『WEが設計したバッフルは、スピーカーフレームが受けた反力をバッフル全面に
振動として伝えて、バッフル全体をスピーカーと同様の動き方にして低音補強するものです。
ある周波数帯域では、バッフル全体が一様に振動して平面スピーカーに近い動作をします。
その動作を周波数的にスタガーさせて、特定の周波数だけが強調されないようバランスさせた
非常に複雑な構造なっています。裏面の補強桟は板共振を抑えるだけでなく、ユニットの振動を
バッフル全面に伝える楽器の響棒の役割をしますから、エンクロージュアの補強とは違います。
それで、WEの図面は非常に複雑になってしまいます、これをもう少し自作しやすい図面になおし、
家庭内に持ち込みやすい120cm角のサイズで試作しました。』
(ステサンNo.50&ハイテクシリーズNo.4より引用)
桜合板32mm+桜角材(長島達夫設計)
米松合板32mm(19mm+12.5mm貼合わせ)+米松角材(神戸明設計)
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