>>465 そういうこと。
ケーブル全体はどれだけ太くてもかまわないけど、
導体自身は30cm程度なら直径2mmだと太すぎる。
1mmで良し。
信号は導体が太かろうと細かろうと単線だろうとヨリ線だろうと、
一番外側の皮膜に沿った導体表面をプラスからマイナスに流れようとするのね。
で、電子は導体の中央部分をマイナスからプラスに進もうとする。
これだけなら何の問題もないんだけど、
電子がノイズを引っ張ってしまって表面の電気信号に影響を与えてしまうの。
だから、導体表面の信号の力と内部の電子のバランスを見て細い方が電子の力を抑えられるので細い方が良いのです。
(かなりはしょりましたが)
安い線が良いのは鉄だろうと銀だろうと銅だろうと、
導体表面の抵抗の差は無いと言っても良い位。
その一方で導体内部は粗悪素材だと抵抗が増える。
電子の力を落とせば信号の純度が上がり(ノイズが減る)ますのでベストと書いたのです。
一番良いのは軟鉄単線でSP内部は接続してしまうのが一番良い。
ただ、これはスピーカー内部のユニット ネットワーク ターミナルまでの間の話です。
ユニットからチャンデバまで直接続やターミナルからアンプまでのように
配線が長くなればなるほど導体の抵抗が増えすぎます。
特に金属内部は表面に比べて飛躍的に増えます。
電子の流れの抵抗負荷は実測的に距離倍に対して2乗〜3乗と同等になります。
それゆえに長く引き回す時は太い方がいいのです。