされよる、女の顔といっしょや。 中身までなかなかいけへん。すぐにわかるぶぶんや。 そやけど化粧濃すぎたらあかん。 けったいなケーブルつこおうたらそれとおんなじや。 なかなか難しい構築まできいつけへん。 再生器いうのは そらオカメではこまるが美人ではこまるのや。 ソースにはいっとる裏表が大きな振幅で再現されるには 音楽的な中庸が必要や。いわばジャズしか聴かん クライ兄ちゃんもクラッシックしか聴かん先生も どちらもが同じように喜ぶには陰陽がでなあかん。 ひとことでいうたら正直もんの装置があればそれでええ ちゅうこっちゃがな。 ブルースとCメージャーが同じくらい うまくなったら最高やで。
691 :
関西人 :2001/05/10(木) 08:45
タコヤキ屋のオッチャン、おはよぉさん。 しっかし早起きやなあ。 タコヤキ屋って仕込みはそんな早いんですかいな。 体こわさんようにしてや。 オッチャン言うところの美人じゃ困るいう話し。 若輩者の私もそうおもてます。 ただ素顔を全部むき出しにしてしまう装置は 厳格すぎてきついもんありますわ。 なんせ録音を選ぶ。ジャンルは選ばんけど録音は選ぶ。 アラも何もかもまんま出してしまいよる。 特に位相関係がまんま出てくるとたいていの録音は失格ですわ。 不自然さに身がよじれる。 その点、軽い化粧してほっとさせてくれよる女はええ女ですわ。 女がただただ素を出して来よったらかないませんやろ。 電池駆動やけど電池でスピーカ駆動すると トランスと音がどっか根本的に違いますわ。 なんかおかしい。 強いて言うとジェフのはよく似た音に仕立ててあったけど。 せいぜいプリやCDPだけちゃいますか。 自分じゃやったこと無いんで大きな事は言えませんけど。
692 :
TK :2001/05/10(木) 09:00
>>687 タコヤキ屋さん
ご忠告ありがとうございます。しかしB電源には使いません。
A電源にのみ使用しますのでこれ以上数は増えないと思います。
バッテリーは密閉型ですので急速充電をしないことと過充電に気をつければ大丈夫でしょう。
タコヤキ屋のおっちゃんへ、傍観者から一言。 このスレが残っている理由として、TK氏が頑張ったこともあるが 常連も協力してsageて書いてるのが大きいと思うんだ。 そのあたりも配慮して無闇にageないで書こうよね。
sageわすれた。スマソ。
傍観者さん、693 どないすんのや、さげとこないするのでえのか? すんませんが順番はなんで決まるのかいな? 人気の順か、アクセスの回数か? おしえてな。すんませんな。
658さん、お教えありがとうございます。 歯医者のそれはひょっとして自動車のフロントガラスの ひびをなおすあれですか?わたしは一度やって うまく真空引きできず、失敗。しかし高いですが ぜひもう一度音にためしてみます。 皆さんしばらく見ないと がんばってられますね。なかなかおもしろくて お仲間が増えることを祈っています。 遠慮せず本気で音、いや音というより 音楽、演奏の再現を欲する方はぜひこちらに おいでになられたらお考えのゴールへの近道になると 思います。TKさんに代わってお願いします。
たこやき屋のおっちゃんへ 機器にカラーレーションが無いのが良いはずだし ソースをそのまま演ずる事のできる白いキャンバスであるべきだと思う。 それはそうだけど。総論賛成!私もそんな機械を探していますし それにかなり近い機械を所有している積もりです。 でも,個人の好み,感性の違いで各論になるとなかなか話題が 豊富で,合意形成は困難ではないのかな? 良い音とは中庸で正直もんの音,おかめでも美人でもなく といった抽象的な話ではなく もう1歩踏み込んだ,具体的な記述が聞きたいと思います。 よろしく
いやはや痛快、痛快。タコヤキ屋さんに座布団3枚差し上げます。 アンプ屋の立場で言わせてもらえば、昨今の「壁コンで音造りする」風潮は異様です。 肝心な情報を正しいニュアンスで伝えるのが再生装置の基本だが、何かハイエンドの 世界では、音楽には程遠い人工的に醸し出された高級感を楽しむ人種が多く見られる。 確かに壁コンで音が変わる事は認めるが、リカちゃんハウスでもあるまいし、何事か? いい大人が着せ替えごっこでは、音や音楽の本質は変わらないよ。 マルチコンタクトは、確かに新しい可能性を秘めたパーツかもしれない。正直なところ 小圧力多接点の効果にはそれなりに興味はある。ただ、いくら何でも化粧道具だけには しないで欲しいな。もっと他に、先に改善すべき問題があるはずだけど、違うかな。
>>695 たこやき屋のおっちゃんへ
693の傍観者です。sageのほうはそれで大丈夫です。
順番は、誰かがsageないで書くとトップになって、放っておくと
他の新しい書き込みに席を譲って順次下がっていきます。
ここではいつも上のほうにいると余計なおせっかいを招きやすいので、
親密な会話は適当にsageてやったほうが心置きなく続けられるのです。
>>697 もう1歩踏み込んだ具体的な記述ではなくて、さらに1歩脇道に踏み外すと、
私のオーディオシステムの音は、私の妻に似ています。そっくりです。
さて、また傍観者になりますので皆様続きをどうぞ。
700 :
TK :2001/05/10(木) 22:41
>>699 傍観者さん
ちょーっとまったぁーーー。
あなたのオーディオシステムの音に大変興味があります。
奥様にそっくりだと仰る音のお話を是非ともお聞きしたいですね。
701 :
TK :2001/05/10(木) 23:20
今日は取り敢えず4個だけですが蓄電池の接続を変更してWE7AのA電源として継いでみました。 最初はSN比が多少良くなったかなぐらいでしたが、しばらくすると ハンダが落ち着いてきたのかずいぶん音が良くなってきました。 セゴヴィアのギターが今まで聴いたことのない多彩なニュアンスと音色を奏でてくれました。 音溝の摩耗状態の違いによるスクラッチノイズの音色の違いをこれほど感じさせてくれたのは 初めての経験です。今後蓄電池の数を増やすとどうなるか楽しみです。
困りましたね。蓄音機に近づいてるのでしょう。 これで周波数レンジと音圧がとれれば もうすぐゴールです。 (イヒヒ!また遠くなってるゴール)
関西人さんへ ありがとさん、わても電池の音はおかしいと思うで。 ええのに限っての話でも蓄電池はナマリの音、 アルカリは少し辛い?所詮化学反応や。ノイズあるで。 しかし二つとも静かでAC電源ではここまでの静寂感は 今までのACのやり方ではかなわんはずや。 そやからあんたのいいはるおかしなとこを なおして電池使うか、AC電源で電池にかなわん部分を 良くするかかしこい人が考えたらええのや。 一番ええのはケミコンみたいな気がするのやけど。 10000個くらいパラにするか、空気なんとかいう コンデンサ使うかしたらええのやないの。 笑わんといてよ。学のないタコヤキ屋の冗談やがな。
関西人さんへ ありがとさん、わても電池の音はおかしいと思うで。 ええのに限っての話でも蓄電池はナマリの音、 アルカリは少し辛い?所詮化学反応や。ノイズあるで。 しかし二つとも静かでAC電源ではここまでの静寂感は 今までのACのやり方ではかなわんはずや。 そやからあんたのいいはるおかしなとこを なおして電池使うか、AC電源で電池にかなわん部分を 良くするかかしこい人が考えたらええのや。 一番ええのはケミコンみたいな気がするのやけど。 10000個くらいパラにするか、空気なんとかいう コンデンサ使うかしたらええのやないの。 笑わんといてよ。学のないタコヤキ屋の冗談やがな。
あれ二つになってしもた。 ごめんや。わてにはコンピューターは むつかしすぎる。ゆるして。
調子出てきたのにいそがしゅなってしもた。 わてはキーボードじい探してうつよってごつう時間が かかる。しばらく出られへん。 ありがとうさんでした。ほなさいなら。 追記; 691はんの書きはったことで ただ素顔を全部むき出しにしてしまう装置は 厳格すぎてきついもんありますわ。 気になってまんねん。 音楽再生を第一目的としたら録音をむきだしににしても 気にせえへんかったらおかしいことない。 そりゃな、良いのはマイク一本、次はワンポイントと いうのが手に取るようにわかるシステムになってくる。 これと音楽再生は別や。だから厳格さを感じさせるのは おかしいぞ。正直になると厳しくなる装置はただの 顕微鏡や。正直になると正体見えても許せるようになるはずや。 ロマンはん、関西人さんには少しわてのいうこと 誤解されてるみたいや。助っ人しといてほしいがな。 しばらく出られへん。
707 :
安直な人 :2001/05/11(金) 07:50
上手なオーディオマニアに組んでもらったら、すぐにいい音が楽しめるだろうか。
>699 傍観者さん、わたしもぜひ奥様似の 装置のことを詳しく聞きたいです。とても 興味があります。ぜひ傍観から主客に変身してくださいね。
>707 安直な方へ 充分可能性はあります。其の前にあなたがどのような音楽を どのように聴かれるかを知らねばなりません。クラッシックに 限定した話としてもカラヤンが好きで良く聴く方と、シューリヒト やアーベントロートまで聴かれるかたとでは装置の価値感が 相当変わってきます。 >706 タコヤキ屋さん、ぜひまた出てきてください。お待ちしてます。 落語家でオーディオ好きの方はけっこうおられるみたい なのでロマンに招待してみたいですね。
710 :
TK :2001/05/11(金) 08:23
>>702 EMGさん
ええ、最近特にブレーキの効きが悪くなっていまして困っています。
ゴールにたどり着く前にクラッシュしてリタイアしないことを祈るばかりです。
タコヤキ屋のおっちゃん、ごめんやで。 オッチャンほど老練やないもんであきませんわ。 厳格さを感じさせてしまう音、ではのうて 正しい音をそのまま正しく伝えることの出来る装置の音、 ちゅう意味で書いたんですわ。 それが一番ええはずなんやけど聴くソースが限られてきませんか? 録音時に何をいじくりよったか全部丸見えになる。 不自然な音のたたずまいに違和感を感じる。 オッチャンが思ってくれてはるほど当人は厳密には考えてまへん。 なんでなら皆さんはほとんど聴きはらへんやろう J−POPも良く聴きます。 いうてもカラオケ練習用やけど。 クラシックの小編成からJ−POPまで同じシステムで聴いている ところに少々問題があるんかも知れませんけどね。 自分の音は正直言うてまだまだです。 またいろんな事教えて下さい。 よろしくお願いします。
「オーディオのロマンを語ろう」スレのみなさま御機嫌いかがですが? 「EMT」スレの方で書きこみしておりました「カンチレバー細すぎ!」と申します。 向こうのスレでこちらのメンバーのタコヤキ屋さん、TKさん、EMGさんには 貴重なアドバイスいただきましてありがとうございました。 私、このスレは最初から楽しみにしておりまして、連日連夜繰り広げられる みなさんのハイレベルなお話を、ただただ目を丸くして読ませていただいておりました まだまだ若輩者な私ですが、タコヤキ屋さんからお誘いのお言葉をいただきましたので 時々おじゃまさせていただきます。どうかよろしくお願いします。 ここのところの話の展開を見ておりますと、タコヤキ屋さんの方から 実に難しい課題が出されているようですね。 なんか「趣味としてのオーディオに対する根元的な問いかけ」のようで、 私のような若輩者ではとてもそれに応えるすべを持たない気がします。 私はオーディオと出会ってからまだ25年にしかなりませんが、 その間、SPだけはずっとあるメーカーの品を使い続け、 そのメーカーのトーンに魅了され続けてきました。 ところが数年前、全く違うメーカーのSPをじっくり聴く機会があって、 そのSPが出す全く違う音の世界に魅了されてしまったのです。 そこで前のSPに代えて新しいのを導入したという結論となると、 ただのグレードアップ話になってしまうのですが、この場合困ったことに 前者と後者の魅力が全く違うもので、両立は難しいと思われたことでした。 それで結局どうしたか? 私は元のシステムを放出することなく、 新しいSPとそれに見合う新しいシステムを構築せざるを得なかったのです。 それで今、私の部屋では全く違う傾向の2つのシステムが音楽を奏でてくれています。 先輩方の言葉を借りるなら「厚化粧した二人の女」の色香に 惑わされているのかも知れませんね(笑)。 もちろん私には、かのドン・ジョバンニのように「カタログの歌」を歌おうなんて 気は毛頭なく、せいぜいドン・ホセのようにミカエラとカルメンの間で 精根尽き果てるのが関の山ではありましょうが……。 ああ、こんなことを言っていると、 諸先輩方からはおしかりの言葉を受けてしまうかもしれません。 ただまだ自分は四十前なので、オーディオに少々のロマンならぬロマンスを 求めて惑うことも、まだ許されるのではないかと思っております。 つまらないことを書き連ねてしまいましたが、 どうか、今後ともよろしくお願いいたします。
>>698 Gerwigさん
壁コンの話にアレルギー的な反応を示されているようで興味深く思います。私は
これで音決造りをしようなんかは思っていません。できるだけニュートラルな壁
コンを選びたいと思っているだけです。これまでなんの疑問も無く使ってきた壁
コンでも,個性があり,システム全体をより無色透明な音に近づける事にわずか
でも力があるのならば,それを検討する事を厭うべきではありません。スピーカー
やアンプ等のような大きな力は無いけど,壁コンには壁コンを変えた時に特有の
ある変化があります。微調整としては有効です。
Gerwigさんも高信頼管の足の金メッキを剥がして調整されているでしょう?
Gerwigさんのその試みも,「いい大人の着せ替えごっこ」,更には「りか
ちゃんハウス」と同列ではないのですか? 壁コンの交換と,真空管の金メッキ剥
がしは,両者とも良い音を求めての努力の形だと思う。両者の違いが私には良
く判りません。明確な説明をお願いします。
私は,小物も,大きな機器も同じようにシステムを構成する大切な要素だと考
えています。細部にも全体にもこだわる必要があると思います。全体に対する音
決めの基準はできるだけ演奏会を聞くようにして人工的な成分を極力排除してき
ました。そんな話は,既にこのスレで書いたことがありますからそれをお読みく
ださい。それから「他にやることあるでしょう」というご指摘はもっともですが,
最近プリを変えましたし,新しいPhonoケーブルも導入しました。やるべき事は認
識しておりますが,常に経済的にも大きな問題の取り組めるわけではありません。
大きな買い物をした後は,しばらくは,小物を検討しまたつぎの大きな問題解決
への準備をすると言うのが私のやり方です。また,柔軟に考えて新しい試みもや
ってみたいと思っています。誰も試していないものは,失敗に終る事が多いので
すが,たまには大成功もあり,結構面白いものです。
714 :
TK :2001/05/11(金) 19:35
>>712 カンチレバー細すぎ! さん
ようこそここへ。
私もあなたと同じように傾向の異なるスピーカーを併用しています。
最近は時代を少しずつ遡りながら新しい発見に楽しみを見つけています。
今後ともよろしくお付き合いください。
715 :
TK :2001/05/11(金) 19:59
>>665 WE7Aアンプにかまけて6Wスピーカーの一方がエポキシ接着に変更されないままで放置されています。
この際アンプが落ち着いたら、膠を何とか入手して試してみる事にしました。
先ずは膠の入手先を探してみます。
>>713 >これで音決造りをしようなんかは思っていません。できるだけニュートラルな
>壁コンを選びたいと思っているだけです。
それなら私と全く同じです。その意味でもマルチコンタクトには興味があります。
私は、とりあえず直結と比較して癖の少なかった松下ホスピタルグレードで十分
と考えています。直結とは、壁コンレス且つヒューズレスの事です。(ある種の
ケーブルの個性音を尊ばれる方にとっては、屋内配線直結が必ずしもリファレンス
とは成り得ない事は承知しています)
それから、私にはクライオ品はコントラスト過剰、ロジウム鍍金品はハイ上がり
でバランスが欠ける様に聴こえました。
間違った音を発するパーツを一つでも使用すると、再生装置全体の音楽性に限界
が出てくると考えていますので、音の良いパーツではなく音を悪くしない選択を
心がけているつもりです。
生音がそっくり録音再生できるかどうかは先に決めないで 電気録音というのをもう一度論理的に検討してみませんか? このスレの皆様がなにをどのくらい聞き分け、例えば 其の差がどのような価値を持つかを再検討してみれば なにかが見えてくるように思えます。巷のオーディオでは 機器の音質は言うに及ばず音楽のジャンルも関係なしで 音の良い悪いが論じられており、リファレンスの再生装置 など存在しません。まったくおかしなことだと思います。 ロックと室内楽の再生装置が同じでよいのですか? バッハのポリフォニーとブリガリアンポリフォニー? が同じ再生装置でよいのですか? この際完成された装置ならどちらも再生できるという 答えを先にだすのは抜きとします。 たとえば壁コンセントを安物からオーディオ用に 変える必要性。それはこれがこうなるからいる。 300Bのセトロンを刻印つきのホンモノに変える必要性。 電源の極性をなぜ決めるのか,どうなるからか。 アンプにふろしき一枚かぶせて音がかわる、これも絹と 木綿、ウールでは変わるかぶせるのがよいのか? とにかく再生音がどうなるから、ああだ、こうだと言う理由。 これが音質がどうこう変化するというオーディオ的表現では なくてピアノのタッチがこうなるからとかで検討する。 わたしのつたない例をあげてみますが、 RCAのケーブルでPADという高額なものが あるのです。この音の印象は(情報量が多いが 弦楽器の音が湿る。ピアノの余韻が少し短く聞こえ クラッシックのピアニストのタッチがジャズピアニスト 的に聞こえる傾向が強い。このケーブルの作者の音楽の 好みがわかるような気がする。) こんなふうにはどうですか? それとこのスレのみなさまなら、現状のCDの再生音、 その再生音がいかに最高のDAコンバーターを用意しようが EMTやオルトフォンで再生するLPとは比べることのできない レベルの再生音だと判断されているでしょうね。 この前提がないと当然上記の案はスタートできません。
>EMGさんへ 僕も嗜好としてはおっしゃるような形で 話を進めていくことができればと思う人間です。 しかし結論から申しまして少し難しいでしょうね。 みんな何も書けなくなっちゃいますよ。 結果、大切な数多くの意見を聞くことができなくなる。 自由でいいと思います。 同じ事を書いても読む人によって180度違って 受け取ってしまう可能性もあります。 しかしそれが面白いと思わなくちゃ掲示板ってきついですよ。 だってここは2chだし話題はオーディオのことですから。 ただしEMGさんからかなり具体性のある質問をなさるのはいいと思います。 その質問に対して多くの先達達の「答え」ではなく「意見」でもなく 何となくの「感想」が帰ってくるはずです。 それこそが一番現実に即した経験則のはず。 それを大切にしたいです。 疑問が生じたときに疑問を持った人が具体的に質問する。 それで良いのではありませんか。 何度も言いますが僕もおっしゃることができるならそうしたい人間です。
知り合いから電磁場測定器を借りました。 電磁場が生体に悪さをするというので一時期話題になりましたが,どれぐらいの 強さかな? 定量的に測ったみよう。それに,強い電磁場を発する機械は,少し離 して設置したいし,機器の配置を考える上でも有用だろうと思ったわけです。 大きい方からADPの電源ボックス,DACの電源ボックス, パワーアンプ DMA-150, MITのIsoStrip と下がっていき,プリや,CDTとして使っている SDR-1000SL, MIT Stabilizer はかなり低いレベルでした。このレベルを考えて,シールドを含 めて配置を考え直してみたいと思っています。 環境レベルを1とすると高い機器の直近では1000倍以上の強さとなります。環境レ ベルよりも,私の持っている機械の発する電磁場は大きく,外来の電磁場の影響 よりも,機器間の相互作用をいかに軽減するかを考えるのが重要だろうと考えら れました。なお,パ-マロイで囲うと,その外側は大きく低下しますが,ボックス の内側は当たり前ですが,下がる事はありませんでした。
>ジョンさん 無音時と鳴っている時ではスピ−カ−ユニットの電磁場の変化は 表れますか?
