B&Wのスピーカーについて語るスレ Part.6

このエントリーをはてなブックマークに追加
672名無しさん@お腹いっぱい。
「ちょっと802で昔のJ-POP聴いてみた」Vol.27 平松愛理 MY DEAR
LUXMAN Du-7→LUXMAN L-509S→B&W 802Diamond

1990年12月に、今は亡き六本木WAVEにてジャケ買いした、当時全く無名のアーティスト
後に「部屋とYシャツと私」の大ヒットでメジャーになる平松愛理の3枚目、出世作だ
ちなみにこのアルバム、作詞作曲は無論平松愛理、で編曲がほぼ全て天才清水信之なんだよ

1曲目月のランプこれ、期待したんだがオレンジの河みたいにならず、すげー悪い音www
かつて悪い音だと思っていたのが802で大逆転したケースが多かったが、これは違ったようだ
口は等身大だがボーカルがエコーかけ過ぎリアリティゼロ、音場感も非常に乏しい
レンジ感は上はいいんだが下が薄く、どうもゆったりと音楽ひたれる音ではない、しかも、
ひとつひとつの音に全くリアリティがなく、802をもってしても表面的な音楽性しか出てこない
シングルにもかかわらず、この音の悪さは、俺の中で歴史に残る救いようのないレベルw
しかし、だ、このCD表面的な音楽性で充分なんだwww 胸熱な音楽ってこういうのを言う
六本木で遊んでた頃の俺を彩る記憶もシンクロし、素で高い音楽性が絶妙に気分いい

2曲目はボーカルのクォリティ若干改善、しかも他の音はだいぶましになった
ちなみに、低域は薄いがわりと低いところまで伸びてる、あくまでバランスがよろしくない
3曲目エレベーターアクシデント、ボリュームを上げる超名曲、これも音が悪い、ダメだ
だが、ダメだが音楽性が素晴らしすぎて、俺には正直たいしてマイナスにならない
全ての楽器が透明感無く薄くボケている、にもかかわらず、俺はこの音楽に没頭できる
数秒というエレベーターの中の情景が、このひどい音の中すげえリアリティで浮かぶ
またボリュームを上げる、これはやばい、この音楽を浴びたい、そんな気分

4曲目悲しくて悲しすぎて、この曲も音が良ければどんだけいい曲なんだろう、もったいない
にもかかわらず、青春とシンクロするせいもあって、微動だにせず、聴き入ってしまう
なんなんだろうこの音楽のクォリティーは、サビで長調に転調する謎の短調のバラード
やはり凄い才能を持つ人間が、曲と詩を一体で書く凄さってあるなあと思う