【リッピング】ネットワークプレーヤー総合【DLNA】
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名無しさん@お腹いっぱい。:
千十七のオーディオLANケーブルAGLC-1のレポ。
いつもの通り比較はサンワサプライのカテ7KB-T7-01W。
切り替えて一聴してして気が付くのは非常に情報量が増えたと言うこと。
音数が増えた感覚がハッキリ分かり場の雰囲気感と言うものが太く感じられるようになる。
低中高音のバランスはほぼ同じで、鳴り方のバランスの点ではサンワのケーブルのグレードアップ版とも言えるかも知れない。
しかし手放しでは喜べない。
サンワのケーブルに比べて明らかに音が付け足されたのは分かるのだが、その付け加わった音のクオリティがそれ程高くないのだ。
より深く音を出すなら粒の細かい音を加えて細部を緻密に描き出して欲しいのだが、AGLC-1が付け足す音は粒が大きいどころかボソボソと不揃いで今にも崩れそうな不快な物である。
その為にサンワの物に比べて音のクリアさや総合的な繊細さに劣り、濁った、と言うより表面の脆い印象を与えてしまう。
イメージとしてはガラスの様に繊細なという理想から離れた砕けかけたクッキーかそぼろの様な感じか。
眠たいや生暖かいと言った方向ではないが、年代がかった昔風の機材を使った様なつまり気味の音とも思える。現代的な目の覚める様な音ではない。
誤解しないで欲しいが基本的な音のクオリティは悪くないどころかかなり良い。しかし1万5千円で足された物が蛇足感のある音では投資の意義にかける。
もしDSの音に不気味な程の綺麗さを感じているならこれでアナログ風な汚れ感を足すのはありかも知れない。
しかし個人的には使う気にはなれない。聴いてる内に頭痛がしてくる。
前回のスリムタイプの様な低域よりの音の方がまだ好印象である。