[R指定]紳士淑女のオーディオ千夜一夜なのさ[123夜カニ]

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49名無しさん@お腹いっぱい。
1.強烈な使命感
彼らには「世の中を良くしなければならない」という強い使命感がある。

2.若年時に「原理」を獲得
彼らは若年時に、それぞれの体験と学習によって獲得した、ある信念、「世の中を良くするため」の方法論を持つ。
その「原理」は、社会に貢献するものではあるものの、弱者・少数者などの犠牲を必ず生み出す、歪んだものであるのが特徴。
単純であり、現実の複雑な社会に完全に応用できないものであることが多い。
彼らは、現実にそって「原理」を修正するのではなく、「原理」に沿って社会を修正することを選ぶ。
なお、「原理」はモズグス型人物の現実的な利益(社会的地位、財産など)を保証するものでもある。

3.参考とする形而上のバックボーンがある
モズグスはカトリックと思しき神の教えの狂信者であるが、たとえば渡邉美樹もキリスト教、戸塚宏は朱子学などを参考にする。
その中から自分の成功体験をもとに、自分に都合のいい部分だけをつまみとって
作り上げたのが「原理」である(渡邉美樹の「夢」や戸塚宏の「脳幹論」など)。
50名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/22(土) 23:50:44.08 ID:cT+98Bbi
4.「原理」に忠実で迷わない
「迷う」のが人間だが、彼らは迷いを見せない。「原理」に間違いはないと固く信じている。

5.「原理」と異なる行為は間違い
他人が彼らの原理と異なる考えを持ち、異なる行動をするのは当然なのだが、彼らにとってはそれは即アウト。
間違いなので是正しなければならず、糾弾しなければならない。多種多様な価値観とやらを認めない。
価値観は己の信じる「原理」のみ。

6.根本に人権意識や遵法意識がない
個人の信条がいかに正しかろうと、それを超える人類普遍の価値観や法律が存在するはずだが、
彼らにとって何より尊重すべきは自身の「原理」。
基本的人権や法律がそれに反するならば、それを破るのは当然だと考えている。

逆に、社会的に蔑視されているような人物であっても、自身の「原理」に従うのならば、社会的偏見に拘泥せずに採用する。
51名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/22(土) 23:51:41.87 ID:cT+98Bbi
7.自分を特別だと思っている
「原理」を尊び、そのために生きていると自負する自分のことを、選ばれた人物だと密かに自負している。
だから、自分の肖像を飾ったり自己を神格化することを恥じない。

8.倫理観は強い
モズグス型ではない、傲慢な人間、強欲な人間は、特権を利用して部下に肉体関係を迫ったり
蓄財に走ったりするものだが、モズグス型の人間は本能的欲望に基づいた罪は犯さない。
このため、あまり醜聞とは縁がない。

9.肉体的、精神的暴力の肯定
ただ「相手のことを傷つけてはいけない」という倫理観を彼らは持たない。
それどころか「原理」に従わない人間を、肉体的罰や精神的苦痛を与えて無理やり従わせることは正しいことだと考えている。
52名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/22(土) 23:53:07.02 ID:cT+98Bbi
10.恥ずかしい過去がない
親から憎まれていた、引きこもりで登校拒否だった、風俗にはまっていた、イジメられていた、
ギャンブル依存症だった、挫折した、などの他人にあまり知られたくない過去を誰しもいくつか持っているものだが、
彼らにはそれがほとんどない。だから弱みがないため、他人に強い立場でモノを言う。

11.軽蔑をせず、罰を与える
恥ずかしい過去を持つ人間、罪を犯した人間、「原理」に反した人間のことを彼らは軽蔑をしたり
バカにしたりすることは、意外にない。ただし、罰を与えなければならないと思っているし、
それが背理者のためだと信じている。しかも、それに従わなければ激怒する。

12.普段は穏やかだが、逆らわれると激高する
元々は激情タイプだが、それを外に出すと世間では受け入れられないことをよく知っているから、
とても穏やかな素振りを普段は見せている。彼らは微笑みを絶やさない。
だが、自身の信じる「原理」を否定されたり、立場が下の人間から反抗されたりすると、途端に怒り狂い、罰を与えるまで収まらない。
53名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/22(土) 23:54:32.12 ID:cT+98Bbi
13.人格者だと信じるエゴイスト
彼らは自分のことを人格者であると自負しているけれども、その本性はエゴイスト。
だが、自分の利益となる「原理」こそが普遍的正義だと信じているため、それに従っている自分は人格者である、と考えている。
また、「原理」に従って自己の利益(地位や名誉、財産)が増大することは当然のことだと考えている。

14.絶対服従の部下を従える
彼らは自分に絶対服従の部下を作る。
部下は主の劣化版コピーともいうべき存在で、主の手足となって働く以外に行動原理を持たない。
そういう部下をモズグス型は自身が若い内に最底辺から見出し、引き上げて、自分の手足としている。
54名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/22(土) 23:55:19.39 ID:cT+98Bbi
15.体力のある努力家
工夫をこらして努力をするタイプではなく、恵まれた体力に任せて寝る間を惜しんで働くハードワーカータイプ。
だから、睡眠を削り、長時間働くことは正しいことだと信じているし、他人にもそれを強制する。自分に厳しく他人にも厳しい。


以上となる。自覚なき原理主義者、微笑むエゴイスト、といったところだろうか。
穏やかな風貌で社会的に相応の地位を占めているけれども、単純な原理を振りかざして他人に強制し、
いくらでも他人に残忍になれる彼ら「モズグス型」には、できるだけ関わりあいになりたくないものだ。