721 :
TK :2001/05/12(土) 15:24
>>711 関西人さん
J−POPのお話に関して最近気になったことを一つ。
小椋佳は以前から好きでたまにLPを聴いていました。
私は新しい録音のCDはあまり買わないのですが、最近「Debut」というCDを友人に教えられて
買ってみました。小椋佳の円熟した唄に堪能したのですが、内容の良さに比べて録音の悪さに
がっかりしました。低域のバランスが悪すぎる。しまりのない下品な低音がぶーぶー出て...。
音のバランスをカーステやラジカセに合わせているのでしょうね。とっても悲しくなりました。
同じCDでも昔出た谷村新司のコラソンスペシャルは名演名録音だと思いますがね。
>>720 スピーカーユニットは,強力な磁石があるので測定器を
近づける気がしませんが,10cm程度の距離だとかなり
弱かったです(鳴っている状態)。無音状態では測定し
ていません。また今度やってみます。
>>EMGさん >>関西人さん オーディオに関する情報交換に関しては みんな,聞いている音楽が違い,組み合せる機械が違い,ケーブルが異なり これ までの音楽の経験が異なり,そもそも音の好みが異なります。 そんないろんな人 が情報を交換するには,ある程度背景が明確にならないと,その情報が信用でき るかどうかも,利用できるかどうかもさえわからないと思う。評価者が,オーディ オに対し,どんな姿勢で取り組んでいるのか,またどういう条件で聞いて評価し たか,どんなソースを使ったか,それがどの様に聞え,どう判断したのか,それ が明らかになって始めて,その人の言う事が自分にとって有用かそうでないかが 判って来ると思う。例えば,菅野が良いと言ったら,私個人は多分ダメだろうか と判断するようなものだ。良い音とはかくかくしかじかという議論だけもまた同 じく空虚になってしまう危険性をはらんでいる様に思う。 だから,オーディオ機器のインプレッションを書くときはスピーカー,アンプ 等他の使用機器,必要ならケーブル,好みの音楽ジャンル,テストした CD,それがどう聞え,どう判断したかと言う記述が必要だと思う。 なお,多くの様々なユーザーのこのような状況を沢山集めればある関連の客観的 な抽出はできるかもしれないけど,2chで積極的に書きこみをする人は,意外 と多くないようなので検出力の確保が難しいと思います。
>ジョンさんへ 718でEMGさんに対して反対の意見を書きました。 それは「音の評価をするのに基準となる言葉が必要」だとは思うけれど なかなか音を表現する言葉の定義は難しい、という意味で書きました。 ジョンさんがおっしゃっているように、そしてEMGさんもそうお考えと思いますが 機種や聴いたソフトくらいは客観的な指標として書き込んでいなければ 情報としての価値が下がってしまうのはまさしくその通りです。 僕もできる限り客観性の高い表現を心がけたいと思います。 ただ、ロマンでは機種を公表しないなら書き込むな、 って言われてもきついものがありますけど(笑)。
皆さん、本日キルロイさんが復活されたのを 発見しました。裏のロマンスレでです。 ぜひ表へ復活して欲しいです。彼のような 素直なエネルギーは素晴らしい、生命力です。 ベクトルの違いは現実にはありますが、それは 今後の問題です。
皆様のご意見うれしいです。 所詮わたしは理想論、制約のなかで 本気があればいずれ制約は克服できます。 先が楽しみです。
いつも客観性に欠けているカキコで、申し訳ありませんが、やっぱこのままにします。 音色の好みは十人十色。ジャンケンの、グー、チョキ、パー、どれ一番強かったやろ? 幸か不幸か、ウチと三男はクラシックと古いジャズ、家内と次男がロック系に御執心。 長男には幼児期にクラシック聞かせ過ぎたせい?で、音楽が大の苦手になってしもた。 で、皆が納得する音で鳴らさなあかんので大変!そやけど、お陰で世界の民族音楽は たいていの国の音楽が、広く浅く、それなりに歪まんと鳴る様ですゎ。音色は最適化 されてへんかもしれんけど、普遍的(不偏的?)音楽性を追求して行ったら、ソースに 含まれている音の範囲で、別にお化粧せんでも、全てのジャンルが、それらしゅうに 鳴らせると思うてます。ここまでバランス取るの30年掛かったけど、まだ不完全。 おまえの音は教科書的で響きに欠けるとこがあると、誰か偉い人?に言われてたり... 逆に、好みの音色だけを追求していったとしたら、どないなるのかなぁ?意味が判らん。 何かけても同じ様な音でしか鳴らへんアンプやケーブルが多いのは、そのせいやろか? ウチの再生システムは自作または超改造品なので公表の価値ありません。悪しからず。 案外キルロイさんの装置に近いもんがあるかも?!
728 :
最近見ないけど・・・ :2001/05/12(土) 23:36
キルロイさん復活されたみたいですね。なぜか?気になる存在です。 彼のやってることに肯けるものもあります。 私もロマンさん同様、ほぼ自作&改造品です。皆さんのように、 突き詰めてはいませんけれど。 >TKさん 谷村新司の群青が好きで酔っ払うとカラオケで歌ってしまいます。 映画・連合艦隊のエンディングでしたので印象が強いんですよ。
>729さん、TKさん 谷村新司のコラソンをかけてるのを聞いたあるひとが 私がそれを好むのを意外に思って谷村新司のLPを プレゼントしてくださいました。抱擁というタイトルで モノクロのジャケットです。CDR化してTKさんに プレゼントしたいような気持ちです。 2chで出来たメル友さんどうしが連絡を取り合う 方法はないものでしょうか?男女の出会いの掲示板では どうしてるのかな?どこそこで何時とかいたら 何十人も集まって取り合いになったなんてあるのでしょうか/
732 :
キルロイ :2001/05/13(日) 08:13
前にもおっしゃった方がおりますが、オーディオはあくまで仮想の 音楽です。原音再生、カラーレーションなしは、目標にしても決して 届かないものです−たぶん未来も。 オーディオが『ややこしい』のは 『リスナー自信の介入する感受性』『ハードウェア、セッティング』 という大きな変化なしにはソフトを体験できないからです。 ロマンの語源で仏語の「小説的な、劇的、非日常的」な所に違和感 を感じるのです。 私はセッティングに本格的にちょくちょく手を出すようになって、 短時間の作業で驚くほど音が変わったのは1年近くで3度ほどだけです。 (この板で書くときは私も一応関西人のせいか、大げさにしがちですが) 私はオーディオのハードは系であるから、基本的には弱点から改善してゆく、 と考えますが、ロマンの人はケーブルや壁コンで変わると、それにしばらく ずっぽりととか、特定のブランドやパーツやアクセサリに対する興味の強さです。 私はもう自分の好みの音がほぼわかり、しれに進む方法論も大方できてきた ので、それを求めて楽しみながら進むつもりです。 実は、このスレを読んでもロマンの方は情熱は強くても、どこへ進みたいの かがわからず戸惑ってます、まあ、おたかい様でしょうが。 最後に、私がオーディオに力をかなり入れているように思われてますが、実は それほどでもありません。ネットという便利な情報源があり、ハンダゴテを小1 で握り無免許で平気で活線工事をし、高卒とはいえ工業の電子科としては、情熱 の対象というより、遊びに近い感覚で関わっています。
733 :
キルロイ :2001/05/13(日) 08:58
>>731 ども、
えーと、私はフルレンジ一発主義ではなく「マルチ駆動だがミッド
はFレンジ、ミッドバスもFレンジに近いもので、マルチウェイは
否定していないのです、今は都合(笑)でこうなっているのです。
あと、バッフルが(特に横に広い)のはダメで。小さいバッフルの
Fレンジでも「バッフルに」吸音材張ってます(録音が良いくないと
効果はわかりませんが)裏には吸音材は無いですが。あと防磁でないと(笑)
あと、ニアフィールドなんで。
ジョンさん、こんにちわ 銘木のセミナーがあると案内がきましたので 日頃ジョンさんの木に対する愛情の深さに感激しておりました こともあって頑張って申し込みました。 土曜日に大阪の銘木市場にとびました。 4m近い厚さ15cmの板があり、これで左右の マイシアターのバッフルが作れると 冷やかしで値段を聞いてみたら1,000万円! もうバッフルだらけ、黒檀の10cm厚の台なんて もうオーディオ用そのもの、しかしもう値は聞けませんでした。 うれしくて、楽しかったです。少しはジョンさんに ちかづけたかな、切り旬なんて言葉も覚えたし、 北山の天然出絞も知りました。そして銘木の相場は マグロといっしょでコワイものとも知りました。 それとセドルやローズウッドはまた別の世界で 銘木ではなくて特殊木材というのだそうです。 このルートも紹介してもらえましたが輸出禁止のものが 多くてどうもセドルとかローズのバッフルは夢になりそうです。 徳島は特に銘木の業者が多いと聴いて ジョンさんを思い出しました。 以上報告
>>724 関西人さん
私は,情報の質を高めるには必要なフォーマットがあるのではないかと言っただ
けですよ。それに従わないならばカキコするなといった覚えはありません。
関西人さんの要をえた指摘にはいつも救われたり,考えさせられたりしています。
なんてったって 名指しでレスをくださったのは私にとって関西人さんが始めでし
た。感謝の気持ちは忘れてはいません。これからもよろしくお願い致します。
フウさんの話ですが,ラスベガスの CESでいろんなブースで 10人十色の音がして
いた。そこで担当者,設計者にどういう音を目指しているのかと聞いたら全員が
「 Natural Sound!」と答えた話を数年前のある雑誌で読んだことがあります。思
うところ,理念は同じでも,なかなか出て来る音は一致しない好例だと思います。
良い音とは何かと言う議論は,結局は感覚でしか捉える事のできない再生音の評
価だから,究極の美味とは何かと言う議論にも似て,本丸を直接描く事はできな
いと思う。外堀を埋めて行く事ぐらいしかできないのだろうなあと思っています。
もちろん,不可能だから,口をつむると言うのではなく,不可能だけどなんとか
理想を語ろうと言う気持ちはあります。
>>727 ロマン・グラッチェさん
ロマンさんのかなり広範囲の音楽が再生できるようなシステムを構築すると言う
アプローチは私も大いに有効だと思っています。音楽を聞かず嫌いで狭い範囲の
音楽しか聞かないのではなくいろいろ聞くと失敗も多いけど時には随分と面白い
発見もあり視野が広がると思っています。オーディオのシステム構成で,クラシッ
ク用とか,〇〇用とかいう人がいますが,演奏会で聞く音が両者がそんなに違う
という経験もありません。音は共通です。特化せずとも,そこそこのではなく,
どちらも高いレベルでの再生は可能だと私は思っています。
>ジョンさん すみません、、、 関西人のサガでいつもオーバーに刺激的に書くのが好きなもので。 ジョンさんが「カキコするな」などとおっしゃっていないのは重々承知です。 こんな風に普通のことさえきっちり伝えられない人間では 当然オーディオや音の話を言葉にするなんてできませんよね。(笑 ただ堪忍ですから感謝しているなどとおっしゃらないで下さいね。 ロマンのスレを中心にいろいろな方々が出入りされていますが 僕にとってジョンさんはすごいなあと感心させられてばかりです。 バイタリティにはただただ頭が下がる。。。 オーディオには最終的な目標であるいい音を楽しむ楽しみと そこに至る過程を楽しむ楽しみがありますよね。 ここにやってくる人間って後者をとても大切にしていると思うんです。 その意味でジョンさんほどそれを楽しんでおられる人はいないんじゃないかなって。 ジョンさんにはこれからも詳細な試聴レポート、期待しています。
大阪の銘木市ですか! 目の保養をされたでしょうね? 板の値段は,長さには比例しますが,幅は2乗に比例すると 考えたほうが良いです。 それから,黒檀は意外と日本の家屋には似合わない事があります。 私のあばら屋だからそう感じたのかと思っていましたが,南洋材を 扱っている業者にも同じような事を言われました。 花梨なら納まりが良いようです。 輸入材にしろ,国産材にしろ,それ一本,それ1枚しかなくて 代るものが無いから,どうしても良い材は高価になります。 以前和歌山県の山奥の神社のご神木だった欅を,ダム建設で 水没するからと言うので伐採し,セリにかけたら一億六千万 で個人が落札したというはなしをきいたことがあります。 巨大な欅のテーブルでコーヒーを飲みながらマーラーを聞く為に 買ったのだそうな。 テーブルをまず据えてから,そこにリスニング ルームを立てると言う話だった。機械ではなく2人挽きの鋸で製材し た話など興味は尽きなかったけど,出るのはため息ばかりでした。
738 :
TK :2001/05/14(月) 08:12
>>729 >谷村新司の群青が好きで酔っ払うとカラオケで歌ってしまいます。
>映画・連合艦隊のエンディングでしたので印象が強いんですよ。
同じく私も群青がカラオケの持ち歌です。
連合艦隊はテレビでしか見ていないのですが、沈没した大和の上を
ゼロ戦が旋回する場面では思わずジーンと来てしまいました。
>>730 EMGさん
>抱擁というタイトルで
>モノクロのジャケットです。CDR化してTKさんに
>プレゼントしたいような気持ちです。
ありがとうございます。お気持ちだけ戴きます。
実際にいただくと著作権法違反になるでしょうからね。(^^)
抱擁のLPは私も持っていまして気に入っています。昔はよく聴いていました。
739 :
TK :2001/05/14(月) 08:21
先日よりWE618Aのフィラメントをバッテリー6Vで点火しているのですが、 このA電圧の適正範囲はどのくらいでしょうか? 6.3Vあたりまでは大丈夫でしょうか? WE618Aを傷めないためにはバッテリーをどの程度まで充電できるか知りたいのです。
>>720 測定器は正しくは磁場測定器でした。
日本語の取り説に電磁場測定器とあったのですが,英語の方には
はっきりと磁場測定器と明記してありました。失礼しました。
スピーカーは入力に応じて大きく変動します。入力無しの数十倍まで
上昇しますが,測定器の応答が速くは無いのでピーク値を読む事はできません。
開くまでも概略です。
1メートルも離れたら殆ど影響は無くなります。
741 :
TK :2001/05/14(月) 12:38
>>739 質問するときにはageたほうが良いですね。
ご存知の方、どうぞご教授ください。
742 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/14(月) 12:45
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743 :
ロマン :2001/05/14(月) 12:46
>>735 ジョンさん
ご理解いただき感謝!で、いわゆる「色付けの無い音」を今まで100通りは
聴いたけど、全部スゴイ色が付いてた。自分で聴くまで信用せん事です。
でも、中に数例は本物がありました。やっぱし、本物は良ろしおす。
>>739 TKさん
フィラメントが冷えている間は突入電流が流れるんで、制限抵抗とかを
入れとけば、多少の過充電に神経尖らさいでも良いと思うてます。
このスレ、いつのまにか内容の濃い良スレになってるね。 書き込んでる人は少ないようだけど。 というか、昔煽ってスマソ。
745 :
TK :2001/05/14(月) 13:31
>>744 いえいえ、どういたしまして。
宜しかったら、あなたもどんどん書き込んでください。
746 :
じゃ書くよん :2001/05/14(月) 13:43
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747 :
TK :2001/05/14(月) 13:46
>>743 ロマンさん レスありがとうございます。
バッテリーをフル充電すると7V近くなると思います。
この状態で6V定格のフィラメントを点灯させると拙いのではないかと
心配しているのですが。
748 :
TK :2001/05/14(月) 13:48
電磁波は健康やオーディオには通常ほとんど害が無いというのが自分 の意見。電磁波と一言に言っても帯域が広いですから。 私は電源の質のほうが気になったが(今はほぼ解決したが) ただ、電力線は、それがアンテナとして電波を受信する事の影響が 大きいようだ(体験的に)同じ電源にONのPC等があっても解ら ないが、夜と昼の差はわかるから。
>>743 ロマンさん
ロマンさんが本物だと感じたのはどんな機種でしたか?
具体的に教えて頂けないだろうか?
この土曜日に秋葉原の小さなオーディオの集まりで、あるガレージ・オーディオ メーカーの新製品試聴会をやっていました。詳しいことを書くのは差し控えますが、 簡単に言うと小口径の2ウェイスピーカーに電気的・物理的処理を施して低域の 制動と再現性を上げ、さらにある種のエフェクターアンプを通すことで定位や位相の 問題をフォローしようというもので、「ラジ技」「MJ」的発想の物でした。 まあ、この種の日本のガレージメーカーの商品は効果の割にはお値段の立派なものが 多くて、いつもなら私は敬遠するのですが、今回試聴した物はお値段も手頃で、 かなりの限定枠の中ですが、効果も確認できました。それに何より感心したのは、 開発者に「ウチのこの商品こそ最高」的な過度の思い入れが無く、長所と欠点を 指摘しながら話を進めていたことです。それなりに感心して、私は会場を後にしました。 その日はもう一つ予定があって、横浜でクラシックのコンサートを聴きました。 前日に急に代打で誘われたので内容は知らなかったのが、パンフレットを見ると 「日フィル公演・指揮小林研一郎・曲目ルスランとリュドミラ序曲、チャイコフスキー ・ヴァイオリン協奏曲、春の祭典」と書いてあります。いづれも聴き映えのする曲だし、 「炎のコバケン」のハルサイのナマなんて期待が高まらないわけはありません。 演奏が始まりました。弦セクションの、緻密で動きがはっきり分かってしかもなめらかで 耳に心地よい響きは、やはりナマならではのものです。ナマを聴く度に 「この響きを自分のシステムで出したい」という願いを持つのはオーディオマニアの性 でしょうが、同時に「自分の今の音もまあまあだ」という自惚れも抱きました。 曲は3曲目「春の祭典」が始まりました。もう圧倒的迫力です。コバケンの炎がオーケストラを 燃えがらせ、ホール全体が音の洪水で溢れ、軋んでいます! こんな音を聴かされてしまうと「原音再生」なんてのが夢のまた夢で、オーディオはやはり、 ある一定の限定枠を持った「グッドリプロダクション」の範疇を越えることは難しい のではないかと思い知らされてしまいます。ただその「グッド」という言葉に どれほどの重みと深みを持たせるかという問題に、オーディオマニアはそれぞれの 情熱・知識・財力、さらには哲学や人生観まで賭けて、取り組んでしまうものなのでしょう。 ここ最近のみなさまの書き込みに「音の色づけ」の話題が出てきているようですね。 「色づけのない自然な音」がオーディオの理想の姿の一つであることは、私も全く同感です。 しかし私はまた同時に、「オーディオは実際の演奏のミニチュアである」という概念にも 強い共感をおぼえてしまいます。 ミニチュア作りでは、実物の忠実なスケールダウンがもしできたとしても、それは見た目には 自然なミニチュアとは感じてもらえないという事実があるそうです。精密な図面の縮小よりも 部分部分の特徴を少々大げさに表現したディフォルメが効いた物の方が、 より精密なミニチュアとして人間は認識してしまうのだそうです。 私はこれと同じ事がオーディオにも言えるような気がします。過度の、音楽の質を改変するような 色づけは論外としても、少々の、音のミニチュアを効果的に構築するための 色づけならばあってもいいのではないかと思います。みなさんはいかがお考えでしょうか?
