レールは温度差に拠る伸縮の事を考えて、隙間を開けて繋ぐ。
ところが、継目が多くなると、走行時に車体に振動が伝わり、騒音が大きくなる。
1時間に1〜3本のローカル線ならまだしも、1時間に30本以上の都市部路線、
トンネル内を走る地下鉄などは定尺レール時代はレールの継目に拠る騒音は悩みの種でした。
今は大半の鉄道がロングレール化されており、ジョイント音は聞けなくなりましたね。
※ロングレール区間においても、急なカーブ、鉄橋、分岐点などはレールの交換を容易にするため、
定尺レールが使用されます。
歴史上、もっとも大きかった音は、インドネシアにおけるクラカタウ火山の大噴火の爆発音であり、
6000キロメートル離れた地点にて、爆音が聞こえたと言われ、160キロメートルの地点での音圧レベルは180dBだった。