デジタルイコライザはアナログと違って位相回転が起きないし音質劣化も軽微です。
積極的に使いこなすことでルームアコースティックや機器のクセを補正して、
比較的お手軽に効率的にいい音を楽しみましょう。
やってみてわかったんですが、
ホワイトノイズやLogスイープの方が測定時に近隣の住人から苦情が出る可能性が低いです。
ある程度の音量でテスト信号を流すわけですが、
リニアスイープだと高音を長時間流し続けることになるために
近所からのクレームが出てもおかしくありません…。
今回はイコライザにfoobar2000のGraphic Equalizerを使ってみました。
fb2kに標準で入っているイコライザよりもバンド数が多く、周波数の下限上限を広く取れるため
部屋や機器の特性を補正するにはこちらのほうが適しています。
テスト信号はWGから直接出力してもいいのですが、一旦WAVファイルに出力してから
PC上の再生ソフトで鳴らした方がイコライザの効果を即座に確認できて良いです。
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/07(日) 03:48:46.70 ID:/z6Dro5v
>>1 6年前からDG-38でお手軽に楽しんでいます。さよなら。
>>6 PCオーディオが前提の場合は、
そんな機器を買うよりPCにやらせた方がよい結果を得られると思います。
ていうかそれも中身はWindows CEだし。
>>8 Windows CEだったのかー。
勉強になった。
>>9 http://www.accuphase.co.jp/model/dg-38.html にあるカタログPDFに書いてありますね。
というか今回強調したいポイントは、
おおまかに測定しておおまかに直すだけなら
スマホにスペアナやスペクトログラムのアプリを入れて
手探りで直すだけでもそれなりの効果が得られて
余計なお金はほとんど使わないということです。
ただしスマホのマイクは周波数特性がフラットとは言い難く、
また機種による差もかなり大きく、
おまけに機種によっては自動でノイズリダクションがかかってしまうため、
測定に向いているとは言えないものもありました。
今回はECM8000+WaveSpectraで合わせた後に
Nexus7,Nexus10,HTL21,SH-02Eで確認してみましたが、
ホワイトノイズをそれなりに表示できたのはHTL21だけでした。
さすがHTC、音質にはそこそここだわってるんだなあ…
ふむ。
機材にこだわる人たちがどうしてベリなんてゴミ機材使うんだ?
CDプレイヤーなどにはもちろん好みのDAC使ってるんだろ?
それなのにベリのEQの前後に好みのADCとDAC使わないなんて矛盾してる
この人たちバカだろ
ベリのEQ? だれがそんな話をしたよ
こういうひとらだよ
www.asahi-net.or.jp/~rt6k-okn/audio/report/DEQ2496/deq2496.htm
測定に必要なマイクとその給電用の機器だけあれば、あとはPCで割とどうにでもなるからな
特定のEQ機器に拘る理由は特にない
EQに実際の音通して聴いてるんだろ?
プレイヤーのDACは拘るのになんでそれらに比べ明らかに劣ってるだろうベリやアキュのEQの前後のADCとDACにこだわらないんだ?
PCでなんとでもなるならプレイヤーのDACもいらないよな?
イコライザ内蔵ADC/DACなんて使わないだろ? PCあるいはUSB-DDCとDACの間にDEQ2496を挟んでる
PC → HiFaceEVO(光出力) → SRC2496 → REV33 → DEQ2496 → DA-06(AES/EBU),HP-A8(TOSLINK)
というようにしてる
REV33をはさんであるのは、イコライジングでサチってクリップすることがある場合に、あらかじめ減衰させるため
以前はBMC-2を使ってたけど、かさばるのと操作性が悪いから
SRC2496をはさんであるのは、常に24bitであることを保証するため
今はイコライザ通して聞くことはあまりなく、HiFace EVOから直接DACに入れる経路しか使ってない
一時はCrane Song HEDD192やWeiss EQ1-LPが欲しかったが、今は興味を失った
>>11 FIRでもリンギングでるし位相がずれることあるよ。極端な話、周波数特性は
変えずに位相だけ変えるフィルタも作れる。
>>18 それならPCで24bitに変換しFIRフィルタを通してからUSB-DDCにつないだ方が
良くないかい?
ちなみにFIRフィルタの方が設計が簡単だよ。少なくとも俺にはIIRフィルタの
設計のほうが難しい。
foobarでデジチャン実現してんだけど、他に方法ないですか?
測定が面倒なので。
foobarだと外部入力うけつけないので。
>>19 イコライジングに興味を失ってるので、PCだろうがアウトボードだろうがどうでもいい感じ
大学院時代には、計測波形の処理をするために「デジタルフィルタの設計」みたいな本を買い込んで
ノッチフィルタのプログラムをC言語で書いたことがあるよ(予算がなくてLabViewとか買えなかったw)
>>20 BruteFIR Linux マルチアンプ でググれ
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/07(日) 20:11:52.49 ID:v6ReauTH
多段で何回もD/Dする場合はマスタクロックで完全同期取らないと
音質劣化が尋常じゃないぜ
つまりデジタル段はPCで全部やれば同期する必要もなく理想的ってことだな
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/07(日) 22:56:59.84 ID:v6ReauTH
リアルタイムDSPもジッタの理屈は同じ
プレーヤー以外立ち上げないのが理想
自作スピーカーとPCオーディオ、PCチャンデバを使用してマルチアンプを研究しています。
必要なものはパソコン1台とマイクだけ。
OSも含めてすべてフリーソフト。
パソコン1台にオーディオプレイヤー、サンプリングレートコンバーター、チャンネルデバイダ、
イコライザ、測定器など必要な機能をすべて集約できます。
頭と体を使えばオーディオはもっと楽しい!
頭を使う=測定してデジタルフィルタを設計する(FIRフィルタ)
体を使う=スピーカー工作をする
これが21世紀のオーディオです!
使用するソフト
UbuntuLinux
BruteFIR
GNU Octave
glsweep
http://audio.amanogawa.info/2012/12/08/syoukai/
>>27 >リアルタイムDSPもジッタの理屈は同じ
>プレーヤー以外立ち上げないのが理想
リアルタイムDSPは何を意味してる?
PC内でのDSPプログラム?
だとしたら意味が分からない。
はぁ?