TKさん 元々ヒ−タ−電圧はカ−バッテリ−を基準としていますので、6V管 は5.5V〜7V程度までは安全範囲となんかの本で読みました。問題 ないと思われます。WEは最もタフな真空管メ−カ−ということですか ら。WEの6V管はすべて6.3V定格です。あまり低すぎるとエミ減 注意ですね。 10年程前外見300B近似のNL50とか言う3極管が話題になりま した際、ヒ−タ−電圧が議論となり、5V派と6.3V派で製作されま した(6.3Vと7Vでしたか?)しかし結局どちらにしろ不具合が 有った話は聞きませんでした。 パワ−アンプを自作しますと、実際の交流ヒ−タ−電圧は7V位出てい ることはざらです。トランスの容量に余裕がある時は尚更です。パワ− 段からのおこぼれではなく、単独の巻線からの供給であれば数mVの 消費しかないわけですから。パワ−段の真空管はB電圧もヒ−タ−電圧 も規格いっぱいに掛けた方が音も良いようですが、電圧増幅での真空管 はヒ−タ−電圧を低めて、ハム対策や歪率低減を計る方が一般的ですね。 バッテリ−点火ならそれもクリアですね。
753 :
ごみ :2001/05/14(月) 21:59
754 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/14(月) 23:12
test
755 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/14(月) 23:14
test
>>751 ありゃ、肝心なとこ省略されてしもて!実はウチも簡単に色付け排除すべきやないと
思うてます。何でもそうですけど、排除しようとすると、音楽が死んでしもてあかん。
自然で豊かな響きとソースに込められた奏者の息遣いを、押さえつけんと素直に表現
しようと、そしたら結果的にニュートラルで色付け少ない方に、たまたま行ってただけ。
最初から色付け無くしたろう、とか思わん方がええ。それこそ色落ちすんのが「落ち」!
で、録音や再生で失われた大事なもんを、聞き手の感性で補うちゅうのも正論やけど
ただそうなってしもたら十人十色の世界!答えが幾つもあって何にも無くなってしまう。
ビクターの犬みたいにじっくり耳傾けて、ソース中の残さなあかん音を大切にしまひょ。
原音再生でもなく、決して偏ったりスケールダウンもしない、音楽の為のオーディオ。
既に20世紀の前半には、ちゃんとしたもんが出来とったのに、忘れられてしもうた。
もういっぺんきっちり聴き直してみて、結論出すんは、それからでも遅うないと思う。
757 :
TK :2001/05/15(火) 00:53
>>673 ひどい間違いを発見しました。申し訳ない。
誤:WE7Aの構成は218A(input)-WE618A-218B(interstage)-WE618App-111A(output)です
正:WE7Aの構成は218A(input)-WE216A-218B(interstage)-WE216App-111A(output)です
ちなみに216Aの定格と注意点の記載が「世界の真空管カタログ」p420にあるのを
先ほど見つけました。
---引用はじめ---
Normal filament current 1.0 ampere
Normal filament voltage 5 to 6 volts
Normal plate current 6.5 milliampere
Normal plate voltage 130 volts
Maximum safe plate voltage 160 volts
Normal grid voltage - 9 volts
Plate-filament impedance 5900 ohms
Amplification constant 5.9
NOTE
An increase of 10% in the filament current may cause as much as 50% decrease
in the useful life. For maximum life,therefore,the current should be kept
as low as possible to secure the desired output.
---引用おわり---
これだとfilamentの電圧は6V以内が良いようですね。
しっかり充電したバッテリーを使う時には少し電圧を下げる手段を加えた方が
よいようですね。
オーマイロマン 実はウチも簡単に色付け排除すべきやないと 思うてます。何でもそうですけど、排除しようとすると、音楽が死んでしもてあかん。 世間でいいよる色づけなし、無色透明は大体灰色か 汚れた白で無色透明ではないと思うで。日本製のSPは 大体灰色や。松下の階段SPとか日立のギャザードいうたら 灰色やった。ラックスの石の全盛期なんど灰色そのもの。 ダイヤトーンいうたらダイヤでなしにひかっとる石炭やがな。 そやからええもんはオールドタンノイみたいに黄色でいくのが 楽や。まあタンノイちゅうても良いGRFは 巧いことなったら黄色がなくなりよったさかい例外あるわ。 だけど色眼鏡はあかんで、うすい色のサングラスひとから みたらやらしいやろ。セピアねらわんと透明ねらいや。 そやけどこれが一番むつかしいがな。まああんさんのいわんとする 残したい色は色といわずに、においとか文化、教養に いいかえれるわ。わしみたいにそれのないもんには いっちゃんようわかるこちゃ! ほなさいなら。
759 :
TK :2001/05/15(火) 13:48
>758 タコヤキ屋のおっちゃん、なんかすごいこと言ってると思うけど こっちが頭悪くて理解出来ない。お願いだから、もっと解りやすく たのみます。
761 :
TK :2001/05/16(水) 15:18
4月の初めにケーブルテレビにインターネット常時接続の契約をしていたのですが、 今日やっと工事に来てくれました。さっきから繋がりましたが、速くてとても快適ですね。 これで時間を気にせずにインターネットが楽しめます。
TKさん ケーブル開通おめでとう。 今日海外から電話でいろいろ日本のオーディオの web.を見ているようでリアルタイムの時代だと 感じました。だけど同時にメル友を利用した 起こってはならない事件のnewsもあり、この 掲示板もプラスの方向のエネルギーで日本一に なっていって欲しいですね。両刃の剣ですのでなんとか プラスの方が多くなられることを信じて頑張ります。
>>757 TKさん
管に最もダメージ与えるんはヒーター電源投入時。定常状態での電圧
には、あんまし神経質にならんでもOK。寿命の為には、使うてへん
時にもヒーターにプリヒート電流流し続けるんがベター。一般の充電器
では出来へんけど、フロート充電モードで常時充電・使用時のみ充電
OFFにしたら過充電で7Vにまではならんでしょうし、ウチとして
は、このフロート充電(常時充電)での使用がお勧め!
>>756 ロマン・グラッチェさんと、それにさらに加えてのタコヤキ屋さん、
お答えありがとうございます。ロマン・グラッチェさんのおっしゃる
「色落ちしないオーディオ」「残すべき音が残っているオーディオ」、
これはタコヤキ屋さんが言い換えて下さった言葉を使わせてもらうなら
「においとか文化、教養」を再現できるオーディオということなのですね。
「十人十色」の好みでない、普遍的な価値観を現すための色づけ!
まさにニッパー君のように全身を耳にして聴き入らなければ分からない
テーマのような気がします。しかもそれが今世紀前半にそれがもう達成できていたのに、
今日には伝えられていないという事実は本当に悲しむべきことなのでしょう。
このスレのみなさま方の多くはその時代の物を保持・保全し、大切に使っていらっしゃるようですね。
私は1970年代以降の物しか知らないのでまことにうらやましい限りです。
ただ身近なオーディオの先輩にそれらをお使いの方がおりまして、その方から聴かせていただいた
ウエスタンやクレデンザの音は私の指標の一つになってます。
今はまだ迷いの森の中にいる私ですが、天上の遙か彼方に目指すべき星を見据えることが
できているので、いつかはきっと森を抜け出すことができるのではないかと思っております。
さて、タコヤキ屋さんのレスにあった「日本製のSPは大体灰色や」という指摘に関して、
最近の私の体験談を一つ。
私は散歩をする際、いわゆるカセットやCDのウォークマンを持って出て、
音楽を聴きながら散策しています。この種の物にあまり高望みをしてもたかが知れてますが、
せめてヘッドフォンを少しいい物にしようと思って、何機種か聴き比べてみたのです。
その結果、今若い人たちがほとんど使っている耳タブに貼り付けるタイプの国産品は、
どれも音楽をみな単色に塗りつぶしてしまうような、面白みの全く無い、異様に耳を刺す
ドンシャリサウンドの物ばかりでした。しかしそんな音の物を今の若者たちは「イイ音」と
認識(誤解)させられて、日々聴いているようです。
結局、ゼンハイザーのインナーイヤータイプが安価な割に使える音質だったので導入しましたが、
いくつもの聴くに耐えぬヘッドフォンが、手元に残るはめになってしまいました。
音楽が無い生活など考えられないはずの若者たちが、自分たちの聴いている音があまりにも
ヒドイという状態に気づいていないこの現状は、いったいどういうことなんでしょうか?
音楽はもう、ただ消費するだけのものになってしまって、
人生の折々における心の糧であるという認識は無くなってしまったのでしょうか?
もう流行のJ-POPにほとんど共感できなくなった、オジサン世代の入り口にいる私は、
大いに疑問に思ってしまいます。
今、若者たちのポータブルオーディオの世界で、ついこの間までは主流だったインナーイヤータイプの物がもう人気が無くなり、耳タブに引っかける形の物ばかりになっています。
↑すみません。上の書き込みの最後の3行はミスです。 推敲の際に削除し損ないました。無い物と思って読んで下さい。 みなさんごめんなさいです。
カンチレバー細すぎ!さんへ 僕もおっしゃることその通りかと思います。 ヘッドホンほどではないにせよ、家庭用ミニコンやラジカセ、 そして多くのシスコンもやはり同じように 刺激重視の音作りのものが多いですね。 どうしてなんでしょうね。 しかも今に始まったことではなくてかなり前からずっとそうです。 怖いのは日本中の大部分の人がそのような刺激的な音を 普通の音と感じてしまっていることではないでしょうか。 そしてもう一つ悲劇的なのはメーカーの 技術者達も今の音がおかしいことに気付いていない。 まあ日本メーカーに期待などせず自分たちだけは 良い物を使って楽しめばいいのでしょうけれど、 音楽産業の盛んな日本のオーディオが ここまで衰退するとやはり寂しい気がしますね。 10年20年後のオーディオマニアを育てるために 日本メーカーもいい音を真面目に探求して欲しいです。
関西人はんや細すぎはんがようきてくれはって わてはもううれしい。現状のオーディオが 少しでもへんやと感じたことのある若い方どんどん 集まってや、わての生きとる間にどうか 音楽文化で西欧に恥ずかしゅうない国にしてや。
768 :
TK :2001/05/17(木) 19:35
>>762 EMGさん
ありがとうございます。
>>763 ロマンさん
レスありがとうございます。手持ちの電源ユニットに電圧微調整のための
スライダックがありますので、これを流用して突流電流を防いでみます。
同時にA電圧の微調整も可能ですね。
769 :
TK :2001/05/17(木) 19:49
>>768 ちょうど伊藤喜多男氏が音響道中膝栗毛で書かれていたレオスタットとして使う
ことになります。
770 :
TK :2001/05/17(木) 21:15
>>768 訂正ゴメン
誤:突流電流
正:突入電流
771 :
KT :2001/05/18(金) 21:20
>>TK こんばんは。 ここがTKさんのデンでしたか。さすがそうそうたるメンバーですね。 達人ばかりじゃないですか。 デスカウントで買った1万円のポータブルCDPで音楽聞いてる身には まぶしすぎて目がくらみそう。 元々40万超のメリデアンCDPが、ロクキューパーのマランツCDP になり、今はソニーのポータブルで万札一枚。 俺ってグレードダウンの達人?
772 :
KT :2001/05/18(金) 21:25
あげてしまった。スマンm(-_-メ)m。
773 :
TK :2001/05/18(金) 21:27
>>771 KTさん、ようこそここへ。
CDPの遍歴にはどのような訳があったのでしょうか?
休みの土曜やちゅうのに、スペイン風ピアノの耳鳴りがして...蓄音機の後遺症やがな。 アルベニス「朱色の塔」と「入り江のざわめき」の幻聴??でも、そんなレコード無い! こんな時は、6千枚?も持ってるTKさん、羨ましゅうなるゎ。仕方ないので、今日は ・アリシア・デ・ラローチャの「スペインの歌」 聴き手を突き抜け、ふっ飛ばしてまう様な、力強い鮮烈な生演奏を思い出しましたわ。 ・生演奏で聴いた女流ピアニスト筋肉番付け 1位:アリシア・デ・ラローチャ ・・大きすぎて割れた音から、更に数倍大きい音 2位:タチアナ・ニコラーエワ ・・ここ一番でのfffは度肝を抜かれますわ 3位:マルタ・アルゲリッチ ・・決して割れない音で凄い迫力とスケール感 4位:高橋アキ ・・筋肉質の音楽ちゅうたら、この人の右に出る人ない 残念なことに、何故か音楽のダイナミズムの表現では、LPがSPに完敗してしまう。 音がナマってしもうて、生演奏での力強さが半減する。そやけど、さすがにSP録音て ある訳ないし、困った困った、どないしよう。そういえば、高橋アキさんの生演奏は、 同じ曲でも聴くたんびに新鮮で新しい発見があったんで、結局レコード買わず仕舞い。 で、オーディオやと、同じ解釈と音色で何度も聴くのは、ちょっとしんどいなぁ。 その点、幻聴ちゅうのは、気分次第で色んな音楽が聴けて好都合かも?! たまには楽譜もってきて、幻聴ごっごしまひょ。何のこっちゃ?
有名でない方ですごい演奏家はいっぱい おられますね。PAと聞いたら音が悪いですが、 酒場のライブのひどいPAでも音と関係ないなと いう経験がありました。村上ユミコさんという タンゴを弾かれるピアニスト、PAに勝つすごさでした。 だけどミニコンサートの案内が久しぶりにきて、 とてもショックを受けました。若いのに亡くなられたなんて。 天才はどうしてこうも早くあちらにいかれるのか! D.リパッティ、ヌヴー、デユプレ、グールド だけど録音が残ってる天才はいいですよ、無名の人は 出会っただけで幸せと思うしか、ロマンさんのカキコを みてなぜか悲しくなってしまいました。
生演奏を聴いたこと無くて いいなと思った女流ピアニスト 1)ラローチャ スペインの 人でないとスペインの音は出せないのかな? ピアノでもギターでもスペインの音は白色の陽光! 2)ニコラーエフ 真面目な田舎のお母さん、バッハの平均率しかきいたことないが 安心できる家庭の音 3)アルゲリッチ 神がかった時はまるで別人、ふだんは 一緒に暮らさないなら彼女にはいいけど、 ちょっとラテン系の女性は僕の力ではね。 だけど魔女の方は魅力的だ。 4)お兄さんが作曲家であることだけ 知ってて彼女の演奏はサティのLPを持ってたが どうも女の人のサティはいやという偏見で聴いたので。 もういちど探してきいてみます。 以上偏見にみちた生演奏でない 録音での感想でした。ロマンさん、ごめん。
>>766 関西人さんへ
レスありがとうございます。本当に日本の音はどうなってしまうんでしょうね。
音のどぎつさは80年代にハード系材料をスピーカーに多用するようになって以来、
ずっとひどくなりっ放しですよね。それ以前の物にはまあまあ聴き疲れしない物も
あったように思います。最近あのダイヤトーンの2S-305をじっくり聴く機会が
あったのですが、あの「アラ探し用の味も素っ気もない音」と言われた2S-305が、
レンジは狭いけど、けっこう素直な音で鳴っていたので驚きました。あれくらいだと
タコヤキ屋さんのおっしゃる「汚れた白」でもましな方に入るかも知れません。
でもこれって日本のオーディオ原器なんですよね。それからの40年何をしてきたのでしょうね。
レンジの広さと言えば、SACDとDVDAでまたぞろ日本のオーディオ界は
ワイドレンジ再生に重点を置こうとしているようですが、音楽を楽しむことを
主眼に置いたオーディオではレンジの広さはそれほど重要なことではないような気がします。
このGWに館山のコンコルドを尋ね、佐久間駿さんの音を聴かせてもらったのですが、
それはレンジは狭いものの、リアリティと音の温度の高さでは比類のないものでした。
特にカウンター後ろの棚に無造作に置かれた、樽の中にラウザーのユニットを仕込んだ
スピーカーは絶品で、ジョニィー・ハートマンの歌を、言い古された表現ですが
「まるでそこで実際に演奏しているように」聴かせてくれたのです。
またウエスタンのドライバーを電蓄のキャビネットに収めたスピーカーもすばらしく、
そちらではシゲティのバッハの無伴奏を心にしみいる音色で聴かせてくれました。
このスレのみなさんがお使いの機器も、レンジの広さよりは帯域内の充実度や密度感を
重視した物が多いと思います。本当はワイドレンジと高密度感の両立を目指すべき
なのでしょうが、実際問題難しいことだと思います。
>>776 EMGさん
>スペインの 人でないとスペインの音は出せないのかな?
>ピアノでもギターでもスペインの音は白色の陽光!
