超初心者のための質問スレッド★スピーカー編 28★

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154名無しさん@お腹いっぱい。
>>137
まずユニットは最低共振周波数(f0)より低い周波数ではうまく振動できない。
振動板面積が小さいと軽くなってf0があがり、低い周波数の音が出せなくなる。
最も、小口径ユニットでも振動板を重くすればf0は下がる(能率も下がるが)。

じゃあf0さえ低ければ低音は出るのかというと、そうもいかない。
面積小さいユニットが低い周波数で振動しても、その振動をうまく空気に伝えられないのだ。
この関係で、振動板面積が大きいほうがより低い音まで出せる。

以上から、同じf0の20cmウーファと38cmウーファを準備したらば、
20cm3連装のほうが能率が低くなり、そのかわりにより低い音が出せる。
レスポンスを良くしたければ、f0が上がることを承知の上で能率を上げることになるが、
そのあたりをどういうバランスにするかが、メーカーの腕の見せ所というわけだ。
155154:2007/04/26(木) 22:01:38 ID:tgQ92MvF
追記。太鼓の話しなんだが、ここの「物理」の項目をちらっと読んでみてくれ。
「膜の振動(1)」の項目はf0の話に近く、「音の放射」の項目はまさに後半部分の説明。
オーディオの参考としては異色だが、大まかに概要を知るには良いかもしれない。

ttp://aitech.ac.jp/~inomoto/ino/taiko/