こんなこと無駄だから
USBケーブルとLANケーブルに金かけろよ
ケーブルで音が変わるのは測定すりゃ一発で分かるが、スレ違い
ルームアコースティックの影響はかなり大きい。
補正は別にイコライザなしで吸音なり反射なりを試みてもいいとは思うが
イコライザでやるほうが圧倒的にラク
いずれにせよ測定するのはとても大事
妙な機器に数万出す前に、測定用マイクと48V給電付きUSB音源を買っておく方が
明らかに幸せになれる
>>31 その話を高品質USBケーブルスレでしてやってくれ
アンチが火病起して大変だ
>>30 電子工作もだめ、パソコンもダメな人はケーブルくらいでしょうね。
いじれるの。
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/09(火) 17:50:01.13 ID:nuVD5qyt
幸せになれるかは人それぞれ
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/10(水) 01:01:45.28 ID:ZurwiyrF
>>9 OSはMicrosoft Windows CE だが
DSPにはAnalog DevicesのSHARCを4個搭載して行っている
>>35 なるほど、ほんまにUI、表示用につかってるだけってことで。
1996年に買ったNord Leadという18万円の北欧製シンセはCPUの他に
モトローラのDSP56001を1個搭載しており、オプションのドータボード8万円を
装着するとDSPが3個の構成になった(ドータボード上に2個搭載)
この手の機器では普通の構成では?なんか無闇に高価なようだけど
次スレはここ?
昨日ノードリード4発表されたね
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/21(日) 09:58:31.28 ID:oh0sB3Zq
廃墟スレ確定
>>37 シンセが18万だなんて別に高くも何ともないし、わざわざ北欧製と書くあたり気持ちが悪い、お前
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/25(木) 01:30:26.08 ID:LVbQnf7r
RME FIREFACE UFX、UCX、UC、800辺りを使えば、
アナログ数系統+デジタル系統をそれぞれ、イン(3系統)+アウト(3系統)で
パライコをかけて調整出来る。
プリに入力する前にこれを通せば、デジタル機器だけで無くアナログ機器にも対応出来る。
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/26(月) NY:AN:NY.AN ID:/cC0WzSf
46
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/25(水) 21:52:45.76 ID:uqpK/jz7
>>37 ノードリードなんてさんざん流行ったぞ珍しく何ともない
この板の連中は知らないだろって思って自分は北欧製のマニアックなシンセ持ってたんだぜと自己主張してるところが気持ち悪い
自慢したいならタンスをリアルタイムで買ってたとかそういうのにしてくれよバーカ
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/16(水) 22:39:09.86 ID:R4VynbVH
伝達関数がアナログと同じならデジタルで処理しても同じ。
工業製品にした場合には、デジタル処理をしたものの方が偏差の
ばらつきが少ない。音の良し悪しとは別。
DG48
DEQ
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/01(水) 18:40:57.34 ID:uV+bWdKV
age
このスレ伸びないのね
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/04(土) 17:12:17.34 ID:pYcDiZWb
今まで音を濁らせるだけだと思って使わなかったけど
やっぱりリスニングにはイコライザー必要だと気がついた
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/04(土) 20:27:46.08 ID:pYcDiZWb
ソースによって音が違うからね
アルバムによっては曲毎に音が違うこともある
これをなるべく自分が気持ちイクなれる音に近付けなきゃならないんだよね
出された料理をそのまま食べなきゃいけないって法律は無い
料理も音楽も楽しむべきなのさ
決して音響を考えてとかじゃないよw
なるへそ。
ちょっと味の素が頭をよぎった。
イコライザー本かっちゃったよ。
>>57 弊社としてはワインと捉えて頂きたい(起立
日本の狭い家には定在波が付き物だから、測定しながらデジイコでフラットにすることが必要になるんだよね。
お金持ち様がでかい専用ルームでやるならともかく、普通の部屋で定在波対策はほぼ不可能だからさ。
>>60 >定在波対策
定在波の影響でている音って、実際どんな感じですか?
「てめーんとこの音だよ!」ってのは無しで。
定在波が出て周波数特性がガタガタになると聞き取りづらくなる。
それをデジイコでフラットにするとハッキリ聞こえるようになる。
ヘッドホンで聞くと定在波や位相の乱れがほとんどないんだけど、それに近くなる。
なるほどー。
66 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/15(水) 20:56:33.35 ID:yy22M2Ur
新しく引っ越したから 久しぶりにDEQ2496でAUTO Qかけたら
とんでもない補正量に。マイクが劣化したのか、部屋の特性なのか。
70 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/24(金) 22:34:11.59 ID:8iJ3dXDG
DEQ2496+フルレンジの組み合わせが最強過ぎる。
>69
補正した方がバランスいいね
補正量を±6dB以内にしたけれど 音が大ざっぱになる弊害も感じられる
マルチアンプ(ラステームw)だから マルチの設定も含めてもう少しいじってみるよ
因みにSRC2496で24bitハイサンプリング化している。貧乏オーディオ。
>>72 もしCDソースを24bit化アップサンプリングしてるなら、
やらない方が音質は良いのではなかろうか?
>>70 フルレンジの足りない高域と低域をイコライザーで盛りまくって、
フルレンジとは思えない帯域再生、とかって実現出来たりするもの?
75 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/16(日) 15:52:59.28 ID:yztMl4I0
>>74 うむ、聞くとビックリすると思うよ。
デジタルイコライザーの場合は持ち上げると簡単にクリップして割れるから、
出っ張っている中音を下げる形になる。
うちの場合は、50Hzを0dBとして、2kHzで-25dBになっている。
24bit(144dB)に変換して処理してるから、
それでも144-25=119dBものDレンジが確保出来ており、CDの96dBを十分カバー出来る。
ハイレゾ音源だとレベルを落とした分だけノイズフロアが持ち上がってしまう事になるが、
うちの場合は、そもそも最終段であるパワーアンプのS/N比が110dB程度だから問題なし。
あぁだから俺失敗してたのか。
低域だけ上げたらゲロカスうんこで殺意が沸いた記憶がある
いまさらながら目からうろこ。クリップしまくりなので -6dB絞っていたよ。
リミッターばりばりの最近のソースを再生するなら、
すぐにクリップするだろうからDEQ2496みたいので測定して、
その結果をアナログの高音質のグライコかパライコで低音と高音を
プラスする調整の方が良くないか?
中音を下げるといっても、広い中音の周波数帯をフラットには下げられなくて、
かえって中音にぎくしゃくした山や谷ができてしまう様に思える。
79 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/18(火) 16:22:27.15 ID:861FdLDj
>>78 話は逆で、本来ユニットから出てくる音なんて中音もデコボコなわけで、
それをDEQ2496でフラットにするのが主目的と言ってもいい。
実は、低音の補正はデフォでは無効化されている。中音の補正がメインなんだよ。
DEQ2496の最低補正単位は0.5dBだが、
最初から±0.5dBで中音がビシッとまっすぐなユニットなんて存在しない。
オレの場合は、1kHzと2kHzで補正量に9.5dBもの差がある。
それと、DEQ2496の測定結果は、あくまでDEQ2496のEQで補正した分量なわけで、
他製品のグライコにコピーして同じになるとは限らないかもね。
自分の耳で追い込むのは勿論自由だけど。低音や左右バランスに関してはオレもやるし。
gain offsetだけでクリップ回避するより-3.0dbぐらいにして
GEQのall gainをクリップしないぐらいに下げるのがいい感じでした
>>75 「50Hz、0dBを基準」みたいに機械に設定して、
後はマイク測定+オートキャリブレーションで一発完成みたいにも出来るの?