私もその通りだと思います。アランフェスはイエペスがギター弾いてる
のが好きだけど、その中でもアルヘンタがバック付けてる演奏はオケの
響きが違いますもんね! 彼の演奏は好きでCD集めてるんですが、
早くに亡くなってるので数があまり無いのが残念です。
>777、 カンチレバー細すぎさん、おはようさん フィーバーおめでとう、賞品はTKさんからどうぞ。 2S305ダイアトーン、モニターSPとはいわず 検聴室のSPというらしい?わたしの音楽の先生が そうおっしゃってました。それで本家のBBCモニター とどうちがうのか?ダイアトーンではセリフや紅白の歌は ちゃんとハイファイでなります。こう忠実度そのもの。 いろについてはノーコメント。 それならこれをオーディオの標準機とすればいいのでは? 反対!わたしの聴く音楽がなりません。 バッハのVn、チェロソナタが特になりません。 それならBBCモニターはどうですか? せりふも紅白もバッハも大丈夫ですね。ただ 値段のたかい上等の音ではありません。 その差の部分を言い換えてくださいませんか? 簡単です。スピーカーやアンプを製作される方が バッハを理解されることです。 佐久間さんの出される音は一度聴きました。 それで私の出す音とオーバーラップする部分は とても大きいです。今まで聴いた中では らくに10本指のなかにはいります。良いです。間違いない。 ちがうのは佐久間さんのは ノスタルジックそのもの、新しい録音でもタイムスリップ してしまう。わるいことではありませんが、わたしは もう少し人間性がわるいのか傍観的で、古いのは古く、 新しいのは新しくならそうとしてます。ノスタルジックな 音は鈴木セイジュンさんの映画のチゴイネルワイゼンが 代表的、たしかに日本の蓄音機やストローヴァイオリンなんかは そんな感じの良い例ですね。 だけどアコースティック録音がそんな音だと思われるのは 間違ってます。少しパイプを通した音が感じられだけで 本当にハイファイです。古く聞こえるのは再生装置の未熟。
779 :
KT :2001/05/20(日) 05:56
>>TK
私のソースがCDからスカイパーフエクトTVのスタジオ100に移行して
しまい、その役目を終えたのが真相です。100chの中から
浴びるほどの音楽を聴けるCS−PCM放送は音楽フアンにとって有り難い。
数枚のCDと格闘すると、本当は録音が悪いかもしれないのに迷路に
はいります。その点、CS音楽放送は次にかかる曲で自分の不満が消えて
いることにより装置でなく録音が原因とすぐにわかり安心します。
やはり自分の装置にあう録音がありますね。
オペラはAだけではだめでVもあると生きてきます。
シアターTVが嬉しい。今、モーツアルトのオペラ特集のドンジョバンニ
をみてますが少々音悪くても画面あるから許す。 ネタではありません。
オーデオフアンから音楽フアンへ移行したKTです。
>>776 スペインは私も何度も行ってきましたが不思議なのは夕方街に人が
猫が集まるみたいに集まってくる次から次と、目的は??ただ集まって
くる??毎日が祭りなのかスペインは。街(島?)を一歩外れると荒涼とした
荒地が延々x2と続く。
>> TKさん、777大フィーバー突破おめでとうさんです。 ところで、景品はなんでしたやろ? >> EMGさん、レスありがとうございます。 澄んだ青空にギラギラ光る太陽と乾いた風。アルベニスはアラビア風で更にエキゾチック! 音域レンジが狭かったり人工的な滑らかさが残ってると、上手く再生されんと思うてます。 で、アコースティック録音の方がハイファイちゅう事実は、聴いた人にしか分かりませんょ。 どうやって広めたら良ろしおすか? >> KTさん、熱烈歓迎! ヨーロッパの人達、とりわけ地中海よりの人は、昼寝が日課。夕方前あたりから本格的に 一日の活動開始する様ですわ。佐久間さんの音、フランスではえらい人気やそうです。 関西方面では、京都の仁和寺?で不定期に演奏会あるんで、一度聴いて見る価値あり! 少なくとも失われた20世紀中期の音がたっぷり詰まってます。(ホントはその前が大事) LPの欠点は、やがてデジタルが補うてくれる日が来るはず。CDとかCS放送からも 魅力的な音楽が再生出来る様に、ウチも努力せんとあかんなぁと思うてます。
> カンチレバー細すぎさん 2S−305の音って今の日本の音の原点なのかも知れませんね。 確かにきつさは少なくて素直ですが、べたぁーっとした濃密な音色 の表現(抽象的ですが)は苦手という気がします。 日本のスピーカがBBC系と違う道を歩むきっかけというか 原点があそこにあるような気がします。 原点といえばもう一つ、NS−1000Mもありました。 こちらは刺激的な音の原点でしょうね。 はがねを叩いたようなベリリュームの響きが常に音に乗ってしまう。 あの2つのスピーカだけが罪人とは言いませんが その後の日本の音に大きく影響を与えたことだけは確かですね。 進化した今の日本製は両者の特徴を兼ね備えているのでしょう。 ちょっと意地悪な見方でしょうか。 カンチレバー細すぎさんはどう思われますか。
782 :
KT :2001/05/20(日) 10:34
>>781 関西人さんこんにちは。私は東条町の山奥からです。
NS−1000Mが刺激的な音がするとおっしゃいますが、私の1台は
おとなしい良い音がします。一説によると帯磁が抜けているそうですが、
刺激的な音はしません。
ベートベンの最晩年のSQのように内に秘めたもののほとばしりを感じ
る事はありますが。
新参者のくせにフィーバーのキリ番を踏んでしまいました。うれしいけど、
どうもすみません。TKさんからの賞品が楽しみです(笑)。
佐久間さんの音と2S-305に関しては感心や思い入れは高いようで、みなさんから
レスいただきありがとうございます。まずは佐久間さんの音に関しての再レスを書きます。
>>778 のEMGさん。佐久間さんの音がノスタルジックそのものというのは私もその通り
だと思います。ただ佐久間さんがお聴きになるのは、せいぜい60年代までのモノ録音ばかりだし、
御自身のテーマにされているのも「失われた音を求めて」というフレーズです。
それに御本人も「オレはイイ音じゃなくて、ただ自分の好きな音を聴きたくてここまでやってきたんだ」
とおっしゃっていて、私はこの見事なまでの言行一致にシビレたんです。
やはり達人の域に達した人のおっしゃることには迷いがありません。正直言って、私も自分のシステムの
音を佐久間式にしようとは思いませんが、オーディオ迷い道にはまっている自分と比べて、
佐久間さんの毅然としたオーディオ道を素晴らしいと思いました。
>>780 のロマンさん。京都での演奏会はどんな感じなのですか? きっとあの「清水」というアンプを
持っていくのでしょうね。京都で「清水」という遊び心が好きです。
では続いて2S-305についての再レス。
>>778 のEMGさん
>簡単です。スピーカーやアンプを製作される方が
>バッハを理解されることです。
これが最も単純明快でかつ、最も本質をついた答えなのでしょうね。このスレでも以前、
技術と感性を巡って熱心な意見交換がなされてましたけど、その両者のアウフヘーベンを
計るというのは、やはりオーディオ最大のテーマの一つなのでしょう。
ただもう最近はクラシックの演奏家の中にも、作曲家毎の時代背景や宗教的思想等の
様式の差異をほとんど無視して演奏してしまう、不勉強かつ傲慢な輩が増えていると
言いますから、一部の元々分かっている人を除く一般の技術者が作曲家を理解することは、
かなりの困難を伴うものになっているかも知れません。
>>781 の関西人さん
「2S-305とNS1000Mが日本のスピーカーの2大原点だ」というのは私もそう思います。
日本のオーディオメーカーは売れた機種が出るとすぐそのマネをするのが得意ですから、
305と1000Mのマネをし続けた結果が今日の姿なのだと思います。
ではなぜ305と1000Mは残り、他の機種は消えてしまったのか?
それはやはり本家とエビコーネンの差でしょう。完全に肯定できるものではないとは言え、
それなりの哲学と完成度を持って作られた305と1000Mに対し、
マネッコ群は所詮外見が似ているだけ。しかもモデルチェンジをせずに
磨き続けられた2機種に対し、マネッコ群はすぐよけいなことをしてますます似て非なる
モノへと化けていく。しかもその何かをする方向性が音ではなく、企業にとってのCP重視
であったりするからそれはもうムゴイものでしょう。
企業にとってのCPについての体験談を一つ。これはスピ−カーではなくラジカセの話
なのですが、たまたま、ある新製品のウリについて広報担当の方に話を聞く機会があったの
ですが、ウリは「乾電池で動く」「マイクをつなぐことができる」の2点でした。
正直言って耳を疑いました。どっちもラジカセにとって当たり前の要素だからです。
しかしその広報マンの言うことには、その会社の前の商品ではこれらの2つの機能は
オミットされていたそうなのです。というのもアンケートを取った結果、
「ラジカセを外に持ち出すことやマイクをつないでカラオケ代わりにすることは、
日常の使用状況ではあまり頻度が高くなかったので不必要と判断した」からなのだそうです。
しかしその結果売れ行きが落ち込んだので今回の新製品ではその2大機能を復活させたと、
広報マンは力説してました。
メーカーの名誉のため実名は避けますが、今の日本のメーカーはここまで近視眼的になって、
自分たちが何を作っているのかが見えなくなっているのです。
>>783 カンチレバー細すぎ!さん、ソマソ。
780ではKTさんとゴッチャになり、大変失礼しました。
お寺のお堂での試聴会は、一風変わったものがおますぇ。
MJ誌に紹介されていますので、そちらを御覧下さいまし。
>>782 KTさんにもお詫び申します。今後とも宜しく。
785 :
ボイスコイル :2001/05/20(日) 16:54
「モーツァルトピアノ協奏曲第22番」ポリドール F35L50131 「ベートーヴェンピアノ協奏曲全集」ポリドール F00L-50403/5 最近のモーツァルトピアノ協奏曲やピアノソナタもお気に入りです。 上品で控え目でデリケートで優雅なラローチャの弾くピアノは私の オーディオにおける貴重で大切な音源なのです。
786 :
KT :2001/05/20(日) 18:06
>>784 ロマンさん
紛らわしい名前スマン。
このスレは私にはまぶしすぎるので今後は多分現れないでしょう。
東条の山奥のログハウスより。
PS.
ログはリスニングには最適ですよ、広く、天井吹きぬけでライブだけど落ち
着がある。安い装置でも素晴らしい音をだします。
明日から、都会へ帰るのがウザイ。
787 :
KT :2001/05/20(日) 19:01
>>785 ヴォイスコイルさん。
私は、今、CS−PCM放送でモーツアルトのP.Cont.23番を聞いています。
P.はラローチャです。Cnd.コリン デービス
番組は ラローチャ特集で次はモーツアルトP.Sonata8番です。
788 :
ヴォイスコイル :2001/05/20(日) 22:56
>>787 KTさん
CS−PCM放送ですか。いいなあ。私のソースはCDのみです。
ラローチャのCDを買ったのは、今から15年程前のことで、
モーツァルト「ピアノ協奏曲第22番」ウィーン交響楽団、指揮:ユリ・
シーガルが最初です。この1枚で大好きなピアニストとなり、それ以来
彼女のCDはかなり集めて聴いています。モーツァルトだけでなく、
スペインものをはじめ、ショパン、シューマン、スカルラッティの曲と
かいろいろです。コンサートにも幾度か足を運びました。もうかなりの
ご高齢なのですが6月に再度来日するとか。どうもラローチャの話にな
るととても嬉しくなるのです。ひいきの引き倒しにならないようこの辺
でおしまいと云うことで。
789 :
TK :2001/05/20(日) 23:36
>>779 KTさん
なるほど、納得です。
私は自分の気の向くままに次々と色んな曲を聴きたくなるほうですから、
どうしてもソースは手元に置いておきたくなります。
仰る通り、オペラはVがあると楽しみは倍増するでしょうね。
>>783 細すぎ!さん
はいは〜〜〜い。何を御所望でしょうか?
私が魔法のランプから取り出してごらんにいれましょう。
むにゃむにゃ.......。
あれっ、呪文はなんだったっけ........。
知ってる人、教えて。
私はノスタルジーではない昔の音を目指している(つもりな)のですが、
なかなか難しいですね。
>>788 ヴォイスコイルさん、ようこそ。
私、ラローチャは聴いたことがないのですが、宜しければお薦めの一枚を
教えてくださいませんか?
790 :
ヴォイスコイル :2001/05/21(月) 07:21
>>789 TKさん
785のCDもたいへんお気に入りのCDですが、いまでは絶版になって
いる可能性大です。今でも入手できるものでは、
モーツァルト「ピアノソナタ第5,11,12,13番」P:ラローチャ BVCC-22
BMGビクター株式会社から発売されています。
791 :
ヴォイスコイル :2001/05/21(月) 07:30
BVCC-22はDEC.9-11,1989録音のものです。
もう出てこないと言いながら出てくる何処かの1(笑い)みたい。 普通のソースの場合、先入感がありますね、演奏家とレーベルがわかっているから。 CS−PCMの場合、先に音がありますから、誰の演奏かわからない。 ビールのブラインドテストみたいです。 わかるのは 内田光子 音が出た瞬間にわかる。魔法のピアノ使ってるのとちゃうか。 次にわかるのは マルタ アルゲリッヒ 曲半分ぐらいで、あいつとちゃうか(笑い) あとは誰がひいてもわかんな〜い。 お!素晴らしい!で表示器を見ると、聞いたこと無い日本人が?? V付きオペラは思わずひきこまれてしまいます。 当たり前のことですが、ピュアは完敗。 CSシアターTVでは大量のオペラ番組があります。感激ものです。
ヴォイスコイルさん、熱心な書き込みはありがたいけどsageて書いてね。 あまり上がりっぱなしだとヤバイ状況になる可能性大なんで、よろしく。 過去ログとか回りの状況見て雰囲気読んで下さい。 E-mail欄に半角でsageと入れればOKです。
ロマンスレの皆様、始めまして。Deeと申します。
私はまだ30歳の若僧で、諸先輩方のようなレベルにはとうてい及びませんが、
日本のオーディオの音と最近の若者の話があったので、(一応)若者の立場で
書いてみたいと思います。
>>764 カンチレバー細すぎ!さん
「音楽の無い生活など考えられないはずの若者が」とありましたが、自分の学生
の頃、そして現在を見ても、同世代の友人達の大半は音楽を消費しているだけ
でした。音楽を心の糧にしている人は、学生時代の頃からほとんどいません。
私は学生の頃から、音楽を心の糧にしてきました。それは今も同じです。
諸先輩方にご質問があるのですが、いつごろからこんなに音楽は大切にされなく
なってきたのでしょうか?
>>766 関西人さん
家庭用ミニコンやラジカセ、そして多くのシスコンも刺激重視の音作りが多い、
とのご意見ごもっともだと思います。幸か不幸か私の場合、実家にあった
シスコンもラジカセも、高音も低音もでないヒドイものだったので、刺激音にロマンスレの皆様、始めまして。Deeと申します。
私はまだ30歳の若僧で、諸先輩方のようなレベルにはとうてい及びませんが、
日本のオーディオの音と最近の若者の話があったので、(一応)若者の立場で
書いてみたいと思います。
>>764 カンチレバー細すぎ!さん
「音楽の無い生活など考えられないはずの若者が」とありましたが、自分の学生
の頃、そして現在を見ても、同世代の友人達の大半は音楽を消費しているだけ
でした。音楽を心の糧にしている人は、学生時代の頃からほとんどいません。
私は学生の頃から、音楽を心の糧にしてきました。それは今も同じです。
諸先輩方にご質問があるのですが、いつごろからこんなに音楽は大切にされなく
なってきたのでしょうか?
>>766 関西人さん
家庭用ミニコンやラジカセ、そして多くのシスコンも刺激重視の音作りが多い、
とのご意見ごもっともだと思います。幸か不幸か私の場合、実家にあった
シスコンもラジカセも、高音も低音もでないヒドイものだったので、刺激音に
慣らされずに済んだのかも知れません。最近電機屋の店頭で聴かされる音には
正直頭痛がします。これがマジョリティならば、どこかで軌道修正をかけないと
ますますひどい方向へ行ってしまうのではないかという危惧があります。
といっても私にできる術はないのですが…
慣らされずに済んだのかも知れません。最近電機屋の店頭で聴かされる音には
正直頭痛がします。これがマジョリティならば、どこかで軌道修正をかけないと
ますますひどい方向へ行ってしまうのではないかという危惧があります。
といっても私にできる術はないのですが…
794の訂正レスです。 同じ文章がだぶって入力されてしまいました。申し訳ありませんが、重複分は 無視して読んで下さい。失礼しました。
>KTさんへ 長年1000Mを使い込んでこられて相当いい音で鳴らしておられるご様子。 決して1000Mが出来の悪いスピーカとは申しません。 ただ20年以上前になるのでしょうか。 ほとんどすべてのオーディオショップに1000Mが置かれていたのは。 そして店で聴く1000Mの音は刺激的とまでは言わなくても 金属音のような色が乗るように感じられて特徴的だなあと感じたものでした。 そのかわり高域は非常に細かな音まで根こそぎ微細に描出するような 高解像度感があったことも確かです。 対象的だったのはBBCモニターでしょうか。 細かな音は聞こえずモッタリした印象で高性能感に乏しい。 ところがじゃあどっちが本当の音に近いの、と聞かれたら 1000Mに代表される日本製の音はどこか歪んでいるというか何か変に聞こえ BBCモニタの方がどうって事ない音だけど普通に聞こえたのです。 僕にとってはこの印象は今も同じです。
>>793 さん ありがとうございます。知りませんでした。
>>関西人さん。 レス有難う御座います。 MS−1000Mはベリリュームの音がするとありましたが 実際に使ってるけど、鋼の音は濡れ衣です。 ソースが最初から持っていた音が聞こえるだけですよ。 20年前はNS−1000Mがあることを前提にしない周辺装置ばかり で確かにきつい音がしました。 今はむしろ柔らか系?といってもいいくらいじゃないかな。 ベリリュームが聞こえたら20年近くも愛用しませんよ。 少なくとも私の耳には聞こえません。 むしろソフトドームの方が嫌な音がします。 BBC系もソフトドームも所有してますよ。
>>794 Deeさん始めまして! カンチレバー細すぎ!です。
私もまだ四十前で、このスレの中では若輩者なんでいろいろ教わりながら参加してます。
このスレのみなさんはいい方ばかりなんでコワクはないですよ。ねっ、KTさん!
