小音量再生同好会 ボリューム2

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ボリュームの質というより、ボリューム含めた、それ以降のすべての質と考えた方が良いです。
SPがフルレンジなら、ボリュームどころじゃなくカマボコ型に音痩せするし、
マルチならクロス付近が凹んでスカスカになります。適切な音量でしか本来の鳴りは出せないものなのです。
だからせめて、小音量で自分の好みに鳴るSPを見繕う事が一番大事です。ヘッドホンでも同じだよ。

次の取り組みはSPまでのケーブルです。
音量と電力は対数関係なので小音量時には、ものすごく微弱な交流電流しか流れていません。
あまりに微弱すぎて、一般的な導線ではケーブルの絶縁体の静電容量が大部分の微弱信号を喰ってしまいます。
絶縁体とは誘電体であり、つまりはキャパシタ(コンデンサ)なのです。
ですので容量が少なく、インピーダンスの低いSPケーブルを、求めるか自作します。
一番良いのはSTAXやAQのDBSのようにバイアスをかけて、絶縁体の静電容量を飽和させておく方法です。

最後にボリュームに取り組みます。アキュのAAVA方式や電子ボリュームが一つの回答です。
デジタル音源では、DACで音声を32bitや24bitに拡張して扱った上で、デジタル域で音量操作をするのも解決策です。
光ボリュームは使ったことがありませんが、普通のアッテネーターと全く同じ分圧という仕組みを使っているので、
恐らくですが、擦動抵抗のボリュームよりは音質が良い、という程度ではないか?と思います。