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/23(日) 16:27:50.07 ID:q7i56X7O
>>81 DEQ2496の場合、
「50Hz」の方は、これ未満の目標値を予め落とすことで可能。
「0dBを基準」の方は以下の方法で可能。
まずは UTLITY>GAIN OFFSET (EQ) を-15dBにする事で、
EQの+15dBが実質0dBになり、±15dBの調整範囲が実質0dB〜-30dBになる事でクリップしなくなる。
調整が-30dBで収まり、かつ自分の持つスピーカーの最低周波数を見極めれば、それ以上の周波数に関しては一発完成も可能かな。
例えば8cmユニットで50Hzなんてバタバタいってマトモに出てこないわけで、最低周波数以下の目標値はあえて落とす事も大事。
サイン波で実験して、オレのスピーカーは40Hzがアウトである事を確認してる。
その上で、50Hzが+13dB(実質-2dB)、2kHzが-10dB(実質-23dB)となっている。
前述の通り、40Hzはオレのスピーカーだとノイズが混じってマトモに出ないから、50Hzが1番山になる。
もっと大きいスピーカーなら、EQのピークが40Hzになったり30Hzになったりするよ。
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/23(日) 16:34:38.17 ID:q7i56X7O
自動調整時は、
マイクで音を拾う>自動EQ調整>マイクで音を拾う>自動EQ調整
の繰り返しだから、
・スピーカーが再生可能な最低周波数未満の目標値を予め落としておく
・GAIN OFFSET (EQ) を-15dBにする
この二つがもの凄く大事。
前者を怠ると、スピーカーユニットがバタバタ言い出す可能性が出てくる。
後者を怠ると、自動調整範囲が15dBに限定されてしまう。
まずは30dBに範囲を広げて自動調整した後、必要ならGAIN OFFSET (EQ)を上げればよい。
質問なんですけど
DEQ2496を用いてCDソースをイコライジングして部屋の特性補正をして
再生する場合に
あらかじめDDCを用いて24・96にアップサンプリングしておくと
音質的に有利なんでしょうか?
聴感上というより理論的に根拠があるんでしょうか?
ビット数のほうは意味がある。
DEQで約3dB落とせば1bit分の情報が欠損するわけだが、16→24bitにしておけば8bit分、24dBが担保できる。
サンプリング周波数のほうにはまったく意味はない。
CDソースに対してデジタル処理で音量を絞ってからDEQ2496に送りたいときには、24ビットに伸ばしてから音量を絞ることでSN比の改善が望める。
だけどCDソースをそのままDEQ2496に入力するとき、SPDIF送出時に量子化ビット数のフラグを16bitではなく24bitにするのは多分あんまり意味ないと思う
(具体的にはPCMデータの内容は変えずSPDIFのchannel status bit arrayのword lengthフラグの状態を0b0100(16bit)から0b1101(24bit)に変えてDEQ2496に送る)
なぜならば、入力データの有効量子化ビット数が16でも24でも、内部の処理回路は共通で、24ビット精度で信号処理されると予想されるから。
(アナログ)プリアンプと(アナログ)パワーアンプの間にデジイコを入れる場合は、
デジイコのADとDAを通す事になる訳で、やはりダイナミックレンジ的にはビット落ちのようになり
不利?
プリアンプで音量絞ると、AD変換で微小音が切り捨てられる。そのあとパワーアンプで出力あげてもそれは復元できない。
つまりビット落ちみたいになる。
>>88 そりゃAD-DAの性能によるんじゃないか?量子化ビット数に余裕があればいくばくかヘッドルームが設けられたとしてもダイナミックレンジには何ら問題ないだろう。
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/13(日) 02:13:27.76 ID:xN8/ZExZ
プリでボリュームを下げてからデジイコに入れる構成の問題点は、デジイコの設計者は入力がたとえば-40dB絞られた状態で音決めをしているわけではないので想定外の使われ方になるとい事。
組み合わせによってはツィーターからノイズシェーピングディザのシーという音が聴こえるような残念な事態が起こる。プリアンプの前に入れるのが正解。
んー、でもアナログで入出力するよう設計されてるものなら、少なくともダイナミックレンジに悪影響が出るような処理というのはないんじゃないの?
もし機器をつないで補正を加えず動作させたら、入力されたアナログ信号をいったんデジタルに変えて元に戻すだけなわけで、一般論的な音質劣化の懸念はあっても、ダイナミックレンジを変更するようなプロセスは踏まないと思うんだけど。
無論AD-DA変換の性能によるし、一般論としてアナログ段に機器挟むことによる劣化の懸念というのはあるけどね。
>>93 プリアンプで音量を絞ってAD変換に入れると、信号が微小になってしまう。
元々のソースが微小なのか、音量が絞ってあって微小になってるのかデジイコには区別が付かない。
PCからUSBでYAMAHA 01V96iにつないでる
パラメトリックイコライザが各チャンネルにあるから音補正が自由自在
サンプリング周波数自動切り替えはしてくれないのと、
同軸SP/DIFに機器をつなぐにはワードクロック入力必須(ノイズが入る)
という扱いづらさはある
AUTO Qが思うように効かないので 結局はスペアナとGEQ設定画面を切り替えながら
手動補正している。
97 :
88:2014/04/14(月) 02:18:02.84 ID:nq5lntPQ
色々とご意見ありがとうございます。
一応DEQ2496はAD、DAの音質が悪いようですので、
アキュフェーズのDG-58にADボード、DAボードを搭載した物を想定していました。
ルームアコースティックの調整の為なので5種類ほどの全ソースにイコライザーをかけたいので、
プリとパワーの間で考えたのですが、結論としてはどうしたら無難でしょうか?
5個イコライザーを使うのがベストというのは分かりますが無理です(笑)
挿入するのはアナログイコライザーにすればいいのでしょうか?
どのレベルかわからないけど
SRC2496なら アナログ1(XLR)、デジタル3(XLR、RCA、光) のセレクター機能があるよ。
24bit化してXLRデジタル出力でDEQ2496に渡す。ADCは高い製品ばかり。
フォノイコ兼ADCならサンバレーのSV-192A/D が気になるがはたして。
ちゃんとしたAD,DAを搭載したデジタルイコライザを求めようとすると、
Weiss EQ-1 LPのような100万円コースになってしまう(US ストリートプライス $8700)
予算がないならPA用アナログイコライザにしておくのが無難
もちろんこれもピンキリで、高級なの(Crane Song IBISとか)は50万円を超えるからあなどれない
DEQ2496はAD、DAの音質が悪い・・・そうなのか
100ゲットだぜ
>>100 そう、だからデジタル出力できるように改造されたものが売られてたりする。
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/14(月) 20:16:06.62 ID:QpDWzYh4
DEQ2496はデフォでデジタル出力あるっていう
あそうだった。DCXと間違えた。
>>95 01Vに外部クロック繋げると結構音変わります?