それからタコ焼き屋さんも、また若い人が来てくれたんでお喜びだろうな〜。
では早速ですが、Deeさんの質問にお答えします。
(と言っても、全くの私見でまだ調査も検証もしてないんですけどね。)
日本で音楽が大量に消費されるようになったのは、貸しレコード屋の出現にCDの発売、
さらにカラオケボックスの大流行が重なったことが大きな原因じゃないかと思います。
@まずは20数年前の貸しレコード屋の出現で、レコードが買うものから借りるものとなり、
500円程度かかったものが50円で聴けるようになった。(シングル盤の場合)
AそこへCDが発売されCDラジカセが発明されたことにより、レコードを再生できる
環境の数が圧倒的に増えた。(LP時代はラジカセでは普通レコード再生は不可能で、
最低でもモジュラーやミニコンポを買う必要があった。当然けっこう費用もかかり場所もとるので、
若者、特に女性でこれを揃える人の数は少なかった。)
当然CDレンタルはLP時代よりさらに大盛況となり、ますますCDは買うものではなくなってきた。
Bそれに加えてカラオケボックスの大流行。歌をだれよりも早く、どんどん憶えなくてはいけないから、
いちいち新曲のCDを買ってたらおこづかいがいくらあっても足りない。それでますます
レンタルオンリーになって、音楽一曲一曲への愛着が薄れてきた。
Cもひとつオマケが、ランキング番組の流行かな? これを毎週見ることで、自分の好きな曲じゃなく、
ただ流行ってる曲のみを追っかけるようになった。しかもそれをレンタルするから、流行が終わると
同時に忘れてしまうのがフツーになった。
だいたいこんな感じでしょうかね〜。書き忘れましたが、どの段階にも借りてきたソフトを家庭で
ダビングする行為が含まれます。時代によってカセットからMDに変わってはいますが、
手軽な録音機の発達も音楽が大量に消費されるようになった大きな要因の一つでしょう。
今後はネット上での配信が常識化するだろうから、ますます音楽の使い捨て状況はヒドく
なるでしょうね。ただ出版の世界で、とうの昔に絶版になった本が電子出版により配信される
サービスが始まったりもしてるんで、心あるサイトが増えれば、今のようにすぐCDが廃盤に
なって手に入らなくなる状態から、データ配信というかたちだけれども、有料ライブラリー的に
いつでも古い音楽作品を手に入れることができるようになるかもしれませんね。
これは1962年生まれの私のとらえ方で、世代によって違ってくると思います。
どうか他のみなさんも、世代によるご意見をお聞かせ下さい。
>>799 カンチレバー細すぎ!さん
早速のご意見ありがとうございます。
もう一度自分の状況を思い返してみると、中・高校時代から貸しレコード屋は
ありました。しかしレンタルすることはしませんでした。というのは、当時
使用していたシスコンがあまりにもヒドイ(プレーヤのピッチが全然合ってない、
カセットデッキの高音が全然でない)ものだったからです。
この状況を何とかしたくて、知人にプレーヤやカートリッジを譲ってもらったり、
アルバイトをしてカセットデッキを購入したりしたのが、私がオーディオに入込む
きっかけとなったのだと思います
大学時代に入ると、販売されるソフトもCD一色となりました。バイト代のほとんど
をCD購入に費やし、音楽にのめり込んでいきました。しかし、私の聴いていたのは
マイナーな洋楽のロックがほとんどで、邦楽のヒット曲等は全然聴きませんでした。
(この辺りは、人から与えられる事を嫌う、私のヒネクレた性格も入っています)
当然カラオケボックスに行っても歌える曲が無く、カラオケ嫌いになりました。
こうしてみると、カンチレバー細すぎ!さんが挙げられた、音楽の大量消費の要因
からうまく免れる結果となったようです。もちろん自分も音楽の消費者であること
は自覚していますが、できるだけ消化できるように心掛けてます。
オーディオ機器の話は、まだ自分の中で整理できていないので、機会が許されれば
書いてみたいと思います。
私がアナログを捨てたのは? これまでに聞いた最高の装置はCDでしたから。アナログはリンもゴール ドムンドも負けてました。 その人(西洋人)はアナログ(ゴールドムンド) はCDに勝てないと言ってます。 天井の高い、大きな部屋で、壁から十分に離した大きなスタッチク型SPを 超驚級真空管でドライブしたものでした。最高の音で、全てが最高の装置でしたが、 なぜかCDPが、ソニーの5万円。 でも最高だそうです。 私の結論は、CDの音が悪いと言うのは濡れ衣で、周辺装置と部屋が悪いだけ。 と言う訳で、このスレの皆様を逆撫でするカキコしか出来ないK@KTです。 NS−1000Mがショックを与えたのは国内だけでなく、英国もですよ。 さすが英国人は猿真似はしないですけどね。そのころ英国HiFi誌は 、あの大きな耳(判る人にはわかる)を作った連中が突然変異をしたと 書いていた。そもそも日本製のスピーカーが英国で話題になる事自体が すごい事ですよ。NS−1000M以外に日本ブランドで英国で売れた ものはパナソニックのフラット型(英国製)ぐらいじゃないかな。
>801 歯医者の天井埋め込みスピーカーは痛さわすれるええ音しよる有線のや。ぜんぜん逆撫でなんどしとらへん、気にせんでええ。そやけど オーディオ初心者には影響わるいよって書かしてもらうさかい 気いわるせんとってな。 わいの兄貴はなんぼええ日本酒飲ましても紙パックが美味いいいよる。 遠く離れた運動会の音は風にのってくると自然な音にかわりよる。 やすもんのラジカセでも丸木小屋でならすと響きわたって絶対 高級ステレオに負けん音しよる、カラオケと一緒でエコーが 化粧しよる。 日本の有名オケのコンマスが弾きよるパルティータを NS−1000MでならしてもLS3/5Aでならしても そないかわらへん、どっちゃでもええ。 けどシゲティのパルティータならしたらとんでもない 差がでるやろ。 英国人がみな音楽わかるおもたら大間違いや、廃刊になった グラモフォンジャパンに書いとった英国人なんどもうびっくり するくらいわかってへんで。英国人も人の子、ピンキリや。 CDもギザギザ音聞こえんようにならしたら ええ音に変化するのは間違いおまへん。 ある意味においてあんさんゆうとるのはおおとるわ。 そやけどそれだけがほんまやというこっちゃないで。
803 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/22(火) 23:47
タコヤキ屋さん、皆様、敬服し楽しみながら読ませていただいています。 読むだけでオーディオです、私にとって。 ソニーの5万円のCDPを使った最高の音が アナログレコードより 良かったから(対自分比)、アナログを捨てると読めてしまいます。 ご飯とパンが有ったとして、おいしいご飯を知らず、求めたことも 殆ど無く、知らないから捨てると言える。おいしいパンも知らないから、 お美味しいパンに感動したという話だけの様に 私には読めます。 粗食でなく、ほかに美味しいスパゲッティーも見つけられたのね。 もっと簡単で美味しいレトルト食品も今後は注目すべきでしょう。 失礼な物言いで申し訳ありません。 ただ、夢を持っている食のことに対して語られている場所で、 興味が失われてきたので有れば あまり水をささないのがいいの かも。自分だって 夢中になっていたときがあるのでしょうから。 経験が遙かに多く、知っている世界が広い方が多く参加されている、 とさえ想像出来ない。2ちゃんねる独特の経験が少なく、 了見が狭い 若い方特有のモノの言い方。 優劣を断定的に言ってしまう。知らないからこそ言える。 常連さんが 「捨てる、駄目」等 他を否定的に言わない。 このスレッドは興味深く読んでいられます。 物の見方、表現の仕方、 他の価値観を受容しつつ、自己主張も できる。簡単に断定できるのと比べ、その人のオーディオに対する想い、 人柄のレンジ感 歪率の差を感じます。 レコードも、CDも 追い込んだ経験があれば そう簡単に捨てられるものでは ないと思います。断定はその人のレベルでしか出来ないのでしょう。
逆撫でしたみたいでスマンx2。 いろんな意見があるから2ch、しばらく我慢してね あのソニーのCDPは失敗作でしょう。 音楽性のないものを作ったら超の付くハイエンドが拾ったって 感じでした。ある意味で駄作。 >やすもんのラジカセでも丸木小屋でならすと響きわたって絶対 本当ですね。それもあってログ建てました。 なぜかヨーロッパでラジオの音が良いのも納得。 >良かったから(対自分比)、アナログを捨てると読めてしまいます。 違いますよ。 最高のアナログと最高のデジタルの比較で下った判断ですよ。 自分のは対象にならないです。(悲しい) >>ご飯とパンが有ったとして、おいしいご飯を知らず、求めたことも 世界の食事を少しだけ。 自分はパスポートの合冊を一杯にしました。実は3冊持ってた。 一冊はアラブ向けの特注品。アラブのスタンプしかない優良トラベラー (後ろでベー)。 パンはフランスです、うまいです。 スパゲッテイはイタリアのミラノで食ったものが最高でした。 ナンにもかかってないので、最初はゴルラーの気分でしたが 一口いれると ”うまい!”の一言。 一番まずい物は? イスラエルで食べた精進料理本当にまずかった。 せっかくの良い経験だからとつれられて行きましたが、2度と御免。 つれていってくれた主は”みんな2度と行きたくないと言う”そうです。 まずく作る美学。 今は楽しい思い出です。 >英国人がみな音楽わかるおもたら大間違いや、廃刊になった 知り合いの英国人がぼやくことぼやくこと。最近の音楽はゴミ (ラビッシュ)が口癖。 何処の国も同じみたい。
タコヤキ屋のお父ちゃんは、相変わらず手厳しおすなぁ。 ウチも響きの大切さについては、いつも五月蝿く言われてます。 化粧に使うのは論外として「良い響き」と「悪い響き」は確かにありますわ。 でも「良い響き」は命の母Aみたいなもんで、毒には成らんというだけの事。 ・悪い響きの代表的な症例 1.トランジェントが滲む 2.アタックやディケイがボヤける 3.音像のまとまりが損なわれる 4.楽器の胴鳴りとホール残響の境界が不鮮明 5.曲の調性感が歪められてしまう で、多少ライブでも、天井の高い部屋はあんまり響きの悪い音には 成り難い思うてます。なにより、全部満足してるコンサートホール まだ日本は無いみたいやけど??物理特性で調性感は出ませんわなぁ。 シゲティと対照的なのは、チェロのモーリス・ジャンドロンかな。 とにかく間接音だけ聴いてくれと云わんばかりに響きに乗っかかる。 でも、深々とした豊かな響きはアナログ・システムの方が表現し易い。 ジャンドロンだけは、CDで聴くと冴えない感じになるなぁ。
日本のコンマスと海外の有名どころの比較するときには 演奏者が悪いのか録音が悪いのかって問題が出てきますよね。 多分両方でしょう。しかし録音にも大きく左右されるはず。 日本の音しか知らない録音エンジニアがもしいたとしたら 多分音のどの部分を大切にしないといけないかを知らないはず。 録音すれば音は悪くなる。ミキシングしても悪くなる。 その時、音の何を犠牲にするか、の選択が一番大切なはず。 日本人技術者による録音やミックスダウンを経た音は、 一部のリスナーには高解像度と感じられ 一部には耐え難い欠落あるいは変質と感じられる。 その意味において世の中に完全な録音はなく、 リスナー(あるいはリスナーの装置)との相性が合えば それがベストな録音と言っても(まあ)いいのでしょう。 自分ではこんな感じで理解しているんだけど違うんかなあ、 タコヤキ屋のオッチャン。
調性感というのは楽譜では書ききれないと 思ってまん。琴や三味線のあれ、ほいで お経のあれ、どこまであらわすのかいな。 倍音の調性までは楽譜で伝え切れんよって 演奏家の差がでるのや。なんぼ純正の五度 を大事にして欲しいとねがう作曲家でも 演奏家の楽器の倍音の五度の純正まで指定でけへんがな、 そやから差が出るのや。ここまでゆわすのかいな、関西人はん。 これ以上はこのスレでは無理や。 オーディオやなしに演奏家や作曲家を呼んできて ガチャガチャやらなどないもならへん。 あんさん大阪の方か、神戸の方か知らんけど 出入りしはる場所だけ教えてんか、ほな店終わってから 行くようにするさかい、日本橋は便利や、わては そのすぐそばやで。
タコヤキ屋のオッチャン、ほんまありがとうございます。 オーディオと音に関しては自分なりの理想もあるし 理解もしているつもりやけど、音楽に関してはまだまだ素人。 オッチャンに教えてもらわなあかん事が山積みですわ。 出入りするオーディオ屋やったらいくつかあるけど 有名どころで河口くらいならわかりやすくてええんちゃいますか。 せやけど最近は日本橋にも月一回出ていけたら良い方です。 2chで知り合った方とお会いするのは難しいですね。 昔、ぽこんさんと「秋葉原でお会いできたらいいですね」なんて ここでやり合ったこともあったんですけど実現していないし。 ほんまはおっちゃんの たこ焼き、食いとうてしゃあないですわ。 お店でオーディオ談義なんて無粋な事する気はありません。 ただただ旨いたこ焼き食うてみたい。 なんでて最近「これは旨いわ」ってたこ焼き食うた覚えないもん。
タコヤキ屋のオッチャン、ほんまありがとうございます。 オーディオと音に関しては自分なりの理想もあるし 理解もしているつもりやけど、音楽に関してはまだまだ素人。 オッチャンに教えてもらわなあかん事が山積みですわ。 出入りするオーディオ屋やったらいくつかあるけど 有名どころで河口くらいならわかりやすくてええんちゃいますか。 せやけど最近は日本橋にも月一回出ていけたら良い方です。 2chで知り合った方とお会いするのは難しいですね。 昔、ぽこんさんと「秋葉原でお会いできたらいいですね」なんて ここでやり合ったこともあったんですけど実現していないし。 ほんまはおっちゃんの たこ焼き、食いとうてしゃあないですわ。 お店でオーディオ談義なんて無粋な事する気はありません。 ただただ旨いたこ焼き食うてみたい。 なんでて最近「これは旨いわ」ってたこ焼き食うた覚えないもん。
>>関西人 日生って知ってます。あそこの漁協みたいなところの広場に屋台 のたこ焼きやがあります。タコの方が皮より大きいぐらい。 私は近くにある海鮮で美味い魚を食べるのでジャンボタコはパス。 味はしりません。あのあたりはうまいもの多いです。
>K@KTさんへ 日生、漁協、屋台、ですね。 今度、日本橋周辺のタコヤキ屋さん巡りしてみます。 でもまるでパズルだなあ。 K@KTさん有り難うございました。
812 :
TK :2001/05/26(土) 00:02
>>811 関西人さん
ご存知でしょうが日生(ひなせ)は岡山県東部の瀬戸内海に面した町で、魚が美味しい所です。
日本橋周辺のタコヤキ屋の名前ではありませんので念のため。(^^)
TKさん、こんにちわ 日生へ行ってみたいです。この間修学旅行にいかれた 方が宮崎の干物のおみやげを昨日送ってくださいました。 すごく新鮮だったので それで家内と宮崎へ魚を食べに行こうと話してたところです。 もう少し日生の情報をくださいな。岡山県は最近身近な 気がして不思議に懐かしく思うのです。 日生とは野球場だと思ってました。それでその場外の 屋台のタコヤキとばかり?(-.-;)
814 :
関西人 :2001/05/26(土) 17:12
ななな、なんと。 関西にある日生といえば日生球場か川西の日生中央くらいしか 思いつかず、なぜ漁協があるのかと?だったのですが。 ひなせと読むのですか。ぜひ行ってみたいものです。 しかしTKさんもKTさんもいろんなところをよくご存じですね。
815 :
関西人 :2001/05/26(土) 17:14
さげわすれです。すんません。
816 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/26(土) 17:16
関西びとは氏ね
817 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/26(土) 19:11
なんとたこ焼スレとは
タコ焼きがなぜロマンになるか? タコの栄養が音を良くします。丸い形が気持ちを落ち着かせます。 しっかし、日本人しか食べないタコ、海の博士タコ、 タコの皮をコーン紙に使うと日本独特の音がしてなかなか良い。 ただし猫に食べられる危険もあり。 あ!猫スレと間違うてしもた。
家内の里が瀬戸内なので干しだこを よくいただきます。本当に頭の部分は 竹がはめて干してあって三味線の皮みたいですが スピーカーのコーンとは思い付きませんでした。 やってみたい気がしますね。それとイカとっくりなんぞ ツイーターに使えそうですね。
みずだこを湯通ししないお刺身はうまいですね。 釣った、たこのぬめりを落とすには塩で揉むんですが、これが大変。 あと、活きが悪いたこは、切ったときに身と皮(吸盤)が剥がれる んですよ。 イカ刺しは、生姜やワサビ好き好きですが、大根おろしをどばっと いれて食べるのもいけますね。大根はからい方がよろしい。やはり イカ刺しは、やりイカかスルメイカですね。まイカやモンゴウは 天ぷらです。活イカ(生きてるイカ)は注意が必要です。身と皮の 間に虫がいますのでこれを一緒に食べますと、胃腸をかじられます。 また内側には、細長い虫もいます。料理に自信のない方は一度冷凍 してからです。TKさんバッフルは完成しましたか?
そういえば どこかのメ−カ−が蟹の甲羅成分や、ほやのセルロ−ス混入のコ−ン紙 を使っていましたね。う〜んロマンですね。三陸のほやは美味いねぇ。
822 :
TK :2001/05/27(日) 01:25
>>820 WE7Aに手を取られて、バッフルはまだ中断したままです。
膠もまだ手配していません。ま、ゆっくりやります。
>821 キトサンのことですね。アメリカでストラアディヴァリウスなど の名器のニスを科学的に分析して其の成分にキトサンが発見されたので それを混ぜたら良い音のニスが出来た。クレモナのニスの秘密はこれだ と発表、そこで州か政府に金を出させて ヴァイオリン製作会社を創った方がいました。そのニュースのあとに わたしも試みましたがこれが真っ赤な嘘とわかりましたが、 そのごどこかのメーカーのスピーカーコーンに混入されたので あほらしくなったのを覚えています。どう考えても金儲けの ネタでロマンとは思えませんがね。
カブトガニだったか薬になるような事聞いたことあります。 キトサンは太古のロマンを汚した神の手だったのか。
825 :
TK :2001/05/30(水) 00:19
>TKさん、関西人さん、EMGさん 頭島ですか、、良い所のようですね、はあ〜。 毎日あくせく貧乏している自分が情けないです、行って見たい。
TKさん 情報ありがとうございます。 もう行きたくなって来月でも(もうすぐ) 家内といくことにします。 偶然TKさん、関西人さん、ぽこんさんのだれかと あえるかも、しかしどうすればいいのか? なんとなくお互いにちらちら見れば念力でわかるもの だと思いますので。よろしく。
828 :
浮上させます :2001/05/30(水) 22:48
レスが寂しくなっていますので、TKさん、そろそろ新しいお題を。
829 :
TK :2001/05/30(水) 23:07
>>828 ありがとうございます。
そうですね、それでは
「今までで一番良かったコンサートは?」
で、いかがでしょうか。
ポ−ランド国立クラクフ室内管弦楽団をバックに地域の子供たちが 共演するコンサ−ト。ほのぼのしたなかにプロの技も堪能できた。 こういうのもいいね。子供たちの意識、技術の底上げにもなるし、 オ−ディエンスも取り込めるし。 ギドン・クレ−メル&クレメラ−タ・バルティカ室内管弦楽団は 期待出来そう。
>>823 バイオリンをキトサン溶液へ浸す実験は、知的好奇心に過ぎなかった
ような気もしますが... 会社まで作っていたのですか。
キリギリスの鳴き声はキチン質の共鳴版によるものであることを思えば、
バイオリンに使ってみるのもロマンだと思いますけどね。
スピーカーのコーン紙のほうは、機能性繊維の開発過程で主に強度に
注目したものがホヤやバクテリアが生成するセルロースですが、
セルロースに似た化学構造を持つ動物性のキチン・キトサンも最近は
容易に取り扱えるようになって様々な工業製品が作られるように
なってきたのが経緯なので、ストラディバリの話とは別ですね。
なお、ホヤの雲母(マイカ)のコーン紙への混抄はONKYOがやって
いますが、特に新しい話ではなくて、電気吹き込み以前の時代の
蓄音機の振動版にも使われていました。
>>829 コンサートは、??? あれ? そういえば最近、行ってないかも。
七試算さんありがとうございます。 含蓄が深すぎてとてもお名前の由来は読み切れません。 どういう意味かお教えください。名無しさんでは ないように思いますねで。 雲母の振動板はよいと思いますが、其の時代では エッジ硬過ぎたように思います。雲母というと マイカコンデンサーを思い浮かべますがその電気特性より 音響特性、否音質が共通項となるのは皮肉ですね。 ひょっとしたら七試算がその時代のスピーカーシステム の設計をなさった方であればうれしいです。そのような 高いレベルの方がロマンに来られることを祈って オーディオ、音楽の化身、TKさんが まるでここでは場違いのスレを建てられたのでしょうからね。
いっぱい飲んでそろそろ寝よかとおもて、 なれてきたパソコンみたら、 息子がカチューシャちゅう2ch専用の便利なソフト いれよったんで少しは楽や。 ほいで七試算という方、この人は単なるオーディオマニヤ ではないで、内容がある、発言に重みが感じられる、 ぜひこんな人がこのロマンにいつも来てほしいもんや。 わてみたいな教養のないもんが グズグズいうてたらあかん、レベル低すぎる ほんで恥ずかしいわ。 どうか七試算よろしゅたのんます。 おねがいですさかいみなさんまじめな おーでぃおすきのかたにいろいろ教えてあげとくなはれ。
834 :
TK :2001/06/01(金) 00:09
>>831 七試算さん
はじめまして、ようこそここへ。
マイカ振動板のサウンドボックス(HMV No.2)のついたHMVを聴いたことがあります。
EMGさんの仰るように音量は小さかったですが、音の純度はずいぶん高かった
印象がありました。ヴォーカルを聴くには良かったです。
>>783 >ではなぜ305と1000Mは残り、他の機種は消えてしまったのか?
これらが残ったのは、モニターとして台数がそれなりに出たから。
生産終了でカタログから消えた場合、保守部品の保有期間は8年。
それを過ぎると、在庫として税金がかかる。
現行品ならばその心配がないわけで。
あと、1度生産終了にしてしまうと再生産が難しくなる。
補修用部品の確保の為にも残しておいた。
斯様な理由も大きかったと思う。
10年以上前 伝説のR&Bシンガ− オ−ティス・クレイのソウルショ− 「ニグロと言う差別に耐えてよく頑張った。感動した!有難う!」 それからR&Bやブル−スにますます嵌っていく私であった
837 :
TK :2001/06/01(金) 21:12
>>794 Deeさん
こんにちは、初めまして。ようこそいらっしゃいました。
ご挨拶が大変遅れまして、失礼いたしました。
今後とも積極的な書き込みをお願いいたします。
オーディオ機器のお話も是非書いてください。
838 :
TK :2001/06/01(金) 21:39
>>792 K@KTさん
ハンドル変更のご配慮、申し訳ありません。ありがとうございました。
V付きオペラはオペラファンには堪えられないでしょうね。
皆さんいってきます。 日生へ一路、それで新しい情報ですが 予約した民宿のご主人が オーディオマニアらしいです。 やっぱりケンカにならないように 気をつけなくては、攻撃性ばかりが美徳ではありません。 猛反省して明日に備えるEMGでした。
>>837 TKさん
レスありがとうございます。
今のお題は、「今までで一番よかったコンサートは?」ですが、私は生楽器
のコンサートに行ったことがありません。私自身の音楽の好みがROCK,JAZZ
で、一番良かったコンサートはここに書くにはマイナー過ぎるので割愛します。
>オーディオ機器の話も是非書いて下さい。
・オーディオを始めて10年ほどですが、昨年ようやく惚れられるスピーカ(System5)
に出会えたので、中古ですが購入しました。ROCK、JAZZ、CLASSIC、映画鑑賞と
何でも聞くのですが、これらをおおよそ満足させてくれるスピーカと思います。
・こちらのスレでは当然のアナログレコードですが、これも昨年本格的に
開始しました。機種はROKSANのRAD3です。
カートリッジ(Shure M44G)をセットして聞いた直後、純粋に良い音だと思いました。
アナログとCDの音の方向性は似るようにしているのですが、生々しさや音場感で
アナログの方が優位かと思いました。
今後は、オーディオの歴史を尊重しながら、蓄音機や次世代オーディオ等
時間軸に捕らわれず音の体験を積み重ねたいと思います。もちろんコンサートも。
長文失礼しました。
>>831 七試算さんって誰?
七草粥はとうに過ぎたし、777フィーバーはK@KTさんやったしなぁ!
