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名無しさん@お腹いっぱい。:
電波な褒め方してるヤツがいるが。
持っている者として言わせてもらうと、値段相応は言い得て妙。
内部を解析してみると
1.クロック関係にガードパターンがなく、そのまま引き回しされている
2.源発振は汎用500ppmクロック
3.アナログ配線が細すぎる(0.2mピッチと、デジタル配線と同等)
4.アナログ配線のインピーダンス整合は取られていない
5.OPAMPのパスコンは明らかに容量不足
6.DC/DCコンバータの漏れノイズが音に影響している。
という感じで、設計的にとても褒められた設計ではない。
デジタル出力の品質は不明。SRC使って24bit/96KHzで卓に取り込んで使っている。
WCはSRCでかけている。
アナログ出力は一世代前の音という感じ。スペックを十分満足しているとは言えない。
apogeeとは比べものにならないくらい音が甘い。音像が甘い、音場が曖昧、定位感がぼけている。
ONマイク録りではまあそんな程度かという感じ、OFFマイク録りでは、明らかに情報が欠落している。
情報量という意味では、ベリンガーの卓に負けているのは確実。
E-MUの主要技術者はほとんどスピンアウトしているので、かつてのE-MUを期待していると
がっかりするだろう。
FFTかけてみたが、実効SN比は85dB程度。WSの筐体上に置くと、WSのノイズを拾う。
手をかざすと音に変化が感じられるほど安定性に問題があり、マスタリングには到底使えない。
現場だとこの安定性に問題があるというのは致命的。これだけでプロ機としては失格。
ただ、価格と機能だけ考えると手軽に使える点は評価できる。
アマチュアが手軽にDTMするには悪くない。
総合評価として、やはり価格なり程度。
これを積極的に選ぶ必要性はない。
これより良い物はいくらでもある。
むしろ単機能のものを組み合わせて、個別にクオリティを求める方が良いだろう。