>>104 変わるというよりデジタル入力するなら外部クロック入れないと使い物にならないよ
(同期性能が悪いらしくプチプチノイズが入る)
接続する機器もクロック入れる必要があるが、対応してない場合は
Sonifex RB-SC1/2やBehlinger SRC2496などのクロック入力に対応した
サンプルレートコンバータをかます必要があるなど取り扱いがシビア
プチプチノイズって...
同期してなきゃ当然鳴るだろ
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/06/28(土) 11:38:14.61 ID:oTM2vHyI
age
DEQ2496だが、PCのインターネットラジオ再生を光で入力すると gain offsetを-12dBくらいまで絞らないとクリップ(inputメーター)するんだが、
こんなものか?
inputのメーターならEQ gain offsetは関係ない気がする。
単にデジタル入力の音声に0dBFSのサンプルが含まれてるだけかと。
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/06/30(月) 21:51:29.07 ID:LV4W7Isg
pc側でエフェクトかけたままになってたり、EQがONになってたりして、その状態で光アウトしているというオチじゃないよな?
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/06/30(月) 22:53:27.42 ID:PWMwEkvC
どこかの周波数帯でGEQとPEQのトータルで+12dB以上になっているから
歪むだけ。その分ゲインを-12dBしなければならないと想像。
インターネットラジオの受信データの段階でクリップしていたら
ゲインを下げてもクリップは変らない。
サンクス。
PC側では24bit化しているだけでエフェクトやEQはしていないはず。
CD(りっびんぐ含む)を再生するとclip表示が出ないがインターネットラジオでは
clip表示が出まくり。蟹のオンボード光アウトでプレーヤーはfoorbar2000waspi(event)。
DEQ2496のメーターはinputだから clip(赤くなる)するのは送り出し側の
問題みたいなんだよ。現にPC側で出力を絞るとclipしなくなる。
0dBSFのサンプルってそんなに含まれているのか?
>>112 DEQ2496の内部でゲインを稼いでいないのに
CLIP LEDが点灯するってことは、
0dBFSに近いサンプルがDEQ2496に入力されてるってこと。
ちなみに、
EQは特定の周波数を下げた場合でも
ピークが増えることがある。
ぎちぎちに音を詰め込んだJポップのような音の場合は成りやすい。
入力時のクリップかどうか確認する為には、
DEQ2496のすべてをバイパスすればわかる。
--------DEQの動作----------
DEQ2496はだいたい-0.0002dBFS以上のサンプルが入ると、
CLIP LEDが光る。
また、メーターのクリップ以外はINPUTのレベルだけど、
クリップLEDは内部でクリップしても光る。
Windowsのカーネルミキサーを通った音はリミッターがかかって
-0.0002dBFSより小さな音になるため、
CLIP LEDは光らない。
色々と勉強になったよ。DEQ2496の後段はデジタルアンプなのでclip表示は出ないんだよ。
コンプかけまくりの糞音源は思い切って絞ることにする。
音死滅
>>114 俺も海外の特定ネットラジオ局がサチるから、foobar2000(wasapi)に標準のリミッタを入れて解消してる。
操作は、DSP Managerを開いて、右欄にある「Hard -6dB limiter」を左欄に加える。
俺はサードパーティーのDSPを色々加えてるのが理由で今となっては定かではないんだけども、
記憶が確かならばこの「Hard -6dB limiter」は(サードパーティー製ではなく)foobar2000に標準内包してたDSPモジュールのはず。
すまん、先に謝っとくがもし「そんなもんは見つかんねーよ」てことなら、類似モジュールをサードパーティーから探してくれ。
なおfoobar2000の出音がデジマックスを越えてる場合は、foobar2000のピークメーターが折り返し表示しよるからすぐ分かる。
当然に、このリミッターDSPモジュールの効果もピークメーターに反映する。
ラジオ局の音声がクリップしてたら、
その後でリミッターを入れようがクリップによる歪は取れない。
DEQ2496はクリップしてようがしてまいが-0.0002dBFS以上でクリップLEDが光る。
>116
foorbar2000、デフォで -6dB があったよ。
あとお勧めのDSPあったら教えてくれ
>>118 すまん、スレチっぽいんでこれ以上は。。。
>>117 ごもっとも。
書いたとおり、聴感上サチってるような音だからリミッタ入れたら治まった、て事例す。
その聴感上の不具合がデジタルクリップに依るものなのか否かは俺にはわからん。
件のDSPモジュールを挿入することでPCから出て行く段でクリップは無くなったと思うが
元から有る歪み成分共々単に6dB下がっただけかも知れず、てのはご指摘どおり。
だが俺の糞耳では判定付かず、よって俺的には効果が有った処置。
根本原因を押さえてないので対処療法の域を出ていないのは承知す。
困ってる奴が居て、状況が俺と同じに見えたので自己の解消例を示したまで。
あ、俺はDCX2496は持ってない(欲しいけどw)。その意味で奴の事例とは完全一致しないな。
>>118 結局その-6dBで治ったんかい。どないやねんw
121 :
120:2014/07/10(木) 02:44:30.92 ID:3ZDI/hfK
>>120 DCX2496じゃなくDEQ2496だた。真っ先に欲しいもんを書いてもうたよw
>120
治った。peakが-0.1dBで見事に止まる。-6dBという固定より、別のリミッターが働いている感じ。
>>122 良かった。
-6dBて値は、たぶんスレッシュホールド(スレッショルド)。それ越えた音をリミット処理つまり制限する。
制限した結果が−0.1dBてことは、その音は-6dBどころか0dBFSを越えてた証だろう。
このDSPに入る音が-6dBを越えてさえいれば制限対象だが、どの値に制限されるかは越え度合いに依る。
つまり-3dBの音が-0.1dBまで増幅されるわけじゃない。少なくとも-3dB「以下」のピークでこのDSPを出て行くのは確かだが。
だから
> -6dBという固定より、別のリミッターが働いている感じ
じゃなく同一のDSPモジュールに依る仕業だろうね。
DSPマネージャの左側リストは上から順に音が処理されるので、複数のDSPモジュールを入れた場合は、この-6dBリミッタDSPの位置を最下端にしておくといい。
ちな、右側リストからは同一のDSPモジュールを複数左側リストに放り込める。
最上端と最下端の2箇所に-6dBリミッタDSPを置き、各種DSP群の前後をリミッタで挟む事も可能、出音がどうなるかは知らんがw
スレ汚しスマソ
124 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/08/14(木) 03:42:50.28 ID:NfQ7IJ2T
イコライザー厨が勘違いしている点は、リスニングポイントの伝送特性は
聴覚が感じる楽器の音とは異なるってこと。
ここを理解してないと「グライコで全て解決!」 という幼稚な発想に辿り着く。
で、実際にグライコ導入しちゃって「あれ?」ってなる。
もしくは「これが正しい音なんだぞ!」とか言って糞音を聴き続けちゃう。
部屋の特性に関係なく、
スピーカーメーカーのデータシートに記載されている周波数特性の直接音が最初に耳に届く。
楽器の音やボーカルの歌声の実音は部屋が糞でも正しく耳に届く。
問題は、その直後に音楽の抱擁感を司る残響音が、
実音に比べれば遙かに長い時間、室内を埋め尽くす点にあるわけ。
リスニングポイントにマイクロフォンを置き、たくさんの瞬時レベルを加算して、
その数で割った加算平均が示す伝送特性では、残響音の特性が誇張されて表示されちゃうよ。
>>124 ということはスピーカーの前にマイク置いて測定すればいいわけですね。
軸上1mで測定ってことは、DEQなら左右別々になるな
後はパライコで好みにしてOKなのかな
>>124 > 問題は、その直後に音楽の抱擁感を司る残響音が、
> 実音に比べれば遙かに長い時間、室内を埋め尽くす点にあるわけ。
専用のシアタールームやリスニングルームを作りこんだ住居じゃない限り、
一般人が自宅で音楽を楽しむにあたり、そこまでライブな聴取環境って稀じゃないかい?