でも、七試算さんって凄い人やなぁと思う。
こんな凄いカキコに出遭ったの久しぶり。年に一度?も遭えるかどうか..
で、七夕には少し早いみたいやけど、彦星と織姫とは十露盤(ソロバン)持参で
7/7の年度決算日に望むのかも?それで、七試算!そんな、アホな?!?
とにかく、ラッキーセブンさん大歓迎ですわ。オーディオにもお詳しいとは驚き!
>>829 TKさんの「お題」
学生時分に下宿先の地元で、市民合唱団と管弦楽団で思いっきり背伸びして
やりとげた「ベートーベンの第九」。こんなに涙を流した日は無かったなぁ。
プロ奏者の多くの方々、チェロの藤原真理さんも応援に駆け付けて下さった。
後にオットマール・スイットナーが指揮して管弦楽団から交響楽団に格上げ
してもろうて、学生最後の年には、癌発病前の石丸寛さんが振って下さった。
腹いっぱい良い音楽に接した、思いで深い学生時代でしたわ。
ここは皆いい人ばかり、七試算さんも、ちょくちょく立ち寄って下され!
842 :
TK :2001/06/02(土) 00:50
>>841 ロマンさん
あれっ、777は細すぎさんですよ。
で、魔法のランプの呪文を思い出したので、ムニャムニャしたら、
AIWのケーブルが出てきたのですが、試してみます?>細すぎさん
スピーカーは何をお使いですか?>細すぎさん
>>842 のTKさん
いや、あまりベタではずかしいんですが、
JBL4343BとタンノイGRFメモリーを使ってます。
前に書いた、元から使ってたのがJBLで最近導入したのがタンノイです。
そのAIWのケーブルってどんなものなんでしょう?
興味津々ですが知識無いもんでどうか教えて下さい。
あと、前回かけかけてくださった呪文ですが、充分効果ありましたよ。
あの777の後で偶然行ったハードオフで、
7号リールにトミー・フラナガンの「オーバー・シーズ」とか
カウント・ベイシーとズート・シムスの競演盤なんかを録音したテープが
何と1本200円で売ってたんです。20本くらいあったけど、
まあ試しに2本だけ買ってきたらこれが大当たり。
スクラッチノイズもヒスノイズもほとんど聞こえない録音状態で
テープ自体も大丈夫でした。
きっとオーナーはかさばるんで、デッキごと処分しちゃったんでしょうねぇ。
このスレのみなさんはオープンリールデッキってまだ使ってますか?
私はオープンテープがグオングオンって動いてる様子は
とってもメカっぽくて大好きなんです。
それから今回のお題ですが、今までで一番良かったコンサートは
15年前に行った「ウイーン国立歌劇団引っ越し公演」の「マノン・レスコー」です。
初めてナマで聴いたウイーンの弦のすばらしさは今でもはっきりと
耳に焼き付いています。タイトルロールはフレーニで指揮はシノーポリ。
力強く指揮するシノーポリの動きも目に焼き付いてるんで、つい先日の彼の急死は
ショック大きかったです。この3者の組み合わせのソフトは当時TV放映されたきりで
正規発売はされていないと思うので、後から確かめるすべもなく
記憶の中で美化されまくりだと思いますが、やはり私にとって一番のコンサートでした。
>>842 TKさん、
>>843 カンチレバー細すぎ!さん
KTさんとは何度も間違えて失礼してます、おゆるしヲ。
カンチレバー細すぎ!さん
部屋にスピーカーが2つ以上あると、お互い喧嘩するみたいに
思うんですけど、JBLとタンノイの場合、しかも大型同志で
問題出ませんでしょうか?それと、イエペスのギターはどちらの
スピーカーの方が良いでしょう?
同じオケでも、ヨーロッパのホールやと違って聞えますよねぇ。同感!
以前ワルシャワで宿泊先の知人の叔母さんの勧めで、安いチケット
の市民オペラへ連れて行ってもらったけど、結構楽しめて良かった。
クラクフの民話に基づいたポーランド語の新作オペラで、いったい
何言うてのるか殆ど分からへん、という前代未聞の経験でした。
845 :
例えば :2001/06/03(日) 05:14
846 :
K@KT :2001/06/03(日) 08:22
>>838 TKさん ハンドル配慮たりずスマンx2です。 V付きオペラは良いですよ。 音が少々悪かろうが、録音が悪かろうが感動します。 チューナーとDAコンバータを光ケーブルでつなぐだけでオペラ三昧と良い時代です。 大スクリーンは苦手なので14型(^^)。
下げ忘れスマンx3
>>844 のロマンさん
スピーカー2つの喧嘩は私も心配しました。でも元々あったJBLの音がタンノイ導入後に
激変したということもなかったのでホッとしています。
つながずに単に部屋に置くだけだったらウーハーの共鳴等の影響が大きいのかも知れませんが、
アンプごと追加したんで共鳴も少なくそれほど変化を感じ取れないのかもしれません。
部屋のアコースティックとの兼ね合いの問題もあるでしょうが、とりあえず13畳の部屋に
2組のSPくらいじゃ気にするほどのことはないみたいです。
イエペスのギターは改めて聴き直してみました。その結果はそれぞれに美点があって
どっちとも決めかねるというのが正直なところです。
具体的に言うと、直接音主体で、イエペスがすぐそこにいるような感じを出してくれるのは
やはりJBL。やや間接音が多くなって、空気感がよく出て、ホールの上席で聴いている
ような感じを出してくれるのはタンノイです。だからイエペスのソロをライブハウスの
かぶり付きの席で聴いている感じはJBLが得意ですし、
「アランフェス」でイエペスがアルヘンタ&スペイン国立管と共に醸し出している
むせ返るようなスペインの熱気は、タンノイの方がうまく表現してくれるようです。
直接音主体の4343Bの方が「スペインのむせ返るような熱気」は得意なような気も
するのですが、実際に聴くと、リアル感は断然上でもオケとギターが
バラバラになっている感じがして「スペインの熱気」はやや薄れてしまいます。
かえって間接音の多いGRFメモリーの方がステージ全体が一丸となっている感じで、
結果「スペインの熱気」が濃密に表現されるのは不思議なものです。
このあたりがマルチウエイSPと同軸SPの差なのでしょうかね。
「ジャズにはJBL」と言われるのも、ジャズというジャンルが直接音主体で、
なおかつマルチモノ的録音のものが多いから、うまくJBLの特徴が生きるからでしょうね。
「クラシックにはタンノイ」というのも同じように特徴がうまく重なるからなんでしょう。
849 :
TK :2001/06/03(日) 22:21
>>843 カンチレバー細すぎ!さん
AIWのケーブルはWEのケーブルとして売られているものです。
14GAWの撚り線と18GAWの単線は手持ちに余裕が有りますので、
14GAWはスピーカーケーブルとして、18GAWは自作アンプの
内部配線材として使えるかと思います。
御興味がおありでしたら、さし上げます。
ところで今SPケーブルは何をお使いでしょうか?
オープンデッキはつい最近、恩師が4台無償で下さいました。
全てTEAC製で10inchがかかります。
テープ再生はレコード再生よりも安定した音で良いですね。
>>845 例えば さん
初めまして、ようこそここへ
面白いスピーカーですね。素晴らしい発想だと思います。
是非音を聴いてみたいですね。
非常に軽やかですがすがしい音がしそうですね。
お聴きになられました?
>>849 のTKさん
とても魅力的なお話ありがとうございます。
私は今、SPケーブルはベルデンの718という極めてオーソドックスな物を使っています。
高域穏やかで低域タップリな品なんで、JBLの高域のピーキーさをやわらげるために
導入し、もう6年使ってます(メーター/1000円という高CPも魅力です)。
ちょうどSPケーブルの交換を考えていたところで、ウェスタンの線にも興味津々で、
アンプ作れもしないのに『MJ』誌を広告目当てで買い、あれこれ見比べていたところです。
タコヤキ屋さんがおっしゃるように、色づけの濃いケーブルなんかを今さら買う気はしないし、
ウエスタン線にかなり魅力を感じていたんですが、けっこう種類があるようで、
どれがいいのやら、全然絞り込みができずにおりました。
そこへこの願ってもないお言葉。まことにあつかましいことではありますが、
お言葉に甘えてもよろしゅうございますでしょうか?
あと、拙宅ではセッティングの都合上、片チャンで4.5から5mケーブルが必要なんですが、
そんなに大量に大丈夫でしょうか?
もし大丈夫ならメアドをさらしますので、よろしくお願いいたします。
851 :
TK :2001/06/04(月) 13:20
>>850 細すぎさん
了解です。5mのケーブル大丈夫です。
端末処理はYラグをカシメて半田付けをしていますがそれで良いですか?
Yラグの大きさに条件がありますか?
メアドさらして大丈夫でしょうか?
メアドをさらさなくても別の連絡方法もありますので仰ってください。
>>851 のTKさん
本当にどうもありがとうございます。
端末処理までしていただけるとは、感謝の限りです。
Yラグの大きさは普通の大きさの物であれば大丈夫です。
SP側もAMP側も普通のねじ式で、
心棒に穴もあいてるので対処できると思います。
ところで、メアド以外のいい連絡方法ございますんでしょうか?
正直言って、かなり不安はあります。
TKさんのおっしゃる別の連絡方法とはどういうものなのですか?
どうかお教え下さい。
853 :
TK :2001/06/04(月) 19:24
>>852 カンチレバー細すぎ!さん
私の友人に楠薫氏がいます。彼は自分のHPを持ち、メアドも公開しています。
HPは楠薫で検索するとすぐ解ります。
彼の了解が得られましたので、彼宛てにメールをしてください。
そうすると私に転送して貰える手筈になっています。
では宜しく。
呼ばれて飛び出て……(^^;
TKさん、お久しぶりです。
カンチレバー細すぎ!さん、はじめまして。楠 薫です。
G.R.F.Memoryですか!
実は数ヶ月前まで、私、使っていました(^^;
今はホームページにも載せていない、秘密兵器その1、
その2に姿を変え、来る6月末を待っている状況です。
(その1パート1は、明日、やってくる予定)
それはともかく、ケーブルの話題でしたら、まさに私の
専門分野かと。
「楠 薫のオーディオ三昧」
http://members.jcom.home.ne.jp/k-kusunoki/audio.html の、「オーディオ隔離病棟-電線病病棟」をご覧下さい。
855 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/04(月) 21:52
おー、勇者が現われたな。ここでURL、メアドもろだしとはなかなかできるもんじゃないよ。
856 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/04(月) 22:07
楠さん、もういいかげんIKEMIで美少女うんぬんって 得意げに書くのやめてもらえないかな。うんざりだ。
857 :
TK :2001/06/04(月) 22:12
>>854 楠 薫さん
こんにちは、お久しぶりです。
ご無理をお聞き届けくださりありがとうございました。
何卒よろしくお願いいたします。
皆さんこんばんわ 日生へ行ってきました。残念ながらタコヤキ屋は見つかりません でしたが、泊まった翌朝が幸運にも魚市のお祭りで楽しかったです。 新鮮な魚は家内と二人では食べきれませんでした。 楠薫様 楠さんが来られるとは信じられません。私は二年前 パソコンを触ってニフティに入って楠さんに相手にして もらうのが目標でしたが、残念ながらかないませんでした。 ここに来られたのはとても心強いです。 今後ともどうかよろしく、こんどは是非遊んでやってください。 私の師匠は楠さんをとても気に入っておられました。 どうかよろしくお願いします。 EMG拝
>>854 の楠薫様
この度はまことにありがとうございました。
すばらしいHPを拝見して(まだとても全部は見切れていませんが)
GRFメモリーの偶然には驚いている次第です。(うちのはHWです)
拙宅では今、マッキンのC29とMC2125のコンビで、
クラシックに的を絞って鳴らしていますが、
そのCDPがルボックスB226だったりするんで、
そこも楠さんの過去のシステムと共通点ありますよね。
どうか、今後ともよろしくお願いいたします。
御迷惑でなければ、またメールさせて頂きますね。
860 :
楠 薫 :2001/06/05(火) 00:11
>858 EMGさんへ EMGさんのお師匠様って、ひょっとして私の知っている方でしょ うか? 最近、ニフティーには出入りしていないもので、よくわからず、 申しわけございません。
861 :
楠 薫 :2001/06/05(火) 00:24
>855 ウィルス入りのメールを送ったり、私の名前を騙ったりされなけ れば、有り難いかな、と(^^;
862 :
楠 薫 :2001/06/05(火) 00:25
>855 ウィルス入りのメールを送ったり、私の名前を騙ったりされなけ れば、有り難いかな、と(^^;
863 :
楠 薫 :2001/06/05(火) 00:29
>856 わははは……。 ということは、あのHP、ご覧になったのですね? お疲れさまです。もう二度とご覧にならないことをお薦め致しま す。 ま、それはともかく、個人的にオーディオだろうが、実物だろ うが、「ちっちゃめでポッチャリ系の美少女」は大好きです(爆)
864 :
楠 薫 :2001/06/05(火) 00:34
>859 カンチレバー細すぎ! さん はじめまして! いやぁ、それにしても共通点の多いこと。 ルボックスも良いが、STUDER D730 Mk IIも良いですよ。 高いけど。
865 :
名無しさん@1周年 :2001/06/05(火) 01:37
iiyone
>860 楠さま、レスありがとうございます。 そうです、それで楠さまをそこからの 情報で自分なりにプロファイリングしておりました。 それでその後あるパティオに入れていただいたらもう おいでにはなりませんでした。なお師匠は 其の世界では名のとおった合唱の指揮者です。 今後ともよろしくお願いします。そちらのほうに いけば是非お会いしたいです。よろしくお願いします。 EMG拝
867 :
楠 薫 :2001/06/05(火) 11:02
>866 EMGさんへ >其の世界では名のとおった合唱の指揮者です。 ををっ、大阪の……。 年賀状もいただいておりました。いやぁ、お懐かしい。 もしお会いすることがありましたら、よろしくお伝え下さい。
>>848 カンチレバー細すぎ!さん
どちらのスピーカーも快調とのこと、ベルデン718やルボックスと聞いて
もう言葉が出ませんわ。スピーカーもさることながら、文章表現の適格さと
音楽を捉える感性というか姿勢には心打たれます。ほんに感服致しました。
イエペス先生の6弦ギターで、ウチのお気に入りを一つご紹介しときます。
・The World Of The Spanish Guiter (Decca SPA179)
P.S.
景品?のWEケーブルは、たまらぬ上品さがおますえぇ。よろしおすえぇ〜。
(タンノイの黄色い仮面が剥がれる?やも知れません)
>>854 楠さん
ニフティでご高名は存じております。TKさんとお知り合いとは驚き桃の木
山椒の木、どうか電線ブンブン振りまわさんと大人しゅうお付き合い下さい?!
今後とも、失礼お許しヲ。
>>857 TKさん
次々と素晴らしい方が御味方につき、劉備玄徳を思い起こします。そういえば
このところ、黄巾党(タンノイ派)が随分と幅を利かせておりまするが、我々
旧独逸軍残党(独逸ビンテージ派)は、如何致したものでせうか?降参すべきか?
はたまた、ジョンさんの再来を待ちませうか?
・トランジェントの皮算用(そっちの音は甘いぞ!)
869 :
TK :2001/06/06(水) 00:19
>>868 ロマン・グラッチェ さん
ジョンさんの出張(?)が長引いていますが、そのうちに
お戻りになられるでしょうから、それまで腕を磨いて刀を研いで
ついでに首も洗って待ってましょうか。
>細すぎさん
荷作りが完了しましたので明日発送予定です。お楽しみに。
>>869 のTKさん
ほんとうにお手数をおかけします。
TKさんが洗ってらっしゃるのならば
こちらは首をなが〜〜くしてお待ち申しております(笑)。
>868 ロマン・グラッチェ様 >ニフティでご高名は存じております。 1年ほど前、とある会議室の世話役の方に「すぐ何かあると、世話役的発言をして、他人 の意見を封じてしまうのは止めて貰えないか? 昔のように一個人に戻って発言をしては いかが?」という様な発言を載せたところ、削除になったばかりか、メールで厳しいご指 導が来まして、嫌になってしまって止めちゃった、といういきさつがあります。 > TKさんとお知り合いとは驚き桃の木 >山椒の木、どうか電線ブンブン振りまわさんと大人しゅうお付き合い下さい?! まったく不思議なご縁で……。 せっかくパティオにも入れていただいたのに、CATVでインターネット高速通 信やるようになって通信環境も激変。次第に足が遠のいてしまいました。 本当に申し訳ない。 で、さっそく電線ですが(爆)、JPSの切り売りケーブル、ありゃぁ、イケま すぜ! 芯のある鳴りっぷりは、WEのケーブルにも通じるものがあります。 P.S. 現在私は黄巾賊でもなければ、ドイツ帝国夕べの祈り族でもありません。 今はイタリア娘をちょっと可愛がっていたりします。 今月末に来ることになっているアメリカのご婦人は、さて、どんな音を 奏でてくれることやら。
タンノイやシーメンスでさえ結局はケーブル談義とは そこまで行き着いても、やることは同じなんですね やはりオーディオとは悲しき堂々巡りですか
873 :
TK :2001/06/06(水) 22:50
>>872 自分のイメージに沿って音を追求していく過程に置いて
使用する器械を含めて全てのファクターがそれぞれ重要です。
オーディオが堂々巡りになるか、少しずつでも進歩するかは
人さまざまでしょう。少なくとも自分のイメージした以上の
ものは得られないということを肝に銘じるべきです。
イメージが最重要。
故伊藤さんの本を読んで、オイロダインを手に入れるのが夢で あっても、いざ手に入れてしまっても実は終わらないという 会社決算をして、年初の目標をクリアしても、次年度はさらに高い ハードルが待っているという 安住の地は無いんですねえ。この繰り返しで人生が終わって 楽しかったのか苦しかったのか 金が掛からないならいいんですが、まあ競馬も麻雀も同じですけど オーディオマニアは楽しそうじゃないですね いつもしかめっ面であちこち弄ってるイメージと言うか ロマンスレの住人は、たこ焼探しやお刺身ハウトゥなどオーディオ 以外でも、いろいろエンジョイしてますね
>>872 ナイス突っ込み!
