電源・スピーカーケーブル等単なる思い込みだった35MkU

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282名無しさん@お腹いっぱい。
かつてブラインドテストのフォーマットについて「新ラマーズ法」を提唱した者であるが、
あらためて提案したい。(上記2方法は過去スレ参照のこと)

ブラインドテスト実施にあたり「何回試行すれば偶然性が排除できるか?」が常に問題となる。
これを解決するために「新ラマーズ法」を提案したわけであるが、今回の提案はその利点を更に強化したものである。

まず肯定派被験者が任意にケーブル2本を用意する。うち任意の一本を基本ケーブルA、他方をBとする。
試験官は次のいずれかのパターンでケーブルを繋ぎかえる。( )は被験者にはわからない。
A→(A)→(B)
A→(B)→(A)
被験者の求めに応じパターンは何度でも繰り返し、被験者は回答を決定する。これが1セット。

何セット連続成功で有意とするかは出席する肯定派/否定派の間で事前に決めておく。
ちなみに
5セット:有意水準 3.125% (*: p < 0.05 有意差あり)
7セット:有意水準 0.78125% (**: p < 0.01 明らかな差あり )

一方否定派は、肯定派被験者と同人数参加し、同様の手順で『アンプの聞き分けテスト』を行うのがミソだ。

正答率が高いグループの主張を認めるものとする。

否定派には常にハードルを上げる(試行回数を増やす)ベクトルが(肯定派はもちろん逆)働くわけだが、
この方法の特長はベクトルをどこかで均衡させることができる点である。
否定派も正解しないと「駄耳」であることを認めざるを得なくなるので、
試行回数100回などという無茶は言えなくなります。

このたたき台を「源氏香方式」に対し、仮に「ラマーズ法」「新ラマーズ法」と名付けたテストの
改良版ということで、仮に「新ラマーズ法:破」と名付けるので以後この名称で議論して呉れ給え。