ほんでさ、作りこんだ聴取環境でもそこまでライブ方向へはルームチューニングしないと思うんだよ。
デジイコでのクリップを避ける為に手持ちのFLACの
16bitデータを24bitにして、3dBか6dBレベルを下げて
オーディオゲートでコンバートしようと思う
意味無いかな?
まぁやれば分かる
>>128 デジタルイコライザでそれやればいい
基本的には結果は同じ
音質的に一番良いのは、
スピーカーの各ユニットの特性の情報を元に、
PCで十分な時間、演算量を費やして帯域分割と位相やF特性調整やオーバーサンプリングを行って、
DAC後はパワーアンプ===>ユニットというシンプルな構成にすること。
現状のPCソフトで高精度で上記の変換を行えるソフトを私はしらない。
リアルタイム性を犠牲にすれば高精度に出来るが、
手軽さが著しく犠牲になるために、
一般的なソフトには成りえない。
変換の精度を比べれば
ノンリニアデジタル >>> リアルタイムデジタル >>> アナログ
はゆるぎない
もちろん技術がある人がリソースをかけてまともに作った場合の話
たとえばオーバーサンプリングの場合、
数学的に理想的なオーバーサンプリングというものがある。
ノンリニアデジタル処理では(量子化誤差を除いて)数学的に理想的な変換ができる。
高級DAC内蔵のオーバーサンプリングでも数学的な理想とは程遠い。
高精度の変換が流行らない理由は、人間の耳に対してオーバースペックだから。
精度が悪くてもだれも劣化など感じることができないから高精度の変換が流行らない。
私の作ったソフトを使えば数学的に理想的なオーバーサンプリングが可能だが、
その音を聴かせてもポエムが発せられたりしない。
数学的に理想なオーバーサンプリングというものを理解する能力もなく、
高価な部品やブランド名などでプラシーボを刺激することも無いから。
なんか面白いもんがはじまったぞ
数学的に理想的なオーバーサンプリング=馬鹿でも組める
人間の聴覚特性に合わせこんでいく部分で皆苦労している
>>135 それは、今の少ないデータ量でいかにそれらしく聞かせるかという
はやりの問題でしょ
1行目は同意
ソフトをうpするなり売り出すなりしないとただの妄想乙だな
138 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/04(木) 16:29:02.32 ID:yFD1jJAa
>>132 Frieve AudioとかSSC-X(単体での販売はされなくなったけど)とかで
リアルタイムにできるんでないの?
数学的に理想的なオーバーサンプリングは、
元の音声は完全に保たれる為、
元の周波数に(数学的に理想的な方法で)サンプリングレート変換すると元に戻る。
リアルタイム処理ではそのような変換は不可能。
だーかーらー非リアルタイムでよければ馬鹿でもコード書けるって言ってんだよ
問題は現実的にバッファ量と演算速度が足りない時に以下に破綻させない
(しないように見せるか)なの
だからその数学的に完全なオーバーサンプリングのソフトとやらを無料有料どっちでもいいけど公開しないなら黙ってろよ
こっちもかw
役に立つ事は絶対にやらないが
役に立たない事語らせたら、お前らの右に出る者はいないなw
ああ、ソフトは軍事機密かなんかだから公開出来ないんだろ
変換前のファイルと変換後のファイル公開してくれればいいよ
>>144 変換ソフトやアルゴリズムは公開しないが、
変換データなら公開できる。
夜まで待って。
音源をアップすればそれを変換する
君たちに検証する手段があるのかどうか疑問だが
148 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/05(金) 11:13:58.59 ID:gIvaQvdR
>>140 これって、最小公倍数までインターポレーションしたうえで
ターゲットのサンプリング周波数にデシメーションするってこと。?
そのときのフィルタに長大なFIRフィルタを使うってこと?
その際、畳み込みにFFTを使うってこと?
それなら、昔、fuseというソフトが同様のことをやっていたけどなあ。
今も現役で更新されてるアップサンプリングのソフトってどれぐらいあるんだろうな
理想的なオーバーサンプリング処理を実行するためには無限の長さの録音データが要る。
現実には曲のPCMデータは演奏が始まる数秒前から演奏が終わった数秒後までの有限長さであり、畳み込み処理に使用できるデータは有限長となる。
CD音質で5分という条件を仮定すると、利用できるサンプル数は1323万サンプル、
ブリックウォールフィルタの周波数特性はもっとも急峻なもので、22050Hzを完全にカットし、22049.997Hzを完全に通過する周波数特性が限界となる。
別にオーバーサンプリングの結果を見せるのが目的じゃなくて、
いくら精度を良くしてもだれも音の差なんかわからないのに、
細かいどうでもいいことを気にするのがピュアヲタ。
それでいてリアルタイム処理で満足してる不思議。
帯域分割なんていまだにアナログでしかも増幅後。
この「理想的なオーバーサンプル」は、インターサンプルピークが出たときにどう処理していますか。音圧を下げる?リミッター?それとも最初から一律で6dB下げますか。
そのこの「理想的なオーバーサンプル」は、
学校で習うやつとは違うのですか?