ケーブル交換で最後の一皮がむけることがあっても、ケーブル自体
には音質改善は無いと思うてます。あくまで全体のバランスの一部
としての、最後の詰めの手段の一つとでもいいましょうか。
世の中には酷いケーブルばっかり沢山あるんで心痛みます。でも、
安くて良いケーブルの紹介なら、大歓迎ですわ。好みや相性の問題
も大きいけど、ほんまに良い物は幾つも無いと思うてます。
>871 楠さま、あそこの人意外は皆おかしく感じてます。 あれは あほの日本人の代表。 なんでも理解できるとの 自己盲信型。傲慢と独善の権化。 まだニフティだからほうっておきましょう。 似たもの同士のよりあい。 ここもそうならぬよう皆さん自由に気楽にやりましょう。 アンチカリスマ型リーダーのTKさん、 あなたは新内閣と同じ変革の変なひと。
なんとロマンさんからレスいただき動揺と感動! 実は引っ叩かれると思ってました 昔、何かの雑誌に書いてあったで「これに惚れたからには、 これがどんな音だそうが一番なんや」 と言うフレーズを思い出していましたので 大仰なマルチをやっていた人が結局シングルコーンに行き着いた 人の話 高音が物足りず高価なツイターを足して、奥さんからレベル調整を 手伝ってもらい、良しそこだと思ってアッテネーターを見たら、 全部絞ってあった話 コードを一般物からOFCへ、ベルデンへ、WE線へ、どれ程良く なったのか確認したら最初の一般物の方が良く、今までの過程は 何だったのかと言う話 いろんな話を聞きますが、手の打ち所は人それぞれでしょうけれど
878 :
TK :2001/06/07(木) 13:11
>>876 >ここもそうならぬよう皆さん自由に気楽にやりましょう。
よろしくお願いします。
で、私はリーダーではありません。単なるスレ立て人です。
変なひとであるのはまちがいないですが。
879 :
TK :2001/06/07(木) 14:22
>>874 身につまされるお話ですね。
ですが傍目から見るほど本人は苦にしてないかもしれませんね。
高いハードルを設定するのも本人だし、結果に満足するのも本人です。
私はいろいろごそごそやって結果を出すのがとっても楽しいですね。
というか、ごそごそやらないとなかなか鳴ってくれないのです。
>故伊藤さんの本を読んで、オイロダインを手に入れるのが夢で
>あっても、いざ手に入れてしまっても実は終わらないという
器械を入手した時点がスタートですよね。
ロマン・グラッチェさん
>>868 では、おほめいただきありがとうございます。まだまだ未熟者ではありますが、
見るもの、知るもの、出会うものに対して、できるだけ自然に率直に向かい合い、
相手の特徴や持ち味をなるべくピュアに感じとることを第一とし、
それから、それを損なわないようなかたちで、
自分の持ち味を加えていくことが大事だと、常日頃考えております。
オーディオは音をあつかうものです。経験を重ねるうち(と言っても、まだ25年ですが…)、
音の伝達手段が基本的に変わっていない以上は、
オーディオ機器のある程度のレベル以上に達した機械には、新旧の本質的な差は
無いのではないかと思うようになりました。「新方式」は例年のように発表されますが
それは新しいだけで、本当に改良とは言い切れないようにも思います。
(まあ「機械式から電気式」「アナログからデジタル」という変化は改良だと思いたいですが、
それでも新が旧を完全に凌駕したというところまでは行っていないのは御存知のとおりです。)
つい最近も蓄音機の専門店を訪ね、EMGやHMVの名機をいくつか聴かせてもらいました。
以前にクレデンザは聴いたことがあるので分かっていたつもりでしたが、
改めてその美音に強く心惹かれました。(まあ蓄音機は電気以前の物ですから、
電気以降のオーディオとは直接には比較できませんが、振動を拾い上げ、伝達・増幅し、
スピーカーをならすという大筋は同じですよね。)
特にEMGの豊麗な音は魅力的で、このスレのEMGさんが
コテハンに使ってらっしゃるのも宜なるかなと思いました。ただ蓄音機の面白いところは
手軽なお値段の機種の中にもいい音の物があることで、16万円という値段だった
HMVのMODEL104は、豊麗さはEMGの足下にも及びませんでしたが、
振動伝達経路の短さが幸いしているのか、ボーカルのリアリティはなかなかでした。
たまたま一緒に行った、ボーカル系のアナログの音を熟知している、クラブでDJを務める知人が
「真剣に購入を考えたい」と言いだしたのももっともな話だと思いました。
ロマンさん、火曜日にレスいただいてたのに、返答が今日になって申し訳ありません。
ここ2日はほとんどネットの時間とれなくて、TKさんにお礼と簡単な冗談を書くのが
精一杯だったんです。教えていただいたイエペス先生のCDは、
土曜日にアキバに出る予定があるんでぜひゲットしようと思います。
>>871 楠さま
忙しゅうて返事が遅れてたとこへ、ナイス突っ込みがあったんで
またまた遅れてしもうてスンマセソ。
>>ニフティに噛み付く
ウチにも身に覚えがありますわ。とっても他人と思えない!
>>JDSのケーブル
良いものとは知りませんでした。是非ためしてみとおすなぁ。
>>現在私は黄巾賊でもなければ、ドイツ帝国夕べの祈り族でもありません
それは失礼つかまつりました。平和のためには国連軍も必要かと?!?
>>880 細すぎ!さん
いつも丁寧なお返事で恐縮しますわ、もっとお気楽に!
>>手軽なお値段の機種の中にもいい音の物があることで
銀座のシェル萬かどっかで聞かはったんですか?で、
とうとう、そちらの世界に嵌まり始めはりましたか。
EMGさんが自作されたファイバー針使うと、安い蓄音機
でもEMGinnの音が出るそうです。お試し下され!
>>イエペス先生のCD
CDではなくLPなんですけど...。またまたスンマセソ!
882 :
楠 薫 :2001/06/07(木) 21:40
>875ロマン様 >ケーブル交換で最後の一皮がむけることがあっても、ケーブル自 >体には音質改善は無いと思うてます。 私もそう思います。ケーブルはあくまで味付け。香辛料です。 でも、たまに目の前のもやが吹き払われた如く、鮮やかな視界が 飛び込んでくることもあり、本当に奥が深いと思っています。 フランス料理の料理人は、素材の味わいを引き出すオリジナリテ ィーあふれる「ソース」をいかにして作り出すか、これに命をか けているといっても過言ではありません。 ケーブルも同じ事が言えるかと思います。 オーディオ機器のそれぞれの持ち味をうまく生かしながら、調和 させ、バランスをとる、そんなケーブルが望まれます。 >でも、安くて良いケーブルの紹介なら、大歓迎ですわ。 愛用しているJPSの切り売りスピーカーケーブルは、アメリカ 経由で購入すると、なんと$10/mです。
先日、とある場所でSACDを聴ける機会がありました。同一タイトルとの比較を したりしたのですが、「CDより自然だけど音の存在感が薄い」という感じを 受けました。もちろん始まったばかりの次世代オーディオですから、もっと よくなるでしょうし、私はそれをソースとしてオーディオを続けて行くのだから、 良くならないと困るのが本音です。 で、今ロマンスレを読んでいたらWEや蓄音機の話が出ていました。以前は失礼 ながら、「こんな古いもの…」と思っていたのですが、一度電気式ですがSPを 聴いたとき、欠点よりも音の生気、力強さを強く感じました。今度は機械式の 蓄音機を聴いてみたいと強く感じました。 また最近、趣味と職業との両方のご先祖様であるWEやベル研究所にも興味を持ち 始めました。一度WEのシステムを体験してみたいと思っております。
Deeはん、おはようさん ほんまよかったな、これでスタートやで。 このスレでわかってはるお方は だれもウエスタンやクラングフィルムのおっかけと ちゃうで、みな最新のオーディオ機器、スタジオ機器 のことしったはるで。しゃあないから古いもんつこおとる 古いフェラーリや本田のS6でサーキット走ろうの趣味とは 別や。そとからみたら古いもんのコレクタみたいにみえるけど。 ほんまはちゃう。 いっぺんクラングフィルムやEMT,Oldオルトフォンより ええもん聴かしたってみ。すぐ全員のりかえよる。 まあTKいうたらほんまのごくどおや。姿、形にまよわされへん こんじょうもっとるが。 そらわしかてそないしたいがな、ええもんあったらいつでも かえるとおもとる。とくにおなごはそや。ええのんでてけえへんから わるいことせえへんと自分にいいきかして道徳自作してんねん。 E.バーグマンやJ.ジョーンズみたいなんでてきたら みなほかすで。でてきてもあいてにしてもらえるかどうかはべつや。 ええおとこのやくでけたらはげててもだいじょうぶや、古い フランス映画みてみや、そこらのおっさんがおとこくさいだけで もてとるが。 おっとごめんや、脱線や、生きてるおもちゃてえだしたらやばいこと おこるけど、オーディオなんかしれとる。Deeはんがんばりや。
ロマンスレの皆様、おはようございます。
>>884 タコヤキ屋さん
レスありがとうございます。私は昨年スピーカやCDを変えたりしました。
現時点で惚れたものを買ってシステムを組んだ訳ですが、そのシステムが
ある程度うまく鳴り出した時に安心したと同時に、「これから始まり」と
思い直しました。
まだ経験も浅く自分の色というのも薄いですが、変に色が付いてしまう前
に、オーディオの原点を体験しておきたいという思いが最近強くなりました。
その結果どう転ぶかは自分でもわかりませんが:-)
ふと自分の身の回りの事を考えた時、オーディオ、コンピュータ(UNIX)という
自分の趣味、電話屋という自分の仕事、これらみんなWEやベル研究所から生ま
れたものだと考えると、何か不思議な縁を感じます。
>875,882 わしには理解でけへんな。 樟脳はんと時代はんの意見一致しとるようでしとらへん。 かたっぽはケーブルで化粧すなちゅうとるのに かたほはソースにつこうて薄化粧するちゅうとる。 観客?姦読?のみなはんきーつけや! すーと読んでしもたら 意見の一致めでたし、と見える。 しかしぜんぜんちがう一致なしの正反対や。 このだいごみが他のオーディオ誌やオーディオスレでは ないすごさや。充分楽しんでや。
test
試験
>886 タコヤキ屋さん ロマンさんと私との一致点は、例えばケーブルで薄化粧しても、素顔は変わらない、 という点でしょうか。 でも、私は素顔(元)にくすみなどがあれば、そこを少しカバーしてやり、素顔の 良さは損なわずにより美しく素敵に魅せてあげれば良いと思っています。 映画撮影のメイクと舞台でのメイクは違うし(舞台は少しケバケバしい)、歌舞伎 に例をとると、吉右衛門さんなんかは、演じる劇場などの広さ、照明の具合、観客 席と舞台の距離などにも応じて、顔を作り(化粧し)変えていると言います。 まぁ、そこまで凝らなくても、時と場合に応じて、化粧することもまた大切かと思 っています。 広い部屋でジャズを中心に聴こうとして、もっと音の芯を出してやりたいと考えて いるなら、クラシック音楽を聴くときに使っているRed Rose Music Silver 1では なく、JPS Superconductor 2を選びます。 ただ、そういった場合は、役者さん(アンプやスピーカー)も、タンノイのオート グラフではなく、ジャズに適したJBLやアルテックのスピーカー、アンプもA&M のATM300を選ぶことが多いですし、ある程度は音の方向性と言うか、ベクトルを一 致させる様にしているのも事実です。 着ぐるみを着せたり、ハリウッドのSFXの様に、顔の輪郭や表情まで変えるよう な真似はしたくないのですが、そこは私の音をお聴きになった方が、「これは本来 その機器が持っている音ではない。ケーブルで色づけされ、変えられた音だ」と思 われたら、本意ではないものの、そうであると言わざるを得ないのでしょうね。
>> 楠さん タコヤキ屋のお父ちゃんが言いたい事ちゅうのは、 ・正直な音>>良い音>>綺麗な音 無響室で録音されたもんやったら仕方ないけど、普通の録音ソースやったら 元々お化粧の要素が沢山含まれてますわなぁ。それでも、そん中から素材の 音楽のほんまの音を引き出す為に、湯戻し、塩抜きして、灰汁を取りながら 本来の色合いを取り戻して行くんが、オーディオの妙味やないですか。 装置が良くなると、良い録音は更に良く、悪い録音でもそれなりに楽しんで 聞けるようになるて、TKさんも別のスレで言うてはりました。これ名言! ケーブル換えると味わい増すのは、灰汁抜きが効いて来るからやと思うてます。 >>今一度ナイス突っ込み!ありませんやろか?
>ロマン・グラッチェさん ケーブルで灰汁抜きですか。面白いですね。 私は今までそういう考えでケーブルを使ってきたことはありませんでした。 ケーブルは特に高額なものほど、独特のクセを持っていて、時としてオーディオシステムに 匹敵するほど、全体のシステムの音のベクトルをねじ曲げてしまうことがある、と思ってい ます。 だからこそ、特にヴィンテージものを使う場合などは、かえって間に高額なケーブルを使う と全体のバランスを崩してしまい、危険だと思っております。 アルテック使いの友人の様に、一番安価な紅白ケーブルを使ったところが、まるで目から鱗 のような、あか抜けた音になってくれて、「考えてみれば、この当時なんて、スピーカーケ ーブルはウエスタンとかベルデンはあるかも知れないけど、普通はこれだったんだよな。 昔のアンプメーカーなんかは、今のようなスピーカーターミナルを使っていなかった。 Yラグ圧着で使えるごく普通のケーブルを想定していたんだよな」という言葉に、大きく首 肯いたものでした。 私はこれこそが灰汁抜きかと思っているのですが、いかが? まぁ、もっとも、とあるメーカーが試作した単銀線が、まるで「何も足さない、何も引かな い」サウンドで、もの凄い情報量だったのが印象的。 そういうことを考えると、これこそが「灰汁抜き」なのかも知れませんね。
ケーブル談義が熱く続いておりますが、 TKさんからウエスタン・ケーブルが到着しました。 タンノイとJBLどっちにつなぐか悩みましたが、 とりあえず血筋を考慮して、JBLシステムにつなぎました。 第一声はちょっともやもやっとした感じ。 もとのベルデンにくらべてアクセントはついたものの、 レンジが狭まったような感じでした。 ところが、1時間のエージングで激変! 高域の自然さと実体感がアップし、 低域は引き締まると同時に量感も増してきたのです。 なろほど、このケーブルはエージングが重要ですねぇ。 TKさん、本当にどうもありがとうございました。 楠さんも仲介ありがとうございました。 エージングの進み具合はおって御報告させていただきます。
皆さんこんにちわ いろいろのケーブルをためすのにわざと距離の近い ピンプラグ間にテストケーブルを入れて聞き比べました。 カラーレーションのあるのがが殆どでケーブルなしの直結が当然 一番良くてそのときは直結より音を良くするケーブルは 見つかりませんでした。しかしピンプラグの裏で配線を ショートするのがもっと良くて一番よいケーブルなしのプラグ同士短絡の 音が意外と悪いので悩みましたが、そのプラグ同士のホット 短絡の単線をわずかダンプすることでプラグなし配線ショート の音に殆ど近くなりました。 それでわたしはケーブルとは距離が存在する場合の必要悪と 考えております。今では直結に一番近い音を探して使っていますが 比較ではなく耳の方がそれを選ぶようです。 安物の赤白ケーブルでもいろいろあり、網編祖がなく 横巻きでメッキなしの普通銅が音のボケは別としてまともな音 がします。 だからケーブルをコンデンサーのような部品の一つと考えるなら 音づくりの要素に使われるのは無理ありません。一般ユーザーが コンデンサーを交換してアンプを改良するのと同じですからね。 一番よいのは楠さんのような良くわかられた方が 音の良い、悪いという表現ではなく一番音を変えない まるで其の存在がないようなケーブルを推薦してリファレンスと するのが判りやすいと思いますがいかがですか? たとえそれが高額であろうと基準点にすればいいわけで それよりこうだ、それよりああだといえばコミュニケーションが 楽だと思います。しかしこれは利害関係の出るオーディオ誌では 無理な方法ですね。ここではOKで皆さん喜ばれますよ。
TKさん わたしもWEのSPケーブルが欲しいです。 なにかクイズを出していただくか?だけど こんなことするとTKさんの大事なストックが無くなってしまうしな。 つぎの1777に当てるかするしか 方法ないのですか?
>893 EMGさん >音の良い、悪いという表現ではなく一番音を変えない >まるで其の存在がないようなケーブルを推薦してリファレンスと >するのが判りやすいと思いますがいかがですか? 存在感を感じさせないケーブル、確かに素晴らしいのですが、実際、 存在しない状態で聴いたことがないものですから、これはけっこう 難しいですね。 かつて、シュアーの柳さんからテストされたことがあります。 ブラインドで「どのカートリッジが一番、まるで目の前で演奏し ているかの様に聴こえるか?」という命題で。 この時は、私はオルトフォンを一番に挙げて、だいぶガッカリさ せてしまいましたが、結局は「存在感のないケーブル」を選ぶ時、 一番基準になると思われるのは、「まるで目の前で演奏している かのよう」な状態を再現してくれるケーブル、ということになろ うかと思います。 となると、アンプのクセをどう判断するか……。 いろんなケーブルを使ってみて、結局、「アンプはこういう傾向 を持っていると考えられるが、それが素直に伝わるケーブルは、 これだ!」ということになるかと思います。
896 :
TK :2001/06/09(土) 11:57
>>892 細すぎさんこんにちは。
ケーブル届きましたか。
端末処理をしたばかりの未使用のケーブルですので最初は半田の原子配列が
ばらばらの状態です。この時点での音はボケボケのがさがさの音がします。
電気信号を通すことで半田の原子配列が少しずつ整って信号が通り易くなり
本来の音が出るようになるわけです。
同じ事がケーブルの導線自体にも言えると思います。
どこかのスレでケーブルの方向性の話が出ていましたが、スピーカーケーブル、
電源ケーブル等(平行2芯のラインケーブルでシールドが片側でコールドに
繋がっているようなもの以外)では方向性は気にしないでも良いと思います。
使っているうちに方向性が揃うわけです。
897 :
TK :2001/06/09(土) 12:05
>>894 他ならぬEMGさんの頼みですから考えてみます。
お待ちください。
TKさん楽しみに待ってます。
ターラの第九入手してます。4枚組できれいな
ケースに入って3000円少々、安い!
それでセンスが違う、世界は広い
それでWEBを開いたら
http://www.tahra.com/fond1.htm 日本で最近流行りかけてると思われる球形SPですね。
本物という感じ、ユニットはなにかな?
シーメンスみたいに見えてしまうのは色眼鏡?
>>電気信号を通すことで半田の原子配列が少しずつ整って信号が通り易くなり >>本来の音が出るようになるわけです。 TKさん、冗談で言ってるのでしょうね? 本気でいってるとは思えませんが。
900 :
TK :2001/06/09(土) 22:41
>>899 口が滑りましたか。
これは冗談ではなくて、
半田づけした後でのエージング過程での音の変化を
自分なりに理由づけしたイメージを述べたものです。
勿論素人考えです。
半田の音の変化について
識者の方に理論的な説明をお願いしたいところです。
>>TKさん 達人に物申し、失礼しました。 もし電気を流す事で半田や電線に何らかの変化があるなら一気に交流100Aぐらい流す事をやればもっとこなれるかもしれませんね。電気溶接機はもっと流れるのかな?日曜大工で安く売ってるし、使ってみようか。 スピーカ線はどうせ0.1Aも流れないからね。
902 :
TK :2001/06/10(日) 09:26
>>901 899さん
いえいえ、とんでもありません。
半田や導線の物理的な変化は微々たるものでしょうが、
聴感上は明らかに変化がありますからね。
通常の使用方法でゆっくりと変化させる方が良いと思います。
何事も過ぎたるは・・・・・と申しますから。
交流100Aとは物騒ですね。(^^)
903 :
TK :2001/06/10(日) 10:57
>>901 インピーダンス8Ωのスピーカーに100wの出力があった時には
W=V×A=A^2×Rですから
100=A^2×8
A^2=12.5
A=3.54
で3.54アンペア流れるように思いますが・・・・・
計算が間違っているかなぁ?