オーバーサンプリングの設計について、現実の設計制約の中では、どの設計方針を選択しても必ず何かを犠牲にしなければならず、
全然元のデータとは異なるデータが出力されるような苦手な入力データパターンが存在し、
そのようなデータを入力すれば誰にでもはっきり分かる大きな音の違いとなり、どの設計方針を選択したかも分かる、ということがわかって良かったですね。
ハイレゾが配信で出回りだしてるってのに
旧音源のアップサンプリングなんて音質劣化するだけなんでいらんわ
158 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/09(火) 14:57:50.97 ID:dpBKeZNy
>>140 数学的に理想的なアルゴリズムについて全然教えてくれないなあ。
倍精度浮動小数点などの有限な精度で計算する限りは、数学的に理想的なアルゴリズムなんてできないと思うが。
理想的ではないけど、演算誤差を少なくするために、フルスケールのインパルス応答(フィルタ係数)が、24bit wavのとき1LSB未満になるtap数まで計算するとして、
44.1KHzを整数倍の176.4KHzするなら102400tap程度あればよいので、これなら今のパソコンでもリアルタイム演算可能。ただし、音源はハードディスクかRamに入っていてデータ読み込みは瞬時にできることが前提だが。
44.1KHzを196KHzにするなら、640倍オーバーサンプリングして1/147にデシメーションするので、1600万Tapいるかな。これはリアルタイムはきついかもしれない。
でも、最新の最速マルチコアCPUでFFTWを使い倒せばできそうな気もするけど無理かな。
数学的に理想的なアルゴリズムについて、せめてヒントだけでも教えてくんさい。
ソフトを公開しない時点でネタだろ
1600万タップの1次元倍精度浮動小数FFTはcuFFTとGK110の組み合わせで1秒切るよ。
161 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/13(土) 01:17:54.29 ID:6rka5ftS
>>140 数学的に理想的なアルゴリズムのヒントをちょっとでもいいからくれんかね。
まさかとは思うが、他の人もいっている、インタポ+デシメ+長大TapFFT+24bitLsb未満係数
ではないよね。
秘密のノーベル賞級のアルゴリズムかもしれないけど、少なくとも
上記の平凡きわまりないアルゴリズムとは違うとは言って欲しいな。
だって、
>
>>150 >お、多少は知ってそうな人が
>>
>>135 >>136 この辺のバカとは大違い
とまで言っているんだから。
私は135でも136でもないけど、この辺のバカです。
ご教授お願いします。
1週間たってもご返事頂けなければ、あんたは小保方さんと一緒だと思うことにします。
よろしくね。
何故に呼ぶ?
啖呵の切り方が下劣だからあの小保方野郎はもう出てこなくていいよ
ADCは数学的に理想の動作をしているわけではなく、ナイキスト周波数の90%より先には有効な信号が入っておらずエイリアシング歪を多く含むことがある。
数学的な理想を求めてオーバーサンプリングローパスフィルタのタップ数を増やして通過周波数を必要以上に増やすと、記録時に混入したエイリアシング歪がカットされない。
この帯域は、むしろ積極的にカットしたほうがトータルの性能が改善する。というのが俺の意見。
アナログプレーヤーにもDEQ2496のイコライザ使いたいので
プリアンプのRECIN-RECOUTに、アナログ入出力でかませてみようとおもっている。
ようはADA変換なのだが、音がややこもるとの噂をきく。
明日ためしてみたら報告するかもしれないが、常用している人がいたら、
注意点、改善点など教えてほしい。
>>164 DEQ2496になるべく高い信号電圧を与える。業務用デジタル機器を民生用機器のシステムへ混用するにはこのことに尽きる。
DEQ2496は背面に2段階の入力感度切替を持っているに過ぎず、不足した場合に補う余地が少ない。
このためAD部のゲイン調整幅が広いSRC2496を、DEQ2496のプリプロセッサとして用いる例が多い。
パワーアンプに入力アッテネータが付いているなら、プリアンプとパワーアンプの間へDEQを入れ込み、
プリアウト電圧をボリュームで高く維持しDEQへ高レベルを与ええつつ、その増加分をパワーアンプの入力アッテネータで絞ることができよう。
ジャンパーでプリとメインに分離できるプリメインアンプは、パワーアンプ部に入力アッテネーターが無いため上記小技が効かない。
テープデッキのPLAY/REC回路ではレベル調整機構が絡まないため、DEQにとって信号が不足する場合アンプ側ではどうすることも出来ず。
ものすごく単純化した計算であり語弊を含むのは承知で一つの目安を書くが、
DEQ2496は+/-15dBでポイント周波数を上下できるEQだから、デジタルクリップさせず且つ最大限の音質を得ようとするなら
DEQ2496の入力メーターは -15dBFS は振れている必要がある。低い振れ(入力電圧不足)で使った場合は所謂ビット落ちの状態であり音が極端に痩せる。
>>165 なるほど役にたちました。今までアナログのグライコを使っていて、
その時にはプリアンプのrec out inにはさんでいました。そちらのほうがヒスノイズが圧倒的に少なかったので。
デジイコなら音圧入力を調整して、プリとパワーの間に入れるほうが良い可能性があるということですね。
プリのバランス出力とパワーのバランス出力を使って、パワー側のボリューム絞ってみます。
サンクスです!
>>165 ん、でもこの場合だと音量調整はプリでできずパワー側で行うということになるのですね。
パワー段で音量調節できるならプリアンプレスでいいんじゃないの?
俺はソースを直接SRC/DEQ2496に入れて、DACを経由し山水プリメインの
メインダイレクトで鳴らしているよ
フォノアンプが必要かもだが
2496、アナログ出力でかましてみた。
レコードもFMもデータ音源も聞くからプリのセレクターの機能は必要。
まずはボリューム前段のRec出力への音圧がどの音源とも十分確保されていることを確認した。
それゆえ、まずはREC IN OUTでちょうどプロセッサーの使い方でやってみた。
結果、ここで実験終了。イコライジング成功、バイパスモードでも、2496そのものの電源を切っても音はつながり音質の劣化は気づかず。
おそらくヘッドフォンなんか使っていると違いがわかるのだろうが、精度の低い私のビンテージスピーカーなら、全然気にならなかった。スピーカーの能率は96dbなど高め。サーノイズ若干付加されるが、ドライバーに耳くっつけてわずかに聞こえる程度だから無問題。優秀ですね。
イコライジング自体はビンテージのアナロググライコに比べてややエッジの効いた強い感じでイコライジングされるけど、どちらも機械の個性として考えることにした。
Pre Mcintosh C40
Power Yoshii Enjine
loud speaker JBL 4400, axiom80, celestion ul6
171 :
165:2014/09/15(月) 15:35:02.03 ID:myPuwhgz
>>167 > ん、でもこの場合だと音量調整はプリでできずパワー側で行うということになるのですね。
そうではない。
プリアウトで十分な電圧をDEQに喰わせたうえで、気持ちのいい大音量で聴く音圧にパワーアンプを調整する。
その「気持ちのいい大音量」から下の中音量や小音量へはプリアンプの音量ノブで下げるが、
そのときDEQの動作としては厳しくなる(音質劣化する方向)だが、
そこは妥協するということ。高い入出力電圧を要求する業務機を家庭で使う妥協。
この妥協が出来なくなってきたら、
プリアンプ(ソースセレクタ且つフォノイコとして) -> DEQ -> マスタボリュームユニット(所謂パッシブプリ、若しくは2台めの良質なプリアンプ) -> パワーアンプ
と繋ぐ。
以前にも書いたがデジタル入出力の場合、ここにあるように
内部処理24bitと表記してあるDEQ2496でもGain offsetを下げるとビット落ちするんだろうか?
http://www.yung.jp/bony/?p=2509 自分の聴感でも確かに劣化してきこえる
もしこの話が本当ならAudiogateで16bitのデータは24bitの-6dB落ちにコンバートしておかなければ
ならないことになるんだが‥‥
でもGain下げないとEQでプラスした部分がクリップしちゃって
潰されるから結局劣化するよね
素人考えだけどGainは「オフセット」なので余裕のある8bitの中で
全体をズラしてくれるんじゃないかな
少なくともクリップしまくるよりはいいと思う
DEQ2496は入力フォーマットと出力フォーマットが同じになるという
情報があったような気がする。
つまり入力が44.1k16bitだと内部で24bit処理されていていても16bitで
出力されてしまうということか?
持ってる人教えてちょーだい
されないよ。出力は入力にかかわらずいつでも24bit。
設定で16bitや20bitに丸めることは可能。
そもそもS/PDIFに24bitや16bitの区別は無い。
24bitに満たない音声は下位ビットに0が付け加わっているだけ。
ちなみに内部は24bitじゃない。もっとずっと高精度。
>>173 高精度でGAINやEQの計算をした後、
最終的に24bitに丸められる。
多少レベルが下がったとしても、
24bitの量子化ノイズなど絶対に聴こえない。
DEQ2496の場合は素直にクリップせずリミッターがかかる。
当然リミッターがかからないように運用しなくてはならない。
>>172 PCで下げてもDEQ2496で下げても同じこと。
音の差がわかるなら素直に音で選べば良い
原理、仕様、動作を説明されなきゃわからない音の差なら気にしなきゃ良い
単なる技術的関心なら便所の落書きなんかより自分で実験して調べな
S/PDIFには、channel status wordの2バイト目にaudio word lengthというフィールドがあって
その3ビット目〜5ビット目までの3ビットで量子化ビット数が表現できるよ。
179 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/04(土) 18:48:11.30 ID:wSLr2bCE
>>176 >高精度でGAINやEQの計算
高精度とか曖昧な表現じゃなくて、具体的に何kHzの何bitで行われるのか教えてよ。
オレは96kHzの24bitだと思ってたんだけど、その書き方だと違うみたいだね。
>>179 サンプリング周波数は当然ネイティブのまま
44.1kHzで動いていれば44.1kHz, 96kHzで動いていれば96kHz
演算精度はDSPの型番からおそらく32bit
ディザによって24bitに丸める機能があることからも24bitを超える精度であることはわかる
グライコで鮮度が落ちるとか遠い昔話だねぇ
クラシックですらイコライザやディレイを通ってない音を我々は聞いていない
原音再生とか言ってるオールドマニアをマスタリングの現場に呼んだら卒倒するだろうなw
184 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/02(火) 08:39:18.03 ID:73MJppNn
EQ複数台欲しいんですけど、安くてマトモなのってDEQ2496になっちゃうんですかね?
実際に生の楽器の音なんて酷いもんだしな
>>184 デジタルハードウェアアウトボードの需要は今やスタジオでほとんど皆無
アナログアウトボードは独特の味付けのために根強いニーズがあるが、
デジタルエフェクトはWavesのようなソフトウェアプラグインや
UAD2やProTools HDなどのDSPファームで十分間に合ってる
DEQ2496が製品としてあるだけでもラッキーと思わないと
確かにな
極論すればハイエンドの民生買うならHDX買えって話
本当の音場なんて記録できないと思っている
造られた仮想音場と理解した上で提供された音源を楽しんでいる
ここにドラムがあって、ここにベースがとかね
良いシステムほど位置が正確に把握(想像)できるし
誰もいないはずの背景が黒くなる
時々さ提供側の遊び心なのか楽器の音が頭の周りをグルグル廻るようなものがあるけど
それで一気に自分のシステムで楽しんでる音場がリアルではない事を再確認させられて辛い
ハイエンド民生オーディオ機器は、実用性はなくて、スノッブなオジサンのための
宝飾品のようなものだからな
性能はゴミでも大量の金属を使って重く大きくゴージャスに仕上げれば
厚い札束と交換可能になる
性能と互換性、安定性、使い勝手で評価されるプロオーディオ機器の方が健全
もっとも音楽制作関連機器でも最近のアナログ復古ブームは怪しさ全開だが
「趣味の非実用品」と誰もが認識してるので、まだ健全と言える
(moogのモジュラーシンセ復刻版が全世界5台限定で1700万円とか)
バンドのレコーディングはせーのでもギタアンとベーアンを別ブースにして録ってるし、
ドラムはマイクを多数使う。
言ってみればハンバーグとかプリングルスの類いであって一枚ものじゃない。
オーケストラだってそう。
1ブースでピアノトリオを録ることがあっても、マイクはもちろんプレイヤー別に立てる。
ドラムは、最低3本
空気は同じ部屋の空気だからこのほうが少し元には近い
マルチレコーダーの発明以来、50年に渡ってそうしてきたのだし、
レーディングやオーディオの発展もそれを前提に進歩して来た。
それがイヤならワンポイント録音のソースを探すしかないが、EQしてないものはほとんどないと思われる。
>>191 ワンポイント録音ならモノラルで再生しないといけないしな
それに録音空間の残響が乗った音が視聴部屋で再生されるのも違和感がある
そこで無響室でマイク二台ってのはどうだろうか
トーシローはすっこんでろ
194 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/03(水) 21:44:21.12 ID:5gD0a57+
アダモちゃんでーす
DEQ2496ってDACは結構いいけど、ADCはいまいちっぽくないですか?既出?
196 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/04(木) 11:28:39.76 ID:F0DDVxBy
安くて自由度あるっていう意味では、モノはチャンデバだけどminidspとか使えるんじやね?