巧い演奏家が弾く楽器は良く鳴るようになる。 下手が触ると悪くなるので弾かせない。 これも微々たる物理変化なんかいな。 クライオしたら音がひえーびえーしてしもた。 息子が帰ってきてロックかけまあくりよったら室内楽が えらいへたになりよってキーキーやった。 このはなし参考になりまへんか? 100A流してようなるんやったら同じように 近所のピアノの先生のピアノ思い切り でたらめに大きい音だしたったら先生喜ぶで。
>>903 TKさん
スピーカのインピーダンス8ohmと固定して簡易計算するなら間違っていない
と思われます。
周波数により負荷変動すると考えて計算しようと思ったら出来ませんでした。
勉強不足を痛感…
906 :
TK :2001/06/10(日) 12:13
>>905 Deeさん
フォローありがとうございます。
そうでした。周波数でインピーダンスは変化しましたね。
インピーダンスカーブのグラフを思い出しました。
グラフの最低値でそのスピーカーのインピーダンスを表わしたのでした。
>タコヤキ屋さん。 >>クライオしたら音がひえーびえーしてしもた。 大電流処理は逆だから音が アッチアッチ になるがな。 どんな音かいな。
>巧い演奏家が弾く楽器は良く鳴るようになる。 >下手が触ると悪くなるので弾かせない。 楽器が人見て鳴きかたを変えるわけでも無い。 下手な奴に触れさせないのは、楽器に対する扱いも下手なのと、 セッティング(チューニング)を壊されるから。 それを言うんなら、上手い人は、どんな楽器でも自分の音を 出す。と言うべき。 >ロックかけまあくりよったら室内楽が えらいへたになりよって >キーキーやった。 ナンセンス。精神的な被害妄想なのか。 私の場合、そのケースでは前に比べ、レンジが広くなり、ピアニシモ もより美しく繊細になったと感じる。 ピアノもたまにはでかい音を出すことも必要。ハードバッパーのピアノ は小さい音でも音通りが良い。 ベンツもR34も高速でバンバン飛ばさないと、街乗りでもレスポンス が悪い。 ここの住人のロマンチスト達は冷静さを失っているし、オカルト 的ですらある。明るさも楽しさも感じられない。数人だけの 世界であるのは、他人がヴィンテージやハイオーディオについて来れない からでは無くて、醸し出す匂いに入ってこれないからか。それでいいし、 同士達のスレでOKなんだろうけれど。 複雑な謎かけ問答のようなレス連は、70年安保を通り過ぎて来た方達の 傷の舐めあいとマスターベーションを連想させる。そこは結構好きだけどね。
お好みのケーブルが見つかりましたならば お好きなジャンルの音楽を流しながら数ヶ月 気長に慈しむ様にしてエージングして下さい 過剰な電流や電圧、温度ストレスを印加しますと たとえそれが極く短時間でも また物性上の変化が測定されなくとも ケーブルの音質に致命的なダメージをもたらします エージング途中は、なるだけ良質の音楽を選んで演奏しましょう 上手にエージングされますと、安い物でも見違えて良くなりますが 方法を誤るとバランスを崩し、時に回復不可能となる事もあります 但しこれらは訓練された人の単なる経験則に過ぎません 物性上の変化はおろか 科学的な証明はまず不可能です お信じになれない方には全くの説明不足をお詫びします それでは瑞々しくダイナミックで格調高い音楽の香りを 思う存分お楽しみ下さい
>>908 かなり失礼な書き込みですが、単なる荒らしではないように感じましたので、
レスさせていただきます。
バイオリンに関して、あなたの言っていることとタコヤキ屋さんのお言葉には
本質的な違いがあるようには思えません。あなたはバイオリニストですか?
もしそうで、タコヤキ屋さんのお言葉に専門家的視点で用語の誤りがあるのなら、
あなたの発言にも意味があると思いますが、そうでないのなら
単に表現法の違いだけの問題だし、それは互いの環境がちがうから当たり前です。
このスレの住人はそんなことは百も承知の上で、お互いの言葉そのものに
反応するのではなく、内包する真実の重みを感じ取っているのですが…。
それから音楽によってスピーカーの音の響きが変わることにも異論を
述べていますが、あなたの発言では錯覚と決めつける根拠に乏しいと思います。
タコヤキ屋さんもあなたも自分の経験で語っていますよね。
ということは、たまたまタコヤキ屋さんとあなたで単に2つの違う傾向の結果が
起こっただけのこと。だからあなたがそう感じ取れなかったからといって、
タコヤキ屋さんを錯覚と決めつけるのは乱暴かつ失礼というものです。
私自身の経験でも、タコヤキ屋さんと同じことはしょっちゅう起こってます。
ある日CDを聴いていて、何枚目かに日本人録音の室内楽を聴いたところ、
途中で響きのキタナサに閉口して再生をやめたことがありました。それで次にすぐ、
録音のいいCDを選んで賭けたのですが、普段は美しい響きのそのCDが
とてもウルサク聞こえるのです。その日の機械の調子が悪かったわけでなく、
問題のCDをかけるまではいい感じで鳴っていたにもかかわらずです。
結局その日は、接点のクリーニングをし直すまではキタナイ響きが残って困りました。
また、響きの問題は聴く音楽や音の好みによっても違ってきます。
タコヤキ屋さんや私が、「キーキー」とか「ウルサイ」とか言っている音の傾向が、
あなたにとっては「レンジが広くなり、ピアニシモもより美しく繊細になったと感じる」
ということも充分に考えられるのです。
このあたりは経験、いやあえて教養の差だと言っておきましょう。
まあこの種の話をすぐにオカルトと決めつけることに関しては、オーディオ技術は
まだまだ決して完全に解明されたわけではありませんと答えておきましょう。
オーディオが「機械を使って芸術を再現する道具」である限り、
感性の森の奥深くを逍遙し探し出すべき部分と、理論解析で科学的に追求すべき部分の
両面がそろって、初めて発展していくのではないでしょうか?
ここで語られる話に不満を感じているようですが、ここは「オーディオのロマンを語ろう」
というスレなのですから、ロマン的内容が濃くなるのは当然のことです。
技術のみを語りたいならどうぞ、たくさんあるその種のスレに行って下さい。
ここで語り合いたいなら、人の価値観を貶め、自分の価値観のみを
尊重するような態度は慎まれるが懸命です。
>908 うっとおしい人間関係なんてまっぴら。 あたたかいハーモニーなんて壊してしまえ。 こぎれいなメロディークソクラエ! あるもとロックミュージシャンの写真家がいうてはる。 こない言われたらもうモーツアルトやバッハの話なんか でけるはずないな。おっちゃんかなしなって しばらくここにカキコやめるわ。きずついたわ。
>>911 のタコヤキ屋さん
そんなこと言わないで下さいよ、お願いですから!
失礼な反対意見が来るのは2ちゃんではある程度しかたないことです。
失礼な奴らは気にしないで、ためになるお話もっと聞かせて下さい。
電気的なケーブルのエージングはなにか違うような。 私の想像では電線の半導体成分がくっついて導体になるか、破壊されて絶縁体になるかではないでしょうか。 クライオの場合は、抵抗値が下がることにより、くっつくのではないかな。 大電流処理をして抵抗値が上がれば導通しにくい部分が吹っ飛ばされた可能性がある。 いずれにしても半導体部分が無くなれば安定した電流が期待できないかな。 ある程度無理をしないと半導体部分をくっつける、あるいは飛ばす事は出来ないのではないでしょうか。 ゆっくりエージングでは100年かかっても完成しないような気がします。
>908 ブラジル タイガース クラブが阪神優勝を信じてるのに、行って、違うと言ったら半殺しにあうって。
>>908 失礼ながら意見させてもらいます。あなたはあなたの感じた事を書いた
のだと思いますが、他の方の文章に対し、表層だけを見て自分の価値観
だけを押し付けているように思われます。冷静さを失っているのはあなた
ではないかと思います。
>>911 タコヤキ屋さん
私はこれまでこのスレを見始めた頃、タコヤキ屋さんの含蓄のあるちょっと
ひねった文章がなかなか読み取れませんでした。
そして自分みたいな若輩者が書き込んでよいのだろうかと迷いつつ、書き込み
を始めました。そして、私の書き込みに対して、「これでスタートやで」とレス
を下さったときは非常に嬉しかったです。
だから、まだスタートラインにいる私のような者に、これからも含蓄のある話
を聞かせて下さい。お願い致します。
スピードと実行力を誇るEMGのオーディオリポート と言いたいところであります。 今日は休みだし、幸い庭に小型の溶接機があります。 それで同じ音と、方向を確かめた2本の同じデジタルケーブルを 用意、ホットは切れるかも、それでアース側のみを 一瞬溶接機でバチッとやりました。100Aどころじゃない でしょうね。やはり怖いです。 アースプラグは少し溶けて穴があきました。 音は聴きました。大きな変化です。 わたしの予想に反してよくなったのです。 音圧はあがるし、パワーは出るし、よく抜ける、 少し荒いのですが、これはしばらくして落ち着くかなと 思うほどなので結果は良しとします。 音は本当に奥深いです。予想はいつもあたりません。 それで899さんにはハンドルをプレゼントします。 DC電流マンです。どうかこれをきっかけにこのスレへ おいでください。あなたはアイデアマンです。 あすからDIYショップで小型溶接機が売り切れます。
917 :
TK :2001/06/10(日) 17:16
>>913 901さん
カンチレバー細すぎさんが
>>892 で書かれているケーブルの音の変化は
私にとってはいつも経験していることですが、同じような経験はおありですか?
この音の変化をどのように説明されますか?
>大電流処理をして抵抗値が上がれば導通しにくい部分が吹っ飛ばされた可能性がある。
この部分ですが、抵抗値が上がったとしてこの原因は導通しにくい部分のみが
ダメージを受けたと考えるのは楽天的に過ぎませんか?
正常の部分もダメージを受けている可能性はありませんか?
それから導線の抵抗値が上がることが音にとってメリットがあるでしょうか?
918 :
TK :2001/06/10(日) 17:32
>>916 EMGさん
ショック療法はデジタルケーブルには効果有りですか!?
出来れば同じ実験をアナログケーブルでもやっていただけると
ありがたいです。
本日AIWケーブル撚り線10AWG5mペアを送りました。
age
>>909 ケーブルではないですが、エージングの体験談です。
私は、普通のオーディオ以外に、ポータブルCD用の安いイヤホンをいろいろ
買ってきて楽しんだりしてます。移動時のお供さがしみたいなものです。
たいていのイヤホンは、買ったばかりではろくな音がしません。それで数時間から
数日かけてエージングするのですが、これもエージングに使うCDで結果が違ってくる
ようです。今度、エージングに使うCDによる音の違いを試すつもりです
また、JAZZのピアノトリオでエージングしたイヤホンで、ピアノ協奏曲を半日くらい
鳴らすとそれに向いた音になっていることも体験しました。
オーディオだと、要素が多いので、もっと微妙で複雑だろうと感じました。
すこし話がそれたようです。失礼しました。
>>916 EMGさん
わぁ〜面白そ〜!普通のACコードやったらウチも色々やりましたけど
さすがに、これだけ大きな電流流した事おませんなぁ。(数十Aどまり)
こういう発熱を伴うた処理の場合、数時間から数日で音質の揺れ戻しを
経験してますんで、フォローの程よろしゅうにお願いしときますゎ。
>>920 Deeさん
その内、聞く前に鳴らしてた曲をブラインドで当てられる様になりますねぇ。
生まれつき耳の良い人なんだなぁと感心しました。
その後の報告です。気になっていた荒さが強くなってきました。 どうもアンペアショック療法は本来持っている性格を浮かばせるようです。 導体の銅の音、自分は情報の運びやではなくて主役だぞという感じ、そのケーブルの 性格がよりあらわになる感じ、抜けは良いし、音圧は上がるし、はっきりするし、 オーディオ的にはいことばかり、それで2本のケーブルを比べたのですが どちらが良いかは今は結論を出す能力は私にはありません。 どうも相反した課題を抱えているようです。 オーディオの良いとされる要素と演奏家の表現を余さず捕らえ要素は 相反するようです。 恥ずかしいのですが、前言は撤回します。大電流ショックで改善されたのでは なく改善されたところも、改悪されたところもあります。 それでこの2本のケーブルはしばらくようすをみて どうなるか長期のテストに入ります。あわてた報告をどうか 皆さんお許しください。
>>921 ロマンさん
エージングのブラインドテストなんて、そんな芸当は私にはとても無理です(笑
でも、スタートラインに立つ前の状態の自分は、耳から血が出そうなイヤホン
に満足していたのだから、わずかながらでも判断力がついたのかなとは思います。
924 :
TK :2001/06/10(日) 21:40
>>922 昔々うちの近所(100mほど離れている)のテレビのアンテナに
雷が落ちたことがありました。落雷の瞬間には私は偶々うちの軒下にいたのですが、
非常に強い白色光と同時にピシャーンという大音響が轟きました。吃驚して
50cmは飛び上がった程でした。おさまってから落雷の場所を探したところ
近所のテレビアンテナに落ちたことが解りました。
テレビを見ていたそうですが、ブラウン管が火を吹いて壊れたそうです。
アンテナ線を見ると見事に導線がはじけて被覆が溶けて破れて黒こげになっていました。
やっと本題に入りますが、大電流ショックはこれの小規模の現象ではないかと。
音には良くないだろうと想像します。
925 :
TK :2001/06/10(日) 21:58
実は今年我が家に雷が落ちました。 家に帰る途中ピカリと来てあとガレージまで300m 位というところでピカーーーーーリ、それで我が家の前で 止まって今外にでるのやめようよと家内に言いながら、 どうも近所に落ちたようだねと言って我が家を見ると 電気がついてません。それであたりを見回すと電気がついてます。 あわてて娘がいるのを思い出し入ってみるとお父さんおちたと 言って娘がびびってでてきました。ラッキーにも ブレーカーが落ちただけでパソコンもテレビも無事でした。 いや自分の家に落ちるのですね。3,4ヶ月前のことでした。
>908はすごいね やられたな このスレでケンカ売るなんて おっちゃんしっぽ振って逃げるし カンチさんは言い返したけど教養の差とかでうやむや Deeさんはこれ見よがしにCDエージングの話 珍しくTKさんもしらんぷり ロマンさんも口開かず 言いたいことわかるから効いたな おっちゃんの名を捨てるための自作自演だったらもっとすごいけど
すみません、新スレが立ってたもんで、あっちに書き込んでしまいました。 それでこっちを改めて見てみたら、どうもフライングだったようです。 で、雷の話ですが、今日は夕方拙宅付近でも激しい雷雨となり、 いな光から「ドカーン」という音までおよそ5秒というところまで 雷がだんだんと近づいてきました。 部屋の中でウエスタンケーブルのエージング中だったので、 直撃は心配でしたが、幸い5秒以上に接近することはありませんでした。 いや〜、でもすぐ近くで聞く稲妻の音はやっぱスゴイですねぇ。 超ハイスピードでトランジェントも最高。何より音が生きています。 昔、まだ高校生の頃に、稲妻の音の迫力に少しでも近づきたくて、 25センチウーハーのブックシェルフSPに 38センチのサブウーハーを足したことがありました。 結果、迫力は出ましたがスピード感と締まりは全然お話にならなくて くやしい思いをしたことを、とってもリアルに思い出しましたよ。 まあ今では、そんな大それた望みは無理だということが 分かりきっちゃってますが、やはり自然の音の雄大さには心惹かれます。 大学生の頃には、ある夜半に冬の海に車を走らせ、 しばらくの間、砂浜にたたずんで、 波の音を身体全体で受け止めたこともありました。 その時の「ズズズ〜ン」という感じの、長くゆるやかに続く低音も とっても快感だったのですが、その感じは雷には役立たずだった サブウーハーがけっこうよく再現してくれました。 帰宅後、部屋の灯りを消してドビュッシーの「海」をかけると、 波が悠然とおしよせてはまた帰っていく様子が はてしなく続く幻影となって暗闇に浮かんできたのです。 それまでは今一つ理解できていなかったこの曲が、 本当に好きになった瞬間でした。
929 :
TK :2001/06/10(日) 23:16
>>927 私の立場は909さんが仰ってくださいましたので。
あえて屋上屋を重ねることもなかろうと。
>>927 908は確かにスゴイけど、いってる内容がかなりイタイから
沈黙守った人が多かったんじゃないの?
話の決め付け方を見てると、まともな議論になりそうもないしね〜。
まあカンチ氏とかDee氏はまだ若いみたいなんで、
きっと、こらえきれなかったんだろうね。
それにしても、タコヤキ氏はかわいそ。
カムバックしてほしいな…。
931 :
楠 薫 :2001/06/11(月) 12:52
> 908 >それを言うんなら、上手い人は、どんな楽器でも自分の音を >出す。と言うべき。 上手くなくとも、私の様な者でもチューニングしてみると、JBLでも タンノイでもアルテックでも、なぜだかみんな同じ感じになってしまい ます。 結局は、音に対するある種の先入観、こう鳴って欲しいという欲求が根 底にあって、そうなっちゃうのだろうと思います。 そしてそれは私の場合、自分が演奏したことのある楽器、ピアノやフル ートならどういう風に鳴るか、どういう風になって欲しいか、というこ とが、客観的な試聴の場でさえ、頭をもたげてくるのだと思っています。 つまるところ、私の場合は、あくまで経験則の域を出ないということだ と思います。 >ピアノもたまにはでかい音を出すことも必要。ハードバッパーのピアノ >は小さい音でも音通りが良い。 これは言えますねぇ。 私の所は、ジャズから室内楽までいろいろかけますので、自然に音量の 巾が出来てきて、いろいろ考えなくても勝手に鳴らし込みをやってくれ ますので、敢えて意識して時には大きなボリュームで鳴らすことはあり ませんが、ジャズの試聴会をやった後、室内楽を鳴らすと、ピアノの音 の通りが良くなっているのに気付くことがあります。 ハードバッパーのピアノ、確かに音の通りが良いですね。これは録音と も関連しているのかも。昔のモノラル盤をかけると、ひとしおこれは感 じます。 >ここの住人のロマンチスト達は冷静さを失っているし、オカルト >的ですらある。明るさも楽しさも感じられない。 まぁ、こんな世の中、ロマンチストで居るためには、多少、冷静さをか なぐり捨て、自ら信ずるところに命を賭けることも必要かと……。 新参者でこういうことを口にするのはどうかと思いますが、ここの皆さ んのお話、私は楽しく読ませていただいております。けっこう参考にな ることも多いと思っています。 > 他人がヴィンテージやハイオーディオについて来れない >からでは無くて、醸し出す匂いに入ってこれないからか。それでいいし、 >同士達のスレでOKなんだろうけれど。 それで良いのではないですか? いろんな人達が居て、いろんな意見があって、時には揚げ足を取られてカ チンと来ることもあったり、誹謗中傷なんかもあるかも知れませんが、何 かあると、すぐ、世話人がのこのこ出てきて、自分の言いたいことだけ言 って、他の意見を封じ込めてしまうより、よっぽど良いかと思います。 特にこういうネット上でのディスカッションは、相手の顔が直接見えない だけに、無用なまでにエスカレートしてみたりすることがありますけど、 興味が無ければ読まなければ良いのだし、興味があっても頭に来る様なこ とが書かれてあれば、しっかり準備して反論するもよし、無視してしばら くそのスレから離れてしまうのもよし、まったくの自由です。 ちなみに私はここのスレから、「灰汁抜き」なる新たなる視点を仕入れる ことが出来、一人、ほくそ笑んでいるところです。(チト性格暗いか?)
>>931 楠薫さま
>自分が演奏したことのある楽器、ピアノやフル
>ートならどういう風に鳴るか、どういう風になって欲しいか、
ウチもフルート練習しましたけど、なかなか難しおしたわ。
NHKのフルート教室見て、なんとか吉田先生の顔真似だけは
出来るようになりましたけど、あんまり意味なかったかも?!?
>私の所は、ジャズから室内楽までいろいろかけますので、自然に音量の
>巾が出来てきて、いろいろ考えなくても勝手に鳴らし込みをやってくれ
同じ様な鳴らし方してはるのが、面白うてなりません。ほんでも
前鳴らしてた曲が、ちょっとだけ尾を引くとこがありますけど....。
>まぁ、こんな世の中、ロマンチストで居るためには、多少、冷静さをか
>なぐり捨て、自ら信ずるところに命を賭けることも必要かと……。
まぁそう言わんとお付き合い下され。素直に喋ってるだけですがな!
>すぐ、世話人がのこのこ出てきて、自分の言いたいことだけ言
>って、他の意見を封じ込めてしまうより、よっぽど良いかと思います。
それそれ、そうなんですよねぇ、ほんま!でも、悪口は止しときまひょ。
>ちなみに私はここのスレから、「灰汁抜き」なる新たなる視点を仕入れる
>ことが出来、一人、ほくそ笑んでいるところです。(チト性格暗いか?)
大先輩に大変失礼申しましたが、お陰?で十分暗くなってらっしゃいます。
ここいらで、パート2へお運び下さい。
933 :
TK :
2001/06/12(火) 17:43