>>195 どっちも使ってないな
デジタルIN/デジタルOUTでEQ部だけで使ってる
NAP→SRC2496→DEQ2496→9018or8741dualDAC→アナログAMP→SP
198 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/04(木) 13:19:33.22 ID:F0DDVxBy
そこにSRC入れたくなる気持ちは分かるんだけど、波形見て分かるほど変わるのかな?
>>198 いや高音質化を目指しているというより
24bit化してDEQに入れてやることでEQの効きをワイド化しているつもり
SRC自身がインプットセレクタとしても使えるのでNAP二台使い分けてる
200 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/04(木) 16:02:42.20 ID:N/90aE+A
dbx driverack はどーでしょ?
Driverackの方が格が上。
俺は260を車で使ってるが音には問題はない。が、PCとのやり取りがシリアルだからもっさり感が拭えない。
そうか、PA用のDigital Speaker Management Systemを買えばいいんだな
T.C. Electronic XO24みたいに比較的安価なのもあるし(これはパラメしかないが)
203 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/05(金) 09:09:03.74 ID:9z9sBbrD
自分はt.cの業務・放送用は以前から重宝してるよ
主にP2とBD MAXだ
まだ業務用を個人転用する概念が皆無だった頃は業務中古屋に
局の総入れ替えで大量放出され、定価何十万の品物が何万で買えたよ
当時のピュア分野ではそういったデジタル業務機は物凄く嫌われたが
最近のここの「捌けた雰囲気」には逆にピュアって分野の哀れを痛感する
ピュア神話の真相を手軽に入手出来るようになったからだよ。
一見ナチュラルに聞こえるその音も、実はノンリバーブの部屋でドライにマルチ録音されたものに、
バランスを整えてエフェクトをかけて作られたものだという概念が浸透してきたわけだ
源流が天然の清流ではないので受取側がどういじろうが問題ないということです
206 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/05(金) 10:21:48.76 ID:9z9sBbrD
>源流が天然の清流ではないので受取側が
>どういじろうが問題ないということです
自分は熱心なピュア盲信者を嘲笑するタイプだがそれは言い過ぎだな
ピュアの基本概念は「与えられた素材をとことん大切にする」なのよ
当たり前過ぎるが、それはどんな時代にも不変の鉄則だよ
今はデジタルで何でもできるし原形への復帰も一瞬だから
万能感を得易く不遜になりがちだが決して忘れてはいけない
聴取環境・個人の好み・再生環境からの要求などから、それら
各条件に最適化させるのにデジタルは非常に容易く安く効果的なだけ
207 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/11(木) 11:23:08.18 ID:94fxb5E3
>>195 DEQ2496のDACは若干モヤつくというか、ベタッとした感じの音になるよね。
ところでSRC2496なんだけど、CDからデジタル入力して
(S/PDIFの同軸・光共に)
アップサンプリングして、ボリュームを上げるとジーってノイズが入るんだけど
何か対策ってあるの?
普通にDACモードだとジーってノイズが出ないんだけど。
208 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2015/01/04(日) 07:34:17.98 ID:GHCJsHYk
モヤつく音、ベタつく音の想像が出来ないw
209 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2015/01/04(日) 13:36:40.61 ID:mEFibOb6
210 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2015/01/04(日) 20:13:46.60 ID:JqvrwhAN
REWというフリーソフトを使っても音場補正できるよ。
212 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2015/01/07(水) 16:39:11.37 ID:uwLDYvC4
>>208 スマヌ・・・
CDP(光)→DEQ2496アナログアウト→アンプで聴くと音がボヤけて、平面的な感じに聴こえるのよ。
ボリュームを上げるとサーっていうヒスノイズも結構気になる。
CDP(光)→DEQ2496(光)→DC-61→アンプで聴くと音がボヤけず、粒が立ってる感じ。
ボリュームを上げてもヒスノイズは気にならないレベル。
もしかしてオレの購入した個体がハズレだったのかね?
213 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2015/01/07(水) 16:40:25.00 ID:uwLDYvC4
更に申し訳ない。もちろんスピーカーから音を出してるよ。
214 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2015/01/10(土) 10:33:28.57 ID:VaUOfY6i
アンビエント系のネットラジオにDEQ2496のWidth機能で広がりを加えるとすごく気持ちいいね
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2015/01/11(日) 02:09:27.21 ID:AcO3pIpR
ステレオ成分(L-R成分)の多いソースはそういう機能でかなり楽しめるね
216 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2015/01/18(日) 21:01:02.73 ID:i5DrUIrl
DEQ2496ってRTAのマイク端子あるけど、そのマイクの出力は出せるんでしょうか?
常用のつもりは無いけど、マイクアンプを別に買わなくてすむなら、そうしたいかな。
219 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2015/01/20(火) 17:07:28.68 ID:jQ8wqtLN
>>218さん
212です。
このページ、読ませていただきました。
ディザ、ノイズシェーパーは勿論オフにしてました。
やっぱり内蔵DA/ADは価格が価格だからダメなんすかね?
SACDの再生のため、アナログIN/OUTを使ったら
更にサーって言うノイズがひどくなった。
SACDアナログ→DEQ2496(16bit-48kHzにしたものを)→DC-61
にしても、やはりヒスノイズが気になる。
(アナログIN/OUTよりは幾分マシ)
SACDのデジタルアウト何とかなればなぁ・・・
アキュは手が届かないし。
(´・ω・`)
220 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2015/01/20(火) 18:32:44.35 ID:bL0p8uuv
src入れると変わるのかな
221 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2015/01/20(火) 20:28:12.03 ID:/9ip+Iim
212です。
実はSACD再生のため、SRC2496も一緒に購入して色々試したのですが、ノイズの感じは音楽を聴いていると、静かな部分は結構気になるレベルでした。
(-_-;)
結局CDPデジタルアウト→DEQ2496デジタルアウト→DC-61→アンプで通常CDばかり聴いてます。
私の買った個体かハズレだったのでしょうかね?
こうなったら金を貯めてアキュの中古を頑張ってみますよ。
222 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2015/01/22(木) 15:30:55.62 ID:zv1tBEkU
REWは掲示板のアカウント作成してみて、トライしてみたんやけどややこしいと思わへんか?
試してないんですがDEQ2496でほぼ自動でできることを二つのソフトを使って試している実例としては面白いかなとは思います。
ただ、まどろっこしい。却ってDEQ2496の手軽さは光るとも。
イコライジングは、片チャンネル毎にやった方がいいんでしょうか?
しかし、REWは高機能だは。
229 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2015/01/27(火) 22:48:43.64 ID:kZe6hhX0
>>229 レスありがとうございます。やっぱりダメですか。
DEQ2496でマイクを使った補正ができるんで期待したんですが、欲張りでしたね。